JP6664581B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
ネットワークを使用したコンテンツの配信が活発に行われている。近年では、ニュース記事等もネットワークを使用して配信される。
特表2014−525104号公報
コンテンツの配信者は、ユーザが望むコンテンツを優先的に配信したい場合がある。しかし、ユーザの要望を取り入れようにも、多くのユーザの中から本気で要望するユーザを判別するのは困難である。結果として、コンテンツの配信にユーザの意思を反映させるのは困難である。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得部と、前記取得部で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別部と、を備える。
実施形態の一態様によれば、ユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
図1は、実施形態に係る配信システムの動作を示す図である。 図2は、端末装置に表示されるページの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る配信サーバの構成例を示す図である。 図5は、コンテンツ情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。 図6は、投下金額情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。 図7は、集計処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、配信処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、端末装置、又は配信サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.配信システムの動作〕
最初に、本実施形態の情報処理装置の一例である配信サーバ20を備える配信システム1を例に、配信システムの動作を説明する。
図1は、実施形態に係る配信システム1の動作を示す図である。配信システム1は、ユーザが所定のコンテンツ(例えば、選挙に関する記事)に対して、配信の優先度(優先順位)変更のための金銭を投下可能にするシステムである。配信サーバ20は、ユーザが投下した金額に応じてコンテンツを他のコンテンツに優先して配信する。これにより、所定のコンテンツに関し、配信の優先度の変更を真に望むユーザは、所定のコンテンツの配信の優先度を変更できる。例えば、ユーザは、他のユーザに読んでもらいたい記事(例えば、自身が応援する候補の有利となる記事)を他のユーザの目に留まり易くすることができる。
配信システム1は、端末装置10、10、10、10と、配信サーバ20と、を備える。なお、図1の例では、端末装置が4つ示されているが、端末装置は4つより少なくてもよいし、4つより多くてもよい。以下の説明では、端末装置10、10、10、10等を総称して端末装置10と記載することがある。
端末装置10は、例えば、スマートデバイス(スマートフォン、或いはタブレット)、携帯電話、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末である。端末装置10はユーザAが使用する端末であり、端末装置10はユーザBが使用する端末であり、端末装置10はユーザCが使用する端末である。また、端末装置10はユーザDが使用する端末である。ユーザA、ユーザB、ユーザCは、個人であり、ユーザDは企業である。端末装置10は、ネットワークを介して配信サーバ20と通信する。
端末装置10は、配信サーバ20からコンテンツが配置されたページの情報を取得する。ページとは、コンテンツの配置面のことである。具体的には、ページとは、画像(例えば、静止画、動画)、テキスト情報(例えば、ニュース記事)等のコンテンツが配置されたページ単位の情報である。例えば、ページはウェブページである。なお、ページはウェブページに限定されない。例えば、ページは、ユーザインタフェース画面に表示されることを目的として作成されたページ(例えばアプリの画面)であってもよい。この場合、ページは必ずしもネットワークを介して配信されたものでなくてもよい。ページは、端末装置10に予めインストールされた画面(配置面)であってもよい。以下の説明で示される“ページ”の記載は“配置面”に置き換えることが可能である。なお、“ページ”はコンテンツそのものとみなすことが可能である。そのため、以下の説明で示される“ページ”の記載は“コンテンツ”に置き換えることも可能である。
配信サーバ20は、クライアント端末に対して各種サービスを提供するサーバ用ホストコンピュータである。配信サーバ20は、端末装置10にページ情報を配信する。例えば、配信サーバ20は、ポータルサイト、ゲーム情報配信サイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する情報がタイル状に配置されたページを端末装置10に配信する。配信サーバ20は、本実施形態の情報処理装置として機能する。
配信サーバ20は、ページの情報に加えて制御情報を端末装置10に配信する。制御情報は、配信サーバ20が端末装置10の動作(表示)を制御するための情報である。制御情報は、ページ情報とは分離して送信されるプログラムであってもよいし、ページとともに送信されるプログラムであってもよい。例えば、制御情報は、ページに埋め込まれて送信されるプログラムであってもよい。一例として、制御情報は、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語で記載されたプログラムである。勿論、制御情報は、スクリプト言語で記載されたプログラムに限定されない。制御情報は、機械言語或いは中間言語で記載されたプログラムであってもよい。また、制御情報は、ページ情報そのものであってもよい。制御情報は、ページに配置されるコンテンツと、当該コンテンツをページ上の所定の位置に配置する情報と、により構成されるデータであってもよい。例えば、ページが端末装置10に予めインストールされたアプリの画面であるとする。このとき、制御情報は、アプリの画面に配置されるコンテンツと、当該コンテンツを画面の所定の座標位置に配置する旨の命令と、により構成されるデータであってもよい。
配信サーバ20は、ユーザがコンテンツ(例えば、選挙等の記事)に対して金銭を投下できるよう構成されている。例えば、配信サーバ20は、金融機関のサーバ等、金銭の授受を管理するサーバ(以下、金融サーバという。)と連携し、ユーザが配信サーバ20の運営者に対して行った入金を確認可能に構成されている。また、配信サーバ20は、端末装置10から、金銭の投下のための投下通知(以下、金銭投下通知という。)を取得可能に構成されている。金銭投下通知とは、ユーザがコンテンツに対して配信の優先度変更のための金銭を投下する旨の通知である。金銭投下通知には、例えば、ユーザの識別情報と、金銭を投下するコンテンツの識別情報と、投下する金額の情報と、が含まれる。配信サーバ20は、端末装置10から金銭投下通知を取得したら、入金に関する情報を端末装置10に送信する。入金に関する情報は、例えば、入金方法、振込先の情報である。配信サーバ20は、金融サーバ等を介してユーザからの入金が確認できたら、該当のコンテンツに対する金銭投下の処理を行う。
以下、図1を参照しながら、本実施形態の情報処理装置の一例である配信サーバ20を備える配信システム1の動作を説明する。
〔1−1.投下金額の集計及びページの配信〕
配信サーバ20は、端末装置10の1つ(図1の例では端末装置10)から金銭投下通知を取得する。金銭投下通知には、ユーザの識別情報と、ユーザが金銭投下対象として指定したコンテンツ(以下、対象コンテンツという。)の識別情報と、対象コンテンツに対してユーザが投下する金額(以下、投下金額という。)の情報と、が含まれる。例えば、ユーザCが、金銭を投下可能なコンテンツの1つであるコンテンツC1に10000円を投下したとする。この場合、金銭投下通知には、例えば、“ユーザCの識別情報”、“コンテンツC1の識別情報”、“10000円”の3つの情報が含まれる。
なお、対象コンテンツとして指定可能なコンテンツは、例えば、配信サーバ20が配信するページに配置されるコンテンツであって、金銭の投下が可能であるとして配信サーバ20の運営者等により設定されたコンテンツである。以下の説明では、金銭の投下が可能であるとして配信サーバ20の運営者等により設定されたコンテンツのことを設定コンテンツという。設定コンテンツは、例えば、所定の選挙に関する記事である。例えば、所定の選挙は、国会議員選挙等の公的な選挙であってもよいし、タレントのグループ内順位を決める選挙等の私的な選挙であってもよい。なお、選挙の候補者に関する記事(例えば、過去に公約を破っていた等、候補者の過去の行動に関する記事)も所定の選挙に関する記事とみなしてもよい。また、各候補者の公約まとめページを所定の選挙に関する記事とみなすことも可能である。なお、配信サーバ20が配信するページは選挙の特集ページであってもよい。選挙の特集ページには、設定コンテンツ(例えば、スポンサー記事(金銭が投下可能な記事))が混じっていることが明記されていてもよい。
また、配信サーバ20は、図1に示すように、投下金額情報を記憶している。投下金額情報は、設定コンテンツの識別情報と、当該設定コンテンツに対してユーザが投下した金銭の合計金額と、を関連付けた情報である。合計金額は、一人のユーザの投下金額の合計ではなく、多数のユーザの投下金額の合計である。なお、資金力に個人と企業とで差がある。個人の投下金額と企業の投下金額とを同じ重みで合計した場合、合計金額は企業の投下金額に強く影響されたものとなる。そのため、配信サーバ20は、合計金額を、個人が投下した金額の合計と、企業が投下した金額の合計と、に分けて記憶する。以下の説明では、個人が投下した金額(第1の金額)のことを「個人投下金額」といい、企業が投下した金額(第2の金額)のことを「企業投下金額」という。なお、資金力に差があるのは個人と企業との間のみならず、個人と、企業以外の組織(例えば、非営利法人、公共団体等の団体)と、の間も同様である。以下の説明で登場する“企業”は、適宜、“組織”に置き換え可能である。「組織」には、非営利法人等の団体のみならず、企業も含まれる。
配信サーバ20は、金銭投下通知を受け取ると、金銭を投下したユーザが個人か企業か判別する。配信サーバ20は、配信サーバ20の運営者が保持するユーザ情報に基づき、ユーザが個人か企業か判別してもよい。個人から金銭投下通知を受け取った場合(ステップS1)、配信サーバ20は、入金確認後、投下金額を、該当のコンテンツの個人の合計金額に加算する(ステップS2)。例えば、ユーザCがコンテンツC1に10000円を投下したとする。この場合、配信サーバ20は、投下金額情報のコンテンツC1の個人の合計金額100000円に10000を加算して110000円とする。
一方、企業から金銭投下通知を受け取った場合(ステップS3)、配信サーバ20は、入金確認後、投下金額を、該当のコンテンツの企業の合計金額に加算する(ステップS4)。例えば、ユーザDがコンテンツC2に500000円を投下したとする。この場合、配信サーバ20は、投下金額情報のコンテンツC2の企業の合計金額6000000円に500000を加算して6500000円とする。
なお、ユーザによってはコンテンツの優先度を下げたいと望む場合もあり得る。例えば、ユーザによっては、応援している候補の評判を下げる根拠のない記事の配信の優先度を下げたいと強く望む場合もある。そのため、金銭投下通知には、当該投下金額が、コンテンツの優先度を上げるための金額(第3の金額)か優先度を下げるための金額(第4の金額)かを判別するための情報(以下、方向情報という。)が含まれていてもよい。方向情報は、0及び1のいずれかの値をとるフラグであってもよい。例えば、投下金額が、コンテンツの優先度を上げる方向に投下された金額なのであれば、方向情報は“1”、投下金額が、コンテンツの優先度を下げる方向に投下された金額なのであれば、方向情報は“0”であってもよい。ユーザが投下した金額が優先度上昇のための金額の場合、配信サーバ20は、対象コンテンツの合計金額にユーザが投下した金額を加算する。例えば、ユーザCがコンテンツC1の優先度上昇に10000円を投下したとする。この場合、配信サーバ20は、投下金額情報のコンテンツC1の個人の合計金額100000円に10000を加算して110000円とする。一方、ユーザCがコンテンツC2の優先度下降に5000円を投下したとする。この場合、配信サーバ20は、投下金額情報のコンテンツC2の個人の合計金額90000円から5000を減算して85000円とする。
続いて、配信サーバ20は、端末装置10の1つ(図1の例では端末装置10)からページの配信要求を取得する(ステップS5)。配信サーバ20は、投下金額情報に記録されている合計金額に基づいて、他のコンテンツに優先してページに配置するコンテンツを判別する(ステップS6)。例えば、設定コンテンツが選挙に関する記事なのであれば、配信サーバ20は、選挙に関する他の記事に優先してページに配置する記事を判別する。勿論、設定コンテンツは選挙に関する記事に限定されない。
例えば、配信サーバ20が、図1に示すページP1の配信要求を端末装置10から取得したとする。ページP1は、例えば、検索結果を表示するページであり、設定コンテンツの1つを表示するため表示領域D1が所定の位置(例えば、最上位の検索結果の上部)に用意されている。配信サーバ20は、投下金額情報に記録されている合計金額に基づいて、表示領域D1に表示するコンテンツを判別する。
このとき、配信サーバ20は、個人投下金額と企業投下金額のいずれか一方の合計金額に基づいて、他のコンテンツに優先してページP1の表示領域D1に配置するコンテンツを判別してもよい。例えば、ページP1の配信要求が、個人ユーザが操作する端末装置10から来た場合、配信サーバ20は、個人投下金額の合計が最も高いコンテンツ(図1の例であれば、コンテンツC1)を表示領域D1に配置するコンテンツと判別する。同様に、ページP1の配信要求が企業内のユーザが操作する端末装置10から来た場合、配信サーバ20は、企業投下金額の合計が最も高いコンテンツ(図1の例であれば、コンテンツC1)を表示領域D1に配置するコンテンツと判別する。なお、判別に使用する合計金額は、コンテンツの優先度を上げるための金額(第3の金額)の合計からコンテンツの優先度を下げるための金額(第4の金額)の合計金額を減算した値であってもよい。
また、配信サーバ20は、個人投下金額と企業投下金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先してページP1の表示領域D1に配置するコンテンツを判別してもよい。例えば、配信サーバ20は、個人投下金額の合計と企業投下金額の合計とを所定の重みで重み付け加算した値に基づいて表示領域D1に配置するコンテンツを判別してもよい。このとき、個人投下金額の合計に付与する重みが、企業投下金額の合計に付与する重みより大きくてもよい。例えば、個人投下金額の合計に付与する重みが0.9で、企業投下金額の合計に付与する重みが0.1であってもよい。勿論、重みはこれとは異なっていてもよい。なお、判別に使用する合計金額は、コンテンツの優先度を上げるための金額(第3の金額)の合計からコンテンツの優先度を下げるための金額(第4の金額)の合計金額を減算した値であってもよい。
配信サーバ20は、判別したコンテンツを所定の位置に配置したページを生成する。例えば、配信サーバ20は、コンテンツC1を表示領域D1に配置したページP1を生成する。コンテンツC1は記事内容(テキスト情報及び画像)であってもよいし、記事へのリンクであってもよい。コンテンツC1は記事内容の概要(或いはタイトル)とリンクとから構成されていてもよい。そして、配信サーバ20は、端末装置10に対し、端末装置10の画面にページP1を表示するための制御情報(例えば、ページ情報)を配信する(ステップS7)。端末装置10は、ページP1の配信を受け、表示領域D1にコンテンツC1が配置されたページP1を表示する。
なお、ページP1には設定コンテンツのうちの1つが配置されたが、配信サーバ20が配信するページには設定コンテンツが複数配置されていてもよい。以下、設定コンテンツが複数配置されたページの配信動作について説明する。
