JP6669397B2 - 信号抽出処理装置および信号抽出処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は検出対象信号がノイズに埋もれている入力信号より当該検出対象信号を抽出するための信号抽出処理装置および信号抽出処理方法に関する。
ノイズに埋もれている入力信号より検出対象信号を注出する場合、確率共鳴現象が有用される。確率共鳴現象とは、ノイズに埋もれている入力信号に対し、更にノイズを付加しその後非線形処理を行うことにより、検出対象信号を強調させる現象である。但し、このような確率共鳴現象において、検出結果の性能を表す評価値として用いる相関係数は、図1に示すように、付加するノイズの強度に応じて変化する。図1の場合、付加ノイズ強度30で相関係数は最大になっている。すなわち、最大の検出精度を実現するのに最適なノイズ強度が存在するため、ノイズ強度のチューニングを行うことが望まれる。
非特許文献1には、図2に示すように、入力信号I(x)を複数に分岐し、それぞれで異なるノイズを付加して非線形処理を施し、更にこれらの出力を合成することで、検出対象信号を安定した精度で検出する構成が開示されている。非特許文献1によれば、分岐の数を増やすほど相関係数は強度によらず安定し、図1のようなピークを持たなくなり、結果としてノイズ強度のチューニングを行う必要がなくなることが説明されている。また、特許文献1には、非特許文献1のように独立したノイズ発生源を用意せず、1つのノイズ発生源で発生させたノイズを複数の信号線で互いに遅延をかけながら付加することにより、非特許文献1と同様の効果を得る構成が開示されている。
さらに、特許文献2には、非線形関数をロジスティック関数、シグモイド関数、またはハイパボリック・タンジェント関数とすることにより、ノイズ強度の広い範囲で相関係数を高める方法が開示されている。このような特許文献2では、非特許文献1や特許文献1のように複数の非線形回路を用意することが無いので、上記文献と同等な効果をより単純な回路で実現することができる。
近年では、以上のような確率共鳴現象を用いた検出対象信号の抽出を、製品検査などにも利用することがある。例えば、製造された製品を撮像し、得られた画像データに所定のノイズを付加して非線形処理を施すことにより、製品に存在する傷のような特異部を抽出することができる。そして、このような抽出工程と、抽出された特異部をポップアップする工程と、ポップアップされた画像を検査者が確認し最終判断する工程を設ければ、検査者による目視判断のみの場合に比べて、検査時間を大幅に低減し検査精度を向上させることができる。さらに、このような特異部抽出機構は、生産現場における検査工程のみならず、製品そのものに搭載することもできる。具体例としては、パーソナルプリンタが印刷した画像を撮像し、不良な箇所が発生した場合にこれを自動で抽出する機能が挙げられる。
特開2013−135244号公報 特開2011−52991号公報
J.J.Collins, Carson C.Chow and Thomas T.Imhoff, "Stochastic resonance without tuning", NATURE, (UK), 20 July 1995, vol.376, p.236-238
しかしながら、非特許文献1や特許文献1のように多数の非線形回路を搭載しようとすると、処理の複雑化や装置の高価格化が懸念される。特許文献2の方法を採用すれば、そのような問題は解消するが、この場合であっても実際には傷ではないような様々な特異点を抽出してしまうことがある。
例えばインクジェット記録装置に搭載された記録ヘッドの不吐出を検出したい場合、インクジェット記録装置が出力した画像より白スジを抽出すればよく、その特徴は予めはっきりしている。しかし、従来の方法では白スジ以外の様々な特徴を持つ特異点まで抽出してしまうことになる。このため、上述したような確率共鳴現象を用いた抽出工程と、ポップアップ工程と、判断工程を用意しても、多数の特異部がポップアップされ、結果的に検査者の負担が大きくなり、検査時間を低減できず検査精度の向上させることができない。すなわち、上記白スジのように抽出したい特異部の特徴が予めはっきりしているような場合には、そのような特異部のみを確実に抽出できるような検出方法が望まれる。
本発明は上記問題点を解決するために成されたものである。よってその目的とするところは、入力信号の中から検出対象信号を高精度且つ効率的に抽出することが可能な信号抽出処理装置および信号抽出処理方法を提供することである。
そのために本発明は、複数の入力信号で構成される入力データの中から検出対象信号を抽出するための信号抽出処理装置であって、前記入力データおよび前記検出対象信号で構成される検出対象データを取得する取得手段と、前記入力データおよび前記検出対象データに基づいて、前記入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度を設定するノイズ強度設定手段と、前記ノイズ強度設定手段が設定したノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行する確率共鳴処理手段とを有し、前記所定の確率共鳴処理は、前記入力信号にノイズを付加し2値化処理を施す工程を並列して行った結果を合成する形態において、前記並列の数を無限大にしたときに得られる値を出力する処理であり、前記ノイズ強度設定手段は、前記複数の入力信号のそれぞれに前記所定の確率共鳴処理を行った結果と前記検出対象データの相関を示す前記ノイズ強度の関数、に基づいて、前記ノイズ強度を設定することを特徴とする。
本発明によれば、入力信号の中から検出対象信号を高精度且つ効率的に検出することが可能となる。
