JP6663632B2 - 電力供給システム - Google Patents

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本発明は、複数の電力源からの電力を負荷へと供給する電力供給システムの技術に関する。
従来、複数の電力源からの電力を負荷へと供給する電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の技術において、電力供給システム(蓄電池システム)は、複数の電力源として、商用電源、発電部(太陽光発電装置)、燃料電池及び蓄電装置(自家用蓄電池)からの電力を負荷(電気自動車)へと供給することができる。
しかしながら、前記電力供給システムにおいては、電力源が複数設けられるため、それぞれの電力源からの電力を何ら制約無く負荷に供給しようとすると、電力の活用が非効率となる点で問題であった。
特開2012−191698号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、商用電源、発電部、燃料電池及び蓄電装置からの電力を効率よく活用することができる電力供給システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、発電可能であって、必要に応じて電力を発電する負荷追従機能を有する燃料電池と、前記発電部及び前記燃料電池からの電力を充放電可能な蓄電装置と、前記発電部及び前記燃料電池の発電と前記蓄電装置の充放電とを制御する制御装置と、を具備すると共に、商用電源に接続され、前記商用電源、前記発電部、前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、前記発電部が発電している場合であって、且つ、前記燃料電池が発電している場合であって、且つ、電力が前記商用電源に逆潮流している場合に、電力が前記商用電源に逆潮流しないように、前記蓄電装置が電力を充電し、前記負荷追従機能により前記燃料電池で発電された電力が所定の定格電力よりも小さい場合には、前記制御装置の制御により前記蓄電装置が充電する電力を増やすことによって、前記燃料電池で発電される電力を増やして、前記所定の定格電力とするものである。
請求項においては、前記定格電力は、段階的に複数設定され、前記複数の定格電力には、前記燃料電池の最大発電電力と同一に設定される最大定格電力が含まれるものである。
請求項においては、前記商用電源、前記発電部及び前記燃料電池と第一の電力経路を介して接続されると共に、前記蓄電装置と第二の電力経路を介して接続され、前記第一及び前記第二の電力経路を介して供給された電力を前記負荷に分配可能な分電盤をさらに具備し、前記発電部が発電している場合であって、且つ、前記燃料電池が発電している場合であって、且つ、電力が前記商用電源に逆潮流していない場合に、前記第一の電力経路を介して前記分電盤に供給される電力が前記燃料電池の最大発電電力よりも大きい所定の目標電力となるように、前記蓄電装置が電力を放電するものである。
請求項においては、前記発電部が発電している場合であって、且つ、前記燃料電池が発電していない場合であって、且つ、電力が前記商用電源に逆潮流している場合に、電力が前記商用電源に逆潮流しないように、前記蓄電装置が電力を充電するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、商用電源、発電部、燃料電池及び蓄電装置からの電力を効率よく活用することができる。また、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
請求項においては、燃料電池の発電効率をより一層向上させることができる。
請求項においては、商用電源、発電部、燃料電池及び蓄電装置からの電力を効率よく活用することができる。
請求項においては、発電部からの電力を蓄電装置に充電することにより、必要に応じて負荷に供給することができる。
本発明の一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 同じく、制御装置の処理を示したフローチャート。 同じく、図2における処理の続きを示したフローチャート。 同じく、図2における処理の続きを示したフローチャート。
以下では、図1を用いて、本発明に係る「電力供給システム」の一実施形態である電力供給システム1の構成について説明する。
電力供給システム1は、建築物(本実施形態においては住宅)に設けられ、商用電源30や燃料電池6、蓄電装置4等からの電力を図示せぬ負荷に供給するものである。電力供給システム1は、主として分電盤2、第一電力経路3、蓄電装置4、第二電力経路5、燃料電池6、第三電力経路7、太陽光発電部8、第四電力経路9、センサ部10及び制御装置11を具備する。
分電盤2は、所定の電力経路を介して供給された電力を負荷に分配するものである。分電盤2には、図示せぬ漏電遮断器や、配線遮断器、制御ユニット等が設けられる。分電盤2は、負荷に接続される(不図示)。
なお、本実施形態において「負荷」とは、住宅内で電力が消費される電化製品等が接続される回路である。負荷は、例えば部屋ごとや、大きな電力を消費する機器専用のコンセントごとに設けられる。
第一電力経路3は、電力が流通可能な経路である。第一電力経路3は、導線等で構成される。第一電力経路3は、商用電源30と分電盤2とを接続する。
