JP6665687B2 - 印刷制御装置及び印刷制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷制御装置及び印刷制御プログラムに関する。
特許文献1には、気軽にかつ簡単な操作でテスト印刷を行うことを課題とし、ラベルプリンタにラベルを試し印刷すると高いコストがかかり、このため、ラベルの試し印刷を通常のプリンタに印刷して印字結果を確認することができるようにし、印刷データの解像度や物理サイズはソフトウェアで計算して変換して合わせ、これにより、ラベルプリンタに印字しなくても、通常のプリンタを利用して安いコストでラベルの印字結果を確認できることが開示されている。
特許文献2には、一連の複数ページのプリントデータに基づいて適切に試し刷り原稿を出力できるプリントシステムを提供することを課題とし、一連のプリントデータを生成するアプリケーションソフトと、前記アプリケーションソフトにより生成されたプリントデータをプリンタに出力するプリンタドライバがインストールされたコンピュータと、前記プリンタドライバから出力されたプリントデータに基づいて記録紙に印刷出力するページプリンタとからなるプリントシステムであって、一連のプリントデータが複数ページとなるときにそれら複数ページのプリントデータに基づいて複写モード設定用のテストプリントデータを生成するとともに、前記テストプリントデータを前記複数ページのプリントデータの最初又は最後に出力するテストプリント生成手段を備えていることが開示されている。
特許文献3には、連続紙プリンタの出力内容をカット紙プリンタにて出力することが可能な印刷データ制御装置及び出力印刷データ生成方法を提供することを課題とし、プリントサーバは、印刷クライアント端末が生成した書式情報、連続紙用印刷データを受信データ解析部にて受信し、出力先プリンタ設定情報に設定されている出力プリンタの種別がカット紙プリンタの場合、書式情報変換部は、書式データ解析部が解析した連続紙プリンタの書式情報と、カット紙プリンタ出力書式管理部が操作/表示部のユーザーダイアログによってユーザーが設定したカット紙プリンタの出力書式に基づいて編集した書式情報を内部データ作成部に出力することが開示されている。
特開2004−295680号公報 特開2005−190208号公報 特開2005−092586号公報
印刷ワークフローにおいては、試し刷り(以下、サンプルプリントともいう)を行って印刷物の出来栄えを(目視で)確認・承認してから本番の印刷を行うことが多い。本番印刷を連続紙プリンタ(連帳機ともいわれる)で行う場合、1部のみのサンプルプリントも連続紙プリンタで行わせることは、連続紙プリンタの立ち上げから停止に係る作業工数を考慮すると現実的ではない。そのため、サンプルプリントはカット紙プリンタでのシミュレーションで代行させることが多い。しかし、本来は1つのワークフローであるはずの印刷ジョブが、カット紙プリンタでのサンプルプリントに関するジョブと連続紙プリンタでの本番印刷に関するジョブの2つから構成されることとなり、オペレータも2つの印刷ジョブ登録を行う必要が生じ、操作ミスを誘発する可能性が高まる。
ジョブチケット形式で印刷ジョブをプロダクションプリンタに引き渡す規格の1つにJDF(Job Definition Format)がある。JDFを使用すれば印刷ワークフローからプリンタにジョブを投入することが可能となるが、プリンタからはワークフローに対して印刷ジョブの処理結果を通知するに過ぎず、サンプルプリントと本番印刷を1つのワークフローとして表現することは難しい。
連続紙プリンタで本番印刷を行う印刷ジョブのサンプルプリントの場合、記録部の色再現特性や取り扱う記録紙サイズ、記録媒体特性等が異なることから実質的には本番印刷と別の印刷ジョブを生成しなければならない。
本発明は、本番印刷を連続紙プリンタで行う試し刷り付きの印刷ワークフローを複数の印刷ジョブで表現することなく、試し刷りとして連続紙プリンタを使用することなくカット紙プリンタを用いて実行するようにした印刷制御装置及び印刷制御プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、カット紙プリンタと連続紙プリンタにそれぞれ接続可能な印刷制御装置であって、印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタで実行すべき旨と当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付手段が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成してカット紙プリンタに印刷処理を指示する試し刷り指示手段と、前記試し刷り印刷ジョブを生成する場合は、前記印刷ワークフローシステムに対して印刷ジョブを保留した旨を通知する保留通知手段と、前記印刷ワークフローシステム又は操作者から印刷ジョブの保留を解除する旨の指示を受け取ると、前記印刷ジョブに含まれている印刷データと、前記試し刷り印刷ジョブにおいて変更された画質パラメータに応じて変更した印刷パラメータを連続紙プリンタに送って本番の印刷ジョブの実行を指示する本番印刷ジョブ指示手段と、を備える印刷制御装置である。
請求項2の発明は、前記カット紙プリンタの出力再現特性を前記連続紙プリンタの出力再現特性に合わせたことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置である。
請求項3の発明は、試し刷りの出力態様に、一のページの全体のレイアウトが試し刷りで使用する記録紙上に記録されるよう、縮小処理を施す縮小モードが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置である。
請求項4の発明は、前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、印刷ジョブに係る出力部数を1とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷制御装置である。
請求項5の発明は、前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの1レコードを用いた印刷とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の印刷制御装置である。
請求項6の発明は、少なくとも印刷枚数を含む試し刷りに関連する情報と少なくとも印刷枚数を含む本番印刷に関連する情報を統合して、前記印刷ワークフローシステムに対して通知する関連情報通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷制御装置である。
請求項7の発明は、カット紙プリンタと連続紙プリンタにそれぞれ接続可能な印刷制御装置であるコンピュータを、印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタで実行すべき旨と当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付手段が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成してカット紙プリンタに印刷処理を指示する試し刷り指示手段と、前記試し刷り印刷ジョブを生成する場合は、前記印刷ワークフローシステムに対して印刷ジョブを保留した旨を通知する保留通知手段と、前記印刷ワークフローシステム又は操作者から印刷ジョブの保留を解除する旨の指示を受け取ると、前記印刷ジョブに含まれている印刷データと、前記試し刷り印刷ジョブにおいて変更された画質パラメータに応じて変更した印刷パラメータを連続紙プリンタに送って本番の印刷ジョブの実行を指示する本番印刷ジョブ指示手段として機能させるための印刷制御プログラムである。
請求項1の印刷制御装置によれば、本番印刷を連続紙プリンタで行う試し刷り付きの印刷ワークフローを複数の印刷ジョブで表現することなく、試し刷りが連続紙プリンタを使用することなくカット紙プリンタを用いて実行される。
請求項2の印刷制御装置によれば、試し刷りを行うカット紙プリンタの出力再現特性を、本番印刷を行う連続紙プリンタの出力再現特性に合わせた上で、試し刷りが行われる。
請求項3の印刷制御装置によれば、一のページの全体のレイアウトが試し刷りで使用する記録紙上に記録される縮小処理が施される。
請求項4の印刷制御装置によれば、出力部数を1とした試し刷りが行われる。
請求項5の印刷制御装置によれば、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、印刷データの1レコードを用いて試し刷りが行われる。
請求項6の印刷制御装置によれば、試し刷りと本番印刷の印刷枚数が統合されて、印刷ワークフローシステムに対して通知される。
