JP6676911B2 - 管理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は管理装置、画像形成装置、システム、方法およびプログラムに関し、特に、画像形成装置のメンテナンスに関連した情報を管理する管理装置、画像形成装置、システム、方法およびプログラムに関する。
オフィス環境などにおいて、ある範囲で複数台の画像形成装置(たとえば、コピー機、プリンター、これらの複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)等)が用いられる場合がある。そして、それらの機種が異なる場合がある。
サービスマンは、このような用い方をしている顧客先を訪問し、これら複数台の画像形成装置のメンテナンスを行なう。このとき、サービスマンはこれら複数台の画像形成装置のメンテナンスが効率よくできるように、自己判断で順番を決定し、決定した順に従いメンテナンスを実施する。
しかしながら、顧客先には様々な種類の画像形成装置が設置されている場合があるため、画像形成装置それぞれの状態を調査し、効率よい作業を実施することが難しい場合がある。その結果、顧客先の画像形成装置全体のダウンタイムが増大し、顧客の利便性が損なわれてしまうという問題が生じる場合もあった。
このような問題に対して、特許文献1(特開2012−257132号公報)は、電子機器にトラブルが発生した場合、マニュアルの必要なページを携帯端末に表示する方法を開示する。また、特許文献2(特開2004−178095号公報)は、オペレータが効率的にメンテナンス作業を行うことができ、複数台の画像形成装置全体のダウンタイムを低減できるシステムを開示する。
特開2012−257132号公報 特開2004−178095号公報
しかしながら、サービスマンが複数機種、複数台の画像形成装置のメンテナンスを行う場合において、例えば複数のオプションが複数機種・複数マシンに設定されている場合に、それらのオプションの部品交換と、点検とを実施する場合、機種毎に、またオプション毎に作業は異なり、メンテナンス作業の効率は良くなかった。
これに対し、特許文献1は複数台のメンテナンス作業の方法を開示していない。また、特許文献2は、装置に対するメンテナンス作業の順番を決めるが、メンテナンスマンのメンテナンス作業工数を削減するための方法は提案していない。したがって、これら特許文献の開示によっても、メンテナンス作業効率の改善は困難であった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、複数台の画像形成装置の効率のよいメンテナンス作業の実施を可能にする管理装置、画像形成装置、システム、方法およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明のある局面にかかる管理装置は、複数台の画像形成装置のそれぞれについて、当該画像形成装置の状態および当該画像形成装置の識別子を含む情報を取得するための状態取得手段と、複数台の画像形成装置から取得された状態のためのメンテナンス作業の内容を取得するメンテナンス作業取得手段と、複数台の画像形成装置のそれぞれについて取得されたメンテナンス作業の内容を、同じ種類毎に分類するメンテナンス作業分類手段と、メンテナンス作業分類手段により分類された各種類を出力する出力部と、を備える。
好ましくは、メンテナンス作業の1つ以上の種類を、指定されるパラメータに基づき順序付ける作業順決定手段を、さらに備え、出力部は、決定された順序付けに従いメンテナンス作業の1つ以上の種類を出力する。
好ましくは、パラメータは、メンテナンス作業の各種類に関連付けられた識別子群の識別子の数を含む。
好ましくは、状態は、当該状態のためのメンテナンス作業の緊急度を含み、パラメータは、メンテナンス作業の各種類に対応した状態の緊急度を含む。
好ましくは、複数台の画像形成装置は、異なる場所のそれぞれに1台以上が設置されて、画像形成装置の識別子は、当該画像形成装置が設置された場所を識別するための場所情報を含み、パラメータは、識別子の場所情報が示す場所に付された順序付けを含む。
好ましくは、メンテナンス作業の1つ以上の種類のそれぞれのための作業マニュアルを示すマニュアル情報を取得するマニュアル取得手段を、さらに備え、出力部は、メンテナンス作業の1つ以上の種類のメンテナンス作業のためのマニュアル情報を出力する。
好ましくは、出力部は、メンテナンス作業の1つ以上の種類のそれぞれのマニュアル情報を、当該種類について作業順決定手段によって順序付けされた順番に従い出力する。
好ましくは、出力部は、各種類のマニュアル情報を、当該種類のメンテナンス作業に対応した状態を有している1つ以上の画像形成装置の各識別子と関連付けて出力する。
好ましくは、出力部は、マニュアル情報を切り替えて表示する場合に、切り替え前後のマニュアル情報が同じ種類のメンテナンス作業の内容に対応した情報であるとき、当該マニュアル情報を切り替えて表示するか否かを、外部操作に従い決定する。
この発明の他の局面に従うと、上記に記載の管理装置を備える画像形成装置が提供される。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数台の画像形成装置と、管理装置とを備えるシステムが提供される。システムの管理装置は、複数台の画像形成装置のそれぞれについて、当該画像形成装置の状態および当該画像形成装置の識別子を含む情報を取得するための状態取得手段と、複数台の画像形成装置から取得された状態のためのメンテナンス作業の内容を取得するメンテナンス作業取得手段と、複数台の画像形成装置のそれぞれについて取得されたメンテナンス作業の内容を、同じ種類毎に分類するメンテナンス作業分類手段と、メンテナンス作業分類手段により分類された各種類を出力する出力部と、を含む。
この発明のさらに他の局面に従うと、複数台の画像形成装置を管理する装置において実施される方法が提供される。方法は、複数台の画像形成装置のそれぞれについて、当該画像形成装置の状態および当該画像形成装置の識別子を含む情報を取得するステップと、複数台の画像形成装置から取得された状態のためのメンテナンス作業の内容を取得するステップと、複数台の画像形成装置のそれぞれについて取得されたメンテナンス作業の内容を、同じ種類毎に分類するステップと、分類された各種類を出力するステップと、を備える。