蓄電装置4は、電力を充放電可能な装置である。蓄電装置4は、図示せぬリチウムイオン電池や、パワーコンディショナ、制御部21等により構成される。蓄電装置4は、商用電源30と連系動作可能(系統連係可能)に構成される。蓄電装置4は、必要に応じて電力を放電する負荷追従運転可能に構成される。
蓄電装置4の制御部21は、前記リチウムイオン電池等を制御し、ひいては蓄電装置4の充放電を制御するものである。制御部21は、主としてCPU等の演算処理装置、RAMやROM等の記憶装置、I/O等の入出力装置等により構成される。制御部21は、蓄電装置4の電力残量(充電状態)に関する情報を取得する。制御部21は、蓄電装置4に内蔵される。
第二電力経路5は、電力が流通可能な経路である。第二電力経路5は、導線等で構成される。第二電力経路5は、分電盤2と蓄電装置4とを接続する。
燃料電池6は、水素等の燃料を用いて発電する装置である。燃料電池6には、固体酸化物型の燃料電池(SOFC)が用いられる。燃料電池6は、複数日間にわたって運転(発電)可能である。本実施形態において燃料電池6は、メンテナンスを行う場合(例えば、26日間のうち1日)を除き、通常は24時間連続して運転される。燃料電池6は図示せぬ貯湯ユニットを具備し、発電時に発生する熱を用いて当該貯湯ユニット内で湯を沸かすことができる。燃料電池6は、必要に応じて電力を発電する負荷追従運転可能に構成される。本実施形態において燃料電池6は、最大発電電力が700Wに設定される。燃料電池6は、最大発電電力の電力が発電される場合に、最も発電効率がよくなる。
第三電力経路7は、電力が流通可能な経路である。第三電力経路7は、導線等で構成される。第三電力経路7は、燃料電池6と第一電力経路3の中途部(以下では「第一接点22」と称する。)とを接続する。
太陽光発電部8は、太陽光を利用して発電する装置である。太陽光発電部8は、発電した電力を出力可能に構成される。太陽光発電部8は、図示せぬ太陽電池パネル等により構成される。太陽光発電部8は、住宅の屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。
第四電力経路9は、電力が流通可能な経路である。第四電力経路9は、導線等で構成される。第四電力経路9は、太陽光発電部8と第一電力経路3の中途部(以下では「第二接点23」と称する。)とを接続する。第二接点23は、商用電源30と第一接点22との間に配置される。
センサ部10は、電力供給システム1内の電力に関する情報を取得するものである。センサ部10は、第一センサ24、第二センサ25及び第三センサ26を具備する。
第一センサ24は、第一電力経路3において第二接点23よりも上流側(商用電源30側)に配置される。第一センサ24は、商用電源30からの電力(又は、商用電源30への電力)に関する情報を取得する。第一センサ24が取得する情報には、商用電源30から買電される電力(又は、売電される電力)に関する情報が含まされる。第一センサ24は、制御装置11と電気的に接続される。第一センサ24は、取得した情報を出力可能に構成される。
第二センサ25は、第一電力経路3において第一接点22よりも下流側(分電盤2側)に配置される。第二センサ25は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(すなわち、住宅内に入る電力)に関する情報を取得する。第二センサ25は、制御装置11と電気的に接続される。第二センサ25は、取得した情報を出力可能に構成される。
第三センサ26は、第三電力経路7の中途部に配置される。第三センサ26は、燃料電池6で発電された電力に関する情報を取得する。第三センサ26は、制御装置11と電気的に接続される。第三センサ26は、取得した情報を出力可能に構成される。
制御装置11は、電力供給システム1内の情報を管理すると共に、当該電力供給システム1における電力の供給態様(例えば、燃料電池6の発電や蓄電装置4の充放電等)を制御するものである。制御装置11は、RAMやROM等の記憶部や、CPU等の演算処理部等により構成される。制御装置11の記憶部には、電力供給システム1における電力の供給態様に関する情報が予め記憶されている。
なお、制御装置11は、燃料電池6と電気的に接続される。制御装置11は、燃料電池6の運転(発電)を制御することができる。
また、制御装置11は、蓄電装置4(より詳細には、制御部21)と電気的に接続される。制御装置11は、蓄電装置4の運転(電力の充放電)を制御することができる。また、制御装置11は、蓄電装置4で充放電された電力に関する情報を取得する。また、制御装置11は、蓄電装置4の電力残量(充電状態)に関する情報を取得する。
また、制御装置11は、センサ部10(第一センサ24、第二センサ25及び第三センサ26)と電気的に接続される。制御装置11は、センサ部10で取得した情報を取得する。
以下では、電力供給システム1における電力の供給態様の概略について説明する。
なお、本実施形態において電力の供給態様は、制御装置11により制御されるものである。しかしながら、電力の供給態様は、制御装置11ではなく、図示せぬホームサーバ等の制御手段や、スイッチ部、パワーコンディショナが有する制御部、蓄電装置4の制御部21、燃料電池6の制御部等により制御されるものでもよく、本発明はこれを限定するものではない。
