JP6662066B2 - 後処理装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、後処理装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。より特定的には、本発明は、用紙に対して折り処理を行う後処理装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置によって印刷された用紙に対して後処理を行う後処理装置が知られている。後処理装置は、通常、画像形成装置に装着されるが、単体で動作可能なものもある。後処理装置が実行可能な処理には、複数枚の用紙を中央部で中綴じおよび二つ折りする製本処理、大きなサイズのページをZ字型に折るZ折り処理、大きなサイズのページを三等分に折る三折り処理、用紙に穴を開ける処理、または用紙をステープルするステープル処理などがある。
用紙に対して折り処理を行う方法として、用紙にたわみ(ループ)を形成し、折りローラー対のニップにそのたわみを送り込む方法がある。この方法では、常に同じ形状の撓みを用紙に形成することはできないため、折り位置が安定しないという問題があった。
下記特許文献1には、ローラーと、ローラーを回転自在に支持する支持部材とを含む押当部材を備えたシート加工装置が開示されている。このシート加工装置は、シート材に折曲加工を施すとき、押当部材でシート材を上ガイド板に押し当てた状態を保持しながら、シート材上を上ガイド板に沿って押当部材を移動させる。これにより、シート材の折曲げ位置がシート折曲げローラーへ導かれる。
特開2005−67741号公報
特許文献1の技術によれば、押当部材を用いて折りローラー対のニップに用紙のたわみを送り込むことができるので、折り位置を制御することが可能となり、折り位置が安定する。一方で、特許文献1の技術では、案内部材の先端がローラー形状であるため、装置の構成が複雑となっていた。その結果、特許文献1の技術は、装置の大型化を招き、ひいてはコストの増加を招いていた。
加えて、特許文献1の技術では、たわみに用紙の幅方向のひずみが発生した場合、たわみの形状を矯正することはできなかった。このため、折りローラー対のニップで用紙を折る際に、用紙にしわやダメージが発生し、折り処理の品質の低下を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、小型化を図ることのできる後処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、折り処理の品質を向上することのできる後処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に従う後処理装置は、用紙に対して折り処理を行う折りローラー対と、用紙を折りローラー対に搬送する搬送手段と、用紙のたわみを折りローラー対のニップの近傍に案内する案内部材とを備え、案内部材は板状の形状を有し、案内部材における用紙の搬送方向下流側の端部である先端部分は、案内部材の主面の法線方向から見た場合に1つのみの凹形状を有し、先端部分は、案内部材の主面の法線方向から見た場合に搬送方向と直交する方向である幅方向の両端部と、両端部以外の部分である中央部とを含み、両端部の各々は、中央部よりも搬送方向下流側に突出し、かつ案内部材の主面の法線方向から見た場合に幅方向に延在する直線であり、中央部の幅方向の長さは、折り処理の対象となる最小の用紙の幅方向の長さよりも短く、案内部材が用紙のたわみを折りローラー対のニップの近傍に案内する際に、両端部の各々は、用紙の幅方向の両端面の各々から外部にはみ出る
上記後処理装置において好ましくは、案内部材における法線方向の長さは、先端部分よりも所定の距離だけ搬送方向上流側の位置から先端部分に向かって減少する。
上記後処理装置において好ましくは、案内部材を折りローラー対のニップに向かって付勢する付勢部材をさらに備える。
上記後処理装置において好ましくは、案内部材は、軸を中心として揺動する。
上記後処理装置において好ましくは、用紙に対して第1の折り処理を行う他の折りローラー対をさらに備え、搬送手段および折りローラー対は搬送路に沿って用紙を搬送し、折りローラー対は、第1の折り処理が行われた用紙に対して第2の折り処理を行い、案内部材は遮蔽位置に移動可能であり、遮蔽位置は、他の折りローラー対を構成する一方のローラーの周方向における搬送路に最も近い位置と、他の折りローラー対を構成する他方のローラーの周方向における搬送路に最も近い位置との間の領域から、案内部材が搬送路を遮蔽する位置である。
上記後処理装置において好ましくは、案内部材は、搬送路における遮蔽位置よりも搬送方向上流側に存在する退避位置であって、領域の少なくとも一部に搬送路を露出させる退避位置にさらに移動可能である。
