JP6665991B2 - 光トランシーバ - Google Patents

光トランシーバ Download PDF

Info

Publication number
JP6665991B2
JP6665991B2 JP2015223944A JP2015223944A JP6665991B2 JP 6665991 B2 JP6665991 B2 JP 6665991B2 JP 2015223944 A JP2015223944 A JP 2015223944A JP 2015223944 A JP2015223944 A JP 2015223944A JP 6665991 B2 JP6665991 B2 JP 6665991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
optical transceiver
current
drain current
primary voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015223944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017092855A (ja
Inventor
竜太郎 武井
竜太郎 武井
健一郎 内田
健一郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Original Assignee
Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Device Innovations Inc filed Critical Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Priority to JP2015223944A priority Critical patent/JP6665991B2/ja
Publication of JP2017092855A publication Critical patent/JP2017092855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6665991B2 publication Critical patent/JP6665991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、光トランシーバに関し、より詳細には、起動時の動作を安定化させた光トランシーバに関する。
ビデオオンデマンド、LTE(Long Term Evolution)などの普及に伴い光通信の大容量化が進んでいる。光トランシーバ1個当たりの伝送容量として100Gbpsの速度の実現に際しては、レーザダイオード(LD)の動作速度が限界に近づくため、マルチチャンネル、マルチ波長を用いたシステムが主流になっている。例えば、IEEEで規格が制定されたCFP(Centum gigabit Form Factor Pluggable)光トランシーバでは、25Gbps×4波長の多重化/多波長化によって100Gbpsの速度を実現している。
CFP光トランシーバの場合、扱う電気信号は10Gbps×10チャンネルとなるため、25Gbps×4チャンネルと10Gbps×10チャンネルの間での変換機能として、いわゆるギアボックス機能が必要となる。このように、マルチチャンネル化や、ギアボックス機能の実現により、光トランシーバに搭載される各部品の消費電力は増加の一途をたどっており、CFPの基本仕様を規定するMSA(Multi-Source Agreement)によれば、消費電力はクラス4の場合で32Wまで許容されている。
光トランシーバは大容量であってもホスト装置に対して活線挿抜される。したがって、活栓挿抜のための対策として、突入電流の発生を制限しながら光トランシーバの内部回路を起動させる必要があることはよく知られている。これは、光トランシーバへの突入電流の発生がホスト装置側の電源電圧の低下を誘引し、装置全体の障害につながるからである。
例えば、特許文献1には、電源接続時に電子装置へ流れ込む突入電流を防止するために、電子装置の第1のコネクタの+側の電源接続ピンとコンデンサ及び電子回路とを接続する電源ライン上に半導体スイッチング素子を介在させ、この半導体スイッチング素子のオン抵抗を各コネクタが接続されてから所定時間が経過するまでに略絶縁状態から略0Ωまで徐々に変化させることが開示されている。
特開平8−331756号公報
光トランシーバをホスト装置に対して活線挿抜する際に、突入電流の発生を抑制するためには、特許文献1に開示されたような手段を用いることができる。しかしながら、大容量の光トランシーバでは、搭載される各部品に対して適切な電圧を供給するために、複数のDC/DC変換器を搭載して各部品に電源電圧を供給しており、光トランシーバ全体として定電力負荷特性を示す。このため、光トランシーバの起動時において、突入電流防止の点からホスト装置から供給される電圧を徐々に電圧を上げていった場合、電流はこれに伴って減少する。すなわち、ホスト装置の電源装置から光トランシーバを見た場合は、負性抵抗が接続されている場合と等価になる。このため、光トランシーバの起動時において発振を引き起こすおそれがある。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、起動時に発振することなく安定した動作が可能な光トランシーバを提供することをその目的とする。
