JP6667018B2 - 入力ユニット、生体情報モニタ、及び生体情報システム - Google Patents

入力ユニット、生体情報モニタ、及び生体情報システム Download PDF

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Description

本発明は入力ユニット、生体情報モニタ、及び生体情報システムに関する。
近年の生体情報モニタは、様々なバイタルサイン(例えば血圧、動脈血酸素飽和度、体温、呼吸、心電図、心拍数、等)を測定して表示する。そのため医師等が必要な情報に的確にアクセスするために、ハードキー、プッシュスイッチ、トリムノブ等の操作が行われる。
ところで生体情報モニタは、病室のみならずオペ室やICU等の様々な場所で使用される。生体情報モニタがオペ室やICUで使用される場合、生体情報モニタが操作者(医療スタッフ)の手の届きづらい場所に設置される場合も多い。この場合であっても、操作者は生体情報モニタを手動で操作しなければならず、操作性が著しく悪かった。
これに対し、患者の傍らに配置される入力ユニットを使用することもある。この入力ユニットは、生体情報モニタと別筐体であり、生体情報モニタを操作するためのハードキーを有するものがある。しかしながら入力ユニットのハードキーは、操作性には優れているものの機能が限定的であった。
なお特許文献1では、測定装置本体とは別のディスプレイ(別体ディスプレイ)を持つ酸素血中濃度の測定システムが開示されている。当該ディスプレイには、測定装置本体と同様の生体波形等が表示される(特許文献Fig.1等)。しかしながら特許文献1のシステムは、上述の別体ディスプレイを測定装置の設定変更に使用することを想定していない。そのため、上述のオペ室等での利用時における操作性の向上を図ることができない。
米国特許出願公開第2013/0225952号明細書
上述のいずれの操作(生体情報モニタ本体の操作パネルを用いた操作、入力ユニットを用いた操作)においても、詳細な設定を行っている間には生体情報モニタ本体の表示ディスプレイに設定画面ウインドウが表示される。設定画面ウインドウが表示されることにより、被験者の測定値や生体波形の視認性が非常に悪くなる(または完全に見えなくなる)という問題があった。
すなわち上述の技術では生体情報の視認性を確保したまま生体情報モニタの設定変更を行うことができないという問題があった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、生体情報の視認性を確保したまま生体情報モニタの設定変更を行うことができる入力ユニット、生体情報モニタ、生体情報システムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる生体情報システムの一態様は、
生体情報モニタと入力ユニットを有する生体情報システムであって、
前記入力ユニットは、入力部の操作による移動に応じた第1座標を前記生体情報モニタに送信し、前記入力部を介して特定操作が行われた場合に当該特定操作の発生を前記生体情報モニタに送信し、
前記生体情報モニタは、被験者の生体信号を基にした生体情報を表示するとともに、前記第1座標に対応する座標にカーソルを表示し、前記特定操作の発生が生じた場合に前記カーソルの表示座標に基づいて設定操作に関する設定画面情報を前記入力ユニットに送信し、
前記入力ユニットは、前記生体情報モニタが前記生体情報を表示している際に、前記生体情報モニタから受信した前記設定画面情報に基づいて前記生体情報モニタの設定画面を表示する、ものである。
本発明にかかる入力ユニットの一態様は、
生体情報の表示中の生体情報モニタの設定画面を表示する表示部と、
前記生体情報モニタへの設定情報の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部に入力された設定情報を前記生体情報モニタに送信する通信部と、を有し、
前記通信部は、前記入力部の移動操作に応じた座標情報を前記生体情報モニタに送信し、前記入力部に特定操作が行われた場合に前記特定操作の発生を前記生体情報モニタに送信し、送信した前記座標情報と前記特定操作に対応する設定画面情報を受信し、
前記表示部は、前記生体情報モニタが生体情報の表示を行っている際に、前記設定画面情報を基にした前記生体情報モニタの設定変更のための画面を表示する、ものである。