まず、配信サーバ20は、端末装置10の1つ(図1の例では端末装置10)からページの配信要求を取得する(ステップS8)。配信サーバ20は、投下金額情報に記録されている合計金額に基づいて、他のコンテンツに優先してページに配置するコンテンツを判別する(ステップS9)。
図2は、端末装置10に表示されるページの一例を示す図である。例えば、配信サーバ20が、図2に示すページP2の配信要求を端末装置10から取得したとする。ページP2は、例えば、ポータルサイトのページであり、複数の設定コンテンツを表示するため表示領域D2が用意されている。配信サーバ20は、投下金額情報に記録されている合計金額に基づいて、表示領域D2に表示するコンテンツを判別する。
例えば、配信サーバ20は、投下金額の合計に基づいて、複数の設定コンテンツの順位を判別する。このとき、配信サーバ20は、個人投下金額と企業投下金額のいずれか一方の合計金額に基づいて、設定コンテンツの優先順位を判別してもよい。例えば、ページP1の配信要求が、個人ユーザが操作する端末装置10から来た場合、配信サーバ20は、個人投下金額の合計が高い順に設定コンテンツの順位を決定する。図1の例であれば、コンテンツC1が1位であり、コンテンツC2が2位であり、コンテンツC3が3位である。なお、判別に使用する合計金額は、コンテンツの優先度を上げるための金額(第3の金額)の合計からコンテンツの優先度を下げるための金額(第4の金額)の合計金額を減算した値であってもよい。
また、配信サーバ20は、個人投下金額と企業投下金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、設定コンテンツの優先順位を判別してもよい。例えば、配信サーバ20は、個人投下金額の合計と企業投下金額の合計とを所定の重みで重み付け加算した値に基づいて表示領域D1に配置するコンテンツを判別してもよい。このとき、個人投下金額の合計に付与する重みが、企業投下金額の合計に付与する重みより大きくてもよい。なお、判別に使用する合計金額は、コンテンツの優先度を上げるための金額(第3の金額)の合計からコンテンツの優先度を下げるための金額(第4の金額)の合計金額を減算した値であってもよい。なお、優先順位の判別に使用する情報は金額以外の情報が含まれていてもよい。例えば、配信サーバ20は、(Conversion Rate)等、コンテンツの質を表す指標と、投下金額とを掛け合わせたスコアに基づいて、設定コンテンツの優先順位を判別してもよい。コンテンツの質を表す指標は、設定コンテンツが選択可能(クリック可能)な記事なのであれば、ページが開かれた回数に対する記事が選択された件数の率であってもよい。
配信サーバ20は、順位が判別された複数のコンテンツが、判別された順位の順に並んだページを生成する。例えば、コンテンツC1が1位、コンテンツC2が2位、コンテンツC3が3位、コンテンツC4が4位と判別されたとする。このとき、配信サーバ20は、図2に示すように、コンテンツC1〜C4が表示領域D2に順位の順に並んだページP2を生成する。コンテンツC1〜C4は記事内容(テキスト情報及び画像)であってもよいし、記事へのリンクであってもよい。コンテンツC1〜C4は記事内容の概要(或いは記事のタイトル)とリンクとから構成されていてもよい。図2の例では、コンテンツC1〜C4は、記事のタイトルとリンクとから構成されている。図2の例の場合、1位のコンテンツC1が最もユーザにクリックされやすいと思われる。そのため、1位のコンテンツC1は2位以下のコンテンツC2〜C4に優先して配置されたことになる。なお、順位がユーザに分かりやすくなるように、コンテンツC1〜C4には順位の情報が付されていてもよい。そして、配信サーバ20は、端末装置10に対し、端末装置10の画面にページP2を表示するための制御情報(例えば、ページ情報)を配信する(ステップS10)。端末装置10は、ページP2の配信を受け、表示領域D2にコンテンツC1〜C4が配置されたページP2を表示する。
〔1−2.補助情報の送信〕
なお、ユーザは、どの設定コンテンツに優先度変更のための金銭を投下したら効果的か判断材料を得たい場合がある。配信サーバ20は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断できるよう補助情報を送信する。補助情報は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断するのを補助する情報である。補助情報は、例えば、ユーザが指定する指定コンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額(以下、単に「必要金額」という。)の情報である。以下、配信サーバ20の補助情報の配信動作を説明する。
配信サーバ20は、端末装置10の1つ(図1の例では端末装置10)から補助情報の配信要求を取得する(ステップS11)。例えば、補助情報が、指定コンテンツの順位を上位の順位に変更するための必要金額なのであれば、配信サーバ20は、配信要求として、指定コンテンツの識別情報と、変更後の順位の情報を取得する。例えば、ユーザCが現在2位のコンテンツC2の順位を1位に変更したいと望んだとする。このとき、配信サーバ20は、端末装置10から“コンテンツC2の識別情報”と、“1位”の情報を取得する。また、ユーザCが現在3位のコンテンツC3の順位を1位に変更したいと望んだとする。このとき、配信サーバ20は、端末装置10から“コンテンツC3の識別情報”と、“1位”の情報を取得する。
続いて、配信サーバ20は、端末装置10に送信する補助情報を生成する(ステップS12)。例えば、配信サーバ20は、指定コンテンツをユーザが望む順位に変更するのに必要な金額を投下金額情報に基づいて算出する。このとき、配信サーバ20は、補助情報を要求したユーザが個人か企業かで補助情報の内容を変更してもよい。例えば、配信サーバ20が、ユーザCから、現在2位のコンテンツC2の順位を1位に変更するのに必要な金額の情報を要求されたとする。ユーザCは個人であるので、配信サーバ20は、投下金額情報から、コンテンツC2の個人の合計金額の情報(“90000円”)と現在1位のコンテンツC1の合計金額の情報(“100000円”)とを取得する。そして、配信サーバ20は、コンテンツC2の個人の合計金額とコンテンツC1の個人の合計金額との差額“10000円”を補助情報として生成する。
また、配信サーバ20が、ユーザDから、現在3位のコンテンツC3の順位を1位に変更するのに必要な金額の情報を要求されたとする。ユーザDは企業であるので、配信サーバ20は、投下金額情報から、コンテンツC3の企業の合計金額の情報(“5000000円”)と現在1位であるコンテンツC1の企業の合計金額の情報(“7000000円”)とを取得する。そして、配信サーバ20は、コンテンツC3の企業の合計金額とコンテンツC1の企業の合計金額との差額“2000000円”を補助情報として生成する。
そして、配信サーバ20は、端末装置10に生成した補助情報を送信する(ステップS13)。例えば、配信サーバ20は、“10000円”等の情報を端末装置10に送信する。
本実施形態によれば、配信サーバ20が、ユーザの投下金額に基づいて他のコンテンツに優先してページに配置するコンテンツを判別しているので、真に優先度の変更を望むユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断できるよう補助情報を送信している。ユーザは、どの設定コンテンツに金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
〔2.配信システムの構成例〕
以上、本実施形態の情報処理装置の一例である配信サーバ20を備える配信システム1を例に、本実施形態の配信システムの動作を述べたが、以下、本実施形態の配信システムの構成を説明する。上述したように、配信システム1は、端末装置10と、配信サーバ20と、を備える。端末装置10、及び配信サーバ20は、ネットワークを介して接続される。ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、電話網(携帯電話網、固定電話網等)、地域IP(Internet Protocol)網、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークには、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