商用電源30からの電力は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される。また、太陽光発電部8で発電された電力は、第四電力経路9及び第一電力経路3を介して分電盤2に供給される。また、燃料電池6で発電された電力は、第三電力経路7及び第一電力経路3を介して分電盤2に供給される。このように、本実施形態において商用電源30からの電力と、太陽光発電部8及び燃料電池6で発電された電力とは、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される(住宅内に入る)。また、蓄電装置4で放電された電力は、第二電力経路5を介して分電盤2に供給される。
そして、分電盤2に供給された電力は、当該分電盤2により負荷に分配される。これによって、住宅の居住者は、照明を点灯させたり、調理器具やエアコンを使用したりすることができる。
このように、電力供給システム1においては、負荷の消費電力(分電盤2により分配される電力)を、商用電源30からの電力だけでなく、太陽光発電部8や燃料電池6で発電された電力や、蓄電装置4で放電された電力を用いて賄うことができる。これによって、商用電源30から分電盤2に供給される電力(買電)を減らし、電力料金を節約することができる。
また、負荷の消費電力が商用電源30からの電力以外の電力(すなわち、燃料電池6で発電された電力等)で賄え、且つ太陽光発電部8で発電された電力に余剰が生じた場合には、当該余剰した電力を商用電源30に逆潮流させて売電することができる。これによって、電力料金を節約すると共に、経済的な利益を得ることができる。
また、燃料電池6は、通常は24時間連続して運転されるところ、当該燃料電池6で発電された電力を蓄電装置4に充電させることもできる。ここで、従来の固体高分子型の燃料電池を具備する技術においては、比較的安価な深夜電力を蓄電装置4に充電させるため、買電の料金プランとして、昼間と夜間とで電気料金の単価が異なる時間帯別電灯を選択していた。しかしながら、本実施形態においては、蓄電装置4に燃料電池6で発電された電力を充電させることもできるため、買電の料金プランとして、時刻によって電気料金の単価が変化しない従量電灯を選択することが望ましい。
なお、本実施形態においては、商用電源30から買電される電力ではなく、太陽光発電部8及び燃料電池6で発電された電力をできるだけ住宅内で消費することを目的とした電力の供給態様(以下では「エコモード」と称する)が設定されている。このようなエコモードが実行されると、商用電源30からの電力の使用をできるだけ抑制することができるため、省エネ効果を得ることができる。
以下では、エコモードを実行する制御装置11の制御について、図2から図4までのフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、制御装置11は、太陽光発電部8で発電が行われているか否かを判定する。
制御装置11は、太陽光発電部8で発電が行われていると判定した場合には、ステップS130へ移行する。
制御装置11は、太陽光発電部8で発電が行われていないと判定した場合には、ステップS102へ移行する。
ステップS102において、制御装置11は、燃料電池6で発電が行われているか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電が行われていると判定した場合には、ステップS103へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電が行われていないと判定した場合には、ステップS110へ移行する。
ステップS110において、制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度であるか否かを判定する。
制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度であると判定した場合には、ステップS111へ移行する。
制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度ではないと判定した場合には、ステップS112へ移行する。
ステップS111において、制御装置11は、商用電源30から買電される電力が第一設定電力(本実施形態においては、150W)となるように、蓄電装置4から電力を放電させる。
制御装置11は、ステップS111の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS111においては、蓄電装置4からの電力を負荷へと供給することができる。すなわち、商用電源30から比較的小さな150Wの電力を買電することによって、買電される電力の量をできるだけ抑制しつつ、蓄電装置4から放電された電力が商用電源30へと逆潮流される(売電される)のを防止することができる。
なお、本実施形態においては、「第一設定電力」を150Wとしたが、これに限定するものではない。
ステップS112において、制御装置11は、蓄電装置4を、充放電させない待機状態とする。
制御装置11は、ステップS112の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
