JP6664089B2 - 郵便受け - Google Patents

郵便受け Download PDF

Info

Publication number
JP6664089B2
JP6664089B2 JP2015179030A JP2015179030A JP6664089B2 JP 6664089 B2 JP6664089 B2 JP 6664089B2 JP 2015179030 A JP2015179030 A JP 2015179030A JP 2015179030 A JP2015179030 A JP 2015179030A JP 6664089 B2 JP6664089 B2 JP 6664089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
emitting device
plate portion
frame
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015179030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017051507A (ja
Inventor
中村 明弘
明弘 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015179030A priority Critical patent/JP6664089B2/ja
Publication of JP2017051507A publication Critical patent/JP2017051507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6664089B2 publication Critical patent/JP6664089B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

本発明は、郵便受けに関する。
従来、箱状であり前板部に前開口が設けられた郵便受け本体と、前開口の周囲を囲むように郵便受け本体に設けられた口枠部と、を備えた郵便受けが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2015−66285号公報
特許文献1に記載の郵便受けでは、発光装置が口枠部内に配置されている。そのため、郵便受け本体と口枠部との間から口枠部内に水が浸入した場合、水が発光装置に付着するおそれがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、発光装置に水が付着し難い、郵便受けを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
郵便受けは、箱状であり内部空間に通じる投入口が前板部の一部に設けられる郵便受け本体と、前記投入口の周囲から突出するように設けられ、前記投入口と連通する投函口を有する口枠部と、を備え、前記口枠部は、筒状をした枠状部と、前記枠状部の内側の後端部よりも所定距離前側であり、前記枠状部の内側と前記投函口の周縁部との間に設けられる内フランジ部と、を有し、前記前板部は、前記投入口の上端部と前記枠状部の上端部との間に位置し、前記前板部の前面よりも前方に突出する突出部を有し、前記突出部には、下方に光を照射可能な発光装置が設けられ、前記口枠部の前記発光装置よりも下側の部分には、透光部を有することを特徴とする。
本発明の郵便受けでは、郵便受け本体内に発光装置を設けることで、口枠部と郵便受け本体の前板部との間から水が浸入した場合、水が発光装置に付着することを抑制できる。さらに、発光装置が突出部内に設けられ、口枠部に透光部が設けられることで、郵便受けの前方に立つユーザーの足元を照らすことができる。
図1Aは第1実施形態の郵便受けの斜視図である。図1Bは口枠部を外した第1実施形態の郵便受けの斜視図である。 図2は第1実施形態の郵便受けの縦断面図である。 図3は電気機器ブロックを外した第1実施形態の郵便受けの斜視図である。 図4は口枠部と電気機器ブロックとを外した第1実施形態の郵便受けの分解斜視図である。 図5は下側から視た第1実施形態の電気機器ブロックの斜視図である。 図6は第1実施形態の電気機器ブロックの底面図である。 図7Aは第1実施形態の発光装置の斜視図である。図7Bは第1実施形態の発光部の側面図である。 図8Aは前側から視た第1実施形態の口枠部の斜視図である。図8Bは後側から視た第1実施形態の口枠部の斜視図である。 図9は図2のZ部の拡大図である。 図10は第2実施形態の郵便受けの口枠部付近の断面図である。
本実施形態は、郵便受け、特に電気機器を集約した郵便受けに関する。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1ないし図9に基いて説明する。