確率共鳴処理における付加ノイズ強度と相関係数の関係を示す図である。 非特許文献1に記載の確率共鳴処理を示す図である。 (a)〜(d)は本発明に使用可能な画像処理装置の形態例を示す図である。 第1の実施形態における制御の構成を説明するためのブロック図である。 インクジェット記録装置の概略構成図である。 記録ヘッドの記録素子と読み取りヘッドの読み取り素子の配列構成図である。 (a)および(b)は、乱数発生のヒストグラムである。 (a)および(b)は、式7および式8をグラフで示した図である。 (a)〜(c)は、検出対象データおよび読み取りデータを示す図である。 (a)および(b)は、確率共鳴処理を行った結果を示す図である。 (a)および(b)は、相関係数Cとノイズ強度の関係を示す図である。 第1の実施形態における特異部検出アルゴリズムのフローチャートである。 強度設定工程における処理を説明するためのフローチャートである。 (a)および(b)は、ノイズ強度Kを設定可能な範囲を示す図である。 相関係数Cの微分値を示す図である。 (a)〜(e)は、位相の異なる5種類の検出対象データを示す図である。 第2の実施形態における特異部検出アルゴリズムのフローチャートである。
図3(a)〜(d)は、本発明の信号抽出処理装置として使用可能な画像処理装置1の形態例を示す図である。本発明の画像処理装置は、記録された画像内の白スジなどをユーザが認識しやすくするためのポップアップ処理や装置自体が判別するための処理を、撮像された画像データに対し施すものであり、システムとしては様々な形態を取ることができる。
図3(a)は、画像処理装置1が読み取り部2を備えている形態を示す。例えば、インクジェット記録装置によって所定の画像が記録されたシートが、画像処理装置1内の読み取り部2の読取台に設置されて光学センサなどによって撮像され、その画像データを画像処理部3が処理する場合がこれに相当する。画像処理部3は、CPUやこれよりも高速な処理が可能な画像処理アクセラレータを備え、読み取り部2による読み取り動作を制御したり、受け取った画像データに対し所定の検査処理を実行したりする。
図3(b)は、読み取り部2を備えた読み取り装置2Aに画像処理装置1が外部接続された形態を示している。例えば、スキャナにPCが接続されているようなシステムがこれに相当する。接続形式としては、USBやGigE、CameraLinkといった汎用的な接続方式で良い。読み取り部2が読み取った画像データはインターフェース4を介して画像処理部3に提供され、画像処理部3は受け取った画像データに対し所定の検査処理を実行する。なお、この形態の場合、画像処理装置1は、記録部5を備えた記録装置5Aに更に外部接続されていても良い。
図3(c)は、画像処理装置1が読み取り部2および記録部5を備えている形態を示している。例えばスキャナ機能、プリンタ機能、および画像処理機能を兼ね備えた複合機がこれに相当する。画像処理部3は、記録部5における記録動作、読み取り部2における読み取り動作、および読み取り部2が読み取った画像に対する検査処理などの全てを制御する。
図3(d)は、読み取り部2と記録部5とを備えた複合機6に画像処理装置1が外部接続された形態を示している。例えば、スキャナ機能とプリンタ機能とを兼ね備えた複合機にPCが接続されているようなシステムがこれに相当する。本発明の画像処理装置1は図3(a)〜(d)のいずれの形態も採ることができるが、以下では図3(d)の形態を採用した場合の画像検査装置を例に実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図4は、図3(d)の形態における制御の構成を説明するためのブロック図である。信号抽出処理装置としての画像処理装置1はホストPCなどからなり、CPU301は、HDD303に保持されるプログラムに従ってRAM302をワークエリアとしながら各種処理を実行する。例えばCPU301は、キーボード・マウスI/F 305を介してユーザより受信したコマンドやHDD303に保持されるプログラムに従って複合機6が記録可能な画像データを生成し、これを複合機6に転送する。また、データ転送I/F 304を介して複合機6から受信した画像データに対し、HDDに記憶されているプログラムに従って所定の処理を行い、その結果や様々な情報をディスプレイI/F 306を介して不図示のディスプレイに表示する。後述するような本実施形態の確率共鳴処理の対象となる画像データI(x)は、データ転送I/F 304を介して複合機6から受信する。
一方、複合機6において、CPU311は、ROM313に保持されるプログラムに従ってRAM312をワークエリアとしながら各種処理を実行する。更に、複合機6は、高速な画像処理を行うための画像処理アクセラレータ309、読み取り部2を制御するためのスキャナコントローラ307、記録部5を制御するためのヘッドコントローラ314を備えている。
画像処理アクセラレータ309は、CPU311よりも高速に画像処理を実行可能なハードウェアである。画像処理アクセラレータ309は、CPU311が画像処理に必要なパラメータとデータをRAM312の所定のアドレスに書き込むことにより起動され、上記パラメータとデータを読み込んだ後、上記データに対し所定の画像処理を実行する。但し、画像処理アクセラレータ309は必須な要素ではなく、同等の処理はCPU311で実行することができる。
ヘッドコントローラ314は、記録部5に備えられた記録ヘッド100に記録データを供給するとともに、記録ヘッド100の記録動作を制御する。ヘッドコントローラ314は、CPU311が、記録ヘッド100が記録可能な記録データと制御パラメータをRAM312の所定のアドレスに書き込むことにより起動され、当該記録データに従って吐出動作を実行する。
スキャナコントローラ307は、読み取り部2に配列する個々の読み取り素子を制御しつつ、これらから得られるRGBの輝度データをCPU311に出力する。CPU311は、得られたRGBの輝度データをデータ転送I/F310を介して画像処理装置1に転送する。画像処理装置1のデータ転送I/F 304および複合機6のデータ転送I/F 310における接続方式としては、USB、IEEE1394、LAN等を用いることができる。