請求項7の印刷制御プログラムによれば、本番印刷を連続紙プリンタで行う試し刷り付きの印刷ワークフローを複数の印刷ジョブで表現することなく、試し刷りが連続紙プリンタを使用することなくカット紙プリンタを用いて実行される。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 印刷制御装置、ワークフロー処理装置、カット紙プリンタ、連続紙プリンタによるシステム構成例を示す説明図である。 印刷制御装置、ワークフロー処理装置、カット紙プリンタ、連続紙プリンタによるシステム構成例を示す説明図である。 画像生成モジュール内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 サンプルプリント確認画面の表示例を示す説明図である。 印刷パラメータテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 印刷パラメータ変更確認画面の表示例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 印刷情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提又は背景について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
大量の部数をプリントする前に部数の設定を無視して1部のみプリントし、結果を確認するための機能が存在する。この機能を試し刷りという(以下、サンプルプリントともいう)。ここでの「部数の設定を無視」とは、本番印刷(以下、本番プリント、本プリントともいう)における部数(大量の部数)を最初から印刷するのではなく、その部数とは関係ないサンプルプリントを行うとの意である。
サンプルプリントで出力した出力物を、一般的には、操作者の目視による確認後、問題があれば色の調整や記録紙上における印刷イメージの位置調整などの各種設定の修正(ジョブオプションの変更)を行い、その修正後の設定でサンプルプリントを行うことを繰り返し実施し、出力物に問題ないことが確認できたら本番プリントとして全ての部数(最初に設定された部数)を出力する。なお、出力物に問題ないことを確認したサンプルプリントについては本番プリントと同様の出来栄えであることから、本番プリントの一部目とみなして本番プリントの印刷部数を「(最初に設定された部数)−1」に変更するようにしてもよい。特に、このようにする場合、後述するバリアブルプリントにおいては、最初のレコード又は最後のレコードをサンプルプリントの対象としてもよい。本番プリントの最初又は最後にサンプルプリントを付加することによって(つまり、途中のページを探す手間を省いて)、全体の印刷物が整うからである。なお、複数ページのサンプルプリントを行う場合は、本番プリントの印刷部数を「(最初に設定された部数)−N(サンプルプリントのページ数)」に変更すればよい。そして、最初のレコード又は最後のレコードから連続した複数ページ分のレコードをサンプルプリントの対象とすればよい。
運用方法(1):JDFワークフローシステムと連携した運用では、サンプルプリントが完了した後に、JDFワークフローシステムからサンプルプリント用のジョブとは別に本番用ジョブを送信し直すという運用方法がある。
この運用方法では、部数を1部に設定したサンプルプリント用ジョブが完了したことをJDFワークフローシステム側に通知した後、JDFワークフローシステムから所望の部数を設定した本番プリント用のジョブを送信し直していた。
この場合サンプルプリント時のジョブと本番プリント時のジョブが異なるため、サンプルプリント用ジョブと本番プリント用ジョブで設定するオプションが同じであるという保証はない。
また、プリントに使用した用紙等のコスト情報がサンプルプリントと本番プリントで別になってしまうため、ジョブ全体で発生したコストを求めるには、管理者は、本番プリントジョブに対応するサンプルプリントジョブがどれであるかを特定し、各ジョブのコスト情報を加算しなければならない。
運用方法(2):JDFワークフローシステムと連携した運用で、サンプルプリントの出力と確認、問題の修正はプリンタのオペレータが実施し、JDFワークフローシステム側には本番プリントの完了のみを通知する運用方法がある。
サンプルプリント時はプリンタで部数を1に設定し、サンプルプリントが完了したらジョブの部数を元にもどして本番プリントを実施する。
この運用方法では、サンプルプリントと本番プリントで同じジョブを使用することとなる。
しかし、JDFワークフローシステム側では本番プリント完了まで進捗を把握することができない。
出力物が期待通りかどうかの判断は人間が行う必要があり、サンプルプリント完了を自動で判断して通知することはできないためである。
また、どのような設定変更によりサンプルプリント出力に問題ないとプリンター側で判断されたかが分からないため、本番プリントではどのような設定で出力するか把握できない。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<<第1の実施の形態>>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である印刷制御装置100は、本番印刷を行わせるプリンタとは異なるプリンタに試し刷りを行わせるものであって、図1の例に示すように、受付モジュール110、サンプル印刷指示モジュール120、カット紙プリンタ制御モジュール125、印刷パラメータ変更モジュール130、通知モジュール140、本番印刷指示モジュール150、連続紙プリンタ制御モジュール155を有している。なお、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200、カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295と接続されており、図2、3の例を用いて後述する。印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200から受け取った1つの印刷ジョブを試し刷り用の印刷ジョブとして試し刷りを行い、その後、その受け取った印刷ジョブを本番印刷ジョブとして本番印刷を行う。ただし、試し刷りによってジョブオプションが変更されていることがある。印刷制御装置100は、カット紙プリンタと連続紙プリンタにそれぞれ接続可能である。ここでは、本番印刷を行わせるプリンタとして、連続紙プリンタを用い、試し刷りを行わせるプリンタとして、カット紙プリンタを用いる。
受付モジュール110は、印刷ワークフローシステムの一例であるワークフロー処理装置200からジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける。
サンプル印刷指示モジュール120は、カット紙プリンタ制御モジュール125と接続されている。サンプル印刷指示モジュール120は、受付モジュール110によって受け付けられた印刷ジョブを解析する。そして、印刷ジョブを解析した結果、その印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタ295で実行すべき旨とその印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨がその印刷ジョブに含まれている場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付モジュール110が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成する。そして、サンプル印刷指示モジュール120は、カット紙プリンタ290が試し刷りの印刷処理を行わせるように、カット紙プリンタ制御モジュール125に対して指示する。
また、解析対象を印刷ジョブの印刷属性としてもよい。その場合は、サンプル印刷指示モジュール120は、印刷ジョブの印刷属性を解析した結果、その印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタ295で実行すべき旨とその印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨がその印刷属性に含まれている場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付モジュール110が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成する。そして、サンプル印刷指示モジュール120は、カット紙プリンタ290が試し刷りの印刷処理を行わせるように、カット紙プリンタ制御モジュール125に対して指示する。
また、サンプル印刷指示モジュール120は、試し刷りとして、印刷ジョブに係る出力部数を1とするようにしてもよい。試し刷りであるので、出力部数は1であることが一般的であるからであり、オペレータは印刷部数を設定する必要がなくなる。
また、サンプル印刷指示モジュール120は、試し刷りとして、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの1レコードを用いた印刷とするようにしてもよい。バリアブルプリントとは、例えば、ダイレクトメール(DM)等の印刷物のように、住所等の位置は同じだが、その住所等の内容が一つ一つ異なるため印刷内容を変えて印刷するものである。ここでの1件の印刷内容は、1レコード内に記録されている。バリアブルプリントの場合、複数の印刷物となるので、試し刷りとしては、そのうちの1つの案件を印刷すればよいからである。試し刷り対象となる1レコードの選択は、予め定められたレコード(例えば、最初のレコード)であってもよいし、ランダムに選択したレコードであってもよいし、操作者の操作によってレコードを選択させてもよい。
また、サンプル印刷指示モジュール120が指示する試し刷りにおける出力態様に、一のページの全体のレイアウトが試し刷りで使用する記録紙上に記録されるよう、縮小処理を施す縮小モードが含まれているようにしてもよい。
カット紙プリンタ制御モジュール125は、サンプル印刷指示モジュール120の指示にしたがって、カット紙プリンタ290に試し刷りの印刷処理を行わせる。
印刷パラメータ変更モジュール130は、試し刷りの際に行われた印刷パラメータの調整結果を、本番印刷の際の印刷パラメータに引き継ぐ。例えば、試し刷りが行われた結果、目視をしたオペレータによって印刷パラメータを変更する操作が行われた場合、その操作にしたがって、印刷パラメータを変更する。ここで「印刷パラメータ」とは、出力態様の指定に関する出力オプションである。印刷パラメータとして、例えば、拡大縮小倍率(拡大縮小を行う、行わない等を含む)、回転、傾き補正、印刷用イメージを作成するRIP(Raster Image Processor)の種類、色調整用のパラメータ、色域、色調等がある。特に、印刷パラメータには、画質パラメータ(色域、色調等)を含む。印刷パラメータについては、図13の例を用いて後述する。
通知モジュール140は、試し刷り印刷ジョブを生成する場合は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブを保留した旨を通知する。
「印刷ジョブを保留した旨の通知」は、試し刷り印刷ジョブを生成する場合であることが判明した後であれば、いつでもよい。なお、この「試し刷り印刷ジョブを生成する場合」とは、「印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタで実行すべき旨と当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨がその印刷ジョブに含まれている場合」である。
例えば、「印刷ジョブを保留した旨の通知」は、試し刷りが終了したことを示す終了情報をカット紙プリンタから受け取った後であってもよい。その場合、通知モジュール140は、サンプル印刷指示モジュール120によって実行が指示された試し刷りが終了したことを示す終了情報をカット紙プリンタ290から受け取ると、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブを保留した旨を通知する。
また、「印刷ジョブを保留した旨の通知」は、試し刷り印刷ジョブを生成する場合であることが判明した直後であってもよいし、試し刷り印刷ジョブを生成した後であってもよいし、カット紙プリンタ290に印刷処理を指示した後等であってもよい。
また、通知モジュール140は、少なくとも印刷枚数を含む試し刷りに関連する情報と少なくとも印刷枚数を含む本番印刷に関連する情報を統合して、ワークフロー処理装置200に対して通知するようにしてもよい。
本番印刷指示モジュール150は、ワークフロー処理装置200又は操作者から印刷ジョブの保留を解除する旨の指示を受け取ると、受付モジュール110によって受け付けられた印刷ジョブに含まれている印刷データと、試し刷り印刷ジョブにおいて変更された画質パラメータに応じて変更した印刷パラメータを連続紙プリンタ295に送って本番の印刷ジョブの実行を連続紙プリンタ制御モジュール155に対して指示する。
連続紙プリンタ制御モジュール155は、本番印刷指示モジュール150の指示にしたがって、連続紙プリンタ295に本番の印刷処理を行わせる。
図2は、印刷制御装置100、ワークフロー処理装置200、カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295によるシステム構成例を示す説明図である。このシステムは、JDFに準拠して構成されている。JDFは、CIP4(「The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress organization」(プリプレス・プレス・ポストプレスにおける工程の統合のための国際団体))の主要工程自動化仕様の総称である。JDFの基本機能は、印刷ジョブ工程全体の記述に使用するメタデータの提供、フレキシブルワークフローの自動化の方法提供、ワークフローやMIS(Management Information System)が新しいデバイスのJDF機能を決定するためのクエリ実行、ワークフローやMISシステム作業現場でデバイスに指図するための指令言語の提供である。
なお、図2の例では、カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295が各1台である例を示しているが、それぞれが2台以上であってもよい。そして、複数台からサンプルプリント用のカット紙プリンタ290を選択し、本番プリント用のカット紙プリンタ290を選択するようにしてもよい。
ワークフロー処理装置200は、ユーザーインタフェースモジュール210、JMF送受信モジュール220を有している。なお、ワークフロー処理装置200を印刷ワークフローソフトウェアとして構成してもよい。また、印刷制御装置100内にワークフロー処理装置200を含んだ構成としてもよい。
ワークフロー処理装置200は、印刷ジョブ222内に、サンプルプリントの指示を含ませることができる。また、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100からサンプル完了224の情報を受け取ることができる。そして、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対して、本プリント指示226を送信することができる。
ユーザーインタフェースモジュール210は、オペレータ等による操作を受け付け、処理結果等を出力する。例えば、印刷ジョブ222の指示を受け付け、サンプル完了224の結果を提示し、本プリント指示226の指示を受け付ける。マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いたユーザーの操作を受け付け、液晶ディスプレイ等の表示装置への表示の他に、スピーカー等の音声出力装置への音声の出力、振動等を組み合わせてもよい。
JMF送受信モジュール220は、ワークフロー処理装置200と印刷制御装置100間でメッセージ(印刷ジョブ222、サンプル完了224、本プリント指示226)のやりとりを行う。なお、JMF(Job Messaging Format)は、マルチレベル機能を備えた通信フォーマットであり、JDFの一部である指令言語である。JDFと同様、JDFの中で最上位要素であるJMF要素も存在する。JMFはJDF仕様書内で定義されているものである。
印刷ジョブ222が、「ジョブチケット形式の印刷ジョブ」の一例である。サンプル完了224が、「試し刷りに関連する情報」の一例である。本プリント指示226が、「試し刷りに対する承認を示す情報を含む応答」の一例である。
印刷制御装置100は、JMF送受信モジュール230、ユーザーインタフェースモジュール240、ジョブ管理モジュール250、カット紙プリンタ用処理モジュール255A、連続紙プリンタ用処理モジュール255Bを有している。
JMF送受信モジュール230に、図1の例に示した受付モジュール110、通知モジュール140が含まれている。JMF送受信モジュール230は、ワークフロー処理装置200と印刷制御装置100間でメッセージ(印刷ジョブ222、サンプル完了224、本プリント指示226)のやりとりを行う。
ユーザーインタフェースモジュール240は、ユーザーインタフェースモジュール210と同様に、オペレータ等による操作を受け付け、処理結果等を出力する。ただし、ワークフロー処理装置200におけるオペレータ等は、印刷における管理者としての役割を有している者であるのが一般的であり、印刷制御装置100におけるオペレータ等は、サンプルプリント、本番プリントの作業者であるのが一般的である。
ジョブ管理モジュール250には、図1の例に示したサンプル印刷指示モジュール120、印刷パラメータ変更モジュール130、本番印刷指示モジュール150が含まれている。ジョブ管理モジュール250は、印刷ジョブ222又は本プリント指示226にしたがって、カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295に対してサンプルプリント又は本番プリントの実行をさせるために、カット紙プリンタ用処理モジュール255A、連続紙プリンタ用処理モジュール255Bを制御する。
カット紙プリンタ用処理モジュール255Aは、画像生成モジュール260A、カット紙プリンタ制御モジュール125を有している。カット紙プリンタ用処理モジュール255Aは、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがってカット紙プリンタ290に試し刷りを行わせる。
画像生成モジュール260Aは、サンプルプリント用のイメージを生成する。もちろんのことながら、ここで生成するイメージは、カット紙プリンタ290で印刷可能なイメージであり、例えば、ビットマップイメージ(ラスターイメージ)である。
カット紙プリンタ制御モジュール125は、カット紙プリンタ290と接続されている。カット紙プリンタ制御モジュール125は、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがって、画像生成モジュール260Aによって生成された印刷用イメージをカット紙プリンタ290に渡し、印刷させる。