本発明の他の局面に従う画像形成装置は、用紙に対して印刷を行う画像形成装置本体と、画像形成装置本体で印刷された用紙に対して後処理を行う上記の後処理装置とを備える。
本発明によれば、小型化を図ることのできる後処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することができる。また、折り処理の品質を向上することのできる後処理装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。 図1の後処理装置51における折り装置40付近の概略的な構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における折り装置40の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における案内部材6付近の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における案内部材6の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における案内部材6の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第1の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における案内部材6の遮蔽位置P61を説明する断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第2の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第3の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第4の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第5の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第6の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第7の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第8の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第9の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第10の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第11の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第12の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第13の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第14の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置51の第15の動作を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の効果を説明する図である。 本発明の変形例における案内部材6の構成を示す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、後処理装置が画像形成装置の一部である場合について説明する。画像形成装置としては、たとえばMFP、プリンター、複写機、またはファクシミリなどが挙げられる。後処理装置は、画像形成装置本体と別体で構成され、必要に応じて画像形成装置本体に対して着脱可能であってもよい。
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。図2は、図1の後処理装置51における折り装置40付近の概略的な構成を示す断面図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態における画像形成装置100は、後処理装置51と、画像形成装置本体52とを備えている。画像形成装置本体52は、用紙に対して印刷を行うものである。後処理装置51は、折り装置40などを含んでいる。折り装置40は、後処理装置51の筐体の内部に設けられている。後処理装置51は、画像形成装置本体52で印刷された用紙に対して、折り装置40を用いてZ折り処理を行うことが可能である。
