JP6665704B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本出願は半導体装置及びその製造方法に関する。
高性能サーバー等のハイエンド機器のパッケージにおいて、Central Processing Unit(以下、CPU)とメモリ間のデータ転送の容量であるバンド幅を拡大して、データ処理能力を向上させる要求が高まっている。現状においてCPUとメモリは、それぞれモールドされたパッケージの状態でプリント配線板上に接続されているが、プリント配線板の配線密度の増加には限界があることからバンド幅の拡大は今後困難となってきている。ここで、ハイエンド機器においては、高性能化と低消費電力を同時に実現する必要があり、低消費電力には、CPUとメモリを接続するバス幅を増加させて近距離でCPUとメモリを接続することにより、接続したCPUとメモリ間の伝送ロスを低減することが有効となる。このような観点から、従来の25倍の配線密度が可能なシリコン又はガラスといった基材をベースとする高密度配線基板(インターポーザ)が検討されてきた。そして、インターポーザ上にCPU及び3次元積層メモリ等の半導体素子を近接して集積することでバンド幅を向上させることが期待されている。特許文献1及び2には、複数の半導体素子を備える半導体装置が開示される。
特開2006−261311号公報 特開2015−220291号公報
しかしながら、シリコン製の基材をベースとするインターポーザと、そのインターポーザが搭載される有機基板とでは熱膨張差が大きく、インターポーザの反り量が極めて大きくなる場合があった。そのため、インターポーザを有機基板に接続する際、インターポーザの中心部の半田電極が有機基板側に届かず接続が困難になるという問題があった。
上述の問題に鑑み、インターポーザの反りの影響を低減させ、より確実に半導体素子を接続させる半導体装置を提供することを目的とする。
一つの形態によれば、基板と、基板上に戴置され、少なくとも一つの半導体素子が搭載され、基板と電気的に接続され、基板より熱膨張率が小さい第1のインターポーザと、基板上に戴置され、少なくとも一つの半導体素子が搭載され、基板より熱膨張率が小さい少なくとも一つの第2のインターポーザと、を備える半導体装置であって、第2のインターポーザは、第1のインターポーザに対して、第2のインターポーザの半導体素子が搭載された面の配線層と、第1のインターポーザの半導体素子が搭載された面の配線層とが向かい合うように配置されて、配線層同士が電気的に接続され、第2のインターポーザの半導体素子と基板の間には支持部が設けられた半導体装置が提供される。
他の形態によれば、基板上に戴置され、基板より熱膨張率が小さい第1のインターポーザの一方の面に少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、基板上に戴置され、基板より熱膨張率が小さい少なくとも一つの第2のインターポーザの一方の面にそれぞれ少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、第2のインターポーザの一方の面の外端部の配線層と、第1のインターポーザの一方の面の外端部の配線層との何れか一方に半田を供給する工程と、第1のインターポーザの他方の面を基板に接続する工程と、第2のインターポーザの一方の面の外端部の配線層を第1のインターポーザの一方の面の外端部の配線層に向かい合うように配置して、半田により配線層同士を電気的に接続する工程と、を含み、第2のインターポーザの半導体素子と基板の間には支持部が設けられている半導体装置の製造方法が提供される。
インターポーザの反りの影響を低減させ、より確実に半導体素子を接続させる半導体装置を提供できる。
(a)は比較技術のインターポーザを用いた半導体装置の平面図であり、(b)は(a)のB−B線に沿った断面図である。 インターポーザが反った状態を示す断面図である。 (a)は開示の半導体装置を示す平面図であり、(b)は(a)のB−B線に沿った断面図である。 (a)〜(d)は開示の半導体装置を実装する工程を示す図である。 開示の半導体装置の他の例を示す断面図である。 (a)は、開示の半導体装置において更に別のインターポーザを接続した場合を示す平面図であり、(b)は(a)のB−B線に沿った断面図である。 第1のインターポーザの半田の電極例を示す図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。以下の実施の形態において同一又は類似の要素には共通の参照符号を付けて示し、理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、比較技術のインターポーザ110を用いた半導体装置101を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図である。図1(a)及び(b)に示すように、一般的にインターポーザ110は、接続対象となる半導体素子、例えばCPU111及び3次元積層メモリ121の下側に配置されて、全ての半導体素子が包含される面積を有する連続した一つの基板である。しかしながら、一般的に使用されるSi(シリコン)製のインターポーザ110と、そのインターポーザ110が搭載される有機基板103では、熱膨張差が大きい(Si:約3ppm、有機基板:約15ppm)。そのため、例えば図2に示すように、インターポーザ110の反り量が極めて大きくなる場合があった。そして、CPU111及び3次元積層メモリ121等を搭載したインターポーザ110を有機基板103に接続する際、インターポーザ110の中心部の半田電極133が例えば有機基板103側に届かず、接続が困難になる。
図3(a)は、本出願に係る実施形態の半導体装置1を示す平面図であり、図3(b)は、図3(a)のB−B線に沿った断面図である。半導体装置1は、実装基板である有機基板3と、CPU11(半導体素子の一例)及び2つの3次元積層メモリ21(半導体素子の一例)を備える。半導体装置1は、例えばマザーボード2に搭載されるパッケージ部品である。半導体装置1は、CPU11が搭載される第1のインターポーザ10と、3次元積層メモリ21が搭載される2つの第2のインターポーザ20を備える。第1のインターポーザ10は、CPU11の搭載面側にCPU11に接続する配線層12を有する。第2のインターポーザは3次元積層メモリ21の搭載面側に配線層22を有する。有機基板3には、図3(b)に示すように複数の貫通ビア34が形成されており、マザーボード2と有機基板3とは貫通ビア34と半田電極33により電気的に接続される。
第1のインターポーザ10には、複数の貫通ビア13が形成されていて、第1のインターポーザ10の配線層12は、貫通ビア13と半田電極15を通して、有機基板3の配線層32と電気的に接続している。
第2のインターポーザ20は、図3(b)に示すようにその配線層22が、第1のインターポーザの配線層12と向かい合うように配置される。そして、第2のインターポーザ20の外端部の配線層22と、第1のインターポーザの外端部の配線層12とが半田電極23により接続され、CPU11と3次元積層メモリ21とが電気的に接続される。このとき、図3(b)に示すように3次元積層メモリ21は、有機基板3と向かい合うように配置される。そして、3次元積層メモリ21が有機基板3に安定して固定されるように、有機基板3と3次元積層メモリ21との間に、3次元積層メモリ21の一部を支持するダイアタッチ材26(支持部)が設けられる。なお、図3、4において、CPU11からマザーボード2までの伝送路(配線、貫通ビア)の一部を省略している場合があり、以後の図でも同様である。
図4(a)〜(d)を用いて、本実施形態の半導体装置1の製造プロセスを説明する。本実施形態ではインターポーザのコア材としてシリコン(Si)を用い、100μmの厚みのものを用いている。まず、図4(a)に示すように、第1のインターポーザ10にCu(銅)充填メッキにより貫通ビア13を形成した後に、第1のインターポーザ10のCPU11の搭載面に配線層12を形成する。また、CPU11が搭載される面の反対側の面に、有機基板3と接続する配線層をさらに形成してもよい。そして、第2のインターポーザ20の3次元積層メモリ21の搭載面に配線層22を形成する。さらに、第2のインターポーザ20の配線層22の外端部に半田電極23を形成する。半田電極23のピッチが例えば100μmよりも狭い場合にはフォトリソグラフィ工程を用い半田メッキを形成後リフロー半田付け処理によって形成することができる。また半田のピッチが100μmよりも広い場合には、第2のインターポーザの配線層22上に半田ボールを直接搭載する手法を用いることが可能である。なお、半田ボールの代わりに、半田ペーストによる印刷プロセスを用いてもよい。半田の形成は第1インターポーザの配線層12の外端部に形成してもよい。
