JP6668171B2 - 血液浄化システム - Google Patents

血液浄化システム Download PDF

Info

Publication number
JP6668171B2
JP6668171B2 JP2016113942A JP2016113942A JP6668171B2 JP 6668171 B2 JP6668171 B2 JP 6668171B2 JP 2016113942 A JP2016113942 A JP 2016113942A JP 2016113942 A JP2016113942 A JP 2016113942A JP 6668171 B2 JP6668171 B2 JP 6668171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
blood purification
dialysis
dialysate
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016113942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017217216A (ja
Inventor
智洋 鈴木
智洋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP2016113942A priority Critical patent/JP6668171B2/ja
Publication of JP2017217216A publication Critical patent/JP2017217216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6668171B2 publication Critical patent/JP6668171B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は、工程信号に応じて液体供給装置から血液浄化装置に所定の液体を供給又は所定の液体の供給を停止可能な血液浄化システムに関するものである。
一般に、血液浄化システムは、病院等医療現場における機械室にRO水製造装置、溶解装置、透析液供給装置を設置しておき、これとは別の場所である透析室(治療室)に透析用監視装置を設置するとともに、これら透析液供給装置と透析用監視装置とを配管で連結させて構成されている。透析液供給装置は、溶解装置にて作製される透析液原液から所定濃度の透析液を作製するものである一方、透析用監視装置は、透析治療を施す患者数に対応して複数台が設置され、透析液供給装置で作製された透析液を配管を介して各透析用監視装置の血液浄化器(ダイアライザ)に供給する。
すなわち、機械室に設置された透析液供給装置から透析室に設置された複数の透析用監視装置に分配して透析液を送液し、それぞれにおいてダイアライザに透析液を供給して透析治療が行われるよう構成されているのである。このように、機械室で作製された透析液を各透析用監視装置に分配する血液浄化システムは、通常、「透析治療用セントラルシステム」と称される一方、透析用監視装置毎に透析液の作製を行い得るものは、通常、「個人用透析装置」と称される。
例えば、従来、透析液供給装置と各透析用監視装置とを電気的に接続しておき、電気信号である工程信号が透析液供給装置から各透析用監視装置に送信されるよう構成された血液浄化システムが提案されている(特許文献1参照)。工程信号は、透析用監視装置が行うべき工程に応じた動作を行わせるための信号から成り、各透析用監視装置は、工程信号を受信すると、その信号に応じた動作(ポンプの駆動や電磁弁の開閉等)が行われることとなる。
特開2004−16412号公報
しかしながら、上記従来の血液浄化システムにおいては、透析液供給装置(液体供給装置)に透析液の供給に関わる異常が検出された場合、各透析用監視装置(血液浄化装置)に異常がなくても、当該透析液供給装置と接続された全部の透析用監視装置にて報知手段による報知がなされてしまうという問題があった。この場合、透析液供給装置における異常の原因を発見するための作業に加え、全ての透析用監視装置における異常の報知を解除する作業が必要となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、液体供給装置の液体の供給に関わる異常が判別された場合、血液浄化装置に異常がなくても警報が出力されてしまうのを回避することができる血液浄化システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、患者に血液浄化治療を施すための血液浄化器が取り付けられるとともに、任意に設定された工程信号に応じて所定の液体を送液可能な送液手段を有する血液浄化装置と、前記所定の液体を前記血液浄化装置に供給可能な液体供給装置とを具備し、前記工程信号に応じて前記液体供給装置から前記血液浄化装置に前記所定の液体を供給又は前記所定の液体の供給を停止可能な血液浄化システムにおいて、前記液体供給装置における前記所定の液体の供給に関わる異常を判別し得る供給側判別手段と、前記液体供給装置に配設され、前記供給側判別手段にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する供給側警報手段と、前記血液浄化装置における前記送液手段に関わる異常を判別し得る治療側判別手段と、前記血液浄化装置に配設され、前記治療側判別手段にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