JP6678017B2 - クランプユニットを有する射出成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求の範囲請求項1のプリアンブル(前提項)に記載されている特長を有する射出成形機に関する。
これらの特長は、それらの成形可動プラテン及び成形固定プラテン、固定支持プレート及び成形可動プラテンを適用するためのクランプユニットに関して射出成形機の基本的な構成要素を示しており、これらは先行技術に係わる多くの文献から長い間知られている。このような文献の例には、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5又は特許文献6が含まれる。これらの射出成形機のクランプユニットは、駆動エレメントが設けられることを共通してもっている。この駆動エレメントは例えばスピンドル駆動部上のクロスヘッドの形態であって、スピンドル駆動部は固定プラテンの方向で可動プラテンの送り込み方向と平行に駆動される。支持プレート及び可動プラテンとの間のリンクアッセンブリは、可動プラテンの固定プラテンに対する送り込みとの関連で駆動エレメントの運動を可動プラテンに伝達するため、関節形態で駆動エレメントにこれらの以前から知られているクランプユニットにおいて接続され、支持プレートと可動プラテンとの間に2つの制御アームを有し、第3の制御アームによって駆動エレメントに補完されている典型的なベルクランクレバーアッセンブリによって形成される。
このように、射出成形機のこの型式の以前から知られているクランプユニットは、金型を開成し、クランプし、かつそれを閉成し、プラスチック材料が金型のキャビティ内に注入される主要作業を遂行する。クランプユニットの力が伝動調整されているので、高いクランプ力が比較的低い駆動力によって発生することができ、これはベルクランクレバーの構造を、例えば4点又は5点ベルクランクレバーの形態でダブルベルクランクレバーとして採用することによって実現され、これは例えば特許文献7に開示されている。クランプ力を生起するだけでなく、金型を閉成するための高いギアは、ベルクランクレバーアッセンブリの反転状態を利用することによって保証される。
また、この基本的なベルクランクレバーの思想は、例えば特許文献8に開示されたクランプユニットのダブルクランク駆動部における上記のものから若干外れる構造で利用される。
DE 25 36 880 A1 DE 43 28 844 C2 DE 199 57 485 A1 DE 103 42 012 A1 EP 0 511 170 B1 EP 0 775 567 A1 US 5971743 DE 102004026450 B4
これらの既知のベルクランク課題解決策は、動作点が反転状態の直前又は後になるように実際に典型的に遂行されて、閉成力を構築するために必要とされる範囲を制限する。したがって、理論的に可能である力の伝動を達成することができない。
これらの既知のベルクランクレバー課題解決策の他の欠点は、可動プラテンが本質的に反転状態から一方向、即ち開成方向に移動できるだけであるということである。これは、所謂エンボス加工機能を実行するための斯かるクランプユニットの適合性を損なうものであり、エンボス加工機能においては、金型がクランプ位置をとった後、さらに送り込み運動がクランプ方向に行われてキャビティ内に注入されるプラスチック材料にエンボス加工工程を行うものである。
検討された従来技術の課題から出発して、本発明は改良されたクランプユニットを有する射出成形機を提供するという目的に基づいており、連続出力運動時に高いクランプ力を発生させるための力の高い伝動が可能である。このような連続出力運動は、可動プラテンが力の高い伝動の範囲から、即ち実際的な言い方をするなら閉成位置において2方向に移動できることを意味すると理解されるべきである。したがって、閉成位置は、もはや通常のベルクランクレバーアッセンブリの反転状態に接続されないことになる。
上記の目的は特許請求の範囲請求項1の特徴部に記載の特長によって達成され、リンクアッセンブリは関節形態で結合されている3つの制御アーム、即ち支持プレート上に関節結合される補助制御アームと、この補助制御アーム関節結合され、その駆動エレメントに結合される中央制御アームと、中央制御アーム及び可動プラテン間に間挿配置される出力制御アームとを備えている。ここで、制御アームは、中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸が非円形の運動経路上で走行されるように相互接続され、可動プラテンの閉成位置において、このリンクアッセンブリの4つの関節軸は中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路の反転点の外で接線に直交する直線上に位置している。
