JP6660132B2 - 噴燃料噴射装置 - Google Patents

噴燃料噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6660132B2
JP6660132B2 JP2015189658A JP2015189658A JP6660132B2 JP 6660132 B2 JP6660132 B2 JP 6660132B2 JP 2015189658 A JP2015189658 A JP 2015189658A JP 2015189658 A JP2015189658 A JP 2015189658A JP 6660132 B2 JP6660132 B2 JP 6660132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
center line
operating member
needle
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015189658A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017066883A (ja
Inventor
彬人 辻村
彬人 辻村
博志 秋山
博志 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2015189658A priority Critical patent/JP6660132B2/ja
Publication of JP2017066883A publication Critical patent/JP2017066883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6660132B2 publication Critical patent/JP6660132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射装置に関する。
燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射装置が特許文献1、2に記載されている。特許文献1に記載された燃料噴射装置は、ノズル部で支持されて直線状に動作可能なニードルと、ニードルにプッシュロッドを介して付勢力を加える第1スプリングと、ニードルが所定距離以上動作した場合にニードルに付勢力を加える第2スプリングと、ノズル部に設けたノズル室、サブノズル及びメインノズルと、を有する。また、燃料タンクのタンク燃料を、ノズル室へ供給する燃料噴射ポンプが設けられている。燃料噴射ポンプは、電磁弁を有し、電磁弁により高圧の燃料がノズル室へ圧送される。
特許文献1に記載された燃料噴射装置は、ノズル室へ燃料が供給されていない場合は、ニードルが第1スプリングの付勢力でノズル部のシート面に押し付けられ、サブノズル及びメインノズルが共に閉じられている。これに対して、ノズル室へ燃料が供給されて、ニードルが第1スプリングの付勢力に抗して動作すると、ノズル部がシート面から離れ、サブノズルが開いて燃料が噴射される。なお、ノズル室へ供給される燃料の圧力が低圧である場合は、ニードルの動作量が所定距離以下であり、メインノズルは閉じられている。
さらに、電磁弁の制御により、ノズル室へ供給される燃料の圧力が上昇して、ニードルが所定気距離以上動作すると、ニードルは、第1スプリング及び第2スプリングの付勢力に抗して動作し、サブノズルに加えてメインノズルも開かれる。
特許文献2に記載された燃料噴射装置は、低圧通路及び高圧通路を備えた本体と、本体内に配置されたピストン、内側ニードル弁、外側ニードル弁及び閉鎖部材と、本体の先端側に形成された第1噴射孔及び第2噴射孔と、本体内に形成された制御室と、制御室に配置されてピストンを付勢する第1圧縮バネと、閉鎖部材と内側ニードル弁との間に配置された第2圧縮バネと、を備えている。
特許文献2に記載された燃料噴射弁は、制御室に供給される高圧燃料の圧力が高い場合は、ピストン、内側ニードル弁及び外側ニードル弁が、第1圧縮バネ及び第2圧縮バネの力で付勢され、第1噴射孔及び第2噴射孔は閉じられている。
制御室に供給される高圧燃料の圧力が低下すると、ピストン及び外側ニードル弁に加わる付勢力が低下する。また、高圧通路に供給される燃料の圧力が上昇し、その圧力で外側ニードル弁が第1圧縮バネの力に抗して動作し、第2噴射孔が開く。このため、高圧通路の燃料が第2噴射孔から噴射される。
さらに、高圧通路に供給される燃料の圧力が上昇して、外側ニードル弁の移動量が所定量を超えると、外側ニードル弁の肩部が、内側ニードル弁の肩部に係合し、内側ニードル弁が第2圧縮バネの力に抗して移動し、第1噴射孔が開く。このため、高圧通路の燃料が、第1噴射孔及び第2噴射孔から噴射される。
特開2002−188541号公報 特開2002−322969号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されている燃料噴射装置は、燃料の圧力を利用して弁体を動作させ、燃料噴射量を2段階に制御している。このため、弁体の動作切り替えが燃料の圧力に依存することとなり、制御の精度が低下する問題があった。