郵便受け1は、図1Aに示すように、郵便物を投函するための投入口221を有する郵便受け本体11と、投入口221に通じる開口である投函口815を有する口枠部6と、を備える。
郵便受け1において、投入口221が設けられる側を前側F、その反対側を後側Bとする。また、郵便受け1において、ユーザーが投入口221に相対したときを基準として、右側Rおよび左側Lを定める。
郵便受け本体11は、図1B,図2に示すように、郵便物を収容する内部空間28を有する筐体2と、筐体2に取り付けられる電気機器ブロック3と、を備える。
筐体2は、下板部21、前板部22、右板部23、左板部24、後板部25および上板部26を有する。ここで、郵便受け1では、前板部22、右板部23、左板部24および後板部25により側板部27が構成される。
筐体2には、図2に示すように、下板部21、側板部27および上板部26で囲む内部空間28が形成される。内部空間28には、投入口221から投函された郵便物が収容される。本実施形態の内部空間28は、略直方体状になっているが、その形状は限定されない。
下板部21は、内部空間28を下側から覆う。下板部21は、底面視略矩形状となっている。
前板部22は、下板部21の前側端部から上方に延出される。前板部22は、内部空間28を前側から覆う。前板部22は、正面視略矩形状となっている。前板部22は、上記した投入口221を有する。投入口221は、図1Bに示すように、正面視矩形状となっている。投入口221は、図2に示すように、前板部22を前後方向に貫通する。投入口221は、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向として形成される。
前板部22には、投入口221を開閉するフラップ221aが取付けられる。フラップ221aは、投入口221の上縁部に回転自在に取付けられる。郵便受け1では、郵便物が投函される際、フラップ221aが後斜め上方に回転することで投入口が開かれる。郵便受け1では、郵便物が投入口221を通過すると、フラップ221aが前斜め下方に回転し投入口221が閉塞される。
前板部22には、図1Bに示すように、口枠部6(図1A参照)を固定するための固定具222が取付けられる。固定具222は、側面視略L字状をしている。
右板部23は、内部空間28を右側から覆う。右板部23は、図3に示すように、側面視略矩形状となっている。左板部24は、内部空間28を左側から覆う。左板部24は、側面視略矩形状となっている。
後板部25は、内部空間28を後側から覆う。後板部25は、後面視略矩形状となっている。
後板部25には、内部空間28に収容された郵便物を取り出すための取出し口251が形成される。取出し口251は、後面視矩形状となっている。取出し口251は、後板部25を前後方向に貫通する。取出し口251は、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とする。
後板部25には、取出し口251を開閉する扉252が取付けられる。扉252は、取出し口251の上縁部に回転自在に取付けられる。郵便受け1では、郵便物を内部空間28から取り出す際、ユーザーが扉252を後斜め上方に回転させることで取出し口251が開かれる。郵便受け1では、郵便物が内部空間28から取り出され、ユーザーが前斜め下方に扉252を回転させることで取出し口251が閉塞される。
上板部26は、内部空間28を上側から覆う。上板部26は、平面視略矩形状となっている。上板部26には、その中間部に第1開口261、第2開口262、第3開口263が形成される。第1開口261、第2開口262および第3開口263は、平面視矩形状となっている。第1開口261、第2開口262および第3開口263は、上板部26を上下方向に貫通する。
第1開口261は、上板部26において前側の位置に形成される。第1開口261は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。第2開口262は、第1開口261の後側の位置に形成される。第2開口262は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。第3開口263は、第2開口262の後側の位置に形成される。第3開口263は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。
本実施形態の電気機器ブロック3は、図4に示すように、筐体2の上板部26に取り付けられる。電気機器ブロック3は、基台4と、基台4に取り付けられる電気機器50および給電部58と、を備える。
基台4は、図5に示すように、ケース体41と、ケース体41の内側の中間部に固定される第1囲い部44と、ケース体41の内側における第1囲い部44の後側に固定される第2囲い部45を有する。
