JP6673719B2 - 回転伝達機構 - Google Patents
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Description
にCW1を付して説明する。また、従動部材7の中心軸線である第2軸線にL2を付し、第2軸線L2方向において第1軸線L1方向の一方側L1aと同じ側の一方側にL2aを付し、第2軸線L2方向において第1軸線L1方向の他方側L1bと同じ側の他方側にL2bを付し、第2軸線L2周りの一方側にCW2を付し、第2軸線L2周りの他方側にCCW2を付して説明する。
図1は、本発明を適用したモータ装置100の内部を一方側からみた斜視図である。図2は、図1に示すモータ装置100の内部を他方側からみた斜視図である。図3は、図1に示すモータ装置100から従動部材7およびセンサ機構6を分離させたときの分解斜視図である。
歯車列3は、第1歯車31と、第2歯車32と、第3歯車33と、第4歯車34と、第5歯車からなる駆動部材4とを有している。第1歯車31は支軸310に回転可能に支持され、第2歯車32は支軸320に回転可能に支持され、第3歯車33は支軸330に回転可能に支持され、第4歯車34は支軸340に回転可能に支持され、駆動部材4は支軸40に回転可能に支持されている。支軸310、320、330、340、40はハウジジング(図示せず)に支持されている。
する。
図3に示すように、モータ装置100には、ロータ10の回転を検出するセンサ機構6が設けられている。本形態において、センサ機構6は、ロータ10と一体に回転する磁石61と、磁石61に対向する磁気センサ素子62とからなる。本形態において、磁石61は、回転軸12の反出力側Lb側の端部に連結された回転板63に保持されている。本形態において、磁石61は、回転板63の出力側Laの面において、周方向の1か所に設けられた磁石保持穴631の内側に保持されている。従って、磁石61は、周方向の1か所に設けられている。磁気センサ素子62は、モータ基板25に保持されており、ロータ10が回転して磁石61が磁気センサ素子62の近傍を通過する際、磁石61に径方向外側で対向する。従って、センサ機構6によれば、ロータ10の角度位置や回転数を検出することができる。本形態において、磁気センサ素子62はホール素子である。なお、モータ基板25にはコネクタ29が保持されている。
図4は、図1に示すモータ装置100の回転伝達機構5を構成する部材の説明図であり、図4(a)、(b)は、回転伝達機構5を構成する駆動部材4の斜視図、および回転伝達機構5を構成する従動部材7の斜視図である。図5は、図1に示すモータ装置100の回転伝達機構5の説明図であり、図5(a)、(b)は、回転伝達機構5の側面図、および回転伝達機構5のA−A′断面図である。
以上説明したように、本形態のモータ装置100の回転伝達機構5では、駆動部材4および従動部材7が各々、互いに平行な第1軸線L1および第2軸線L2を中心に1回転未満の回転を行うことを着目して、駆動部材4にインボリュート曲線をもって形成された1つの伝達面49と、従動部材7にインボリュート曲線をもって形成された1つの被伝達面79とによって、駆動部材4の回転を従動部材7に伝達し、従動部材7に第2軸線L2周りの1回転未満の角度範囲にわたる回転を行わせる。このため、通常の歯車伝達機構と違って、駆動部材4あるいは従動部材7が偏心していても余計な負荷が発生しにくい。また、回転を伝達する際、伝達面49と被伝達面79との滑りが少ないので、回転トルクを高い伝達効率で伝えることができる。また、モータ装置100や回転伝達機構5を組み立てる際、駆動部材4と従動部材7とが干渉するおそれがある部分が少ないので、駆動部材4と従動部材7とを噛み合わせるのに多大な手間がかからない。さらに、通常の歯車伝達機構と違って、1か所に歯に相当する部分(伝達面49および被伝達面79)を設ければよいので、第1円弧部45および第2円弧部75を周方向で十分な寸法に形成することができる。本形態では、第1円弧部45および第2円弧部75を各々、約180°の角度範囲に形成されている。従って、歯の強度不足等の問題が発生しない。それ故、本形態の回転伝達機構5は、駆動部材4の第1軸線L1周りの回転を従動部材7に伝達して、従動部材7を第1軸線L1に平行な第2軸線L2周りの一方側CW2に1回転未満の角度範囲で回転させるのに適している。
に回転させることができるとともに、駆動部材4の伝達面49と従動部材7の被伝達面79とを常に確実に接する状態とすることができる。
上記実施の形態では、伝達面49のインボリュート曲線の基礎円L49の直径と、被伝達面79のインボリュート曲線の基礎円L79の直径とが等しく設定されていたが、基礎円L49の直径と基礎円L79の直径とを相違させてもよい。この場合、駆動部材4と従動部材7とを異なる角度範囲で異なる速度で回転させることができる。
Claims (6)
- 駆動部材の第1軸線周りの一方側への1回転未満の回転を従動部材に伝達して、前記従動部材を前記第1軸線に平行な第2軸線周りの一方側に1回転未満の角度範囲で回転させる回転伝達機構であって、
前記駆動部材に前記第1軸線周りの一方側に向くようにインボリュート曲線をもって形成された1つの伝達面と、前記従動部材に前記第2軸線周りの他方側に向くようにインボリュート曲線をもって形成された1つの被伝達面とによって、前記駆動部材から前記従動部材に前記角度範囲の回転を伝達し、
前記駆動部材は、前記第1軸線が延在する方向の一方側に向いた面からなる第1端面と、前記第1端面から前記第1軸線が延在する方向の一方側に突出した部分である第1軸部と、前記第1軸部の周りから径方向外側に円弧状に突出した部分である第1円弧部と、を備え、
前記従動部材は、前記第2軸線が延在する方向において前記第1端面が位置する側の面からなる第2端面と、前記第2端面から突出して前記第1軸部と並列する部分である第2軸部と、前記第2軸部の周りから径方向外側に円弧状に突出した部分である第2円弧部と、を備え、
前記伝達面は、前記第1円弧部の前記第1軸線周りの一方側に位置する端部に設けられ、
前記被伝達面は、前記第2円弧部の前記第2軸線周りの他方側に位置する端部に設けられていることを特徴とする回転伝達機構。 - 前記第1端面と前記第2軸部とが、前記第1軸線が延在している方向で離間し、
前記第2端面と前記第1軸部とが、前記第1軸線が延在している方向で離間していることを特徴とする請求項1に記載の回転伝達機構。 - 前記駆動部材と前記従動部材とは、前記伝達面と前記被伝達面とにおいてのみ接触していることを特徴とする請求項1に記載の回転伝達機構。
- 前記従動部材には、前記従動部材を前記第2軸線周りの他方側に向けて付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の回転伝達機構。
- 前記伝達面のインボリュート曲線の基礎円の直径と、前記被伝達面のインボリュート曲線の基礎円の直径とが等しいことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の回転伝達機構。
- 前記伝達面のインボリュート曲線の基礎円の直径と、前記被伝達面のインボリュート曲線の基礎円の直径とが異なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の回転伝達機構。
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