換言すれば、中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路は、したがってクランプユニットの閉成位置が直線状の関節軸の配置の場合にとられるとき関節軸が正確に位置する当該点において反転点を有することはない。閉成位置の近傍における反転点及び固定プラテンの方向に通じるエンボスブランチを有する、中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路の形状のために、中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸は、駆動エレメントによって駆動され、例えばエンボス加工ステップを実施するために送り込み方向に、また金型を開成するために送り込み方向と逆に、つまり両方向にさらに移動できる。4つの関節軸を中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路上の接線に直交する直線上に整列させることにより、それにもかかわらずギアアッセンブリの通常の自動ロックがベルクランクレバーの死点状態に類似する態様で達成される。したがって、クランプユニットは力の最大伝動の位置に配置され、このため固定プラテン上へのエンボス加工ストロークがそれ以降この位置から実施することができる。
要約すると、自動ロック式閉成位置における力の高い伝動と、この位置から送り込み方向にさらに通じるエンボス加工ストロークを実施するための見込みとの間の最適な妥協が中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路の標的化設計によって達成される。
運動経路の反転点は、好ましくは、閉成位置に関してその関節軸の周りで±20°の出力制御アームの偏向角によって特徴付けられる範囲内にある。別の差別化において、閉成位置における関節軸は、閉成位置に関してその関節軸の周りで少なくとも1°の出力制御アームの偏向角によって規定される寸法だけ運動経路の反転点の外側に配置することができる。
適用方向における運動経路の1つの好ましいデザインは、実質的に線形であり、送り込み方向に対して傾斜形態で走行する送り込みブランチと、これに隣接し、送り込み方向にさらに走行するエンボスブランチとを設ける。したがって、中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の閉成位置の近傍に、運動経路の有利な実施例は送り込みブランチ又はエンボスブランチのいずれかに反転点を有する。後者はその行路で可動プラテンがさらに固定プラテンに向かって閉成位置から移動可能であるようにする。
運動経路の送り込みブランチ及びエンボスブランチは、駆動エレメントの移動及びエンボスブランチよりも好ましくは顕著に高い可動プラテン間の伝動が送り込みブランチを通過するとき行なうように有利に配向されている。このように、可動プラテンの急速な移動は送り込み中に達成することができるとともに、高いエンボス加工力がエンボス加工中に達成することができる。
本発明のさらに好ましい実施例にしたがえば、閉成位置において補助制御アームは可動プラテンから離れる方向を指し示しており、それで補助制御アーム及び中央制御アームはこの閉成位置において少なくとも部分的に重ね合わされている。このように、クランプ機構のコンパクトな構造が達成される。
また、同じ目的が本発明のさらに好ましいデザインの実施例によって達成され、それにしたがえば補助制御アームの長さは最大で中央制御アーム又は出力コントロールアームの長さの半分に対応する。なお、この形態は、中央制御アーム及び出力制御アーム間で達成される関節軸の運動経路によって影響される。
本発明の代替可能の実施例によれば、補助制御アームは閉成位置において可動プラテンの方向を指し示しているが、中央制御アームはそれから離れて指し示している。この構造は支持プレートのより良好なデザインの実施例を可能にする。
有利なことに、出力制御アーム及び可動プラテン間の関節軸は閉成位置において中央制御アーム及び出力制御アーム間の関節軸の運動経路の曲率中心に配置することができる。このように、本発明にしたがうクランプユニットによって達成することができる力の伝動の品質が大幅に増加することができる。そのためその閉成位置においてクランプユニットの動作点の前後に力の高い伝動の範囲が拡張される。
従来技術でそれ自体知られているように、2つ以上の互いに対応するリンクアッセンブリを駆動エレメントの駆動軸平面に対して鏡面対称となるように設けることができ、かつ後者に結合することができる。可動プラテンの送り込み方向、したがってクランプユニットの配向は、水平又は垂直に配向されてもよい。したがって、本発明は、射出成形機の水平実施例及び垂直実施例に同様に適している。