図5は、本実施形態の複合機6として使用可能なインクジェット記録装置(以下、単に記録装置とも言う)の概略構成図である。本実施形態の記録装置はフルラインタイプの記録装置であり、記録媒体や検査対象物となりうるシートPの幅と同等の幅を有する記録ヘッド100と読み取りヘッド107がY方向に並列配置されている。記録ヘッド100は、ブラック(K)、シアン(c)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクをそれぞれ吐出する4列の記録素子列101〜104を備え、これら記録素子列101〜104はシートPの搬送方向(Y方向)に並列配置されている。記録素子列101〜104の更に下流には、読み取りヘッド107が配備されている。読み取りヘッド107には、記録された画像を読み取るための読み取り素子がX方向に複数配列されている。
記録処理や読み取り処理を行う際、シートPは搬送ローラ105の回転に伴って図のY方向に所定の速度で搬送され、この搬送の最中、記録ヘッド100による記録処理や読み取りヘッド107による読み取り処理が行われる。記録ヘッド100による記録処理や読み取りヘッド107による読み取り処理が行われる位置のシートPは、平板からなるプラテン106によって下方から支えされ、記録ヘッド100や読み取りヘッド107からの距離と平滑性が維持されている。
図6は、記録ヘッド100における記録素子の配列構成と読み取りヘッド107における読み取り素子の配列構成とを示す図である。記録ヘッド100において、各インク色に対応する記録素子列101〜104の夫々は、複数の記録素子108が一定のピッチで配列される記録素子基板201の複数が、オーバーラップ領域Dを設けながらX方向に連続するようにY方向に交互に配置されている。一定の速度でY方向に搬送されるシートPに対し、個々の記録素子108が記録データに従って一定の周波数でインクを吐出することにより、シートPには記録素子108の配列ピッチに相応する解像度の画像が記録される。但し、個々の記録ヘッドにおける記録素子108の配列密度は非常に高く、特にオーバーラップ領域Dには記録ヘッド100を製造時の誤差に起因する白スジが発生し易いことが懸念される。
一方、読み取りヘッド107には、複数の読み取りセンサ109がX方向に所定のピッチで配列されている。さらに、図では示していないが、個々の読み取りセンサ109は、読み取り画素の最小単位となり得る読み取り素子がX方向に複数配列して構成されている。一定の速度でY方向に搬送されるシートP上の画像を、個々の読み取りセンサ109の読み取り素子が所定の周波数で撮像することにより、シートPに記録された画像全体を読み取り素子の配列ピッチで読み取ることが出来る。
以下、本実施形態における特異部検出アルゴリズムについて具体的に説明する。本実施形態の特異部検出アルゴリズムは、既に記録された画像を撮像し、得られた画像データに対してオーバーラップ部のような特定位置に現れる白スジや黒スジのような特異部を、確率共鳴処理を用いて高精度に検出するためのアルゴリズムである。本実施形態で採用するのは、複合機6としてのインクジェット記録装置でなくても構わないが、以下では複合機6の記録ヘッド100が記録した画像を同じ複合機の読み取りヘッド107で読み取る構成を前提に説明する。ここでまず、本実施形態で採用する確率共鳴処理について説明する。
非特許文献1にも開示されている確率共鳴現象を利用した処理の概念図として、再度図2を参照する。入力信号I(x)は、読み取りセンサ109によって読み取られた個々の画素に対応する信号値であり、xは画素位置を示す。入力信号I(x)はM個に分岐され、それぞれにおいて異なるノイズN(x,m)×Kが付加される。ここで、mはM個の分岐路のうちの1つを指し示すパラメータであり、1〜Mのいずれかの整数である。また、N(x,m)は画素位置xの分岐路mに対応する乱数であり、0〜1の範囲を有する。乱数N(x,m)に整数であるノイズ強度Kを積算した値N(x,m)×Kが、入力信号I(x)に付加される。すなわち、ノイズ付加後の信号値をi(x,m)とすると、
i(x,m)=I(x)+N(x,m)×K (式1)
と表すことができる。
ノイズ付加後の信号値i(x,m)を所定の閾値Tと比較することによって非線形処理(2値化処理)を行い、2値信号j(x,m)を得る。具体的には、
i(x,m)≧T のとき j(x,m)=1
i(x,m)<T のとき j(x,m)=0 (式2)
とする。
その後M個のj(x,m)を合成し平均処理を行ったものを、確率共鳴後の信号値Jとする。すなわち、
となる。
非特許文献1によれば、Mの値を大きくするほど好ましいことが説明されている。そして、Mの値を大きくするほど、信号値J(x)は、各画素の入力信号値I(x)が非線形処理において2値化閾値Tを超える確率を示す値に近づく。言い換えると、入力信号値I(x)が2値化閾値Tを超える確率を求める式を導き出すことができれば、図2に示したような多数のノイズ付加処理や非線形処理を行わなくとも、これと同等な検出処理を行うことが可能となる。このため、以下に入力信号値I(x)が2値化閾値Tを超える確率について説明する。
図7(a)および(b)は、乱数Nを∞個発生させた場合に収束するヒストグラムを示す。横軸が乱数Nであり0〜1の範囲を有する。縦軸は、それぞれの値Nが発生する確率f(N)を示す。図7(a)は平均値を0.5、3σ=1とした正規分布とした場合、同図(b)は乱数Nが0〜1の範囲で同頻度で発生する所謂ホワイトノイズとした場合、をそれぞれ示している。以下では、このような分布に基づいて乱数Nが生成されることを前提に説明する。
式1および式2より、個々の画素の2値化後の結果がj(x,m)=1となる確率は、
I(x)+N(x,m)×K≧Tとなる確率に等しい。
ここで、K(強度)を正の値とすれば、上式は、
N(x,m)≧{T−I(x)}/K (式4)
と表すことができる。右辺をAとすると、
N(x,m)≧A (式5)
となる。個々の画素の2値化後の結果j(x,m)がj(x,m)=1となる確率すなわち確率共鳴処理後の信号値J(x)は、式5が満たされる確率である。図7(a)および(b)のそれぞれにおいては、斜線部の面積が当該確率に相当する。式で表すと以下のようになる。
ここで乱数N発生のヒストグラムが図7(a)のような正規分布の場合、式6は以下のようになる。
ここで、ノイズNのヒストグラムが図7(a)のような±3σ=1の正規分布の場合、係数αはおよそα=10.8となる。定数Aを元の式{T−I(x,m)}/K に戻せば、式7のようになる。
