JP6667010B2 - モバイルプリペイドカードのサービスシステム、そのクローンカード保存装置及びサービス方法 - Google Patents

モバイルプリペイドカードのサービスシステム、そのクローンカード保存装置及びサービス方法 Download PDF

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Description

本発明は、モバイルプリペイドカードのサービスシステム、モバイルプリペイドカードのクローンカード保存装置及びサービス方法に関する。更に詳しくは、オンライン、オフライン、モバイル環境など多様な決済環境に適用できるモバイルプリペイドカードのサービスシステム、モバイルプリペイドカードのクローンカード保存装置及びサービス方法に関するものである。
近頃、クレジットカード、デビットカード又はプリペイドカード等の取引に一般的に使用される磁気ストライプカードの偽・変造問題が深刻に浮き彫りされている。このような問題を解決するための手段として、スマートカード基盤のEMV(Europay、Master card、VISAの3社が開発したICカード標準規格)カードサービスが提供されており、現在、我が国でも従来の磁気カードを認識する加盟店端末をICカード端末に代替する作業を進めることによって、磁気ストライプカードの偽・変造に伴う問題を低減しようと努力している。
一方では、SAMSUNG PAYのように、従来の提携カード会社を介して発行されていたカードをSAMSUNG PAYアプリケーションに登録し、その登録された情報を用いて決済をするサービスが提供されている。
しかし、このような従来のクレジットカード又はプリペイドカードサービスは、物理的に発行されたカードを基本にしてサービスを提供しているので、物理的カードが発行されるまでは、カードサービスを利用できなくなり、発行時間が遅れることもしばしば発生していた。
オフライン商品券は、発行会社又はその発行会社と特別な関係のある提携関連会社でだけ使用できないという制限があり、プリペイドカードは、現金のように使い先には制限がないが、銀行などで本人の口座連動又は口座新設後に発行されるなど、使用に不都合があった。
他方では、無記名のギフトカードがある。ギフトカードは、発行機関に額面金額を支払って購入した後、これを他人にギフトするものであり、ギフトされた人が使用するとき、制限が無いようにしたものである。
ギフトカードは、予め決まった金額を現金のように使用することができるという特徴はあるが、使用後、残額の処理が困難であり、オフラインで直接購入しなければならないという不便がある。
特許文献1には、従来のクレジットカード利用者が、そのクレジットカードをベースにカード商品券が発行され、使用できる技術が記載されている。しかし、カード商品券も発行過程が煩雑で、他人にギフトすることが難しいという点などの問題があった。
また、現在使用されているモバイル商品券は、モバイル商品券の発行会社とモバイル商品券の利用者が一回限りの関係に終わってしまう。これは、モバイル商品券が特定の商品だけに交換できることが殆どであるので、当該モバイル商品券を使用した後には、再び発行会社の商品を利用するつながりがないため、発行会社の立場では顧客の維持と管理の側面で問題がある。
そして従来は、スマートフォンなどのスマート機器に保存されたクレジットカード又はプリペイドカードは、常にスマート機器を携帯した場合のみに使用が可能であるという不便があった。
韓国公開特許公報10−2002−0074105号
前述のような問題点を解決するための本発明の課題は、一つのモバイルプリペイドカードでオンライン又はモバイル決済だけでなく、オフライン決済にも自由に使用することができる統合されたモバイルプリペイドカードサービスシステムを提供することにある。
そのために、本発明では、モバイルプリペイドカード利用者が、モバイルプリペイドカードのクローン(Clone)カードの発行を受け、オフライン決済で使用できる実カードに保存して使用できるように、モバイルプリペイドカードのサービスシステム、そのクローンカード保存装置及びサービス方法を提供することにある。
前述のような課題を解決するための本発明の一側面によるモバイルプリペイドカードのクローンカードは、利用者端末によりプリペイドカードウォレットアプリケーションに保存されたモバイルプリペイドカードをコピーして生成され得る。前記クローンカードは、実カードに保存され、前記モバイルプリペイドカードと独立して、オフライン決済手段として使用することができる。
実施例により、前記実カードは、SE(Secure Element)又はウェアラブルデバイスのような外装SE(External SE)保存装置を含んでもよい。
実施例により、前記カードSEは、ICカード又はコンビカードであり、前記ウェアラブルデバイス(wearable device)は、スマートウォッチ、スマートバンド又はスマートグラスを含むものであってもよい。
本発明の別の側面によるプリペイドカードウォレットアプリケーションは、利用者端末の保存空間に保存され、実行されてもよく、前記利用者端末が、イシュア(プリペイドカード事業者)サーバと通信接続され、機能することができる。前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、利用者端末に保存された一つ以上のモバイルプリペイドカードを利用してプリペイドカードサービスを提供することができ、前記モバイルプリペイドカードに対して、前記イシュアサーバにクローンカード発行を要請し、オフライン決済のための実カードに前記発行されたクローンカードを伝送するカードエクスポートモジュールを含む。
本発明の更に別の側面によるプリペイドカードウォレットアプリケーションは、イシュアサーバと通信接続され、利用者の端末に保存された一つ以上のモバイルプリペイドカードを利用してプリペイドカードサービスを提供し、前記モバイルプリペイドカードに対して、クローンカードを発行し、オフライン決済のための実カードに伝送し、前記クローンカードの発行を前記イシュアサーバに通知するカードエクスポートモジュールを含む。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記クローンカードの情報を読込み、前記モバイルプリペイドカードを生成するカード読込みモジュールを更に含むことができる。
一実施例において、前記カードエクスポートモジュールは、前記モバイルプリペイドカードのチャージ金額の一部又は全部を前記クローンカードに移転するチャージ金額移転を行うことができる。
一実施例において、前記カード読込みモジュールは、前記クローンカードのチャージ金額の一部又は全部を前記モバイルプリペイドカードに移転するチャージ金額移転を行うことができる。
本発明の更に別の側面によるプリペイドカードサービスシステムは、プリペイドカードウォレットアプリケーションが設けられた利用者端末と通信接続され、モバイルプリペイドカードのクローンカードを発行し、前記利用者端末から前記モバイルプリペイドカードのクローンカード発行要請トークンが受信されれば、前記トークン内の前記モバイルプリペイドカードの基本アカウント情報を確認するトークンサービスモジュールと、前記モバイルプリペイドカードに対して、クローンカードを発行するクローンカード発行サーバを含み、前記トークンサービスモジュールは、前記クローンカードを前記モバイルプリペイドカードの基本アカウント情報に登録する。
一実施例において、前記トークンサービスモジュールは、既登録されているモバイルプリペイドカードと固有識別値が異なるように、前記クローンカードを登録することができる。
本発明の更に別の側面によるプリペイドカードサービスシステムは、プリペイドカードを利用するサービスを提供し、チャージ金額内で使用できるモバイルプリペイドカードを発行するイシュアサーバ、及び前記モバイルプリペイドカードを使用する利用者端末の保存空間に保存され、実行され、前記モバイルプリペイドカードを保存するプリペイドカードウォレットアプリケーションを含むことができる。前記モバイルプリペイドカードは、前記イシュアサーバの利用者アカウントに接続される基本カードと前記基本カードとに区別され、少なくとも一つ以上の付加機能が与えられた少なくとも一つ以上のオプションカードを含むことができる。
一実施例において、前記オプションカードは、前記基本カードのチャージ金額内で前記利用者端末から受信された選択に応じて、別途の使用金額が与えられ得る。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記少なくとも一つ以上のオプションカードのチャージ金額を合計し、前記基本カードのチャージ金額として統合する残額コレクトモジュールを含むことができる。例えば、前記残額コレクトモジュールは、前記オプションカードの残額が当初チャージ金額に対して、既設定された比率以下であるか、前記残額が既設定された金額以下の場合、又は前記付加機能の提供のための最小金額未満となった場合に実行され、前記基本カードのチャージ金額として合計することができる。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記基本カード又はオプションカードを実カードに移転するカードエクスポートモジュールを含むことができる。例えば、前記実カードは、カードSE(Secure Element))又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)のような外装SE(External SE)にカード情報を保存する保存装置を含むことができる。前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記実カードの情報を読込み、モバイルプリペイドカードである基本カード又はオプションカードに移転するカードインポートモジュールを更に含むことができる。また、前記カードエクスポートモジュールは、前記モバイルプリペイドカード情報及び前記モバイルプリペイドカードのチャージ金額の全部を前記実カードに伝送し、前記利用者端末から移転されたモバイルプリペイドカード情報を削除することができる。前記カードエクスポートモジュールは、前記モバイルプリペイドカード情報及び前記モバイルプリペイドカードのチャージ金額の一部又は全部を前記実カードにコピーし、前記イシュアサーバは、前記利用者アカウントに対して、前記モバイルプリペイドカードと前記実カードにコピーされたクローンカード情報を同じPAN(Primary Account Number)として管理することができる。