ケース体41は、下面が開口した略直方体状となっている。ケース体41は、上面部411、側面部を有する。側面部は、前面部、右面部、左面部および後面部を有する。また、本実施形態のケース体41は、筐体2に固定される固定部42と、固定部42から前方に突出する突出部43と、を有する。
固定部42は、図5に示すように、上面部、右面部、左面部および後面部を有し、下方および前方に開口している。突出部43は、上面部431、前面部432、右面部434および左面部435を有し、下方および後方に開口している。
突出部43の上面部431は、図4に示すように、固定部42の上面部よりも下方にずれた位置に位置する。突出部43の右面部434は、固定部42の右面部よりも左方にずれた位置に位置する。突出部43の左面部435は、固定部42の左面部よりも下方にずれた位置に位置する。突出部43は、その後方の開口の周縁と固定部42の前方の開口の周縁とを接続する接続部436を有する。
第1囲い部44は、図5に示すように、ケース体41の上面部411から下方に突出される。第1囲い部44の突出長さは、固定部42の側面部の上下方向の長さよりも長い。第1囲い部44は、後壁、右壁、左壁および前壁を有し、下方に開口する。また第1囲い部44の前壁には、複数の開口が形成されている。ここで、第1囲い部44の下方への開口は、二つのカバー体421により閉塞される。
第2囲い部45は、図5に示すように、第1囲い部44の後壁から連続して後方に設けられる。第2囲い部45は、ケース体41の上面部か411ら下方に突出される。第2囲い部45は、後壁、右壁および左壁を有し、下方および前方に開口する。第2囲い部45は、前部452、後部451で設けられる。
第2囲い部45の後部451は、右壁の後部、左壁の後部および後壁で構成される。第2囲い部45の前部452は、右壁の前部、左壁の前部で構成される。
第2囲い部45の後部451の突出長さは、固定部42の側面部の上下方向の長さよりも長い。第2囲い部45の前部452の突出長さは、固定部42の側面部の上下方向の長さよりも短い。
ケース体41では、図6に示すように、各種電気機器50が上面部411に固定される。本実施形態の電気機器50は、撮像装置51、音声装置52、センサ装置53、発光装置54、通信ユニット55、端子台56および機器ユニット57となっている。
撮像装置51、音声装置52、発光装置54およびセンサ装置53は、突出部43の内部に設置される。突出部43の前面部432では、撮像装置51、音声装置52、発光装置54およびセンサ装置53の前方の部分に開口部433が形成される。開口部433は、それぞれ撮像用開口433a、音用開口433b、出光用開口433cおよびセンサ用開口433dとなっている。開口部433は、突出部43の前面部432を前後方向に貫通する。
撮像装置51は、突出部43の内部における右側端部に設置される。撮像装置51は、例えば、小型のCCDカメラであるが、カメラの種類は限定されない。また、音声装置52は、突出部43の内部における右側端部に設置される。音声装置52は、例えば、スピーカーや集音機であるが、その装置の種類は限定されない。
発光装置54は、突出部43の内部における中間部に設置される。発光装置54は、図7Aに示すように、発光部541と、発光部541から入射した光を出射する導光棒542と、を備える。
発光部541は、図7Bに示すように、光源541aと、光源541aが取り付けられる基板541bと、を有する。本実施形態の光源541aは、発光ダイオードであるが、例えば電球形蛍光灯や白熱電球でもよい。また、基板541bは、一般に流通している電子回路基板である。
導光棒542は、図7Aに示すように、左右方向に延びた棒状となる。導光棒542は、アクリル樹脂製の透光性(光透過性)を有する合成樹脂材料から形成される。導光棒542の部材は上記した材料に限定されず、例えばポリカーボネード樹脂、ガラスなどであってもよい。
導光棒542は、その左右方向の両端面のうちの一方の端面である右端面、他方の端面である左端面、を有する。導光棒542は、左右方向に沿った面のうち上方を向いた上面、上面とは反対側の下面、前方を向いた前面、後方を向いた後面、を有する。
導光棒542では、光源541aと対向する位置にある右端面が入光面542aとなる。導光棒542では、上面が入光面542aから入射した光を拡散させる拡散面542bとなる。導光棒542では、前面、後面、下面および左端面が、拡散面542bで拡散された光が出光する出光面542cとなる。
入光面542aおよび出光面542cは、光源541aからの光が透過し易い形状となる。
拡散面542bには、平坦な面に一定のピッチで多数の溝542dが多数並ぶ。拡散面542bには、上下方向に複数の溝542dが並ぶ。拡散面542bには、その右端部から左端部に亘って複数の溝542dが形成される。溝542dは、平坦な面に対して、放電加工、微細粒子の吹付け、インプリント、エッチング、印刷、レーザー等の表面加工手法を施すことにより形成される。