する治療側警報手段とを具備し、前記液体供給装置の異常が判別されたとき、前記治療側警報手段による警報を禁止することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の血液浄化システムにおいて、前記治療側判別手段は、前記工程信号と、前記液体供給装置から前記血液浄化装置に対して前記所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、前記送液手段の駆動状態とに基づいて、前記液体供給装置又は血液浄化装置の何れに異常があるか判別し得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の血液浄化システムにおいて、前記工程信号及び送液信号は、前記液体供給装置から前記血液浄化装置に送信されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の血液浄化システムにおいて、前記血液浄化装置は、操作によって任意の工程信号を選択し得る操作手段を具備するとともに、前記工程信号は、当該操作手段の操作によって得られることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の血液浄化システムにおいて、前記血液浄化装置は、前記所定の液体が供給されたことを検知し得る検知手段を具備するとともに、前記送液信号は、当該検知手段の検知によって得られることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、液体供給装置の異常が判別されたとき、治療側警報手段による警報を禁止するので、液体供給装置の液体の供給に関わる異常が判別された場合、血液浄化装置に異常がなくても警報が出力されてしまうのを回避することができる。
請求項2の発明によれば、治療側判別手段は、工程信号と、液体供給装置から血液浄化装置に対して所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、送液手段の駆動状態とに基づいて、液体供給装置又は血液浄化装置の何れに異常があるか判別し得るので、異常が判別された装置を容易に特定することができ、異常に対する対処を早急且つ円滑に行わせることができる。
請求項3の発明によれば、工程信号及び送液信号は、液体供給装置から血液浄化装置に送信されるので、液体供給装置から送信された工程信号に従って血液浄化装置において一律的に且つ一斉に所定の動作を行わせることができるとともに、液体供給装置の液体の供給に関わる異常が判別された場合、血液浄化装置に異常がなくても全ての血液浄化装置にて警報が一斉に出力されてしまうのを回避することができる。
請求項4の発明によれば、血液浄化装置は、操作によって任意の工程信号を選択し得る操作手段を具備するとともに、工程信号は、当該操作手段の操作によって得られるので、血液浄化装置にて工程信号を得ることができる。
請求項5の発明によれば、血液浄化装置は、所定の液体が供給されたことを検知し得る検知手段を具備するとともに、送液信号は、当該検知手段の検知によって得られるので、血液浄化装置にて送液信号を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図 同血液浄化システムにおける透析用監視装置(ダイアライザが取り付けられた状態)を示す模式図 同血液浄化システムを示すブロック図 同血液浄化システムにおける警報を出力させるための制御内容を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る血液浄化システムを示すブロック図 本発明の他の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る血液浄化システムは、液体供給手段にて透析液を作製し、その透析液を血液浄化手段に供給して透析治療を行わせるもので、図1に示すように、病院等医療現場における透析室(治療室A)に設置された複数の透析用監視装置1(血液浄化装置)と、当該医療現場における透析室Aとは別の場所である機械室Bに設置された透析液供給装置2(液体供給装置)と、水処理装置3及び溶解装置4とから主に構成される。
透析用監視装置1(血液浄化装置)は、図2に示すように、透析液供給装置2から供給された液体を流動させ得る配管部Mbを有しており、当該配管部Mbには、患者に血液透析治療(透析治療)を施すための血液浄化器としてのダイアライザ5が取り付けられるとともに、任意に設定された工程信号に応じて所定の液体(本実施形態においては透析液、洗浄のためのRO水、消毒のための薬液及び熱水等)を送液可能な複式ポンプ7を有するもので、透析室Aに複数設置されている。
より具体的には、透析室Aに設置された複数の透析用監視装置1のそれぞれの配管部Mbには、透析液供給装置2から延設された配管R1が引き込まれるとともに、図示しない排液手段に接続された配管R2を具備しており、配管R1に透析液導入ラインL1が接続されるとともに、配管R2に透析液排出ラインL2が接続されている。そして、透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2に跨って複式ポンプ7が配設されており、当該複式ポンプ7を駆動させることによって、配管R1及び透析液導入ラインL1を介してダイアライザ5に透析液を導入し、配管R2及び透析液排出ラインL2を介してダイアライザ5の排液を排出させ得るようになっている。