カット紙プリンタ290は、カット紙プリンタ制御モジュール125と接続されている。カット紙プリンタ290は、カット紙プリンタ制御モジュール125から印刷用イメージを受け取り、試し刷りを行う。
連続紙プリンタ用処理モジュール255Bは、画像生成モジュール260B、連続紙プリンタ制御モジュール155を有している。連続紙プリンタ用処理モジュール255Bは、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがって連続紙プリンタ295に本印刷を行わせる。
画像生成モジュール260Bは、本番プリント用のイメージを生成する。もちろんのことながら、ここで生成するイメージは、連続紙プリンタ295で印刷可能なイメージであり、例えば、ビットマップイメージ(ラスターイメージ)である。
連続紙プリンタ制御モジュール155は、連続紙プリンタ295と接続されている。連続紙プリンタ制御モジュール155は、ジョブ管理モジュール250の制御にしたがって、画像生成モジュール260Bによって生成された印刷用イメージを連続紙プリンタ295に渡し、印刷させる。
連続紙プリンタ295は、連続紙プリンタ制御モジュール155と接続されている。連続紙プリンタ295は、連続紙プリンタ制御モジュール155から印刷用イメージを受け取り、本番プリントを行う。
カット紙プリンタ290の出力再現特性を連続紙プリンタ295の出力再現特性に合わせておいてもよい。試し刷りによって、レイアウト、誤字脱字等の確認の他に、カラー印刷における色調等の確認をしたい場合がある。その場合は、カット紙プリンタ290の出力再現特性を連続紙プリンタ295の出力再現特性に合わせる。ここで、出力再現特性とは、対象としているプリンタが表現できる色の範囲や階調性、発色の趣向等のことをいう。「カット紙プリンタ290の出力再現特性を連続紙プリンタ295の出力再現特性に合わせる」ことによって、本番印刷を行う連続紙プリンタ295が表現する色の範囲等と、試し刷りを行うカット紙プリンタ290が表現する色の範囲等が同等となり、連続紙プリンタ295で印刷をしなくても、カット紙プリンタ290による印刷によって色調等を確認することができるようになる。例えば、出力再現特性を記録したプリンタプロファイルを調整すればよい。具体的には、カラーマッチング技術を用いて、連続紙プリンタ295のプリンタプロファイルから、カット紙プリンタ290のプリンタプロファイルを変更すればよい。さらに、印刷する用紙に合わせて、プリンタプロファイルを変更してもよい。
図3は、印刷制御装置100A、印刷制御装置100B、ワークフロー処理装置200、カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295によるシステム構成例を示す説明図である。
ワークフロー処理装置200は、図2の例に示すワークフロー処理装置200と同等のモジュール構成である。ただし、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントを行わせる印刷制御装置100Aとカット紙プリンタ290の組み合わせに対して、印刷ジョブ222を渡し、その組み合わせからサンプル完了224を受け取る。そして、本番プリントを行わせる印刷制御装置100Bと連続紙プリンタ295の組み合わせに対して、本プリント指示226を渡す。
なお、図3の例では、印刷制御装置100Aとカット紙プリンタ290の組み合わせ、印刷制御装置100Bと連続紙プリンタ295の組み合わせが各1つである例を示しているが、それぞれが2つ以上であってもよい。そして、複数の組み合わせからサンプルプリント用の印刷制御装置100Aとカット紙プリンタ290の組み合わせを選択し、本番プリント用の印刷制御装置100Bと連続紙プリンタ295の組み合わせを選択するようにしてもよい。
印刷制御装置100Aは、JMF送受信モジュール230A、ユーザーインタフェースモジュール240A、ジョブ管理モジュール250A、画像生成モジュール260A、カット紙プリンタ制御モジュール125を有している。印刷制御装置100A内のモジュールは、図2の例に示す印刷制御装置100内のJMF送受信モジュール230、ユーザーインタフェースモジュール240、ジョブ管理モジュール250、カット紙プリンタ用処理モジュール255A(画像生成モジュール260A、カット紙プリンタ制御モジュール125)と同等である。つまり、カット紙プリンタ290専用の印刷制御装置100としての機能を有している。したがって、サンプルプリントをするためには、印刷制御装置100Aに指示(印刷ジョブ222)することになる。
印刷制御装置100Bは、JMF送受信モジュール230B、ユーザーインタフェースモジュール240B、ジョブ管理モジュール250B、画像生成モジュール260B、連続紙プリンタ制御モジュール155を有している。印刷制御装置100B内のモジュールは、図2の例に示す印刷制御装置100内のJMF送受信モジュール230、ユーザーインタフェースモジュール240、ジョブ管理モジュール250、連続紙プリンタ用処理モジュール255B(画像生成モジュール260B、連続紙プリンタ制御モジュール155)と同等である。つまり、連続紙プリンタ295専用の印刷制御装置100としての機能を有している。したがって、本番プリントをするためには、印刷制御装置100Bに指示(本プリント指示226)することになる。
図4は、画像生成モジュール260内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。画像生成モジュール260内は、RIPモジュール262だけであってもよいが、以下のような構成であってもよい。
図4(a)に示す例は、画像生成モジュール260を、RIPモジュール262、後処理モジュール264によって構成したものである。処理を分けることによって、複数の処理装置(CPU、GPU(Graphics Processing Unit)等)に処理を分担させ、全体として処理を高速化させるものである。
RIPモジュール262と後処理モジュール264は接続されている。
RIPモジュール262は、ページ記述言語など高水準のデータ形式で表現された文書や画像を解釈し、画像生成用の中間言語に変換する。ここで中間言語として、例えば、走査線方向のベクトルで構成したもの等がある。
後処理モジュール264は、RIPモジュール262によって変換された中間言語からプリンタ(カット紙プリンタ290、連続紙プリンタ295)で印刷可能なイメージを生成する。
図4(b)に示す例は、画像生成モジュール260を、複数のRIPモジュール262、後処理モジュール264の組み合わせによって構成したものである。並列して処理を行えるようにしたものである。さらに、RIPモジュール262に比べると処理負荷が低い後処理モジュール264には、複数のRIPモジュール262による処理結果を担当させるようにしてもよい。
画像生成モジュール260は、RIPモジュール262A、RIPモジュール262B、RIPモジュール262C、RIPモジュール262D、後処理モジュール264A、後処理モジュール264B、後処理モジュール264Cを有している。
RIPモジュール262Aと後処理モジュール264Aは接続されており、RIPモジュール262Bと後処理モジュール264Bは接続されている。RIPモジュール262CとRIPモジュール262Dは、後処理モジュール264Cと接続されている。
RIPモジュール262A、RIPモジュール262B、RIPモジュール262C、RIPモジュール262Dは、並列して処理を行う。後処理モジュール264A、後処理モジュール264B、後処理モジュール264Cは、並列して処理を行う。そして、後処理モジュール264Cは、RIPモジュール262C、RIPモジュール262Dの処理結果を受けて、プリンタで印刷可能なイメージを生成する。
図5は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
印刷制御装置100、印刷制御装置100A、印刷制御装置100B、ワークフロー処理装置(印刷装置管理者用)200A、ワークフロー処理装置(進捗管理者用)200B、ワークフロー処理装置(印刷装置管理者用かつ進捗管理者用)200C、ユーザー端末500は、通信回線590を介してそれぞれ接続されている。通信回線590は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、ワークフロー処理装置200は、印刷装置管理者用、進捗管理者用、印刷装置管理者用かつ進捗管理者用と分かれていてもよい。
例えば、ユーザー端末500からの指示にしたがって、ワークフロー処理装置(印刷装置管理者用)200Aから印刷制御装置100に印刷指示を行い、カット紙プリンタ290によるサンプルプリント、連続紙プリンタ295による本プリントを行わせてもよい。また、ユーザー端末500からの指示にしたがって、ワークフロー処理装置(進捗管理者用)200Bから印刷制御装置100Aにサンプルプリント指示を行い、カット紙プリンタ290Aによるサンプルプリントを行わせ、ワークフロー処理装置(進捗管理者用)200Bから印刷制御装置100Bに本プリント指示を行い、連続紙プリンタ295Bによる本プリントを行わせてもよい。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS602では、受け付けたジョブを解析した結果、サンプルプリントの指示があるか否かを判断し、ある場合はステップS604へ進み、それ以外の場合はステップS614へ進む。