一方、乱数N発生のヒストグラムが図5(b)のような場合、式6は、下式のように表すことが出来る。
ここで、定数Aを元の式{T−I(x)}/K に戻せば、式8のようになる。
図8(a)および(b)は、式7および式8をグラフで示した図である。いずれにしても、適切なノイズ強度Kと閾値Tのもとで式7または式8を用いれば、非特許文献1の方法を採用して入力信号値I(x)に対する分岐数Mを無限大にしたときと、同じ精度で特異点を抽出することができる。
次に、確率共鳴処理を行うに当たって、適切なノイズ強度K(すなわち上限値)と閾値Tを設定するための閾値設定方法について説明する。本実施形態では、図5および図6で説明したインクジェット記録装置において、オーバーラップ部Dに白スジが存在した場合にこれを検出することを目的とする。この際、このような白スジは、記録ヘッド100に一様な画像を記録させ、記録された画像を読み取りヘッド107で読み取ることによって検出する。すなわち、このような白スジを検出のターゲットとし、確率共鳴処理によって高精度に検出するためのノイズ強度Kや閾値Tを設定する。
図9(a)〜(c)は、所定の位置に白スジが発生した状態の検出対象データと、白スジが所定の位置に発生している実画像を読み取りヘッド107で読み取った結果と、各画素の読み取り結果をX方向の位置に対応づけて示した図である。図9(a)は2次元配列する個々の画素において、白く示した画素が白スジに相当する画素、グレーで示した画素が白スジに相当しない画素をそれぞれ示している。
図9(b)は、読み取りヘッド107が読み取った結果の入力データ(以下、読み取りデータ)を示している。ここでは、個々の読み取り素子が受光したアナログ信号を8ビット(256値)に量子化した結果を輝度値として示している。輝度値が高いほど画像の明度が高いすなわち白スジの可能性が高いことを示している。また、図9(c)は、各画素の輝度値をX方向の位置に対応づけてプロットしたグラフである。白スジの位置にある画素の輝度値が他の領域に比べて相対的に高くなっているのがわかる。この図から判断すると、白スジの位置にある画素の輝度値は大きさ20であり、それが大きさ40のノイズに埋もれた状態となっている。本実施形態において、白スジを高精度に抽出可能とするためには、図9(b)のような生の読み取りデータに対し所定の確率共鳴処理を行うことにより、図9(a)の検出対象データになるべく似通った結果が得られるようにすることが望まれる。
図10(a)および(b)は、図9(b)に対し、式8に示すホワイトノイズを想定した確率共鳴処理を行った結果J(x)を示す図である。図10(a)はノイズ強度K=30、2値化閾値T=80とした場合を示し、同図(b)はノイズ強度K=40、2値化閾値T=80とした場合を示している。両図を比較するに、図10(b)の方が同図(a)よりも、図9(a)で示す白スジの位置のデータとの相関係数が1に近く、検出対象データとの相関が高いことがわかる。すなわち、検出対象データとの相関はノイズ強度Kに依存する。
ここで、画像全体における検出対象データに対する相関の程度を示す相関係数Cを定義する。本実施形態において相関係数Cは、図9(a)で示す検出対象データと、図10(a)や(b)で示す確率共鳴処理後の相関の度合いを示す検出性能の評価値であり、以下の式9で表すことができる。
図11(a)および(b)は、2値化閾値はT=80に固定しておきながら、ノイズ強度Kを0〜200の範囲で変化させた場合の相関係数Cを示す図である。図11(a)は式9に従った理論値を示し、同図(b)は、図9(b)の結果に対し、式3に示す確率共鳴処理のサンプル数Mを様々に振った場合について示している。
図11(a)においては、ノイズ強度Kが20を超えた辺りより相関係数Cが0より大きくなり、K=40で最大値をとり、40を超えた辺りから再び下降しその後安定している。図11(b)においては、サンプル数Mが増えるほど(すなわちMが無限大に近づくほど)、理論値に近づいていることが分かる。すなわち、相関係数Cは、ノイズ強度Kの関数と考えることができ、且つ、最大値となる極大値を持っていることが明らかである。そして、この極大値と成るときのノイズ強度Kを用いて確率共鳴処理を行えば、最も相関係数Cを高くした状態で画像検査を行うことが出来る。
図12は、本実施形態の特異部検出アルゴリズムにおいて、画像処理装置1のCPU301が実行する処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU301は、まず、ステップS1201にて、図9(b)で示すような読み取りデータI(x)を取得する。具体的には、記録ヘッド100によって記録された画像を、スキャナコントローラ307を介して読み取りヘッド107に読み取らせ、個々の画素に対応づけた輝度値としてI(x)を取得する。ここでxは画素位置を示す。
続くステップS1202にて、CPU301は、図9(a)で示す検出対象データt(x)を取得する。検出対象データは、抽出するべき対象の種類(白スジ、濃度ムラ等)ごとに用意され、HDD303に予め記憶されていても良いし、必要に応じて外部から取得しても良い。
ステップS1203にて、CPU301は、閾値Tを決定する。閾値Tは、図9(a)に示す検出対象データにおいて信号値が「1」であるような画素位置xのうち、図9(b)に示す読み取りデータが最大となる最大信号値SigMaxより大きい値に設定する。図9(b)の場合、左から5列目の下から3段目と左から17列目の下から2段目の輝度値「60」を最大信号値SigMaxとする。そして、最大信号値SigMax=60より大きな値を、ここでは例としてT=80を閾値として設定する。
ステップS1204において、CPU301は、最適なノイズ強度Kを設定する。具体的には、式9で示した相関係数Cをノイズ強度Kで微分し、その微分値が0となるようなノイズ強度Kを最適なノイズ強度としこれを設定する。微分値が0となるときに相関係数Cが極大且つ最大値となることが、図11より分かっているからである。以下、詳しく説明する。
