JP6673578B2 - ドーム型カメラ - Google Patents
ドーム型カメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6673578B2 JP6673578B2 JP2015046904A JP2015046904A JP6673578B2 JP 6673578 B2 JP6673578 B2 JP 6673578B2 JP 2015046904 A JP2015046904 A JP 2015046904A JP 2015046904 A JP2015046904 A JP 2015046904A JP 6673578 B2 JP6673578 B2 JP 6673578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- imaging device
- camera
- tilt rotation
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
特許文献1に示されるドーム型カメラは、ベース上に固定されて入射光の一部エリアを遮光する遮光部を有するシールドケースと、該シールドケースの内部に設置されてチルト回転軸を中心として回転自在な撮像装置と、を備えたものである。
また、このドーム型カメラでは、シールドケースの中心位置(シールドケースの半球中心となる位置)より天頂方向にシフト(オフセット)されたチルト回転軸を中心として、撮像装置が回転する角度調整機構を有している。
そして、上記ドーム型カメラでは、カメラレンズをシールドケースの天頂方向へシフト(オフセット)することにより、ケラレを生じることなく、チルト角が大きい方向の撮影が可能になる。
すなわち、本発明は、光線を遮断する材料により略半球殻状に形成され、該半球殻を構成する曲面の一部に、光線が透過する開口領域を有するシールドケースと、このシールドケース内に、前記半球殻の一の中心線と平行なチルト回転軸を中心として回転可能に、かつ前記開口領域へ光軸を向けて設けられた撮像装置と、を有するドーム型カメラであって、前記シールドケースの開口領域は、少なくとも前記一の中心線を中心とする四分円の周面に沿って形成され、前記チルト回転軸は、前記一の中心線と交差する平面に前記撮像装置の光軸を沿わせつつ、当該平面内で該中心線から前記シールドケースの開口領域側に偏倚して配置されたことを特徴とする。
図1に示されるドーム型カメラ10は、光線Lを透過可能な開口領域11を有するシールドケース12と、このシールドケース12内に設置された撮像装置13とから構成されたものであって、ベースとなる台座14上に配置されている。
シールドケース12は、光線Lを遮断する材料12Aにより略半球殻状に形成されており、該半球殻を構成する曲面の一部に、光線Lが透過可能な開口領域11を有する構成である。
撮像装置13は、シールドケース12の中心点Oを通過する一つの中心線(符号Zを付す紙面と直交する方向のライン)と平行なチルト回転軸15を中心として回転可能に設けられたものであって、その光軸Lが、開口領域11へ向くように設置されている。
また、撮像装置13のチルト回転軸15は、一の中心線Zと交差する平面(X−Y平面)に撮像装置13の光軸Lを沿わせつつ、当該平面内で該中心線Zからシールドケース12の開口領域11側に位置をシフトして配置されている。
具体的には、図1で示される撮像装置13のチルト回転軸15は、基準となるシールドケース12の一の中心線Zから開口領域11側に偏倚(紙面を表すX−Y方向の開口領域11側にシフト)する、特に開口領域11のベース側開口端部11Aに向けてシフトしている。これにより同時に、撮像装置13のチルト回転軸15は、図5に示されるこれまでの一般的な撮像装置3の回転中心(2)から見た場合も開口領域11側にシフトすることになる。
これによって、該撮像装置13の画角が、シールドケース12のベース側開口端部11Aに阻まれることが防止され、一般的な撮像装置1(図5参照)と比較して十分な視野範囲(符号bで示す範囲、b>a)を確保することができる。
図2及び図3は、本発明の第1実施形態に係るドーム型カメラ20の正断面図であって、光線Lが透過する開口領域21を有するシールドケース22と、このシールドケース22内に設置された撮像装置23とから構成される。
シールドケース22は、ベースとなる台座24上に設置されかつ透明材料により断面形状がほぼ真円半球状に形成された球状ケース25と、該球状ケース25の一部を覆って遮ることにより光線Lが通過可能な開口領域21を形成する遮光ケース26と、からなる二重構造である。
また、該シールドケース22では、球状ケース25及び遮光ケース26が半径方向に対して所定の間隔をおいて位置している。
チルト回転軸28は、筐体27の長さ方向に沿う中央ライン27Aより下部に位置しており、半球殻形状に形成されたシールドケース22の中心点Oを通過する一の中心線(符号Zを付す紙面と直交する方向のライン)と平行な位置関係に設けられるものであって、撮像装置23の光軸Lが、開口領域21へ向くように位置させている。
なお、撮像装置23には、カメラレンズ23Aが内蔵された筐体27を、チルト回転軸28を中心として回転させる回転駆動機構29が設置されている。
また、撮像装置23のチルト回転軸28は、一の中心線Zと交差する平面に撮像装置23の光軸Lを沿わせつつ、当該平面内で該中心線Zからシールドケース22の開口領域21側に位置をシフトして配置されている。