ステップS604では、縮小倍率として等倍であるか否かを確認し、等倍の場合はステップS608へ進み、それ以外の場合はステップS606へ進む。サンプルプリントであるので、縮小印刷でよい場合があるからである。
ステップS606では、操作者の操作によって、縮小印刷を指定可能とする。ここでの縮小印刷における縮小倍率は、固定倍率(例えば、1枚の用紙に2枚分のページを印刷する等)であってもよいし、操作者の操作によって指定された倍率であってもよい。そして、ステップS608へ進む。なお、モアレ、文字つぶれ等を確認するためには、等倍によるサンプルプリントを行えばよい。
ステップS608では、連続紙プリンタの印刷パラメータ(色域、色調等)の補正を指定して印刷を指示する。オペレータはプリント結果を目視によって確認し、確認結果に応じてオペレータは適宜印刷パラメータを変更する。
ステップS610では、サンプルプリントとしてカット紙プリンタ290へ出力する。
ステップS612では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブの保留を通知する。
ステップS614では、指定された印刷パラメータにしたがって連続紙プリンタ295へ出力する(本プリント)。そして、ステップS699へ進む。
図7は、本実施の形態(ワークフロー処理装置200、ジョブ管理モジュール250、カット紙プリンタ用処理モジュール255A,連続紙プリンタ用処理モジュール255B、ユーザーインタフェースモジュール240)による処理例を示す説明図である。
Step702では、ワークフロー処理装置200はワークフロー処理装置200(ジョブ管理モジュール250)に対して、サンプルプリント有効としたジョブを送信する。つまり、このジョブには、サンプルプリントを実行すべき旨、本プリントを実行すべき旨が含まれている。
Step704では、ジョブ管理モジュール250は、サンプルプリントを実行すべき旨があることを判別し、カット紙プリンタ用処理モジュール255Aへ印刷用データを転送する。
Step706では、ジョブ管理モジュール250は、Step702で受け取ったジョブを保留する。ここでの保留は、サンプルプリントが終了するまで、本プリントの実行を待機状態とすることである。そして、この保留したことを、ワークフロー処理装置200に通知する。
Step708では、カット紙プリンタ用処理モジュール255Aの制御にしたがって、カット紙プリンタ290が印刷物(カット紙)750を出力する(サンプルプリント1回目)。
Step710では、オペレータが印刷物(カット紙)750を目視で検査し、ユーザーインタフェースモジュール240は、そのオペレータの指示にしたがって、印刷パラメータの設定を変更し、サンプルプリントの指示を行う。
Step712では、ジョブ管理モジュール250は、サンプルプリント指定の指示にしたがって、カット紙プリンタ用処理モジュール255Aへ印刷用データを転送する。
Step714では、カット紙プリンタ用処理モジュール255Aの制御にしたがって、カット紙プリンタ290が印刷物(カット紙)750を出力する(サンプルプリント2回目)。
Step716では、Step710〜Step714を、出力結果(印刷物(カット紙)750)が、期待に沿うものになるまで繰り返す。
Step718では、出力結果(印刷物(カット紙)750)が、期待に沿うものとなった場合は、保留を解除する。ここでの保留の解除は、サンプルプリントの終了指示又は本プリントを行わせることの指示である。
Step720では、ジョブ管理モジュール250は、本プリント指定の指示にしたがって、連続紙プリンタ用処理モジュール255Bへ印刷用データを転送する。この本プリントでは、サンプルプリント終了時における印刷パラメータの設定を引き継いでいる。
Step722では、連続紙プリンタ用処理モジュール255Bの制御にしたがって、連続紙プリンタ295が印刷物(連続紙)760を出力する(本プリント)。
図8は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、ワークフロー処理装置200は、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS804では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS806では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS808では、印刷制御装置100は、サンプルプリントの指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS810へ進み、それ以外の場合はステップS830へ進む。
ステップS810では、印刷制御装置100は、新たなサンプルプリントジョブを生成する。
ステップS812では、印刷制御装置100は、ジョブ内にサンプルプリントの指示があるので、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS814では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブの保留を通知する。
ステップS816では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリント実施中を登録する。
ステップS818では、印刷制御装置100のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS820では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS812、ステップ818の処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS822では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果に問題がなければ、サンプルプリント完了ボタンを押下する。例えば、サンプルプリント確認画面1000を提示する。図10は、サンプルプリント確認画面1000の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1000には、承認ボタン1040、キャンセルボタン1050を表示する。そして、サンプルプリント確認画面1000内に、例えば、「サンプルプリント完了を承認する場合は承認ボタンを押してください。承認ボタンを押すと通知先にサンプルプリント完了を通知します。」を表示する。承認ボタン1040が押下されることによって、サンプルプリントが完了し、本プリントに移行する。
ステップS824では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更した印刷パラメータを通知する。例えば、印刷パラメータとして印刷パラメータテーブル1300を送信する。図13は、印刷パラメータテーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。印刷パラメータテーブル1300は、設定項目欄1310、内容欄1320を有している。設定項目欄1310は、設定項目を記憶している。内容欄1320は、内容を記憶している。設定項目として、「拡大縮小(拡大縮小率を含ませてもよい)」、「RIPの種類」、「部数」、「給紙方法」、「用紙種類」、「出力先の設定」(例えば、(1)プリント、(2)RIP処理だけを行い、プリントはしない、(3)受信を行い、保管だけする等がある)、「連続プリントを優先する」、「ファイル内の指定を優先」(例えば、ジョブ内のオプション指定とポストスクリプトファイル内のオプション指定とのいずれを適用するか)、「色域」(色空間の指定)、「色調」(色の明度と彩度の指定)等がある。なお、部数の項目は、ステップS806で受信した部数のままとする。サンプルプリントの結果によって変更するものではないからである。つまり、サンプルプリントが完了したとしても、この部数は変更しない。また、同様に、「拡大縮小」は、ステップS806で受信した設定のままとしてもよい。特に、図6の例で示したフローチャートのステップS606で指定された縮小率は、サンプルプリントにだけ適用されるものであるからである。
また、印刷パラメータテーブル1300全体ではなく、変更された印刷パラメータだけを通知するようにしてもよい。
ステップS826では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS828では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対して印刷ジョブ保留解除を指示する。
ステップS830では、印刷制御装置100は、本プリントを開始する。
ステップS832では、印刷制御装置100は、本プリントを完了する。
ステップS834では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS836では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
図9は、第1の実施の形態による別の処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、ワークフロー処理装置200は、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS904では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS906では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS908では、印刷制御装置100は、サンプルプリントの指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS910へ進み、それ以外の場合はステップS930へ進む。
ステップS910では、印刷制御装置100は、新たなサンプルプリントジョブを生成する。
ステップS912では、印刷制御装置100は、ジョブ内にサンプルプリントの指示があるので、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS914では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブの保留を通知する。
ステップS916では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリント実施中を登録する。
ステップS918では、印刷制御装置100のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS920では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS912、ステップS918の処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS922では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果に問題がなければ、承認者の名を入力し、サンプルプリント完了ボタンを押下する。例えば、図11に示すサンプルプリント確認画面1000又は図12に示すサンプルプリント確認画面1000を提示する。図11は、サンプルプリント確認画面1000の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1000には、承認者所属欄1120、承認者氏名欄1130、承認ボタン1040、キャンセルボタン1050を表示する。つまり、図10の例に示したサンプルプリント確認画面1000に承認者所属欄1120、承認者氏名欄1130を付加したものである。承認者所属欄1120には、サンプルプリントのプリント結果を確認した者の所属組織を記載し、承認者氏名欄1130には、サンプルプリントのプリント結果を確認した者の氏名を記載する。これらの記載内容は、サンプル完了224の情報として、ワークフロー処理装置200に送信され、ワークフロー処理装置200側では、これらの情報を管理(登録)する。図12は、サンプルプリント確認画面1000の表示例を示す説明図である。サンプルプリント確認画面1000には、通知先欄1210、承認者所属欄1120、承認者氏名欄1130、承認ボタン1040、キャンセルボタン1050を表示する。つまり、図11の例に示したサンプルプリント確認画面1000に通知先欄1210を付加したものである。通知先欄1210には、サンプル完了224を送信する先である印刷制御装置100のアドレス(例えば、名称等でもよい)を記載する。通知先欄1210内の記載内容にしたがって、サンプル完了224を送信する。例えば、印刷ジョブ222を送信してきたワークフロー処理装置(印刷装置管理者用)200A以外のワークフロー処理装置(進捗管理者用)200Bにサンプル完了224を送信する場合に用いられる。
ステップS924では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更した印刷パラメータを通知する。例えば、印刷パラメータとして印刷パラメータテーブル1300を送信する。
ステップS926では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS928では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対して印刷ジョブ保留解除を指示する。
ステップS930では、印刷制御装置100は、本プリントを開始する。
ステップS932では、印刷制御装置100は、本プリントを完了する。
ステップS934では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS936では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
図14は、第1の実施の形態による別の処理例を示すフローチャートである。
ステップS1402では、ワークフロー処理装置200は、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS1404では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS1406では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS1408では、印刷制御装置100は、サンプルプリントの指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS1410へ進み、それ以外の場合はステップS1432へ進む。
ステップS1410では、印刷制御装置100は、新たなサンプルプリントジョブを生成する。
ステップS1412では、印刷制御装置100は、ジョブ内にサンプルプリントの指示があるので、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS1414では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブの保留を通知する。
ステップS1416では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリント実施中を登録する。
ステップS1418では、印刷制御装置100のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS1420では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS1412、ステップS1418の処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS1422では、印刷制御装置100は、サンプルプリント結果に問題がなければ、プリンタ側承認者の名を入力し、サンプルプリント完了ボタンを押下する。例えば、図11に示すサンプルプリント確認画面1000又は図12に示すサンプルプリント確認画面1000を提示する。
ステップS1424では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更した印刷パラメータを通知する。例えば、印刷パラメータとして印刷パラメータテーブル1300を送信する。
ステップS1426では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS1428では、ワークフロー処理装置200は、プリンタ側で変更した印刷パラメータをワークフロー側承認者が確認する。例えば、印刷パラメータ変更確認画面1500を提示する。図15は、印刷パラメータ変更確認画面1500の表示例を示す説明図である。印刷パラメータ変更確認画面1500には、印刷パラメータ変更結果表示領域1510、承認者所属欄1530、承認者氏名欄1540、承認ボタン1550、キャンセルボタン1560を表示する。そして、印刷パラメータ変更確認画面1500内に、例えば、「プリンターでサンプルプリントが完了しました。変更された印刷パラメータを確認してください。本番プリントを実行する場合は承認ボタンを押してください。承認ボタンを押すと本プリントを開始します。」を表示する。印刷パラメータ変更結果表示領域1510には、印刷パラメータテーブル1520を表示する。印刷パラメータテーブル1520は、設定項目欄1522、内容欄1524、変更欄1526、コスト変動欄1528を有している。設定項目欄1522は、設定項目を表示している。内容欄1524は、内容を表示している。変更欄1526は、変更の有無を表示している。コスト変動欄1528は、コスト変動の有無を表示している。ここでいうコストとは、例えば用紙の単価やトナーなどの画像形成材料の消費量などから算出される本番プリント(サンプルプリントを含めてもよい)に係る原材料費のようなものをいう。設定項目欄1522、内容欄1524は、印刷パラメータテーブル1300の設定項目欄1310、内容欄1320に該当する。変更欄1526は、サンプルプリントによって変更された項目にマークを表示する。コスト変動欄1528は、マークのある項目に変動があった場合にコストが変動することを示している。サンプルプリントによって変更された場合、コスト管理上、重要なチェック項目となるからである。承認者所属欄1530には、ワークフロー側承認者の所属組織を記載し、承認者氏名欄1540には、ワークフロー側承認者の氏名を記載する。ワークフロー処理装置200は、これらの情報を管理(登録)する。承認ボタン1550が押下されると、ステップS1430に進む。
さらに、ステップS1404の時点から、印刷におけるコストの変動が生じたか否かを示すようにしてもよい。そのために、ステップS1404におけるコストを算出して記録しておき、ステップS1426で受信した印刷パラメータで再度コストを算出し、両者を比較してコストが変動したか否かを判断すればよい。なお、コスト算出式は予め定められており、そのコスト算出式の変数に、印刷パラメータテーブル1300内の値を適用すればよい。
ステップS1430では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置100に対して印刷ジョブ保留解除を指示する。
ステップS1432では、印刷制御装置100は、本プリントを開始する。
ステップS1434では、印刷制御装置100は、本プリントを完了する。
ステップS1436では、印刷制御装置100は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。
ステップS1438では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。
<<第2の実施の形態>>
図16は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
印刷制御装置1600は、図16の例に示すように、受付モジュール110、サンプル印刷指示モジュール120、印刷パラメータ変更モジュール130、通知モジュール140、本番印刷指示モジュール150、印刷管理情報特定モジュール1660、印刷管理情報管理モジュール1670、印刷ジョブ保存モジュール1680を有している。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
印刷管理情報特定モジュール1660は、試し刷りに関連する情報と本番印刷に関連する情報とを対応付ける。そのために、例えば、印刷ジョブを本実施の形態で一意に識別するための識別情報を用いてもよい。試し刷りに関連する情報として、少なくとも印刷枚数を含む。本番印刷に関連する情報として、少なくとも印刷枚数を含む。
印刷管理情報管理モジュール1670は、印刷管理情報特定モジュール1660によって対応付けられた試し刷りに関連する情報と本番印刷に関連する情報とを統合する。
印刷ジョブ保存モジュール1680は、試し刷りに関連する情報と本番印刷に関連する情報を記憶する。また、両者の統合された情報を記憶してもよい。
通知モジュール140は、印刷管理情報管理モジュール1670によって統合された試し刷りに関連する情報と本番印刷に関連する情報を、ワークフロー処理装置200に対して通知する。統合された試し刷りに関連する情報と本番印刷に関連する情報は、印刷ジョブ保存モジュール1680内に記憶されていてもよい。
図17は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1702では、ワークフロー処理装置200は、操作者の操作にしたがって本プリントにおける部数を設定する。
ステップS1704では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置1600に対してジョブを送信する。なお、このジョブには、サンプルプリントの指示を含ませる。
ステップS1706では、印刷制御装置1600は、ワークフロー処理装置200からジョブを受信する。
ステップS1708では、印刷制御装置1600は、サンプルプリントの指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS1710へ進み、それ以外の場合はステップS1734へ進む。
ステップS1710では、印刷制御装置1600は、新たなサンプルプリントジョブを生成する。
ステップS1712では、印刷制御装置1600は、ジョブ内にサンプルプリントの指示があるので、サンプルプリントを実行する。部数設定は無視して1部のみプリントする。
ステップS1714では、印刷制御装置1600は、ワークフロー処理装置200に対して印刷ジョブの保留を通知する。
ステップS1716では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリント実施中を登録する。
ステップS1718では、印刷制御装置1600は、サンプルプリントの印刷情報を保存する。例えば、印刷情報テーブル1800を生成し、印刷ジョブ保存モジュール1680に記憶する。図18(a)は、印刷情報テーブル1800のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル1800は、ジョブID欄1802、印刷装置の種類欄1804、用紙のサイズ欄1806、サンプルプリント欄1808、ヤレ欄1810、本プリント欄1812、合計欄1814を有している。ジョブID欄1802は、本実施の形態において、ジョブを一意に識別するための情報(ジョブID:IDentification)を記憶している。印刷装置の種類欄1804は、印刷装置の種類を記憶している。用紙のサイズ欄1806は、用紙のサイズを記憶している。サンプルプリント欄1808は、サンプルプリントにおける印刷枚数を記憶している。ヤレ欄1810は、ヤレ(印刷物を作る過程で、無駄になってしまった用紙)の印刷枚数を記憶している。本プリント欄1812は、本プリントにおける印刷枚数を記憶している。合計欄1814は、印刷枚数の合計(具体的には、サンプルプリント欄1808、ヤレ欄1810、本プリント欄1812の欄の値の合計)を記憶している。サンプルプリントが繰り返される都度に、印刷情報テーブル1800を生成する。
ステップS1720では、印刷制御装置1600のオペレータはプリント結果を目視で確認する。
ステップS1722では、印刷制御装置1600は、サンプルプリント結果がOKとなるまで設定を変えて、ステップS1712、ステップS1720の処理を繰り返し、プリントする。設定として、例えば、拡大縮小率の変更等がある。
ステップS1724では、印刷制御装置1600は、サンプルプリント結果に問題がなければ、サンプルプリント完了ボタンを押下する。
ステップS1726では、印刷制御装置1600は、サンプルプリントの印刷情報を集計する。ステップS1718で生成された印刷情報テーブル1800におけるサンプルプリント欄1808、ヤレ欄1810の値を加算すればよい。
ステップS1728では、印刷制御装置1600は、ワークフロー処理装置200に対して、サンプルプリント完了と変更した印刷パラメータを通知する。
ステップS1730では、ワークフロー処理装置200は、サンプルプリントの完了を登録する。
ステップS1732では、ワークフロー処理装置200は、印刷制御装置1600に対して印刷ジョブ保留解除を指示する。
ステップS1734では、印刷制御装置1600は、本プリントを開始する。
ステップS1736では、印刷制御装置1600は、本プリントを完了する。
ステップS1738では、印刷制御装置1600は、本プリントの印刷情報を保存する。例えば、印刷情報テーブル1820を生成し、印刷ジョブ保存モジュール1680に記憶する。図18(b)は、印刷情報テーブル1820のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル1820は、印刷情報テーブル1800と同等のデータ構造である。
ステップS1740では、印刷制御装置1600は、サンプルプリントの印刷情報と本プリントの印刷情報を統合する。例えば、印刷情報テーブル1840を生成し、印刷ジョブ保存モジュール1680に記憶する。図18(c)は、印刷情報テーブル1840のデータ構造例を示す説明図である。印刷情報テーブル1840は、印刷情報テーブル1800と同等のデータ構造である。印刷情報テーブル1840は、印刷情報テーブル1800と印刷情報テーブル1820を統合したものである。具体的には、1行目に印刷情報テーブル1800、2行目に印刷情報テーブル1820を組み合わせたものである。なお、ジョブIDが同じものを統合する。
ステップS1742では、印刷制御装置1600は、ワークフロー処理装置200に対して、本プリント完了を通知する。この通知内に、印刷情報テーブル1840を含ませる。
ステップS1744では、ワークフロー処理装置200は、本プリントの完了を登録する。ワークフロー処理装置200は、印刷情報テーブル1840も受信し、サンプルプリント、本プリントにおける印刷枚数を管理することができる。この後、サンプルプリント、本プリントにおける印刷枚数をMISに渡すようにしてもよい。
