JP6671524B1 - 報告書作成するための方法、システム、及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
システムを利用して報告書を作成する方法であって、
前記システムは、作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであり、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記方法は、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、且つ、前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記通信モジュールが前記ボットに送信する工程と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、前記カメラに送信する工程と、
前記カメラが撮影を実行し、撮影データを生成する工程と、
前記撮影データを、前記通信モジュールが、前記ボットに送信する工程と、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する工程と、
を含む、該方法。
発明1の方法であって、
前記第二音声コマンドの音声認識を行う工程が、前記音声処理モジュールによってスタンドアロンで実行され、
前記カメラの操作を実行するコマンドが、前記カメラの起動操作からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも含む、該方法。
発明1又は2の方法であって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記方法が、
前記センサから取得されたセンサデータを、前記通信モジュールが、前記ボットに送信する工程と、
前記ボットが、前記センサデータを利用して、電子報告書を作成する工程と
を更に含む、該方法。
発明1〜3のいずれか1つに記載の方法であって、
前記システムが、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記方法が、
前記情報処理端末が、報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する工程と、
前記情報処理端末が、前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する工程と、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する工程と、
前記ボットが、前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する工程と、
前記ボットが、前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する工程と、
を更に含む、該方法。
発明4の方法であって、
前記方法が、
前記音声通信装置が、複数の報告書作成リクエストを受信する工程と、
前記音声通信装置が、複数の報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する工程と、
を更に含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該方法。
発明5の方法であって、
前記方法が、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する工程と、
を更に含む、該方法。
発明4〜6のいずれか1つに記載の方法であって、
前記システムは、第一音声通信装置と第二音声通信装置とを備え、前記方法が、
前記報告書作成リクエスト受信後、第一音声通信装置が、報告書作成委託リクエストを送信する工程と、
第二音声通信装置が、報告書作成受託コマンドを送信する工程と、
前記第一音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記第二音声通信装置に送信する工程と、
前記報告書作成リクエストの授受を、前記情報処理端末に通知する工程と、
前記第二音声通信装置が、前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する工程と、
を更に含む、該方法。
作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであって、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと、
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する機能を備える、
該システム。
発明8のシステムであって、
前記音声処理モジュールは、前記第二音声コマンドの音声認識をスタンドアロンで実行する機能を備え、
前記カメラは、前記カメラの操作を実行するコマンドに応答して、起動からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも実行する、
該システム。
発明8又は9のシステムであって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記通信モジュールが、前記センサから取得されたセンサデータを、前記ボットに送信する機能を備え、
前記ボットが、前記センサデータを利用して、電子報告書を作成する機能を備える、
該システム。
発明8〜10のいずれか1つに記載のシステムであって、
前記システムは、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記情報処理端末が、
報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する機能と、
前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備え、
前記ボットが、
前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する機能と、
前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する機能と、
を備える、該システム。
発明11のシステムであって、
前記音声通信装置が、
複数の報告書作成リクエストを受信する機能と、
複数の報告書作成リクエストを、メモリに記録する機能と、
を含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該システム。
発明12のシステムであって、
前記音声処理モジュールが、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する機能と、
を更に含む、該システム。