図13は、ステップS1204のノイズ強度設定工程において、CPU301が実行する処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU301はまずステップS1301にて、相関係数Cを示す式9に、図9(a)で示す検出対象信号t(x)を入力し、更にJ(x)には式7または式8を代入する。これにより、相関係数Cをノイズ強度Kのみの関数とする。ステップS1302では、ステップS1301で得られた関数C(K)を微分する範囲a≦K≦bを設定する。
図14(a)は、微分範囲a≦K≦bを説明するための図である。相関係数C(K)は、ある値以下のKではC(K)=0となり、当該値を超えるとC(K)>0となる。このような境界となるKの値は、式7または式8を参照するに、全ての画素xでT>I(x)+Kを満たすKと、たった1画素でもT≦I(x)+Kを満たすようになるKの境界値である。言い換えると、式7や式8での条件2つ目に全画素が該当する場合と、1画素でも条件3つ目に該当するようになる境界である。このようなKの値は、全画素のうちのI(x)の最大信号値SigMaxを用い、T−SigMaxと表すことができる。本実施形態ではこのようなKの値を微分の下限値a=T−SigMaxに設定する。
一方、相関係数C(K)は、ある値以上のKで収束し一定値となる。収束するときのKの値は、式7または式8を参照するに、全ての画素xでT<I(x)+Kが満たされる場合、すなわち式7や式8での条件1つ目か3つ目に全画素が該当し、入力信号I(x)の最小値でさえも閾値Tを超える場合である。このようなKの値は、全画素のうちのI(x)の最小信号値SigMinを用い、T−SigMinと表すことができる。本実施形態ではこのようなKの値を微分の下限値b=T−SigMinに設定する。本例の場合、T=80、SigMax=60、およびSigMin=0であるので、a=20、b=80となる。関数C(K)はa≦K≦bの範囲に1点のみ極大値を持つことがわかっている。
続くステップS1303において、CPU301は、ステップS1301で求めた相関係数C(K)を、a≦K≦bの範囲においてノイズ強度Kで微分する。図15は相関係数C(K)の微分値C´(K)をa≦K≦bの範囲で示した図である。K=40近辺で微分値が正から負へ転換し、C(K)がこの位置で極大値を有しているのがわかる。CPU301は、C´(K)=0となるKを求め、これを最適なノイズ強度K=40に設定する。以上で本処理は終了する。
図12のフローチャートに戻る。ステップS1204にて、最適なノイズ強度が設定されると、CPU301はステップS1205に進み、所定の確率共鳴処理を実行する。具体的には、ステップS1203で設定された閾値T、ステップS1204で設定されたノイズ強度K、ステップS1201で取得した読み取りデータI(x)を、式7または式8に代入し、個々の画素についてJ(x)を求める。
図10(b)は、図9(b)に示す読み取りデータI(x)に対し、閾値T=80、ノイズ強度K=40として、式8に基づいて算出したJ(x)を示している。閾値T=80、ノイズ強度K=30とした場合の図10(a)と比較して、図9(a)に示す検出対象データt(x)に、より近い結果が得られている。
ステップS1206において、CPU301は、ステップS1205にて好適な条件の下で確率共鳴処理が施された結果に基づいて、判断処理を行う。具体的には、所定の画素値以上の値が得られた画素を、図10(b)のようにポップアップして検査員が観察できるように表示しても良いし、所定の画素値以上の値が得られた画素の数が所定以上の場合にCPU301が検査対象の画像を不良と判断しても良い。以上で本処理は終了する。
なお、このようにして得られた検出結果は、その後記録装置固有の情報として保存し、その後の記録制御に利用されるようにしても良い。例えば、白スジが発生する位置を複合機6のROM313に記憶し、実際の記録動作時において白スジ近傍に位置する記録素子の吐出回数を通常よりも増加させるようにすれば、画像内の白スジを目立たなくすることができる。
以上説明した本実施形態によれば、特定の位置に現れる白スジのような特異部の有無を精度の高い状態で判断することが可能となる。例えば、白スジが発生していない画像に対し、図12に示す一連のフローチャートを実行した場合であっても、ステップS1203およびステップS1204では、最適な閾値Tと最適なノイズ強度Kは設定される。しかしながら、この様な場合には、検査対象データt(x)との相関性は低く、図10(a)や(b)で示したような、所定の画素値以上の値が特定の位置で分布するような結果は得られない。このため、ステップS1206の判断処理では、検査員がポップアップされた画像の状態から白スジは発生していないと判断することができる。また、所定の画素値以上の値の画素が所定の個数よりも少ないことから、白スジは発生していないとCPU301が判断することもできる。
ところで以上では、C(K)が極大値をとるときのノイズ強度Kを、ステップS1205で実行する確率共鳴処理のためのノイズ強度Kとしたが、必ずしも極大値をとるときのノイズ強度Kを用いなくても、検出精度を向上させることは出来る。具体的には、検出対象データt(x)に対する読み取りデータI(x)そのままの相関係数Cよりも、高い値の相関係数Cを得ることができれば、確率共鳴処理を行わない場合に比べ検出精度を向上させていることになる。具体的には、図9(b)に示す読み取りデータの場合は、図9(a)の検出対象データに対する相関係数Cは0.47であるから、これよりも大きな相関係数Cが得られるような、確率共鳴処理を行うことができればよい。
例えば、図10(a)と同図(b)を比較すれば、図10(b)の方が図9(a)に示す検出対象データとの相関がより高く、高精度な検出を行えることは既に説明した。しかし、ノイズ強度K=30とした図10(a)の場合であっても、この場合の相関係数Cは0.49であり、確率共鳴処理を施さない場合の相関係数(C=0.47)に比べれば、高い値になっており、確率共鳴処理の効果を得ることが出来る。
