JP6661571B2 - 記録装置および記録方法 - Google Patents
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Description
図10は本実施形態に係る記録装置308の斜視図であり、外観および内部の一部を示している。これはいわゆるシリアル走査型のプリンタであり、記録媒体PのY方向(搬送方向)に対してほぼ直交するように交差するX方向(走査方向)に記録ヘッド9(後述)を走査して画像を記録するものである。また、図11は本実施形態に係る記録ヘッド9のノズルが開口している面(吐出面)側を見た場合の模式図である。図3は、本実施形態に係る画像処理装置であるホストPC301および記録装置と記録装置308の構成を説明するためのブロック図である。
記録方向によって色むらが発生する要因を以下で説明する。図1において、記録ヘッドの記録幅よりも広い領域(領域a、b、c、d)にシアンインクとマゼンタインクによってブルー画像を記録する例を示す図である。図1(a)において、領域aに対して、記録ヘッドは走査方向Xへの走査で記録を行う。このときはシアンインク用ノズル列22Cが前側、マゼンタインク用ノズル列22Mが後側となる。記録媒体Pには、シアン、マゼンタの順にインク滴が着弾する。そして記録媒体PがY方向に領域bに相当する長さだけ搬送された後、記録ヘッドが走査方向X’へ走査し、領域aと隣接する領域bに対して記録が行なわれる。このときは、マゼンタ→シアンの順にインク滴が着弾する。領域cにはシアン、マゼンタの順にインクが付与され、領域dにはマゼンタ、シアンの順にインクが付与される。領域aおよび領域cは、領域bおよび領域dとブルー画像を形成するときの記録時のシアンインク、マゼンタインクの重なり順序が異なる。これは図14(a)で示した双方向のマルチパス記録についても同じように1および3走査目と2および4走査目とではインクの重なり順序が異なるのである。さらにはブルードット同士が重なる場合、往走査のブルーの上に複走査のブルーが形成される領域と、復走査のブルーの上に往走査のブルーが形成される領域とがある。一方で、図1(b)では、片方向記録であり領域a、b、c、dに対して走査方向が同じとなり、インクの付与順はどの領域もシアン、マゼンタである。図14(a)で示した双方向のマルチパス記録についても同じように、1から4走査目までのインクの付与順は同じとなる。
第1の実施形態においては印刷データをもとに各種解析を行っている。しかし実際に記録媒体に記録を行うと、元になっているデータと記録画像との間には相応のギャップがある。本実施形態では、印刷データに基づき実際に記録される記録画像の状態を走査方向の決定に反映させる。その他の点に関しては特に断りのない限りは第1の実施形態と同様である。
K=0.021/L ・・・(式1)
そして、S403で求められた各解析単位におけるエッジ画素数に、算出した割合Kを補正のための係数として掛けるのである。例えば、ある記録媒体での1ドットの径が0.035mmであった場合、K=0.6となる。つまり、印刷データ上エッジ画素と認定されるもののうち、6割をエッジ画素としてカウントするのである。
第1の実施形態において、ユーザーが記録対象の画像が線画であることを入力した場合には双方向記録とする形態を説明した。本実施形態では、ユーザーが選択した記録対象に応じてさらに走査回数を異ならせる形態を説明する。
Claims (12)
- 第1のインクを吐出するための第1のノズル列と第1のインクと色が異なる第2のインクを吐出するための第2のノズル列とを備えた記録ヘッドと、前記記録ヘッドを所定の走査方向に走査させる走査手段と、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、を有し、前記第1のノズル列と前記第2のノズル列とは、前記走査方向に並び、かつ前記走査方向と交差する方向に並ぶインクを吐出するノズルを含み、前記走査手段による前記記録ヘッドの走査と前記搬送手段による記録媒体の搬送とを交互に行って前記記録媒体へ画像の記録を行う記録装置であって、
前記画像を示す画像データから得られ、記録媒体に前記画像を記録するために付与する前記第1のインクおよび前記第2のインクの付与量を示す付与量情報および前記記録媒体に記録する画像の形状に関する形状情報に基づき、前記付与量情報が第1の量を示し、かつ前記形状情報が所定の線幅より広い線を示す場合には、先の走査と該先の走査の次の走査とで走査の方向を同じとすることを決定し、前記付与量情報が前記第1の量を示し、かつ前記形状情報が前記所定の線幅以下の線を示す場合には、前記先の走査と前記次の走査とで走査の方向を逆とすることを決定する決定手段と、
前記決定手段による決定に従って記録を行うように前記記録ヘッドおよび前記走査手段を制御する制御手段と、を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記決定手段は、前記画像がイメージまたは写真であり、前記付与量情報が示す量が前記第1の量より大きい場合に、前記先の走査と前記次の走査で走査の方向を同じとすることを決定し、前記画像がイメージまたは写真であり、前記付与量情報が示す量が前記第1の量より大きくない場合には、前記先の走査と前記次の走査とで走査の方向を逆とすることを決定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記所定の線幅は0.3mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記画像データの入力フォーマットに基づいて前記形状情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 画像データに基づいて前記形状情報を決定する決定手段をさらに有し、前記決定手段は画像の特徴を検出することにより前記形状情報を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
- ユーザーが前記形状情報を入力するための入力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記先の走査で記録する領域と前記次の走査で記録する領域とは前記搬送方向において隣接することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記先の走査で記録する領域と前記次の走査で記録する領域とは前記搬送方向において部分的に重複することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記走査方向において、前記第2のインクを吐出するためのノズル列は前記第1のノズル列の一方側にのみ設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記決定手段は、前記記録媒体における線の形状の再現性に基づき設定された係数を用いて前記形状情報を補正することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
- 第1のインクを吐出するための第1のノズル列と第1のインクと色が異なる第2のインクを吐出するための第2のノズル列とを備えた記録ヘッドと、前記記録ヘッドを所定の走査方向に走査させる走査手段と、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、を有し、前記第1のノズル列と前記第2のノズル列とは、前記走査方向に並び、かつ前記走査方向と交差する方向に並ぶインクを吐出するノズルを含み、前記走査手段による前記記録ヘッドの走査と前記搬送手段による記録媒体の搬送とを交互に行って前記記録媒体へ画像の記録を行い、
前記画像を示す画像データから得られ、記録媒体に前記画像を記録するために付与する前記第1のインクおよび前記第2のインクの付与量に関する付与量情報および前記記録媒体に記録する画像の形状に関する形状情報に基づき、先の走査と該先の走査の次の走査とで走査の方向を同じとするか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段による決定に従って記録を行うように前記記録ヘッドおよび前記走査手段を制御する制御手段と、を有する記録装置であって、
前記決定手段は、前記記録媒体における線の形状の再現性に基づき設定された係数を用いて前記形状情報を補正し、前記補正を行った後の形状情報に基づいて前記先の走査と前記次の走査とで走査の方向を同じとするか否かを決定することを特徴とする記録装置。 - 第1のインクを吐出するための第1のノズル列と第1のインクと色が異なる第2のインクを吐出するための第2のノズル列とを備えた記録ヘッドを所定の走査方向に走査させ、前記走査方向と交差する搬送方向に記録媒体を搬送し、前記第1のノズル列と前記第2のノズル列とは、前記走査方向に並び、かつ前記走査方向と交差する方向に並ぶインクを吐出するノズルを含み、前記記録ヘッドの走査と前記記録媒体の搬送とを交互に行って前記記録媒体へ画像の記録を行う記録方法であって、
前記画像を示す画像データから得られ、記録媒体に前記画像を記録するために付与する前記第1のインクおよび前記第2のインクの付与量を示す付与量情報および前記記録媒体に記録する画像の形状に関する形状情報に基づき、前記付与量情報が第1の量を示し、かつ前記形状情報が所定の線幅より広い線を示す場合には、先の走査と該先の走査の次の走査とで走査の方向を同じとすることを決定し、前記付与量情報が前記第1の量を示し、かつ前記形状情報が所定の線幅以下の線を示す場合には、前記先の走査と前記次の走査とで走査の方向を逆とすることを決定することを特徴とする記録方法。
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