発明11〜13のいずれか1つに記載のシステムであって、
前記システムは、第一音声通信装置と第二音声通信装置とを備え、
前記第一音声通信装置は、
前記報告書作成リクエスト受信後、報告書作成委託リクエストを送信する機能と、
前記報告書作成リクエストを、前記第二音声通信装置に送信する機能と、
を備え、
前記第二音声通信装置は、
報告書作成受託コマンドを送信する機能と、
前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する機能と、
を備え、
前記報告書作成リクエストの授受が前記情報処理端末に通知される、
該システム。
作業員とオペレータとのコミュニケーションを行うために作業員が使用するための音声通信装置であって、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記通信モジュールは、ボット及び/又はオペレータが使用するための情報処理端末と通信する機能を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備える、
該音声通信装置。
発明15の音声通信装置であって、
前記音声処理モジュールは、前記第二音声コマンドの音声認識をスタンドアロンで実行する機能を備え、
前記カメラは、前記カメラの操作を実行するコマンドに応答して、起動からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも実行する、
該音声通信装置。
発明15又は16の音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記通信モジュールが、前記センサから取得されたセンサデータを、前記ボットに送信する機能を備える、
該音声通信装置。
発明15〜17のいずれか1つに記載の音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、前記情報処理端末が生成した報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備える、
該音声通信装置。
発明18の音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、
複数の報告書作成リクエストを受信する機能と、
複数の報告書作成リクエストを、メモリに記録する機能と、
を含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該音声通信装置。
発明19の音声通信装置であって、
前記音声処理モジュールが、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する機能と、
を更に含む、該音声通信装置。
発明18〜20のいずれか1つに記載の音声通信装置であって、
前記音声通信装置は、
前記報告書作成リクエスト受信後、報告書作成委託リクエストを送信する機能と、
報告書作成受託コマンドを送信する機能と、
前記報告書作成リクエストを、別の音声通信装置に送信する機能と、
前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する機能と、
前記報告書作成リクエストの授受を、前記情報処理端末に通知する機能と
を備える、該音声通信装置。
図1〜図3に、一実施形態におけるシステムの概要を示す。いずれのシステムも、作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介する機能を有する。なお、本明細書において、作業員とは、広義に解釈するものとする。例えば、建設現場、及び工事現場の作業員等に限定されず、フロントで接客業務を行う従業員等も含まれる。また、図1〜図3に示すシステムにおいては、作業員は1名しか記載されていないが、複数の作業員が存在し、各作業員に専用の音声通信装置が割り当てられてもよい。同様に、オペレータについても、図1〜図3に示すシステムにおいては、1名しか記載されていないが、複数のオペレータが存在してもよい。例えば、現場監督と副監督がオペレータとして存在する場合などが挙げられる。典型的には1名であることが多い。
チャット支援装置は、作業員とオペレータとの通信を仲介する役割を果たす。典型的には、サーバー等のハードウェア装置であってもよい。また、チャット支援装置は、1台のサーバーで構成されてもよいが、必ずしも1台のみで構成されているとは限らない。例えば、チャット支援装置が備える機能ごとに応じて複数のサーバーに分散させた構成を採用してもよい。あるいは、別の例として、負荷を分散させる目的で同一の機能を有する複数のサーバーに分散させた構成を採用してもよい。
「ボット」とは、一定のタスクや処理を自動化するためのソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせのことである。本発明の一実施形態におけるシステムでは、ボットは、電子報告書の作成の自動化に関与する。例えば、音声通信装置から生成された情報を利用して電子報告書の作成する機能を有する。また、音声通信装置に、所定のメッセージを送信して、報告書の作成を促すことができる。所定のメッセージの例としては、「作業報告者の名前を入力してください」「作業内容を入力してください」「作業場所を入力してください」などのメッセージが挙げられる。
情報処理端末は、オペレータが利用する装置である。通常は、指示を出すオペレータ側が1人に対して、複数の作業員が存在する業務形態が多い。情報処理端末は、1台存在する。しかし、場合によっては複数台の情報処理端末が存在してもよい。
また、上記システムは、音声通信装置を更に備える。音声通信装置は、作業員が使用するための物である。音声通信装置は、少なくともウェアラブル端末を備える。また、音声通信装置は、カメラと、音声処理モジュールと、通信モジュールと、マイクロフォンと、音声出力モジュールとを備える。
カメラは、電子報告書の中に掲載する画像データ(動画、及び静止画のうち少なくともいずれか)を取得するための物である。カメラはウェアラブル端末に組み込まれる。これによって、作業員は、手を塞がれることなく撮影を行うことができる。もしも、スマートフォンなどの端末で撮影して報告書を作成しようとすると、作業員は手でスマートフォンを持って撮影対象に向ける必要があるため、手が塞がれることとなる。
マイクロフォンは、作業員の発話内容を取得するための物である。マイクロフォンは、ウェアラブル端末に組み込まれてもよい。典型的には、ヘッドセット型のウェアラブル端末に組み込まれてもよい。発話した内容は、音声処理モジュールに送信される。発話した内容の中には、音声コマンド、及び電子報告書の記載内容等が含まれる。