また本発明にかかる生体情報モニタの一態様は、
被験者の生体信号と、入力ユニットからの設定情報と、を受信する通信部と、
前記被験者の生体情報を表示する表示部と、
前記生体信号を前記生体情報に変換して前記表示部への表示制御を行うとともに、前記設定情報が入力された場合に前記表示部に前記生体情報を表示させたままバックグラウンドで自装置の設定変更を行う制御部と、
を備え、
前記通信部は、前記入力ユニットから座標情報と、行われた特定操作を示す操作情報と、を受信し、
前記制御部は、前記生体情報を前記表示部に表示し続けるように制御したうえで、当該座標情報に対応した座標にカーソルを表示するように制御し、前記カーソルの表示座標と前記操作情報とに基づいて自装置の設定にかかる設定画面情報を取得し、
前記通信部は、前記設定画面情報を前記入力ユニットに送信する、ものである。
上述のシステム、入力ユニット、及び生体情報モニタは、生体情報モニタのカーソルを入力ユニットから遠隔操作し、生体情報モニタでの生体情報の表示を継続させたまま、生体情報モニタ側のカーソルの表示座標の表示内容に対応する設定を入力ユニット側から行うことができる。
本発明は、生体情報の視認性を確保したまま設定変更を行うことができる入力ユニット、生体情報モニタ、生体情報システムを提供することができる。
実施の形態1にかかる生体情報システムの使用イメージを示す図である。 実施の形態1にかかる入力ユニット10の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる生体情報モニタ20の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる表示入力部12に表示させる表示画面の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる入力ユニット10からの設定情報の送信からの一連の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる表示入力部12に表示させる表示画面の一例を示す図である。 変形例2にかかる制御部22の表示制御を示すフローチャートである。 変形例3の動作イメージを示す図である。 変形例3の動作例を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる生体情報システム1の使用イメージを示す図である。生体情報システム1は、入力ユニット10、及び生体情報モニタ20を有する。
生体情報モニタ20は、入力ユニット10や被験者Pと離隔された位置に載置することができる。例えば生体情報モニタ20は、オペ室の天井に吊り下げたり、棚の上に載置することができる。生体情報モニタ20は、入力ユニット10を介して被験者Pの生体信号を取得して、生体信号を視認可能な生体情報(例えば各種生体パラメータの波形や測定値)に変換する。そして生体情報モニタ20は、生体情報の表示、及びアラームによる報知を行う。
入力ユニット10は、載置場所は特に限定されないものの、主に被験者Pの近くであり、かつ操作者(医療スタッフ)が操作しやすい位置に設置される。入力ユニット10は、被験者Pの各部位に取り付けられたセンサ群(カフ、プローブ等)から生体信号を取得する。操作者は、生体情報モニタ20に対する各種の設定変更を、入力ユニット10の入力インターフェイス(後述の表示入力部12と同義であり、好適にはタッチパネル)を使用して行う。入力ユニット10は、設定情報を接続先である生体情報モニタ20に送信する。ここで設定情報とは、生体情報モニタ20の各種の設定を変更するための指示を示す情報である。
ここで生体情報モニタ20は、入力ユニット10が操作されている間、及び入力ユニット10からの設定情報を反映している間にも、被験者Pの生体情報(各種パラメータの測定値や波形)の表示を継続して行う。すなわち生体情報モニタ20は、被験者Pの生体情報を表示したまま設定変更を行う。
図2及び図3を参照して、より詳細に生体情報システム1の動作及び構成について説明する。図2は、入力ユニット10の内部構成を示すブロック図である。図3は、生体情報モニタ20の内部構成を示すブロック図である。
はじめに図2を参照して入力ユニット10について説明する。入力ユニット10は、信号取得部11、表示入力部12、通信部13、制御部14、及び記憶部15を備える。
信号取得部11は、被験者Pに取り付けられた各種のセンサ(例えばディスポ電極、SpO2プローブ等)から被験者Pの生体信号(心電図信号、脈波信号等)を取得する。被験者Pに取り付けられる各種のセンサは、一般的な生体情報モニタにおいて使用されるものと同等のものであれば良い。
表示入力部12は、操作者に対する情報を表示する表示部として機能すると共に、操作者からの入力を受け付ける入力部としても機能する。表示入力部12は、例えば一般的なタッチパネルであればよい。表示入力部12は、主に生体情報モニタ20の設定画面を表示する。操作者は、当該設定画面を参照して、生体情報モニタ20の設定を行う。
通信部13は、生体情報モニタ20とのデータ送受信を行う。例えば通信部13は、表示入力部12の操作(つまり生体情報モニタ20への設定情報)を生体情報モニタ20に送信する。また通信部13は、生体情報モニタ20から送信された現在の設定状態を受信する。通信部13は、有線通信機能または無線通信機能を実装したハードウェア(回路等)及びソフトウェアから構成される。すなわち入力ユニット10と生体情報モニタ20は、有線通信又は無線通信によりデータの送受信をすればよい。通信部13の通信処理は、制御部14によって制御される。
制御部14は、入力ユニット10の制御を行う処理部である。制御部14は、記憶部15から各種プログラムを読み出して実行することによって入力ユニット10の各種制御を行う。なお制御処理の一部をハードウェアによって実装しても勿論構わない。
制御部14の制御処理には、表示入力部12の表示制御も含まれる。制御部14は、通信部13が生体情報モニタ20から設定状態を受信した場合、当該設定状態に応じた表示画面をカスタマイズして表示入力部12に表示させることができる。当該表示制御の例については、図6を参照して後述する。
記憶部15は、入力ユニット10の各種データを記憶する記憶装置である。たとえば記憶部15は、ハードディスクであってもよく、入力ユニット10に着脱可能な記憶装置(たとえばUSBメモリ等)であってもよい。
続いて図3を参照して生体情報モニタ20の構成について説明する。生体情報モニタ20は、入力ユニット10を介して入力された生体信号を基に各種生体パラメータ(血圧、心電図、心拍数、呼吸波形、体温等)の測定値や測定波形を表示する。生体情報モニタ20は、通信部21、制御部22、スピーカ23、記憶部24、及び表示入力部25を有する。
通信部21は、入力ユニット10とのデータ送受信を行う。例えば通信部21は、入力ユニット10から生体信号や設定情報等を受信する。ここで設定情報とは、前述のように生体情報モニタ20の設定を変更させるための各種情報である。また通信部21は、入力ユニット10に対して現在の生体情報モニタ20の設定状態(どのような設定が行われているか)を送信する。通信部21は、有線通信機能または無線通信機能を実装したハードウェア(回路等)及びソフトウェアから構成される。通信部21の通信処理は、制御部22によって制御される。
制御部22は、生体情報モニタ20の各種制御を行う処理部である。制御部22は、記憶部24から各種プログラムを読み出して実行することによって生体情報モニタ20の各種制御を行う。なお制御処理の一部をハードウェアによって実装しても勿論構わない。
制御部22による制御処理には、生体信号から各種の生体情報(各種パラメータの測定値や測定波形)への変換、生体情報モニタ20の表示制御(表示入力部25の画面制御)、及び入力ユニット10からの設定情報に応じた自装置の設定処理、入力ユニット10内の制御部14への設定処理及び測定制御、等を含む。また制御部22は、算出した各種の生体情報が異常値であった場合に、スピーカ23を介してアラーム音を出力する。
スピーカ23は、制御部22に応じて各種のアラーム音や報知音を出力する。記憶部24は、生体情報モニタ20の各種データを記憶する記憶装置である。記憶部24は、例えば、生体情報モニタ20に内蔵されたハードディスクであってもよく、生体情報モニタ20に着脱可能な記憶装置(例えばUSBメモリ等)であってもよい。