図14(b)は、このような相関係数Cが得られるノイズ強度Kの範囲を説明するための図である。ノイズ強度Kがbよりも大きくなると、確率共鳴処理の効果はなくなり、相関係数Cは検出対象データt(x)に対する読み取りデータI(x)そのままの相関係数C=0.47となる。すなわち、確率共鳴処理の効果を得るためには、ノイズ強度KはK<bである必要がある。一方、相関係数Cは0<K<bの範囲で、1つの極大値を持つことが判っているため、C(K)=0.47となるもう一つのKがK≦bの範囲に存在する。これをcとする(C(b)=C(c)=0.47)。すなわち、c<K<bを満たすKをノイズ強度Kとして設定し、上述した確率共鳴処理を行えば、確率共鳴処理を行わない場合に比べて、相関係数および検出精度を向上させることが出来る。
但し、検査システムにおいては、上記範囲であっても、ノイズ強度Kは、C´(K)=0となる値(本例の場合はK=40)よりも大きい値に設定するのが好ましい。検査システムの場合、特異部の可能性がある画素を抽出できない「未検出」が致命的であり、正常な画素を多めに特異部として抽出する「過検出」の状態にしておくことが重要だからである。c≦K≦40の範囲でノイズ強度Kを設定する場合よりも40≦K≦bの範囲で設定し、各画素において2値化後の結果が1となる確率を高くしておけば「未検出」を積極的に回避することができる。
以上では白スジを例に説明して来たが、既に説明したように、本実施形態は別の特徴を有する特異点を検出することもできる。そのような場合には、抽出するべき特異点の種類(白スジ、濃度ムラ等)ごとに検出対象データt(x)を予め用意しておけば良い。また、図12で示したフローチャートを、白スジ、濃度ムラと言った異なる特徴の特異点を検出するために、検出対象データt(x)を交換しながら繰り返し実行しても良い。更に、同一の記録データに従って同じ種類の記録媒体に、異なる記録ヘッドを用いて記録した複数のテストパターンを連続して検査するような場合には、最適な閾値Tとノイズ強度Kを複数のテストパターンで共有化することも出来る。このような場合には、例えば最初のテストパターンに対するステップS1203およびS1204で得られた閾値Tとノイズ強度Kを一時的に保存し、これ以降のテストパターンについては、ステップS1203およびS1204を省略すればよい。このようにすれば、同種類の特異点に対する検査工程を短縮することができる。
以上説明した本実施形態によれば、多数の非線形回路を搭載すること無く、検出対象データに対して効果的なノイズ強度を設定した上で確率共鳴処理を行うことが出来るので、目標とする特異部を高精度且つ効率的に検出することが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、白スジのような特異部の現れる位置が明確である場合に、そのような位置に特異部が発生しているか否かを高精度に検出する場合について説明した。しかしながら、実際の検査工程においては、特異部の発生する位置が確実に把握できていない場合も想定される。例えば、図5を参照するに、記録ヘッド100で記録したパターンを読み取りヘッド107で読み取る場合、これらの間にはある程度の距離が存在する。よって、搬送方向に多少のずれが発生した場合、記録ヘッド100が記録した時点での白スジのX方向の位置と、読み取りヘッド107が検出した時点での当該白スジのX方向の位置とは、異なることが予想される。また、図6を参照するに、オーバーラップ領域Dは複数画素に対応する幅を有しており、記録ヘッド製造時の誤差に起因する白スジの位置も正確に定まらない場合もある。以上のような状況を鑑み、本実施形態では検出対象信号t(x)を予め複数用意する。なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、図3(d)〜図6で説明した画像処理装置1と複合機6から成る形態を例に説明する。
図16(a)〜(e)は、本実施形態で用意する5種類の検出対象データt(x)を示す図である。図16(a)は図9(a)に相当し、図16(b)〜(e)は、図16(a)を中心に±X方向にデータを1画素および2画素ずつシフトさせたパターンになっている。このような検出対象データt(x)を用意しておくことにより、白スジの位置が図16(a)の位置から±X方向に1〜2画素程度ずれた場合であっても、第1の実施形態と同様の精度でこれを検出することができる。
図17は、本実施形態において画像処理装置1のCPU301が実行する確率共鳴処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU301は、第1の実施形態と同様、まずステップS1401にて、図9(b)で示すような読み取りデータI(x)を取得する。
続くステップS1402にて、CPU301は、図16(a)〜(e)で示す検出対象データt(x)のうち、1つを取得する。図16(a)〜(e)の検出対象データは、HDD303に予め記憶されていても良いし、必要に応じて外部から取得しても良い。
ステップS1403〜ステップS1405の処理は、図12におけるステップS1203〜ステップS1205と同様であるのでここでは説明を省略する。但し、ステップS1405で取得したJ(x)は、図16(a)〜(e)の検出対象データに対応づけて、RAM302において一時的に保存しておく。
ステップS1406において、CPU301は、図16(a)〜(e)で示す全ての検出対象データについて確率共鳴処理が実行されたか否かを判断する。まだ取得すべき検出対象データが残っていると判断した場合は、ステップS1407にて、図16(a)〜(e)で示す検出対象データt(x)のうち、まだ確率共鳴処理に利用していない1つを取得し、ステップS1402に戻る。一方、ステップS1406にて、全ての検出対象データについて確率共鳴処理が実行されたと判断した場合はステップS1408に進む。
ステップS1408では、複数回のステップS1405のそれぞれで得られた確率共鳴処理後の結果J(x)を比較し、評価値Cが最も高いものを選出する。その後ステップS1409に進み、ステップS1408で選出された確率共鳴処理後の結果に基づいて、判断処理を行う。具体的には、第1の実施形態と同様、所定の画素値以上の値が得られた画素をポップアップして検査員が観察できるように表示しても良いし、所定の画素値以上の値が得られた画素の数が所定以上の場合にCPU301が検査対象の画像を不良と判断しても良い。以上で本処理は終了する。