本発明の目的は、弁体の動作を複数段階に切り替える場合に、制御精度を向上することの可能な燃料噴射装置を提供することにある。
本発明は、燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射装置であって、前記燃料を噴射するノズルと、前記ノズルを開閉する弁体を含む動作部材と、前記動作部材を前記ノズルの中心線方向に動作させる動作機構と、前記動作部材に接触して前記動作部材の動作を停止させるストッパと、前記動作部材と前記ストッパとを前記中心線を中心として相対回転させることにより、前記動作部材が前記ストッパに接触して停止する位置を、前記中心線方向で互いに異なる位置である第1停止位置と第2停止位置とに切り替える切替機構と、を有し、前記ストッパは、前記中心線方向に突出した第1凸部を有し、前記動作部材は、前記中心線方向に突出し、かつ、前記第1凸部に接触する第2凸部を有し、前記動作部材は、前記中心線を中心とする回転方向で前記第1凸部と前記第2凸部とが同じ位置にあると、前記第1停止位置で停止し、前記動作部材は、前記中心線を中心とする回転方向で前記第1凸部と前記第2凸部とが異なる位置にあると、前記第2停止位置で停止する。
本発明における前記ノズルは、燃料を噴射する第1噴射口及び第2噴射口を有し、前記弁体は、前記動作部材が前記第1停止位置で停止すると前記第1噴射口を開き、かつ、前記第2噴射口を閉じ、前記動作部材が前記第2停止位置で停止すると前記第1噴射口及び前記第2噴射口を開く。
本発明における前記切替機構は、前記動作部材を前記ストッパに対して回転させる力を発生する油圧室と、前記油圧室の圧力を制御する油圧制御部と、を有する。
本発明は、前記燃焼室における燃焼状態を均質燃焼と成層燃焼とで互いに切り替えるコントローラが設けられ、前記動作部材は、前記燃焼室における燃焼状態を均質燃焼とする場合に前記第1停止位置に停止し、前記動作部材は、前記燃焼室における燃焼状態を成層燃焼とする場合に前記第2停止位置に停止する。
本発明は、弁体を含む動作部材とストッパとの相対位置を変更することにより、弁体がノズルの中心線方向で停止する位置を切替えることができるため、弁体の動作を複数段階に切り替える場合の制御精度を向上することができる。
本発明の燃料噴射装置を備えたエンジンの模式図である。 (A)、(B)は、本発明の燃料噴射装置による燃料の噴射状態を示す断面図である。 (A)は、本発明の燃料噴射装置を示す断面図、(B)は、本発明の燃料噴射装置の要部を示す断面図である。 本発明の燃料噴射装置に用いるノズルの底面図である。 (A)、(B)は、本発明の燃料噴射装置に用いる切替機構の模式的な断面図である。 本発明の燃料噴射装置に用いるコア及びステータの展開図である。 (A)は、本発明の燃料噴射装置を示す断面図、(B)は、本発明の燃料噴射装置の要部を示す断面図である。 (A)は、本発明の燃料噴射装置を示す断面図、(B)は、本発明の燃料噴射装置の要部を示す断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の燃料噴射装置に用いるノズルの構造例を示す断面図である。 図9に示すノズルの底面図である。 (A)、(B)は、本発明の燃料噴射装置による燃料の噴射状態を示す断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の燃料噴射装置に用いるノズル及びニードルの構造例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すエンジン10は、車両の駆動力源として搭載されている。エンジン10に吸気装置11、排気装置12及び燃料供給装置13が設けられている。エンジン10は、ガソリンエンジンであるものとする。燃料供給装置13は、ガソリンを貯留する燃料タンク13A、ポンプ13B及び燃料供給管13C等を有する。吸気装置11は、エアクリーナ、スロットルバルブ、インテークマニホルド等を有する。排気装置12は、触媒コンバータ、排気管等を有する。
エンジン10は、図2に示すシリンダ14を備え、シリンダ14内にピストン15が往復動作可能に収容されて、シリンダ14内に燃焼室16が形成されている。また、シリンダ14に吸気ポート17及び排気ポート18が設けられている。吸気ポート17は、燃焼室16及びインテークマニホルドに接続されている。さらに、吸気ポート17を開閉する吸気弁が設けられている。排気ポート18は、燃焼室16及び触媒コンバータにつながっている。さらに、排気ポート18を開閉する排気弁が設けられている。
シリンダ14に点火プラグ19が設けられている。また、シリンダ14に燃料噴射装置20が設けられており、点火プラグ19及び燃料噴射装置20を制御するコントローラ55が、エンジンルーム内に設けられている。燃料噴射装置20は、シリンダ14内面で燃焼室16を形成する箇所に取り付けられている。例えば、燃焼室16の平面視で略中央に燃料噴射装置20が配置されている。燃料噴射装置20は、図3(A)のように、筒形状のケーシング21と、ケーシング21に対して環状のホルダ22を介して取り付けたノズル23と、ケーシング21、ホルダ22及びノズル23内に亘って配置した弁体としてのニードル24と、を有する。ニードル24は中心線A1方向に直線状に往復動作可能である。