図3は、本発明の一実施の形態における折り装置40の構成を示す断面図である。
図3を参照して、折り装置40は、搬送ローラー対1(搬送手段の一例)と、折りローラー対2(折りローラー対の一例)と、折りローラー対3(他の折りローラー対の一例)と、折りガイド4と、案内部材6と、用紙ガイド7と、センサーSEとを含んでいる。
搬送ローラー対1は、用紙を搬送する経路である搬送路TR1(搬送路の一例)に配置されている。搬送ローラー対1は回転駆動され、ニップN1で用紙を挟んで搬送路TR1に沿って折りローラー対2または3に搬送する。
折りローラー対2は、搬送路TR1における搬送ローラー対1よりも用紙の搬送方向下流側に配置されている。折りローラー対2は回転駆動され、ニップN2で用紙を挟んで搬送路TR1に沿って搬送する。また折りローラー対2は、Z折りを行う用紙に対してニップN2で第2の折り処理(2回目の折り処理)を行う。
折りローラー対3は、搬送路TR2に配置されている。搬送路TR2は、搬送ローラー対1と折りローラー対2との間において搬送路TR1から分岐した搬送路である。折りローラー対3は、Z折りを行う用紙に対してニップN3で第1の折り処理(1回目の折り処理)を行う。
折りガイド4は、Z折り処理を行う用紙に対して第1の折り処理を行う際、用紙のたわみを折りローラー対3のニップN3の近傍に案内する。折りガイド4は、退避位置と折り位置との間で移動可能である。退避位置および折り位置の詳細については後述する。
案内部材6は、Z折り処理を行わない用紙が搬送路TR1に沿って搬送される際などに、用紙を折りローラー対2のニップN2の近傍に案内する。また案内部材6は、Z折り処理を行う用紙に対して第2の折り処理を行う際、用紙のたわみを折りローラー対2のニップN2の近傍に案内する。案内部材6は、支点FC(軸の一例)を中心として、遮蔽位置と、退避位置と、案内位置との間で揺動する。遮蔽位置、退避位置、および案内位置の詳細については後述する。
用紙ガイド7は、搬送路TR1に用紙をガイドする。用紙ガイド7は、搬送路TR1における搬送路TR2の分岐部分に開口部7aを有している。
センサーSEは、搬送路TR1におけるニップN2の下流側において、用紙を検知する。
また後処理装置51は、折りガイド4が固定される部分である固定部31と、折りガイド4と固定部31との間に設けられた付勢部材32と、案内部材6が固定される部分である固定部33と、案内部材6と固定部33との間に設けられた付勢部材34とをさらに備えている。後処理装置51は、固定部31を駆動することにより、折りガイド4を移動させる。後処理装置51は、固定部33を駆動することにより、案内部材6を移動させる。
なお、搬送ローラー対1は、搬送ローラー対1を構成する一方のローラーが回転駆動され、他方のローラーは一方のローラーに従動してもよいし、搬送ローラー対1を構成する両方のローラーが回転駆動されてもよい。折りローラー対2および3の各々の回転駆動の方法についても同様である。
図4は、本発明の一実施の形態における案内部材6付近の構成を示す斜視図である。図5は、本発明の一実施の形態における案内部材6の構成を示す平面図である。図4において、矢印MD1は用紙の搬送方向を示しており、矢印Wは案内部材6の幅方向を示しており、矢印Tは、案内部材6の厚さ方向(案内部材6の主面の法線方向)を示している。矢印MD1、矢印W、および矢印Tの各々で示す方向は、互いに直交している。以降、矢印Wで示す方向を幅方向と記し、矢印Tで示す方向を厚さ方向と記すことがある。図5は、厚さ方向から見た場合の平面図である。
図4および図5を参照して、案内部材6は、板状の形状を有しており、厚さ方向を法線方向とする2つの主面を有している(図4および図5では一方の主面のみが見えている)。案内部材6は、用紙を押圧するためのローラーを含んでいない。案内部材6における幅方向の両端部の各々には、厚さ方向に延在する腕部8が設けられている。支点FCの位置には軸部9が設けられている。腕部8は、軸部9に案内部材6を吊り下げている。腕部8には挿入穴8aが形成されており、軸部9は挿入穴8aに挿入されている。
案内部材6は、先端部分61を有している。先端部分61は、厚さ方向から見た場合の、用紙の搬送方向下流側の端部である。先端部分61は、凹形状を有している。具体的には、先端部分61は、端部61aと、端部61bと、中央部61cとを含んでいる。端部61aおよび61bは、先端部分61における幅方向の両端部である。中央部61cは、先端部分61における端部61aおよび61b以外の部分である。端部61aおよび61bの各々は、中央部61cよりも用紙の搬送方向下流側に突出している。これにより、Z折り処理を行う用紙に対して第2の折り処理を行う際に、案内部材6は、端部61aおよび61bで用紙のたわみをニップN2近傍に押すことができる。
