JP6674366B2 - 磁気センサーの位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁界測定のための磁気センサーの位置決め装置に関する。
磁石はモーター等の様々な機器に多用される。この磁石が設計どおりの磁界を発生しているかどうかを確認するために磁界測定装置が使用される。磁界測定装置は、磁気センサーをプローブ先端に取り付けて測定対象物近傍の磁界強度分布を測定して記録する機能を備える。これには測定対象物と磁界センサーの相対的な位置関係を高精度に管理する必要がある。そこで、磁界測定機構中で設定された座標系に対して、磁気センサーを正確に位置決めする技術が種々開発されている(特許文献1〜4)。
特開2008−286723号公報 特許4972568号公報 特許5603900号公報 特許5688842号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
従来の装置の位置決め装置には、できるだけ磁力線の乱れの少ない高品質な永久磁石を使用する。さらに、磁気センサーに対して少なくとも二方向から同じ永久磁石による対称的な磁界を与えてこれを測定しながら位置決め処理をする。ところが、一般に容易に入手できる永久磁石の品質にはバラツキがある。発生する磁力線の向きは均質ではない。さらに、この測定に使用する永久磁石以外の物から発生する外乱磁界を完全に遮断するのは容易でない。従って、位置決め精度の維持には細心の環境と高い技術が要求されている。本発明は、可能な限り簡便にかつ精度良く、1次元測定用から3次元測定用まで自由に位置決めができる磁気センサーの位置決め装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
磁界測定空間中に任意の方向に設定した基準線上に、上記測定に使用する磁気センサーの位置を移動させるためのものであって、
上記基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させる回転機構と、
上記磁気センサーにより検出した磁界検出信号を受け入れてフーリエ解析をして、上記自転もしくは公転の周期と一致する第1の信号成分と、この第1の信号成分の2分の1の周期の第2の信号成分とを抽出し、第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算する信号解析部と、
上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを移動させるようにセンサ支持機構を制御するセンサ位置制御部とを備えたことを特徴とする磁気センサーの位置決め装置。
<構成2>
上記基準線を第1の基準線とし、この第1の基準線と交差する第2の基準線を設定して、
上記センサ位置制御部は、
上記第1の基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させて、上記磁気センサーを上記第1の基準線上に移動させた後、
上記第2の基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させて、上記磁気センサーを上記第1の基準線上の、上記第1の基準線と第2の基準線の交差する点上に移動させるように制御することを特徴とする構成1に記載の磁気センサーの位置決め装置。
<構成3>
上記センサ位置制御部は、上記第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算した後に、上記磁気センサーを任意の方向に移動させて、再び上記第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算して、上記の割合がより小さくなったかどうかを判断する処理を繰り返して、上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを順次移動させるようにセンサ支持機構を制御することを特徴とする構成1または2に記載の磁気センサーの位置決め装置。
<構成4>
磁界測定空間中に任意の方向に設定した基準線上に、上記測定に使用する磁気センサーの位置を移動させる方法であって、
磁石を回転させる回転機構を使用して、上記基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させ、
信号解析部により、上記磁気センサーにより検出した磁界検出信号を受け入れてフーリエ解析をして、上記自転もしくは公転の周期と一致する第1の信号成分と、この第1の信号成分の2分の1の周期の第2の信号成分とを抽出し、第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算させ、
センサ支持機構を制御して、上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを移動させることを特徴とする磁気センサーの位置決め方法。
<構成5>
コンピュータを、構成1または2に記載の信号解析部とセンサ位置制御部として機能させるコンピュータプログラム。
<構成6>
構成5に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
<構成1の効果>
上記の構成により以下の効果をもたらすことができる。
(1)使用する磁石の構造も品質も高度なものが要求されない
(2)発生する磁力線に乱れがあって構わない