具体的には、図2で示される撮像装置23のチルト回転軸28は、基準となるシールドケース22の一の中心線Zから開口領域21側にシフト(紙面を表すX−Y方向にシフト)する、特に開口領域21のベース側開口端部21Aに向けてシフトしている。これにより同時に、撮像装置23のチルト回転軸28は、図5に示されるこれまでの一般的な撮像装置3の回転中心(2)から見た場合も開口領域21側にシフトすることになる。
また、本実施形態においては、図2に示されるように、シールドケース22の開口領域21が、中心点Oを通過する垂直なX軸と、該中心点Oを通過してX軸と直交する水平なY軸とからなる直交座標系内のX−Y平面を横切るように配置されている。
これと同時に、当該撮像装置23のチルト回転軸28では、シールドケース22の中心点Oを基準としたY軸方向へのシフト量(符号yで示す)を、撮像装置23のカメラレンズ23Aと、シールドケース開口領域21におけるベース側開口端部21Aとの離間距離Mに基づき決定している。
これにより、本実施形態のドーム型カメラ20では、チルト回転軸28を中心として撮像装置23が回転した場合に、該撮像装置23のカメラレンズ23Aと、シールドケース22の開口領域21との位置関係が一定に保たれる。これによって、図3に示されるように、撮像装置23の画角が、シールドケース22のベース側開口端部21Aに阻まれることが防止され、十分な視野範囲(符号b´で示す範囲、b´>a)を確保することができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係るドーム型カメラ20´の正断面図であって、符号30で示されるシールドケースが第1実施形態と異なっている。
遮光材33としては光線を透過しないプラスチック材からなるケースの他、フィルム、塗料なども使用される。
これにより、本実施形態のドーム型カメラ20´では、チルト回転軸28を中心として撮像装置23が回転した場合に、該撮像装置23のカメラレンズ23Aと、シールドケース30の開口領域32との位置関係が一定に保たれる。これによって、図4に示されるように、撮像装置23の画角が、シールドケース30のベース側開口端部32Aに阻まれることが防止され、十分な視野範囲(符号b´で示す範囲、b´>a)を確保することができる。
11 開口領域
11A ベース側開口端部
12 シールドケース
13 撮像装置
15 チルト回転軸
20 ドーム型カメラ
20´ドーム型カメラ
21 開口領域
21A ベース側開口端部
22 シールドケース
23 撮像装置
25 球状ケース
26 遮光ケース
27 筐体
28 チルト回転軸
30 シールドケース
32 開口領域
32A ベース側開口端部
M 離間距離
Claims (5)
- 光線を遮断する材料により略半球殻状に形成され、該半球殻を構成する曲面の一部に、光線が透過する開口領域を有するシールドケースと、
このシールドケース内に、前記半球殻の一の中心線と平行なチルト回転軸を中心として回転可能に、かつ前記開口領域へ光軸を向けて設けられた撮像装置と、を有するドーム型カメラであって、
前記シールドケースの開口領域は、少なくとも前記一の中心線を中心とする四分円の周面に沿って形成され、
前記チルト回転軸は、前記一の中心線と交差する平面に前記撮像装置の光軸を沿わせつつ、当該平面内で該中心線から前記シールドケースの開口領域側に偏倚し、かつ前記シールドケースがなす半球殻の頂部と反対側の大円寄りに位置する、前記開口領域のベース側開口端部へ偏倚して配置され、
前記シールドケースは、透明材料により略半球殻状に形成された球状ケースと、該球状ケースの一部を覆って遮ることにより該球状ケースに光線が通過可能な開口領域を形成する遮光ケースと、が所定の間隔をおいて配置された二重構造であって、
前記遮光ケースの開口領域は、前記撮像装置の前記チルト回転軸を中心とする回転軌跡と重なる位置に形成され、前記球状ケースは、前記撮像装置の前記チルト回転軸を中心とする回転軌跡の外側に配置された
ことを特徴とするドーム型カメラ。 - 前記撮像装置は、前記光軸を有するカメラレンズが内蔵された筐体を具備し、該筐体の一部が前記チルト回転軸を中心として回転可能に支持されたことを特徴とする請求項1記載のドーム型カメラ。
- 前記チルト回転軸は、前記一の中心線から前記シールドケースのベース側開口端部に向けて位置をシフトして配置されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のドーム型カメラ。
- 前記チルト回転軸のシフト量は、前記撮像装置の筐体の厚さともに、前記撮像装置のカメラレンズと前記シールドケースのベース側開口端部との離間距離に基づき決定されることを特徴とする請求項3に記載のドーム型カメラ。
- 前記シールドケースの開口領域は、少なくとも前記一の中心線を中心とした90°の範囲に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドーム型カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015046904A JP6673578B2 (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | ドーム型カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015046904A JP6673578B2 (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | ドーム型カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016166997A JP2016166997A (ja) | 2016-09-15 |