この発明のさらに他の局面に従うプログラムは、コンピュータを備える管理装置に上記に記載の方法を実行させるためのプログラムである。
上記の発明によれば、複数台の画像形成装置の効率のよいメンテナンス作業の実施が可能になる。
実施の形態1にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。 MFP100のハードウェア構成の具体例を示す図である。 MFP100の外観を示す図である。 携帯端末200のハードウェア構成の具体例を示す図である。 サーバ300のハードウェア構成の具体例を示す図である。 実施の形態1にかかる管理用MFP10Aの機能構成を概略的に示す図である。 実施の形態1にかかるマニュアルDB410の構成を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる装置状態情報の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる集計テーブル90の一例を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかるメンテナンス作業内容の分類処理の概略を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるディスプレイ23の表示例を示す図である。 実施の形態1にかかるマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。 実施の形態2にかかる順序付けのパラメータの選択画面の表示例を示す図である。 実施の形態2にかかる稼働台数優先モードの処理の概略を示すフローチャートである。 “稼働台数優先モード”選択時のマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。 実施の形態2にかかるレイアウト優先モードの処理の概略を示すフローチャートである。 “レイアウト優先モード”選択時のマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
[技術思想]
開示される技術思想は、以下の通りである。複数台の画像形成装置を管理する装置は、複数台の画像形成装置のそれぞれについて、その状態のためのメンテナンス作業の内容を分類する。管理装置は、分類により得られた各種類と、当該種類のメンテナンス作業に対応した状態を有している1つ以上の画像形成装置の識別子からなる識別子群を関連付けて出力する。
上記に述べた管理装置によれば、メンテナンス作業内容の各種類と、当該種類のメンテナンス作業に対応した状態を有している1つ以上の画像形成装置の識別子からなる識別子群とが関連付けて出力される。したがって、この出力される情報に従えば、サービスマンは、同じ種類のメンテナンス作業を必要とする1台以上の画像形成装置を容易に特定し、同類のメンテナンス作業を連続して行うように作業手順を設定するこが容易に可能となる。
[実施の形態1]
本実施の形態では、MFP100の「状態」とは、装置が使用不可能な故障等のトラブル状態、ならびに装置を使用できるが支障があるエラー状態および注意発生の状態を含む。なお、状態の種類は、これらに限定されない。
また、「メンテナンス作業の内容」とは、上記の「状態」に対処するメンテナンス作業を実施するためにサービスマンが参照するマニュアル情報を含む。マニュアル情報は、例えば文書、画像(絵、グラフ、写真等を含む)を含むが、これらに限定されない。また、「メンテナンス作業内容の種類」とは、上記のマニュアル情報の種類を示す。
<システム構成>
図1は、実施の形態1にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、画像処理システムは、複数の、画像形成装置としてのMFP(Multi-Function Peripheral)100と、メンテナンスマンが携帯する携帯端末200と、サーバ300と、中継器であるアクセスポイントAPを含む。これらは、ネットワーク400を介して相互に通信する。各MFP100または携帯端末200は、ネットワーク400上のサーバ300に格納されているデータを必要に応じて参照することができる。ネットワーク400は、有線または無線の各種通信回線(例えば、イントラネット、インターネット等)を含む。
図1の画像処理システムでは、複数台のMFP100のうちの1台は、複数台のMFP100を管理する機能を有した管理用MFP10Aである。管理用MFP10Aは、複数台のMFP100のうちの任意の1台であればよく、MFP100のいずれもがMFP管理装置の候補である。切替え操作により、複数台のMFP100のうちの1台をMFP管理装置と設定することができる。
また、図1では、複数台のMFP100は、異なる場所のそれぞれに1台以上がレイアウトされるように設置されている、各場所は、例えばオフィスの各部署、または各フロアに相当し、実施の形態1では「島」と呼ぶ。各「島」に設置されたMFP100のそれぞれは、当該MFP100が設置されている「島」を識別するための「島No.」を、内部のメモリに記憶している。「島No.」は、MFP100が設置されている場所を示す「場所情報」の一実施例に相当する。
画像形成装置は、MFPに限定されず、少なくとも1以上の画像処理機能を有する装置であれば、プリンターやファクシミリ送受信機やコピー機などのその他の装置であってもよい。
携帯端末200はたとえば携帯型の情報処理端末が該当し、少なくとも通信機能と、指示入力機能と、ディスプレイを含む出力機能とを備えていれば、他の装置であってもよい。サーバ300は、例えばクラウドサーバを含む。
<MFPの構成>
図2は、MFP100のハードウェア構成の具体例を示す図である。図3は、MFP100の外観を示す図である。図2を参照して、MFP100は、全体を制御するための制御部に相当するCPU(Central Processing Unit)10と、プログラムおよびデータを格納するための記憶部160、情報の入出力部170、ネットワーク400を介して通信するためのネットワーク接続部156、センサ部175、および各種処理部を含む。