本実施形態の発光装置54では、前面、後面および下面が出光面542cとなっている。そのため、光源541aから導光部内に入射した光は、図7Aに示すように、前方、後方および下方を照射する。
なお、発光装置54の構成は上記したものに限定されず、例えば発光部541が導光棒542の右側端部および左側端部の両方に設けてもよい。
センサ装置53は、図6に示すように、突出部43の内部における左側端部に設置される。センサ装置53は、例えば、照度センサ、赤外線センサ、温度センサであるが、センサの種類は限定されない。
通信ユニット55および端子台56は、第1囲い部44の内部に設置される。通信ユニット55は、第1囲い部44の内部における右側端部に設置される。通信ユニット55は、無線通信モジュールであるが、有線での通信を行う装置でもよい。端子台56は、通信ユニット55の左側に設置される。
本実施形態の第1囲い部44の内部には、給電部58が設置される。給電部58は、撮像装置51、音声装置52、センサ装置53、発光装置54、通信ユニット55に電力を供給する。本実施形態の給電部58は、バッテリーであるが、給電部58は郵便受け1の外部にある商用電源でもよい。
機器ユニット57は、第2囲い部45の内部に設置される。機器ユニット57は、庫内用LED照明、庫内カメラ、蓄電池を備える。ここで、図4に示すように、庫内用LED照明の下方には、筐体2の第2開口262が位置する。なお、機器ユニット57の構成は特に限定されない。
本実施形態の郵便受け1では、郵便受け本体11の前板部が筐体2の前板部22および突出部43で構成される。郵便受け本体11の右板部は、筐体2の右板部23および固定部42の右面部で構成される。郵便受け本体11の左板部は、筐体2の左板部24および固定部42の左面部で構成される。郵便受け本体11の後板部は、筐体の後板部25および固定部42の後面部で構成される。
口枠部6は、図8Aに示すように、外枠を構成する枠状部61と、投函口815の周縁部と枠状部61との間に設けられる内フランジ部62と、を有する。ここで、枠状部61は、図9に示すように、筐体2の前板部22から前方に突出するように設けられる。また、内フランジ部62は、投入口221の周囲と正面視で重なるように設けられる。
枠状部61は、図8Aに示すように、筒状をしており、投函口815の周囲を囲む。枠状部61は、正面視略矩形状をしている。枠状部61は、上板部611、右板部612、左板部613および下板部614を有する。
上板部611は、投函口815の上側に設けられる。上板部611は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。
右板部612は、投函口815の右側に設けられる。右板部612は、上下方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。右板部612の前端部は、側面視において、その上端から所定距離下方の位置まで上下方向と平行に設けられる。左板部613の前端部は、側面視において、所定距離下方の位置から下側に行く程後側に位置するように傾斜する。右板部612では、その下端部における前端の位置が、上端部における前端の位置よりも後方に位置する。
左板部613は、投函口815の左側に設けられる。左板部613は、上下方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。左板部613の前端部は、側面視において、その上端から所定距離下方の位置まで上下方向と平行に設けられる。左板部613の前端部は、側面視において、所定距離下方の位置から下側に行く程後側に位置するように傾斜する。左板部613では、その下端部における前端の位置が、上端部における前端の位置よりも後方に位置する。
下板部614は、投函口815の下側に設けられる。下板部614は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。下板部614の前端の位置は、図9に示すように、上板部611の前端の位置よりも後方に位置する。
内フランジ部62は、枠状部61の内側に設けられる。内フランジ部62は、図8Aに示すように、上部を構成する張出し部7と、張出し部7よりも下側の部分を構成する奥部8と、を有する。
張出し部7は、前板部71、下板部72を有する。
張出し部7の前板部71は、枠状部61の上板部611から下方に延出される。張出し部7の前板部71は、枠状部61の上板部611、右板部612および左板部613に連続して設けられる。張出し部7の前板部71は、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とする。張出し部7の前板部71には、開口部711が形成される。
張出し部7の下板部72は、図8Bに示すように、張出し部7の前板部71の下端部から後方に延出される。張出し部7の下板部72の後端の位置は、枠状部61の後端の位置よりも前側に位置する。張出し部7の下板部72は、枠状部61の右板部612および左板部613に連続して設けられる。張出し部7の下板部72は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。張出し部7の下板部72には、発光装置54からの光が出射する出射口721が形成される。
奥部8は、図8Aに示すように、投函部81と、板状部82と、を有する。
投函部81は、図8Bに示すように、略角筒状となっている。投函部81は、張出し部7の下板部72の後端部の左右方向の中間部に配置される。投函部81は、上縁部811、右縁部812、左縁部813および下縁部814を有する。
上縁部811は、張出し部7の下板部72における後端からさらに後方に突出する。上縁部811は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。
右縁部812は、上縁部811の右側端部から下方に突出する。右縁部812は、上下方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。
左縁部813は、上縁部811の左側端部から下方に突出する。左縁部813は、上下方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。
下縁部814は、右縁部812の下端部と左縁部813の下端部との間に設けられる。下縁部814は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする。下縁部814は、側面視において、後側に行く程上側に位置するように傾斜する。また、下縁部814は、図8Aに示すように、傾斜部分の後端部から上方に突出する突出片814aを有する。
上縁部811、右縁部812、左縁部813および下縁部814の後端は、枠状部61の後端と前後方向において同じ位置に位置する。
投函部81は、上縁部811、右縁部812、左縁部813および下縁部814で囲む内側に投函口815を有する。投函部81では、上縁部811、右縁部812、左縁部813および下縁部814により投函口815の周縁部が設けられる。投函口815は、図9に示すように、筐体2の投入口221を介して内部空間28に通じる。
板状部82は、図8Bに示すように、投函口815の周囲に設けられる。板状部82は、投函部81の左縁部813、右縁部812および下縁部814から延出され、枠状部61の右板部612、左板部613および下板部614まで連続して設けられる。板状部82の下端部には、図9に示すように、他の部分よりも前方に突出する凸部816が設けられる。板状部82は、図8Bに示すように、枠状部61の後端よりも前側に位置する。
口枠部6では、図9に示すように、内フランジ部62の張出し部7および板状部82が枠状部61の後端よりも所定距離前側に位置し、投函部81の後端が枠状部61の後端と同じ位置に位置する。内フランジ部62と前板部22との間には、空間63が形成される。
空間63は、図8Bに示すように、張出し部7の後側に形成される第1空間631を有する。
空間63は、板状部82の後側に形成される空間のうち、投函部81の右縁部812の右側に形成される空間である第2空間632を有する。
空間63は、板状部82の後側に形成される空間のうち、投函部81の左縁部813の左側に形成される空間である第3空間633を有する。
空間63は、板状部82の後側に形成される空間のうち、投函部81の下縁部814よりも下側の空間である第4空間634を有する。
口枠部6の第1空間631には、図9に示すように、電気機器ブロック3の突出部43が挿入される。張出し部7の前板部71には、図8Bに示すように、撮像用開口431a、音用開口431b、出光用開口431cおよびセンサ用開口431dのそれぞれに対応した開口部711が形成される。
開口部711は、撮像用開口711a、音用開口711b、出光用開口711cおよびセンサ用開口711dを有する。また、張出し部7における下板部72の開口は、突出部43の下方の開口を通って照射される発光装置54からの光を、張出し部7の下板部72よりも下方に照射するための出射口721である。
撮像用開口711a、音用開口711b、出光用開口711cおよびセンサ用開口711dには、カバーが取付けられることが好ましい。また、出射口721には、発光装置54からの光を透過させる材料で形成された照明カバーが取付けられる。照明カバーは、アクリル樹脂製の透光性を有する合成樹脂材料、ポリカーボネード樹脂から形成される。なお、照明カバーは、上記した材料に限定されない。出射口721に照明カバーを設けることで、出射口721から水が浸入することを抑制できる。
口枠部6の第4空間634には、基台4内に配置できなかった電気機器50を配置してもよい。この電気機器50に接続される電線59は、本実施形態では、第2空間632を通って基台4内の給電部58に配線される。なお、第2空間632ではなく第3空間633に電線59を通らせて基台4内の給電部58に配線してもよい。