このうち透析用監視装置1内における配管R1には、透析液供給装置2から供給された液体の流量を検出する流量検出センサ9、当該液体の給液圧を検出する液圧検出センサ10、及び当該液体の電導度(濃度)を検出する電導度検出センサ11が配設されている。さらに、透析用監視装置1内には、複式ポンプ7をバイパスして透析液を流動可能なバイパスラインL3が形成されており、このバイパスラインL3の途中に除水ポンプ8が配設されている。かかる除水ポンプ8を駆動させることにより、ダイアライザ5内を流れる患者の血液に対して除水を行わせることが可能とされる。
しかるに、透析用監視装置1内の配管部Mbにおける複式ポンプ7及び除水ポンプ8等は、本発明の「送液手段」を構成するもので、複式ポンプ7に代えて、所謂チャンバ形式のものとした場合、そのチャンバが本発明に係る「送液手段」に相当する。また、流量検出センサ9、液圧検出センサ10或いは電導度検出センサ11等のセンサ類は、任意のものを配設してもよく若しくは他の汎用的なものを加えるようにしてもよい。さらに、本実施形態においては、当該センサ類を配管R1に配設するようにしているが、他の配管(例えば配管R2)に配設するものとしてもよい。例えば流量検出センサ9、液圧検出センサ10或いは電導度検出センサ11等のセンサ類を配管R1又は配管R2の何れか一方に配設させたもの或いは両方に配設させたものとしてもよい。
ダイアライザ5は、同図に示すように、その筐体部に、血液導入口5a、血液導出口5b、透析液導入口5c及び透析液導出口5dが形成されており、このうち血液導入口5aには動脈側血液回路6aの基端部が、血液導出口5bには静脈側血液回路6bの基端部がそれぞれ接続されている。このように、動脈側血液回路6a及び静脈側血液回路6bは、ダイアライザ5に取り付けられて患者の血液を体外循環する血液回路を構成している。
すなわち、ダイアライザ5内には、複数の中空糸膜が収容されており、かかる中空糸膜は、内部が血液流路かつ外部(中空糸膜の外周面と筐体を構成するケースの内周面との間に形成された流路)が透析液流路とされるとともに、当該中空糸膜の外周面と内周面とを貫通した微小な孔(ポア)が多数形成されている。このように、ダイアライザ5内には、中空糸膜を介して患者の血液が流れる血液流路及び透析液が流れる透析液流路が形成されているのである。
そして、動脈側血液回路6aの先端に取り付けられた動脈側穿刺針及び静脈側血液回路6bの先端に取り付けられた静脈側穿刺針をそれぞれ患者に穿刺した状態としつつ血液ポンプPを駆動させることにより、患者の血液が体外循環し、その体外循環の過程において、動脈側血液回路6aを流れた血液は、血液流路を通過して静脈側血液回路6bに至るとともに、透析液導入ラインL1を流れた透析液は、透析液流路を通過して透析液排出ラインL2に至るものとされ、中空糸膜を介して血液中の不純物等が透析液内に濾過されることにより浄化し得るようになっている。
また、透析液導入口5c及び透析液導出口5dは、透析用監視装置1から延設された透析液導入ラインL1及び透析液排出ラインL2とカプラCを介してそれぞれ接続されている。かかるカプラCは、透析液導入ラインL1の先端及び透析液排出ラインL2の先端にそれぞれ接続された接続具から成り、これらカプラCをダイアライザ5の透析液導入口5c及び透析液導出口5dにそれぞれ接続して血液浄化治療(透析治療)を行い得るようになっている。また、透析治療が行われていない時間帯であって、ダイアライザ5が透析用監視装置1に取り付けられない状態においては、カプラCを互いに連結した状態とすることで、透析液導入ラインL1の先端と透析液排出ラインL2の先端とが接続されたバイパス状態とすることができる。
一方、水処理装置3は、内部に濾過膜等を内在したモジュール(浄化濾過器)を具備し、原水を浄化して清浄水(RO水)を得るためのものであり、配管を介して溶解装置4と連結されて当該溶解装置4に清浄水を供給し得るとともに、透析液供給装置2と連結されて当該透析液供給装置2に清浄水を供給し得るよう構成されている。かかる水処理装置3で得られた清浄水は、透析液供給装置2にて透析液を作製する際に用いられたり或いは当該透析液供給装置2や透析用監視装置1の配管等を洗浄する洗浄水としても用いられる。
溶解装置4は、例えば所定量の透析用粉体薬剤が投入されるとともに、その透析用粉体薬剤と水処理装置3から供給された清浄水とを混合(ミキシング)して所定濃度の透析液原液を作製するためのものである。また、溶解装置4、配管を介して透析液供給装置2と接続されており、作製された透析液原液を透析液供給装置2に供給し得るよう構成されている。
透析液供給装置2(液体供給装置)は、水処理装置3で得られた清浄水及び溶解装置4で作製された透析液原液を用いて所定濃度の透析液を作製し得るとともに、透析用監視装置1(血液浄化装置)のそれぞれに作製した透析液を供給可能なものとされている。すなわち、透析液供給装置2は、配管R1を介して複数の透析用監視装置1のそれぞれと接続されており、それら透析用監視装置1のそれぞれに透析液、洗浄水及び消毒液等の所望の液体を供給し得るよう構成されているのである。
一方、複数の透析用監視装置1(血液浄化装置)と透析液供給装置2(液体供給装置)とは配線Hにより電気的に接続されており、かかる配線Hを介して工程信号及び送液信号が透析液供給装置2から各透析用監視装置1に送信されるよう構成されている。すなわち、複数の透析用監視装置1は、配線Hを介して透析液供給装置2から送信される所定の工程信号に基づいて所定の動作(送液のためのポンプの駆動や電磁弁の開閉等の動作であって、配管内を透析液に置換する置換工程、血液浄化治療工程或いは消毒工程等の各工程に伴う動作)が行われるよう構成されている。これにより、各透析用監視装置1は、所定の工程信号に従って一律的に且つ一斉に所定の動作が行われることとなる。