ノズル23は、図3(B)のように、大径部25と、大径部25に傾斜部26を介して連続する小径部27と、小径部27において傾斜部26とは反対側に設けた傾斜部28と、を有する。大径部25及び小径部27は筒形状であり、大径部25の内径は、小径部27の内径よりも大きい。
傾斜部26を貫通する第1噴射口29が複数設けられ、傾斜部28は円錐形状に傾斜しており、傾斜部28を貫通する第2噴射口30が複数設けられている。図4のように、複数の第1噴射口29は、中心線A1の周りで互いに同一円周上に配置され、複数の第2噴射口30は、互いに同一円周上に配置されている。複数の第1噴射口29及び複数の第2噴射口30は、共にノズル23の内外をつないでいる。
ニードル24は、大径部31及び小径部32を有し、大径部31及び小径部32は同心状に配置されている。大径部31の外径は、大径部25の内径よりも小さく、かつ、小径部27の内径よりも大きい。小径部32は小径部27の内径よりも小さい。大径部31の外周面と、ノズル23の内周面との間に、通路23Aが形成されている。燃料タンク13Aの燃料は、ポンプ13Bにより吸入及び吐出され、ポンプ13Bから吐出された燃料は、燃料供給管13Cを通り通路23Aに供給される。
大径部31であって小径部32に最も近い箇所に形成された環状のシール部31Aの直径は、傾斜部26の内面26Aにおける複数の第1噴射口29の外接円の直径よりも大きい。シール部31Aは、ニードル24に形成されたエッジである。ニードル24は、小径部32の外周面が小径部27の外周面に接触した状態で、中心線A1方向に移動可能である。中心線A1は、図2でピストン15が動作する場合の中心線と共通である。
図3(A)のように、ケーシング21の内周にソレノイド33が取り付けられている。ソレノイド33は、非磁性材のコアに電磁コイルを巻いたものである。コントローラ55は、ソレノイド33に印加する電圧を制御する。また、ケーシング21内に環状のステータ34が設けられている。ステータ34は磁性材であり、ケーシング21に対して中心線A1方向に移動しないように固定されている。ステータ34内にストッパ35が固定されている。ストッパ35は環状であり、ストッパ35内にニードル24の一部が配置されている。
ニードル24の外周面に環状のコア36が取り付けられている。コア36は、図3(A)及び図5のように軸孔37を有し、ニードル24は軸孔37に配置されている。軸孔37は中心線A1と同心状に形成されている。コア36は、ニードル24に対して中心線A1を中心として回転可能であり、コア36及びニードル24は、ケーシング21、ホルダ22及びノズル23に対して、中心線A1方向に移動可能である。このコア36及びニードル24により、弁体としてのニードルを含む動作部材が構成される。コア36は磁性体であり、ソレノイド33に電圧を印加すると、ステータ34及びコア36を通る磁界が形成され、コア36及びニードル24は、磁気吸引力でステータ34に向けて付勢される。
ケーシング21は、シリンダ14に対して中心線A1方向及び円周方向の何れにも移動しないように固定されている。ケーシング21内に環状の固定部材38が設けられ、固定部材38内にスリーブ39が固定されている。ニードル24であって、ストッパ35内に配置された箇所に受け部40が取り付けられている。受け部40は、中心線A1方向でにスリーブ39とコア36との間に配置されており、受け部40はニードル24の外周面に取り付けられている。受け部40は、樹脂製または金属製であり、筒形状を有する。受け部40は、ニードル24に対して中心線A1方向に移動可能である。受け部40は外向きのフランジ41を有し、フランジ41とスリーブ39との間に第1圧縮バネ42が介在されている。また、フランジ41とコア36との間に第2圧縮バネ43が介在されている。第1圧縮バネ42及び第2圧縮バネ43は、中心線A1方向の付勢力を発生するコイルバネである。第1圧縮バネ42のバネ定数は、第2圧縮バネ43のバネ定数よりも大きい。
次に、燃料噴射装置20の燃料噴射量を制御する機構、つまり、中心線A1方向におけるニードル24の位置を制御する機構を、図3〜図6を参照して説明する。環状のホルダ22は、内周面22Aから内側に向けて突出した壁44を複数備えている。複数の壁44は、中心線A1を中心とする円周方向に間隔をおいて配置されている。複数の壁44の内径は、コア36の外径よりも大きく、コア36が中心線A1を中心として回転する場合に、複数の壁44は、コア36の回転を阻害しない。
一方、コア36の外周面36Aから外側に向けて突出した壁45が複数設けられている。複数の壁44の数と、複数の壁45の数とは同じであり、壁44と壁45とが、中心線A1を中心とする円周方向で交互に配置されている。複数の壁45の外径は、ホルダ22の内径よりも小さく、コア36が中心線A1を中心として回転する場合に、複数の壁45は、コア36の回転を阻害しない。
そして、1つの壁44と1つの壁45とを1組として、壁44と壁45との間に油圧室46が形成されている。つまり、外周面36Aと内周面22Aとの間に、円周方向に沿って複数の油圧室46が形成されている。壁45の先端と内周面22Aとの間、及び壁44と外周面36Aとの間にシール部材が配置され、油圧室46を液体密にシールしている。また、ホルダ22は、油圧室46に通じる油路47を備えている。