音声処理モジュールは、マイクロフォンから取得された音声を処理する機能を有する。例えば、マイクロフォンから取得された音声に対して、音声認識処理を行う機能を有する。更には、音声処理モジュールは、認識結果に基づいて、コマンドを生成する機能を有する。コマンドの中には、報告書作成モードを起動するコマンド、カメラの操作を実行するコマンド等が含まれる。カメラの操作を実行するコマンドには、カメラの起動、撮影対象へのフォーカスの調整、シャッター等に関連するコマンドが含まれる。更に好ましくは、カメラの操作を実行するコマンドには、カメラの起動からシャッターまでの一連の操作を含めた1つのコマンドが含まれる(つまり、1つの音声コマンドで、カメラの起動からシャッターまでの一連の操作が実行される)。更に好ましくは、カメラの操作を実行するコマンドには、カメラの起動からシャッターまでの一連の操作に加えて、画像データ(静止画及び/又は動画)を送信する操作を含めた1つのコマンドが含まれる。
通信モジュールは、音声通信装置の内部の様々な構成要素、及び音声通信装置の外部の様々な構成要素とのデータの送受信を行う機能を有する。例えば、通信モジュールは、音声処理モジュールが生成した音声コマンドを送信する機能を有する。送信先としては、ボット、チャット支援装置等が挙げられる。また、送信する内容としては、マイクが取得した作業員の発話内容のデータ、音声処理モジュールが生成した音声コマンド、カメラが取得した撮影データ等が挙げられる。これらのマイクが取得した作業員の発話内容のデータ、音声処理モジュールが生成した音声コマンド、カメラが取得した撮影データ等については、ボットに送信されてもよい。
音声出力モジュールは、音声を発するためのモジュールであり、例えば、スピーカー、及びイヤホンなどが挙げられる(骨伝導の原理を利用した物を含む)。ヘッドセット型のウェアラブル端末側に音声出力モジュールが組み込まれている場合には、イヤホンなどが挙げられる。また、腕時計型のウェアラブル端末側に音声出力モジュールが組み込まれている場合には、スピーカーが挙げられる。更には、携帯端末側に音声出力モジュールが組み込まれている場合には、スピーカーが挙げられる。音声出力モジュールは、ボット、及び/又はチャット支援装置からの通信内容を再生する機能を有する。
音声通信装置は、上記以外に更に別のモジュールを備えてもよい。また、当該別のモジュールは、ウェアラブル端末に内に組み込まれてもよい。別のモジュールの例として、センサが挙げられる。センサの例として、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサ(例えば、体温センサ、脈拍センサ、心臓の拍動のセンサ、血圧センサ、指紋センサ、呼気センサ等)等が挙げられる。更に、これ以外のセンサとして、位置情報のセンサ(GPS)も利用してもよい。センサが取得した情報は、通信モジュールを経由して、ボットに送信することができる。ボットは、これらの情報を利用して電子報告書を作成することができる。
以下では、上述した一実施形態におけるシステム及び/又は音声通信装置を使用して、報告書を作成する方法を、説明する。
・作業員の第一音声コマンドに対して、音声処理モジュールが音声認識を行う工程。
・当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを、音声処理モジュールが生成し、且つ、報告書作成モードを起動するコマンドを通信モジュールがボットに送信する工程。
・作業員の第二音声コマンドに対して、音声処理モジュールが音声認識を行う工程。
・当該認識結果に基づいて、カメラの操作を実行するコマンドを、音声処理モジュールが生成し、カメラに送信する工程。
・カメラが撮影を実行し、撮影データを生成する工程。
・撮影データを、通信モジュールが、ボットに送信する工程。
・ボットが、撮影データを利用して、電子報告書を作成する工程。
別の一実施形態におけるシステムでは、オペレータからの指示に応じて報告書を作成することができる。
図9に、一実施形態における音声通信装置の構成を示す。上述した音声通信装置との主要な違いは、メモリを備える点である。当該メモリは、オペレータからの指示内容に対応した報告書作成リクエストを記憶することができる。
以下では、一実施形態におけるオペレータからの指示に応じて報告書を作成する方法の例を図10に示す。前記方法は、少なくとも以下の工程を含む:
・情報処理端末が、報告書作成リクエストを、音声通信装置に送信する工程。
・情報処理端末が、報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、ボットに送信する工程。
・音声通信装置が、報告書作成リクエストを、音声通信装置内のメモリに記録する工程。
・ボットが、報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する工程。
・ボットが、音声通信装置から生成されたデータと、所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する工程。
上述した、報告書作成リクエストは、作業員1人あたり1つとは限らない。例えば、オペレータから複数の報告書作成リクエストが、1人の作業員に割り当てられる可能性がある。報告書作成リクエストが割り当てられた場合、音声通信装置のメモリには、報告書作成リクエストが記憶される(同様に、ボットにも、複数の報告書作成準備リクエストが記憶される)。
上述したように、複数の報告書作成リクエストが存在する場合には、作業員は、今現在自分に割り当てられている報告書作成リクエストを確認したい場合が存在する。
一実施形態において、複数の作業員がいる場合には、報告書作成リクエストを、作業員同士で交換することができる。
・報告書作成リクエストを委託する音声
・委託する対象となる報告書作成リクエストを指定する音声
・作業員を特定する音声
例えば、「報告書委託、作業コードA、作業員B」と発話する。
Claims (21)
- システムを利用して報告書を作成する方法であって、
前記システムは、作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであり、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記方法は、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、且つ、前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記通信モジュールが前記ボットに送信する工程と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、前記カメラに送信する工程と、
前記カメラが撮影を実行し、撮影データを生成する工程と、
前記撮影データを、前記通信モジュールが、前記ボットに送信する工程と、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する工程と、
を含む、該方法であって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記方法が、