本発明による光トランシーバは、ホスト装置に対して活線挿抜される光トランシーバであって、前記ホスト装置から一次電圧が供給され、それぞれ所定の二次電圧を出力する複数のDC/DC変換器と、活線挿抜時に、前記ホスト装置から前記一次電圧の供給を受け、前記一次電圧が所定の最小値に達した時に、ダミー電流を引き抜くドレイン電流回路と、活線挿抜時に、前記一次電圧の変化を検知し、前記一次電圧の変化に応じて前記ドレイン電流回路のダミー電流を調整する制御部と、を有する光トランシーバである。
本発明によれば、起動時に発振することなく安定した動作が可能な光トランシーバを提供することができる。
本発明が適用される光トランシーバの一例と、ホスト基板との関係を説明するための回路ブロック図である。 図1の回路ブロック図における光トランシーバの電源電圧に対する消費電力と消費電流の関係を示すグラフである。 図1の回路ブロックの等価回路を示す図である。 本発明に係る光トランシーバの回路ブロックの一例と、ホスト基板との関係を示す図である。 本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路に流れる電流特性を模式的に示す図である。 本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路を含む周辺回路の一例を示すブロック図である。 本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路の一例を示す回路図である。 本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路の他の例を示す回路図である。 ドレイン電流回路に流れるダミー電流と光トランシーバに供給される電流の関係を示す図である。
(本願発明の実施形態の詳細)
本発明に係る光トランシーバの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内ですべての変更が含まれる。また、以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の対象となる光トランシーバにおけるホスト基板との関係を説明するための回路ブロック図であり、光トランシーバ1の電源部のブロック図と、この光トランシーバ1が活線挿抜されるホスト装置のホスト基板2のモジュールインターフェースを示している。基本仕様として、電源電圧、消費電力、突入電流、リップル等がMSAで決められており、ホスト基板2側には、十分な電流を供給可能な電圧源(Vcc1)に加えて、リップルを削減するためのコンデンサCA、コイルLA、およびコンデンサCBからなるフィルタが設けられている。ホスト基板2と光トランシーバ1との接続は、プラガブル対応のためコネクタを用いることがMSAで同様に規定されている。このため、コネクタ部には接触抵抗RAが数mΩ程度生じてしまい、光トランシーバ1に加わる電源電圧Vcc3は、ホスト基板2側からの供給電圧Vcc2に対して抵抗R1による電圧降下分小さな値となる。
光トランシーバ1には、ホスト基板2から供給される電源に重畳されているリップルを除去するためにコンデンサCCが搭載されている。制御部20は、最初に起動して光トランシーバ1全体を制御する必要があるため、電源電圧Vcc3に直接または積分フィルタを介して接続される。また、光トランシーバ1には、ギアボックス11、TOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)12、その他の部品13等が搭載されている。そして、各部品で必要とされる電源仕様が異なっていたり、一つの部品で複数の電源電圧を用いる必要があったりするため、光トランシーバ1内に複数のDC/DC変換器10が搭載され、必要な各電源電圧を生成し、各部品に供給している。
ちなみに、MSAで規定された突入電流は、最大電流10A、増加率100mA/μs等が制限され、制御部20は各部品の起動順を調整するなどして、これらのすべての規格を満足させる。なお、DC/DC変換器10には電源電圧Vcc3が一次電圧として印加され、生成される電圧が二次電圧として各部品に供給される。
図2は、図1に示す回路ブロックにおける光トランシーバの電源電圧に対する消費電力と消費電流の関係を示すグラフである。光トランシーバが内蔵するDC/DC変換器10が理想的な効率で動作している場合を想定し、制御部20の消費電力がきわめて少なく光トランシーバ1の消費電力に比べて無視でき、また、すべての部品がDC/DC変換器10の下流に接続されているとすると、消費電力は図2(A)に示すように、電源電圧に依存せずに一定となる。また、消費電流は図2(B)に示すように、電源電圧の増加とともに減少する。
実際には、DC/DC変換器10の効率が100%ではなく、また、制御部20の消費電力も有限な値であるため、光トランシーバ1の消費電力は電源電圧の増加に伴いわずかに増加し、消費電流の減少割合も低下する。しかし、光トランシーバ1の特徴的な点は、消費電流が電源電圧の増加とともに減少することであり、このことは、ホスト装置の電源装置から光トランシーバ1を見た場合に、負性抵抗が接続されている場合と等価となる。