さらに、油圧制御部48が設けられており、油圧制御部48と油路47とが、油路54により接続されている。油圧制御部48は、図示しないオイルポンプから吐出されたオイルが通る油圧回路、油圧回路の油圧を制御する圧力制御弁等を備えている。コントローラ55は、油圧制御部48を制御する信号を出力する。そして、油圧制御部48は、油圧室46の油圧を、第1制御油圧と第2制御油圧とに切り替えることができる。第2制御油圧は、第1制御油圧よりも高圧である。
さらに、引張バネ49が、油圧室46にそれぞれ配置されている。引張バネ49は、油圧室46を形成する1組の壁44,45同士を、円周方向で互いに近づけ合う向きの付勢力を発生する。引張バネ49は、中心線A1を中心とする径方向で、コア36の外周面36Aよりも外側に配置されている。また、ホルダ22はケーシング21に固定されている。このため、図5において、コア36は引張バネ49の付勢力で時計回りに付勢される。
さらに、図6のように、コア36であってストッパ35に近い方の端部に凸部50が設けられている。凸部50は、図5のように、中心線A1を中心とする同一円周上に複数配置されており、凸部50同士の間に凹部51が形成されている。また、ストッパ35であってコア36に近い方の端部に、凸部52が設けられている。凸部52は、中心線A1を中心とする同一円周上に複数配置されており、凸部52同士の間に凹部53が形成されている。凸部50,52及び凹部51,53は、共に同一円周上に配置されている。凸部50の周長は、凹部53の周長よりも小さく、凸部52の周長は、凹部51の周長よりも小さい。また、凸部50,52の高さ及び、凹部51,53の深さは同じである。
次に、エンジン10の制御及び動作を説明する。吸気バルブが開き、かつ、排気弁が閉じられている状態で、吸気装置及び吸気ポート17を介して燃焼室へ空気が吸入されるとともに、吸気弁が閉じられ、燃料噴射装置20から燃料が噴射される。また、ピストン15が動作し、かつ、点火プラグ19により混合気に点火されて燃焼した後に排気弁が開かれ、燃焼室16で発生した排気ガスは、排気装置12を経由して大気中へ排出される。
コントローラ55は、車両の状態、具体的には、エンジン10の負荷等に基づいて燃料噴射装置20を制御し、燃焼室16における混合気の燃焼状態を、成層燃焼領域と均質燃焼領域とに切り替えることができる。燃料噴射装置20は、成層燃焼領域における燃料噴射量が、均質燃焼における燃料噴射量よりも少ない。コントローラ55は、成層燃焼領域と均質燃焼領域とを切り替える条件を検出する。均質燃焼領域とする条件は、例えば、エンジン10が高負荷であると成立する。均質燃焼は、空気を燃料と混合する際、燃料が燃焼室16の広範囲に行き亘る。均質燃焼では、吸入行程前期の大気圧以下に燃料を噴射し、燃料の気化熱を吸入空気の冷却に利用して体積効率を上げ、空燃比を理論空燃比近く、例えば、12〜15程度とし、エンジン10を高出力とする。
これに対して、成層燃焼領域とする条件は、例えば、エンジン10の負荷が均質燃焼領域の負荷よりも低負荷であると成立する。成層燃焼領域では、ピストン15の下降に伴うシリンダ14内の気流等を利用し、燃料と空気が均一に交じり合うことを防ぎ、点火プラグ19の近傍に燃料を傘状に拡散させ、点火プラグ19の近傍に滞在させる。ピストン15の頂面に凹部が形成されており、燃焼室16に噴射された燃料は、燃焼室16内で渦状に流動する。燃料は、圧縮行程後期の高圧雰囲気下で燃焼室16に噴射される。成層燃焼の空燃比は、例えば、22〜55程度である。
以下、燃料噴射装置20の制御及び動作を説明する。まず、エンジン10の燃焼室16に燃料を噴射しない条件が成立していると、図3(A)に示すソレノイド33に電圧は印加されず、ステータ34は磁気吸引力を発生しない。また、主に第1圧縮バネ42の付勢力が、コア36を介してニードル24に伝達され、ニードル24のシール部31Aが図3(B)のように傾斜部26の内面26Aに押し付けられている。このため、コア36は、ステータ34から最も離れた初期位置で停止し、ニードル24もノズル23に対して、中心線A1方向の初期位置で停止している。
ニードル24が初期位置で停止していると、第1噴射口29及び第2噴射口30は、ニードル24によって通路23Aから遮断されるため、第1噴射口29及び第2噴射口30の何れからも燃料は噴射されない。
燃焼室16に燃料を噴射する条件が成立し、かつ、均質燃焼領域とする条件が成立すると、ソレノイド33に第1電圧が印加され、ステータ34が磁気吸引力を発生する。すると、コア36は、主に第1圧縮バネ42の付勢力に抗して、初期位置からステータ34に近づく向きで中心線A1方向に移動する。また、均質燃焼領域とする条件が成立すると、油圧制御部48は、油圧室46の油圧を第1制御油圧に設定する。このため、壁45は、図5(A)のように、引張バネ49の付勢力で壁44に最も近づいた第1制御位置で停止する。つまり、コア36は第1回転位置で停止しており、図6(A)のように、円周方向で凸部50と凸部52とが同じ位置にある。
そして、コア36が初期位置からステータ34に近づく向きで中心線A1方向に移動して、凸部50が凸部52に接触すると、コア36及びニードル24は、図7(A)に示す第1停止位置で停止する。コア36およびニードル24が、初期位置から第1停止位置へ向けて移動を開始すると、図7(B)のように、シール部31Aが内面26Aから離れ、通路23Aは第1噴射口29につながる。したがって、通路23Aの燃料は第1噴射口29から噴射される。つまり、第1噴射口29から噴射された燃料は、図2(A)のように燃焼室16の全体に拡散する。