図3は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。端末装置10は、ユーザがページの閲覧に使用する情報表示装置(情報処理装置)である。端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話等の通信端末である。通信機能を備えるのであれば、端末装置10は、パーソナルコンピュータ(ノートPC、デスクトップPC)、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理端末であってもよい。この場合、情報処理端末も通信端末の一種である。端末装置10は、ネットワークを介して配信サーバ20と接続する。端末装置10は、図3に示すように、通信部11と、入力部12と、記憶部13と、出力部14と、制御部15と、を備える。なお、図3に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
通信部11は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部11は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等のLANインタフェースであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部11は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部11は、端末装置10の通信手段として機能する。通信部11は、制御部15の制御に従って配信サーバ20と通信する。
入力部12は、外部から各種入力を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等、ユーザが各種操作を行うための操作装置である。入力部12は、端末装置10の入力手段として機能する。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、タッチパネルも入力部12に含まれる。この場合、ユーザは、指やスタイラスで画面をタッチすることにより各種操作を行う。
記憶部13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部13は、端末装置10の記憶手段として機能する。記憶部13は、ウェブブラウザ等のアプリケーションソフトのデータが格納されている。ユーザはアプリケーションソフトを介して配信サーバ20と通信する。
出力部14は、音、光、振動、画像等、外部に各種出力を行う装置である。出力部14は、端末装置10の出力手段として機能する。出力部14は、各種情報を表示する表示装置を備える。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、表示装置は入力部12と一体であってもよい。出力部14は、制御部15の制御に従って、画面に画像を表示する。
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
〔4.配信サーバの構成例〕
次に、配信サーバ20の構成について詳細に説明する。配信サーバ20は、端末装置10等のクライアントコンピュータからの要求を処理するサーバ用ホストコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)である。配信サーバ20は、PCサーバであってもよいし、ミッドレンジサーバであってもよいし、メインフレームサーバであってもよい。また、配信サーバ20は、1つのサーバにより構成されていてもよいし、協働して処理を実行する複数のサーバにより構成されていてもよい。配信サーバ20が複数のサーバで構成される場合、これらサーバの設置場所は離れていてもよい。設置場所が離れていたとしても、協働して処理を実行するのであれば、これらサーバは1つの配信サーバとみなすことができる。
図4は、実施形態に係る配信サーバ20の構成例を示す図である。配信サーバ20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備える。なお、図4に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
通信部21は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部21は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部21は、NIC等のLANインタフェースであってもよいし、USBホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部21は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部21は、配信サーバ20の通信手段として機能する。通信部21は、制御部23の制御に従って端末装置10と通信する。
記憶部22は、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部22は、配信サーバ20の記憶手段として機能する。記憶部22は、コンテンツ情報データベース221、投下金額情報データベース222を記憶する。
コンテンツ情報データベース221は、金銭の投下の対象となるコンテンツの情報を記憶するデータベースである。図5は、コンテンツ情報データベース221に格納される情報の一例を示す図である。図5に示した例では、コンテンツ情報データベース221は、コンテンツ、解析内容等の項目を有している。
「コンテンツ」は、金銭の投下が可能であるとして配信サーバ20の運営者等により設定されたコンテンツ(設定コンテンツ)を示す。なお、図5に示す例では、「コンテンツ」には「C1」〜「C4」といった概念的な情報が格納されているが、「コンテンツ」の項目に格納される情報は、画像、テキストデータ等、コンテンツのデータそのものが格納されていてもよい。勿論、「コンテンツ」の項目に格納される情報は、コンテンツの識別情報であってもよい。
「解析内容」は、「コンテンツ」で示されるコンテンツの解析結果を示す。例えば、「コンテンツ」で示されるコンテンツが選挙に関する記事であるとする。この場合、解析内容には、例えば、該当の記事がどの候補を応援する内容かが格納される。図5の例では、「解析内容」の項目には“候補X応援”、“候補Y応援”、“候補Z応援”等の内容が格納されている。なお、該当の記事がどの候補を応援する内容でもない場合、「解析内容」の項目には“中立”が格納されてもよい。コンテンツの解析は、配信サーバ20が行ってもよいし、他のサーバが行ってもよい。コンテンツの解析は、人が行ってもよい。
投下金額情報データベース222は、コンテンツ別の投下金額の合計を示す。図6は、投下金額情報データベース222に格納される情報の一例を示す図である。図6に示した例では、コンテンツ情報データベース221は、コンテンツ、合計金額(個人)、合計金額(企業)額等の項目を有している。
「コンテンツ」は、金銭の投下ができるよう配信サーバ20の運営者等により設定されたコンテンツ(設定コンテンツ)を示す。「コンテンツ」の項目に格納される情報は、例えば、コンテンツの識別情報である。
「合計金額(個人)」は、「コンテンツ」で特定されるコンテンツに対して個人ユーザが投下した金銭の合計金額である。「合計金額(企業)」は、「コンテンツ」で特定されるコンテンツに対して企業が投下した金銭の合計金額である。
図4に戻り、制御部23は、コントローラであり、例えば、CPU、MPU等のプロセッサによって、配信サーバ20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