中央部61cの幅方向の長さWGは、折り処理の対象となる最小の用紙の幅方向の長さWSよりも短いことが好ましい。これにより、折り処理の対象となる用紙を端部61aおよび61cで確実に押すことができる。
なお、固定部33(図3)は、軸部9であってもよい。付勢部材34(図3)は、軸部9に取り付けられたコイルバネであってもよい。案内部材6には、必要に応じて折り曲げられた部分、開口部、凸部、または凹部などが設けられていてもよい。
案内部材6のサイズの一例として、中央部61cの深さ(切欠きの深さ)WDは、1mmであり、中央部61cの幅方向の長さWGは167mmである。中央部61cの形状、深さ、および幅方向の長さは任意である。
図6は、本発明の一実施の形態における案内部材6の構成を示す断面図である。
図6を参照して、案内部材6の厚さ(矢印Tで示す方向の長さ)は、先端部分61よりも所定の距離Dだけ用紙の搬送方向上流側の位置から先端部分61に向かって減少している。
図7は、本発明の一実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図7を参照して、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナー104と、ネットワークインターフェース105と、操作パネル106と、補助記憶装置107と、画像形成部108と、後処理制御部109とを含んでいる。CPU101と、ROM102、RAM103、スキャナー104、ネットワークインターフェース105、操作パネル106、補助記憶装置107、画像形成部108、および後処理制御部109の各々とは、バスなどで相互に接続されている。
CPU101は、制御プログラムに従って動作し、画像形成装置100全体を制御する。
ROM102は、制御プログラムを記憶している。
RAM103は、CPU101の作業用のメモリであり、各種データを一時的に保存する。
スキャナー104は、原稿の画像を読み取る。
ネットワークインターフェース105は、ネットワーク(図示無し)を通じて画像形成装置100と接続された外部機器との間で、情報の送受信を行う。
操作パネル106は、各種情報を表示し、各種操作を受け付ける。
補助記憶装置107は、印刷する画像のデータなどの各種データを記憶する。
画像形成部108は、画像形成装置本体52の内部で用紙に印刷を行う。画像形成部108は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。画像形成部108は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙にカラー画像を形成する。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを有する。定着装置は、加熱ローラーと加圧ローラーとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行なう。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラー、搬送ローラー、およびそれらを駆動するモーターなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、画像形成装置本体52の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像形成装置本体52で印刷した用紙を、画像形成装置本体52から後処理装置51の内部に導入する。
後処理制御部109は、CPU101の制御の下で、後処理装置51全体の動作を制御する。後処理制御部109は、搬送ローラー対制御部111と、折りローラー対制御部112と、折りローラー対制御部113と、折りガイド制御部114と、案内部材制御部115とを含んでいる。搬送ローラー対制御部111は、搬送ローラー対1の回転を制御する。折りローラー対制御部112は、折りローラー対2の回転を制御する。折りローラー対制御部113は、折りローラー対3の回転を制御する。折りガイド制御部114は、折りガイド4の動作を制御する。案内部材制御部115は、案内部材6の動作を制御する。
続いて、本実施の形態における後処理装置51の動作について説明する。なお、以降の図において、後処理装置51の一部の構成は、説明が必要な場合にのみ示される場合がある。
図8を参照して、画像形成装置100は、画像形成装置本体52から排出された用紙を後処理装置51に搬入し、折り装置40の内部に搬送する。