燃焼室16に燃料を噴射する条件が成立し、かつ、成層燃焼領域とする条件が成立すると、ソレノイド33に印加される第2電圧は、均質燃焼領域の場合にソレノイド33に印加される第1電圧よりも高く設定される。このため、ステータ34が発生する磁気吸引力は、均質燃焼領域の場合よりも、成層燃焼領域とする場合の方が強くなる。また、成層燃焼領域とする条件が成立すると、油圧制御部48は、油圧室46の油圧を第2制御油圧に設定する。
このため、壁45は、引張バネ49で接続された壁44から離れる向きで、引張バネ49の付勢力に抗して所定量移動する。その結果、コア36は、図5(A)の第1位置から、反時計回りに所定角度回転し、図5(B)に示す第2回転位置で停止する。コア36が、第2回転位置で停止すると、コア36の回転方向で凸部50と凹部53とが同じ位置になり、凸部52と凹部51とが同じ位置となる。つまり、コア36の回転方向で、凸部50の位置と凸部52の位置とが異なる。
すると、コア36はステータ34が形成する磁気吸引力により、図7(A)に示す第1停止位置から、さらにステータ34に近づく向きで移動する。この場合、コア36及びステータ34は、主に第1圧縮バネ42の付勢力に抗して移動する。コア36が第1停止位置からさらに移動して、ニードル24の小径部32が小径部27から抜けると、第1噴射口29及び第2噴射口30が、共に通路23Aにつながる。このため、燃料噴射装置20から噴射された燃料は、第1噴射口29のみから噴射される場合に比して噴射圧が低下し、図2(B)のように燃焼室16で点火プラグ19の近傍に分布する。
そして、図6(B)のように、凸部50の先端が凹部53の底に接触し、凸部52の先端が凹部51の底に接触すると、図8(A)のように、コア36が第2停止位置で停止する。コア36が第2停止位置で停止すると、図8(B)のように、第1噴射口29及び第2噴射口30が、通路23Aにつながった状態に維持される。
一方、成層燃焼領域とする条件から、均質燃焼領域とする条件に切り替わると、ソレノイド33に印加される電圧が、第2電圧から第1電圧に低下される。すると、ステータ34が発生する磁気吸引力が低下し、コア36は、主に第1圧縮バネ42の付勢力で、ステータ34から離れる向きで移動する。すると、小径部32が図7(B)のように小径部27へ進入して第2噴射口30が通路23Aから遮断され、コア36及びニードル24は、図7(A)に示す第1停止位置で停止する。
また、油圧制御部48は、油圧室46の油圧を、第2制御油圧から第1制御油圧に切り替える。このため、コア36は、図5(B)に示す第2回転位置から、引張バネ49の付勢力で時計回りに回転し、図5(A)に示す第1回転位置で停止する。つまり、コア36の回転方向で、凸部50と凸部52とが同じ位置となり、凹部51と凹部53とが同じ位置となる。
さらに、燃焼室16に燃料を噴射しない条件が成立すると、ソレノイド33に電圧が印加されなくなり、ステータ34は磁気吸引力を発生しない。このため、コア36は、主に第2圧縮バネ43の付勢力で、ステータ34から離れる向きで移動する。そして、図3(B)のようにシール部31Aが傾斜部26の内面26Aに接触し、第1噴射口29及び第2噴射口30は、通路23Aから遮断される。
なお、燃料噴射装置20は、ピストン15がシリンダ14内で複数回往復する間、燃焼室16における燃焼状態を、均質燃焼領域または成層燃焼領域のいずれか一方とする燃料噴射制御を実行できる。また、燃料噴射装置20は、ピストン15がシリンダ14内で1往復する間に、均質燃焼領域と成層燃焼領域とを交互に行い、燃焼室16への吸気中は均質燃焼領域とし、点火プラグ19による点火制御の直前に成層燃焼領域とすることも可能である。
以上のように、本発明の燃料噴射装置20は、均質燃焼領域と成層燃焼領域とで、燃焼室16に対する燃料の噴射状態を切り替えることができる。また、中心線A1方向におけるニードル24及びコア36の停止位置として、第1停止位置及び第2停止位置を決定するストッパ35は、中心線A1方向に移動しないように、ステータ34に固定されている。そして、コア36を回転させて凸部50と凹部53との位置を同じとし、凸部52と凹部51との位置を同じにすると、コア36を第1停止位置から第2停止位置へ移動することができる。
このため、コア36及びニードル24をステータ34に近づける力が増加しても、コア36の凸部50と、ストッパ35の凸部52とが接触している限り、コア36が第1停止位置から第2停止位置へ移動することは無い。このため、中心線A1方向におけるニードル24の位置を高精度に制御でき、燃料噴射装置20の燃料噴射量を高精度に調整できる。
例えば、コア36及びニードル24が第1停止位置で停止している場合に、通路23Aの圧力が高くなること、または、ソレノイド33の磁気吸引力が意に反して高くなること、等により、コア36及びニードル24をステータ34に近づける向きの力が増加しても、油圧制御部48が、油圧室46の油圧を第1制御油圧から第2制御油圧に切り替えない限り、コア36及びニードル24が、第1停止位置から第2ストトーク位置へ移動することを防止でき、制御の信頼性が高まる。