駆動エレメントの作動のための好ましい代替例は、空気圧又は液圧ピストン・シリンダ駆動部、スピンドル駆動部、ラック・ピニオン駆動部又はリニアモータによって提供される。
本発明の他の特長、詳細及び利点は、2つの実施例について以下の説明から添付の図面を用いて導き出される。
成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第1の実施例の概略部分側面図を示す。 成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第1の実施例の概略部分側面図を示す。 成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第1の実施例の概略部分側面図を示す。 図2にしたがう閉成位置における運動経路及びリンクアッセンブリの詳細拡大図を示す。 図2及び図3の射出成形機を水平方向に2つに分割し、可動プラテンの閉成位置(底部)及びエンボス加工位置(上部)で組合わせる2つの可能性ある実施例のための図を示す。 成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第2の実施例の概略部分側面図を示す。 成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第2の実施例の概略部分側面図を示す。 成形可動プラテン及びクランプユニットの1つの動作位置における射出成形機の第2の実施例の概略部分側面図を示す。 図7にしたがう閉成位置における運動経路及びリンクアッセンブリの詳細拡大図を示す。 図7及び図8の射出成形機を水平方向に2つに分割し、可動プラテンの閉成位置(底部)及びエンボス加工位置(上部)で組合わせる2つの可能性ある実施例のための図を示す。 可動プラテン及びクランプユニットの完全に開成した位置で射出成形機の可能性ある実施例の部分断面部分側面図を図1に類似する態様で示す。 図11にしたがう射出成形機の部分平面図を示す。 図11に類似し、可動プラテン及びクランプユニットの閉成位置における図2に対応する図を示す。 図11に類似し、可動プラテンの更に適用されるエンボス加工位置における図3に対応する図を示す。 クランプユニットを水平方向に2つに分割し、閉成位置(上部)及びエンボス加工位置(底部)で組合わせる図4に対応する図を示す。 図15に類似する態様で2つに分割され、それぞれ閉成位置(上部)及びエンボス加工位置(底部)においてクランプユニットの図示における部分平面図を示す。
以下、本発明にしたがう射出成形機の実施例における基本的構成は図1−図10を用いて説明する。射出成形機はこれらの図示において詳細に、かつ非常に概略的態様でのみ示されている。
射出成形機の通常の射出ユニット1は、通常のノズルコネクタ3を介して成形固定プラテン2に外部から装着され、最小限の態様でのみ示される。固定支持プレート5は、四角形状に配置された4つの平行タイバー4を介して固定プラテン2に装着される。成形可動プラテン6はこれらのタイバー4に最終的に案内されて送り込み方向Zに変位可能となり、金型(図1−図10に詳細に図示せず)は、2つの金型半分体間の対応するキャビティを有して、開成され、クランプされ、かつ必要に応じてエンボス加工工程に供される。
クランプユニットはその全体が7として示され、かつクロスヘッド9のためのスピンドル駆動部8を有し、クロスヘッド9はスピンドル駆動部8の上で駆動力をクランプユニット7に導入するための駆動エレメントとして案内され、クランプユニット7は可動プラテン6を駆動する機能を果たす。スピンドル駆動部8は、固定支持プレート5の上で電動モータ10によって駆動される。
クロスヘッド9の割出し運動が送り込み方向Z及びその逆に可動プラテン6に伝達されるようにするために、リンクアッセンブリ12は、成形可動プラテン6、クロスヘッド9及び送り込み方向Zにおいて固定支持プレート5から伸長する装着支持部11間で上部及び底部に重複して存在するように設けられる。以下において、図1〜図10を参照して上部に位置するリンクアッセンブリ12についてのみ詳細に説明する。底部に位置するリンクアッセンブリ12は水平駆動軸面Aに鏡面対称の関係になるように構成される。
リンクアッセンブリ12は、関節形態で繋ぎ合わされ、結合された3つの制御アームから組み立てられる。即ち、支持プレート5上で装着支持部11の自由端に関節結合された補助制御アーム13及びこの補助制御アーム13に順次関節結合され、かつ関節形態でクロスヘッド9に駆動エレメントとして関節結合された中央制御アーム14であり、また出力制御アーム15が関節形態で中央制御アーム14及び可動プラテン6に装着される。対応する関節軸は、それぞれ
支持プレート5及び補助制御アーム13の関節結合のための関節軸16、
補助制御アーム13及び中央制御アーム14の関節結合のための関節軸17、