JP6673578B2 true JP6673578B2 (ja) | 2020-03-25 |
Family
ID=56897733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015046904A Active JP6673578B2 (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | ドーム型カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6673578B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113451921B (zh) * | 2021-05-10 | 2022-06-28 | 广东创亚电气集团有限公司 | 一种电力设备监控系统 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4284208B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2009-06-24 | パナソニック株式会社 | チルト式カメラ装置 |
KR100587564B1 (ko) * | 2004-07-23 | 2006-06-08 | 삼성전자주식회사 | 감시용 카메라를 수용하는 카메라 케이스 |
WO2011161846A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | パナソニック株式会社 | ドーム型カメラ |
JP5793023B2 (ja) * | 2011-08-24 | 2015-10-14 | キヤノン株式会社 | 監視カメラおよびその制御方法 |
KR20140106980A (ko) * | 2013-02-27 | 2014-09-04 | 삼성테크윈 주식회사 | 돔 카메라 및 그의 제조 방법 |
-
2015
- 2015-03-10 JP JP2015046904A patent/JP6673578B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016166997A (ja) | 2016-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6080025B2 (ja) | 監視カメラ装置の配置構成 | |
JP4643506B2 (ja) | ドーム型カメラおよびドーム型カメラの筐体 | |
US8992103B2 (en) | Dome camera | |
US6375366B1 (en) | Omnidirectional camera device | |
JP2012103452A (ja) | ドーム型カメラ | |
KR101457138B1 (ko) | 난반사 및 미광 차단 수단을 구비한 돔형 감시카메라 | |
JP5005813B2 (ja) | カメラ装置およびカメラカバーの窓部の向きの調整方法 | |
WO2016038831A1 (ja) | カメラ装置およびカメラ装置の制御方法 | |
US20210132476A1 (en) | Camera supporting device and camera therewith | |
JP2019033407A (ja) | 多眼カメラ装置 | |
JP6673578B2 (ja) | ドーム型カメラ | |
TWI492198B (zh) | 顯示裝置 | |
JP2012039193A (ja) | ドーム型カメラ | |
JP5704933B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR101215401B1 (ko) | 보호덮개를 구비한 씨씨티비 카메라 | |
JP6504598B2 (ja) | ドーム型カメラ | |
KR20210106277A (ko) | 카메라 모듈 및 이를 포함하는 휴대용 전자기기 | |
JP5661892B2 (ja) | ドーム型カメラ | |
JP6266526B2 (ja) | 侵入検知装置 | |
JP2015169808A (ja) | レンズフード及び撮像装置 | |
JP5623450B2 (ja) | ドーム型監視カメラ | |
JP3198216U (ja) | 監視カメラハウジング | |
JP2015032375A (ja) | 回転式ダイヤル及び電子機器 | |
CN102970501A (zh) | 电视接收机和电子装置 | |
JP2014041380A (ja) | ドーム型カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6673578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |