JP6668930B2 - 電力変換装置および電動車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置および電動車両の制御装置に関する。
従来、電動車両において、直流電源を交流に変換して交流電動機を駆動させる電力変換装置を備えたものにおいて、長時間の電力供給を図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の電力変換装置では、高出力要求時には、第1の電源から昇圧回路により昇圧した電圧を供給する第1のモードとし、非高出力要求時には、昇圧回路を経ることなく第2の電源の電圧を供給する第2のモードとに、適宣切り替え制御している。
これにより、高出力要求に応じることを可能としながらも、昇圧回路を経ることなしに電力供給を行うモードを有することにより、昇圧回路による損失を抑え効率向上を図るようにしている。
特開2014−15133公報
しかしながら、上述の従来技術では、第1のモードでは、昇圧回路を介して電力供給を行うため、依然として、昇圧回路による損失が生じ、その分、昇圧回路を用いない場合と比較して、効率の悪化を招く。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、高出力要求にも応答可能としながらも、昇圧回路損失を抑制可能な電力変換装置および電動車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の電力変換装置は、直流電源に並列に電圧型の第1のインバータと、電流型の第2のインバータとを備え、第1のインバータの出力側が交流電動機の第1の巻線に接続され、第2のインバータの出力側が第1の巻線と同相の第2の巻線に接続されている。
本発明の電力変換装置にあっては、昇圧回路を経ることなく、交流電動機の各巻線に電力供給を行うため、昇圧回路による損失が生じることが無く、効率向上を図ることができる。また、両インバータを同時に作動させて、両巻線に同時に電力供給を行うことにより、高出力要求に応えることが可能である。
実施の形態1の電力変換装置を備えた電動車両の制御装置を示す全体図である。 前記電動車両の制御装置におけるモータのトルク特性およびモード切替特性を示す図である。 実施の形態1の電力変換装置の第1作動モードの電力供給状態を示す作用説明図である。 実施の形態1の電力変換装置の第2作動モードの電力供給状態を示す作用説明図である。 実施の形態1の電力変換装置の回生時の電力供給状態を示す作用説明図である。 実施の形態2の電力変換装置を備えた電動車両の制御装置を示す全体図である。 実施の形態3の電力変換装置を備えた電動車両の制御装置を示す全体図である。 実施の形態3の電力変換装置に用いる外部充電器を示す模式図である。
以下、本発明の電力変換装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1の電力変換装置Aおよびこの電力変換装置を用いた電動車両の制御装置について説明する。
本実施の形態1の電力変換装置Aは、図1に示す直流電源としての車載のバッテリBAからの直流電流を交流電流に変換して電動車両の駆動源であるモータ(交流電動機)Mを駆動させる。また、電力変換装置Aは、モータMが発電機として回生を行った場合は、発電された交流電流を直流電流に変換し、バッテリBA側に供給する。
なお、バッテリBAとして、電圧制御範囲が数百ボルト程度の二次電池(リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池等)を採用している。
(モータの構成)
まず、モータMの構成について説明する。
モータMは、二重巻線構造となっている。
すなわち、モータMは、周知のように、図示を省略したロータを備え、その外周には、複数のティース11が一定間隔で配置されたステータ10を備える。そして、ティース11には、コイルが巻き付けられるが、本実施の形態1では、ティース11に、それぞれ、第1のコイル11aと第2のコイル11bが二重に巻き付けられている。
この二重巻というのは、1つのティース11に対して、第1、第2の2つのコイル11a,11bが、磁束を共有可能に並列に巻き付けられている状態をいう。例えば、1つのティース11に対して、両コイル11a,11bを、相互に絶縁状態で内外二重に設けてもよいが、これに限らず、径方向に並設してもよい。図1では、図示の上で両コイル11a,11bの判別が容易なように、径方向に並設した状態を示している。
なお、コイル11a,11bは、その巻数が、両者の巻数の合計が本来の定格で必要な巻数となるように設けられており、二重巻とする(並列に設ける)ことでモータMの大型化を招くことが無いようにしている。
また、本実施の形態1では、モータMは、三相の交流モータを用いており、ティース11は、3相構造であることを表すために「3」個示すが、実際には3の倍数設けられているものとする。また、モータMの相数は、「3」に限定されるものではなく、2相、5相など他の相数としてもよい。
(電力変換装置)
次に、電力変換装置Aについて詳細に説明する。
電力変換装置Aは、第1のインバータ20と第2のインバータ30とを備える。
第1のインバータ20は、入力側がバッテリBAに接続され、出力側が第1のコイル11aに接続されてこの第1のコイル11aを励磁する。
第2のインバータ30は、入力側が、バッテリBAに対して第1のインバータ20と並列に接続され、出力側が、第2のコイル11bに接続され、第2のコイル11bを励磁する。
なお、第1のインバータ20と第2のインバータ30とは、それぞれ、同相の第1のコイル11aおよび第2のコイル11bに接続されている。
第1のインバータ20は、電圧型のインバータであり、3相のスイッチング回路21,22,23および平滑コンデンサ24を備える。また、各スイッチング回路21,22,23は、直列接続された一対のスイッチ素子(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor))21a,21b,22a,22b,23a,23bを備える。なお、この電圧型の第1のインバータ20は、所定の電圧と0Vとのいずれかの電圧を出力する。また、第1のインバータ20には、昇圧回路を経ることなくバッテリBAから電力が供給される構成となっている。
第2のインバータ30は、電流型のインバータであり、3相のスイッチング回路31,32,33およびリアクトル34を備える。また、各スイッチング回路31,32,33は、直列接続された2つのスイッチ素子(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor))31a,31b,32a,32b,33a,33bを備える。なお、この電流型の第2のインバータ30は、負荷にかかわらず、所定の電流を出力する。
さらに、バッテリBAと第2インバータ30との間には、ダイオード40が順方向に接続されている。
また、第2のインバータ30は、前述のように電流型のインバータであるが、モータMの各コイル11bとの間には、コンデンサを備えないことを特徴とする。なお、このコンデンサを備えない理由については後述する。
(制御ユニットの構成)
両インバータ20,30の作動は、モード切替制御装置としての制御ユニット50により制御されるもので、以下に、制御ユニット50について説明する。
制御ユニット50は、目標駆動トルク(目標モータトルク)および車速(目標モータ回転数)に応じ、作動モードとして、第1作動モードと第2作動モードとを備える。なお、目標駆動トルクは、周知のように、アクセル開度センサ51が検出するアクセル開度と、車速センサ52が検出する車速とに基づいて演算して求めることができる。
第1作動モードは、第1のインバータ20のみを作動させ、第1のコイル11aのみに電力を供給する。一方、第2作動モードは、両インバータ20,30を同時に作動させ、両コイル11a,11bに電力を供給するモードである。
(制御ユニットによるモード切替制御)
次に、第1作動モードと第2作動モードとの切替制御について説明する。
図2は、モータMのトルク特性および作動モード特性を説明する図である。
この図2において、第1領域は、第1作動モードに制御する領域である。この第1領域は、駆動トルクおよびモータ回転数が相対的に低い領域、すなわち、低回転低出力の領域である。したがって、目標駆動トルクおよびモータ回転数(車速)が低い場合は、第1作動モードとし、第1のインバータ20のみを作動させ、モータMの、第1のコイル11aのみに電力を供給する。
一方、図2において第2領域は、第2作動モードに制御する領域である。この第2領域は、駆動トルクとモータ回転数とのいずれかが高い領域、すなわち、低回転大出力および高回転大出力の領域である。したがって、目標駆動トルクが高い場合は、第2作動モードとし、両インバータ20,30を作動させ、モータMの両コイル11a,11bに電力を供給する。
なお、第1のインバータ20および第2のインバータ30の出力は、両者が同時に作動した際に、モータMにより必要な最大駆動トルク(定格)が得られるように設定されている。したがって、各インバータ20,30は、それぞれ、1つのインバータによりモータMを駆動させるものと比較して、各スイッチング回路21〜23,31〜33として小型の規格のものを用いて構成している。
(実施の形態1の作用)
制御ユニット50は、ドライバによる運転操作に基づいて得られた目標駆動トルクを得るべくモータMの駆動トルクおよび回転数を制御する。そして、その際、電力変換装置Aの作動モードを、駆動トルクとモータ回転数(車速)に応じ、第1作動モードと第2作動モードのいずれかに切り替える。
(低回転低出力時)
モータMの出力として、図2において、Mo1に示す低出力(低駆動トルク)かつ低回転が要求される第1領域では、電力変換装置Aを第1作動モードで作動させる。なお、第1領域は、例えば、車速が、非高速領域で、一定速度で走行しているような走行状況である。
第1作動モードでは、制御ユニット50は、図3の矢印Y3により示すように、第1のインバータ20のみを作動させ、第1のコイル11aのみに電力を供給する。この場合、ドライバの要求駆動トルクに応じたモータMの出力が低いことから、第1のコイル11aのみへの電力供給であっても、必要なモータ出力を確保することができる。
また、この際、電力は昇圧回路を経ることなく第1のインバータ20に供給されるため、昇圧回路を経る場合のような損失は生じることはない。そして、第2のインバータ30には電力を供給しないことから、ダイオード40やリアクトル34の導通損失も無い。したがって、低損失で電力を供給できる。
ここで、昇圧回路について、説明を加える。
一般に、電動車両など駆動源としてモータを備える車両において、走行速度が上がりモータが高回転になると、誘起電圧が上昇し、モータに十分な電流を流しにくくなる。この対策として、一般に弱め界磁制御や昇圧回路による高電圧化が対策として行われる。
弱め界磁制御を行うとモータの力行に直接関与しない電流を流すので、インバータや電動機の損失を大きくしてしまう。さらに電源、インバータ、モータ共に大容量化(大型化)することになり、高コスト化を招く。
また、昇圧回路を設けた場合には、下記の問題が生じる。
第1に、直流電源とインバータとの間に昇圧回路を接続するため、モータに供給される電流は昇圧回路をも流れることになる。昇圧させる必要のない通常走行時(モータの低回転時)にも、電流が昇圧回路を流れることによる損失が発生する。特に、電動車両は、通常走行時は、回転数もトルクも低い領域(第1領域)であることが多い。この領域では、燃費に相当する電費、即ち電力の消費量が小さいことが重要な性能要求であるにもかかわらず、昇圧回路を電流が通ることにより大きな損失が生じ電力消費が発生してしまう。
第2に、一般に昇圧が必要な高回転時の出力は、低回転時最大出力よりは小さい。しかし、電源、昇圧回路、インバータが直列接続される構成では、低回転時最大出力時の大電流も昇圧回路を流れる。よって昇圧回路自体もインバータや電動機と同等程度の電気容量が必要であり、高コスト化および大型化を招く。
本実施の形態1では、上記のように昇圧回路を不要とすることにより、損失低減を図り、電費の低減を図ることができ、かつ、コスト低減、小型化を図ることができる。
(低回転大出力時)
モータMの出力として、図2において第2領域内のMo2aに示すような低回転大出力が要求される場合は、図4の矢印Y4a、Y4bにより示すように、両インバータ20,30を同時に作動させて、両コイル11a,11bに電力を供給する。
両コイル11a,11bは、ティース11に対して、磁束を共有可能としている。このため、モータMでは、2つのインバータ20,30の出力電圧等の波形が異なっていても、問題無くモータMの内部で磁束を合成でき、2つのインバータ20,30の出力を加算することができる。
すなわち、それぞれのインバータ20,30からの電流を合成するのではなく、モータMの内部にて独立したコイル11a,11bによる磁束を合成させて駆動力としている。このため、2つのインバータ20,30の出力整合、また2つのインバータ20,30のスイッチ動作タイミングなどを考慮することなく、また、相互に悪影響を与えることなく両電力を合成できる。
よって、モータMは、設定された最大の駆動トルク(定格)まで駆動トルクを上昇させることが可能である。なお、Mo2aのような低回転大出力の出力要求時とは、例えば、発進加速時などの低速からの加速時などであり、駆動トルクの上昇により必要な加速を得ることができる。
(高回転大出力時)
モータMの出力として、図2において第2領域内のMo2bに示すような高回転大出力が要求される場合は、上記の低回転大出力時と同様に、図4に示すように、両インバータ20,30を同時に作動させて、両コイル11a,11bに電力を供給する。
ここで、モータMの出力が高回転大出力となった場合、電圧型である第1のインバータ20は、昇圧回路を有していないため、出力供給が難くなる。しかし、電流型の第2のインバータ30は、その回路を構成するリアクトル34の作用で、モータMの誘起電圧に関わらず電力を供給できる。このため、昇圧回路が無い構成でも、必要な電力を供給でき、高回転大出力を得ることができる。
次に、上述のように第2のインバータ30を作動させるのにあたり、リプル電流抑制用のコンデンサを設けていない理由を説明する。
電流型の第2のインバータ30を作動させた際に、第2のコイル11bに電力供給するオンオフの切替時に生じる電流の急変(リプル電流)は、二重巻線部を介して第1のコイル11aから第1のインバータ20側に誘起電流として伝えられる。したがって、一般的な電流型インバータにおいて出力端子間に必要なコンデンサが不要となる。これにより、コスト低減および小型化を可能とする。
また、第1のインバータ20の各スイッチング回路21〜23のオンオフ切り替え時には、モータM側の第1のコイル11aに、リプル電圧と、それにより生じる電圧の瞬時変動が生じる。この場合、この電圧変動は相互インダクタンスを介して第2のコイル11bに伝わる。このとき、第2のコイル11bにコンデンサが接続されていると、この電圧変動の度にコンデンサ電流が流れ、コンデンサの発熱および第1のインバータ20の電流低減を招く。しかしながら、本実施の形態1では、コンデンサを有しないことから、この問題は生じない。
(回生時)
回生時には、図5の矢印Y5により示すように、電圧型の第1のインバータ20の回生動作により、第1のインバータ20を介して、バッテリBAへ電力を供給する。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の効果を列挙する。
1)実施の形態1の電力変換装置Aは、
交流電動機としてのモータMと直流電源としてのバッテリBAとの間で電力変換を行う電力変換装置であって、
バッテリBAに入力側が接続される一方で、出力側がモータMの第1のコイル11aに接続された電圧型の第1のインバータ20と、
バッテリBAに対して、入力側が第1のインバータ20と並列に接続され、出力側が第1のコイル11aと同相の第2のコイル11bに接続された電流型の第2インバータ30と、
バッテリBAと第2インバータ30との間に順方向に接続されたダイオード40と、
を備えることを特徴とする。
したがって、モータMの必要な駆動トルクが小さい場合は、第1のインバータ20のみを駆動回路を介すことなく作動させることで、昇圧回路損失が生じることが無く、電費を向上でき、かつ、発熱を抑えることができる。また、昇圧回路を不要としたことによる、コスト低減および小型化、軽量化を図ることができる。
一方、モータMの必要な駆動トルクが大きい場合は、両インバータ20,30を同時に作動させることにより、必要な駆動力を確保することができる。そして、第2のインバータ30は、電流型であるため、モータMの誘起電圧に関わらず電力を供給でき、高回転大出力を得ることができる。
2)実施の形態1の電力変換装置Aは、
第1のコイル11aと第2のコイル11bとが、モータMの同一のティース11に磁束を共有して設けられていることを特徴とする。
したがって、電流型の第2のインバータ30による第2のコイル11bに電力供給するオンオフの切替時に生じる電流の急変(リプル電流)は、二重巻線部を介して第1のインバータ20側に誘起電流として伝わる。よって、一般的な電流型インバータにおいて出力端子間に必要なコンデンサが不要となり、コスト低減および小型化を可能とする。