制御部23は、図4に示すように、取得部231と、判別部232と、生成部233と、配信部234と、送信部235と、を備える。制御部23を構成するブロック(取得部231〜送信部235)はそれぞれ制御部23の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、制御部23は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
取得部231は、コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する。例えば、取得部231は、配置面に配置される記事に対してユーザが投下した金額を取得する。このとき、取得部231は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得してもよい。また、取得部231は、所定の選挙に関するサイトに対してユーザが投下した金額を取得してもよい。
また、取得部231は、配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得する。また、取得部231は、コンテンツの配置面への配置の優先度を上げるための第3の金額と配置の優先度を下げるための第4の金額とをそれぞれ取得する。
判別部232は、取得部231で取得した金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別する。例えば、判別部232は、取得部231が取得した金額に基づいて他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する。また、判別部232は、取得部231が取得した金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別してもよい。また、判別部232は、取得部231が取得した金額に基づいて選挙に関する他のサイトに優先して配置面にリンクを配置するサイトを判別する。
なお、判別部232は、取得部231で取得した金額に基づいて、複数のコンテンツの順位を判別してもよい。また、判別部232は、取得部231で取得した金額に基づいて、複数のコンテンツの中から配置面の所定の位置に配置するコンテンツを判別してもよい。
また、判別部232は、第1の金額と第2の金額のいずれか一方の金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別してもよい。また、判別部232は、第1の金額と第2の金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別してもよい。また、判別部232は、第3の金額及び第4の金額により算出される金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別してもよい。
また、判別部232は、取得部231で取得した金額に基づいて、配置面へのコンテンツの出現頻度を判別してもよい。
生成部233は、判別部232で判別されたコンテンツが配置された配置面を端末装置10の画面に出力するための制御情報を生成する。また、生成部233は、複数のコンテンツが判別部232で判別された順位の順に並んだ配置面を端末装置10の画面に出力するための制御情報を生成する。
配信部234は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別部232で判別されたコンテンツが配置された配置面を端末装置10の画面に表示する処理を実行させるよう端末装置10を制御する。配信部234は、端末装置10に制御情報を配信することで、複数のコンテンツが判別部232で判別された順位の順に並んだ配置面を端末装置10の画面に表示する処理を実行させるよう端末装置10を制御する。また、配信部234は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別部232が判別したコンテンツが所定の位置に配置された配置面を端末装置10の画面に表示する処理を実行させるよう端末装置10を制御する。配信部234は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別部232で出現頻度を判別したコンテンツが当該出現頻度で出現するよう、表示されるコンテンツが切り替わる配置面を端末装置10の画面に表示する処理を実行させるよう端末装置10を制御する。
送信部235は、コンテンツに関する情報を送信する。例えば、送信部235は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断するのを補助する補助情報を端末装置10に送信する。例えば、配信部234は、所定のコンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額の情報を端末装置に送信する。また、配信部234は、選挙に関する記事の所定の選挙への影響度を示す情報を端末装置10に送信する。また、配信部234は、選挙に関する記事がどの候補を推している記事かを判別するための情報を端末装置10に送信する。また、配信部234は、所定の候補の当選或いは落選に影響がある記事を判別するための情報を端末装置10に送信する。また、配信部234は、所定の選挙へ影響があるサイトの情報を端末装置10に送信する。
〔5.配信サーバの処理フロー〕
次に、配信サーバ20が実行する処理の手順について説明する。配信サーバ20は集計処理と配信処理を実行する。配信サーバ20はマルチタスクOSを備え、これらの処理を並行して実行可能である。
〔5−1.集計処理〕
図7は、集計処理の一例を示すフローチャートである。集計処理は、ユーザがコンテンツに対して投下した金額を集計する処理である。配信サーバ20は、電源が投入されると、集計処理を開始する。
まず、配信サーバ20は、ユーザから設定コンテンツのいずれかのコンテンツに対して金銭が投下されたか判別する(ステップS11)。具体的には、配信サーバ20は、対象コンテンツの識別情報と、対象コンテンツに対する投下金額の情報と、が含まれる金銭投下通知を、ユーザが操作する端末装置10から取得したか判別する。金銭が投下されていない場合(ステップS11:No)、配信サーバ20は、金銭が投下されるまでステップS11の処理を繰り返す。
金銭が投下された場合(ステップS11:Yes)、配信サーバ20は、金銭を投下したのは個人か判別する(ステップS12)。金銭を投下したのが個人でない場合(ステップS12:No)、すなわち、金銭を投下したのが企業の場合、配信サーバ20は、ステップS16に処理を進める。
金銭を投下したのが個人の場合(ステップS12:Yes)、配信サーバ20は、ユーザが、コンテンツの配信の優先順位(優先度)上昇に金銭を投下したか判別する(ステップS13)。優先順位の上昇に金銭が投下された場合(ステップS13:Yes)、配信サーバ20は、対象コンテンツの個人の合計金額に投下金額を加算する(ステップS14)。一方、優先順位の上昇に金銭が投下されていない場合(ステップS13:No)、すなわち、優先順位の下降に金銭が投下された場合、配信サーバ20は、対象コンテンツの個人の合計金額から投下金額を減算する(ステップS15)。加算或いは減算が完了したら、配信サーバ20は、ステップS11に戻り、新たに金銭が投下されるのを待機する。
ステップS12に戻り、金銭を投下したのが企業の場合(ステップS12:No)、配信サーバ20は、ユーザが、コンテンツの配信の優先順位(優先度)上昇に金銭を投下したか判別する(ステップS16)。優先順位の上昇に金銭が投下された場合(ステップS16:Yes)、配信サーバ20は、対象コンテンツの企業の合計金額に投下金額を加算する(ステップS17)。一方、優先順位の上昇に金銭が投下されていない場合(ステップS16:No)、すなわち、優先順位の下降に金銭が投下された場合、配信サーバ20は、対象コンテンツの企業の合計金額から投下金額を減算する(ステップS18)。加算或いは減算が完了したら、配信サーバ20は、ステップS11に戻り、新たに金銭が投下されるのを待機する。
〔5−2.配信処理〕
次に、配信処理について説明する。図8は、配信処理の一例を示すフローチャートである。配信処理は、端末装置10に対して情報(例えば、補助情報、ページ情報)を配信する処理である。配信サーバ20は、電源が投入されると、配信処理を開始する。