前記センサから取得されたセンサデータを、前記通信モジュールが、前記ボットに送信する工程と、
前記ボットが、前記センサデータを利用して、電子報告書を作成する工程と
を更に含む、該方法。 - 請求項1の方法であって、
前記システムが、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記方法が、
前記情報処理端末が、報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する工程と、
前記情報処理端末が、前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する工程と、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する工程と、
前記ボットが、前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する工程と、
前記ボットが、前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する工程と、
を更に含む、該方法。 - システムを利用して報告書を作成する方法であって、
前記システムは、作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであり、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記方法は、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、且つ、前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記通信モジュールが前記ボットに送信する工程と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを、前記音声処理モジュールが生成し、前記カメラに送信する工程と、
前記カメラが撮影を実行し、撮影データを生成する工程と、
前記撮影データを、前記通信モジュールが、前記ボットに送信する工程と、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する工程と、
を含む、該方法であって、
前記システムが、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記方法が、
前記情報処理端末が、報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する工程と、
前記情報処理端末が、前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する工程と、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する工程と、
前記ボットが、前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する工程と、
前記ボットが、前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する工程と、
を更に含む、該方法。 - 請求項1〜3いずれか1項に記載の方法であって、
前記第二音声コマンドの音声認識を行う工程が、前記音声処理モジュールによってスタンドアロンで実行され、
前記カメラの操作を実行するコマンドが、前記カメラの起動操作からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも含む、該方法。 - 請求項2又は3の方法であって、
前記方法が、
前記音声通信装置が、複数の報告書作成リクエストを受信する工程と、
前記音声通信装置が、複数の報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する工程と、
を更に含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該方法。 - 請求項5の方法であって、
前記方法が、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、前記音声処理モジュールが音声認識を行う工程と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する工程と、
を更に含む、該方法。 - 請求項2〜3、5〜6のいずれか1項に記載の方法であって、
前記システムは、第一音声通信装置と第二音声通信装置とを備え、前記方法が、
前記報告書作成リクエスト受信後、第一音声通信装置が、報告書作成委託リクエストを送信する工程と、
第二音声通信装置が、報告書作成受託コマンドを送信する工程と、
前記第一音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記第二音声通信装置に送信する工程と、
前記報告書作成リクエストの授受を、前記情報処理端末に通知する工程と、
前記第二音声通信装置が、前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する工程と、
を更に含む、該方法。 - 作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであって、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと、
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する機能を備える、
該システムであって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記通信モジュールが、前記センサから取得されたセンサデータを、前記ボットに送信する機能を備え、
前記ボットが、前記センサデータを利用して、電子報告書を作成する機能を備える、
該システム。 - 請求項8のシステムであって、
前記システムは、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記情報処理端末が、
報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する機能と、
前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備え、
前記ボットが、
前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する機能と、
前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する機能と、
を備える、該システム。 - 作業員とオペレータとのコミュニケーションを仲介するシステムであって、