併せて、コンデンサを不要とすることにより、下記の効果を奏する。
第1のインバータ20のスイッチ素子のオンオフ切り替え時にモータM側の第1のコイル11aのリプル電圧と、電圧の瞬時変動が生じ、この電圧変動が相互インダクタンスを介して第2のコイル11bに伝わる。この際、第2のコイル11bにコンデンサが接続されていると、この電圧変動の度にコンデンサ電流が流れ、コンデンサの発熱および第1のインバータ20の電流低減を招く。本実施の形態1では、第2のインバータ30にコンデンサ接続を要しないために、この様な問題が生じない。
3)実施の形態1の電力変換装置を用いモータを車両駆動源として制御する電動車両の制御装置にあっては、下記a)b)の効果を奏する。
a)上記電動車両の制御装置は、
車両の運転状態に応じ、第1のインバータ20のみを介して第1のコイル11aに電力供給を行う第1作動モードと、第1のインバータ20を介した第1のコイル11aへの電力供給と第2のインバータ30を介した第2のコイル11bへの電力供給とを同時に実行する第2作動モードと、を切り替え可能なモード切替制御装置としての制御ユニット50を備えることを特徴とする。
したがって、車両の運転状態に応じたモータMの適切な駆動制御が可能となる。
b)上記電動車両の制御装置は、
制御ユニット50は、運転状態が、低回転低出力要求時に、第1作動モードとし、低回転高出力要求時および高回転高出力要求時に、第2作動モードとすることを特徴とする。
したがって、低回転低出力要求時には、第1のインバータ20のみを作動させることにより、必要な駆動トルクを得ることができつつ、損失を抑えることができる。
また、低回転高出力要求時および高回転高出力要求時には、両インバータ20,30を同時に作動させて、昇圧回路を設けない構成でありながら、必要な高駆動トルクをえることができる。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態の電力変換装置について説明する。
なお、他の実施の形態の説明にあたり、既に説明した構成と共通する構成には同じ符号を付して説明を省略し、相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
図6に示す本実施の形態2の電力変換装置Bは、充電機能を有する。
すなわち、電力変換装置Bは、充電用の外部充電端子201を備える。この外部充電端子201は、第2インバータ30の入力側に接続された第1端子(正極)201a、第2端子(負極)201bを備える。そして、第1端子201aと第2インバータ30との間に、直列にスイッチ素子202が設けられている。さらに、第2のインバータ30の入力端子間にダイオード203が逆並列に接続されている。
上述の電力変換装置Bの走行時の作動は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略し、充電時について説明する。
充電時には、第2のインバータ30により昇圧(バッテリBAよりも低電圧の電源電圧を昇圧して充電)、降圧(バッテリBAよりも高電圧の電源電圧を降圧して充電)のいずれにも作動させることができる。以下に、場合分けして説明する。
(低電圧電源接続時)
バッテリBAよりも低電圧電源の接続時には、スイッチ素子202はオン状態のまま、第2のインバータ30のリアクトル34とスイッチング回路31〜33の上アーム側のスイッチ素子31a、32a,33aのいずれかを、昇圧型チョッパ回路として動作させる。この出力電力は直流として整流されていないので、モータMの第2のコイル11bからコイル11aへ電力が伝わる。そして、第1のインバータ20の回生動作によりバッテリBAを充電することができる。
(高電圧電源接続時)
外部充電端子201に、バッテリBAよりも高電圧電源を接続した場合は、スイッチ素子202と第2のインバータ30のリアクトル34、そしてダイオード203を降圧型チョッパ回路として動作させる。これにより、上記の低電圧電源接続時と同様にバッテリBAを充電できる。なお、このような動作をさせる場合、バッテリBAと第2のインバータ30との間のダイオード40を、オフ機能を有する第2のスイッチ素子にしておくこともできる。
(実施の形態2の効果)