次に、ノズル23の他の構造例を、図9及び図10を参照して説明する。ノズル23は、前述と同様に複数の第1噴射口29を有する。また、傾斜部28を貫通する第2噴射口56は、中心線A1を中心とする円周方向で1箇所のみに設けられている。第2噴射口56は、中心線A1を中心とする円周方向で、点火プラグ19に最も近い箇所に配置されている。また、第2噴射口56の内径は、第2噴射口30の内径よりも大きく、第2噴射口56の中心線は、噴射される燃料が点火プラグ19に向くように、中心線A1に対して傾斜している。
図9(A)は、ニードル24が第1停止位置で停止している場合を示す。ニードル24が第1停止位置で停止している場合、第1噴射口29及び第2噴射口56は、共に通路23Aから遮断される。このため、燃料は、第1噴射口29及び第2噴射口56から噴射されない。
また、図9(B)は、ニードル24が第1停止位置で停止している場合、または、ニードル24が第1停止位置と第2停止位置との間にある場合を示す。ニードル24が、図9(B)に示す位置にあると、シール部31Aが内面26Aから離れているため、第1噴射口29は通路23Aに接続され、第2噴射口56は通路23Aから遮断される。このため、燃料は、第1噴射口29から噴射され、第2噴射口56から噴射されない。ニードル24が図9(B)の位置にある場合、燃料噴射装置20が噴射する燃料は、図11(A)のように点火プラグ19に向かいながら燃焼室16内に拡散する。このため、点火プラグ19付近にリッチな混合気を供給することができる。
さらに、図9(C)は、小径部32が小径部27から抜けた状態、例えば、ニードル24が第2停止位置で停止している場合を示す。小径部32が小径部27から抜けた場合、第1噴射口29及び第2噴射口56は、共に通路23Aに接続される。このため、燃料は、第1噴射口29及び第2噴射口56から噴射される。ニードル24が図9(C)の位置にある場合、燃料噴射装置20が噴射する燃料は、図11(B)のように点火プラグ19の近傍に分布する。
このため、成層燃焼領域とする条件が成立して、燃焼室16における空燃比を、リッチ空燃比、つまり、理論空燃比よりも小さい値とする場合において、ニードル24を図9(C)に示す位置にすれば、点火プラグ19の近傍へ混合気を輸送することができる。
次に、燃料噴射装置20に用いるノズル23及びニードル24の他の構造例を、図12を参照して説明する。ノズル23は、円筒部57と、中心線A1方向で円筒部57の端部に形成した傾斜部58と、を有する。傾斜部58は、中心線A1に対して円錐形状に傾斜しており、傾斜部58を貫通する第1噴射口59及び第2噴射口60が設けられている。第1噴射口59及び第2噴射口60は、ノズル23の内外をつなぐ。第1噴射口59は、中心線A1を中心とする同一円周上に複数配置され、第2噴射口60は、中心線A1を中心とする同一円周上に複数配置されている。複数の第2噴射口60は、ノズル23の径方向で、複数の第1噴射口59よりも内側に配置されている。
さらに、ニードル24は、ノズル23内に配置された箇所に円筒部61を有する。円筒部61は中心線A1を中心として配置されており、円筒部61内にボール62が配置されている。ボール62の直径は、円筒部61の内径よりも小さく、ボール62とニードル24とは、中心線A1方向に相対移動可能である。また、円筒部61において、傾斜部58に最も近い端部に、環状のシール部24Aが形成されている。シール部24Aは、傾斜部58の内面58Aにおいて、第1噴射口59の開口部よりも外側に配置されている。
さらに円筒部61において、傾斜部58に最も近い端部に、円筒部61の内周面から内側に向けて突出した係止部63が設けられている。係止部63は、円筒部61の内周面から、径方向で内側に向けて突出している。係止部63の内接円の直径は、ボール62の直径よりも小さい。また、円筒部61内に圧縮バネ64が配置されており、ボール62は、圧縮バネ64の付勢力で傾斜部58に向けて付勢されている。中心線A1方向で、ボール62の一部は、ニードル24の端部から外に露出している。燃料噴射装置20の他の構成は、図3、図5、図7、図8の構成と同じである。
図12の燃料噴射装置20の作用を説明する。コア36が図3(A)に示す初期位置に停止していると、図12(A)に示すように、ニードル24のシール部24Aが傾斜部58に接触し、ニードル24は第1停止位置で停止する。ニードル24が第1停止位置で停止すると、通路23Aは、第1噴射口59及び第2噴射口60から遮断される。このため、第1噴射口59及び第2噴射口60から燃料は噴射されない。
また、コア36が図5(A)に示す初期位置から、図7(A)に示す第1停止位置に向けて移動すると、図12(B)のように、ニードル24のシール部24Aが傾斜部58から離れる。すると、通路23Aは、第1噴射口59に接続される。また、ボール62は、圧縮バネ64の付勢力で傾斜部58の内面58Aに押し付けられている。ボール62は、第1噴射口59と第2噴射口60との間で、内面58Aに対して環状に接触し、通路23Aは、第2噴射口60から遮断される。このため、第1噴射口59から燃料が噴射され、第2噴射口60から燃料は噴射されない。