(3)外乱磁界が静止磁界であれば、その影響を受けることがない。
(4)磁石を基準線を軸にして自転させ、あるいはその軸の周りを公転させるとき、磁石を固定する位置や向きを精密に調整する必要がない
(5)磁気センサーに一定以上の強度の磁力線が到達すれば位置制御ができる。
(6)磁気センサーは、一軸、二軸、三軸構造のいずれでも同様に制御できる。
(7)磁気センサーと磁石の相対的な向きには制約がない。
<構成2の効果>
第1の基準線と交差する第2の基準線を設定して、両者が交差する点に磁気センサーの位置を自動的に移動させることができる。
<構成3の効果>
一回の割合計算では基準線に向かう方向が正確に検出できないとき、割合計算と判断を繰り返すので、基準線上に順次段階的に磁気センサーを移動させることができる。
本発明の磁気センサーの位置決め装置の主要部斜視図と機能ブロック図である 磁気センサー16の種類を示す主要部斜視図である。 (a)は基準線14と磁気センサー16との位置関係と検出信号の関係説明図、(b)は信号波形図である。 磁気センサー16の移動制御方法の説明図である。 特定の位置に磁気センサー16を移動させるための方法説明図である。 上記の処理を実現できる装置の主要な機構概略図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、本発明の磁気センサーの位置決め装置の主要部斜視図と機能ブロック図である。
この装置は、磁界測定空間12中に図示しない測定対象部材を配置して、プローブ37の先端に取り付けた磁気センサー16により測定対象部材の近傍の磁界を測定するためのものである。この磁界測定方法等については、上記特許文献等に詳細に記載されているので説明を省略する。
ここでは、磁界測定空間12の特定の位置に、磁気センサー16を配置するための機構を説明する。この装置は、磁界測定空間12中に任意の方向に設定した基準線14上に、上記磁界測定に使用する磁気センサー16の位置を移動させるためのものである。例えば、この基準線14に沿う磁界を測定したり、基準線14の位置から測定を開始したりする場合にこの装置が利用される。
この装置には、上記基準線14を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石18を回転させる回転機構20が設けられている。この回転機構20は、装置のどこかに固定されていてもよいし、自由に移動させるように支持されていてもよい。磁石は、位置決め処理中に安定に支持されていればよく、例えば、簡単な着脱式のクランプ等でもよい。その機構の具体例はあとで図6により説明する。
また、磁石18には、着磁されて安定的に磁界を形成できるものを使用する。使用する磁石18の構造や形状や品質は高度なものを要求する必要がない。発生する磁力線36の強度が安定していれば、その方向毎の強度等に乱れがあっても構わない。磁石18は磁気センサー16に対してどの向きに固定されていても構わない。磁気センサー16も、磁界測定空間12中であれば、どのように傾斜していてもどの場所に配置されていても構わない。磁気センサー16に一定以上の強度の磁力線36が安定に到達すればよい。
即ち、本発明の装置は、磁気センサー16がどの場所にどの方向に向けて配置されていようとも、磁気センサー16を基準線14の方向に移動させる機能を持つ。この装置には、図1に示すように、信号解析部29と回転駆動部21とセンサ位置制御部34とが設けられている。信号解析部29には、フーリエ解析部24と比較部30とが設けられている。
信号解析部29は、磁気センサー16により検出した磁界検出信号22を受け入れて、センサ位置制御部34に対してその解析結果を出力する機能を持つ。信号解析部29に設けられたフーリエ解析部24は、磁界検出信号22をフーリエ解析して信号成分を抽出する機能を持つ。フーリエ解析部24は、上記磁石18の自転もしくは公転の周期と一致する第1の信号成分26と、この第1の信号成分26の2分の1の周期の第2の信号成分28とを抽出する。その他の成分は使用しない。
比較部30は、第1の信号成分26に対する第2の信号成分28の割合を計算する機能を持つ。第1の信号成分26と第2の信号成分28の比を求める計算をするとよい。センサ位置制御部34は、ここで、センサ支持機構32を制御して、磁気センサー16を一方に移動させる。移動させるべき方向が分かっているときは、そのほうこうに移動させる。基準線14の位置と磁気センサー16の位置とが分かっていて、基準線14の方向に磁気センサー16を1単位分だけ移動させるといった制御をする。
そして、再度回転駆動部21を通じて回転機構20を起動して磁石18を回転させる。ここで磁気センサー16から磁界検出信号22を受け入れて解析し、比較部30で第1の信号成分26と第2の信号成分28の比を計算させる。こうして、上記の割合がより小さくなる方向に、1単位分ずつ上記磁気センサー16を移動させるように制御する。その結果、磁気センサー16を基準線14上まで順次移動させて正確に位置決めできる。
図2は磁気センサー16の種類を示す主要部斜視図である。
この図の(a)は一軸センサー38、(b)は二軸センサー40(c)は三軸センサー42の概略構成斜視図である。このように、磁気センサー16はプローブ37の先端に固定されるが、二軸センサー40や三軸センサー42は複数の磁気センサー16がそれぞれ向きを変えて搭載されている。複数の磁気センサー16の出力信号を合成して磁石18の発生する磁気ベクトルを二軸センサー40や三軸センサー42で検出して位置決めをしようとすると、複数の磁気センサー16のオフセットが問題になる。
これに対して、上記の装置は、プローブ37上の1個の磁気センサー16の出力信号を検出すれば基準線14上にその磁気センサー16を正確に移動させることができるから、他の磁気センサー16の位置は考慮しなくてよい。即ち、一軸、二軸、三軸構造のいずれでもまったく同様にその位置制御ができる。
図3(a)は基準線14と磁気センサー16との位置関係と検出信号の関係説明図、(b)は磁界検出信号22と第1の信号成分26や第2の信号成分28の一例を示す波形図である。
図3(b)に示すように、磁界検出信号22をフーリエ解析すると、第1の信号成分26と第2の信号成分28とその他の信号成分31が得られる。磁石18を一定の速度で一定時間連続回転するとこのような磁界検出信号22が得られる。回転速度は第1の信号成分26と第2の信号成分28がはっきり現れて、その比を計算できる程度の値に選定するとよい。
このような信号が得られるのは次のような現象によると考えられる。まず、磁石18が回転すると、磁気センサー16には、基準線14の周囲を回転する磁界の回転周期でレベル変動する第1の信号成分26が検出される。さらに、磁気センサー16が基準線14に対して偏心した位置にあるから、基準線14から磁気センサー16に対して接近したり遠ざかったりする磁界により第2の信号成分28が検出される。このほかに、磁石18の不均一な着磁による様々な周期でレベル変動する磁界によりその他の信号成分31が検出される。
磁石18を等速回転させていると、磁気センサー16が基準線14に近づくにつれて第1の信号成分26の周期は短くなり、磁石18と磁気センサー16の距離は少しずつ減少するから、検出される第1の信号成分26のレベルは少しずつ減少する。一方、磁気センサー16と基準線14の距離が縮まると第2の信号成分28のレベルは大きく低下する。従って、第1の信号成分26と第2の信号成分28の比が減少する方向に磁気センサー16を移動させると、最終的に基準線14上に磁気センサー16を到達させることができる。
このように、磁気センサー16により動的な磁界を検出してその信号を解析して磁気センサー16の移動制御をすると、静的な外乱磁界によるノイズを完全に排除できる。例えば、地磁気や周辺機器の発生する磁界の影響を除外できる。さらに、検出信号の増幅器の発生するノイズの影響も除外できる。従って、高精度の位置決めによる磁界測定が可能になる。磁石18の向きや発生する磁界の性質に制限がないから、任意の場所で任意の方向に基準線を設定して位置決めができる。しかも、位置決めのために設ける装置を小型化でき、かつ、操作も自動制御も簡便にできるという格別の効果がある。
センサ支持機構32は、磁界測定時に磁気センサー16を前後左右に自由に移動させる機構である。センサ位置制御部34はセンサ支持機構32による磁気センサー16の移動方向や移動量を指示する機能を持つ。磁石18を回転させたまま少しずつ磁気センサー16を移動させて、一定時間毎に磁界検出信号22を解析して、第1の信号成分26と磁石18の比を計算すると、第1の信号成分26に対する第2の信号成分28の割合が減少しているか増加しているかが分かる。その後、磁気センサー16を割合がより小さくなる方向に移動制御をすればよい。
この装置によれば、磁界検出信号22の信号成分のうち、磁石18の回転によって検出される移動磁界(第1の信号成分26と第2の信号成分28)のみを抽出するから、外乱磁界が静止磁界であれば、その影響を受けることがない。基準線14の周りを回転する磁界があればよいから、磁石18を基準線14を軸にして自転させ、あるいはその軸の周りを公転させるとき、磁石18を固定する位置や向きを精密に調整する必要がない
図4は磁気センサー16の移動制御方法の説明図である。
図のように、磁気センサー16が配置されているとき、矢印52の方向に磁気センサー16を移動させても矢印56の方向に磁気センサー16を移動させても、第1の信号成分26に対する第2の信号成分28の割合が減少する。矢印52の方向が最短であるが1個の磁気センサー16でこれを検出することはできない。従って、矢印54の方向に磁気センサー16を移動させて、第1の信号成分26に対する第2の信号成分28の割合が極小値を示す部分を検出し、その後矢印56の方向に移動させるという処理を繰り返して基準線14上に磁気センサー16を移動させるとよい。
一方、二軸センサー40や三軸センサー42では、他の磁気センサー16を補助に使用して、矢印56の方向を検出することができる。即ち、2個または3個の磁気センサー16の磁界検出信号22を取得して解析し、これらの磁気センサー16による第1の信号成分26に対する第2の信号成分28の割合がともに減少する方向が、矢印52の方向ということができる。
図5は特定の位置に磁気センサー16を移動させるための方法説明図である。
ここでは、2本の基準線を使用する。一方を第1の基準線44とし、この第1の基準線44と交差する第2の基準線46を設定する。そして、まず、第1の基準線44を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石18を回転させて、磁気センサー16を第1の基準線44上に移動させる。次に、上記第2の基準線46を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石18を回転させる。
このとき、2個のそれぞれ別体の磁石18や回転機構20を使用しても構わないし、同じ回転機構20を磁界測定空間12中で移動させてそのつど磁石18を回転させてもよい。そして、磁気センサー16を、第1の基準線44上の、第1の基準線44と第2の基準線46の交差する点48上に移動させるように制御する。
予め第1の基準線44上の2点を検出しておいてから、第2の基準線46を軸にして磁石18を回転させれば、第2の基準線46に沿って磁気センサー16を自動的に移動させることができる。
図6は上記の処理を実現できる装置の主要な機構概略図である。
この装置は、試料クランプ60に測定対象物64をクランプして、磁気センサー16でその近傍磁界を測定し、解析装置62でその結果を解析して出力する装置である。磁気センサー16を先端に固定したプローブ37は、センサ支持機構32に支持されて、測定対象物64の周囲を自在に移動する。この装置の側方に、磁石18を配置し回転機構20で磁石18を一定速度で回転させる。測定対象物64に凹部があればプローブ37の方向や傾きを調節して奥部まで差し込んで近傍磁界を測定する。この測定空間に1本あるいは複数本の基準線を設定し、起動時のみならず、任意のタイミングで磁気センサー16を基準線上に移動させる制御を行うことができる。
12 磁界測定空間
14 基準線
16 磁気センサー
18 磁石
20 回転機構
21 回転駆動部
22 磁界検出信号
24 フーリエ解析部
26 第1の信号成分
28 第2の信号成分
29 信号解析部
30 比較部
32 センサ支持機構
34 センサ位置制御部
36 磁力線
37 プローブ
38 一軸センサー
40 二軸センサー
42 三軸センサー
44 第1の基準線
46 第2の基準線
48 交差する点
60 試料クランプ
62 解析装置
64 測定対象物

Claims (6)

  1. 磁界測定空間中に任意の方向に設定した基準線上に、上記測定に使用する磁気センサーの位置を移動させるためのものであって、
    上記基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させる回転機構と、
    上記磁気センサーにより検出した磁界検出信号を受け入れてフーリエ解析をして、上記自転もしくは公転の周期と一致する第1の信号成分と、この第1の信号成分の2分の1の周期の第2の信号成分とを抽出し、第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算する信号解析部と、
    上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを移動させるようにセンサ支持機構を制御するセンサ位置制御部とを備えたことを特徴とする磁気センサーの位置決め装置。
  2. 上記基準線を第1の基準線とし、この第1の基準線と交差する第2の基準線を設定して、
    上記センサ位置制御部は、
    上記第1の基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させて、上記磁気センサーを上記第1の基準線上に移動させた後、
    上記第2の基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させて、上記磁気センサーを上記第1の基準線上の、上記第1の基準線と第2の基準線の交差する点上に移動させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の磁気センサーの位置決め装置。
  3. 上記センサ位置制御部は、上記第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算した後に、上記磁気センサーを任意の方向に移動させて、再び上記第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算して、上記の割合がより小さくなったかどうかを判断する処理を繰り返して、上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを順次移動させるようにセンサ支持機構を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサーの位置決め装置。
  4. 磁界測定空間中に任意の方向に設定した基準線上に、上記測定に使用する磁気センサーの位置を移動させる方法であって、
    磁石を回転させる回転機構を使用して、上記基準線を軸にして一定の速度で自転もしくは公転するように磁石を回転させ、
    信号解析部により、上記磁気センサーにより検出した磁界検出信号を受け入れてフーリエ解析をして、上記自転もしくは公転の周期と一致する第1の信号成分と、この第1の信号成分の2分の1の周期の第2の信号成分とを抽出し、第1の信号成分に対する第2の信号成分の割合を計算させ、
    センサ支持機構を制御して、上記の割合がより小さくなる方向に上記磁気センサーを移動させることを特徴とする磁気センサーの位置決め方法。
  5. コンピュータを、請求項1または2に記載の信号解析部とセンサ位置制御部として機能させるコンピュータプログラム。
  6. 請求項5に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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