中央制御アーム14及び出力制御アーム15の関節結合のための関節軸18、
出力制御アーム15及び可動プラテン6の関節結合のための関節軸19、
中央制御アーム14及びクロスヘッド9の関節結合のための関節軸20
である。
中央制御アーム14と出力制御アーム15との間の関節軸18の運動は、図1〜図10に示されている非円形運動経路B上で走行し、クランプユニット7の機能のために重要である。この運動経路Bは2つのブランチに分割され、即ち送り込みブランチBZであり、これは図1〜図10において短い破線で示され、送り込み方向Zに対し実施例に応じて実質的に線形、傾斜形態(図1〜図5)又は弓形形態(図6〜図10)で走行する。エンボスブランチBPは、図1〜図10において長い破線で示され、送り込み方向Zに対し実施例に応じて実質的に平行又は傾斜して走行し、関節軸18が閉成位置に位置する当該点で隣接する。図1〜図5に示す実施例において、関節軸18の運動経路Bの反転点WPは、送り込みブランチBZに配置され、クランプ中において閉成位置に到達する前に通過される。ここで運動経路Bの当該反転点WPは、閉成位置との関係でその関節軸19の周りで最大±20°の出力制御アーム15の偏向角度AW1によって特徴付けられる範囲内にあり、これは図4及び図9に示されている。さらに、閉成位置において関節軸18は、閉成位置との関係でその関節軸19の周りで少なくとも1°の出力制御アーム15の偏向角度AW2によって規定される寸法だけ運動経路Bの反転点WPの外側に配置され、これは明瞭にする理由から図4にのみ示される。
リンクアッセンブリ12は、クロスヘッド9への取り付けとの相互作用でそれぞれ補助制御アーム13、中央制御アーム14、出力制御アーム15を有するものとして設けられ、図2に示す可動プラテン6の閉成位置においてリンクアッセンブリ12の4つの関節軸16、17、18、19は運動経路Bの接線Tに直交する直線G上に存在する。対応する運動経路Bを有するリンクアッセンブリ12の当該思想によって、クロスヘッド9及び可動プラテン6間の力の最も高い伝動が此の閉成位置の範囲で達成される。直線G上の4つの関節軸16〜19の配置によって、クランプユニット7は同時に此の閉成位置で自動ロック式であり、金型上の高閉成力が固定プラテン2と可動プラテン6との間で達成される。
閉成位置の近傍において反転点WPを有する運動経路Bの思想によって、クランプユニット7は図2に示す閉成位置から戻って駆動され、一方、そのクロスヘッド9は、再び送り込み方向Zと逆に移動され、したがって図1に示す可動プラテン6の開成位置の方向に変位される。他方、アッセンブリ死点位置から移動される通常のベルクランクレバーとは対照的に、可動プラテン6はエンボスブランチBP上で適用方向Zにさらに移動するが、これは送り込み方向Zにおけるクロスヘッド9の逆移動によって行われる。エンボスブランチBPの方向性によって、ここで運動経路の僅かな伝動と可動プラテン6への高エンボス加工力がクロスヘッド9の移動から導出される。したがって、図示されたクランプユニット7は、所謂射出エンボス加工に確かに特に適している。
運動経路Bの思想のための可能性ある措置は以下に簡潔に説明されるが、リンクアッセンブリ12の領域内において支持態様で設けられる。したがって、補助制御アーム13は、図1にしたがう開位置及び図2にしたがう閉成位置間でのクランプユニット7の移動中に、中央制御アーム14を固定する機能を実質的に果たし、したがって関節軸18を運動経路B上で案内されるようにする。このような態様で、クロスヘッド9の移動は中央制御アーム14及び出力制御アーム15によって伸長運動に変換でき、この運動はこのような態様で可動プラテン6に伝達することができる。それで、図2にしたがう閉成位置において、補助制御アーム13は、関節軸16〜19に関して直線G上に配置されて出力制御アーム15及び中央制御アーム14と同一直線上になり、その構造に応じて、関節軸16から送り込み方向Z又はその逆に向いている。補助制御アーム13及び中央制御アーム14、又は補助制御アーム13、中央制御アーム14、及び出力制御アーム15は、それぞれ、閉成位置において部分的に相互に重なり合っている。
運動経路の1つの他の実施例において、送り込み方向における反転点は関節軸18の閉成位置の背後にある。この場合、閉成位置における出力制御アーム15は、それが関節軸18から送り込み方向と逆に指し示すように配向されている。ここで、補助制御アーム13、中央制御アーム14及び出力制御アーム15は、同様に、部分的に相互に重なり合っている。
注意すべきことは、出力制御アーム15と可動プラテン6との間の関節軸19を参照するに、それぞれ図2又は図7にしたがう閉成位置において前者は運動経路Bの曲率中心に配置できることである。これは、クロスヘッド9からリンクアッセンブリ12を介して可動プラテン6への力の伝動の品質を向上する。