記憶部160は、CPU10により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)と、CPU10によりプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)と、不揮発メモリとを含む。
入出力部170は、ディスプレイを含む表示部171およびユーザがMFP100に情報を入力するために操作する操作部172を含む。ここでは、表示部171と操作部172は、一体的に構成されたタッチパネルとして提供されてもよい。
センサ部175は、たとえば、トナー量残量を検出するためのセンサ、各部のジャム(紙詰まり)または温度異常または動作異常等を検出するためのセンサを含む。なお、センサ部175には、コピー量、スキャン量、プリント量等をカウントするためのカウンタが含まれてもよい。
ネットワーク接続部156は、画像データを含む各種のデータを、ネットワーク400を介して通信するためのデータ通信部157を含む。データ通信部157は、上記の各種処理部から出力された画像データを含むデータを、ネットワーク400を介して他の装置に送信するための送信部158、およびネットワーク400を介して他の装置から画像データを含むデータを受信し、上記の各種処理部または表示部171に出力する受信部159を含む。
上記の各種処理部は、画像処理部151、画像形成部152、画像データを含む各種データを記憶するハードディスク等の記憶部153、画像出力部154、ファクシミリ機能を制御するためのファクシミリ制御部155、図示しない原稿台に載置された原稿を光学的に読み取って画像データを得るための画像読取部173、およびユーザIDまたは指紋等による認証処理を実施するユーザ認証部174を含む。各種処理部に含まれる各部の機能はよく知られたものであるから、ここでは詳細な説明は繰返さない。
<携帯端末の構成>
図4は、携帯端末200のハードウェア構成の具体例を示す図である。図4を参照して、携帯端末200は、全体を制御するための制御部に相当するCPU20と、CPU20で実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM21と、CPU20でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM22と、ディスプレイ23と、ユーザが携帯端末200に情報を入力するための操作する操作パネル25と、ネットワーク400を介した通信を制御するための通信コントローラ27、ハードディスク装置を含むメモリ28とを備える。ここでは、ディスプレイ23と操作パネル25は、一体的に構成されたタッチパネルとして提供されてもよい。
<サーバの構成>
図5は、サーバ300のハードウェア構成の具体例を示す図である。図5を参照して、サーバ300は、全体を制御するための制御部に相当するCPU30と、CPU30で実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM32と、各種の情報を格納するためのHDD(Hard Disk Drive)33と、ネットワーク400を介した通信を制御するためのネットワークコントローラ35とを含む。
<管理装置の機能構成>
図6は、実施の形態1にかかる管理用MFP10Aの機能構成を概略的に示す図である。図6では、管理用MFP10Aの機能が、携帯端末200の機能と関連付けて示されている。
図6を参照して管理用MFP10Aは、自己を含めた図1の複数台のMFP100のそれぞれについて、当該MFP100の状態および当該MFP100の識別子を含む情報を取得するための状態取得部110、メンテナンス作業分類部111、メンテナンス情報送信部113、およびメンテナンス作業取得部115を備える。メンテナンス作業取得部115は、複数台のMFP100のそれぞれについて取得された状態のためのメンテナンス作業の内容を取得する。メンテナンス作業分類部111は、複数台のMFP100のそれぞれについて取得されたメンテナンス作業内容を、同じ種類毎に分類する。メンテナンス情報送信部113は、メンテナンス作業分類部111により得られた種類のそれぞれと、当該種類のメンテナンス作業に対応した状態を有している1つ以上のMFP100の識別子からなる識別子群とを関連付けた情報を、要求元の端末に送信する。実施の形態1では、この要求元の端末は、携帯端末200に相当する。
さらに管理用MFP10Aは、メンテナンス作業内容の種類を、指定される第1パラメータに基づき順序付ける作業順決定部112、およびメンテナンス作業内容に対応したマニュアル情報を取得するマニュアル取得部114を含む。
さらに管理用MFP10Aは、マニュアル取得部114に関連した参照箇所抽出部116、およびメンテナンス情報送信部113に関連した参照情報レイアウト部117を含む。参照箇所抽出部116は、後述するマニュアルDB(DB:データベースの略)410を検索し、検索に基づき上記のマニュアル情報を抽出する。参照情報レイアウト部117は、マニュアル情報を表示するためにレイアウトし、レイアウト後の情報をメンテナンス情報送信部113に出力する。以降の説明では、“メンテナンス作業内容の種類”を“作業種類”とも称する。
また、管理用MFP10Aは、他のMFP100と共通する機能として、入出力部170のタッチパネルを制御するパネル制御部118を備える。パネル制御部118は、表示部171の画像表示を制御するための画像データを生成する表示処理部119、および操作部172における操作内容を受付ける操作受付部120を含む。
図6に示される管理用MFP10Aの機能は、プログラムとして記憶部160に格納される。CPU10がプログラムを記憶部160から読出し、読出されたプログラムを実行することにより、各部の機能が実現される。
図6を参照して携帯端末200は、通信コントローラ27を介してネットワーク400からのデータを受信する受信部201、ディスプレイ23の表示動作を制御するための画像データを生成する表示処理部202、および操作パネル25における操作内容を受付ける操作受付部203を含む。これら携帯端末200の機能は、プログラムとしてROM21に格納される。CPU20がプログラムをROM21から読出し、読出されたプログラムを実行することにより、各部の機能が実現される。
<マニュアルDB410の構成>
図7は、実施の形態1にかかるマニュアルDB410の構成を模式的に示す図である。マニュアルDB410は、索引DB411と、索引DB411を介して参照される詳細情報DB412とを含む。詳細情報DB412は、MFP100の機種毎のマニュアル情報の内容を示す。詳細情報DB412は、例えば複数ページからなる文書と、図面のデータを含む。図面は、画像を示す複数の図からなる。
索引DB411は、項目としてMFP100の機種名(A,B,C…)、MFP100の状態、および参照情報を対応付けて含む。MFP100の状態は、トラブル状態、エラー状態を含む。トラブル状態は複数の種類(Tr-0001,Tr-0002)を含む。エラー状態は複数の種類(Er-001,Er-002)を含む。また、参照情報の項目は、対応の機種名およびトラブル状態(またはエラー状態)の組により一意に特定される詳細情報DB412の文書中の参照すべき箇所(ページ番号、行数)および図面中の参照すべき図番(Fig.1,Fig.2等)を含む。ここでは、索引DB411の参照情報の各項目(参照箇所、参照図および注意事項のそれぞれ)は、詳細情報DB412中の該当するマニュアル情報がリンク等によって紐付けされている。
<装置状態情報>
図8は、実施の形態1にかかる装置状態情報の一例を示す図である。各MFP100は、当該MFP100の状態を示すための装置状態情報80を記憶部160に格納する。装置状態情報80は、MFP100を識別するためのマシンNo.、機種名(A,B,C等)、インストールされているソフトウェアのバージョン情報Ver、現状もしくは過去のトラブル、エラー等の状態を示す情報、当該MFP100が設置されている「島」を識別する島No.、およびオプション装置の状態(パンチOpt等)を含む。実施の形態1では、MFP100を一意に識別するための識別子は、マシンNo.および島No.を含む。
なお、マシンNo.、機種名および島No.は、MFP100が図1のシステムに設置されたときに、操作部172を介したユーザ操作により設定される。CPU150は、センサ部175の出力または操作部172からのユーザ操作内容に基づき、MFP100の状態を示す情報を取得する。
<装置状態情報のテーブル>
図9は、実施の形態1にかかる集計テーブル90の一例を模式的に示す図である。実施の形態1では、管理用MFP10Aは、携帯端末200から要求を受信した時に、集計テーブル90を生成し、生成された集計テーブル90を記憶部160に格納する。具体的には、状態取得部110は、ネットワーク接続部156を介して、各MFP100から、当該MFP100の装置状態情報80を受信し、図8の表を生成する。図8の表から、以下のように集計テーブル90が生成される。
まず、メンテナンス作業取得部115は、図8の表から各MFP100の状態のためのメンテナンス作業内容を取得する。具体的には、メンテナンス作業取得部115は、各MFP100の機種名および状態(図9のPm001,Tr-001等)の組に基づき、マニュアルDB410の索引DB411を検索する。検索結果に基づき、索引DB411から当該組に一致する項目(機種名,状態)に対応した参照情報の項目(文書中のページ番号,行数および図番)を読出し、読出された項目を記憶部160に格納する。このように読出された参照情報の項目(文書中のページ番号,行数および図番)が、本実施の形態では、メンテナンス作業内容を表す。
メンテナンス作業分類部111は、上記のように取得された各MFP100のメンテナンス作業内容が同じである内容毎に分類することで、1つ以上の作業種類が取得される。メンテナンス作業分類部111は、分類の結果と、状態取得部110により取得された図8の情報とに基づき集計テーブル90を生成する。図9では、メンテナンス作業分類部111により作業種類91,92,93が取得されている。
集計テーブル90は、各作業種類に対応して1以上のレコード94を含む。各レコード94は、対応の作業種類のメンテナンス作業内容98(参照情報の項目:文書中のページ番号,行数および図番)、メンテナンス作業内容に対応の状態97、当該状態を有した各MFP100のマシンNo.99a、機種名95および島No.96、ならびに台数99を含む。台数99は、当該レコード94のマシンNo.99aをカウントすることにより得られる。
作業順決定部112は、集計テーブル90から作業順を決定する。具体的には、作業順決定部112は、レコード94を、その台数99が多い順に従ってソートする。そして、ソートの結果に基づき、台数99が多い順にレコード94を集計テーブル90の、例えば先頭から順に登録する。したがって、集計テーブル90によれば、台数99の昇順または降順に従い順序付けされた作業種類が提示される。
<メンテナンス作業の分類処理>
図10は、実施の形態1にかかるメンテナンス作業内容の分類処理の概略を示すフローチャートである。図10では、管理用MFP10Aにおいて実施される処理と、携帯端末200において実施される処理とが関連付けて示されている。管理用MFP10Aの処理のためのプログラムは、記憶部160に格納される。CPU150が、記憶部160からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより、図10の処理が実現される。また、携帯端末200の処理のためのプログラムは、ROM21に格納される。CPU20が、ROM20からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより、図10の処理が実現される。なお、ここでは、マニュアルDB410はサーバ300に格納されている。