次に、図4(b)に示すように、フリップチップボンダにより、CPU11と第1のインターポーザ10とで位置合わせおよび接合を行う。また、フリップチップボンダにより3次元積層メモリ21と第2のインターポーザ20との接合を半田の融点以上で実施する。接合後、CPU11と第1のインターポーザ10との間、及び、3次元積層メモリ21と第2のインターポーザ20との間にアンダーフィル(図示しない)を注入し、その後アンダーフィルを硬化させる。なお、アンダーフィルは予め、第1のインターポーザ10側、第2のインターポーザ20側に供給してから、CPU11及び3次元積層メモリ21を接合してもよい。その後、第1のインターポーザ10の裏面に半田ボールを供給する。なお、これらのプロセスはそれぞれを個片にした状態で実施することもできるが、例えばインターポーザ側をウエハ形状とし、半田付けをした後でダイシングして個片化する方式が生産効率上好ましく、また、反りの影響を低減する点でも好ましい。
次に、図4(c)に示すように、CPU11が搭載された第1のインターポーザ10を有機基板3に接続する。このときの条件として、例えばリフローピーク250℃で実施する。その後、第2のインターポーザ20のそれぞれをフリップチップボンダのピックアップ時のフリップ機能を利用して反転させ、第1のインターポーザ10の配線層12と、第2のインターポーザ20の配線層22とが向かい合うようにする。そして、配線層12と配線層22とをフリップチップボンダ上で接合する。配線層同士を向かい合わせて接続することで、第1のインターポーザ10と第2のインターポーザ20とを簡便に接続することができる。このとき、第2のインターポーザ20の3次元積層メモリ21と有機基板3との間の接着を確保するため、ダイアタッチ材26を有機基板3側に形成してから接合してよい。ここでダイアタッチ材26を使うことにより、高さのバラツキを吸収することが可能となる。
第2のインターポーザ20を第1のインターポーザ10及び有機基板3上に配置した後、それらの間にアンダーフィルを注入し硬化させる。このようなプロセスにより、本実施形態の半導体装置1が完成する。
第1のインターポーザ10及び第2のインターポーザ20の材料として、有機、ガラス、シリコン(Si)、セラミックスの何れを用いてもよい。しかしながら、半導体装置1の上面から冷却することを考慮する場合には、第1のインターポーザ10及び第2のインターポーザ20は熱伝導率の高いシリコン(Si)を用いて製造することが好ましい。
図5に半導体装置1の別例である半導体装置1aを示す。半導体装置1aの第2のインターポーザ20a、20bは、図3及び図4に示す第2のインターポーザ20よりさらに剛性が高くなるようにその厚みを増して形成されている。より剛性を高くすることで、第2のインターポーザ20a、20bによる反り抑制の効果をより一層高めることが可能になる。ここでは、第2のインターポーザ20a、20bの厚みを300μm以上とした。この場合、反り抑制以外にも搬送時における取り扱いが容易になる効果も生じる。なお、第2のインターポーザ20a、20bを、より厚くするだけでなく剛性の高い材料で形成することで、その剛性を高めてもよい。
第2のインターポーザ20に搭載される半導体素子は3次元積層メモリ21だけでなく別の半導体素子、例えばニューロチップ29であってもよい。また、第2のインターポーザ20に搭載される半導体素子が有機基板3に達する厚みを有さない場合、さらにスペーサ27を新たに追加するか、あるいは半導体素子の厚みを、バックグラインド時に調整することにより高さを合わせることが可能である。スペーサ27の材料として、ダイアタッチフィルムおよびペーストを用いることができる。また、図5に示す第2のインターポーザ20bのように、第2のインターポーザ20bの外側端部に、有機基板3に達する高さを有する支持部材28を別途設けてもよい。
第2のインターポーザ20bでは、ロジック回路25(アナログ又はデジタルの回路の一例)が、3次元積層メモリ21の搭載面の反対側に形成される。3次元積層メモリ21では、メモリセルチップの下側にコントローラ用のロジックチップを用いる場合があり、この場合に、比較技術の実装方式では、貫通ビア、例えばシリコン貫通電極(Through Silicon Via:TSV)とロジック回路25とを共存させる必要があった。第2のインターポーザ20bのように3次元積層メモリ21の反対側にロジック回路25を形成すれば、3次元積層メモリ側にロジック回路25の形成の必要はなく、歩留りを大幅に向上することが可能である。また、図示はしないがロジック回路25を、3次元積層メモリ側に配置した場合でも、第2のインターポーザ20bにTSVを形成する必要がないため、同様にインターポーザ20bの歩留まりを向上させることが可能である。