要約すると、クランプユニット7は、既知のベルクランクレバー実施例と比較して、閉成位置における金型がリンクアッセンブリ12の中間位置において閉成していることで区別される。よって、可動プラテン6が図2又は図7にしたがうクランプされた金型のため此の閉成位置から移動可能であり、その機構は送り込み方向Zにおいて固定プラテン2にさらに向かってクロスヘッド9の前進移動により自動ロック式であり、これは図3及び図8に示され、図5及び図10から特に明らかである。ここで、アッセンブリは底部において閉成位置で示され、またアッセンブリは上部においてさらに収束したエンボス加工位置で示される。ここに関節軸18は、その運動経路Bの反転点を通過し、その後閉成位置、その後エンボス加工ブランチPBに移動し、力の極めて高い伝動が特に前進移動の開始時にまだ存在している。
前述のエンボス加工機能が実行するようにされていない場合は、クロスヘッド9は既に上記したように返戻され、リンケージアッセンブリ12はそれぞれ図2又は図7に示す閉成位置からそれぞれ図1又は図6に示す開成位置の方向にそれぞれ移動される。このような態様で、通常の射出成形作業もクランプユニット7を用いて実行される。この点で、此の構造は広く使用可能である。
図1〜図5に概略示されているクランプユニット7の可能性ある実施例は、図11〜図16に示される。ここで、対応する構成要素は、同一の参照符号が付与され、個別に再掲する必要はない。特に図12及び図16を参照して単に強調されるべきことは、上下のリンクアッセンブリ12はそれぞれの場合において装着支持部11を有し、装着支持部11は中央平面Mに関して対で存在し、それに対で関節結合された補助制御アーム13及び共通の固体中央制御アーム14を有する。装着付属部材21、22、23(図16)は、その正面両側上の中央外部で後者に成形され、その間に対で再度嵌合されている出力制御アーム15が結合されるとともに、関節軸18を構成する。出力制御アーム15のこれらの対及び可動プラテン6の間の関節軸19はそれらに嵌合されている3つの装着付属部材24、25、26(図16)によって再度形成され、その間に出力制御アーム15の対が回転可能に装着される。
1・・・射出ユニット
2・・・固定プラテン
3・・・ノズルコネクタ
4・・・平行桁タイバー
5・・・支持プレート
6・・・可動プラテン
7・・・クランプユニット
8・・・スピンドル駆動部
9・・・クロスヘッド(駆動エレメント)
10・・・電動モータ
11・・・装着支持部
12・・・リンクアッセンブリ
13・・・補助制御アーム
14・・・中央制御アーム
15・・・出力制御アーム
(13、14、15・・・制御アーム)
16、17、18、19、20・・・関節軸
21、22、23、24、25、26・・・装着付属部材
Z・・・送り込み方向
A・・・水平駆動軸面
B・・・非円形運動経路
BZ・・・送り込みブランチ
BP・・・エンボスブランチ
WP・・・反転点
AW1、AW2・・・偏向角度
T・・・接線
G・・・直線
M・・・中央平面

Claims (15)

  1. 成形可動プラテン(6)と、
    成形固定プラテン(2)と、
    固定支持プレート(5)と、
    クランプユニット(7)とを備え、前記クランプユニット(7)は
    ランプユニット(7)に作動力を導入するように駆動される駆動エレメント(9)と、
    固定支持プレート(5)及び成形可動プラテン(6)間で、成形固定プラテン(2)に対して成形可動プラテン(6)の送り込み運動に関し駆動エレメント(9)の運動を成形可動プラテン(6)に伝達するため関節形態で駆動エレメント(9)に接続されるリンクアッセンブリ(12)とを有する射出成形機において、
    3つの制御アーム(13、14、15)を有するリンクアッセンブリ(12)の構成を備え、リンクアッセンブリ(12)は
    固定支持プレート(5)に関節接続される補助制御アーム(13)と、
    前記補助制御アーム(13)に関節結合され、駆動エレメント(9)に直接接続される中央制御アーム(14)と、
    中央制御アーム(14)及び成形可動プラテン(6)間に間挿配置される出力制御アーム(15)とを有し、リンクアッセンブリ(12)が関節形態で結合されて、
    中央制御アーム(14)及び出力制御アーム(15)間の関節軸(18)が反転点(WP)を有する非円形運動経路(B)上で走行し、
    成形可動プラテン(6)の閉成位置において、それぞれの場合に支持プレート(5)、制御アーム(13、14、15)及び成形可動プラテン(6)間に形成されるリンクアッセンブリ(12)の4つの関節軸(16、17、18、19)が中央制御アーム(14)及び出力制御アーム(15)間に関節軸(18)の運動経路(B)上の接線(T)に直交する直線(G)上に位置し、閉成位置において関節軸(18)が運動経路(B)の反転点(WP)の外側に配置されることを特徴とする射出成形機。