図10を参照して、携帯端末200は、各MFP100の状態を収集するための要求を送信する。管理用MFP10Aの状態取得部110は、当該要求を受信したとき各MFP100に問い合わせて状態(トラブル、エラー)の情報を収集する(ステップS1)。
各MFP100は、管理用MFP10Aから問い合わせを受信すると、応答として、当該MFP100の状態を含む情報(マシンNo.、機種名、島No.および状態)を送信する。状態取得部110は、各MFP100からの情報を受信するとともに、自己の装置状態情報80から情報(マシンNo.、機種名、島No.および状態)を読出す。
メンテナンス作業取得部115およびメンテナンス作業分類部111により、上記に述べたように作業種類毎に情報が登録された集計テーブル90が生成される(ステップS3)。このとき、作業順決定部112は、集計テーブル90のレコード94を上記に述べたようにソートして並び替える(ステップS5)。これにより、図9の集計テーブル90が得られる。
また、マニュアル取得部114は、参照箇所抽出部116を介してマニュアル情報を取得する(ステップS7)。具体的には、マニュアル取得部114は集計テーブル90の各レコード94のメンテナンス作業内容98(参照情報の項目:文書中のページ番号,行数および図番)に対応したマニュアル情報を取得するために、参照箇所抽出部116を起動する。参照箇所抽出部116は、ネットワーク接続部156を介して、サーバ300に検索要求を送信する。検索要求は、メンテナンス作業内容98を含む。サーバ300は、管理用MFP10Aからの検索要求に基づき索引DB411を介して詳細情報DB412を検索する。検索により詳細情報DB412から読出されたマニュアル情報(文書および画像のデータ)を管理用MFP10Aに送信する。マニュアル取得部114は、サーバ300から受信したマニュアル情報を集計テーブル90の当該レコードに関連付けて記憶部160に格納する。
参照情報レイアウト部117は、集計テーブル90の情報および上記のマニュアウル情報を表示するためのレイアウトを設定し、表示用のマニュアルデータを生成する(ステップS9)。具体的には、参照情報レイアウト部117は、集計テーブル90の各レコード94と、取得された上記のマニュアル情報とに基づきレイアウトされた表示用のマニュアルデータ、例えばHTML(HyperText Markup Language)データを生成する。メンテナンス情報送信部113は、生成されたマニュアルデータを携帯端末200に送信する(ステップS11)。
携帯端末200の受信部201は、管理用MFP10Aから表示用のマニュアルデータを受信する(ステップS13)。
携帯端末200のCPU20は、受信された表示用のマニュアルデータを、RAM22に格納するとともに、表示処理部202は、受信したマニュアルデータに基づく画像データを生成し、生成された画像データに基づきディスプレイ23を駆動する(ステップS15)。これにより、ディスプレイ23にメンテナンス作業のためのマニュアルが表示される。
<表示例>
図11は、実施の形態にかかるディスプレイ23の表示例を示す図である。上記のステップS15では、携帯端末200のディスプレイ23には、管理用MFP10Aから受信するマニュアルデータに従うことで、図9の集計テーブル90の各レコード94に対応するレコードRi(i=1,2,3…、n)が表形式で表示される。したがって、レコードRiは、状態(トラブル、エラー)のための作業種類毎に表示される。レコードRiは、MFP100の識別子(島No.、マシンNo.)と、状態と、上記のマニュアル情報とを含む。図9の集計テーブル90で説明したように、同じ作業種類であっても、各島についてレコードRiが表示される。レコードRiは、集計テーブル90の対応のレコード94の順番に従って、すなわち当該メンテナンス作業を必要とする状態を有したMFP100のトータルの台数99が多い順に従って表示されている。
図11の画像によれば、サービスマンは、実施するべき作業種類毎に、当該メンテナンス作業を実施するべきMFP100の島と、当該島におけるMFP100のトータルの台数、および各MFP100の識別子を確認することができる。また、図11の画像によれば、サービスマンは、メンテナンス作業をMFP100の台数が多い作業種類の順に、逆に、台数が少ない作業種類の順に開始するか否かについての判断基準を得ることができる。
図11のレコードRiでは、各MFP100のマシンNo.はアイコン231で表示され、マニュアル情報はアイコン232で表示されている。例えば、サービスマンが、マシンNo.が「11」のMFP100にメンテナンス作業を実施する場合にレコードR1のアイコン232を操作すると、表示処理部202は、当該レコードRiに関連付けされたマニュアル情報をディスプレイ23に拡大して表示する。または、アイコン232が操作されたとき、当該マニュアル情報をディスプレイ23に拡大して表示する。
なお、ここでは、マニュアル情報として文書、画像等が表示されるとしたが、これに限定されない。例えば、サービスマンがメンテナンス作業のための冊子を有している場合には、当該マニュアル情報が掲載されている冊子中のページ番号が表示されるとしてもよい。
<マニュアル情報の切替え表示>
図12は、実施の形態1にかかるマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。表示処理部202は、図11のアイコン操作に基づき情報の表示を切替える。
具体的には、表示処理部202は、アイコン232の操作内容を受付けたとき、管理用MFP10Aから受信する集計テーブル90に基づく表示用のマニュアルデータ(図12(A))に従うマニュアル情報を、ディスプレイ23に表示する(図12(B)参照)。
図12(A)には、表示処理部202がステップS13で受信したマニュアルデータに基づき生成する表示用テーブル121が示される。表示用テーブル121は、集計テーブル90(図9参照)の各レコード94に対応したレコード122,123,124,125,…を含む。
図12(A)の表示用テーブル121の各レコードは、作業順126(1,2,3,…)と、対応するレコード94のデータ(機種名、島No、状態、参照箇所、参照図)、およびメンテナンス作業に際しての注意事項のデータを含む。