図3は、図1に示す回路ブロックの等価回路を示しており、図1に示す回路ブロックにおいて、DC/DC変換器10を負性抵抗RBに置き換え、制御部20を削除したものである。この等価回路を基にシミュレーションを行うと、電源電圧Vcc1を0Vから上げていった場合に、電源電流Icc1が発振するという挙動を示した。これは、コイルLAのインダクタンスが大きいほど顕著であったが、リップルを除去するためにはコイルLAのインダクタンス数μHにする必要があるため、発振を避けることはできない。また、発振を避けるためにコンデンサCA、CBの容量を大きくすることも考えられるが、光トランシーバ1の筐体の大きさはMSAで厳密に規定されているため、大きなキャパシタを搭載することは、他の部品の搭載スペースを削減することになる。したがって、発振を緩和するためには、DC/DC変換器10の負性抵抗RBを緩和することが考えられる。
(第1の実施形態)
図4は、本発明に係る光トランシーバの回路ブロックの一例と、ホスト基板との関係を示す図であり、図4に示す回路ブロックは、図1に示す回路ブロックと比べて、ドレイン電流回路30を備えている点で異なっている。図5は、本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路に流れる電流特性を模式的に示す図であり、光トランシーバ1に印加される電源電圧Vcc3が上昇するとドレイン電流(ダミー電流)が増加する、正性抵抗(負性抵抗とは逆の特性を有する。)を模している。そして、ドレイン電流回路30の正性抵抗は、DC/DC変換器10およびその下流に接続される各部品により模式的に生成される負性抵抗を相殺する。
図6は、本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路を含む周辺回路の一例を示すブロック図である。ドレイン電流回路30は、電源電圧Vcc3をモニタする電圧検知回路31、および、ドレイン電流を駆動する電流駆動回路32、および、電圧検知回路31の出力に基づいて電流駆動回路32を制御する電流制御回路33を有する。
以下、ドレイン電流回路30の動作について説明する。ホスト装置に光トランシーバ1が装着され、ホスト基板2から光トランシーバ1に電源が供給された後、電源電圧Vcc3が所定の値に達すると、制御部20のパワーオンリセット部21からの信号により、CPU22の初期化が開始される。この初期化過程で電源電圧Vcc3の値を検知し、光トランシーバ1の仕様最小値に達したことをCPU22が確認すると、CPU22は各DC/DC変換器10にイネーブル信号(DC/DC_ENB)を送出し、DC/DC変換器10を動作させる。DC/DC変換器10は、それぞれの固有の時定数にしたがって所定の電圧を各部品に供給する。
同時に、CPU22は、ドレイン電流回路30にイネーブル信号(Drain_ENB信号)を送出し、ドレイン電流回路30は、その時定数にしたがってドレイン電流ID(ダミー電流)を生成し、電源からドレイン電流IDを引き抜く。ホスト装置側から見ると、電源電圧Vcc3の増加に伴いドレイン電流IDは増加する。電源電圧Vcc3の仕様最小値では0であり、仕様の上限で最大値Maxにドレイン電流IDを設定している。通常はありえないが電源電圧Vcc3が仕様上限値を超える場合は、ドレイン電流IDはこの最大値を維持する。仕様最小値以下でドレイン電流IDを0とするのは、光トランシーバ1の起動時の突入電流の増加を抑制するためである。そして、仕様最小値以上で、DC/DC変換器10の負性抵抗を補償する最小限のドレイン電流IDをホスト装置から供給することで、電源の発振による不安定化を避けることが可能となる。
起動時(初期化時)以降、DC/DC変換器10が安定動作に移行した後は、ドレイン電流IDは光トランシーバ1の消費電流の増加のみをもたらし、光トランシーバ1の安定動作には寄与しない。したがって、初期化が終了した時点において、ドレイン電流IDを再度0に設定することが好ましい。光トランシーバ1の規格では、初期化時間は2.5秒と規定されている。また、ドレイン電流IDを瞬断すると電源が再度不安定化する可能性が大きくなるため、そのため、ドレイン電流IDを0にする場合、所定の割合で漸減させることが望ましい。
次に、ドレイン電流回路の具体的な構成例について説明する。図7は、本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路の一例を示す回路図である。電圧源V1は電源電圧Vcc3を一定値ドロップさせており、これにより、電源電圧Vcc3が0Vから数Vまでの範囲でドレイン電流回路30が動作する不感帯を設定するとともに、後述する抵抗分圧回路の分解能を向上させている。比較器U1、FET(電界効果トランジスタ)J1、および、抵抗R1は可変電流源として機能する。
FETJ1のゲートバイアスが調整して、FETJ1を流れるドレイン電流IDにより抵抗R1に誘起される電位降下値を、2つの抵抗R2、R3の抵抗分圧回路により決定される中間ノード電位Vpに一致させる。Vcc3が増加すると、抵抗分圧回路の中間ノード電位Vpも上昇するので、FETJ1に流れるドレイン電流IDも増加する。
トランジスタQ1はスイッチとして機能する。CPU22から与えられる制御信号であるDrain_ENB信号は通常ハイレベルに設定されているため、トランジスタQ1はオン状態に維持されている。このため、抵抗R2は短絡されることになり、抵抗分圧回路は動作しない。そして、中間ノード電位Vpはほぼ0Vに維持されるため、FETJ1にはドレイン電流IDは流れない。Vcc3が仕様最小値に達するとDrain_ENB信号がネゲートされトランジスタQ1はオフとなる。これにより、抵抗分圧回路は正常に動作し、中間ノード電位VpにはVcc3に基づく電位が発生する。