まず、配信サーバ20は、端末装置10からの情報のリクエスト(配信要求)を受信したか判別する(ステップS21)。リクエストを受信していない場合(ステップS21:No)、配信サーバ20は、再度ステップS21を実行する。
リクエストを受信した場合(ステップS21:Yes)、配信サーバ20は、リクエストが補助情報の配信要求か判別する(ステップS22)。リクエストが補助情報の配信要求でない場合(ステップS22:No)、すなわち、リクエストがページ情報の配信要求の場合、配信サーバ20は、ステップS25に処理を進める。
リクエストが補助情報の配信要求の場合(ステップS22:Yes)、配信サーバ20は、端末装置10に送信する補助情報を生成する(ステップS23)。例えば、配信サーバ20は、指定コンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額の情報を補助情報として生成する。補助情報の生成が完了したら、配信サーバ20は、端末装置10に補助情報を送信する(ステップS24)。
ステップS22に戻り、リクエストがページ情報の配信要求でない場合(ステップS22:No)、配信サーバ20は、記憶部22の投下金額情報データベース222から投下金額情報を取得する(ステップS25)。そして、配信サーバ20は、投下金額情報に基づいて、ページに配置するコンテンツを判別する(ステップS26)。例えば、配信サーバ20は、投下金額情報に記録されている合計金額が最も高いコンテンツをページに配置するコンテンツとして判別する。或いは、配信サーバ20は、合計金額が高い順に複数のコンテンツをページに配置するコンテンツとして判別する。
そして、配信サーバ20は、ステップS26で判別したコンテンツを配置したページを生成する(ステップS27)。ステップS26で複数のコンテンツをページに配置するコンテンツとして判別したのであれば、配信サーバ20は、複数のコンテンツを順位の順に並べてもよい。そして、配信サーバ20は、生成したページを端末装置10に送信する(ステップS28)。送信が完了したら、配信サーバ20は、ステップS21に戻り、新たなリクエストを待機する。
〔6.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、配信サーバ20は、指定コンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額の情報を補助情報として送信した。しかし、補助情報は必要金額の情報に限られない。例えば、設定コンテンツが、所定の選挙に関する記事なのであれば、配信サーバ20は、当該選挙への影響度を示す情報を補助情報として端末装置10に配信してもよい。影響度は、例えば、1、2、3等の数値であってもよいし、A、B、C等のランクであってもよい。影響度は記事の著者や配信元(例えば、新聞社)等の情報(例えば、著者や配信元の情報の発信力を基にしたランク)に基づいて配信サーバ20が判別してもよい。勿論、配信サーバ20以外の装置が影響度を判別してもよいし、人が影響度を判別してもよい。
また、配信サーバ20は、設定コンテンツとした記事がどの候補を推している記事かを判別するための情報を補助情報として端末装置10に送信してもよい。例えば、配信サーバ20は、“候補X応援”、“候補Y応援”、“候補Z応援”、“中立”等、記事の解析情報を補助情報として送信してもよい。記事の解析は、配信サーバ20が行ってもよいし、他の装置が行ってもよい。勿論、コンテンツの解析は、人が行ってもよい。
また、配信サーバ20は、設定コンテンツとした記事のうち、所定の候補の当選或いは落選に影響がある記事はどれかを判別するための情報を補助情報として端末装置10に送信してもよい。記事の解析は、配信サーバ20等の装置が行ってもよいし、人が行ってもよい。
また、上述の実施形態では、配信サーバ20は、投下金額に基づいてページに配置するコンテンツを判別した。しかし、ページの所定位置に表示されたコンテンツを他のコンテンツに切り替え可能なのであれば、配信サーバ20は、投下金額に基づいて、コンテンツの出現頻度を変更してもよい。例えば、配信サーバ20は、投下金額に基づいて、ページへのコンテンツの出現頻度を判別する。例えば、配信サーバ20は、複数の設定コンテンツの投下金額の総額に占める対象コンテンツの投下金額の割合に基づいて出現頻度を判別する。出現頻度は、例えば、30%である。そして、配信サーバ20は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別した出現頻度で対象コンテンツがページに出現するよう、表示コンテンツを切り替える。例えば、判別した出現頻度が30%なのであれば、配信サーバ20は、時間にして30%の割合で対象コンテンツがページに出現するよう表示コンテンツを切り替える。
また、上述の実施形態では、設定コンテンツとして選挙に関する記事を例示したが、設定コンテンツとして選挙に関する記事に限定されない。コンテンツは、選挙以外の記事であってもよい。また、設定コンテンツは記事に限定されない。例えば、設定コンテンツは、映画、音楽、ゲーム等であってもよい。
また、設定コンテンツは、選挙に関する記事等を配信するサイト(例えば、新聞社のサイト等のニュース記事配信サイト)であってもよい。そして、配信サーバ20は、サイトへのリンクが配置されたページを端末装置10に配信してもよい。このとき、配信サーバ20は、サイトに対してユーザが投下した金額を取得するよう構成されていてもよい。そして、配信サーバ20は、投下金額に基づいて他のサイトのリンクに優先してページにリンクを配置するサイトを判別してもよい。この場合、配信サーバ20は、所定の選挙へ影響があるサイトの情報を端末装置10に送信してもよい。
なお、設定コンテンツそれぞれには、金銭が投下可能な期間が設けられていてもよい。配信サーバ20は、金銭が投下可能な期間の情報を端末装置10に送信してもよい。
また、上述の実施形態では、配信サーバ20は、個人と企業とに分けて投下金額を集計していたが、投下金額は個人と企業とに分かれていなくてもよい。また、配信サーバ20は、個人の投下金額のみ集計してもよいし、企業の投下金額のみ集計してもよい。
また、個人或いは組織(企業を含む。)により投下された金銭は、複数の者(以下、被分配者という。)で分配してもよい。例えば、個人或いは組織により投下された金銭は、コンテンツ配信業者、コンテンツ作成業者、コンテンツに関連する人物や個人のいずれか又は複数でレベニューシェアしても良い。分配に関する処理は、配信サーバ20が実行してもよい。例えば、配信サーバ20は、被分配者それぞれに割り当てられた分配割合の情報を記憶する。そして、配信サーバ20は、分配割合に基づいて被分配者に分配する金額を算出するとともに、被分配者への金銭の分配処理(例えば、金融サーバを介した金銭の振込処理)を行う。
本実施形態の端末装置10、或いは配信サーバ20を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムによって実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。制御装置は、端末装置10、或いは配信サーバ20の外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)であってもよいし、内部の装置(例えば、制御部15、23)であってもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.ハードウェア構成〕