表示処理部202は、図11のレコードR1のアイコン232が操作されると、操作受付部203からの操作内容に基づき、表示用テーブル121の当該レコードR1に対応するレコード122の参照情報の項目127に関連付けされた文書および画像に基づき、ディスプレイ23を制御する。これにより、図12(B)のマニュアル情報の画像が表示される。マニュアル情報は、当該作業種類に対応の状態を有したMPF100の識別子が関連付けされて表示されるとしてもよい。
サービスマンは、図11の1番目のレコードR2のマシンNo.で示される全てのMFP100についてメンテナンス作業を実施すると、図11の2番目のレコードR2のアイコン232を操作する。
表示処理部202は、2番目のレコードR2の参照情報の項目127と、先に表示された1番目のレコードR1の参照情報の項目127とを比較し、比較結果に基づき、両者は同じであるか否か、すなわち同じ作業種類であるか否かを判断する。同じであるときは、表示処理部202はディスプレイ23の画像を切替えない(更新しない)。このように、次位に操作されるアイコン232に対応した作業種類が、直前に操作されたアイコン232と同じ作業種類である場合には、ディスプレイ23のマニュアル情報は切替え表示(更新)されないようにできる。
また、手順1→手順2へマニュアル情報の切替えは、アイコン操作に限らず、ユーザのスクロール操作に応じて実施されるとしてもよい。
同じ作業種類のマニュアル情報を表示する場合、同一のマニュアル情報のため、繰り返し表示しないかを、サービスマンから受け付けた操作内容に基づき選択できるとしてもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2は、上記の実施の形態1の変形例を示す。実施の形態1では、メンテナンス作業内容の種類を、MFP100の台数に従う順序付けで表示したが、順序付けのためのパラメータは、台数に限定されない。
実施の形態2では、上記のパラメータの他の例として、メンテナンス作業の「緊急度」と、MFP100が設置された「場所(島)」を説明する。なお、ここでは、MFP100の状態として上記のトラブル、エラーに追加して“注意発生”が示される。これら状態の緊急度は、MFP100が使用できない“トラブル”の状態が最も高く、次に“エラー”、その次に“注意発生”の順番である。
図13は、実施の形態2にかかる順序付けのパラメータの選択画面の表示例を示す図である。サービスマンは、ディスプレイ23に表示される図13に画面から、パラメータを選択することができる。例えば、稼働するMFP100を増やすために、トラブルやエラーが発生しているMFP100を注意発生状態のMFP100よりも優先してメンテナンスする場合には「稼働台数優先モード」が、また、MFP100の場所のうち指定された場所のMFP100を他の場所のMFP100よりも優先してメンテナンスする場合には「レイアウト優先モード」がそれぞれ選択される。「稼働台数優先モード」の場合には、稼働するMFP100を増やすことが可能となる。「レイアウト優先モード」の場合には、ユーザが指定する島のMFP100から優先してメンテナンスすることができる。なお、図13の画面は、携帯端末200のディスプレイ23に表示されるとしたが、管理用MFP10Aの表示部171に表示されてもよい。
<稼働台数優先モード>
図14は、稼働台数優先モードの処理の概略を示すフローチャートである。図14のフローチャートの従うプログラムは、管理用MFP10Aの記憶部160に格納される。CPU150が、記憶部160からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより、当該処理が実現される。図13のアイコン131が操作されたときを例示して図14の処理を説明する。
携帯端末200のCPU20は、“稼働台数優先モード”を含む状態収集の要求を送信する。管理用MFP10Aの状態取得部110は、当該要求を受信したとき各MFP100に問い合わせて状態の情報を収集する(ステップS20)。これにより、図8の情報が得られる。状態取得部110は、図8の情報を解析し、“トラブルが発生”しているMFP100の有無を判断する(ステップS21)。トラブルが発生している場合は(ステップS21でYES)、そのMFP100の識別子(マシンNo.と島No.)を参照情報レイアウト部117が参照可能なように記憶部160に格納する(ステップS23)。
状態取得部110は、収集した状態から、“エラー”が発生しているかを判断し(ステップS35)、エラーが発生している場合は(ステップS35でYES)、そのMFP100の識別子(マシンNo.と島No.)を参照情報レイアウト部117が参照可能なように記憶部160に格納する(ステップS37)。
状態取得部110は、収集した状態から、注意発生の状態があるかを判断し(ステップS39)、発生している場合は(ステップS39でYES)、そのMFP100の識別子(マシンNo.と島No.)を参照情報レイアウト部117が参照可能なように記憶部160に格納する(ステップS41)。いずれも発生していない場合は(ステップS39でNO)、他の処理を実施する。
上記の判断処理が終了すると、マニュアル取得部114は、参照箇所抽出部116を介してトラブル、エラー、注意発生の各状態に応じたマニュアル情報を取得する(ステップS25)。これにより、実施の形態1で説明した集計テーブル90が生成される。
作業順決定部112は、集計テーブル90を、上記の要求に含まれている“稼働台数優先モード”のパラメータに基づきレコード94をソートする。これにより、状態が“トラブル”であるレコード94が他の状態(エラー、注意発生)よりも早くなるように、次に、状態が“エラー”であるレコード94が他の状態(注意発生)よりも早くなるようにそれぞれ早い順番となるようにそれぞれ順序付けされる(ステップS27、ステップS29)。
参照情報レイアウト部117は、作業順決定部112によりレコード94が順序付けされた集計テーブル90に従いマニュアウル情報を表示するためのレイアウトが設定されたマニュアルデータを生成する(ステップS31)。メンテナンス情報送信部113は、マニュアルデータを携帯端末200に送信する(ステップS33)。携帯端末200においては、管理用MFP10Aからの受信データに基づき、実施の形態1と同様の処理が実施される。