以上説明した本実施形態によれば、実際の特異部の発生位置と読み取り位置に多少のずれが生じても、第1の実施形態と同様に、特定の特異部を高精度に且つ効率的に検出することができる。なお、図16(a)〜(e)では、周期が等しく位相が異なる複数の検出対象パターンを用意したが、無論このような形態に限定されるものではない。特異部が現れる周期や大きさ、またその数が様々に予想される場合は、それらが互いに異なる複数の検出対象パターンを予め用意しておけば良い。
なお、上記実施形態では、読取ヘッド107が読み取った画素ごとの輝度データに対し確率共鳴処理を施す画像処理装置を例に説明してきたが、本発明の信号抽出処理装置はこのような形態に限定されるものではない。例えば、物体の振動や音の変化などのように時間に応じて電流値I(x)が変位するような入力信号であっても、抽出したい検出対象信号はノイズに埋もれている。このような場合でも、時間軸xに対する検出対象データt(x)を予め用意することが出来れば、上記実施形態と同様に、入力データI(x)の中から高精度且つ効率的に検出対象信号を抽出することが出来る。
更に、以上では、図4に見るような複合機6と画像処理装置1が接続してなるシステムを例に説明してきたが、無論本発明はこのような形態に限定されるものではない。本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 画像処理装置(信号抽出処理装置)
2 読み取り部
3 画像処理部
5 記録部

Claims (24)

  1. 複数の入力信号で構成される入力データの中から検出対象信号を抽出するための信号抽出処理装置であって、
    前記入力データおよび前記検出対象信号で構成される検出対象データを取得する取得手段と、
    前記入力データおよび前記検出対象データに基づいて、前記入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度を設定するノイズ強度設定手段と、
    前記ノイズ強度設定手段が設定したノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行する確率共鳴処理手段と
    を有し、
    前記所定の確率共鳴処理は、前記入力信号にノイズを付加し2値化処理を施す工程を並列して行った結果を合成する形態において、前記並列の数を無限大にしたときに得られる値を出力する処理であり、
    前記ノイズ強度設定手段は、前記複数の入力信号のそれぞれに前記所定の確率共鳴処理を行った結果と前記検出対象データの相関を示す前記ノイズ強度の関数、に基づいて、前記ノイズ強度を設定することを特徴とする信号抽出処理装置。
  2. 前記ノイズ強度設定手段は、前記関数が極大値を有するときの前記ノイズ強度を前記所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度として設定することを特徴とする請求項1に記載の信号抽出処理装置。
  3. 前記ノイズ強度設定手段は、前記所定の確率共鳴処理を行わなかった場合の前記入力データと前記検出対象データの前記関数が示す値よりも前記所定の確率共鳴処理を行なった場合の前記関数が示す値が大きくなるように、前記ノイズ強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の信号抽出処理装置。
  4. 前記ノイズ強度設定手段は、前記関数が極大値を有するときの前記ノイズ強度よりも大きく、前記関数が一定の値に収束するときの前記ノイズ強度よりも小さい範囲に前記ノイズ強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の信号抽出処理装置。
  5. 前記ノイズは、前記ノイズ強度設定手段が設定したノイズ強度を上限とするホワイトノイズであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  6. 前記ノイズは、前記ノイズ強度設定手段が設定したノイズ強度を上限とする正規分布のノイズであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  7. 前記入力データおよび前記検出対象データに基づいて、前記入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いる前記2値化処理のための閾値を設定する閾値設定手段を更に有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  8. 前記検出対象データは、位相が異なる複数が用意され、
    前記取得手段は複数の前記検出対象データを取得し、
    前記ノイズ強度設定手段は、複数の前記検出対象データのそれぞれについて前記ノイズ強度を設定し、
    前記確率共鳴処理手段は、前記ノイズ強度設定手段が設定したそれぞれのノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行し、
    前記確率共鳴処理手段が実行した前記所定の確率共鳴処理の複数の結果を比較して、1つの結果を選出する選出手段
    を更に有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  9. 前記確率共鳴処理手段が実行した前記確率共鳴処理の結果を表示する手段を更に有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  10. 画像を記録する記録手段と前記画像を読み取る読み取り手段を更に有し、前記入力データは、前記読み取り手段が読み取った結果の画像データであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の信号抽出処理装置。
  11. 前記確率共鳴処理手段が実行した前記確率共鳴処理の結果に基づいて、実画像を記録する際に前記記録手段を制御する手段を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の信号抽出処理装置。