第2空間632及び第3空間633は、第4空間634内に配置された電気機器50に接続される電線59を収容するための溝部64となっている。なお、第4空間634内に配置された電気機器50に接続される装置は、給電部58に限られず他の装置であってもよい。
本実施形態の郵便受け1では、図4に示すように、筐体2の第1開口261に基台4の第1囲い部44が挿入され、筐体2の第3開口263に第2囲い部45が挿入されて、筐体2に電気機器ブロック3が取付けられる。そして、郵便受け1では、筐体2に電気機器ブロック3が固着具により固定される。ここで、固着具はビスやネジ等である。
郵便受け1では、電気機器ブロック3の突出部43に口枠部6の第1空間631が挿入され、固定具222の前方へ突出した片が口枠部6の凸部816の内部の空間に挿入され、筐体2および電気機器ブロック3に口枠部6が取付けられる。そして、郵便受け1では、筐体2および電気機器ブロック3に口枠部6が固着具により固定される。
郵便受け1では、電気機器ブロック3が筐体2の上板部26に取り付けられることにより、筐体2の上板部26の第1開口261、第2開口262および第3開口263が閉塞される。
郵便受け1では、発光装置54から出射された光は、図4に示すように、突出部43の前面部432の出光用開口433cを介して口枠部6の出光用開口711cから前方を照射する。また、発光装置54から出射された光は、図9に示すように、突出部43の下方の開口を介して口枠部6の出射口721から下方を照射する。
郵便受け1では、図9に示すように、枠状部61の下板部614の前端部の位置が導光棒542の後端部の位置よりも後側に位置する。本実施形態の口枠部6では、枠状部61の下板部614において、その前端部の位置と枠状部61の上板部611の前端部の位置との間に対応する部分が、張出し部7の出射口721から出射した光を透過する透光部614aとなる。
仮に、図9に2点鎖線で示すように、枠状部61の下板部614の前端部の位置が、枠状部61の上板部611の前端部の位置と同じであるとする。この場合、張出し部7の出射口721から出射した光が枠状部61の下板部614に遮られてしまうため、郵便受け1の下方を照らし難くなる。そのため、本実施形態の郵便受け1では、枠状部61の下板部614の一部を切り欠くことにより、張出し部7の出射口721から出射した光が下方を照射できるようにしている。
なお、透光部614aの構成は上記したものに限定されず、枠状部61の下板部614の前端部の位置と、枠状部61の上板部611の前端部の位置とを同じに設けてもよい。この場合、枠状部61の下板部614において、導光棒542の後端部の位置と枠状部61の上板部611の前端部の位置との間に対応する部分が、透光性の材料で形成される。
透光部614aは、アクリル樹脂製の透光性を有する合成樹脂材料から形成される。透光部614aは、上記した材料に限定されず、例えばポリカーボネード樹脂であってもよい。
上記した構成を備える郵便受け1では、郵便受け本体11内に発光装置54を設けることで、口枠部6と郵便受け本体11の前板部との隙間から浸入する水が発光装置54に付着することを抑制できる。さらに、郵便受け1では、突出部43内に発光装置54が設けられると共に、口枠部6の下板部614に透光部614aが設けられることで、発光装置54により口枠部6の内側とユーザーの足元を照らすことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図10に基づいて説明する。
第2実施形態の郵便受け1は、第1実施形態の郵便受け1の別実施形態であり、その特徴は発光装置54により庫内を照射する構成に関する。
ここで、第2実施形態において、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
郵便受け1では、筐体2の前板部22における投入口221の上端部よりも上側の部分が光透過部223となる。郵便受け1では、図10に示すように、点線で囲んだAの部分が光透過部223となる。本実施形態の光透過部223は、筐体2の前板部22において、投入口221の上側の部分を切り欠くことにより形成される。なお、光透過部223は、透光性の材料で形成されてもよい。光透過部223は、アクリル樹脂製の透光性を有する合成樹脂材料から形成される。なお、光透過部223は、上記した材料に限定されず、例えばポリカーボネード樹脂であってもよい。
発光装置54の導光棒542では、出光面542cが前側面、下端面、後側面、となっている。そのため、発光部541から導光棒542内に入射した光は、図7Aに示すように、前方、下方および後方を照射する。