携帯端末200のディスプレイ23には、作業種類が緊急度の順に従って順序付けされて表示される。サービスマンは、より緊急度の高い状態のためのメンテナンス作業を優先して実施することができる。したがって、MFP100のトラブルを解消して稼働台数を多くすることができる。
<マニュアル情報の切替え表示>
図15は、実施の形態2にかかる“稼働台数優先モード”選択時のマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。実施の形態2においても、実施の形態1と同様に表示用のマニュアルデータの表示用テーブル121(図15(A)参照)が生成される。
図15(A)の表示用テーブル121のレコード122、123、124、125は、作業順126(1,2,3,…)により示されるように、状態128の緊急度に従って順序付けされている。
表示処理部202は、ユーザ操作に従い、表示用テーブル121のマニュアル情報(文書および画像)をMFP100の識別子(マシンNo.,島No.)とともに、ディスプレイ23に表示する(図15(B)を参照)。サービスマンは、緊急度の高い状態のMFP100から順に、マニュアル情報(文書および画像)を参照しながら、メンテナンスを実施することができる。
<レイアウト優先モード>
図16は、レイアウト優先モードの処理の概略を示すフローチャートである。図16のフローチャートの従うプログラムは、管理用MFP10Aの記憶部160に格納される。CPU150が、記憶部160からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより、当該処理が実現される。図13のアイコン132が操作れたときを例示して図16の処理を説明する。
携帯端末200のCPU20は、“レイアウト優先モード”を含む状態収集の要求を送信する。管理用MFP10Aの状態取得部110は、当該要求を受信したとき各MFP100の状態を含む情報を収集する(ステップS41)。これにより、図8の情報が得られる。
マニュアル取得部114は、マニュアル取得部114は、参照箇所抽出部116を介してトラブル、エラー、注意発生の各状態に応じたマニュアル情報を取得する(ステップS43)。これにより、実施の形態1と同様に集計テーブル90が生成される。
作業順決定部112は、集計テーブル90を、上記の要求に含まれている“レイアウト優先モード”のパラメータに基づきレコード94をソートする。当該パラメータには、他の島に優先してメンテンスを実施するべき1つ以上の島No.に予め付された順序付けの情報が含まれている。作業順決定部112は集計テーブル90のレコード94を、島毎に分類し、そして各島のレコード94を作業種類毎にグルーピングする(ステップS45)。
作業順決定部112は、島毎のレコード94のグルーピングを、上記のパラメータが示す「順序付けされた島No.」に基づきソートする(ステップS47)。ソート結果に基づき、集計テーブル90では、順序付けされた島毎に、当該島に設置されたMFP94のレコード94が、作業種類でグルーピングされて登録される。
参照情報レイアウト部117は、作業順決定部112によりレコード94が順序付けされた集計テーブル90に従いマニュアウル情報を表示するためのレイアウトが設定されたマニュアルデータを生成する(ステップS49)。メンテナンス情報送信部113は、レイアウトされたマニュアルデータを携帯端末200に送信する(ステップS51)。携帯端末200においては、管理用MFP10Aからの受信データに基づき、実施の形態1と同様の処理が実施される。
<マニュアル情報の切替え表示>
図17は、実施の形態2にかかる“レイアウト優先モード”選択時のマニュアル情報の切替え表示を説明するための図である。表示処理部202は、“稼働台数優先モード”選択時と同様に、マニュアルデータに基づく表示用テーブル121(図17(A)参照)を生成する。
図17(A)の表示用テーブル121のレコード122、123、124、125は、作業順126(1,2,3,…)により示されるように、上記のパラメータに従い島毎に順序付けされている。
表示処理部202は、ユーザ操作に従い、表示用テーブル121の島の島No.(1,2,3、…)の順番に基づき、マニュアル情報(文書および画像)を表示するように、ディスプレイ23を制御する(図17(B)を参照)。
なお、図15および図17のマニュアル情報に表示においては、表示用テーブル121は、同じマニュアル情報(作業種類)が続く場合は、情報として重複することとなるため、重複分を割愛した上で、マニュアル情報がレイアウトされるとしてもよい。
上記では、MFP100が設置される場所情報として島No.を用いたが、MFP100の設置場所を示す情報はこれに限定されない。例えばマシン名や、IP(Internet Protocol)アドレス、無線接続されている場合は接続しているAP(アクセスポイント)情報を用いて、MFP100が設置されている場所または位置を特定してもよい。
<各実施の形態の変形例>
上記の実施の形態では、管理装置はMFP100に備えるようにしたが、これに限定されず、例えば、携帯端末200に搭載されるとしてもよい。または、サーバ300に搭載されるとしてもよい。
また、上記の各実施の形態では、マニュアル情報の表示先は、携帯端末200としているが、これに限定されない。例えば、管理用MFP10Aの表示部171に表示されるとしてもよい。または、各MFP100が、サービスマンが操作部172を操作したとき、当該MFP100が管理用MFP10Aから表示用データを受信して、自己の表示部171に当該表示用データに基づきマニュアル情報に画像を表示するとしてもよい。
また、マニュアルDB410は、サーバ300に格納されるとしたが、格納先はサーバ300に限定されず、携帯端末200または管理用MFP10Aまたは各MFP100であってもよい。
上記の各実施の形態において、センサ部175は、MFP100の状態を検出するために用いられる。したがって、状態取得部110は、各MFP100のセンサ部175の検出出力から、当該MFP100の状態を取得することができる。