ステップS102から移行したステップS103において、制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が第一定格電力(本実施形態においては、400W)未満であるか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が400W未満であると判定した場合には、ステップS104へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が400W未満ではない(すなわち、400W以上である)と判定した場合には、ステップS105へ移行する。
ステップS104において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第一定格電力(400W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS104の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
ステップS105において、制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が第二定格電力(本実施形態においては、燃料電池6の最大発電電力の700W)未満であるか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が700W未満であると判定した場合には、ステップS106へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が700W未満ではない(すなわち、700Wである)と判定した場合には、ステップS120へ移行する。
ステップS106において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第二定格電力(700W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS106の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS104及びステップS106においては、燃料電池6の発電効率を向上させることができる。すなわち、例えば燃料電池6が負荷追従機能により必要な電力を発電する場合には、発電する電力が一定ではないため(増減するため)発電効率が低下する場合があるところ、燃料電池6で発電される電力を定格電力(第一定格電力又は第二定格電力)とすることで、燃料電池6で発電される電力を一定とする(増減するのを防止する)ことができる。
また、本実施形態においては、燃料電池6で発電された電力に基づいて、2つ(複数)の定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)から適当な定格電力が選択されるため、例えば1つの定格電力(例えば、燃料電池6の最大発電電力である700W)が選択される場合と比べて、燃料電池6の燃料の使用量をできるだけ抑制することができる。
なお、本実施形態においては、「第一定格電力」を400Wとし、「第二定格電力」を700Wとして、定格電力を段階的に複数設定したが、これに限定するものではない。なお、本実施形態において「定格電力」とは、燃料電池6で発電された電力が目指すべき予め設定された電力のことを指すものとする。また、本実施形態において「第二定格電力」は、燃料電池6の最大発電電力(700W)と同一に設定される。なお、「第二定格電力」は、燃料電池6の最大発電電力に限定するものではない。
ステップS120において、制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度であるか否かを判定する。
制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度であると判定した場合には、ステップS121へ移行する。
制御装置11は、蓄電装置4の電力残量が放電可能な程度ではないと判定した場合には、ステップS122へ移行する。
ステップS121において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第二設定電力(本実施形態においては、750W)となるように、蓄電装置4から電力を放電させる。
制御装置11は、ステップS121の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS121においては、燃料電池6で発電された電力の全てを負荷に供給すると共に、当該燃料電池6からの電力だけでは不足する電力を蓄電装置4から放電された電力で賄うことができる。すなわち、電力源(商用電源30や、燃料電池6及び蓄電装置4)からの電力を、効率よく活用することができる。
また、ステップS121において、第二設定電力(750W)は、燃料電池6の最大発電電力(700W)よりも若干大きい。したがって、買電される電力の量をできるだけ抑制しつつ、蓄電装置4から放電された電力が商用電源30へと逆潮流される(売電される)のを防止することができると共に、燃料電池6は必要に応じた電力として最大発電電力の発電を継続して行うことができる。
なお、本実施形態においては、「第二設定電力」を750Wとしたが、これに限定するものではない。但し、第二設定電力は、買電される電力の量をできるだけ抑制するため、燃料電池6の最大発電電力よりも若干大きいことが望ましい。
ステップS122において、制御装置11は、蓄電装置4を、充放電させない待機状態とする。
制御装置11は、ステップS122の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