  12. 複数の入力信号で構成される入力データの中から検出対象信号を抽出するための信号抽出処理方法であって、
    前記入力データおよび前記検出対象信号で構成される検出対象データを取得する取得工程と、
    前記入力データおよび前記検出対象データに基づいて、前記入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度を設定するノイズ強度設定工程と、
    前記ノイズ強度設定工程で設定されたノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行する確率共鳴処理工程と
    を有し、
    前記所定の確率共鳴処理は、前記入力信号にノイズを付加し2値化処理を施す工程を並列して行った結果を合成する形態において、前記並列の数を無限大にしたときに得られる値を出力する処理であり、
    前記ノイズ強度設定工程では、前記複数の入力信号のそれぞれに前記所定の確率共鳴処理を行った結果と前記検出対象データの相関を示し前記ノイズ強度の関数である相関係数、に基づいて、前記ノイズ強度が設定されることを特徴とする信号抽出処理方法。
  13. 前記ノイズ強度設定工程は、前記関数が極大値を有するときの前記ノイズ強度を前記所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度として設定することを特徴とする請求項12に記載の信号抽出処理方法。
  14. 前記ノイズ強度設定工程は、前記所定の確率共鳴処理を行わなかった場合の前記入力データと前記検出対象データの前記関数が示す値よりも前記所定の確率共鳴処理を行なった場合の前記関数が示す値が大きくなるように、前記ノイズ強度を設定することを特徴とする請求項12に記載の信号抽出処理方法。
  15. 前記ノイズ強度設定工程は、前記関数が極大値を有するときの前記ノイズ強度よりも大きく、前記関数が一定の値に収束するときの前記ノイズ強度よりも小さい範囲に前記ノイズ強度を設定することを特徴とする請求項12に記載の信号抽出処理方法。
  16. 前記ノイズは、前記ノイズ強度設定工程で設定されたノイズ強度を上限とするホワイトノイズであることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  17. 前記ノイズは、前記ノイズ強度設定工程で設定されたノイズ強度を上限とする正規分布のノイズであることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  18. 前記入力データおよび前記検出対象データに基づいて、前記入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いる前記2値化処理のための閾値を設定する閾値設定工程を更に有することを特徴とする請求項12ないし17のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  19. 前記検出対象データは、位相が異なる複数が用意され、
    前記取得工程は複数の前記検出対象データを取得し、
    前記ノイズ強度設定工程は、複数の前記検出対象データのそれぞれについて前記ノイズ強度を設定し、
    前記確率共鳴処理工程は、前記ノイズ強度設定工程が設定したそれぞれのノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行し、
    前記確率共鳴処理工程が実行した前記所定の確率共鳴処理の複数の結果を比較して、1つの結果を選出する選出工程
    を更に有することを特徴とする請求項12ないし18のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  20. 前記確率共鳴処理工程が実行した前記確率共鳴処理の結果を表示する工程を更に有することを特徴とする請求項12ないし19のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  21. 画像を記録する記録工程と前記画像を読み取る読み取り工程を更に有し、前記入力データは、前記読み取り工程で読み取った結果の画像データであることを特徴とする請求項12ないし20のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法。
  22. 前記確率共鳴処理工程が実行した前記確率共鳴処理の結果に基づいて、実画像を記録する際に前記記録工程を制御する工程を更に有することを特徴とする請求項21に記載の信号抽出処理方法。
  23. 請求項12ないし22のいずれか1項に記載の信号抽出処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  24. 記録手段で記録した画像を読み取り手段で読み取った結果に基づいて、前記画像の中に所定の特異部を検出するための画像検査装置であって、
    前記読み取り手段が読み取った読み取りデータおよび前記特異部の特徴を示す検出対象データを取得する取得手段と、
    前記読み取りデータおよび前記検出対象データに基づいて、前記読み取りデータを構成する複数の入力信号に対し所定の確率共鳴処理を施す際に用いるノイズ強度を設定するノイズ強度設定手段と、
    前記ノイズ強度設定手段が設定したノイズ強度を使用して前記入力信号に対し前記所定の確率共鳴処理を実行する確率共鳴処理手段と、
    前記所定の確率共鳴処理の結果に基づいて前記特異部を検出する手段と
    を有し、
    前記所定の確率共鳴処理は、前記入力信号にノイズを付加し2値化処理を施す工程を並列して行った結果を合成する形態において、前記並列の数を無限大にしたときに得られる値を出力する処理であり、
    前記ノイズ強度設定手段は、前記複数の入力信号のそれぞれに前記所定の確率共鳴処理を行った結果と前記検出対象データの相関を示し前記ノイズ強度の関数である相関係数、に基づいて、前記ノイズ強度を設定することを特徴とする画像検査装置。
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