後処理装置51は、折り装置40の内部に用紙SHを搬送すると、搬送ローラー対1および折りローラー対2の各々を回転させることにより、用紙SHを搬送路TR1に沿って搬送する。この搬送の際、折りガイド4は退避位置P41に存在している。退避位置P41とは、折りガイド4の先端4aが搬送路TR1の上側の位置(搬送路TR1における折りローラー対3とは反対側)に存在する位置である。案内部材6は遮蔽位置P61に存在している。
図9は、本発明の一実施の形態における案内部材6の遮蔽位置P61を説明する断面図である。
図8および図9を参照して、遮蔽位置P61とは、折りローラー対3を構成する一方のローラー3aの周方向における搬送路TR1に最も近い位置PO1と、折りローラー対3を構成する他方のローラー3bの周方向における搬送路TR1に最も近い位置PO2との間の領域RGから、案内部材6が搬送路TR1を遮蔽する位置である。
案内部材6が遮蔽位置P61に存在する場合、案内部材6は、搬送ローラー対1から搬送されてきた用紙の先端を折りローラー対2に案内する。案内部材6が遮蔽位置P61に存在する場合には、搬送路TR1に沿って搬送される用紙が折りローラー対3と接触することが防止され、通紙不良を起こすことが防止される。
用紙SHに対してZ折り処理を行わない場合、後処理装置51は、案内部材6が遮蔽位置P61に存在する状態で搬送ローラー対1および折りローラー対2の各々を回転させ続け、矢印MD1で示すニップN2の下流側に存在する排出トレイ21(図1)に用紙SHを排出する。一方、用紙SHに対してZ折り処理を行う場合、後処理装置51は、図8の動作に続いて図10〜図23に示す動作を行う。
図10を参照して、後処理装置51は、センサーSEによって用紙SHの先端を検知すると、案内部材6を矢印AR1で示す方向に移動し、退避位置P62に配置する。退避位置P62は、搬送路TR1における遮蔽位置P61よりも上流側に存在する位置である。案内部材6が退避位置P62に移動することにより、領域RGの少なくとも一部が搬送路TR1に露出される。
また後処理装置51は、用紙SHのサイズや折りモードの種類に応じて決定された所定の位置に用紙SHの先端が達したタイミングで、折りローラー対2を停止させる。用紙SHの先端の位置はセンサーSEで用紙SHの先端を検出した時刻と、用紙SHの搬送速度とに基づいて算出される。後処理装置51は、折りローラー対2を停止させた後も、搬送ローラー対1を継続して回転駆動する。
図11を参照して、搬送ローラー対1によって折りローラー対2の方向に用紙SHが送り込まれるため、用紙SHにおけるニップN3付近にはたわみ(ループ)LP1が形成される。後処理装置51は、折りローラー対2を停止してから所定の時間t1が経過した後に、搬送ローラー対1を停止させる。時間t1は、用紙SHの種類や坪量に基づいて、適切な大きさのたわみLP1が用紙SHに形成されるような時間に設定される。
なお、たわみLP1は搬送ローラー対1のみの送り込みによって形成されるため、搬送ローラー対1および折りローラー対2の両方の送り込みによってたわみが形成される場合と比べて、用紙の停止位置のばらつきを小さくすることができる。
次に後処理装置51は、案内部材6を退避位置P62に配置した状態で第1の折り処理を行う。後処理装置51は、矢印AR2で示すように、ニップN3付近の折り位置P42に向けて折りガイド4の移動を開始する。後処理装置51は、折りガイド4で用紙SHを押すことにより、用紙SHのたわみLP1をニップN3へ案内する。
図12を参照して、後処理装置51は、固定部31を距離d1だけ移動させることにより、折りガイド4を移動させる。折りガイド4が移動すると、たわみLP1の頂点が折りガイド4の下端によって押されてニップN3に接近する。付勢部材32は、折りガイド4を折りローラー対3のニップN3に向かって付勢する。用紙SHの張力は増加し、付勢部材32が受ける用紙SHの反力も増加する。そして、固定部31が距離d1だけ移動する前に、用紙SHの張力が付勢部材32の付勢力と釣り合う。これ以降の固定部31の移動量(距離d1)の一部は、付勢部材32の縮み量として吸収される。その結果、図12の時点での折りガイド4の移動量は距離d1よりも小さくなり、付勢部材32の縮み量は折りガイド4の移動開始前よりも大きくなる。つまり、付勢部材32は、折りガイド4の逃げ機構として機能する。付勢部材32の作用により、折りガイド4が用紙SHに過大な力を加え、用紙SHにダメージが生じる事態を回避することができる。
折りガイド4で押す前のたわみLP1の大きさは、上述のように時間t1によって調整することができるため、たわみ空間(ニップN3付近の空間)と比較して過大な大きさとなることは無い。したがって、用紙SHにしわや折れ曲がりが発生することは無く、たわみLP1を折りガイド4によって常に十分な力で押すことができる。
図13を参照して、後処理装置51は、固定部31を距離d1だけ移動させた状態で(折りガイド4でたわみLP1を押さえた状態で)、用紙SHのたわみLP1を搬送路TR2に沿って下方に送り込む方向に搬送ローラー対1および折りローラー対2の各々を回転させ、用紙SHのたわみLP1を搬送路TR2に沿って下方に送り込む方向に折りローラー対3を回転させる。
用紙SHがニップN3に送り込まれると、たわみLP1が増加し、用紙SHの張力が減少する。付勢部材32の付勢力は用紙SHの張力よりも大きくなり、付勢部材32は元の長さに戻る。付勢部材32が元の長さに戻る際の付勢力によって、折りガイド4は再びニップN3に向かって移動し、矢印AR3で示すようにたわみLP1をさらに押し込む。
折りガイド4は、最終的に折り位置P42に到達する。なお、折りガイド4が到達する折り位置P42は、折りガイド4の先端4aが搬送路TR1における折りローラー対3の側に存在する任意の位置であればよく、ニップN3まで用紙SHを突き入れる位置であってもよいし、ニップN3付近まで用紙SHを案内する位置であってもよい。
図14を参照して、折りガイド4が折り位置P42に配置された後、たわみLP1はニップN3で噛み込まれ、用紙SHに第1の折り目が形成される(第1の折り処理)。
図15を参照して、用紙SHに第1の折り目が形成された後、後処理装置51は、折りガイド4を矢印AR4で示すように移動し、退避位置P41に戻す。
図16を参照して、第1の折り処理の際には、用紙SHの先端は搬送路TR1に沿って矢印MD2で示す方向に移動するため、後処理装置51は、センサーSEによって用紙SHの先端を再び検知する。後処理装置51は、用紙SHのサイズや折りモードの種類に応じて決定された所定の位置に用紙SHの先端が達したタイミングで、折りローラー対2および3を停止させる。用紙SHの先端の位置はセンサーSEで用紙SHの先端を検出した時刻と、用紙SHの搬送速度とに基づいて算出される。後処理装置51は、折りローラー対2を停止させた後も、搬送ローラー対1を継続して回転駆動する。
図17を参照して、搬送ローラー対1によって折りローラー対2の方向に用紙SHが送り込まれるため、用紙SHにおけるニップN2付近にはたわみ(ループ)LP2が形成される。後処理装置51は、折りローラー対2および3を停止してから所定の時間t2が経過した後に、搬送ローラー対1を停止させる。時間t2は、用紙SHの種類や坪量に基づいて、適切な大きさのたわみLP2が用紙SHに形成されるような時間に設定される。
次に後処理装置51は、折りガイド4を退避位置P41に配置した状態で第2の折り処理を行う。後処理装置51は、矢印AR5で示すように、ニップN2付近の案内位置P63に向けて案内部材6の移動(揺動)を開始する。後処理装置51は、案内部材6で用紙SHを押すことにより、用紙SHのたわみLP2をニップN2へ案内する。
図18を参照して、後処理装置51は、固定部33を距離d2だけ移動させることにより、案内部材6を移動させる。案内部材6が移動すると、たわみLP2の頂点が案内部材6の先端によって押されてニップN2に接近する。案内部材6が揺動する場合には、用紙SHへの案内部材6の接触部分は揺動とともに変化する。付勢部材34は、案内部材6を折りローラー対2のニップN2に向かって付勢する。用紙SHの張力は増加し、付勢部材34が受ける用紙SHの反力も増加する。そして、固定部33が距離d2だけ移動する前に、用紙SHの張力が付勢部材34の付勢力と釣り合う。これ以降の固定部33の移動量(距離d2)の一部は、付勢部材34の縮み量として吸収される。その結果、図18の時点での案内部材6の移動量は距離d2よりも小さくなり、付勢部材34の縮み量は案内部材6の移動開始前よりも大きくなる。つまり、付勢部材34は、案内部材6の逃げ機構として機能する。付勢部材34の作用により、案内部材6が用紙SHに過大な力を加え、用紙SHにダメージが生じる事態を回避することができる。
案内部材6で押す前のたわみLP2の大きさは、上述のように時間t2によって調整することができるため、たわみ空間(ニップN2付近の空間)と比較して過大な大きさとなることは無い。したがって、用紙SHにしわや折れ曲がりが発生することは無く、たわみLP2を案内部材6によって常に十分な力で押すことができる。
図19を参照して、後処理装置51は、固定部33を距離d2だけ移動させた状態で(案内部材6でたわみLP2を押さえた状態で)、ニップN2に用紙SHのたわみLP2を送り込む方向に搬送ローラー対1および折りローラー対2の各々を回転させ、用紙SHを上方に送り込む方向に折りローラー対3を回転させる。
用紙SHのたわみLP2がニップN2に送り込まれると、たわみLP2が増加し、用紙SHの張力が減少する。付勢部材34の付勢力は用紙SHの張力よりも大きくなり、付勢部材34は元の長さに戻る。付勢部材34が元の長さに戻る際の付勢力によって、案内部材6は再びニップN2に向かって移動し、矢印AR6で示すようにたわみLP2をさらに押し込む。