上記した構成を備えた郵便受けでは、筐体2に光透過部223が設けられるので、導光棒542から出射される後方の光が光透過部223を透過し、筐体2内の内部空間28を照射することができる。従って、ユーザーが扉252を開けて郵便物を取り出す際、内部空間28を視認し易くなる。また、本実施形態の郵便受け1では、一つの発光装置54で、郵便受け1の前方、下方および内部空間28を照射することができる。
上記した第1実施形態の郵便受け1、第2実施形態の郵便受け1は以下の構成を備える。
郵便受け1は、箱状であり内部空間28に連通する投入口221が前板部の一部に設けられる郵便受け本体11を備える。郵便受け1は、投入口221の周囲から突出するように設けられ、投入口221と連通する投函口815を有する口枠部6を備える。
口枠部6は、筒状をした枠状部61と、枠状部61の内側の後端部よりも所定距離前側であり、枠状部61の内側と投函口815の周縁部との間に設けられる内フランジ部62と、を有する。
郵便受け本体11の前板部は、投入口221の上端部と枠状部61の上端部との間に位置し、前板部22の前面よりも前方に突出する突出部43を有する。
突出部43には、下方に光を照射可能な発光装置54が設けられる。
口枠部6の発光装置54よりも下側の部分には、透光部614aを有する。
これにより、発光装置54の防水性を確保すると共に、発光装置54が突出部43に配置され、口枠部6が透光部614aを有することで、発光装置54からの光で郵便受け1の前方および下方を照射することができる。
突出部43には、撮像装置51、音声装置52およびセンサ装置53が設けられる。
突出部43には、発光装置54、撮像装置51、音声装置52およびセンサ装置53に対応する箇所に開口部433が設けられる。
これにより、突出部43に玄関周りの電気機器50を集約することができ、玄関周りがすっきりする。
郵便受け本体11の前板部は、発光装置54から発光され、内部空間28に向かう光を透過させる光透過部223を有する。
これにより、郵便受け1の筐体2内の内部空間28を発光装置54で照らすことができる。
発光装置54が、光源541aを有する発光部541と、発光部541から入射した光を内部で拡散させて出射する導光棒542と、を有する。
これにより、光源541aの数を減らすことができる。
1 郵便受け
11 郵便受け本体
22 前板部
221 投入口
223 光透過部
28 内部空間
43 突出部
433 開口部
51 撮像装置
52 音声装置
53 センサ装置
54 発光装置
541 発光部
542 導光棒
6 口枠部
61 枠状部
614a 透光部
62 内フランジ部
815 投函口

Claims (4)

  1. 箱状であり内部空間に通じる投入口が前板部の一部に設けられる郵便受け本体と、前記投入口の周囲から突出するように設けられ、前記投入口と連通する投函口を有する口枠部と、を備え、
    前記口枠部は、筒状をした枠状部と、前記枠状部の内側の後端部よりも所定距離前側であり、前記枠状部の内側と前記投函口の周縁部との間に設けられる内フランジ部と、を有し、
    前記郵便受け本体は、前記前板部の前面よりも前方に突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記枠状部の内側でかつ前記投入口の上方に位置し、
    前記突出部には、下方に光を照射可能な発光装置が設けられ、
    前記口枠部の前記発光装置よりも下側の部分には、透光部を有することを特徴とする郵便受け。
  2. 前記突出部には、撮像装置、音声装置およびセンサ装置が設けられ、
    前記突出部には、前記発光装置、前記撮像装置、前記音声装置および前記センサ装置に対応する箇所に開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の郵便受け。
  3. 前記前板部は、前記発光装置から発光され、前記内部空間に向かう光を透過させる光透過部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の郵便受け。
  4. 前記発光装置が、光源を有する発光部と、前記発光部から入射した光を内部で拡散させて出射する導光棒と、を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の郵便受け。
JP2015179030A 2015-09-11 2015-09-11 郵便受け Expired - Fee Related JP6664089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179030A JP6664089B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 郵便受け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179030A JP6664089B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 郵便受け