電圧源V1は抵抗分圧回路のゲインを調整するためのものであり、電圧源V1の電圧値を有している。V1=0場合、抵抗分圧回路はVcc3を直接分割しているので、比較器U1の非反転入力端子の電位は、中間ノード電位VpであるVcc3×R2/(R2+R3)となる。また、電圧源V1が有意な値の場合は、中間ノード電位Vpは(Vcc3−V1)×R2/(R2+R3)となり、抵抗分圧回路の分割比の分解能が向上する。
この回路は抵抗R2の存在によって、ドレイン電流IDが完全には0とならず、Vcc3が仕様最小値(Vccmin)であっても、ドレイン電流IDは(Vccmin−V1)×R2/(R2+R3)で与えられる有意値となる。電源電圧Vcc3が仕様最小値VccminとなってDrain_ENB信号によりトランジスタQ1をオフした瞬間に、ドレイン電流IDがこの有意値に設定され、電源電圧Vcc3が増加するとドレイン電流IDがこの有意値から漸増する。このため、ドレイン電流IDは0から漸増することにはならない。
なお、図7に示す電圧源V1および抵抗R2、R3からなる抵抗分圧回路が、図6に示す電圧検知回路31に対応し、図7に示す比較器U1、FETJ1、抵抗R1で構成される可変電流源が、図6に示す電流駆動回路32に対応し、図7に示すトランジスタQ1が図6に示す電流制御回路33にそれぞれ対応する。図8は、ドレイン電流回路に流れるダミー電流とトランシーバに供給される電流の関係を示す図であり、ドレイン電流IDの存在によって、起動時に発振することなく、電源電流Icc1は安定的な挙動を示すことになった。
(第2の実施形態)
図9は、本発明に係る光トランシーバのドレイン電流回路の他の例を示す回路図である。図7に示す回路と比べて、抵抗分割回路の抵抗R3を省略した回路に相当する。ここで、電圧源V1の値は仕様最小値Vccminに設定している。トランジスタQ1がDrain_ENB信号によりオフとなってドレイン電流回路30が動作を開始すると、比較器U1の非反転入力端子の電位は電圧源V1と抵抗R2の回路によって設定される中間ノード電位Vpとなる。電圧源V1の値を仕様最小値Vccminに設定すると、非反転入力端子の電位はVccmin−V1に相当する電圧となり、比較器U1、FETJ1、抵抗R1で構成される可変電流源によって電圧/電流変換を行うことにより、ドレイン電流IDを電源電圧Vcc3が仕様最小値Vccminのときに0、仕様最大値Vccmaxのときに最大値とすることができる。電圧源V1は、例えば、複数のダイオードを順方向に直列接続した回路ツェナーダイオードによる定電圧源、あるいは両者の組み合わせで実現できる。
また、上述したように、電源電圧Vcc3が仕様値に達し、光トランシーバ1の初期化処理(起動処理)が終了した段階で、ドレイン電流IDを漸減させ、最終的には0とすることが消費電力の面からは好ましい。これは、抵抗R2または抵抗R1に並列にキャパシタを接続することで実現できる。また、Drain_ENB信号を漸増させることによって、トランジスタQ1を流れる電流を漸増し、中間ノード電位Vpを漸減させることによっても可能である。本実施形態では、電圧源V1と抵抗R2が、本発明の可変電流源に動作設定値を与える設定回路に相当する。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、ドレイン電流回路の電流値を設定するために、抵抗分圧回路、あるいは抵抗分圧回路と定電圧源との組み合わせを用いていたが、本実施形態では、比較器U1の非反転入力端子にCPU22からの制御信号を直接入力することによって、ドレイン電流回路の電流値を制御している。この場合、制御信号はCPU22の出力段階(出力I/F)でD/A変換を行いアナログ信号にする必要がある。
すなわち、CPU22によって電源電圧Vcc3をモニタし、電源電圧Vcc3が仕様最小値Vccminになったときに、ドレイン電流IDを流し始める。次に、電源電圧Vcc3の増加とともに制御信号を徐々に大きくし、電源電圧Vcc3が所定の仕様値Vccmaxまで増加した後、制御信号を漸減させ、ドレイン電流IDを徐々に減少させる。これらの動作をすべてプログラム制御によって実施することにより、所定のドレイン電流IDの動作を実現することができる。
ただし、このような動作をCPU22に行わせた場合、CPU負荷を増大させることになる。光トランシーバ1の初期化処理時にはCPU負荷が最も大きくなる時であり、ドレイン電流IDの動作を実施するために、所定のCPUの初期化処理が損なわれないようにする必要がある。CPU負荷が大きくなってCPUの初期化処理に支障を来す場合は、第1および第2の実施形態に示したアナログ制御を行う必要がある。
1…光トランシーバ、2…ホスト基板、10…DC/DC変換器、11…ギアボックス、12…TOSA、13…その他の部品、20…制御部、21…パワーオンリセット部、22…CPU、30…ドレイン電流回路、31…電圧検知回路、32…電流駆動回路、33…電流制御回路。

Claims (5)

  1. ホスト装置に対して活線挿抜される光トランシーバであって、
    前記ホスト装置から一次電圧が供給され、それぞれ所定の二次電圧を出力する複数のDC/DC変換器と、
    活線挿抜時に、前記ホスト装置から前記一次電圧の供給を受け、前記一次電圧が所定の最小値に達した時に、ダミー電流を引き抜くドレイン電流回路と、
    活線挿抜時に、前記一次電圧の変化を検知し、前記一次電圧の変化に応じて前記ドレイン電流回路のダミー電流を調整する制御部と、
    を有する光トランシーバ。
  2. 前記ドレイン電流回路は、前記一次電圧が上昇するにしたがって、前記ダミー電流を増加させる請求項1に記載の光トランシーバ。
  3. 前記制御部は、前記一次電圧が所定値に達した後、前記ダミー電流を漸減させる請求項1または2に記載の光トランシーバ。