案内部材6は、最終的に案内位置P63に到達する。なお、案内部材6が到達する案内位置P63は、搬送路TR1における遮蔽位置P61よりも下流側に存在する任意の位置であればよく、用紙SHをニップN2まで突き入れる位置であってもよいし、ニップN2付近まで用紙SHを案内する位置であってもよい。
図20を参照して、案内部材6が案内位置P63に配置された後、たわみLP2はニップN2で噛み込まれ、用紙SHに第2の折り目が形成される(第2の折り処理)。
図21を参照して、用紙SHに第2の折り目が形成された後、用紙SHは、折りローラー対2によって矢印MD1で示す方向に搬送される。後処理装置51は、センサーSEによって用紙SHの先端を検知すると、次のジョブに備えるため、案内部材6を矢印AR7で示す方向に移動し、遮蔽位置P61に配置する。
図22および図23を参照して、第2の折り目が形成された(Z折りされた)用紙SHは、そのまま排出トレイ21に排出されてもよいし、ステープルやパンチなどのZ折り処理以外の後処理が行われてもよい。
[実施の形態の効果]
図24は、本発明の一実施の形態の効果を説明する図である。
図24(a)を参照して、本実施の形態によれば、案内部材6の先端部分61が凹形状を有しているので、折りローラー対2のニップN2で用紙SHを折る際に、端部61aおよび61bが用紙SHのたわみに当接し、中央部61cは用紙SHに当接しない。これにより、用紙SHには、矢印AR8で示すように幅方向の両端部にのみ力が加えられ、用紙SHの中央部に発生したシワKLは解消される。用紙SHは、図24(b)に示すように張った状態でニップN2に送り込まれ、折り処理が行われる。その結果、折りの対象となる用紙SHへのしわの発生やダメージを防止することができる。
また、案内部材6が簡易な形状であるため、案内部材の先端がローラー形状である場合と比較して、装置の小型化を図ることができ、ひいてはコストの削減を図ることができる。
また、中央部61cの幅方向の長さWGが、折り処理の対象となる最小の用紙の幅方向の長さWSよりも短いので、折りの対象となる用紙SHのサイズにかかわらず、用紙SHへのしわの発生やダメージを防止することができる。
また、用紙SHは坪量によってたわみの形状が異なるため、付勢部材34を設けることで、紙種を問わず用紙SHの種類にかかわらず用紙へのダメージを防止することができ、用紙SHのたわみを適切にニップN2に案内することができる。
また、案内部材6が支点FCを中心として揺動するため、案内部材6の駆動構成を簡潔化することができ、装置の小型化およびコストの削減を図ることができる。
また、折り処理を行わない用紙SHを搬送路TR1に沿って搬送する際や、第1の折り目を形成する前の用紙SHの先端を折りローラー対2のニップN2に案内する際などに、案内部材6が遮蔽位置P61に存在するので、用紙SHが折りローラー対3に接触することを防止することができ、良好な通紙性能を得ることができる。
また、用紙SHに対して第1の折り処理を行う際に、案内部材6が退避位置P62に移動するので、第1の折り処理を円滑に実行することができる。
[案内部材の変形例]
図25は、本発明の変形例における案内部材6の構成を示す平面図である。
図25を参照して、案内部材6は、図25(a)に示すように円弧状の凹形状を有していてもよく、中央部61cは、円弧状であってもよい。また案内部材6は、幅方向に分割された複数の部材よりなっていてもよい。案内部材6は、たとえば図25(b)に示すように、互いに別体で形成された案内部材片6a、6b、および6cを含んでいてもよい。
案内部材片6a、6b、および6cは、幅方向に沿って配置されている。案内部材片6aは端部61aを含んでいる。案内部材片6bは端部61bを含んでいる。案内部材片6cは、案内部材片6aと案内部材片6bとの間に設けられており、中央部61cを含んでいる。案内部材片6a、6b、および6cは、たとえば係合や接着などの方法で連結されている。
[その他]
折りガイド4は省略されてもよい。
本発明の案内部材が適用される場所は任意であり、折りガイド4として適用されてもよい。
後処理装置51は、後処理を行うものであればよく、Z折り処理(3つの面のうち2つの面の面積が等しくなる三つ折り)の代わりに三つ折り処理(3つの面の面積が等しくなる三つ折り)を行うものであってもよい。後処理装置51は、たとえば穴開け機能やステープル処理などの機能をさらに有していてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 搬送ローラー対
2,3 折りローラー対