一実施例において、前記モバイルプリペイドカードは、トークン値形態で前記利用者端末に保存され、前記イシュアサーバは、前記モバイルプリペイドカードの実際のカード情報とマッピングされたトークン値情報を含むことができる。本発明の一実施例によるプリペイドカードサービスシステムは、前記利用者端末に保存されたトークン値が消尽されれば、予め定義されたアルゴリズムにより生成された新規トークン値を前記利用者端末に発行するクローンカード発行サーバを更に含むことができる。
本発明の一実施例によるクローンカード保存装置は、利用者端末の保存空間に保存され、実行されるプリペイドカードウォレットアプリケーションに既保存されたモバイルプリペイドカードが、前記利用者端末と既設定された距離以内でタグされることに応答して、コピーされ、クローンカード情報として伝送されたものを保存する保安媒体(Secure Element)を含むことができる。前記クローンカード情報は、前記モバイルプリペイドカードとは独立して、オフライン決済手段として利用することができる。例えば、前記保安媒体は、カードSE又はウェアラブルデバイスに装着されたSEを含むことができる。
実施例により、前記クローンカード情報は、前記モバイルプリペイドカードのカード情報及び前記モバイルプリペイドカードのチャージ金額の一部又は全部を含むことができる。
実施例により、前記クローンカード情報は、前記モバイルプリペイドカードと同じPAN情報を有しながら装置識別番号(PSN)は異なってもよい。また、クローンカード情報は、イシュアサーバにより前記モバイルプリペイドカードと同じ前記PAN情報として管理することができる。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記クローンカードをコピーし、モバイルプリペイドカードを生成することができる。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記モバイルプリペイドカードに対して、前記イシュアサーバにクローンカード発行を要請し、オフライン決済のための実カードに前記発行されたクローンカードを伝送するカードエクスポートモジュールを更に含むことができる。
一実施例において、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、前記モバイルプリペイドカードに対して、クローンカードを発行し、オフライン決済のための実カードに伝送し、前記クローンカードの発行を前記イシュアサーバに通知するカードエクスポートモジュールを更に含むことができる。
一実施例において、前記イシュアサーバは、前記クローンカードを前記モバイルカードの基本アカウント情報と共有するように発行することができる。
一実施例において、前記実カードは、カードSE又はウェアラブルデバイスのような外装SE保存装置であることが好ましい。
一実施例において、前記モバイルプリペイドカードは、利用者アカウントにチャージされた金額を限度にして使用できる基本カード、及び前記基本カードに連動又は独立し、前記利用者アカウントにチャージされた金額の範囲内で使用限度を利用者が設定したオプションカードを含むことができる。
本発明の更に別の側面によるクローンカードサービス方法は、a)モバイルプリペイドカードを保存する利用者端末が、前記モバイルプリペイドカードに対するクローンカード発行要請をイシュアサーバに伝達するステップと、b)前記イシュアサーバが、前記モバイルプリペイドカードに対して、基本アカウント情報を確認すれば、クローンカード発行サーバに前記モバイルプリペイドカードに対するクローンカードを発行するステップと、c)前記クローンカード発行サーバが、前記利用者端末を介してカード保存装置と接続されるステップと、d)前記クローンカード発行サーバが、前記モバイルプリペイドカードに対応するクローンカードを前記カード保存装置に発行するステップと、を含むことができる。
実施例により、本発明の一実施例によるクローンカードサービス方法は、前記イシュアサーバが、前記クローンカードを前記アカウント情報に登録するステップを更に含むことができる。例えば、前記登録するステップは、前記アカウント情報において、前記モバイルプリペイドカードと前記クローンカードを同じPAN情報として登録するステップを含むことができる。
一実施例において、前記イシュアサーバは、カードの残額を管理する元帳管理サーバを含み、前記元帳管理サーバは、前記モバイルプリペイドカード及び前記クローンカードの残額を管理するとき、同じPAN情報により同じ残額情報を有するように処理することができる。
実施例により、前記イシュアサーバは、前記残額情報が更新されれば、前記モバイルプリペイドカード及び前記クローンカードの残額が自動で同期化されるように処理することができる。
本発明の実施例によれば、モバイルプリペイドカードのクローンカードを保存する装置、クローンカードサービス方法及びプリペイドカードサービスシステムによれば、モバイルプリペイドカードの利用者が便利に発行を受けることができ、クローンカードの情報が実カードに保存され、オフライン決済で使用することができる。それにより、モバイルプリペイドカードの利用者は、オフライン環境下でも実カードに保存されたクローンカード情報を介してプリペイドカードサービスの提供を受けることができる。また、それにより、クローンカードの所持者は、モバイルプリペイドカードが保存された端末機がなくても、モバイルプリペイドカードと同じプリペイドカードサービスの提供を受けることができるようになる。
従って、本発明の実施例によれば、モバイルプリペイドカードのクローンカード保存装置、クローンカードサービス方法及びプリペイドカードサービスシステムを利用すれば、モバイルプリペイドカードの動作環境がオンライン又はモバイル環境に限定されることなく、オフライン環境へと拡大する可能性がある。従って、本発明のモバイルプリペイドカードのクローンカード利用者は、オンライン、モバイル、オフラインの統合プリペイドカードサービスの提供を受けることができるようになる。
また、本発明の実施例によれば、保存装置、クローンカードサービス方法及びプリペイドカードサービスシステムを利用すれば、モバイルプリペイドカードのクローンカードは、モバイルプリペイドカードの利用者が利用者端末を介して直接発行を受け、発行されたクローンカードは、使用しようとする実カードに利用者によって近距離無線通信方法で直接伝送され、実カードとして使用することができる。それにより、本発明のモバイルプリペイドカードのクローンカードは、安全ながらも便利に発行することができる。
このように、本発明の多様な実施例によれば、オフライン環境で使用することができるクローンカードを利用者が直接発行することができるので、オフラインで使用を開示するための紙類の商品券又はプラスチック製の商品券などのプリペイドカードの発行が不要となる。それにより、本発明のプリペイドカードサービスシステムを利用することになれば、提携会社は、加盟店手数料を節減できるだけでなく、紙類の商品券又はプラスチック製の商品券などのプリペイドカードの発行費用を節減できることになる。また、それにより、提携会社は、自社の別途サービスプラットフォームを構築しなくても、モバイル提携カードとそのクローンカード発行が容易になる。
また、本発明のモバイルプリペイドカードは、クローンカードを利用して決済をすることができることから、通信区間で基本アカウント情報(PAN)のようなカード情報を露出することがないので、安全な決済環境具現が可能になる。
また、本発明のモバイルプリペイドカードは、クローンカードを利用するので、移動通信社又は金融会社の介入なしにも、プリペイドカードサービス提供が可能になるので、決済プラットフォームを容易に構築することができるようになる。
本発明の一実施例によるプリペイドカードサービスを提供するプリペイドカードサービスシステムの構成図である。 本発明において、モバイルプリペイドカード中の基本カードの発行過程を概略的に示す図である。 利用者端末に保存されたモバイルプリペイドカードに対して、クローンカード発行過程を示す図である。 利用者端末に搭載されるプリペイドカードウォレットアプリケーションの一実施例を示すブロック図である。 イシュアサーバの一実施例を示すブロック図である。 モバイルプリペイドカードが保存された利用者端末又はクローンカードが、保存された実カードを利用して決済を行う過程の実施例を示した図である。 モバイルプリペイドカードが保存された利用者端末又はクローンカードが、保存された実カードを利用して決済を行う過程の実施例を示した図である。 利用者が利用者端末と実カードを利用してモバイルプリペイドカードサービスを提供される様子を示す概念図である。 オプションカードである提携カードの発行過程の一実施例を示した図である。 利用者端末のプリペイドカードウォレットアプリケーション画面の一実施例を示した図である。 利用者端末でオプションカードをギフト受領端末にギフトする一実施例の画面である。 プリペイドカードウォレットアプリケーションのカード管理モジュールのギフトする画面の一実施例である。 本発明を利用してカード残額を処理する方法を説明するためのアプリケーションの例示画面である。 本発明を利用してカード残額を処理する方法を説明するためのアプリケーションの例示画面である。
本発明の実施例は、多様な変更を加えることができ、種々形態を有することができるので、特定の実施例を図面に例示して詳細に説明する。しかし、これは本発明の実施例を特定の実施形態に対して限定しようとするのではなく、本発明の実施例の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物、又は代替物を含むものとして理解するべきである。