ステップS101から移行したステップS130において、制御装置11は、燃料電池6で発電が行われているか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電が行われていると判定した場合には、ステップS133へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電が行われていないと判定した場合には、ステップS131へ移行する。
ステップS131において、制御装置11は、商用電源30へと電力が逆潮流され、売電が行われているか否かを判定する。
制御装置11は、売電が行われていると判定した場合には、ステップS132へ移行する。
制御装置11は、売電が行われていないと判定した場合には、ステップS110へ移行する。
ステップS132において、制御装置11は、商用電源30から買電される電力が第三設定電力(本実施形態においては、100W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS132の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS132においては、太陽光発電部8で発電された電力に余剰が生じた場合に、余剰した電力を商用電源30へと逆潮流させる(売電させる)のではなく、蓄電装置4に充電させることができる。こうして、前記余剰した電力は必要に応じて蓄電装置4から負荷に供給することができ、商用電源30からの電力の買電をできるだけ抑制することができるため、省エネ効果を得ることができる。
また、ステップS132においては、商用電源30から電力が買電されるため、太陽光発電部8で発電される電力が増えた場合であっても、前記増えた電力が商用電源30へと逆潮流されるのを防止することができる。また、商用電源30から買電される電力は比較的小さいため、買電される電力の量が増えるのをできるだけ抑制することができる。
なお、本実施形態においては、「第三設定電力」を100Wとしたが、これに限定するものではない。
ステップS130から移行したステップS133において、制御装置11は、商用電源30へと電力が逆潮流され、売電が行われているか否かを判定する。
制御装置11は、売電が行われていると判定した場合には、ステップS140へ移行する。
制御装置11は、売電が行われていないと判定した場合には、ステップS134へ移行する。
ステップS134において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第四設定電力(本実施形態においては、750W)となるように、蓄電装置4に電力を放電させる。
このように、ステップS134においては、太陽光発電部8及び燃料電池6で発電された電力の全てを負荷に供給すると共に、太陽光発電部8及び燃料電池6からの電力だけでは不足する電力を蓄電装置4から放電された電力で賄うことができるため、電力源(商用電源30や、太陽光発電部8、燃料電池6及び蓄電装置4)からの電力を効率よく活用することができる。
また、第四設定電力(750W)は、燃料電池6の最大発電電力(700W)よりも若干大きい。したがって、蓄電装置4から電力が放電される際に、買電される電力の量をできるだけ抑制しつつ、蓄電装置4から放電された電力が商用電源30へと逆潮流される(売電される)のを防止することができ、且つ燃料電池6は必要に応じた電力として最大発電電力の発電を継続して行うことができる。
なお、本実施形態においては、「第四設定電力」を750Wとしたが、これに限定するものではない。
ステップS133から移行したステップS140において、制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が前記第一定格電力(400W)未満であるか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が400W未満であると判定した場合には、ステップS141へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が400W未満ではない(すなわち、400W以上である)と判定した場合には、ステップS142へ移行する。
ステップS141において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第一定格電力(400W)となり、さらに商用電源30から買電される電力が第三設定電力(100W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS141の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
ステップS142において、制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が前記第二定格電力(700W)未満であるか否かを判定する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が700W未満であると判定した場合には、ステップS143へ移行する。
制御装置11は、燃料電池6で発電された電力が700W未満ではない(すなわち、燃料電池6の最大発電電力の700Wである)と判定した場合には、ステップS144へ移行する。