  4. 前記ドレイン電流回路は、可変電流源と、前記一次電圧を分圧して前記可変電流源に動作設定値を与える抵抗分圧回路と、該抵抗分圧回路の一方の抵抗を短絡するスイッチを有し、
    前記制御は、前記一次電圧が所定の前記最小値に達した時に、前記スイッチの短絡を解除する請求項1から3のいずれか1に記載の光トランシーバ。
  5. 前記ドレイン電流回路は、可変電流源と、前記一次電圧をレベル変換して前記可変電流源に動作設定値を与える設定回路と、該設定回路を短絡するスイッチを有し、
    前記制御は、前記一次電圧が所定の前記最小値に達した時に、前記スイッチの短絡を解除する請求項1から3のいずれか1に記載の光トランシーバ。
JP2015223944A 2015-11-16 2015-11-16 光トランシーバ Active JP6665991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223944A JP6665991B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 光トランシーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223944A JP6665991B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 光トランシーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017092855A JP2017092855A (ja) 2017-05-25
JP6665991B2 true JP6665991B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=58770918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015223944A Active JP6665991B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 光トランシーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6665991B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017092855A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170049151A1 (en) Power control circuit and power control method for electronic cigarette
JP6360560B2 (ja) 出力クランピング回路のためのイントリンシックコンパレータ遅延
KR20070007178A (ko) 과전류 검출 회로 및 이것을 갖는 전원 장치
KR102299909B1 (ko) Dcdc 컨버터
JP2007328680A (ja) 電源回路
TW201823903A (zh) 降低低電流穩壓器輸出端的負脈衝訊號的電路及其方法
JP4983424B2 (ja) 光トランシーバ
KR102365806B1 (ko) 전압 검출 회로
CN105981276B (zh) 具有快速放电电路的电力变换器
JP6665991B2 (ja) 光トランシーバ
TWI479763B (zh) 直流-直流轉換器之保護裝置
JP5293816B2 (ja) 回路モジュール
US9270186B2 (en) Voltage converting controller, voltage converting circuit, and control method for voltage converting
US20150372599A1 (en) Voltage converting controller, voltage converting circuit, and control method for voltage converting
US9868282B2 (en) Control apparatus and control method of the same
CN110880946A (zh) 一种用于望远镜光纤定位单元控制的通信电路
JP2011254126A (ja) カメラ制御システム、カメラ制御ユニット及びカメラ電源制御方法
JP6227598B2 (ja) 後段にdc−dcコンバータを備えるデジタル制御電源
US7821798B2 (en) High voltage power supply
CN216699818U (zh) 负载驱动电路及显示设备
US11764982B2 (en) Ethernet power supply device
JP6421514B2 (ja) 活線挿抜可能な電子機器
US11342894B2 (en) Driver circuitry and associated methods
CN114465831B (zh) 以太网络供电装置
JPWO2018020665A1 (ja) プログラマブルロジックコントローラおよび入力ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6665991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250