実施形態及び変形例に係る端末装置10、及び配信サーバ20は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によっても実現可能である。図9は、端末装置10、又は配信サーバ20の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インタフェース(I/F)1500、入出力インタフェース(I/F)1600、及びメディアインタフェース(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インタフェース1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インタフェース1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインタフェース1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインタフェース1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10、或いは配信サーバ20として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部15、23を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.効果〕
本実施形態によれば、配信サーバ20は、コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する。そして、配信サーバ20は、取得した金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別する。これにより、配信サーバ20は、真に優先度の変更を望むユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、画面に情報を表示する端末装置10に制御情報を配信する。配信サーバ20は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別されたコンテンツが配置された配置面を画面に表示する。これにより、配信サーバ20は、真に優先度の変更を望むユーザの意思に沿ったコンテンツを配信できる。
また、配信サーバ20は、金額に基づいて、複数のコンテンツの順位を判別する。配信サーバ20は、端末装置10に制御情報を配信することで、複数のコンテンツが、判別された順位の順に並んだ配置面を画面に表示する。これにより、配信サーバ20は、ユーザの意思に沿った順位で並んだコンテンツを配信できる。
また、配信サーバ20は、金額に基づいて、複数のコンテンツの中から配置面の所定の位置に配置するコンテンツを判別する。配信サーバ20は、端末装置10に制御情報を配信することで、判別したコンテンツが所定の位置に配置された配置面を画面に表示する。これにより、配信サーバ20は、配信が最も強く望まれるコンテンツを配信できる。
また、配信サーバ20は、金額に基づいて、配置面へのコンテンツの出現頻度を判別する。配信サーバ20は、端末装置10に制御情報を配信することで、出現頻度を判別したコンテンツが出現頻度で出現するよう、表示されるコンテンツが切り替わる配置面を画面に表示する。これにより、配信サーバ20は、配信が強く望まれるコンテンツの表示頻度を多くできる。
また、配信サーバ20は、配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得する。配信サーバ20は、第1の金額と第2の金額のいずれか一方の金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別する。これにより、配信サーバ20は、よりユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得する。配信サーバ20は、第1の金額と第2の金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別する。これにより、配信サーバ20は、よりユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、コンテンツの配置面への配置の優先度を上げるための第3の金額と配置の優先度を下げるための第4の金額とをそれぞれ取得する。配信サーバ20は、第3の金額及び第4の金額により算出される金額に基づいて、他のコンテンツに優先して配置面に配置するコンテンツを判別する。これにより、配信サーバ20は、よりユーザの意思に沿ったコンテンツの配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、配置面に配置される記事に対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、取得した金額に基づいて他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する。これにより、配信サーバ20は、真に優先度の変更を望むユーザの意思に沿った記事の配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、取得した金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する。これにより、配信サーバ20は、真に優先度の変更を望むユーザの意思に沿った記事の配信を可能とすることができる。
また、配信サーバ20は、コンテンツに関する情報を送信する。例えば、配信サーバ20は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断するのを補助する補助情報を送信する。これにより、ユーザは、どの設定コンテンツに金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
また、配信サーバ20は、コンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額の情報を送信する。これにより、ユーザは、どの設定コンテンツに金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
また、配信サーバ20は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、取得した金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する配信サーバ20は、記事の所定の選挙への影響度を示す情報を送信する。これにより、ユーザは、どの記事に金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
また、配信サーバ20は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、取得した金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する。配信サーバ20は、記事がどの候補を推している記事かを判別するための情報を送信する。これにより、ユーザは、どの記事に金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
また、配信サーバ20は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して配置面に配置する記事を判別する。配信サーバ20は、所定の候補の当選或いは落選に影響がある記事を判別するための情報を送信する。これにより、ユーザは、どの記事に金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
また、配信サーバ20は、所定のサイトに対してユーザが投下した金額を取得する。配信サーバ20は、取得した金額に基づいて他のサイトのリンクに優先して配置面にリンクを配置するサイトを判別する。配信サーバ20は、所定の選挙へ影響があるサイトの情報を送信する。これにより、ユーザは、どのサイトに金銭を投下したら効果的か、容易に判断できる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、判別部は、判別手段や判別回路に読み替えることができる。
1…配信システム
10、10、10、10、10…端末装置
11、21…通信部
12…入力部
13、22…記憶部
14…出力部
15、23…制御部
20…配信サーバ
221…コンテンツ情報データベース
222…投下金額情報データベース
231…取得部
232…判別部
233…生成部
234…配信部
235…送信部
C1、C2、C3、C4…コンテンツ
P1、P2…ページ

Claims (19)

  1. コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別部と、を備え、
    前記取得部は、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と組織が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別部は、前記第1の金額と前記第2の金額のいずれか一方の金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別部と、を備え、
    前記取得部は、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別部は、前記第1の金額と前記第2の金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 画面に情報を表示する端末装置に制御情報を配信する配信部、をさらに備え、
    前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
    前記判別部で判別されたコンテンツが配置された前記配置面を前記画面に表示する、
    処理を実行させるよう前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判別部は、前記金額に基づいて、複数のコンテンツの順位を判別し、
    前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
    前記複数のコンテンツが前記判別部で判別された順位の順に並んだ前記配置面を前記画面に表示する、
    処理を実行させるよう前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記判別部は、前記金額に基づいて、複数のコンテンツの中から前記配置面の所定の位置に配置するコンテンツを判別し、
    前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
    前記判別部が判別したコンテンツが前記所定の位置に配置された前記配置面を前記画面に表示する、
    処理を実行させるよう前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、コンテンツの前記配置面への配置の優先度を上げるための第3の金額と配置の優先度を下げるための第4の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別部は、前記第3の金額及び前記第4の金額により算出される金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする請求項3〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、前記配置面に配置される記事に対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて他の記事に優先して前記配置面に配置する記事を判別する、
    ことを特徴とする請求項3〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して前記配置面に配置する記事を判別する、
    ことを特徴とする請求項3〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記コンテンツに関する情報を送信する送信部、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記送信部は、ユーザが金銭を投下するコンテンツを判断するのを補助する補助情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記送信部は、コンテンツの順位を上位の順位に変更するために必要な金額の情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得部は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して前記配置面に配置する記事を判別し、
    前記送信部は、前記記事の前記所定の選挙への影響度を示す情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記取得部は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して前記配置面に配置する記事を判別し、
    前記送信部は、前記記事がどの候補を推している記事かを判別するための情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記取得部は、所定の選挙に関する記事に対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて選挙に関する他の記事に優先して前記配置面に配置する記事を判別し、
    前記送信部は、所定の候補の当選或いは落選に影響がある記事を判別するための情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、所定のサイトに対してユーザが投下した金額を取得し、
    前記判別部は、前記取得部が取得した前記金額に基づいて他のサイトのリンクに優先して前記配置面にリンクを配置するサイトを判別し、
    前記送信部は、所定の選挙へ影響があるサイトの情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別工程と、を含み、
    前記取得工程では、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と組織が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別工程では、前記第1の金額と前記第2の金額のいずれか一方の金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  17. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別工程と、を含み、
    前記取得工程では、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別工程では、前記第1の金額と前記第2の金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  18. コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記取得手順では、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と組織が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別手順では、前記第1の金額と前記第2の金額のいずれか一方の金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  19. コンテンツの配置面に配置されるコンテンツに対してユーザが投下した金額を取得する取得手順と、
    前記取得手順で取得した前記金額に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する判別手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記取得手順では、前記配置面に配置されるコンテンツに対して個人が投下した第1の金額と企業が投下した第2の金額とをそれぞれ取得し、
    前記判別手順では、前記第1の金額と前記第2の金額とを異なる重みで処理した値に基づいて、他のコンテンツに優先して前記配置面に配置するコンテンツを判別する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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