ステップS143において、制御装置11は、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が第二定格電力(700W)となり、さらに商用電源30から買電される電力が第三設定電力(100W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS143の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS141及びステップS143においては、太陽光発電部8で発電された電力に余剰が生じた場合に、余剰した電力を商用電源30へと逆潮流させる(売電させる)のではなく、蓄電装置4に充電させることができる。こうして、前記余剰した電力は必要に応じて蓄電装置4から負荷に供給することができ、商用電源30からの電力の買電をできるだけ抑制することができるため、省エネ効果を得ることができる。
また、ステップS141及びステップS143においては、商用電源30から電力が買電されるため、太陽光発電部8で発電される電力が増えた場合であっても、前記増えた電力が商用電源30へと逆潮流されるのを防止することができる。また、商用電源30から買電される電力は比較的小さいため、買電される電力の量が増えるのをできるだけ抑制することができる。
また、ステップS141及びステップS143においては、燃料電池6の発電効率を向上させることができる。すなわち、例えば燃料電池6が負荷追従機能により必要な電力を発電する場合には、発電する電力が一定ではないため(増減するため)発電効率が低下する場合があるところ、燃料電池6で発電される電力を(燃料電池6で発電された電力に基づいて)増やして所定の定格電力(第一定格電力又は第二定格電力)とすることで、燃料電池6で発電される電力を一定とする(増減するのを防止する)ことができる。
また、本実施形態においては、燃料電池6で発電された電力に基づいて、2つ(複数)の定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)から適当な定格電力が選択されるため、例えば1つの定格電力(例えば、燃料電池6の最大発電電力である700W)が選択される場合と比べて、燃料電池6の燃料の使用量をできるだけ抑制することができる。
ステップS142から移行したステップS144において、制御装置11は、商用電源30から買電される電力が第三設定電力(100W)となるように、蓄電装置4に電力を充電させる。
制御装置11は、ステップS144の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
このように、ステップS144においては、太陽光発電部8で発電された電力に余剰が生じた場合に、余剰した電力を商用電源30へと逆潮流させる(売電させる)のではなく、蓄電装置4に充電させることができる。こうして、前記余剰した電力は必要に応じて蓄電装置4から負荷に供給することができ、商用電源30からの電力の買電をできるだけ抑制することができるため、省エネ効果を得ることができる。
また、ステップS144においては、商用電源30から電力が買電されるため、太陽光発電部8で発電される電力が増えた場合であっても、前記増えた電力が商用電源30へと逆潮流されるのを防止することができる。また、商用電源30から買電される電力は比較的小さいため、買電される電力の量が増えるのをできるだけ抑制することができる。
以上のように、電力供給システム1においては、
自然エネルギーを利用して発電可能な太陽光発電部8と、
発電可能であって、必要に応じて電力を発電する負荷追従機能を有する燃料電池6と、
前記太陽光発電部8及び前記燃料電池6からの電力を充放電可能な蓄電装置4と、
前記太陽光発電部8及び前記燃料電池6の発電と前記蓄電装置4の充放電とを制御する制御装置11と、
を具備すると共に、商用電源30に接続され、
前記商用電源30、前記太陽光発電部8、前記燃料電池6及び前記蓄電装置4からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、
前記太陽光発電部8が発電している場合(ステップS101;YES)であって、
且つ、前記燃料電池6が発電している場合(ステップS130;YES)であって、
且つ、前記太陽光発電部8からの電力が前記商用電源30に逆潮流している場合(ステップS133;YES)に、
ステップS141、S143及びS144に示すように、前記太陽光発電部8からの電力が前記商用電源30に逆潮流しないように、前記蓄電装置4が電力を充電するものである。
このような構成により、商用電源30、太陽光発電部8、燃料電池6及び蓄電装置4からの電力を効率よく活用することができる。
具体的には、商用電源30から電力が買電されるため(商用電源30に電力が逆潮流しないような設定であるため)、太陽光発電部8で発電される電力が増えた場合であっても、当該増えた分の電力を売電せずに、蓄電装置4に充電させることができる。すなわち、太陽光発電部8で発電された電力をできるだけ蓄電装置4に充電させ、必要に応じて住宅内で消費することができ、省エネ効果を得ることができる(複数の電力源からの電力を効率よく活用することができる)。
また、本実施形態においては、商用電源30から買電される電力は比較的小さな100Wであるため、商用電源30から買電される電力の量をできるだけ抑制することができる。
また、電力供給システム1においては、