表示入力部25は、操作者に対する情報を表示する表示部として機能すると共に、操作者からの入力を受け付ける入力部としても機能する。例えば表示入力部25は、一般的なタッチパネルであればよい。ここで表示入力部25は、主に被験者Pに関する各種生体パラメータの測定値または測定波形を表示する。上述のように入力ユニット10は、生体情報モニタ20の設定情報を送信する。表示入力部25は、入力ユニット10からの設定情報に応じた設定処理中にも被験者Pに関する各種生体パラメータの測定値や測定波形を表示する。この表示制御については、図5を参照して後述する。
以下、より詳細に入力ユニット10及び生体情報モニタ20の表示画面や動作制御について説明する。
はじめに図4を参照して基本的な生体情報システム1の動作について説明する。図4は、入力ユニット10の表示入力部12に表示させる表示画面の一例を示す図である。図4において表示画面30は、生体情報モニタ20の基本セットアップ用の設定画面である。表示画面30は、画面上部に上位タブ(表示タブ31、音タブ32、記録タブ33、カスタマイズキータブ34、その他タブ35)が設けられている。このように入力ユニット10は、生体情報モニタ20の設定画面を表示する構成である。そのため入力ユニット10内の記憶部15は、生体情報モニタ20用の設定画面が定義されたプログラムを記憶している。
操作者は、この上位タブを指等で触ることにより、各設定用のタブを開く。本例では表示タブ31が選択されているため、生体情報モニタ20の表示に関する表示用設定項目36が表示されている。操作者は、表示用設定項目36内の所望のボタンを選択し(例えば「単位表示=ON」)、送信ボタン37を押下する。これにより制御部14を介して通信部13が設定情報(「単位表示=ON」)を生体情報モニタ20に対して送信する。
なお図4の表示画面30は、あくまでも表示入力部12に表示される生体情報モニタ20の設定画面の一例であり、この他に各種生体パラメータ(SpO2、心電図等)の表示設定画面や患者管理用の設定画面等が表示入力部12上に表示され得る。またデータ送信のトリガは、送信ボタン37の押下に限られず、その他の操作に対応付けられていてもよい。
入力ユニット10からの設定情報の送信からの一連の処理の流れを図5を参照して説明する。入力ユニット10内の通信部13は、被験者Pから取得した生体信号を連続的に生体情報モニタ20に送信する(S11)。生体情報モニタ20内の通信部21は、生体信号を受信する(S12)。そして制御部22は、生体信号を生体波形(心電図等)や測定値(血圧値等)に変換して表示入力部25上に表示する(S12)。この表示処理は、被験者Pが測定対象となっている間は連続的に行われる(S12)。
入力ユニット10内の通信部13は、表示入力部12の操作による設定情報(生体情報モニタ20に対する設定であり、例えば「単位表示=ON」)の送信指示が行われた場合、当該設定情報を生体情報モニタ20に送信する(S13)。生体情報モニタ20内の通信部21は、生体信号に加えて設定情報を受信する(S14)。そして制御部22は、受信した設定情報を用いて生体情報モニタ20(自装置)の設定の変更を行う(S14)。この際に制御部22は、生体波形(心電図等)や測定値(血圧値等)の表示を継続して行う(S12)。
このように生体情報モニタ20が生体波形(心電図等)や測定値(血圧値等)を表示させたまま、生体情報モニタ20の設定変更が実行される。
図5の構成が基本的な入力ユニット10及び生体情報モニタ20の動作であるが、以下に示すような種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
(変形例1)
第1の変形例として、入力ユニット10の表示入力部12において、現在の設定状態を確認しながら、設定情報を送信できる例を説明する。生体情報モニタ20内の制御部22は、現在の生体情報モニタ20の設定状態を通信部21を介して入力ユニット10に送信する。ここで設定状態とは、生体情報モニタ20において現在設定されている内容であり、例えば以下のような情報である。
[表示=[ショートトレンド=OFF、掃引速度=50・・・]、音=[・・・]、・・・]
なお設定状態の送信タイミングは任意のタイミングでよく、例えば生体情報モニタ20の電源ONの時点、1時間毎、設定変更が終了した時点、等であればよい。
入力ユニット10の通信部13は、生体情報モニタ20から設定状態を受信する。受信した生体情報モニタ20の設定状態は、記憶部15において記憶される(記憶部15に記憶されていた設定状態のデータが上書きされる)。制御部14は、記憶部15から生体情報モニタ20の設定状態を読み出し、当該設定状態に応じて表示入力部12に表示させる表示画面を生成する。すなわち表示入力部12は、生体情報モニタ20の設定状態に基づいた設定画面を表示する。設定状態に応じた表示画面の例を図6に示す。
図6では、現在設定されている値が白抜き表示で示されている。これにより操作者は、現在の生体情報モニタ20の設定状態がどのようなものであるかを認識したうえで設定変更を行うことができる。なお図6はあくまでも一例であり、現在設定されている値とそうではない値が識別可能な表示形態であればこの他の表示画面であってもよい。
なお、この図6の表示から操作者の操作に応じて、色の反転表示が切り替わることが好ましい。例えば図6のように「単位表示=ON」が選択されている場合において操作者がOFFを選択した場合、「ON」のインターフェイスの背景が白となり(文字は黒)、「OFF」のインターフェイスが白抜き文字に切り替わることが好ましい。
(変形例2)
また生体情報モニタ20内の制御部22は、操作された端末(すなわち表示入力部12が操作されたか、または表示入力部25が操作されたか)に応じて、表示入力部25の表示を制御するようにしてもよい。以下、制御部22の制御を中心に説明を行う。
本変形例において操作者は、表示入力部25を操作して生体情報モニタ20の設定を変更することもできる。すなわち操作者は、表示入力部12に加えて表示入力部25からも設定に関する操作を行う。図7は、本変形例にかかる制御部22の表示制御を示すフローチャートである。
制御部22は、設定情報の入力を検知する(S21)。ここで設定情報は、表示入力部25から入力される、又は表示入力部12の操作によって通信部21を介して入力される。制御部22は、検知した設定情報の送信元が入力ユニット10であるか否かを判断する(S22)。すなわち制御部22は、設定情報が表示入力部25の操作(または生体情報モニタ20の操作リモコン)により入力されたものであるか否かを判断する(S22)。
設定情報が入力ユニット10からの入力である場合(S22:Yes)、制御部22は図5に示す制御(S12、S14)と同様に生体波形(心電図等)や測定値(血圧値等)の表示を行いながらバックグラウンドで設定変更を行う(S23)。
設定情報が入力ユニット10により入力されたものではない、換言すると表示入力部25の入力操作による場合(S22:No)、制御部22は生体波形(心電図等)や測定値(血圧値等)の表示画面に重畳させるようにして設定画面(図4)相当を表示入力部25に表示させる(S24)。
このように表示入力部25を操作した場合、操作者は生体情報モニタ20のすぐ近くにいる。そのため表示入力部25に設定画面を表示して素早く設定を行わせることにより、設定変更の容易さを担保することができる。
(変形例3)
以下、第3の変形例を説明する。本変形例では、表示入力部12のカーソル表示と、表示入力部25上のカーソル表示と、が同期して動く点を特徴とする。
まず本変形例の動作イメージについて図8(A)及び図8(B)を参照して説明する。はじめに図8(A)を参照する。操作者は、入力ユニット10の表示入力部12を操作して、マウスカーソルを表示入力部12上に表示させる。これに同期して生体情報モニタ20上の表示入力部25にマウスカーソルが対応位置(表示入力部12におけるマウスカーソルの操作と対応する位置)に表示される。例えばマウスカーソルの表示開始時点では、表示入力部25に表示されるマウスカーソルはそれぞれ画面中心の座標に表示すればよい。操作者は、生体情報モニタ20上の表示入力部25を参照しながら表示入力部12を操作してマウスカーソル位置を動かす。ここで表示入力部12上のマウスカーソルと表示入力部25上のマウスカーソルは、同期して移動する。
また表示入力部25に表示されるマウスカーソルの位置は、表示入力部12に表示されたマウスカーソルの相対的な移動量に応じて設定してもよい。例えば表示入力部12におかれた指の位置を始点とし、そこから移動した移動量に応じて、表示入力部25上のマウスカーソルの位置を動かしてもよい。すなわち表示入力部12の操作と対応するように表示入力部25のマウスカーソルが表示されれば良い。
表示入力部25の血圧の測定値の上にマウスカーソルが配置された状態で、操作者が表示入力部12をダブルクリック(特定の操作)したとする。これに応じて画面表示が図8(B)の状態に切り替わる。図8(B)では、生体情報モニタ20の表示入力部25は、生体情報の測定値及び生体波形を表示する。一方、入力ユニット10上の表示入力部12には、血圧関係の設定画面(クリック位置に関連する表示画面)が表示される。
続いて図9を参照して、図8(A)及び図8(B)に記載した動作の実装例を説明する。はじめに操作者の特定ボタン押下等に応じて、制御部14は表示入力部12上にマウスカーソルを表示する(S31)。これと共に制御部14は、マウスカーソルの表示が始まったことを通信部13を介して生体情報モニタ20に通知する(S32)。
制御部22は、通知に応じてマウスカーソルを測定値や波形の表示画面に重畳させるようにして表示させる(S33)。制御部14は、マウスカーソルの位置が移動する毎にカーソル操作情報(座標等)を検知する。そして通信部13は、カーソル操作情報を生体情報モニタ20に送信する(S32)。制御部22は、受信したカーソル操作情報(座標等)に応じて表示入力部25上での対応位置にマウスカーソルを表示する(S33)。
制御部14は、特定の操作が行われた場合(例えばダブルクリックが行われた場合)、マウスカーソル操作を通信部13を介して通知する(S34)。制御部22は、通信部21を介して当該通知を受信する。制御部22は、特定の操作が行われた際の表示入力部25上のマウスカーソルの表示位置を基に、どの操作が行われたかを特定する(S35)。この特定は、表示入力部25に表示している表示内容と表示座標の関係から行えばよい。何らかの設定(生体パラメータに関する設定、被験者Pに関する設定等)を行うことが指定された場合、制御部22は通信部21を介して入力ユニット10に設定画面の情報(どの設定画面を表示するのか等であり、設定画面情報とも呼称する。)を送信する(S36)。制御部14は、通信部13を介して設定画面の情報を受信する。制御部14は、受信した設定画面の情報に応じて、表示入力部12に設定画面を表示する(S37)。そして表示入力部25には、引き続き通常の測定値や生体波形の表示が行われる(S38)。
一方、生体情報モニタ20における何らかの制御が指定された場合(NIBP等の測定開始の指示等)、制御部22は指定された制御を実行する(S39)。なお入力ユニット10側での制御も必要とするような場合(例えば入力ユニット10を介して被験者Pに取り付けられたカフを昇圧する場合)、制御部22は制御内容を入力ユニット10に通知する(S40)。制御部14は、通知内容に応じて制御を行う(S41)。
このようにマウスカーソルの表示が同期していることにより、操作者は生体情報モニタ20と離れた位置にいても波形表示画面を見ながらマウスカーソルの操作を容易に行うことができる。
また上述のようにマウスカーソルの操作位置の座標に応じた設定画面が表示入力部12上に表示される。これにより、あたかも生体情報モニタ20の画面上を触っている感覚で入力ユニット10を操作することができる。なお、マウスカーソル以外のカーソルやその他の表示効果を同期させても勿論構わない。
続いて本実施の形態にかかる生体情報システム1の効果について説明する。入力ユニット10は、生体情報モニタ20の設定画面を表示すると共に入力を受け付ける表示入力部12を有する。そして通信部13は、表示入力部12を介して入力された設定情報を生体情報モニタ20に送信する。これにより生体情報モニタ20の表示入力部25上に設定画面を表示する必要がなくなり、生体情報モニタ20の視認性を確保したまま設定変更ができる。
また入力部と表示部が一体となった表示入力部12を操作できるため、操作者はより簡便に設定処理を行うことができる。
また生体情報モニタ20に着目すると、生体情報モニタ20は入力ユニット10から入力された設定情報を用いてバックグラウンドで設定変更を行う。すなわち生体情報モニタ20は、測定値や生体波形の表示を行ったまま、バックグラウンドで設定変更を行う。これにより、操作者(医療スタッフ)は被験者Pの状態を把握したまま素早く設定変更を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば上述の構成では入力部と表示部が一体化された構成として表示入力部12が機能したが、入力部(例えばマウスやキーボード)と表示部(表示用ディスプレイ)が別体として設けられた構成であっても、生体情報モニタ20の視認性を確保したまま設定変更をすることができる。また上述の構成では入力部と表示部が一体化された構成として表示入力部25が機能したが、生体情報モニタ20に入力部(例えばマウスやキーボード)と表示部(表示用ディスプレイ)が別体として設けられた構成であってもよい。
また被験者Pから生体情報モニタ20が直接生体信号を取得する構成であってもよい。すなわち生体情報モニタ20は、各種センサ(SpO2プローブ、心電図電極等)と接続するケーブルを有する構成であってもよい。
上述の制御部14の処理(表示入力部12の表示制御等)や通信部13の処理の一部は、入力ユニット10内で動作するコンピュータプログラムとして実現することができる。同様に制御部22(表示入力部25の表示制御等)や通信部21の処理の一部は、生体情報モニタ20内で動作するコンピュータプログラムとして実現することができる。
ここでプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 生体情報システム
10 入力ユニット
11 信号取得部
12 表示入力部(入力部、表示部)
13 通信部
14 制御部
15 記憶部
20 生体情報モニタ
21 通信部
22 制御部
23 スピーカ
24 記憶部
25 表示入力部(入力部、表示部)
P 患者

Claims (4)

  1. 生体情報モニタと入力ユニットを有する生体情報システムであって、
    前記入力ユニットは、入力部の操作による移動に応じた第1座標を前記生体情報モニタに送信し、前記入力部を介して特定操作が行われた場合に当該特定操作の発生を前記生体情報モニタに送信し、
    前記生体情報モニタは、被験者の生体信号を基にした生体情報を表示するとともに、前記第1座標に対応する座標にカーソルを表示し、前記特定操作の発生が生じた場合に前記カーソルの表示座標に基づいて設定操作に関する設定画面情報を前記入力ユニットに送信し、
    前記入力ユニットは、前記生体情報モニタが前記生体情報を表示している際に、前記生体情報モニタから受信した前記設定画面情報に基づいて前記生体情報モニタの設定画面を表示する、生体情報システム。
  2. 生体情報の表示中の生体情報モニタの設定画面を表示する表示部と、
    前記生体情報モニタへの設定情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部に入力された設定情報を前記生体情報モニタに送信する通信部と、を有し、
    前記通信部は、前記入力部の移動操作に応じた座標情報を前記生体情報モニタに送信し、前記入力部に特定操作が行われた場合に前記特定操作の発生を前記生体情報モニタに送信し、送信した前記座標情報と前記特定操作に対応する設定画面情報を受信し、
    前記表示部は、前記生体情報モニタが生体情報の表示を行っている際に、前記設定画面情報を基にした前記生体情報モニタの設定変更のための画面を表示する、入力ユニット。
  3. 前記表示部と前記入力部がタッチパネルとして一体化されていることを特徴とする請求項2に記載の入力ユニット。
  4. 被験者の生体信号と、入力ユニットからの設定情報と、を受信する通信部と、
    前記被験者の生体情報を表示する表示部と、
    前記生体信号を前記生体情報に変換して前記表示部への表示制御を行うとともに、前記設定情報が入力された場合に前記表示部に前記生体情報を表示させたままバックグラウンドで自装置の設定変更を行う制御部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記入力ユニットから座標情報と、行われた特定操作を示す操作情報と、を受信し、
    前記制御部は、前記生体情報を前記表示部に表示し続けるように制御したうえで、当該座標情報に対応した座標にカーソルを表示するように制御し、前記カーソルの表示座標と前記操作情報とに基づいて自装置の設定にかかる設定画面情報を取得し、
    前記通信部は、前記設定画面情報を前記入力ユニットに送信する、生体情報モニタ。
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