2-1)実施の形態2の電力変換装置は、
第2のインバータ30の入力側に、スイッチ素子202を介して外部充電端子201が接続され、
第2のインバータ30の入力端子間に、ダイオード203が逆並列に接続されていることを特徴とする。
したがって、スイッチ素子202とダイオード203の付加だけで、バッテリBAよりも高圧電源、低圧電源のいずれからの充電も可能となる。よって、構成の簡略化によるコストダウンおよび車載重量減を図ることができる。
すなわち、通常、充電のためには、車両に、チョッパ回路、変圧器を備えた充電器を搭載し、さらに、絶縁性の確保のための絶縁トランスが必要であり、しかも、これを常時車載する必要がある。本実施の形態2では、第2のインバータ30を利用することにより、充電専用のこれらの構成を省略することが可能となる。
(実施の形態3)
図7に示す実施の形態3の電力変換装置Cは、第2のインバータ30のリアクトル300を、充電に利用可能とした例である。
リアクトル300は、磁性体301と巻線302とを備える。また、磁性体301は、ハット断面形状に形成され、その円柱部301aに、巻線302が巻き付けられ、かつ、その端面301b(図8参照)を、充電時の接続部としている。なお、この端面301bは、充電時に車外の外部充電器Dと接続可能に、車体の外表面の近傍に配置され、例えば、図示を省略したリッドの開閉により車外に露出した状態と、リッドに覆われた状態とに切替可能するのが好ましい。また、第2のインバータ30の入力端子間に、ダイオード303が逆並列に接続されている。
図8は、外部充電器Dを示す回路図であり、外部充電器Dは、AC−DC変換部310とDC−DC変換部320とを備える。そして、DC−DC変換部320は、リアクトル330を備える。なお、AC−DC変換部310は、スイッチング回路311,312,313を備える。また、DC−DC変換部320は、スイッチング回路321,322およびコンデンサ323を備える。
リアクトル330は、第2のインバータ30のリアクトル300と同様の構造であり、磁性体(第2の磁性体)331と、磁性体331の円柱部331aに巻き付けられた巻線(第2の巻線)332とを有する。そして、円柱部331aの端面331bが、充電時の接続部とする。
DC−DC変換部320は、それ自体のみではDC−DC変換機能を有するものではなく、第2のインバータ30との接続状態で、第2のインバータ30と協働してDC−DC変換機能を発揮する。
すなわち、充電時には、図8に示すように、外部充電器Dのリアクトル330の円柱部331aの端面331bを、第2のインバータ30のリアクトル300の端面301bに対向させて両者を密着させる。
これにより、両リアクトル300,330によりトランスが形成され、外部充電器DのDC−DC変換部320において所定のDC電圧に変換された電圧が、両リアクトル300,330において、さらに所定の電圧に変換されて第2のインバータ30に入力される。
そして、第2のインバータ30を実施の形態2と同様に、チョッパ回路として動作させ、モータMの両コイル11a,11bを介して、バッテリBAに充電することができる。
したがって、実施の形態3にあっても、上記2-1)と同様に、構成の簡略化によるコストダウンおよび車載重量減を図ることができる。
さらに、実施の形態3にあっては、以下に述べる効果も生じる。
一般に外部充電ポートを介して大電力を充電しようとすると、電力変換装置と外部充電器とを繋ぐコネクタやケーブルが大型化する。これは大電流を流すことによるジュール発熱のためである。そして、ある程度以上電流が大きくなると、発熱に対する放熱性能が追いつかないなどの理由で、充電自体が困難になってしまう。
それに対して、本実施の形態3では、電流自体の受け取りはなく、電力変換装置Cにおけるリアクトル300と、外部充電器Dのポート部分のリアクトル330とを密着あるいは近接させてトランス動作させることによる磁束の共有化により電力供給を行う。
したがって、ケーブルに電流を流すジュール損失による発熱などのような事態が生じにくい。したがって、大電力充電を、放熱対策のための付加部品を多く要することなく行うことができ、低コストの充電が可能となる。
以下に、実施の形態3の電力変換装置Cの効果を述べる。
3-1)実施の形態3の電力変換装置Cは、
第2のインバータ30のリアクトル300が、(第1の)磁性体301と、この(第1の)磁性体301に巻かれた(第1の)巻線302とを備え、
(第1の)磁性体301は、外部充電器Dのリアクトル330の(第2の)巻線332が巻かれた(第2の)磁性体331と接触してトランスを構成可能に形成されていることを特徴とする。
したがって、構成の簡略化によるコストダウンおよび車載重量減を図ることができる。
さらに、ケーブルに電流を流すジュール損失による発熱などのような事態が生じにくく、大電力充電を、放熱対策のための付加部品を多く要することなく行うことができ、低コストの充電が可能となる。
以上、本発明の電力変換装置および電動車両の制御装置を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、交流電動機としてのモータにおいて、1つのティースに第1の巻線、第2の巻線を二重巻(並列巻)にした例を示したが、これに限定されない。例えば、第1の巻線と第2の巻線とを、それぞれ、同相で異なるティースに独立して巻き付けてもよい。
また、電動車両には、交流電動機のみを駆動源とした車両以外に、駆動源としてエンジンを有するハイブリッド車両も含まれる。
11 ティース
11a 第1のコイル(第1の巻線)
11b 第2のコイル(第2の巻線)
20 第1のインバータ
30 第2のインバータ
40 ダイオード
50 制御ユニット(モード切替制御装置)
200 外部充電端子
202 スイッチ素子
203 ダイオード
300 リアクトル
301 (第1の)磁性体
302 (第1の)巻線
330 リアクトル
331 (第2の)磁性体
332 (第2の)巻線
A 電力変換装置
B 電力変換装置
BA バッテリ(直流電源)
C 電力変換装置
D 外部充電器
M モータ(交流電動機)

Claims (6)

  1. 交流電動機と直流電源との間で電力変換を行う電力変換装置であって、
    前記直流電源に入力側が接続される一方で、出力側が前記交流電動機の第1の巻線に接続された電圧型の第1のインバータと、
    前記直流電源に対して、入力側が前記第1のインバータと並列に接続され、出力側が前記第1の巻線と同相の第2の巻線に接続された電流型の第2のインバータと、
    前記直流電源と前記第2のインバータとの間に順方向に接続されたダイオードと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記第1の巻線と前記第2の巻線とが、前記交流電動機の同一のティースに磁束を共有して設けられていることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電力変換装置において、
    前記第2のインバータの入力側に、スイッチ素子を介して外部充電端子が接続され、
    前記第2のインバータの入力端子間に、ダイオードが逆並列に接続されていることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の電力変換装置において、
    前記第2のインバータのリアクトルが、第1の磁性体と、この第1の磁性体に巻かれた第1の巻線とを備え、
    前記第1の磁性体は、外部充電器のリアクトルの第2の巻線が巻かれた第2の磁性体と接触してトランスを構成可能に形成されていることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置を用い前記交流電動機を車両駆動源として制御する電動車両の制御装置であって、
    前記電動車両の運転状態に応じ、前記第1のインバータのみを介して前記第1の巻線に電力供給を行う第1作動モードと、前記第1のインバータを介した前記第1の巻線への電力供給と前記第2のインバータを介した前記第2の巻線への電力供給とを同時に実行する第2作動モードと、を切り替え可能なモード切替制御装置を備えることを特徴とする電動車両の制御装置。
  6. 請求項5に記載の電動車両の制御装置において、
    前記モード切替制御装置は、前記運転状態が、低回転低出力要求時に、前記第1作動モードとし、低回転高出力要求時および高回転高出力要求時に、前記第2作動モードとすることを特徴とする電動車両の制御装置。
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