工程信号は、予め設定されたプログラムに従って出力される信号であって各透析用監視装置1にて行われるべき工程を指示する電気信号から成り、例えば配管部Mbの配管等に対し、洗浄するための洗浄工程信号、薬液消毒するための薬液消毒工程信号、熱水消毒するための熱水消毒工程信号、待機(ブローダウン)のためのプリセット工程信号(所定の液体の供給がなされない工程)、配管部Mbの配管内を透析液に置換する液置換工程信号、配管部Mbの配管内に透析液を供給して透析治療を行わせる透析工程信号等が挙げられ、その送信された工程信号に応じて配管部Mbの配管に配設されたアクチュエータ(複式ポンプ7や除水ポンプ8等)を制御するようになっている。
ここで、本実施形態に係る透析液供給装置2(液体供給装置)は、図3に示すように、各透析用監視装置1の制御手段16に工程信号及び送液信号を送信し得るマイコン等から成る制御手段12と、透析液供給装置2における所定の液体の供給に関わる異常を判別し得る供給側判別手段13と、供給側判別手段13にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する供給側警報手段14と、配管部Maにおける所定の液体に関わるパラメータ等やポンプ類又は電磁弁等の状態を検出可能な検出手段15aとを有して構成されている。
具体的には、検出手段15aは、配管部Maにおける所定の液体の給圧(液圧)や電導度又は温度等の種々パラメータやポンプ類又は電磁弁等の状態を検出し得るセンサから成り、この検出手段15aによる検出値に基づいて送液信号が生成される。かかる送液信号は、配管部Maにおける給圧(所定の液体の液圧)等に基づいて制御手段12にて生成される電気信号から成り、透析用監視装置1に対して所定の液体が送液されたと推定し得る信号から成る。
また、検出手段15aは、供給側判別手段13と電気的に接続されている。かかる供給側判別手段13は、制御手段12と電気的に接続されており、制御手段12から送信された工程信号を受信可能とされるとともに、その受信した工程信号と、検出手段15aで検出された検出値とに基づいて透析液供給装置2における所定の液体の供給に関わる異常を判別し、異常が生じたと判別された場合、供給側警報手段14に信号を送信して警報を出力させ得るようになっている。
供給側警報手段14は、装置に取り付けられたブザー、液晶画面等のモニタ又は警告灯などから成り、供給側判別手段13から異常信号が送信されると、ブザーを鳴らす、モニタに異常の表示を行う、或いは警告灯を点灯又は点滅させる等して警報を出力し得るよう構成されている。また、供給側判別手段13にて透析液供給装置2における異常が判別されると、その異常信号が制御手段12に送信され、異常状態であることを認識させることができる。
また、本実施形態に係る透析用監視装置1(血液浄化装置)は、図3に示すように、透析液供給装置2の制御手段12から送信された工程信号及び送液信号を受信し得るマイコン等から成る制御手段16と、透析用監視装置1における送液手段(複式ポンプ7及び除水ポンプ8等)に関わる異常を判別し得る治療側判別手段17と、治療側判別手段17にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する治療側警報手段18と、配管Mbにおける所定の液体に関わるパラメータ等やポンプ類又は電磁弁等の状態を検出可能な検出手段15bとを有して構成されている。
具体的には、検出手段15bは、配管部Mbにおける所定の液体の給圧(液圧)や電導度又は温度等の種々パラメータやポンプ類又は電磁弁等の状態を検出し得るセンサから成り、治療側判別手段17と電気的に接続されている。かかる治療側判別手段17は、制御手段16と電気的に接続されており、制御手段16から送信された工程信号及び送液信号を受信可能とされるとともに、その受信した工程信号及び送液信号と、検出手段15bで検出された検出値とに基づいて透析用監視装置1における送液手段(複式ポンプ7又は除水ポンプ8等)に関わる異常を判別し、異常が生じたと判別された場合、治療側警報手段18に信号を送信して警報を出力させ得るようになっている。
治療側警報手段18は、装置に取り付けられたブザー、液晶画面等のモニタ又は警告灯などから成り、治療側判別手段17から異常信号が送信されると、ブザーを鳴らす、モニタに異常の表示を行う、或いは警告灯を点灯又は点滅させる等して警報を出力し得るよう構成されている。また、治療側判別手段17にて透析用監視装置1における異常が判別されると、その異常信号が制御手段16に送信され、異常状態であることを認識させることができる。
加えて、本実施形態に係る治療側判別手段17は、工程信号と、透析液供給装置2から透析用監視装置1に対して所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8等)の駆動状態とに基づいて、透析液供給装置2(液体供給装置)又は透析用監視装置1(血液浄化装置)の何れに異常があるか判別し得るよう構成されている。
例えば、工程信号に基づいて、透析液供給装置2から透析用監視装置1に所定の液体が供給されるべき工程(洗浄工程、薬液消毒工程、熱水消毒工程、液置換工程又は透析工程)であるか、或いは所定の液体が供給されない工程(プリセット工程)であるか判別できるとともに、送液信号に基づいて、透析液供給装置2から透析用監視装置1に所定の液体が供給されたか否か判別できる。また、検出手段15aの検出値に基づいて所定の液体の供給に関わる異常を検出することができるとともに、検出手段15bの検出値に基づいて透析用監視装置1の配管部Mbにおける送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8)の駆動状態を検出することができる。
そして、透析液供給装置2において、所定の液体を供給すべき工程のときであって検出手段15aの検出値に基づいて供給側判別手段13が所定の液体の供給に関わる異常を判別したとき、或いは所定の液体を供給すべき工程でないときであって検出手段15aの検出値に基づいて供給側判別手段13が所定の液体の供給に関わる異常を判別したとき、供給側警報手段14にて警報が出力される。なお、供給側判別手段13にて異常が判別されない場合、各透析用監視装置1に対して送液信号が送信され、供給側警報手段14による警報は行われないようになっている。
さらに、透析用監視装置1において、所定の液体が供給されるべき工程であって所定の液体の供給が行われているにも関わらず、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8)が所定のタイミングにて必要な駆動が行われていない場合(停止している場合)、治療側判別手段17にて異常が生じていると判別され、治療側警報手段18にて警報が出力される。一方、所定の液体が供給されるべき工程であって所定の液体の供給が行われており、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8)が所定のタイミングにて必要な駆動が行われている場合(正常に駆動している場合)、或いは所定の液体が供給されない工程であって、透析液供給装置2から所定の液体が供給されず、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8)が停止している場合は、治療側判別手段17にて異常と判別されず、治療側警報手段18による警報は出力されない。
またさらに、透析液監視装置1において、所定の液体が供給されるべき工程であって送液信号がない場合、或いは所定の液体が供給されるべき工程でないにも関わらず送液信号がある場合、治療側判別手段17にて透析液供給装置2(液体供給装置)に異常が生じていると判別する。本実施形態においては、このように、透析液供給装置1の異常が判別されたとき、治療側警報手段18による警報を禁止する(治療側警報手段18による警報を行わない)よう構成されている。
すなわち、透析液供給装置2において所定の液体の供給に関わる異常が生じると、透析用監視装置1においては、正常であるにも関わらず、透析液供給装置2の異常に伴うエラーが生じてしまう虞がある。本実施形態によれば、透析液監視装置1において、治療側判別手段17にて透析液供給装置2に異常が生じていると判別されて異常箇所が特定された場合、透析液供給装置2の供給側警報手段14で警報を出力させるとともに、異常が生じていない透析液監視装置1の治療側警報手段18による警報は禁止して、不要な警報が複数の透析液監視装置1にて一斉に行われてしまうのを回避することができるのである。
次に、本実施形態に係る血液浄化システムにおける制御内容について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
透析液供給装置1において、その制御手段12から透析用監視装置1に対して工程信号を送信する(S1)とともに、S2にて送液する工程か否か(所定の液体を供給する工程か否か)が判定され、送液する工程(所定の液体を供給する工程)である場合、S3に進み、検出手段15aの検出値に基づいて異常があるか否か判定される。
また、S2にて送液する工程でない(例えばプリセット工程などの所定の液体を供給する工程でない)と判定されると、S5に進み、検出手段15aの検出値に基づいて異常があるか否か判定される。そして、S3又はS5にて検出手段15aの検出値に基づいて異常があると判定されると、供給側警報手段14にて警報を出力させるとともに、S5にて検出手段15aの検出値に基づいて異常がないと判定されると、供給側警報手段14による警報は行われない。さらに、S3にて検出手段15aの検出値に基づいて異常がないと判定されると、制御手段12から透析用監視装置1に対して送液信号を送信する(S4)とともに、供給側警報手段14による警報は行われない。
一方、透析用監視装置1においては、透析液供給装置2から工程信号を受信し(S6)、送液信号を受信した(S7)後、S8にて検出手段15bの検出値に基づいて複式ポンプ7等の送液手段の動作の有無について判定され、当該送液手段が動作している場合、治療側警報手段18による警報は行われない。また、S8にて送液手段が動作していない場合、S9にて送液する工程か否か(所定の液体を供給する工程か否か)が判定され、送液する工程(所定の液体を供給する工程)である場合、S10に進むとともに、送液する工程でない場合、治療側警報手段18による警報は行われない。そして、S10にて送液信号を受信したか否かが判定され、送液信号を受信した場合、治療側警報手段18によって警報を出力させるとともに、送液信号を受信していない場合、治療側警報手段18による警報は行われない。
本実施形態によれば、透析液供給装置2(液体供給装置)の異常が判別されたとき、治療側警報手段18による警報を禁止するので、透析液供給装置2(液体供給装置)の液体の供給に関わる異常が判別された場合、透析用監視装置1(血液浄化装置)に異常がなくても警報が出力されてしまうのを回避することができる。また、本実施形態に係る治療側判別手段17は、工程信号と、透析液供給装置2(液体供給装置)から透析用監視装置1(血液浄化装置)に対して所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8等)の駆動状態とに基づいて、透析液供給装置2又は透析用監視装置1の何れに異常があるか判別し得るので、異常が判別された装置を容易に特定することができ、異常に対する対処を早急且つ円滑に行わせることができる。
さらに、工程信号及び送液信号は、透析液供給装置2(液体供給装置)から透析用監視装置1(血液浄化装置)に送信されるので、透析液供給装置2から送信された工程信号に従って透析用監視装置1において一律的に且つ一斉に所定の動作を行わせることができるとともに、透析液供給装置2の液体の供給に関わる異常が判別された場合、透析用監視装置1に異常がなくても全ての透析用監視装置1にて警報が一斉に出力されてしまうのを回避することができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る血液浄化システムは、第1の実施形態と同様、液体供給手段にて透析液を作製し、その透析液を血液浄化手段に供給して透析治療を行わせるもので、図1に示すように、病院等医療現場における透析室(治療室A)に設置された複数の透析用監視装置1(血液浄化装置)と、当該医療現場における透析室Aとは別の場所である機械室Bに設置された透析液供給装置2(液体供給装置)と、水処理装置3及び溶解装置4とから主に構成される。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
本実施形態に係る透析用監視装置1(血液浄化装置)は、図5に示すように、制御手段16と、治療側判別手段17と、治療側警報手段18と、配管Mbにおける所定の液体に関わるパラメータ等やポンプ類又は電磁弁等の状態を検出可能な検出手段15bとを有するとともに、操作によって任意の工程信号を選択し得る操作手段19及び所定の液体が供給されたことを検知し得る検知手段20を有して構成されている。
すなわち、本実施形態においては、透析液供給装置2(液体供給装置)から工程信号及び送液信号は送信されず、透析用監視装置1における操作手段19の操作によって工程信号が得られるとともに、検知手段20の検知によって送液信号が得られるようになっている。例えば、操作手段19は、透析用監視装置1に配設されたタッチセンサや操作ボタン等から成り、操作者が任意に操作することによって、工程信号を生成して制御手段16に送信し得るとともに、検知手段20は、透析用監視装置1における配管部Mbに供給された所定の液体の液圧(給圧)を検知し得る液圧センサ等から成り、当該給圧を検知することによって、透析液供給装置2から透析用監視装置1に所定の液体が送液されたと推定することができる。
そして、透析用監視装置1にて得られた工程信号及び送液信号と、検出手段15bで検出された検出値とに基づいて透析用監視装置1における送液手段(複式ポンプ7又は除水ポンプ8等)に関わる異常を判別し、異常が生じたと判別された場合、治療側警報手段18に信号を送信して警報を出力させ得るようになっている。治療側警報手段18は、第1の実施形態と同様、装置に取り付けられたブザー、液晶画面等のモニタ又は警告灯などから成り、治療側判別手段17から異常信号が送信されると、ブザーを鳴らす、モニタに異常の表示を行う、或いは警告灯を点灯又は点滅させる等して警報を出力し得るよう構成されている。
さらに、本実施形態に係る治療側判別手段17は、第1の実施形態と同様、工程信号と、透析液供給装置2から透析用監視装置1に対して所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8等)の駆動状態とに基づいて、透析液供給装置2(液体供給装置)又は透析用監視装置1(血液浄化装置)の何れに異常があるか判別し得るよう構成されている。
またさらに、透析液監視装置1において、所定の液体が供給されるべき工程であって送液信号がない場合、或いは所定の液体が供給されるべき工程でないにも関わらず送液信号がある場合、治療側判別手段17にて透析液供給装置2(液体供給装置)に異常が生じていると判別する。本実施形態においては、このように、透析液供給装置1の異常が判別されたとき、第1の実施形態と同様、治療側警報手段18による警報を禁止する(治療側警報手段18による警報を行わない)よう構成されている。
すなわち、透析液供給装置2において所定の液体の供給に関わる異常が生じると、透析用監視装置1においては、正常であるにも関わらず、透析液供給装置2の異常に伴うエラーが生じてしまう虞がある。本実施形態によれば、透析液監視装置1において、治療側判別手段17にて透析液供給装置2に異常が生じていると判別されて異常箇所が特定された場合、透析液供給装置2の供給側警報手段14で警報を出力させるとともに、異常が生じていない透析液監視装置1の治療側警報手段18による警報は禁止して、不要な警報が複数の透析液監視装置1にて一斉に行われてしまうのを回避することができるのである。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、透析液供給装置2(液体供給装置)の異常が判別されたとき、治療側警報手段18による警報を禁止するので、透析液供給装置2(液体供給装置)の液体の供給に関わる異常が判別された場合、透析用監視装置1(血液浄化装置)に異常がなくても警報が出力されてしまうのを回避することができる。また、本実施形態に係る治療側判別手段17は、工程信号と、透析液供給装置2(液体供給装置)から透析用監視装置1(血液浄化装置)に対して所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、送液手段(複式ポンプ7、除水ポンプ8等)の駆動状態とに基づいて、透析液供給装置2又は透析用監視装置1の何れに異常があるか判別し得るので、異常が判別された装置を容易に特定することができ、異常に対する対処を早急且つ円滑に行わせることができる。
特に、本実施形態に係る透析用監視装置1(血液浄化装置)は、操作によって任意の工程信号を選択し得る操作手段19を具備するとともに、工程信号は、当該操作手段19の操作によって得られるので、透析用監視装置1(血液浄化装置)にて工程信号を得ることができる。また、本実施形態に係る透析用監視装置(血液浄化装置)は、所定の液体が供給されたことを検知し得る検知手段20を具備するとともに、送液信号は、当該検知手段20の検知によって得られるので、透析用監視装置1(血液浄化装置)にて送液信号を得ることができる。
以上、本実施形態に係る血液浄化システムついて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図6に示すように、液体供給手段としての水処理装置3と、血液浄化装置としての個人用透析装置1とで構成された血液浄化システムとしてもよい。かかる個人用透析装置1は、水処理装置3で生成された清浄水が配管R1を介して供給され、その清浄水に収容タンクT1内の透析液用原液(A原液及びB原液)を混合して所定濃度の透析液を作製して透析治療を行い得るものである。
また、水処理装置3と各個人用透析装置1とは、配管R1を介して連結されて、水処理装置3で生成された清浄水(所定の液体)が各個人用透析装置1に供給されるとともに、配線Hにて電気的に接続されており、水処理装置3から各個人用透析装置1に対して、工程信号及び送液信号が送信されるようになっている。そして、工程信号と、送液信号と、個人用透析装置1における送液手段の駆動状態とに基づいて、水処理装置3(液体供給装置)又は個人用透析装置1(血液浄化装置)の何れに異常があるか判別し得るよう構成されているとともに、水処理装置3(液体供給装置)の異常が判別されたとき、個人用透析装置1に配設された治療側警報手段による警報を禁止するよう構成されている。
さらに、本実施形態に係る治療側判別手段17は、工程信号と、送液信号と、送液手段の駆動状態とに基づいて、透析液供給装置2(液体供給装置)又は透析用監視装置1(血液浄化装置)の何れに異常があるか判別し、透析液供給装置2の異常が判別されたとき、治療側警報手段18による警報を禁止するよう構成されているが、透析用監視装置1側にて透析液供給装置2(液体供給装置)又は透析用監視装置1(血液浄化装置)の何れに異常があるか判別(特定)せず、透析液供給装置2にて異常が判別された場合、各透析用監視装置1における警報を禁止する信号が透析液供給装置2から送信されるものとしてもよい。
またさらに、送液信号として、洗浄工程又は熱水消毒工程で供給される洗浄液や熱水、或いは薬剤消毒工程で供給される薬剤の温度、さらには、置換工程や透析工程で供給される透析液、或いは薬剤消毒工程で供給される薬剤の濃度を用いるようにしてもよい。なお、工程信号及び所定の液体は、上記実施形態で挙げられたものに限らず、所定の液体として他の液体を供給する工程信号を有するものであってもよい。
液体供給装置の異常が判別されたとき、治療側警報手段による警報を禁止する血液浄化システムであれば、他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 透析用監視装置(血液浄化装置)
2 透析液供給装置(液体供給装置)
3 水処理装置
4 溶解装置
5 ダイアライザ(血液浄化器)
6a 動脈側血液回路
6b 静脈側血液回路
7 複式ポンプ(送液手段)
8 除水ポンプ(送液手段)
9 流量検出センサ
10 液圧検出センサ
11 電導度検出センサ
12 制御手段
13 供給側判別手段
14 供給側警報手段
15a、15b 検出手段
16 制御手段
17 治療側判別手段
18 治療側警報手段
19 操作手段
20 検知手段

Claims (5)

  1. 患者に血液浄化治療を施すための血液浄化器が取り付けられるとともに、任意に設定された工程信号に応じて所定の液体を送液可能な送液手段を有する血液浄化装置と、
    前記所定の液体を前記血液浄化装置に供給可能な液体供給装置と、
    を具備し、前記工程信号に応じて前記液体供給装置から前記血液浄化装置に前記所定の液体を供給又は前記所定の液体の供給を停止可能な血液浄化システムにおいて、
    前記液体供給装置における前記所定の液体の供給に関わる異常を判別し得る供給側判別手段と、
    前記液体供給装置に配設され、前記供給側判別手段にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する供給側警報手段と、
    前記血液浄化装置における前記送液手段に関わる異常を判別し得る治療側判別手段と、
    前記血液浄化装置に配設され、前記治療側判別手段にて異常が判別されたことを条件として警報を出力する治療側警報手段と、
    を具備し、前記液体供給装置の異常が判別されたとき、前記治療側警報手段による警報を禁止することを特徴とする血液浄化システム。