前記システムは、
作業員が使用するための音声通信装置と、
ボットと、
を備え、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記ボットが、前記撮影データを利用して、電子報告書を作成する機能を備える、
該システムであって、
前記システムは、オペレータが使用するための情報処理端末を更に備え、
前記情報処理端末が、
報告書作成リクエストを、前記音声通信装置に送信する機能と、
前記報告書作成リクエストに対応する、報告書作成準備リクエストを、前記ボットに送信する機能と、
を備え、
前記音声通信装置が、前記報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備え、
前記ボットが、
前記報告書作成準備リクエストに応答して、所定の報告書テンプレートを準備する機能と、
前記音声通信装置から生成されたデータと、前記所定の報告書テンプレートとを少なくとも利用して、電子報告書を作成する機能と、
を備える、該システム。 - 請求項8〜10のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記音声処理モジュールは、前記第二音声コマンドの音声認識をスタンドアロンで実行する機能を備え、
前記カメラは、前記カメラの操作を実行するコマンドに応答して、起動からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも実行する、
該システム。 - 請求項9又は10のシステムであって、
前記音声通信装置が、
複数の報告書作成リクエストを受信する機能と、
複数の報告書作成リクエストを、メモリに記録する機能と、
を含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該システム。 - 請求項12のシステムであって、
前記音声処理モジュールが、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する機能と、
を更に含む、該システム。 - 請求項9〜10、12〜13のいずれか1項に記載のシステムであって、
前記システムは、第一音声通信装置と第二音声通信装置とを備え、
前記第一音声通信装置は、
前記報告書作成リクエスト受信後、報告書作成委託リクエストを送信する機能と、
前記報告書作成リクエストを、前記第二音声通信装置に送信する機能と、
を備え、
前記第二音声通信装置は、
報告書作成受託コマンドを送信する機能と、
前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する機能と、
を備え、
前記報告書作成リクエストの授受が前記情報処理端末に通知される、
該システム。 - 作業員とオペレータとのコミュニケーションを行うために作業員が使用するための音声通信装置であって、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記通信モジュールは、ボット及び/又はオペレータが使用するための情報処理端末と通信する機能を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備える、
該音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、気圧センサ、温度センサ、湿度センサ、輝度センサ、ガスセンサ、振動センサ、及び生体センサのうち少なくとも1以上のセンサを備え、
前記通信モジュールが、前記センサから取得されたセンサデータを、前記ボットに送信する機能を備える、
該音声通信装置。 - 請求項15の音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、前記情報処理端末が生成した報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備える、
該音声通信装置。 - 作業員とオペレータとのコミュニケーションを行うために作業員が使用するための音声通信装置であって、
前記音声通信装置は、
カメラを備えるウェアラブル端末と、
音声処理モジュールと、
通信モジュールと、
マイクロフォンと、
音声出力モジュールと、
を備え、
前記通信モジュールは、ボット及び/又はオペレータが使用するための情報処理端末と通信する機能を備え、
前記音声処理モジュールは、
前記作業員の第一音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、報告書作成モードを起動するコマンドを生成する機能と、
前記作業員の第二音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記カメラの操作を実行するコマンドを生成し、前記カメラに送信する機能と、
を備え、
前記カメラは、撮影を実行し、撮影データを生成する機能を備え、
前記通信モジュールは、
前記報告書作成モードを起動するコマンドを前記ボットに送信する機能と、
前記撮影データを前記ボットに送信する機能と、
を備える、
該音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、前記情報処理端末が生成した報告書作成リクエストを、前記音声通信装置内のメモリに記録する機能を備える、
該音声通信装置。 - 請求項15〜17いずれか1項に記載の音声通信装置であって、
前記音声処理モジュールは、前記第二音声コマンドの音声認識をスタンドアロンで実行する機能を備え、
前記カメラは、前記カメラの操作を実行するコマンドに応答して、起動からシャッター操作までの一連の操作を少なくとも実行する、
該音声通信装置。 - 請求項16又は17の音声通信装置であって、
前記音声通信装置が、
複数の報告書作成リクエストを受信する機能と、
複数の報告書作成リクエストを、メモリに記録する機能と、
を含み、
前記第一音声コマンドが、複数の報告書作成リクエストのうちのいずれか1つを指定するコマンドを含む、
該音声通信装置。 - 請求項19の音声通信装置であって、
前記音声処理モジュールが、
前記作業員の第三音声コマンドに対して、音声認識を行う機能と、
当該認識結果に基づいて、前記メモリ内に登録されている複数の報告書作成リクエストを再生する機能と、
を更に含む、該音声通信装置。 - 請求項16〜17、19〜20のいずれか1項に記載の音声通信装置であって、
前記音声通信装置は、
前記報告書作成リクエスト受信後、報告書作成委託リクエストを送信する機能と、
報告書作成受託コマンドを送信する機能と、
前記報告書作成リクエストを、別の音声通信装置に送信する機能と、
前記ボットに、報告書作成に必要な情報を送信する機能と、
前記報告書作成リクエストの授受を、前記情報処理端末に通知する機能と
を備える、該音声通信装置。
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