第1又は第2などの用語は、多様な構成素子を説明するのに使用できるが、前記構成素子は、前記用語によって限定されない。前記用語は、一つの構成素子を他の構成素子から区別する目的としてのみ、例えば、本発明概念に係る権利範囲から逸脱しないまま、第1構成素子は第2構成素子と称されてもよく、同様に第2構成素子は第1構成素子と称されてもよい。用語「及び/又」とは、複数の関連された記載された項目の組み合わせ又は複数の関連された記載された項目中のある項目を含む。
本発明の実施例で使用された用語は、単に特定の実施例を説明するために使われたものであり、本発明の実施例を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上、明らかに異ならない限り、複数の表現を含む。本発明の実施例で、「含む」又は「有する」などの用語は、明細上に記載の特徴、数字、ステップ、動作、構成素子、部分品又はこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成素子、部分品又はこれらを組み合わせたものの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
また、特に断らない限り、技術的であるか、科学的な用語を含み、ここで使用されるすべての用語は、本発明の実施例が属する技術分野における通常の知識を有した者によって一般的に理解されるものと同じ意味を示す。一般的に使用される辞典に定義されているような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本発明の実施例で明らかに定義しない限り、理想的であるか、過度に形式的な意味として解釈されない。
本発明のモバイルプリペイドカードのクローンカード及びその発行方法、そしてこのようなモバイルプリペイドカードのクローンカードを含むプリペイドカードサービスシステム及びサービス方法について、添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例によるプリペイドカードサービスを提供するプリペイドカードサービスシステムの構成図である。
図1を参照すれば、本発明の一実施例によるプリペイドカードサービスシステムは、加入した利用者の要請に応じて、プリペイドカードアカウントを開設し、前記プリペイドカードアカウントにチャージ金額内で使用できるモバイルプリペイドカード35を発行し、要請に応じて、クローンカード発行サーバ13とともに、モバイルプリペイドカード35のクローンカード40を発行管理するイシュア(プリペイドカード事業者)サーバ10と、前記イシュアサーバ10から発行されたモバイルプリペイドカード35を保存し、使用し、必要に応じて、イシュアサーバ10にモバイルプリペイドカード35のクローンカード40発行を要請し、発行されたクローンカード40を所定の実カード50に伝送する複数の利用者端末30と、前記利用者端末30のプリペイドカードを決済手段として使用し得る複数の加盟店端末60とを含んで構成される。また、本実施例のモバイルプリペイドカード35のクローンカードサービスシステムは、イシュアサーバ10と提携し、前記イシュアサーバ10から発行されるプリペイドカード中のオプションカードである提携カードを発行することができるようにする提携会社サーバ20を更に含むことができる。
本発明において、利用者端末30は、一つ以上のモバイルプリペイドカード35に対して、それぞれのクローンカードの発行を要請することができ、その場合、イシュアサーバ10は、モバイルプリペイドカード35に対して、クローンカード発行サーバ13とともにそれぞれのクローンカードを順次に又は同時に発行し、利用者端末30に伝送する。利用者端末30の保存空間にはモバイルプリペイドカードを保存するプリペイドカードアプリケーションが保存され、実行されることで、利用者端末30が動作するようになる。
クローンカード発行サーバ13は、TSM(Trusted Service Manager)を含むことができる。クローンカード発行サーバ13は、イシュアサーバ10からクローンカード発行要請が伝達され、実カードのSEにクローンカードを発行することができる。実カードのSEに保存されるカード情報は、トークン値であってもよい。クローンカード発行サーバ13を介した発行手順において、利用者端末30は、クローンカード発行サーバ13とクローンカードを伝達する媒体の役割を果たす。クローンカード発行の最終手順では、イシュアサーバ10の介入なしに、クローンカード発行サーバ13と利用者端末、実カードのSEと間に接続(例えば、APDU確立)が行われてもよい。
このようにクローンカード40が発行された利用者端末30は、所定の実カード50に、好ましくは、近距離無線通信方式で接続し、クローンカード40を伝送する。本実施例において、利用者端末30と実カード50の接続方式は、特に制限されず、通常の有線通信方法、又は無線通信方法を介して行われる。例えば、利用者端末30と実カード50は、好ましくはNFCのような近距離無線通信方法によって接続され、クローンカード40を伝送することができる。実カード50は、本発明の一実施例により生成されたクローンカード情報を保存できる保存装置に相応してもよい。
このようにクローンカード40が伝送され、保存された実カード50は、その母カードとなるモバイルプリペイドカード35と独立して、所定のプリペイドカードサービスを行うことになる。
本実施例において、実カードは、一つ以上のクローンカードを保存することができ、オフラインで使用することができる実体を有する構成であれば特に制限されない。例えば、クローンカードを保存する実カードとして、カードSE(Secure Element)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)のような外装SE(External SE)保存装置を含むことができる。
ここで、カードSEは、ICカード又はコンビカードなどのスマートカードを含み、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、スマートバンド又はスマートグラスを含むことができる。
本実施例において、実カードは利用者端末から伝送されたクローンカードを保存するカード保存部を含んでおり、実カードには複数個のクローンカードが保存され得る。本明細書において、実カードに一つのクローンカードが保存された場合には、実カードとクローンカードは同一概念の客体として理解でき、場合に応じて、実カードはクローンカードとしても呼ばれてもよい。
反面、実カードに、2つ以上のクローンカードが保存された実カードの場合、特に実カードがコンビカードのとき、各クローンカードは、アプレット形態で具現され、実カードに保存され得る。
実施例により、本発明の実カードは、実カードに、2つ以上のクローンカードが保存された場合に、プリペイドカードとして実カードを使用しようとするとき、2つ以上のクローンカードから使用するクローンカードを選択するクローンカード選択モジュールを更に含むことができる。
クローンカード選択モジュールは、実カードに2つ以上のクローンカードから使用するクローンカードを選択するためのユーザーインターフェースを備え、利用者の選択に応じて使用しようとするクローンカードが選ばれるように構成され得る。他の実施例において、利用者の別途の選択なしで、実カードをプリペイドカードとして使用しようとする加盟店で使用可能なクローンカードが自動で選ばれるようにして使用されるように構成することもできる。
他の実施例において、利用者端末と実カードと通信にて接続された場合、後記する利用者端末に搭載されたカード管理モジュールにより、使用しようとするクローンカードを選択することができる。
また、本発明において、実カードは、クローンカードの他にもプリペイドカードサービスに利用される多様なアプレットを更に含んでもよく、その一例として、カード決済に使用される多様な保安プログラム、例えば、公認証明書が伝達され、保存することができる。このように実カードに、公認証明書が搭載されれば、モバイルプリペイドカード又はクローンカードの決済時、実カードを介して公認証明書ログインなどを簡単に行えるようになる。
以下、前記のように構成される本発明の一実施例によるモバイルプリペイドカードのクローンカードサービスシステムについて、詳細に説明する。
図2を参照して、本発明の一実施例において、利用者端末30とイシュアサーバ10と間のモバイルプリペイドカード発行を説明する。図2では、モバイルプリペイドカードの種類中の基本カードを中心に説明するが、基本カード以外のオプションカードも同様の方法で発行することができる。
本発明の一実施例のモバイルプリペイドカード中の基本カードの発行は、利用者端末30がイシュアサーバ10へサービス加入を要請するステップ(S21)、イシュアサーバ10から会員アカウントが提供され、前記利用者端末30に利用者アカウントを登録するステップ(S22)、及び前記イシュアサーバ10から基本カード情報を受信し、前記利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションに基本カードを発行するステップ(S23)、を含んでなる。
以下、具体的に説明する。
まず、前記ステップ(S21)では、利用者が自らの利用者端末30を使用して、イシュアサーバ10のウェブページに接続するか、プリペイドカードウォレットアプリケーションを実行して、サービス加入を行う。サービス加入手続きは、一般的なウェブ環境でのサービス加入手続きに従ってもよい。実施例により、サービス加入手続きは、携帯電話認証又はi−PIN認証など本人認証手続きを含むことができる。
サービス加入手続きは、金融取引に対する約款などに同意をする約款同意手続きを含み、必要に応じて、利用者アカウントチャージ手段の選択、決済手段の情報を入力する決済情報入力手続きを含むこともできる。ここで、利用者アカウントチャージ手段とは、前記利用者アカウントに所定の金額を入金し、チャージするための手段を意味し、無通帳入金、口座振り替え、クレジットカード、デビットカード、小口ローン、ポイント又はマイレージ転換など多様なアカウントチャージ手段を含むことができる。利用者アカウントチャージ手段は、利用者の選択に応じて、利用者アカウントに所定の金額を入金し、今後発行され、使用するプリペイドカードをチャージする。
実施例により、基本カードは、予め指定された利用者アカウントチャージ手段を介して、特定条件を満たしたときに、自動チャージされ得る。例えば、利用者は、基本カードの残額が所定の金額未満の場合に、又は定期的に自動チャージが行われるように利用者アカウントチャージ手段を設定することができる。
前記ステップ(S22)において、イシュアサーバ10は、前記サービス加入を承認し、承認された利用者に対して、一つの利用者アカウントを発行し、発行された利用者アカウント情報を前記利用者端末30に提供する。このとき、利用者アカウント情報は、暗号化されたEメールアカウント又は本人認証を行った利用者端末30に、ショート・メッセージ・サービス(SMS)で案内されてもよく、音声メッセージ又はスマートフォンアプリケーションのアラム機能など、その他の可能な手段を介して案内され得る。
イシュアサーバ10から提供された利用者アカウントは、利用者端末30に登録され、発行された前記利用者アカウントを、利用者が利用者アカウントに所定の金額を入金し、以降、発行されるプリペイドカードをチャージするか、プリペイドカードが発行された後、利用者アカウントに所定の金額を入金し、チャージして、使用することができる。
本実施例では、サービス加入について説明しているが、本発明のプリペイドカードウォレットアプリケーションは、必ずサービス加入が必要なことではなく、サービス加入なしに利用することができ、これもまた当然、本発明の保護範囲に属するものと解釈しなければならない。
前記ステップ(S23)では、サービス加入が完了した後、イシュアサーバ10がモバイルプリペイドカードを発行する。
前記プリペイドカードは、前記利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションに保存され得る。
前記イシュアサーバ10で発行し、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションに保存されるプリペイドカードは、概念上、基本カードとオプションカードとに区分され、基本カードは、前記利用者アカウントに連動される利用者本人の記名又は無記名カードであり、オプションカードは、利用者の必要及び要請に応じて、基本カードから派生する記名又は無記名の提携カード又は非提携カードとなる。
実施例により、基本カードは、前記イシュアサーバ10で管理される利用者アカウントに接続され、オプションカードは、前記基本カードとは区別され、少なくとも一つの付加機能が与えられ得る。
次に、図3を参照して、本発明の一実施例において、利用者端末30に保存されたモバイルプリペイドカード35のクローンカード40発行過程を説明する。
利用者端末30と実カード50が情報を授受できるように有無線通信介して接続される。例えば、利用者端末30と実カード50は、近距離無線通信を介して接続されてもよい。これは、利用者が利用者端末30を既準備した実カード50をタグすることによって接続される。このとき、実カード50は、所定の購買手順を経て、郵便又は商店を介して購買されたものが使用され得る。
このとき、利用者端末30に設けられたプリペイドカードウォレットアプリケーションは、利用者端末30と実カード50との接続が成立したことを、モバイルプリペイドカード35に対するクローンカード発行要請として認識することができる。その場合、利用者端末30は、モバイルプリペイドカード35のクローンカード発行要請をイシュアサーバ10に伝達する(S41)。
このとき、プリペイドカードウォレットアプリケーションは、保存されたモバイルプリペイドカード35が一つ以上の場合、オフラインで使用しようとするモバイルプリペイドカード35を選択し、イシュアサーバ10に、選択されたモバイルプリペイドカード35のクローンカードの発行を要請するように構成され得る。
このようなクローンカードの発行要請が受信されれば、イシュアサーバ10とクローンカード発行サーバ13は、選択されたモバイルプリペイドカード35に対して、クローンカードを発行し、利用者端末に伝送する(S42)。本実施例では、イシュアサーバ10とクローンカード発行サーバ13により、クローンカードが発行される場合を説明しているが、目的に応じて、クローンカード40は、イシュアサーバ10の承認なしにプリペイドカードウォレットアプリケーションにより直ぐに発行されるように構成されてもよい。この場合、プリペイドカードウォレットアプリケーションは、クローンカード40の発行をイシュアサーバ10に通知する。
このように発行されたクローンカードは、対象モバイルプリペイドカードの基本アカウント情報(利用者アカウント、PAN)を共有するように発行することができる。
利用者端末30に伝送されたクローンカード40は、近距離無線通信方法で接続されている実カード50に伝送され、保存される(S43)。このとき、発行されたクローンカード40の実カード50への伝送は、イシュアサーバ10の承認なしに行うことができる。これにより、利用者は、利用者端末30に保存されたクローンカードをスマートウォッチなどのウェアラブル機器、スマートパッドなどの他のスマート機器に自由にコピーし、使用することができる。しかし、このような場合でも、実カード50の伝送が完了した後、その結果をイシュアサーバ10に通知することがプリペイドカード管理上においても好ましい。
このようにクローンカード40が実カード50に保存された場合、イシュアサーバ10では基本カード又はクローンカード40によって決済された場合、元帳管理サーバが利用者アカウントに関連したカードから、当該カードのチャージ金額を差し引きする方式で、基本カードとクローンカード40が継続同期化されるようにする。
本実施例では、クローンカード40は、そのクローンカード40生成の基本となるモバイルプリペイドカードと同じPAN情報を有するが、固有識別値(PSN情報)は異なるように発行されるのが好ましい。例えば、モバイルプリペイドカードのPSN情報がPSN#1のとき、そのクローンカード40のPSN情報は、PSN#2となる方式を用いることができる。本発明の一実施例によれば、元帳管理サーバが、利用者端末30のモバイルプリペイドカードと実カードに保存されたクローンカードのPAN情報を同様に管理するため、様々な決済媒体(即ち、利用者端末30と実カード50)を利用するとしても別途の同期化手順が不要であるという利点がある。
以下、図4及び図5を参照して、本発明の一実施例において、利用者端末のプリペイドカードウォレットアプリケーションとイシュアサーバを詳細に説明する。
まず、図4を参照して、利用者端末に搭載されるプリペイドカードウォレットアプリケーションを説明する。
図4に示されたように、本発明の一実施例のプリペイドカードウォレットアプリケーションは、基本カードとオプションカードの発行及び残額確認ができる。プリペイドカードウォレットアプリケーションは、他の利用者からギフトされたオプションカードの処理のためのカード管理モジュール31と、保存されたモバイルプリペイドカード35のクローンカード発行をイシュアサーバ10に要請し、イシュアサーバ10を介して発行されたクローンカード40を実カード50に伝送するカードエクスポートモジュール32、実カードに保存されたクローンカードの情報からモバイルプリペイドカード35を生成するカードインポートモジュール33と、オプションカードを他の利用者にギフトすることができるギフトモジュール34と、オプションカードの残額を基本カードに統合する残額コレクトモジュール36と、を含むことができる。
カード管理モジュール31は、基本カードとオプションカードを処理することができる。オプションカードは、基本カードのチャージ金額内で利用者端末から受信された選択に応じて、別途の使用金額が与えられるカードであってもよい。
カードエクスポートモジュール32は、基本カード又はオプションカードを実カード50に移転することができ、カードインポートモジュール33は、実カード50の情報を読込み、モバイルプリペイドカードである基本カード又はオプションカードに移転、即ち、利用者端末30に情報を読み込むことができる。実施例により、カードエクスポートモジュール32は、モバイルプリペイドカード情報及びモバイルプリペイドカードのチャージ金額全部を実カード50に伝送することができ、カードエクスポートモジュール32は、実カード50に移転されたモバイルプリペイドカード情報を利用者端末30で削除することができる。モバイルプリペイドカード情報及びモバイルプリペイドカードのチャージ金額一部又は全部が、実カード50にコピーされた場合、イシュアサーバ10は、利用者アカウントに対して、モバイルプリペイドカードと実カード50にコピーされたクローンカード情報を同じPANとして管理することができる。このとき、利用者端末30には、モバイルプリペイドカードがトークン値形態で保存することができ、イシュアサーバ10は、モバイルプリペイドカードの実際のカード情報とマッピングされたトークン値情報を含むことができる。
もし、利用者端末30に保存されたトークン値が消尽されれば、クローンカード発行サーバ13が予め定義されたアルゴリズムにより新規トークン値を生成し、利用者端末30に発行することができる。
前記プリペイドカードウォレットアプリケーションは、スマートフォン又はスマートカード、スマートパッド、スマートウォッチなどで実行されるモバイルアプリケーションであってもよい。利用者端末30は、プリペイドカードウォレットアプリケーションが設けられ、実行される多様な演算デバイスが挙げられる。利用者端末30は、少なくとも一つのプロセッサを備える任意の装置であってもよく、カメラ、携帯装置、移動端末、通信端末、携帯用通信端末、携帯用移動端末などが挙げられる。例えば、利用者端末30は、デジタルカメラ、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、テレビ(TV)、ディスプレイ装置、車両用ヘッドユニット、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット(Tablet)コンピュータ、PMP(Personal Media Player)、PDA(Personal Digital Assistants)、ナビゲーション装置、銀行のATMを含む。また、本発明の実施例における利用者端末30は、ウェアラブル装置(例えば、時計型装置、眼鏡型装置、衣類型装置など)であってもよい。
次に、図5を参照して本発明の一実施例によるイシュアサーバ10を説明する。
図5に概略的に示されるように、本発明の一実施例のイシュアサーバ10は、複数個の利用者端末にそれぞれ保存されたモバイルアプリケーション(例えば、プリペイドカードウォレットアプリケーション)を管理するモバイルアプリケーション管理モジュール11、及びクローンカード発行要請のトークンに含まれたモバイルプリペイドカード35に対応する基本アカウント情報(PAN;primary account number)をマッピングし、マッピングされた基本アカウント情報(PAN)にクローンカードを登録するトークンサービスモジュール12を含む。
そして本発明の一実施例のイシュアサーバ10は、クローンカードを発行するクローンカード発行サーバ13と接続され、クローンカード発行要請に対応する。本発明の一実施例において、クローンカード発行サーバ13は、イシュアサーバ10と独立して説明されているが、必要に応じてイシュアサーバ10に一つのモジュールとして含まれてもよい。
その他、本発明のイシュアサーバ10は、プリペイドカードサービス提供に必要な多様なモジュールを更に含むことができる。
まず、モバイルアプリケーション管理モジュール11は、利用者端末30で使用できるプリペイドカードウォレットアプリケーションを提供する。そして、モバイルアプリケーション管理モジュール11は、プリペイドカードウォレットアプリケーションのライフサイクル管理、他のサービスとの架橋の役割、及び利用者端末に提供されたモバイルアプリケーションとのデータ交換のためにセキュアチャネル(secure channel)を確立する。
このように、モバイルアプリケーション管理モジュール11により提供されたプリペイドカードウォレットアプリケーションは、クローンカード発行のために実カードと利用者端末が近距離無線通信方法で接続された場合、イシュアサーバ10にクローンカード発行要請を伝達する。本実施例では、実カードと利用者端末とのタグは、NFCRWモードを介したAPDU(Application Protocol Data Unit)送受信からなる。
本発明の一実施例において、イシュアサーバ10は、HCE(Host Card Emulation)基盤のサービスサーバであってもよく、この場合、カード情報のような個人情報をUICC(Universal Integrated Circuit Card)及び埋め込み式SE(Secure Element)のようなハードウェアSEに保存しなく、クラウドSE(又はクラウドプラットフォーム)に保存、管理するように具現され得る。このようなHCE技術具現時の保安性問題を解決するために、本実施例ではトークン化技術(tokenization)を採用しており、カード情報のような重要情報に対応するトークンを発行し、取引過程でカード情報又は個人情報が露出することを防止することができる。
これにより、本実施例において、イシュアサーバ10と利用者端末と間の授受するデータは全部トークン形態で具現される。
本実施例において、トークンサービスモジュール12は、このようなトークン情報の発行と保存を行い、本実施例のイシュアサーバ10がクラウドSE(Secure Element)の機能を達成するようにする。
本実施例において、トークンサービスモジュール12は、モバイルアプリケーション管理モジュール11が利用者端末30から受信したトークン化されたクローンカード発行要請に含まれた対象モバイルプリペイドカード35とマッピングされる基本アカウント情報(PAN)を検索する。このとき、トークンサービスモジュール12は、受信されたトークン情報とPAN情報とをマッピングし、テーブル形態で保存することができる。他の実施例として、トークンサービスモジュール12は、トークン情報とPAN情報と間の値を類推できる所定のアルゴリズムを利用するように保存するか、トークン値とPAN値とのマッピングテーブルに対する経路だけを保存するように具現され得る。
また、トークンサービスモジュール12は、クローンカード発行サーバ13で基本アカウント情報(PAN)を共有するクローンカードが発行されれば、当該クローンカードを基本アカウント情報(PAN)に登録する。このとき、トークンサービスモジュール12は、既登録されているモバイルプリペイドカード35と固有識別値(PSN情報)が異なるように、クローンカードを登録することができる。
また、トークンサービスモジュール12は、クローンカードの登録が完了すれば、クローンカード情報を含むトークン(以下、クローンカード情報トークン)をクローンカードの保安媒体(SE)に発行し、保存する。このとき、クローンカード情報トークンは、対象となるモバイルプリペイドカード35のトークンと同じであってもよく、異なっていてもよい。このような保安要素(SE)にカード情報を保存及び管理することにより、偽・変造危険を最小化し、多様なサービスを提供することができる。
また、クローンカード発行サーバ13は、要請されたモバイルプリペイドカード35に対応するクローンカードを発行し、トークンサービスモジュール12を介して基本アカウント情報(PAN)に登録し、トークンサービスモジュール12により発行されたクローンカード情報トークンを利用者端末30に伝送する。利用者端末30にクローンカード情報トークンが受信されれば、前記利用者端末30は、プリペイドカードウォレットアプリケーションのカードエクスポートモジュール32を実行し、実カードとNFCなどの近距離無線通信方式で接続し、モバイルプリペイドカード35のクローンカードを実カードにエクスポートすることで、対象となるモバイルプリペイドカード35に連動される実カード50を有するようになる。
このように、本発明の一実施例では、イシュアサーバ10のトークンサービスモジュール12とクローンカード発行サーバ13とが互いに緊密に連結され、モバイルプリペイドカードのクローンカード発行のための、言わば、クローンカード発行システムを構成することになる。
このように、本発明の一実施例のモバイルプリペイドカード35のクローンカード40発行で、利用者端末30は、イシュアサーバと実カードとの媒介の役割として利用者がクローンカード発行を要請する装置となる。
また、本発明の一実施例のイシュアサーバ10は、チャージ金額と残額管理を行う元帳(ledger)管理サーバを更に含むことができる。元帳管理サーバは、利用者端末30がサービス加入時に登録したアカウント又はPAN情報に対応して、チャージ金額と取引後の残額を管理する。例えば、元帳管理サーバは、加盟店端末60から取引要請時、取引要請に含まれたPAN情報に対応される残額を確認し、決済金額が残額範囲内の場合、決済を承認する。このとき、取引要請は、トークン値を含み、元帳管理サーバは、トークンサービスモジュール12を介して当該トークン値に対応するPAN情報を得て、決済承認プロセスを遂行できる。
また、前記イシュアサーバ10は、利用者端末30を介して接続した利用者を対象に、サービス加入申請を受ける。イシュアサーバ10は、前記サービス加入と同時に、利用者別に指定された利用者アカウントを生成し、利用者端末30に提供する。このとき、利用者アカウントは、前記イシュアサーバ10の利用者データベース上で利用者のID(User ID)のような識別字形態で保存された個人アカウントを指す。イシュアサーバ10は、利用者アカウント又はカード情報と連係して、元帳管理サーバで元帳を管理することができる。例えば、利用者アカウントが利用者のID等に区分可能に保存されたものとすることができる。例えば、利用者アカウントが、UserID_1であり、一つの基本カードと2枚のオプションカードを保有した場合、User_ID_1に対して、基本カード情報、第1オプションカード情報、第2オプションカード情報がマッピングされ、保存され得る。カード情報は、PAN情報と固有識別値(PSN番号)をそれぞれ含むことができる。
本実施例では、イシュアサーバ10が前述した2つモジュールを含むものとして記載されているが、これに制限されず、イシュアサーバ10は、達成しようとする種々機能に対して、追加的なモジュールを更に含むことができる。
このように本発明の一実施例のモバイルプリペイドカードのクローンカード発行方法により発行されたクローンカード40は、前記利用者端末30に保存されたモバイルプリペイドカード35の情報がそのままコピーされたカードであり、利用者が、モバイルプリペイドカード35が保存された利用者端末30を携帯せずに、クローンカード40だけを携帯した状態で、加盟店でオフライン決済を介して代金を決済することができる。
このように本発明は、モバイル、オンライン及びオフラインでも使用できるプリペイドカードを、容易に発行し、使用することができるので、利用者の立場では、便宜性が向上され、イシュアの立場では、サービスの多角化を通して収益創出を最大化することができる。
以上では、モバイルプリペイドカード35を利用して、実カードにクローンカード40を保存する過程を中心に説明したが、反対に、実カードに保存されたクローンカードを利用して利用者端末30にモバイルプリペイドカードを生成することも可能となる。
即ち、前記利用者端末30に保存されたプリペイドカードウォレットアプリケーションのカード読込みモジュール33を実行し、クローンカード40を保存する実カード50と利用者端末30とを近距離無線通信方式で接続した後、実カード50からクローンカード40の情報を読込み、プリペイドカードウォレットアプリケーション内でモバイルプリペイドカードを生成することができる。
本発明の一実施例において、クローンカード40は、モバイルプリペイドカード中の基本カード又はオプションカードに対して生成され得る。
前記では、利用者端末30にモバイルプリペイドカードが保存され、同時にモバイルプリペイドカードの情報を有する実カードであるクローンカード40が、同時に存在するもの(即ち、クローンカード40は、モバイルプリペイドカード35のコピーカード又は子カード)を説明したが、実施例により、モバイルプリペイドカード35に相応するクローンカード40を実カード50に保存すれば、利用者端末30でモバイルプリペイドカード35は削除され、反対に、実カード50を利用してモバイルプリペイドカードに相応するクローンカード40を生成した場合には、実カード50で実カードの情報は全部削除され得る。この場合には、クローンカード40の発行時、モバイルプリペイドカード35と基本アカウント情報を共有する必要がなく、基本アカウント情報は、クローンカード35のみに接続されるように構成され得る。