好ましくは、センサ部175の検出出力により示される情報は、MFP100が起動した回数を表わすカウンタ情報、各部の異常の有無を表わす情報、異常発生の履歴を表わす情報、部品交換の要否を表わす情報、動作モードに関する情報、メンテナンス頻度や履歴を表わす情報、清掃や確認の要否を表わす情報、のうちの少なくとも1つの情報である。MFP100の状態は、センサ部175の検出出力が示す上記の各情報、またはこれら2個以上の情報の組合せによって表わされる。
また、各実施の形態の順序付けのパラメータを、適宜、組合わせて、作業種類を順序付けしてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態3では、上述のメンテナンス作業の情報を管理する動作を管理装置(管理用MFP10A等)に実行させるためのプログラムが提供される。このようなプログラムは、MFP100のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、コンピュータのOSの一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、実施の形態2のプログラムに含まれ得る。
また、実施の形態3にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態2にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
<実施の形態の効果>
以上説明したように、実施の形態により、サービスマンが複数機種、複数台のMFP100のメンテナンス作業を行う場合において、行う予定の作業に対応した各機種のマニュアルの参照項目を作業順に応じて、該当項目を検索することなく、携帯端末200に表示させ、サービスマンの工数を最小に(実施の形態1)、あるいは稼働台数をできるだけ早く上げる(“稼働台数優先モード”)、あるいは、ユーザの生産性を下げることなく(“レイアウト優先モード”)、メンテナンス作業を効率よく行えるようになる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A 画像処理システム、2 通信ネットワーク、100 MFP、10A 管理用MFP、200 携帯端末、300 サーバ、110 状態取得部、111 メンテナンス作業分類部、112 作業順決定部、113 メンテナンス情報送信部、114 マニュアル取得部、115 メンテナンス作業取得部、116 参照箇所抽出部、117 参照情報レイアウト部、118 パネル制御部、119,202 表示処理部
120,203 操作受付部。

Claims (8)

  1. 複数台の画像形成装置のそれぞれについて、当該画像形成装置の状態および当該画像形成装置の識別子を含む情報を取得するための状態取得手段と、
    前記複数台の画像形成装置から取得された前記状態のためのメンテナンス作業の内容を取得するメンテナンス作業取得手段と、を備え、
    前記複数台の画像形成装置は、オフィスのフロアまたは部署を含む異なる場所のそれぞれに1台以上が設置されて、
    前記画像形成装置の識別子は、当該画像形成装置が設置された場所を識別するための場所情報を含み、
    前記メンテナンス作業の内容は、当該メンテンナンス作業を実施するための文書および画像を有するマニュアル情報を含み、
    前記複数台の画像形成装置のそれぞれについて取得された前記メンテナンス作業の内容を、同じ種類毎に分類するメンテナンス作業分類手段と、
    前記メンテナンス作業の内容の1つ以上の種類を、指定される前記識別子の前記場所情報が示す場所に付された順序付けを含むパラメータに基づき順序付ける作業順決定手段と、
    前記メンテナンス作業分類手段により分類されたメンテナンス作業の内容の各種類と、当該種類のメンテナンス作業の内容に対応した状態を有している1つ以上の画像形成装置の各識別子とを関連付けて、前記作業順決定手段によって決定された順序付けに従い当該メンテナンス作業の内容の1つ以上の種類を出力する出力部と、をさらに備える、管理装置。
  2. 前記管理装置は、
    前記メンテナンス作業の内容の種類毎に、対応の前記状態を有した1台以上の前記画像形成装置それぞれの識別子を関連付けることを実施し、
    前記パラメータは、前記メンテナンス作業の内容の各種類に関連付けられた前記識別子の数を含む、請求項に記載の管理装置。
  3. 前記状態は、当該状態のための前記メンテナンス作業の緊急度を含み、
    前記パラメータは、前記メンテナンス作業の内容の各種類に対応した前記状態の緊急度を含む、請求項またはに記載の管理装置。
  4. 前記出力部は、
    前記マニュアル情報を前記メンテナンス作業の内容の種類毎に出力する、請求項からのいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記出力部は、
    前記メンテナンス作業の内容の1つ以上の種類のそれぞれの前記マニュアル情報を、当該種類について前記作業順決定手段によって順序付けされた順番に従い出力する、請求項に記載の管理装置。
  6. 前記出力部は、
    前記メンテナンス作業の内容の1つ以上の種類のそれぞれの前記マニュアル情報を、当該種類のメンテナンス作業の内容に対応した状態を有している1つ以上の画像形成装置の各識別子と関連付けて出力する、請求項に記載の管理装置。
  7. 前記出力部は、
    前記マニュアル情報を切り替えて表示する場合に、切り替え前後の前記マニュアル情報が同じ種類の前記メンテナンス作業の内容に対応した情報であるとき、当該マニュアル情報を切り替えて表示するか否かを、外部操作に従い決定する、請求項またはに記載の管理装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の管理装置を備える画像形成装置。
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