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017051507A JP2017051507A (ja) 2017-03-16
JP6664089B2 true JP6664089B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=58316185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015179030A Expired - Fee Related JP6664089B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 郵便受け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6664089B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715792A (en) * 1980-06-30 1982-01-27 Matsushita Electric Works Ltd Gatepost embedded storage box
JPS5915987Y2 (ja) * 1980-06-30 1984-05-11 松下電工株式会社 郵便受箱
JPS57141578U (ja) * 1981-02-27 1982-09-04
JPH01166715A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Matsushita Electric Works Ltd 撮像装置を備えたサインポスト
JPH08940Y2 (ja) * 1989-12-29 1996-01-17 松下電工株式会社 郵便受箱
JP4613376B2 (ja) * 1999-09-27 2011-01-19 パナソニック電工株式会社 郵便受箱
JP5179225B2 (ja) * 2008-02-26 2013-04-10 パナソニック株式会社 エッジライト式照明装置の設置構造
JP2015066285A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 パナソニック株式会社 郵便受け

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017051507A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8443535B2 (en) Emergency exit indicator
JP2016134326A (ja) 照明装置
JP5867365B2 (ja) 照明付収容箱
US8079742B2 (en) Illumination structure
EP3366517A2 (en) Illumination device for a vehicle
ES2408257T3 (es) Aparellaje eléctrico que comprende unos medios de iluminación montados sobre el soporte del aparellaje
JP6664089B2 (ja) 郵便受け
JP2005310696A5 (ja)
JP5291450B2 (ja) 表示灯
US10436414B2 (en) Viewing device for vehicle
JP2015146264A (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP2015066285A (ja) 郵便受け
JP6302175B2 (ja) お絵描き台玩具
KR101809668B1 (ko) 다용도 조명장치
JP6167448B2 (ja) 厨房装置
JP2014136529A (ja) ライセンスプレート照明装置
JP2020013643A (ja) 導光体
JP2016134342A (ja) 照明装置
JP2017051508A (ja) 郵便受け
JP6101013B2 (ja) 棚下灯
JP6048883B2 (ja) 厨房装置
JP6443796B2 (ja) 郵便受け
JP2020060692A (ja) レンズ、照明装置及び照明器具
TW201537109A (zh) 照明裝置及利用該照明裝置之天花板
JP2020060691A (ja) レンズ、照明装置及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200131

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6664089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees