JP6668070B2 - 熱利用システム - Google Patents
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Description
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を取り込んで利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を取り込んで利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、前記高温利用状態の熱利用部で要求している熱源水の量に対して前記高温系統が保有する熱源水の量が不足する場合に、前記高温側貯留部に貯留されている熱源水が前記高温系統に補給されながら高温利用状態の熱利用部に供給され、前記低温利用状態の熱利用部で要求している熱源水の量に対して前記低温系統が保有する熱源水の量が不足する場合に、前記低温側貯留部に貯留されている熱源水が前記低温系統に補給されながら低温利用状態の熱利用部に供給され、前記高温側貯留部における貯留水の変化状態、及び、前記低温側貯留部における貯留水の変化状態の少なくとも一方側の変化状態に基づいて、前記熱源部の作動状態を制御する制御部が備えられている点にある。
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、前記複数の熱利用部の夫々には、前記高温利用状態において、前記低温系統に供給する利用後の熱源水を低温用設定温度に調整し、且つ、前記低温利用状態において、前記高温系統に供給する利用後の熱源水を高温用設定温度に調整する温度調整部が備えられている点にある。
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、前記熱源部は、前記冷却作動において、前記高温側貯留部からの熱源水を冷却して前記低温側貯留部に供給可能で、且つ、前記加熱作動において、前記低温側貯留部からの熱源水を加熱して前記高温側貯留部に供給可能な第1熱源部を含んで構成され、前記熱源部として、前記第1熱源部に加えて、前記冷却作動において、前記高温側貯留部及び前記低温側貯留部を介さずに、前記高温系統からの熱源水を冷却して前記低温系統に供給可能で、且つ、前記加熱作動において、前記高温側貯留部及び前記低温側貯留部を介さずに、前記低温系統からの熱源水を加熱して前記高温系統に供給可能な第2熱源部を有し、前記複数の熱利用部における熱負荷の大きさに応じて、前記第1熱源部を作動させる状態と、前記第2熱源部を作動させる状態とに切換自在な作動状態切換部が備えられている点にある。
図1〜図5は、熱利用システムの全体概略構成を示しており、熱源水が流通する部位を太線矢印にて示している。図1〜図5では、どの部位を熱源水が流通するのかが異なるだけである。
この熱利用システムは、複数の熱利用部3と、複数の熱利用部3の夫々に高温の熱源水(高温用設定温度の熱源水)を供給自在な高温系統1と、複数の熱利用部3の夫々に低温の熱源水(低温用設定温度の熱源水)を供給自在な低温系統2と、高温系統1の熱源水を貯留する高温側貯留部4と、低温系統2の熱源水を貯留する低温側貯留部5と、熱源部10とを備えている。
熱利用システムには、熱源部10等の作動状態を制御する制御部Hが備えられている。
複数の熱利用部3の夫々は、暖房要求があると高温利用状態に切り換えて暖房負荷を賄うように運転し、冷房要求があると低温利用状態に切り換えて冷房負荷を賄うように運転している。そこで、制御部Hは、複数の熱利用部3において暖房負荷と冷房負荷のどちらが大きいかやその熱負荷の大きさ等、複数の熱利用部3の全体での熱の利用状況がどのような状況となっているかを把握して、熱源部10の作動状態を制御している。そこで、熱の利用状況が異なる図1〜図5に基づいて説明する。
(1)上記実施形態では、図1において、制御部Hが第1熱源部10を加熱作動させるための条件を、低温側貯留部5の貯留量が増加していることを検出する条件としている。これに代えて、例えば、高温側貯留部4の貯留量が減少していることを検出するという条件や、低温側貯留部5の貯留量が増加し且つ高温側貯留部4の貯留量が減少していることを検出する条件とすることもできる。このように、高温側貯留部4の貯留量の変化、及び、低温側貯留部5の貯留量の変化に基づいて、制御部Hが、熱源部10の作動状態を制御することができる。そして、その条件は、貯留量の変化に限らず、高温側貯留部4及び低温側貯留部5における一方側の貯留水の変化状態に基づいて設定することもできる。
2 低温系統
3 熱利用部
4 高温側貯留部
5 低温側貯留部
10 熱源部
11 太陽熱加熱部(第1熱源部)
12 ボイラー(第1熱源部)
13 冷却塔(第1熱源部)
14 第2熱源部
H 制御部
H1 作動状態切換部
Claims (3)
- 複数の熱利用部を備えた熱利用システムであって、
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、
前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、
前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、
前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、
前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、
前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を取り込んで利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を取り込んで利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、
前記高温利用状態の熱利用部で要求している熱源水の量に対して前記高温系統が保有する熱源水の量が不足する場合に、前記高温側貯留部に貯留されている熱源水が前記高温系統に補給されながら高温利用状態の熱利用部に供給され、前記低温利用状態の熱利用部で要求している熱源水の量に対して前記低温系統が保有する熱源水の量が不足する場合に、前記低温側貯留部に貯留されている熱源水が前記低温系統に補給されながら低温利用状態の熱利用部に供給され、
前記高温側貯留部における貯留水の変化状態、及び、前記低温側貯留部における貯留水の変化状態の少なくとも一方側の変化状態に基づいて、前記熱源部の作動状態を制御する制御部が備えられている熱利用システム。 - 複数の熱利用部を備えた熱利用システムであって、
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、
前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、
前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、
前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、
前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、
前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、
前記複数の熱利用部の夫々には、前記高温利用状態において、前記低温系統に供給する利用後の熱源水を低温用設定温度に調整し、且つ、前記低温利用状態において、前記高温系統に供給する利用後の熱源水を高温用設定温度に調整する温度調整部が備えられている熱利用システム。 - 複数の熱利用部を備えた熱利用システムであって、
前記複数の熱利用部の夫々に高温の熱源水を供給自在な高温系統と、
前記複数の熱利用部の夫々に低温の熱源水を供給自在な低温系統と、
前記高温系統側の熱源水を冷却して前記低温系統側に供給する冷却作動、及び、前記低温系統側の熱源水を加熱して前記高温系統側に供給する加熱作動を実行可能な熱源部と、
前記高温系統に接続されて、前記高温系統の熱源水を貯留する高温側貯留部と、
前記低温系統に接続されて、前記低温系統の熱源水を貯留する低温側貯留部とを備え、
前記複数の熱利用部の夫々は、前記高温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記低温系統に供給する高温利用状態と、前記低温系統の熱源水を利用して、利用後の熱源水を前記高温系統に供給する低温利用状態とに切換自在に構成され、
前記熱源部は、前記冷却作動において、前記高温側貯留部からの熱源水を冷却して前記低温側貯留部に供給可能で、且つ、前記加熱作動において、前記低温側貯留部からの熱源水を加熱して前記高温側貯留部に供給可能な第1熱源部を含んで構成され、
前記熱源部として、前記第1熱源部に加えて、前記冷却作動において、前記高温側貯留部及び前記低温側貯留部を介さずに、前記高温系統からの熱源水を冷却して前記低温系統に供給可能で、且つ、前記加熱作動において、前記高温側貯留部及び前記低温側貯留部を介さずに、前記低温系統からの熱源水を加熱して前記高温系統に供給可能な第2熱源部を有し、
前記複数の熱利用部における熱負荷の大きさに応じて、前記第1熱源部を作動させる状態と、前記第2熱源部を作動させる状態とに切換自在な作動状態切換部が備えられている熱利用システム。
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JP2015251616A Active JP6668070B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 熱利用システム |
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