さらに、図6(a)に示すように、第2のインターポーザの外側に、半導体素子が搭載された第3のインターポーザ30を電気的に接続して、半導体装置を拡張することも可能である。第2のインターポーザの配線層と第3のインターポーザ30の配線層は、第1のインターポーザ10の配線層12と第2のインターポーザ20の配線層22との接続と同様に、向かい合って配置され半田接続により電気的に接続されている。第3のインターポーザ30内では、図6(b)に示すように貫通ビアを形成して、半田接続により有機基板3と電気的に接続してもよい。
また、図6(a)に示すようにさらに第3のインターポーザ30に、半導体素子41を搭載した第4のインターポーザ40を接続してもよい。第3のインターポーザの配線層と第4のインターポーザの配線層は、第1のインターポーザ10の配線層12と第2のインターポーザ20の配線層22との接続と同様に、向かい合って配置され半田接続により電気的に接続される。このように拡張することで、一つのCPU11に接続する半導体素子(具体的には3次元積層メモリ21及びニューロチップ31等)を増やすことが可能となる。複数拡張した場合においても、比較技術であるインターポーザのように一体ではなく、それぞれが分割されて小型化されているため、反りの影響を低減することができる。
図7に第1のインターポーザ10とCPU11の接続状況を示す。第1のインターポーザ10とCPU11とを接続する半田電極17を錫銀(SnAg)系とした。この場合、第1のインターポーザ10と第2のインターポーザ20とを接続する半田電極23をインジウム(In)系、錫インジウム(SnIn)共晶系、錫ビスマス(SnBi)共晶系を用いてよい。これらの半田電極23は、特に低ひずみ速度での延性が期待できることから、機械的なストレスによる変形を緩和し、インターポーザ間の接合部の信頼性を向上させることができる。
比較技術では全ての半導体素子を搭載するよう、比較的大きなサイズのインターポーザを必要としていた。本実施形態の半導体装置1のように、分割して小型化されたインターポーザを接続することで反りの影響を排除しながら高密度配線基板による高いバンド幅で、半導体素子間(例えば、CPUと3次元積層メモリ間)を接続することが可能となる。また、積層する半導体素子が多い大型のインターポーザを製造する際の歩留りリスクを低減することが可能となる。また、第1のインターポーザと第2のインターポーザの配線層同士を向かい合わせて接続することで、接続部分において強度が高まる。
また、基板と接続しない、すなわち貫通ビアが形成されない第2のインターポーザ20に、デジタルまたはアナログ回路を設けることで、半導体素子の機能を分割して第2のインターポーザ側に持たせることが可能となる。これにより、半導体素子のサイズを縮小することが可能で、これにより歩留まり低減効果が見込まれる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1)少なくとも一つの半導体素子が搭載され、基板と電気的に接続される第1のインターポーザと、
少なくとも一つの半導体素子が搭載された少なくとも一つの第2のインターポーザと、を備える半導体装置であって、
前記第2のインターポーザは、第1のインターポーザに対して、前記第2のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層と、前記第1のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層とが向かい合うように配置されて、前記配線層同士が電気的に接続される、半導体装置。
(付記2)前記第2のインターポーザの剛性は、前記第1のインターポーザの剛性より高い、付記1に記載の半導体装置。
(付記3)前記第1のインターポーザと半導体素子を接続する半田としてSnAg系の半田を用い、第1のインターポーザと第2のインターポーザとを接続する半田として、In系、SnIn共晶系、SnBi共晶系のうち何れかを用いた、付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)さらに、少なくとも一つの半導体素子が搭載された少なくとも一つの第3のインターポーザを備え、