3a,3b 折りローラー対を構成するローラー
4 折りガイド
4a 折りガイドの先端
6 案内部材
6a,6b,6c 案内部材片
7 用紙ガイド
7a 用紙ガイドの開口部
8 腕部
8a 腕部の挿入穴
9 軸部
21 排出トレイ
31,33 固定部
32,34 付勢部材
40 折り装置
51 後処理装置
52 画像形成装置本体
61 案内部材の先端部分
61a,61b 先端部分の端部
61c 先端部分の中央部
100 画像形成装置
101 CPU(Central Processing Unit)
102 ROM(Read Only Memory)
103 RAM(Random Access Memory)
104 スキャナー
105 ネットワークインターフェース
106 操作パネル
107 補助記憶装置
108 画像形成部
109 後処理制御部
111 搬送ローラー対制御部
112 折りローラー対制御部
113 折りローラー対制御部
114 折りガイド制御部
115 案内部材制御部
FC 案内部材の支点
KL シワ
N1,N2,N3 ニップ
P41 折りガイドの退避位置
P42 折りガイドの折り位置
P61 案内部材の遮蔽位置
P62 案内部材の退避位置
P63 案内部材の案内位置
PO1 ローラー3aの周方向における搬送路TR1に最も近い位置
PO2 ローラー3bの周方向における搬送路TR1に最も近い位置
RG 案内部材によって遮蔽される領域
SE センサー
SH 用紙
TR1,TR2 搬送路
WG 中央部の幅方向の長さ
WS 折り処理の対象となる最小の用紙の幅方向の長さ

Claims (7)

  1. 用紙に対して折り処理を行う折りローラー対と、
    前記用紙を前記折りローラー対に搬送する搬送手段と、
    前記用紙のたわみを前記折りローラー対のニップの近傍に案内する案内部材とを備え、
    前記案内部材は板状の形状を有し、前記案内部材における前記用紙の搬送方向下流側の端部である先端部分は、前記案内部材の主面の法線方向から見た場合に1つのみの凹形状を有し、
    前記先端部分は、前記案内部材の主面の法線方向から見た場合に前記搬送方向と直交する方向である幅方向の両端部と、前記両端部以外の部分である中央部とを含み、
    前記両端部の各々は、前記中央部よりも前記搬送方向下流側に突出し、かつ前記案内部材の主面の法線方向から見た場合に前記幅方向に延在する直線であり、
    前記中央部の前記幅方向の長さは、折り処理の対象となる最小の前記用紙の前記幅方向の長さよりも短く、
    前記案内部材が前記用紙のたわみを前記折りローラー対のニップの近傍に案内する際に、前記両端部の各々は、前記用紙の前記幅方向の両端面の各々から外部にはみ出る、後処理装置。
  2. 前記案内部材における前記法線方向の長さは、前記先端部分よりも所定の距離だけ前記搬送方向上流側の位置から前記先端部分に向かって減少する、請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記案内部材を前記折りローラー対のニップに向かって付勢する付勢部材をさらに備えた、請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記案内部材は、軸を中心として揺動する、請求項1〜3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記用紙に対して第1の折り処理を行う他の折りローラー対をさらに備え、
    前記搬送手段および前記折りローラー対は搬送路に沿って前記用紙を搬送し、
    前記折りローラー対は、前記第1の折り処理が行われた用紙に対して第2の折り処理を行い、
    前記案内部材は遮蔽位置に移動可能であり、前記遮蔽位置は、前記他の折りローラー対を構成する一方のローラーの周方向における前記搬送路に最も近い位置と、前記他の折りローラー対を構成する他方のローラーの周方向における前記搬送路に最も近い位置との間の領域から、前記案内部材が前記搬送路を遮蔽する位置である、請求項1〜4のいずれかに記載の後処理装置。
  6. 前記案内部材は、前記搬送路における前記遮蔽位置よりも前記搬送方向上流側に存在する退避位置であって、前記領域の少なくとも一部に前記搬送路を露出させる退避位置にさらに移動可能である、請求項5に記載の後処理装置。
  7. 用紙に対して印刷を行う画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体で印刷された用紙に対して後処理を行う、請求項1〜6のいずれかに記載の後処理装置とを備えた、画像形成装置。
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