  2. 前記治療側判別手段は、前記工程信号と、前記液体供給装置から前記血液浄化装置に対して前記所定の液体が送液されたと推定し得る送液信号と、前記送液手段の駆動状態とに基づいて、前記液体供給装置又は血液浄化装置の何れに異常があるか判別し得ることを特徴とする請求項1記載の血液浄化システム。
  3. 前記工程信号及び送液信号は、前記液体供給装置から前記血液浄化装置に送信されることを特徴とする請求項2記載の血液浄化システム。
  4. 前記血液浄化装置は、操作によって任意の工程信号を選択し得る操作手段を具備するとともに、前記工程信号は、当該操作手段の操作によって得られることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の血液浄化システム。
  5. 前記血液浄化装置は、前記所定の液体が供給されたことを検知し得る検知手段を具備するとともに、前記送液信号は、当該検知手段の検知によって得られることを特徴とする請求項2記載の血液浄化システム。
JP2016113942A 2016-06-07 2016-06-07 血液浄化システム Active JP6668171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113942A JP6668171B2 (ja) 2016-06-07 2016-06-07 血液浄化システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016113942A JP6668171B2 (ja) 2016-06-07 2016-06-07 血液浄化システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017217216A JP2017217216A (ja) 2017-12-14
JP6668171B2 true JP6668171B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=60656944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016113942A Active JP6668171B2 (ja) 2016-06-07 2016-06-07 血液浄化システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6668171B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4331637A1 (en) * 2021-06-02 2024-03-06 Nikkiso Co., Ltd. Blood purification device

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3996449B2 (ja) * 2002-06-14 2007-10-24 日機装株式会社 透析治療用セントラルシステム及びその制御方法
JP5341137B2 (ja) * 2011-06-01 2013-11-13 日機装株式会社 血液浄化システム
JP5483741B2 (ja) * 2011-06-01 2014-05-07 日機装株式会社 血液浄化システム
JP5734262B2 (ja) * 2012-11-14 2015-06-17 日機装株式会社 血液浄化システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017217216A (ja) 2017-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5734262B2 (ja) 血液浄化システム
JP4094600B2 (ja) 血液浄化装置
JP5483741B2 (ja) 血液浄化システム
US20060213835A1 (en) Blood purification apparatus and method for blood purification
WO2007148443A1 (ja) 透析治療用システム及びその消毒方法
JP5452548B2 (ja) 血液浄化システム
WO2017065152A1 (ja) 血液浄化装置
JP6668171B2 (ja) 血液浄化システム
JP5231964B2 (ja) 血液浄化装置
JP5506102B2 (ja) 血液浄化システム
JP6646733B2 (ja) 血液浄化システム、及びそのプライミング方法
JP2007283019A (ja) 血液浄化装置
JP6570895B2 (ja) 血液浄化装置及び血液浄化システム
JP5785244B2 (ja) 血液浄化システム
JP7442715B2 (ja) 血液浄化装置
JP5763164B2 (ja) 血液浄化システム
JP7262310B2 (ja) 血液浄化装置
JP6736744B2 (ja) 血液浄化装置及び血液浄化システム
JP5964483B2 (ja) 血液浄化システム
JP7229099B2 (ja) 血液浄化装置
JP6736745B2 (ja) 血液浄化装置及び血液浄化システム
JP5438721B2 (ja) 血液浄化システム
JP6516514B2 (ja) 医療装置
JP2014184064A (ja) 透析液供給装置
JP2003220131A (ja) 透析装置及びその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6668171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250