前記第3のインターポーザは、前記第2のインターポーザに対して、前記第3のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層が、前記第2のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層と向かい合うように配置されて、前記配線層同士が電気的に接続される、付記1から3の何れかに記載の半導体装置。
(付記5)第1のインターポーザに少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、
少なくとも一つの第2のインターポーザにそれぞれ少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、
前記第2のインターポーザの外端部の配線層と、前記第1のインターポーザの外端部の配線層との何れか一方に半田を供給する工程と、
前記第1のインターポーザを基板に接続する工程と、
前記第2のインターポーザの外端部の前記配線層を前記第1のインターポーザの外端部の前記配線層に向かい合うように配置して、前記半田により前記配線層同士を電気的に接続する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
1 半導体装置
2 マザーボード
3 有機基板
10 第1のインターポーザ
11 CPU(半導体素子)
12、22、32 配線層
13 貫通ビア
15、23 半田電極
20 第2のインターポーザ
21 3次元積層メモリ(半導体素子)
26 ダイアタッチ材
28 支持部
30 第3のインターポーザ
31 ニューロチップ(半導体素子)

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に戴置され、少なくとも一つの半導体素子が搭載され、基板と電気的に接続され、前記基板より熱膨張率が小さい第1のインターポーザと、
    前記基板上に戴置され、少なくとも一つの半導体素子が搭載され、前記基板より熱膨張率が小さい少なくとも一つの第2のインターポーザと、を備える半導体装置であって、
    前記第2のインターポーザは、前記第1のインターポーザに対して、前記第2のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層と、前記第1のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層とが向かい合うように配置されて、前記配線層同士が電気的に接続され、前記第2のインターポーザの前記半導体素子と前記基板の間には支持部が設けられた半導体装置。
  2. 前記第2のインターポーザの剛性は、前記第1のインターポーザの反り抑制よりも高い反り抑制を持たせるために、前記第1のインターポーザの剛性より高い、請求項1に記載の半導体装置。
  3. さらに、少なくとも一つの半導体素子が搭載された少なくとも一つの第3のインターポーザを備え、
    前記第3のインターポーザは、前記第2のインターポーザに対して、前記第3のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層と、前記第2のインターポーザの前記半導体素子が搭載された面の配線層とが向かい合うように配置されて、前記配線層同士が電気的に接続される、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 基板上に戴置され、前記基板より熱膨張率が小さい第1のインターポーザの一方の面に少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、
    前記基板上に戴置され、前記基板より熱膨張率が小さい少なくとも一つの第2のインターポーザの一方の面にそれぞれ少なくとも一つの半導体素子を搭載する工程と、
    前記第2のインターポーザの前記一方の面の外端部の配線層と、前記第1のインターポーザの前記一方の面の外端部の配線層との何れか一方に半田を供給する工程と、
    前記第1のインターポーザの他方の面を基板に接続する工程と、
    前記第2のインターポーザの前記一方の面の外端部の前記配線層を前記第1のインターポーザの前記一方の面の外端部の前記配線層に向かい合うように配置して、前記半田により前記配線層同士を電気的に接続する工程と、を含み、
    前記第2のインターポーザの前記半導体素子と前記基板の間には支持部が設けられている半導体装置の製造方法。
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