さらに、コア36が図7(A)に示す第1停止位置から、図8(A)に示す第2停止位置に向けて移動すると、係止部63がボール62に接触する。すると、ニードル24の移動に伴い、図12(C)のように、ボール62が傾斜部58の内面58Aから離れ、ニードル24が第2停止位置で停止する。ボール62が傾斜部58の内面58Aから離れると、通路23Aは、第1噴射口59及び第2噴射口60に接続される。このため、燃料は、第1噴射口59及び第2噴射口60から噴射される。したがって、図12に示す燃料噴射装置20は、図3〜図8に示す燃料噴射装置20と同じ効果を得ることができる。
実施の形態で説明した事項と、本発明の構成との対応関係を説明すると、燃料噴射装置20が、本発明の燃料噴射装置に相当し、燃焼室16が、本発明の燃焼室に相当し、ノズル23が、本発明のノズルに相当し、コア36及びニードル24が、本発明の動作部材に相当し、ソレノイド33が、本発明の動作機構構及びソレノイドに相当し、ストッパ35が、本発明のストッパに相当し、油圧室46、引張バネ49及び油圧制御部48が、本発明の切替機構に相当する。また、第1噴射口29,59及び第2噴射口30,56,60が、本発明の燃料噴射口に相当し、ニードル24、ボール62が、本発明の弁体に相当し、コア36が、本発明の磁性部材に相当し、凸部52が、本発明の第1凸部に相当し、凸部50が、本発明の第2凸部に相当し、油圧室46が、本発明の油圧室に相当し、油圧制御部48が、本発明の油圧制御部に相当し、コントローラ55が、本発明のコントローラに相当する。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。本発明の切替機構は、中心線方向における動作位置の動作範囲を規制する機構である。つまり、切替機構は、コア36をストッパ35に対して回転させて、コア36及びニードル24の動作範囲を2段階に切り替える構造の他、コア36を回転させず、ストッパ35をケーシング21に対して回転させることにより、コア36及びニードル24の動作範囲を2段階に切り替える構造を含む。また、コア36とストッパ35とを相対回転させる切替機構は、油圧室46及び油圧制御部48に代えて、磁気吸引力でコア36とストッパ35とを相対回転させるソレノイドを用いてもよい。
本発明の動作部材は、中心線方向に直線状に動作して、燃料噴射口を開閉するニードル、プランジャ、スプール等の弁要素を含む。本発明の動作機構は、磁気吸引力を制御することにより、動作部材に加える中心線方向の付勢力を調整するソレノイドの他、油圧または空気圧により、動作部材に加える中心線方向の付勢力を調整する油圧アクチュエータ、空気圧アクチュエータを含む。この場合、コアは非磁性体でよい。また、エンジンは、ガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジンであってもよい。この場合、点火プラグは設けられず、ピストンが動作して混合気が高温高圧となり、自然着火で燃料が燃焼する。
10 エンジン
11 吸気装置
12 排気装置
13 燃料供給装置
13A 燃料タンク
13B ポンプ
13C 燃料供給管
14 シリンダ
15 ピストン
16 燃焼室
17 吸気ポート
18 排気ポート
19 点火プラグ
20 燃料噴射装置
21 ケーシング
22 ホルダ
22A 内周面
23 ノズル
23A 通路
24 ニードル
24A,31A シール部
25,31 大径部
26,28 傾斜部
26A,58A 内面
27,32 小径部
29,59 第1噴射口
30,56,60 第2噴射口
33 ソレノイド
34 ステータ
35 ストッパ
36 コア
36A 外周面
37 軸孔
38 固定部材
39 スリーブ
40 受け部
41 フランジ
42 第1圧縮バネ
43 第2圧縮バネ
44,45 壁
46 油圧室
47,54 油路
48 油圧制御部
49 引張バネ
50,52 凸部
51,53 凹部
55 コントローラ
56 第2噴射口
57 円筒部
58 傾斜部
61 円筒部
62 ボール
63 係止部
64 圧縮バネ
A1 中心線

Claims (4)

  1. 燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
    前記燃料を噴射するノズルと、
    前記ノズルを開閉する弁体を含む動作部材と、
    前記動作部材を前記ノズルの中心線方向に動作させる動作機構と、
    前記動作部材に接触して前記動作部材の動作を停止させるストッパと、
    前記動作部材と前記ストッパとを前記中心線を中心として相対回転させることにより、前記動作部材が前記ストッパに接触して停止する位置を、前記中心線方向で互いに異なる位置である第1停止位置と第2停止位置とに切り替える切替機構と、
    を有し、
    前記ストッパは、前記中心線方向に突出した第1凸部を有し、
    前記動作部材は、前記中心線方向に突出し、かつ、前記第1凸部に接触する第2凸部を有し、
    前記動作部材は、前記中心線を中心とする回転方向で前記第1凸部と前記第2凸部とが同じ位置にあると、前記第1停止位置で停止し、
    前記動作部材は、前記中心線を中心とする回転方向で前記第1凸部と前記第2凸部とが異なる位置にあると、前記第2停止位置で停止する、燃料噴射装置。
  2. 請求項1記載の燃料噴射装置において、
    前記ノズルは、燃料を噴射する第1噴射口及び第2噴射口を有し、
    前記弁体は、前記動作部材が前記第1停止位置で停止すると前記第1噴射口を開き、かつ、前記第2噴射口を閉じ、
    前記動作部材が前記第2停止位置で停止すると前記第1噴射口及び前記第2噴射口を開く、燃料噴射装置。
  3. 請求項1または2記載の燃料噴射装置において、
    前記切替機構は、
    前記動作部材を前記ストッパに対して回転させる力を発生する油圧室と、
    前記油圧室の圧力を制御する油圧制御部と、
    を有する、燃料噴射装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料噴射装置において、
    前記燃焼室における燃焼状態を均質燃焼と成層燃焼とで互いに切り替えるコントローラが設けられ、
    前記動作部材は、前記燃焼室における燃焼状態を均質燃焼とする場合に前記第1停止位置に停止し、
    前記動作部材は、前記燃焼室における燃焼状態を成層燃焼とする場合に前記第2停止位置に停止する、燃料噴射装置。
JP2015189658A 2015-09-28 2015-09-28 噴燃料噴射装置 Active JP6660132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189658A JP6660132B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 噴燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015189658A JP6660132B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 噴燃料噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017066883A JP2017066883A (ja) 2017-04-06
JP6660132B2 true JP6660132B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=58491939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015189658A Active JP6660132B2 (ja) 2015-09-28 2015-09-28 噴燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6660132B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017066883A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377230B2 (ja) 燃料噴射弁
KR101163796B1 (ko) 부실 압축 점화에 의한 피스톤 엔진 내의 연소를 위한 자동점화 시기의 제어
US8844498B2 (en) Positive displacement radical injection system
JP2004518858A (ja) 燃料噴射弁
US20150369143A1 (en) Engine system having hydraulically actuated gas injector
JP3879909B2 (ja) 燃料噴射装置
JP6044619B2 (ja) 燃料噴射装置
CN106979112B (zh) 燃料喷射器系统以及用于燃料喷射器的系统和方法
CN106640460B (zh) 具有相切翅片的环形喷嘴喷射器
US20170122276A1 (en) Annulus nozzle injector with tangential fins
JP6660132B2 (ja) 噴燃料噴射装置
US20150198083A1 (en) Dual-fuel engine having extended valve opening
MXPA00012603A (es) Montaje inyector de combustible que tiene una inyeccion inicial combinada y un regulador de presion maxima de inyeccion.
JP2001207935A (ja) ソレノイド作動式の改良された逆止弁を有する燃料噴射装置アセンブリ
JP3663991B2 (ja) 内燃機関の混合気噴射インジェクター
JP6457797B2 (ja) 燃料噴射ノズル
JP2011236789A (ja) 燃料供給装置
JP6792339B2 (ja) インジェクタ
JP2002332933A (ja) 燃料噴射装置
KR102074477B1 (ko) 가스 엔진
JP6673158B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JPH03117640A (ja) アルコールエンジン
JP2006170023A (ja) 燃料噴射弁
JP2004515676A (ja) 燃料噴射弁
JP2006152964A (ja) 燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6660132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250