  2. 運動経路(B)の反転点は、閉成位置に関しその関節軸(19)の周りで±20°の出力制御アーム(15)の偏向角(AW1)によって特徴付けられる範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 関節軸(18)は、閉成位置において閉成位置に関しその関節軸(19)の周りで少なくとも1°の出力制御アーム(15)の偏向角(AW2)によって規定される寸法だけ運動経路(B)の反転点(WP)の外側に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の射出成形機。
  4. 運動経路(B)は、送り込み方向(Z)において送り込みブランチ(BZ)と、それに隣接し、送り込み方向(Z)に、かつ成形可動プラテン(6)が閉成位置から成形固定プラテン(2)に向かって移動可能である行路にさらに走行するエンボスブランチ(BP)とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項記載の射出成形機。
  5. 送り込みブランチ(BZ)は、エンボスブランチ(BP)と比較して、駆動エレメント(9)の移動及び成形可動プラテン(6)間の伝動比が送り込みブランチ(BZ)においてエンボスブランチ(BP)におけるものより高くなるように設けられることを特徴とする請求項4記載の射出成形機。
  6. 閉成位置において補助制御アーム(13)は、補助制御アーム(13)及び中央制御アーム(14)が閉成位置において少なくとも部分的に重ね合わされるように成形可動プラテン(6)から離れて指し示す方向に配向されることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか1項記載の射出成形機。
  7. 閉成位置において中央制御アーム(14)は、補助制御アーム(13)、中央制御アーム(14)及び出力制御アーム(15)が閉成位置において少なくとも部分的に重ね合わされるように成形可動プラテン(6)から離れて指し示す方向に配向されることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか1項記載の射出成形機。
  8. 補助制御アーム(13)の長さは最大で中央制御アーム(14)又は出力制御アーム(15)の長さの半分に対応することを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれか1項記載の射出成形機。
  9. 閉成位置において出力制御アーム(15)及び成形可動プラテン(6)間の関節軸(19)は、運動経路(B)の曲率の中心に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項8いずれか1項記載の射出成形機。
  10. 閉成位置において出力制御アーム(15)は、関節軸(18)から支持プレート(5)の方向又はそこから離れて指し示すことを特徴とする請求項1乃至請求項9いずれか1項記載の射出成形機。
  11. 成形固定プラテン(2)に装着される射出ユニット(1)を備える射出成形機において、
    支持プレート(5)の機能が成形固定プラテン(2)によって共同してとられ、
    成形可動プラテン(6)を成形固定プラテン(2)に案内するタイバー(4)を備え、
    リンクアッセンブリ(12)は射出ユニット(1)の側に配置され、
    成形可動プラテン(6)は関節形態で出力制御アーム(15)に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項10いずれか1項記載の射出成形機。
  12. 少なくとも2つの相互に対応するリンクアッセンブリ(12)が駆動エレメント(9)
    の駆動軸平面(A)に関して鏡面対称になるように設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項11いずれか1項記載の射出成形機。
  13. 成形可動プラテン(6)の送り込み方向(Z)は、水平方向又は垂直方向に配向されることを特徴とする請求項1乃至請求項12いずれか1項記載の射出成形機。
  14. 駆動エレメント(9)は、空気圧又は液圧ピストン・シリンダの駆動部、クロスヘッド(9)を有するスピンドル駆動部(8)、ラック・ピニオン駆動部又はリニアモータによって駆動されることを特徴とする請求項1乃至請求項13いずれか1項記載の射出成形機。
  15. 駆動エレメント(9)は成形可動プラテン(6)の送り込み方向(Z)と平行に駆動されることを特徴とする請求項1乃至請求項14いずれか1項記載の射出成形機。
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