ステップS140、S141、S142及びS143に示すように、前記負荷追従機能により前記燃料電池6で発電された電力が所定の電力よりも小さい場合には、前記燃料電池6で発電される電力を増やして所定の定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)とするものである。
このような構成により、燃料電池6の発電効率を向上させることができる。
具体的には、燃料電池6で発電される電力を所定の定格電力とすることで、燃料電池6で発電される電力を一定とする(増減するのを防止する)ことができ、燃料電池6の発電効率を向上させることができる。
また、電力供給システム1においては、
ステップS141及びS143に示すように、前記定格電力は、段階的に2つ(複数)設定され、
ステップS143に示すように、前記2つの定格電力には、前記燃料電池6の最大発電電力と同一に設定される第二定格電力(最大定格電力)が含まれるものである。
このような構成により、燃料電池6の発電効率をより一層向上させることができる。
具体的には、燃料電池6で発電された電力に基づいて、2つの定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)から適当な定格電力が選択される。また、2つの定格電力のうち1つは、燃料電池6の最大発電電力と同一に設定されるため、燃料電池6の発電効率をより一層向上させることができる。
また、電力供給システム1においては、
前記商用電源30、前記太陽光発電部8及び前記燃料電池6と第一電力経路3(第一の電力経路)を介して接続されると共に、前記蓄電装置4と第二電力経路5(第二の電力経路)を介して接続され、前記第一及び前記第二電力経路3・5を介して供給された電力を前記負荷に分配可能な分電盤2をさらに具備し、
前記太陽光発電部8が発電している場合(ステップS101;YES)であって、
且つ、前記燃料電池6が発電している場合(ステップS130;YES)であって、
且つ、前記太陽光発電部8からの電力が前記商用電源30に逆潮流していない場合(ステップS133;NO)に、
ステップS134に示すように、前記第一電力経路3を介して前記分電盤2に供給される電力が前記燃料電池6の最大発電電力よりも大きい第四設定電力(所定の目標電力)となるように、前記蓄電装置4が電力を放電するものである。
このような構成により、商用電源30、太陽光発電部8、燃料電池6及び蓄電装置4からの電力を効率よく活用することができる。
具体的には、蓄電装置4から電力が放電される際に、買電される電力の量をできるだけ抑制しつつ、蓄電装置4から放電された電力が商用電源30へと逆潮流される(売電される)のを防止することができ、且つ燃料電池6は必要に応じた電力として最大発電電力の発電を継続して行うことができる。
また、電力供給システム1においては、
前記太陽光発電部8が発電している場合(ステップS101;YES)であって、
且つ、前記燃料電池6が発電していない場合(ステップS130;NO)であって、
且つ、前記太陽光発電部8からの電力が前記商用電源30に逆潮流している場合(ステップS131;YES)に、
ステップS132に示すように、前記太陽光発電部8からの電力が前記商用電源30に逆潮流しないように、前記蓄電装置4が電力を充電するものである。
このような構成により、太陽光発電部8からの電力を蓄電装置4に充電することにより、必要に応じて負荷に供給することができる。
具体的には、太陽光発電部8で発電された電力に余剰が生じた場合に、余剰した電力を商用電源30へと逆潮流させる(売電させる)のではなく、蓄電装置4に充電させることができる。こうして、前記余剰した電力は必要に応じて蓄電装置4から負荷に供給することができる。
また、太陽光発電部8で発電される電力は、天候(曇や雨等)に左右され易く比較的不安定であるところ、売電と買電とを繰り返すのを防止することができる。
また、通常、第一センサ24は小さい電力(例えば、30W以下)を検知するのが困難であるところ、商用電源30から買電する電力が100Wであるため、第一センサ24で検知される電力が小さくなって当該第一センサ24が電力を検知できなくなることを回避することができる。すなわち、蓄電装置4が充電も放電も出来ない状態となることを回避し、ひいては蓄電装置4の継続した作動を可能とすることができる。
なお、電力供給システム1は、本発明に係る電力供給システムの実施の一形態である。
また、分電盤2は、本発明に係る分電盤の実施の一形態である。
また、第一電力経路3は、本発明に係る第一の電力経路の実施の一形態である。
また、蓄電装置4は、本発明に係る蓄電装置の実施の一形態である。
また、第二電力経路5は、本発明に係る第二の電力経路の実施の一形態である。
また、燃料電池6は、本発明に係る燃料電池の実施の一形態である。
また、太陽光発電部8は、本発明に係る発電部の実施の一形態である。
また、制御装置11は、本発明に係る制御装置の実施の一形態である。
また、商用電源30は、本発明に係る商用電源の実施の一形態である。
また、第一定格電力(400W)及び第二定格電力(700W)は、本発明に係る所定の定格電力の実施の一形態である。
また、第二定格電力(700W)は、本発明に係る最大定格電力の実施の一形態である。
また、第四設定電力(750W)は、本発明に係る目標電力の実施の一形態である。