本発明の一実施例において、モバイルプリペイドカードは、HCEモバイルカードであり、イシュアサーバ10を利用してSoftware SEとしてCloud SEを構成する。一実施例として、HCEモバイルカードは、トークン値形態で利用者端末30に保存され得る。
本実施例において、クローンカードが保存される実カード50は、複数のプリペイドカード情報を入れることができるマルチカードであってもよく、利用者端末30との近距離無線通信機能を含むことができる。実カード50は、磁気カード、ICカード、コンビカードを含む。
実カード50は、対面確認手続きなしで、利用者の要請に応じて、オンライン又はオフラインで購入することができる。例えば、利用者がウォレットアプリケーションを介して実カード購買申請を行うと、イシュアサーバ10がこれを受信した後、所定の手続きを経て、郵便を介して実カード50を受領することができる。他の実施例として、実カード50は、一般商店で販売することができる。実カードは、チャージ金額のない状態で販売されるか、所定の金額がチャージされた形態で販売され得る。
このように、モバイルプリペイドカード35又はクローンカード40が発行された利用者は、利用者端末30又は実カード50を利用して加盟店でプリペイドカードサービスを利用して物品やサービスを購買代金として決済することができる。利用者端末30が加盟店に設けられた加盟店端末60と近距離無線通信(例えば、NFC)によってトークン化されたカード情報を加盟店端末60に伝送するか、利用者端末30の画面に表示されたモバイルプリペイドカードのトークン値を含むバーコード又はQR(Quick Response)コードなどが加盟店端末60に備えられたコードリーダーを介してスキャニングされ、モバイルプリペイドカードの情報がアクワイアラ(加盟店管理会社)へ伝送され得る。
前記実施例において、決済時の保安のために、前記イシュアサーバ10は、前記モバイルプリペイドカード情報、決済情報又は利用者識別情報中、少なくとも一つの情報をトークン(token)化し、前記利用者端末30に提供し、このトークンを利用した承認要請が行われるようにすることができる。一実施例として、カード情報のトークン値は、リアルタイムで利用者端末30に発行されるか、予め定義された基準により利用者端末30に既保存されたトークン値であってもよい。
加盟店端末60は、利用者端末30から受信したトークン値と決済情報(例えば、決済金額、決済一時など)を暗号化し、決済要請情報を生成することができる。加盟店端末60は、暗号化された決済要請情報をイシュアサーバ10に送信する。イシュアサーバ10は、決済要請情報を復号化し、決済情報とトークン値を抽出し、トークン値からカード情報を抽出(detokenization)する。イシュアサーバ10の元帳管理サーバは、カード情報に対する元帳を確認し、要請した決済が可能かを判断し、決済承認結果を加盟店端末60に送信する。元帳管理サーバは、決済金額を差し引いた残額を保存する。
このように、本発明は、カード情報と元帳をイシュアサーバ10が管理するので、カード情報及び金額情報を利用者端末30に保存する必要がなく、事業者サーバを除いた他の端末では、カード情報を分かれないので、決済過程で偽・変造又はハッキング、盗用の危険を防止する効果がある。
このようなプリペイドカードウォレットアプリケーションの構成と作用については、以下で、プリペイドカードウォレットアプリケーションの実行した例を通じて更に具体的に説明する。
図6及び7は、モバイルプリペイドカードが保存された利用者端末又はクローンカードが保存された実カードを利用して決済を行う過程を概略的に示す図である。
まず、図6を参照すれば、利用者端末30の利用者が加盟店で物品又はサービスを購入した後、利用者端末30のモバイルプリペイドカード又はクローンカードを決済手段として提示する。一実施例として、利用者端末30は、モバイルプリペイドカード情報をイシュアサーバ10に提供(S51)し、イシュアサーバ10は、前記モバイルプリペイドカード情報に対応するトークンを発行(S52)する。
他の実施例として、前記ステップ(S52)で発行され、伝達されるトークンは、以前に予め発行され、利用者端末30又は実カード50に保存されたものであってもよい。このとき、利用者端末30は、イシュアサーバ10との通信(S51、S52)なしで加盟店端末60を介して決済を進める。
前記ステップ(S52)で発行されたトークン又は利用者端末30に既保存されたトークンは、加盟店端末60に承認要請(S53)され、前記加盟店端末60は、トークンを発行したイシュアサーバ10に、当該トークンと決済金額情報を伝送し、承認の有無を確認(S54)する。一実施例として、利用者端末30は、カード情報に対応されるトークン値と決済要請情報(例えば、決済金額、加盟店、決済一時などを含む)を暗号化し、暗号化された決済要請情報を生成する。利用者端末30は、所定の暗号化アルゴリズムを利用して暗号化された決済要請情報を生成することができる。利用者端末30は、加盟店端末60を介して暗号化された決済要請情報をイシュアサーバ10に送信することができる。
他の実施例として、加盟店端末60が、利用者端末30から受信したトークン値と決済要請情報を利用して暗号化された決済要請情報を生成することもできる。
イシュアサーバ10は、暗号化された決済要請情報を受信して復号化し、トークン値と決済要請情報を取得することができる。イシュアサーバ10は、元帳管理サーバを介して決済金額が当該トークンのモバイルプリペイドカードと接続されたユーザーアカウントの残額を確認する。
このとき、イシュアサーバ10は、トークンが正常であるかを確認すると同時に、利用者アカウントにチャージされた金額が決済金額以上であるかを確認し、その結果から承認の有無を決め、加盟店端末60に通知(S55)する。
前記利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションのモバイルプリペイドカードを利用して決済を行う時には、本人認証のためにパスワード又は指紋認識などの認証を行うようにすることができる。即ち、利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションを実行し、パスワード又は指紋を入力し、本人認証を行うように設定することができる。
このような本人認証は、利用者端末30の紛失時にもモバイルプリペイドカードの盗用使用を防止するためのものであり、保安のために、更に様々な認証手段を含むことができる。
このように、利用者端末30がHCE方式を利用したモバイル決済を行う場合、利用者端末30と加盟店端末60とを介してカード情報が露出する心配がなく、モバイル決済時の保安性が向上される効果がある。
次に、図7を参照して、図6を参照して説明した決済過程の実施例にアクワイアラサーバ(70)が更に含まれる場合の決済実行過程を説明する。
利用者端末30の利用者が加盟店で物品又はサービスを購入した後、利用者端末30のモバイルプリペイドカード35又は実カード50のクローンカード40を決済手段として提示し、このとき、利用者端末30は、モバイルプリペイドカード情報をイシュアサーバ10に提供(S51b)し、イシュアサーバ10は、前記モバイルプリペイドカード情報に対応するトークンを発行(S52b)する。
前記ステップ(S51bとS52b)は、イシュアサーバ10で既発行されたトークンが、利用者端末30に保存された場合には省略してもよく、この場合には、利用者端末30に保存されたトークンを加盟店端末60に提供し、承認要請をすることができる。
前記ステップ(S52b)で発行されたトークン又は利用者端末30に既保存されたトークンは、加盟店端末60に提供され、承認要請(S53b)され、その承認要請情報は購入する物品又はサービスの金額情報とともに、アクワイアラサーバ(70)に承認要請(S54b)される。前述したように、決済要請情報は、トークン値と共に暗号化された情報として生成され、アクワイアラサーバ(70)とイシュアサーバ10に提供される。前記アクワイアラサーバ(70)は、トークンを発行したイシュアサーバ10に当該トークンと決済金額情報を伝送(S55b)し、承認の有無を確認(S56b)し、イシュアサーバ10は、決済金額が当該トークンのモバイルプリペイドカード35と接続されたユーザーアカウントの残額を確認する。
このとき、トークンが正常であるかを確認すると共に、利用者アカウントにチャージされた金額が決済金額以上であるかを確認し、その結果から承認の有無を決定(S56b)する。前記アクワイアラサーバ(70)は、イシュアサーバ10の承認結果を加盟店端末60に通知(S57b)する。
以上では、イシュアサーバ10に加入した利用者本人がモバイルプリペイドカード35を決済手段として使用した場合を中心に説明したが、クローンカード40を含む実カード50を使用した場合も容易に理解することができ、それに対する詳細説明は省略する。
一方、利用者は利用者端末30のモバイルプリペイドカード35と実カード50のクローンカード40をそれぞれ利用してプリペイドカードサービスを利用することができる。
例えば、利用者が1万ウォンの使用限度のモバイルプリペイドカードに対して、クローンカードを発行すれば、クローンカードの1万ウォンの使用限度を有するようになる。
このとき、利用者は、モバイルプリペイドカードとクローンカードをモバイル、オンライン、又はオフラインのように多様な環境でそれぞれ使用できる。まず、モバイルプリペイドカードで2000ウォンを1次決済すると、モバイルプリペイドカードの残額は8000ウォンとなり、元帳管理サーバでも10000−2000=8000により、8000ウォンの残額を有する。これにより、クローンカードの残額も8000ウォンとなる。しかし、その後、利用者が実カードに保存されたクローンカードで1000ウォンを2次決済すると、クローンカードの残額は7000ウォンとなり、元帳管理サーバでも8000−1000=7000により、7000ウォンの残額を有するようになる。これによりモバイルプリペイドカードの残額も7000ウォンとなる。