図17の例に示すフローチャートは、図8の例に示すフローチャートに、第2の実施の形態を適用したものであるが、図9又は図14の例に示すフローチャートに適用してもよい。具体的には、図9の例に示すフローチャートでは、ステップS914とステップS918の間にステップS1718を挿入し、ステップS922とステップS924の間にステップS1726を挿入し、ステップS932とステップS934の間にステップS1738とステップS1740を挿入すればよい。図14の例に示すフローチャートでは、ステップS1414とステップS1418の間にステップS1718を挿入し、ステップS1422とステップS1424の間にステップS1726を挿入し、ステップS1434とステップS1436の間にステップS1738とステップS1740を挿入すればよい。
また、ワークフロー処理装置200側に、印刷管理情報特定モジュール1660、印刷管理情報管理モジュール1670、印刷ジョブ保存モジュール1680を備えてもよい。この場合、プリントが完了する都度に、印刷制御装置1600がワークフロー処理装置200に印刷情報を通知し、その印刷情報を用いて、図18の例に示す印刷情報テーブル1800を生成すればよい。
なお、印刷パラメータテーブル1300として、図13の例に示した項目以外の項目を付加してもよい。例えば、印刷画像の出力態様を指定・調整するパラメータとして、画像の配置位置(レジストレーション)、面付け指定パラメータ等を含めるようにしてもよい。そして、サンプルプリントの設定から本プリントの設定に引き継ぐパラメータとして、画質に関するパラメータだけとしてもよいし、他のパラメータを含めるようにしてもよい。
図19を参照して、本実施の形態の印刷制御装置のハードウェア構成例について説明する。図19に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1917と、プリンタ等のデータ出力部1918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、受付モジュール110、サンプル印刷指示モジュール120、印刷パラメータ変更モジュール130、通知モジュール140、本番印刷指示モジュール150、印刷管理情報特定モジュール1660、印刷管理情報管理モジュール1670等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1902は、CPU1901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1903は、CPU1901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1904により相互に接続されている。
ホストバス1904は、ブリッジ1905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1906に接続されている。
キーボード1908、マウス等のポインティングデバイス1909は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1909とディスプレイ1910の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1911は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、印刷ジョブ保存モジュール1680等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ(印刷パラメータテーブル1300等)、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1907、外部バス1906、ブリッジ1905、及びホストバス1904を介して接続されているRAM1903に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1913も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1914は、外部接続機器1915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1914は、インタフェース1907、及び外部バス1906、ブリッジ1905、ホストバス1904等を介してCPU1901等に接続されている。通信部1916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図19に示す印刷制御装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図19に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図19に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…印刷制御装置
110…受付モジュール
120…サンプル印刷指示モジュール
125…カット紙プリンタ制御モジュール
130…印刷パラメータ変更モジュール
140…通知モジュール
150…本番印刷指示モジュール
155…連続紙プリンタ制御モジュール
200…ワークフロー処理装置
210…ユーザーインタフェースモジュール
220…JMF送受信モジュール
222…ジョブ
224…サンプル完了
226…本プリント指示
230…JMF送受信モジュール
240…ユーザーインタフェースモジュール
250…ジョブ管理モジュール
255A…カット紙プリンタ用処理モジュール
255B…連続紙プリンタ用処理モジュール
260…画像生成モジュール
262…RIPモジュール
264…後処理モジュール
290…カット紙プリンタ
295…連続紙プリンタ
500…ユーザー端末
590…通信回線

Claims (7)

  1. カット紙プリンタと連続紙プリンタにそれぞれ接続可能な印刷制御装置であって、
    印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタで実行すべき旨と当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付手段が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成してカット紙プリンタに印刷処理を指示する試し刷り指示手段と、
    前記試し刷り印刷ジョブを生成する場合は、前記印刷ワークフローシステムに対して印刷ジョブを保留した旨を通知する保留通知手段と、
    前記印刷ワークフローシステム又は操作者から印刷ジョブの保留を解除する旨の指示を受け取ると、前記印刷ジョブに含まれている印刷データと、前記試し刷り印刷ジョブにおいて変更された画質パラメータに応じて変更した印刷パラメータを連続紙プリンタに送って本番の印刷ジョブの実行を指示する本番印刷ジョブ指示手段と、
    を備える印刷制御装置。
  2. 前記カット紙プリンタの出力再現特性を前記連続紙プリンタの出力再現特性に合わせた
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 試し刷りの出力態様に、一のページの全体のレイアウトが試し刷りで使用する記録紙上に記録されるよう、縮小処理を施す縮小モードが含まれている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、印刷ジョブに係る出力部数を1とする
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記試し刷り指示手段は、試し刷りとして、印刷ジョブがバリアブルプリントである場合は、その印刷ジョブに含まれている印刷データの1レコードを用いた印刷とする
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  6. 少なくとも印刷枚数を含む試し刷りに関連する情報と少なくとも印刷枚数を含む本番印刷に関連する情報を統合して、前記印刷ワークフローシステムに対して通知する関連情報通知手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  7. カット紙プリンタと連続紙プリンタにそれぞれ接続可能な印刷制御装置であるコンピュータを、
    印刷ワークフローシステムからジョブチケット形式で印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    印刷ジョブを解析した結果、当該印刷ジョブに係る印刷処理を連続紙プリンタで実行すべき旨と当該印刷ジョブに係る試し刷りを実行すべき旨が当該印刷ジョブに含まれている場合は、当該印刷ジョブに含まれている印刷データを用いた試し刷りを実行するよう、受付手段が受け付けた印刷ジョブから新たな試し刷り印刷ジョブを生成してカット紙プリンタに印刷処理を指示する試し刷り指示手段と、
    前記試し刷り印刷ジョブを生成する場合は、前記印刷ワークフローシステムに対して印刷ジョブを保留した旨を通知する保留通知手段と、
    前記印刷ワークフローシステム又は操作者から印刷ジョブの保留を解除する旨の指示を受け取ると、前記印刷ジョブに含まれている印刷データと、前記試し刷り印刷ジョブにおいて変更された画質パラメータに応じて変更した印刷パラメータを連続紙プリンタに送って本番の印刷ジョブの実行を指示する本番印刷ジョブ指示手段
    として機能させるための印刷制御プログラム。
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