なお、本発明に係る発電部は、自然エネルギーとして太陽光を利用するものに限定するものではない。本発明に係る発電部が利用する自然エネルギーは、例えば水力や、風力、潮力等であってもよい。
また、本実施形態において、燃料電池6の最大発電電力は700Wに設定される構成としたが、これに限定するものではない。例えば、燃料電池6の最大発電電力は750W等でもよく、さらには任意の電力に設定可能な構成としてもよい。
また、本実施形態において、燃料電池6は固体酸化物型の燃料電池(SOFC)であるとしたが、これに限定するものではない。例えば、燃料電池6は、固体高分子型の燃料電池(PEFC)であってもよい。
また、本実施形態において、電力供給システム1は住宅に設けられるものとしたが、これに限定するものではない。例えば、電力供給システム1は、事務所や公共施設等の建物に設けられるものであってもよい。
また、本実施形態において、第四設定電力(本発明に係る目標電力の実施の一形態)は750Wとしたが、これに限定するものではない。本発明に係る目標電力は、燃料電池6の最大発電電力よりも大きいものであればよい。
以下では、蓄電装置4の充電に関する制御装置11の制御について説明する。
通常、燃料電池6は、蓄電装置4と比べた場合、負荷追従運転による反応が遅い。すなわち、負荷追従運転により燃料電池6が発電する電力を所定の量だけ変化させるのに要する時間は、蓄電装置4が充電する電力を所定の量だけ変化させるのに要する時間よりも長い。したがって、燃料電池6で発電される電力が増えるように蓄電装置4が電力を充電した場合であっても、燃料電池6が発電される電力を増やすのに時間がかかると、蓄電装置4が充電する電力の分だけ商用電源30からの電力の買電が増えてしまうという問題がある。
そこで、本実施形態においては、第一電力経路3を介して分電盤2に供給される電力(住宅内に入る電力)が、第一及び第二定格電力や所定の設定電力となるように蓄電装置4の充電を行う場合に、制御装置11は、第二センサ25から出力された情報だけでなく、第一センサ24から出力された情報に基づいて蓄電装置4の充電を制御することができる。
このような構成により、蓄電装置4が電力を充電する場合に、充電する電力を比較的短時間で所望の量だけ変化させるのではなく、商用電源30からの電力の買電の変化量に基づいて燃料電池6で発電される電力の変化量に追従するように、比較的ゆっくりと変化させることができる。こうして、蓄電装置4が電力を充電する場合に、商用電源30からの電力の買電をできるだけ抑制することができるため、省エネ効果を得ることができる。
1 電力供給システム
4 蓄電装置
6 燃料電池
8 太陽光発電部
11 制御装置
30 商用電源

Claims (4)

  1. 自然エネルギーを利用して発電可能な発電部と、
    発電可能であって、必要に応じて電力を発電する負荷追従機能を有する燃料電池と、
    前記発電部及び前記燃料電池からの電力を充放電可能な蓄電装置と、
    前記発電部及び前記燃料電池の発電と前記蓄電装置の充放電とを制御する制御装置と、
    を具備すると共に、商用電源に接続され、
    前記商用電源、前記発電部、前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、
    前記発電部が発電している場合であって、
    且つ、前記燃料電池が発電している場合であって、
    且つ、電力が前記商用電源に逆潮流している場合に、
    電力が前記商用電源に逆潮流しないように、前記蓄電装置が電力を充電し、
    前記負荷追従機能により前記燃料電池で発電された電力が所定の定格電力よりも小さい場合には、前記制御装置の制御により前記蓄電装置が充電する電力を増やすことによって、前記燃料電池で発電される電力を増やして、前記所定の定格電力とする、
    ことを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記定格電力は、段階的に複数設定され、
    前記複数の定格電力には、前記燃料電池の最大発電電力と同一に設定される最大定格電力が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記商用電源、前記発電部及び前記燃料電池と第一の電力経路を介して接続されると共に、前記蓄電装置と第二の電力経路を介して接続され、前記第一及び前記第二の電力経路を介して供給された電力を前記負荷に分配可能な分電盤をさらに具備し、
    前記発電部が発電している場合であって、
    且つ、前記燃料電池が発電している場合であって、
    且つ、電力が前記商用電源に逆潮流していない場合に、
    前記第一の電力経路を介して前記分電盤に供給される電力が前記燃料電池の最大発電電力よりも大きい所定の目標電力となるように、前記蓄電装置が電力を放電する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記発電部が発電している場合であって、
    且つ、前記燃料電池が発電していない場合であって、
    且つ、電力が前記商用電源に逆潮流している場合に、
    電力が前記商用電源に逆潮流しないように、前記蓄電装置が電力を充電する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力供給システム。
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