一方、モバイルプリペイドカード中のオプションカードは、基本カードと区別され、基本カードから派生して生成されるカードであり、提携カード及び非提携カードを含む。オプションカードは、基本カードと同じ利用者アカウントに接続される。しかし、元帳管理サーバ上で、オプションカードは他のPAN情報によって別途の元帳を有するように管理され得る。
図8は、利用者が利用者端末と実カードを利用してモバイルプリペイドカードサービスを提供される様子を示す概念図である。
図8に示されるように、利用者は、利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションを利用して基本カードやオプションカードとともに何枚のプリペイドカードを保存して利用することができ、必要に応じて、選択されたプリペイドカードに対してクローンカードを発行し、実カードに保存し、実カードでプリペイドカードサービスを利用することができる。
これにより、本発明の一実施例によるモバイルプリペイドカードのクローンカード発行及びサービスシステムによれば、クローンカード40を実カード50に発行し、モバイル、オンラインだけでなく、オフライン環境においても一つのプリペイドカードを利用したサービスを提供することができる。
以上、本発明の一実施例によりモバイルプリペイドカードに対して、クローンカードが発行される方法について説明した。
そして、以下では、このような本発明の一実施例によるモバイルプリペイドカードの発行とモバイルプリペイドカードサービス方法について具体的に説明する。
まず、図9を参照して、モバイルプリペイドカード中のオプションカードの一つである提携カードの発行過程を説明する。
図9に示されるように、イシュアサーバ10は、提携会社サーバ20と提携関係を結び、イシュアサーバ10が提携会社サーバ20に特定の費用を支払うステップ(S61)と、前記利用者端末30から特定の提携会社特典のあるオプションカード発行要請があれば(S62)、前記提携会社サーバ20と提携関係であることを示すオプションカード(S63)を発行することになる。
まず、ステップ(S61)のように、イシュアサーバ10は、提携会社サーバ20と提携関係を結び、提携規模を決める。例えば、イシュアサーバ10では当該提携会社で使用できるプリペイドカード決済金額を決め、その決済金額内でオプションカードである提携カードを発行することができる。
以上では、イシュアサーバ10から提携会社サーバ20に費用を予め支給するものとして説明しているが、契約により費用を予め支給しなくてもオプションカードの発行が可能である。例えば、イシュアサーバ10が定期的に利用金額を精算し、提携会社サーバ20に定期的に購入又は精算を要請することができる。
前記提携カードは、ステップ(S62)のように、利用者端末30の要請によって発行され得る。このとき、記名、無記名を選択することができる。一実施例として、利用者は発行された基本カード又はオプションカードの有効期間を選択するか、所定の範囲内で任意に入力することができる。実施例として、イシュアサーバ10又は利用者端末30は、有効期間が所定期間内残ったカードに対して自動アラム機能を提供することができる。利用者は、プリペイドカードウォレットアプリケーションを介して、モバイルカード又は実カードの有効期間を変更することができる。例えば、有効期間は、発行日から5年以内の範囲で3カ月ずつ延長できるように具現することができる。
オプションカードのチャージは、基本カードにチャージされた金額を利用する。利用者アカウントの基本カードにチャージされた金額の範囲内で利用者が使用金額を制限して発行するか、再チャージすることができる。
前記提携カードの特徴は、当該提携会社の加盟店のみで使用できるように制限するものの、ポイント積立、クーポン提供、割引などの特典を提供することができる。
前記提携カード発行要請により前記イシュアサーバ10は、利用者端末30に利用者が決めた金額を使用できる提携カードを発行する。
例えば、特定コーヒー専門店とイシュアが提携し、イシュアサーバ10の利用者に広報し、利用者が利用者端末30を介して提携カードの発行を要請すれば、イシュアサーバ10を介して提携カードを発行し、使用することができる。
前記例では、提携会社が特定の加盟店で説明したが、特定の業種で使用できるか、特定の地域で使用できる提携カードを発行することもできる。
このような例には、既存の市場用提携カード又はソウル市内で使用できるソウル市提携カードなどを考慮することができる。
前記提携カードの発行により、前記利用者アカウントにチャージされた金額が直ぐに減額されることではないが、携帯カードにチャージされた金額は、前記基本カードで使用できないように制限することが取引の安定性確保に有利である。
提携カードの使用方法は、前述した基本カードと同じであるので詳細な説明は省略する。
前記オプションカードは、前述した提携カードとは違って、別途の提携会社なしで発行される非提携カードがあり、非提携カードの例には、イシュアサーバ10で発行するプロモーションカード、イベントカード又はクーポンカードを含むことができる。
前記オプションカードは、前述した方法により、クローンカード40が発行され、実カード50に保存されてもよく、反対に、実カード50に保存されたクローンカード40情報からモバイルプリペイドカード35を生成することができる。
図10は、利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーション画面の例である。
プリペイドカードウォレットアプリケーションのカード管理モジュール31(図4参照)を実行すれば、プリペイドカードウォレットアプリケーションを利用して発行されたプリペイドカードを確認することができる。
図10を参照すれば、その例として、一枚の基本カード1と利用者が発行を要請したオプションカード2が保存され、前記基本カード1とオプションカード2にはチャージ金額が表示される。また、前記基本カード1とオプションカード2に表示されるチャージ金額は、当該カードの使用に応じて残額が減少し、使用金額を当初チャージ金額から減じて表示するように設定することができる。このような残額データは、利用者端末30に保存されるのではなく、イシュアサーバ10の元帳管理サーバを介して管理される。
図10では、基本カード1に45万ウォンがチャージされており、オプションカード2のそれぞれ、上から1万ウォン、2万ウォン、3万ウォン、4万ウォン及び5万ウォンがチャージされたオプションカード2の提携カードが保存された例を示した。
前記オプションカード2の提携カードは、発行時利用者が金額を決めて充填できるし、オプションカード2それぞれにチャージされる金額は基本カード1のチャージ金額が減じられる。
図10のオプションカード2を作る前の基本カード1のチャージ金額は60万ウォンであり、5個のオプションカード2チャージ金額である15万ウォンが減じられ、現在の基本カード1のチャージ金額が、45万ウォン残っている状態になったものと理解することができる。
前記提携カードの特徴中の一つは利用者の必要に応じて、前記基本カードと関連して再チャージが可能であるので、前記提携会社と利用者と間の取引関係が1回性に止まらず、持続することができ、提携会社の立場では固定売上の創出を期待することができる。
以上の実施例では、基本カードとオプションカードである提携カードが、モバイルプリペイドカードである場合について説明したが、基本カードとオプションカードである提携カードは実カードであってもよい。また、オプションカードの他の種類である非提携カードもモバイルカード又は実カードであってもよい。
実カードは、card SE又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)のような外装SE(External SE)にカード情報を保存する装置であってもよい。例えば、実カードは、ICカード、コンビカード、スマートウォッチのような電子デバイスを含む。
実カード40は、利用者端末30と近距離無線通信を介してタグされた状態で、利用者端末30のカードエクスポートモジュール32を介してモバイルプリペイドカードである基本カードとオプションカードの情報を保存することができる。また、利用者端末30に保存されたモバイルプリペイドカードは、多様な方式で保存、編集、管理され得るので、このように保存、編集、管理されたモバイルプリペイドカードが実カード40に保存されることで、実カード40に保存されたカード情報が多様な方式で保存、編集、管理されるものと同じ効果を得ることができる。例えば、実カード40には、利用者端末30と接続(タグ)された状態で、利用者端末30が保有したモバイルカード(例えば、オプションカード)の一部又は全部が伝達され得る。このとき、利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションにあったモバイルカードは削除され、実カード40にカード情報が移転される。イシュアサーバ10は、利用者端末30に保存されていたモバイルプリペイドカードが削除され、実カード40に新規でプリペイドカードが発行されたことのように認識することができる。
反対に、利用者端末30は、プリペイドカードウォレットアプリケーションのカードインポートモジュール33を実行後、実カード40と接続した状態で実カード40に保存されていたオプションカードの一部又は全部を持ってくることができる。
前記カードエクスポートモジュール32、カードインポートモジュール33に関する実施例であり、移転するオプションカードで移転する金額を設定することができる。例えば、5万ウォンがチャージされた特定加盟店のオプションカード中、1万ウォンの特定加盟店オプションカードだけを実カードにエクスポートする機能を実施することができる。このとき、4万ウォンの特定加盟店オプションカードは、利用者端末30のモバイルプリペイドカードに残り、実カードに1万ウォンの特定加盟店オプションカードが生成される。
本発明の一実施例によるプリペイドカードウォレットアプリケーションはオプションカードのギフトする機能を更に含むことができる。
図11は、本発明の一実施例による利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションのギフトモジュール34の実行例である。
図11を参照すれば、利用者端末30で実行されるプリペイドカードウォレットアプリケーションは、オプションカードを他の利用者端末30に設けられたプリペイドカードウォレットアプリケーションにギフトすることができるギフトモジュール34を含む。
利用者は、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションのギフトモジュール34を実行し、ギフトするオプションカードを選択し、ギフトされる人のニックネーム又は電話番号を入力し、オプションカードギフトされる他の利用者端末30を指定した後、ギフトカードを伝送する。このとき、ギフトされる人のニックネーム又は電話番号情報は、利用者端末30で管理するアドレス帳から読み込むことができる。
前記オプションカードをギフトされた他の利用者端末30に、プリペイドカードウォレットアプリケーションが設けられていない場合には、オプションカードをギフトされた他の利用者端末30は、前記イシュアサーバ10に利用者に加入し、プリペイドカードウォレットアプリケーションを設置及び利用者アカウントを開設し、基本カードを受け取り、ギフトされたオプションカードが新たに発行された自分の基本カードに連動されるように設定することができる。
前記利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションのギフト機能を利用する時には、ギフトするオプションカードのチャージ金額の一部又は全部をギフトすることができ、ギフトされる他の利用者端末30を複数に指定することができる。
実施例として、イシュアサーバ10は、特定条件に応じて特定人に自動ギフトすることが実行されるように、自動ギフト機能を提供することができる。例えば、利用者端末30の利用者は、所定の金額以下になるか、特定時点に、指定されたカードを特定人に自動でギフトする機能を予め設定することができる。
また、別の実施例として、ギフトを受領する利用者端末10が、同じ種類のオプションカードが存在する場合、予め保有したオプションカードとギフトされたオプションカードを統合し、一つのオプションカードとして作ることができる。これはカード管理モジュール31を介して行われる。
例えば、予め保有した第1提携カードに1万ウォンがチャージされているとき、5千ウォンがチャージされた同一提携会社の第2提携カードをギフトされた場合、統合することを実行すれば1万5千ウォンがチャージされた提携カードに再生成することができる。このとき、イシュアサーバ10は、第1提携カードと第2提携カードを統合する機能の要請時、第1、第2提携カードを削除し、新規第3提携カードを生成する方式を用いることができる。又はイシュアサーバ10が、第2提携カードを削除し、第1提携カードに第2提携カードの金額を合計する方式を用いることができる。
図12は、前記プリペイドカードウォレットアプリケーションのカード管理モジュール31のギフト箱の画面の例であり、他の利用者端末からギフトされたオプションカードギフトを拒絶するか、受領するようにし、受領したギフトと贈ったギフトとに区分し、状態、日付、名前、金額の条件で整列することができる。
オプションカードをギフトされた利用者端末でギフトの受領が拒絶されたオプションカードは、再び利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションに保存される。
図13と図14は、それぞれ本発明を利用してカード残額を処理する方法を説明するためのプリペイドカードウォレットアプリケーションの例示的な画面を示した図である。
図13及び図14を、それぞれ参照すれば、本発明は、プリペイドカードウォレットアプリケーションで残額コレクトモジュール36を実行し、オプションカードの残額を基本カードの残額として統合することができる。前記オプションカードは、残額が残っていないものであってもよく、残額があるものであってもよい。
残額のないオプションカードの場合には、残額コレクト機能を実行したとき、残額の処理とは関係がないため、プリペイドカードウォレットアプリケーションで削除され、この情報は、再びイシュアサーバ10に提供され、イシュアサーバ10で管理する利用者情報から発行されたオプションカード情報を削除する。
このようにカードの発行と削除情報は、イシュアサーバ10と利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションの情報が同期化するようにする。
前記残額コレクト機能を実行したオプションカードが、残額があったとき、オプションカードの残額は、基本カードの残額と統合される。
このようにオプションカードの残額コレクト機能の実行時、残額があれば、これを基本カードの残額として集め、管理することができるようになり、このような残額コレクトは、オプションカードを使用してそれぞれの小額の残額が残っている場合、この残額の処理が困難な問題を解決すると同時に、基本カードで決済をする時残額が不足した場合、オプションカードの残額を基本カードの残額として集めて使用できるようにする。
以上では、本発明の残額コレクトが、オプションカードの削除を伴うものとして説明したが、利用者端末30のプリペイドカードウォレットアプリケーションの残額コレクトモジュール36を介してイシュアサーバ10へ残額コレクトを要請し、残額コレクト要請が承認された場合、オプションカードを削除することなく、残額コレクトを可能にすることができる。
前記残額コレクトを要請した場合に決まった基準に従って残額コレクトを承認するようにすることができる。例えば、残額が当初チャージ金額の5%以内である場合に制限するなどの基準に従って、これを残額として見做すか、現在の残額が金額基準に基づいて幾ら以下のとき、残額として見なし、残額コレクトを可能にすることができる。
また、オプションカードの残額が付加機能提供のための最小金額未満になる場合に実行して、残額コレクトを可能にすることができる。
本発明は、前記実施例に限定されず、本発明の技術的要旨を逸脱しない範囲内で多様に修正、変形され、実施されることは、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者には自明である。
本発明は、利用者の利用者アカウントにチャージされた金額内で基本カードとオプションカードを自由に発行して使用でき、必要に応じて、オプションカードの残額を基本カードに集め、使用できるようにすることによって、残額処理の煩雑さを解消することができる。従って、本発明は、様々なカードサービスシステムに活用でき、モバイルプリペイドカードサービスを利用する利用者端末及び利用者端末と通信できる実カードに活用することができる。

Claims (9)

  1. モバイルカードサービスを提供するカードサービスシステムにおいて、
    チャージ金額内で使用できるモバイルカードを発行するイシュアサーバと、
    前記モバイルカードを使用する利用者端末の保存空間に保存され、実行され、前記モバイルカードを保存するカードウォレットアプリケーションと、を含み、
    前記モバイルカードは、
    前記イシュアサーバの利用者アカウントに接続される基本カードと、
    前記基本カードと区別され、少なくとも一つ以上の付加機能が与えられた少なくとも一つ以上のオプションカードと、
    を含み、
    前記オプションカードには、前記基本カードのチャージ金額内で前記利用者端末から受信された選択に応じて、別途の使用金額が与えられ、
    前記カードウォレットアプリケーションは、前記少なくとも一つ以上のオプションカードのチャージ金額を合計し、前記基本カードのチャージ金額として統合し、当該統合されたオプションカードの情報を削除する残額コレクトモジュールを含むカードサービスシステム。
  2. 前記残額コレクトモジュールは、前記オプションカードの残額が、当初チャージ金額に対して、既設定された比率以下であるか、残額が既設定された金額以下の場合、又は前記付加機能の提供のための最小金額未満となったときに実行され、前記基本カードのチャージ金額として合計することを特徴とする請求項に記載のカードサービスシステム。
  3. 前記カードウォレットアプリケーションは、前記基本カード又はオプションカードを実カードに移転するカードエクスポートモジュールを含む請求項1に記載のカードサービスシステム。
  4. 前記実カードは、カードSE(Secure Element)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)を含む外装SE(External Secure Element))に、カード情報を保存する保存装置を含むことを特徴とする請求項に記載のカードサービスシステム。
  5. 前記カードウォレットアプリケーションは、前記実カードの情報を読込み、モバイルカードである基本カード又はオプションカードに移転するカードインポートモジュールを更に含む請求項に記載のカードサービスシステム。
  6. 前記カードエクスポートモジュールは、前記モバイルカード情報及び前記モバイルカードのチャージ金額の全部を前記実カードに伝送し、前記利用者端末から移転されたモバイルカード情報を削除することを特徴とする請求項に記載のカードサービスシステム。
  7. 前記カードエクスポートモジュールは、前記モバイルカード情報及び前記モバイルカードのチャージ金額の一部又は全部を前記実カードにコピーし、
    前記イシュアサーバは、前記利用者アカウントに対して、前記モバイルカードと前記実カードとにコピーされたクローンカード情報を同じPAN(Primary Account Number)として管理する請求項に記載のカードサービスシステム。
  8. 前記モバイルカードは、トークン値形態で前記利用者端末に保存され、
    前記イシュアサーバは、前記モバイルカードの実際のカード情報とマッピングされたトークン値情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のカードサービスシステム。
  9. 前記利用者端末に保存されたトークン値消尽時、予め定義されたアルゴリズムにより生成された新規トークン値を前記利用者端末に発行するクローンカード発行サーバを更に含むことを特徴とする請求項に記載のカードサービスシステム。
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