JP6659168B2 - 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置を含む画像処理装置に関し、特に撮像素子の駆動方式がフレーム内で変化する場合に画像に対して適切なフリッカ補正を行う画像処理技術に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、CMOSセンサなど撮像素子を用いた多機能化が進み、瞳分割方式で焦点検出可能な技術や画像中の周期的な信号レベルの変動(以下、フリッカ)成分を補正する技術がある。
例えば、撮像素子の焦点検出処理に用いる画素行では、各画素のフォトダイオード(以下、PDという。)毎に信号を独立に読み出し、焦点検出処理に用いない画素行では、画素内でPDの信号を加算して画像生成用の信号を読み出す技術が提案されている。この提案では、撮像素子からの信号の読み出し時間の増大を抑制できるとしている(特許文献1)。
また、撮像素子の蓄積時間と点滅光源による輝度信号の変調度をあらかじめテーブル化して記憶しておくことで、現フレームから次フレームの補正値を予測してフリッカ補正する技術が提案されている(特許文献2)。
特開2016−021052号公報 特開2013−17238号公報
しかし、上記特許文献1に開示された従来技術では、焦点検出に用いる画素行とそうではない画素行の画素信号をローリングシャッタで読み出ししてしまうと、読み出しに要する時間が互いに異なってしまう。その為、焦点検出用の画素信号の読み出しの有無によってフリッカの周期がフレーム内で変化してしまい、上記特許文献2に開示された従来技術には適用することができない。
そこで、本発明は、撮像素子の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、画像に対して適切なフリッカ補正を可能とする画像処理技術を提供することを目的とする。
上記目的を達するために、本発明の画像処理装置は、画像を取得する際の駆動方式がフレーム内で変化する撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段と、前記フリッカ検出手段によって検出された前記フリッカ成分と前記駆動方式の変化に応じて前記撮像素子から読み出された画素に基づく情報とに基づいてフリッカ補正値を生成する補正値算出手段と、前記フリッカ補正値を用いて前記撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を除去するフリッカ補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、画像に対して適切にフリッカ補正を行うことができる。
本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラのシステム構成を示す制御ブロック図である。 撮像素子の単位画素の回路構成図である。 (a)は着目ラインの時間軸方向の輝度の変動を示すグラフ図、(b)は撮像素子に対する点滅光源による輝度変動と位相の関係を示すグラフ図である。 撮像素子で撮像された画像とフリッカとの関係を模式的に示す図である。 撮像素子の駆動方式がフレーム内で変化することによって発生するフリッカ成分について説明する図である。 拡張フリッカ補正値算出部の具体的構成を示すブロック図である。 拡張フリッカ補正値算出部の動作を説明するタイミングチャート図である。 撮像素子から読み出される信号とフリッカ補正値信号との関係を説明する図である。 システム制御部の制御に基づくカメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラにおいて、画像信号と焦点検出信号のライン毎の読み出し時間の比率が1:2の場合について説明するグラフ図である。 拡張フリッカ補正値算出部の具体的構成を説明するブロック図である。 撮像素子から読み出される信号とフリッカ補正値信号との関係を説明するグラフ図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラのシステム構成を示す制御ブロック図である。なお、本実施形態では、本発明の画像処理装置として、撮像装置の一例であるデジタルカメラを例示するが、これに限定されない。
図1に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100(以下、カメラ100という。)は、撮像光学系101、撮像素子102、A/D変換部103、キャプチャ部104、フリッカ検出部105、及び拡張フリッカ補正値算出部106を備える。また、カメラ100は、フリッカ補正部108、デジタル信号処理部109、システム制御部110、AF評価値算出部111、及びメモリ112を備える。
撮像素子102は、フォーカスレンズを含む撮像光学系101を通過して結像した被写体像を光電変換してA/D変換部103に出力する。撮像素子102は、正面側(被写体側)に瞳分割手段としての不図示のマイクロレンズアレイが設けられ、各マイクロレンズに対応する単位画素セルの二次元配列構造を有して、撮像光学系101を構成するシャッタによって露光量の制御が行われる。
そして、撮像素子102は、結像した被写体像を光電変換して撮像し、読み出し制御時において、単位画素を構成するPDに蓄積された電荷を順次電圧に変換して、A/D変換部103に出力する。単体画素セルは、行方向に配列されて、2つに瞳分割された画素(以下、分割画素(第1の光電変換部)a,分割画素(第2の光電変換部)bという。)を有する。分割画素a,bの位相差により焦点検出が行われ、分割画素a,bを加算することにより撮影画像が生成される。なお、撮像素子102に蓄積された電荷の転送および読み出しはラインごとに実行される。
A/D変換部103は、ISO感度の増幅するアナログ信号処理部や不図示のCDS回路を介して撮像素子102から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してキャプチャ部104へ出力する。
キャプチャ部104は、A/D変換部103から出力された画素データの有効走査期間及び種別を判定し、分割画素a,bを加算したデータを画像信号としてフリッカ検出部105及びフリッカ補正部108へ出力する。また、キャプチャ部104は、分割画素a,bのデータを焦点検出信号として、及び画像信号をAF評価値算出部111へ出力する。更に、キャプチャ部104は、システム制御部110に対して、画像信号及び焦点検出信号の有効走査期間の制御信号を出力する。
フリッカ検出部105は、キャプチャ部104から出力された画像信号のフリッカ成分(周波数の振幅・位相)を検出し、拡張フリッカ補正値算出部106へ出力する。なお、フリッカ成分としてフリッカのピークおよびボトムを検出する構成であってもよい。
拡張フリッカ補正値算出部106は、フリッカ検出部105からのフリッカ成分と、システム制御部110から出力される画像信号及び焦点検出信号の有効走査期間に基づいて垂直カウント数を算出し、フリッカ補正値を生成する。なお、フリッカ補正値の算出方法の詳細について、後述する。
フリッカ補正部108は、フリッカの影響を低減した画像信号を出力することで、フリッカ補正を実行するフリッカ補正手段である。具体的に、フリッカ補正部108は、キャプチャ部104から出力された画像信号と拡張フリッカ補正値算出部106で生成されたフリッカ補正値との減算処理によりフリッカ成分を除去した画像信号をデジタル信号処理部109へ出力する。
デジタル信号処理部109は、フリッカ補正部108からベイヤー配列で出力された画像信号に対して同時化処理、ガンマ処理やノイズリダクション処理に代表されるデジタル信号処理を行い、システム制御部110を介してメモリ112に出力する。なお、同時化処理、ガンマ処理、ノイズリダクション等のデジタル信号処理については公知であるため、その詳細な説明を省略する。
システム制御部110は、CPUやMPU等で構成され、カメラ100全体の制御を司る。
AF評価値算出部111は、キャプチャ部104から出力された焦点検出信号と画像信号を基に、オートフォーカス用の評価値成分を算出し、算出結果をメモリ112へ出力する。具体的には、AF評価値算出部111は、焦点検出信号と、画像信号と焦点検出信号を減算して生成されたもう一方の焦点検出信号とに基づき、位相差検出方式で評価値を算出し、算出した評価値をメモリ112へ出力する。なお、評価値の算出方法については、公知であるため、その詳細な説明を省略する。
メモリ112は、デジタル信号処理部109から出力された撮影画像、及びAF評価値算出部111から出力された評価値を保持する。また、メモリ112は、システム制御部110の作業領域としても使用することが可能である。不揮発性メモリ113は、フラッシュROM等で構成され、システム制御部110が実行するプログラムコードや各種データ等が書き込まれる。
次に、図2を参照して、撮像素子102の出力信号の読み出し方法について説明する。ここでは、撮像素子102の出力信号の読み出しに要する時間に大きく影響する部分について説明する。
図2に示すように、前述した分割画素a,bのPD201a,201bに入射した光信号が光電変換され、露光量に応じた電荷が蓄積される。転送ゲート202a,202bのゲートに印加する信号txa,txbをそれぞれHighレベルにすると、PD201a,201bに蓄積されている電荷がFD(フローティングディフュージョン)部203に転送される。
FD部203は、FDアンプ204のゲートに接続されており、PD201a,PD201bから転送されてきた電荷量がFDアンプ204によって電圧量に変換される。画素選択スイッチ206のゲートに印加する信号selをHighレベルとすることで、FDアンプ204によって電圧に変換された画素信号が単位画素の出力部voutに出力される。
画素信号の読み出し前には、FD部203をリセットするため、FDリセットスイッチ205のゲートに印加する信号resをHighレベルとする。また、電荷の蓄積を開始する際には、PD201a,201bの電荷をリセットするため、信号resと信号txa,txbとを同時にHighレベルとする。これにより、転送ゲート202a,202b及びFDリセットスイッチ205の両方がオン状態となり、FD部203を経由してPD201a,PD201bがリセットされる。
画像対象の領域を読み出す際は、信号txa,txbを同時にHighレベルとすることで、PD201aとPD201bに蓄積されていた電荷が合成されてFD部203に転送され、分割画素a,bの合成信号が出力される。
一方、画像対象外の領域、例えば焦点検出の対象に指定された領域(焦点検出対象の領域)を読み出す際は、まず、信号txaをHighレベル、信号txbをLowレベルの状態にする。これにより、PD201aに蓄積されていた電荷のみがFD部203に転送され、分割画素aの画素信号が出力される。次に、信号txbもHighレベルにすることで、PD201bに蓄積されていた電荷がFD部203でPD201aに蓄積されていた電荷と合成され、分割画素a,bの合成信号が出力される。
焦点検出対象の領域は、分割画素aの画素信号と分割画素a,bの合成画素信号とをライン単位で順次出力するため、画像対象の領域に比べて信号の読み出しに要する時間が2倍となる。
なお、ここでは、焦点検出対象の領域の読み出し時間が画像対象の領域の2倍となる場合を例示したが、必ずしも2倍でなくてもよい。例えば、分割画素aの画素信号は、周囲の画素と加算して出力する等、撮像素子102からの読み出し量を減らすことで、読み出し時間の増加を抑えることができる。また、水平方向に焦点検出対象の領域を絞ることで、焦点検出対象の領域を含むラインと含まないラインとの読み出し時間の差を抑えることもできる。
また、ここでは、1画素に対して2つのPD201a,201bを備える撮像素子102を例示したが、領域毎に信号の読み出しに要する時間が異なる方法で撮像素子からの読み出しを行う場合にも、同様の課題が発生するため、本発明を適用可能である。例えば、領域毎に画素信号を周囲と加算して読み出すか否かを切り替えたり、加算する画素数を変化させたり、加算ではなく、間引いて読み出す場合などにも、本発明を適用できる。
また、領域毎に画素データのbit数を変化させる場合や、PDに対して電荷を保持した状態で信号が読み出せる非破壊読み出しが可能な撮像素子に対して一部領域のみを複数回読み出す場合にも、本発明を適用できる。
次に、図3を参照して、フリッカ検出方法について説明する。図3(a)は、着目ライン501の時間軸方向の輝度の変動を示すグラフ図である。図3(a)において、縦軸は、画像の輝度の信号レベルを示し、横軸は、フレーム毎の時間を示している。また、時間α、α+T、α+2Tのそれぞれの着目ライン501、着目ライン504、着目ライン505の輝度の変化を輝度変動502として示している。
図3(b)は、撮像素子102に対する点滅光源(フリッカ光源)による輝度変動と位相の関係を示すグラフ図である。図3(b)では、画像のフレーム内のフリッカ成分503を示している。また、前述した輝度変動502は、フリッカ成分503を垂直同期信号の時間間隔Tでサンプリングされた波形として示している。
輝度変動502の1周期は、複数フレームの着目ラインの輝度変化をサンプリングすることで求めることができる。これにより、フリッカ成分503の振幅は、輝度変動502の1周期分から輝度の最大値までの変化量に基づき求めることができる。また、例えば、着目ライン504の位相を求める場合には、フリッカ成分503の振幅と着目ライン504の輝度の信号レベルとの関係から算出することができる。着目ライン505についても、着目ライン504と同様に位相を算出することができる。
なお、フリッカ検出方法は、これに限定することなく、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変わる場合は、駆動方式がフレーム内で変わらない領域にフリッカ検出枠を設け、検出枠内でフリッカ成分を検出してもよい。例えば、画像信号の垂直方向の1周期以上の一部分をサンプリングすることでフリッカ成分を検出してもよい。
次に、図4を参照して分割画素a,bが配置されている撮像素子102の加算読み出しのみ行った場合のフリッカ補正方法について説明する。図4は、撮像素子102で撮像された画像とフリッカとの関係を模式的に示す図である。
図4(a)は、撮像素子102の単体画素セル内で分割画素a,bの加算読み出しのみ行うことで出力する画像に対応する領域(以下、画像対象の領域と称す)305を示している。図4(a)において、水平方向(横方向)は、画像の水平サイズを示し、垂直方向(縦方向)は、撮像素子102の画像信号及び焦点検出信号の垂直方向の読み出しラインを示している。また、画像対象の領域305の所定の領域を拡大した拡大画像306では、分割画素aの画素値をAとし、分割画素bの画素値をBとしている。この画像対象の領域305では、撮像素子102の読み出し周期と点光源の周期の関係に応じてフリッカ成分303が発生する。
図4(b)は、所定の蓄積時間で撮像素子102から画像信号301を読み出した場合を示している。図4(b)では、点滅光源によって信号レベルが変調されて生じるフリッカが垂直方向に明暗の形で画像信号301のように現れている。
図4(c)では、点滅光源の発光周期に依存して画像信号301に周期的にレベル変動するフリッカ成分303が現れている。図4(c)において、縦方向は、各垂直ライン数に対応し、横方向は、画像信号のフリッカ成分の信号レベルに対応している。
図4(d)は、画像信号301のフリッカ成分303を除去するためのフリッカ補正値302を示している。図4(d)において、縦軸は、画像信号301の各垂直ライン数に対応しており、横軸は、フリッカ補正値302の信号レベルに対応している。一様な周期のフリッカ補正値302をフリッカ成分303から減算することで、画像対象の領域305でフリッカ補正を行う。
ここで、フリッカ補正値の算出例を説明する。フリッカ補正値Ynは、公知の数式である次式(1)を用いて求めることができる。
上式(1)において、Nは、サンプリングの母数、Yn(n=0,1,…N−1)は、サンプリングされたデータ、θkは、フリッカ成分の位相差を示す。
本実施形態では、拡張フリッカ補正値算出部106に撮像素子102の蓄積時間と点滅光源による輝度信号の変調度、及びあらかじめ測定されたフリッカの周波数特性をテーブル化して保持しているが、システム制御部110で学習させて記憶させてもよい。
次に、図5を参照して、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化することによって発生するフリッカ成分について説明する。
図5(a)において、水平方向は、画像の水平サイズを示し、垂直方向は、撮像素子102の画像信号、及び焦点検出信号の垂直方向の読み出しラインを示している。図5(a)では、撮像素子102の単体画素セル内で、画像対象の領域601は、分割画素a,bの加算読み出しのみを行い、焦点検出対象の領域602は、垂直ライン単位で交互に分割画素a,bの加算読み出しと分割画素aの読み出しを行っている。
具体的には、画像対象の領域601では、拡大画像607に表すように、分割画素a,bの加算読み出しを1、2…ライン行っている。一方、焦点検出対象の領域602では、拡大画像608に表すように、分割画素aの読み出しと分割画素a,bの加算読み出しを交互にm、m+1、…m+39ライン行っている。
また、図5(a)では、撮像素子102の読み出し周期と点滅光源の周期の関係に応じて発生するフリッカ成分603を示している。図5(a)から画像信号及び焦点検出信号の読み出しにかかわらず、一定周波数のフリッカ成分603が信号内に表れていることが判る。
図5(b)では、画像対象の領域601と焦点検出対象の領域602のA+Bのラインを抜き出した画像信号のみを画像605として示している。また、図5(b)では、焦点検出対象の領域602の画像信号の垂直ライン、及び画像信号と読み出しラインとの対応イメージ609を示している。焦点検出対象の領域602では、読み出しライン数が画像信号の垂直ライン数に対して、ラインカウントのインクリメント値の初期値が+1となり、以後、ラインカウントのインクリメント値が2倍になっている。
図5(c)は、画像信号605内に点滅光源の発光周期に依存して周期的にレベル変動するフリッカ成分604を示している。縦軸は、画像信号605の各垂直ライン数に対応しており、横軸は、画像信号のフリッカの信号レベルに対応している。フリッカ成分604は、焦点検出対象の領域602では、撮像素子102の読み出し信号に対して2倍にサンプリング期間が延びた影響により、フリッカ成分604の周期も2倍になっている。
図5(d)では、画像信号605のフリッカ成分604を除去するフリッカ補正値606を示している。図5(d)において、縦軸は、画像信号605の各垂直ライン数に対応しており、横軸は、フリッカ補正値606の信号レベルに対応している。前述したように、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化しない場合は、一様な周期のフリッカ補正値606で対応できる。
ところで、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、画像対象の領域601については、フリッカ補正値606で補正することができる。しかし、焦点検出対象の領域602は、フリッカ成分604の周期が2倍になることから、フリッカ補正値606ではフリッカを正しく補正することができない。すなわち、フリッカ補正値606をフリッカ成分604から減算しても、フリッカの影響を効果的に低減することはできない。
そこで、本実施形態では、拡張フリッカ補正値算出部106により、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、焦点検出対象の領域602を適切に補正できるようにしている。
図6は、拡張フリッカ補正値算出部106の具体的構成を示すブロック図である。図6に示すように、拡張フリッカ補正値算出部106は、画像信号ラインカウンタ701、加算器702、フリッカ補正テーブル703、及び焦点検出信号ラインカウンタ704を備えている。
画像信号ラインカウンタ701は、システム制御部110からの画像の制御信号に基づいて画像信号の垂直ライン数をカウントし、画像ラインのカウント信号709を加算器702へ出力する。
焦点検出信号ラインカウンタ704は、システム制御部110からの焦点検出の制御信号に基づいて焦点検出信号の垂直ライン数をカウントし、加算器702へ焦点検出ラインのカウント信号710を出力する。
加算器702は、画像ラインのカウント信号709と焦点検出ラインのカウント信号710とを加算して、総ラインカウント信号711をフリッカ補正テーブル703へ出力する。
フリッカ補正テーブル703では、フリッカ検出部105から出力された振幅と位相情報及び総ラインカウント信号711に基づいてフリッカ補正値を生成し、フリッカ補正値信号712をフリッカ補正部108へ出力する。
ここで、図7及び図8を参照して、拡張フリッカ補正値算出部106の動作を説明する。図7は、拡張フリッカ補正値算出部106の動作を説明するタイミングチャート図である。
図7の縦方向は、垂直同期信号、キャプチャ部104の入力信号、キャプチャ部104の出力画像信号、キャプチャ部104の出力焦点検出信号、画像ラインカウント信号709、焦点検出ラインカウント信号710及び総ラインカウント信号711を示している。また、図7の縦方向は、フリッカ補正値信号712、フリッカ補正部108の入力信号、及びフリッカ補正画像信号713を示している。
図7の横方向は、時間を示し、信号ABは、分割画素a,bの加算読み出し信号、信号Aは、分割画素aの読み出し信号、信号Xは、不定状態の信号を示している。mは、焦点検出対象の領域における開始ラインであり、本実施形態では、焦点検出対象の領域で20ラインの焦点検出信号を読み出している。また、Yは、垂直ラインのフリッカ補正テーブル703の出力であるフリッカ補正値信号712を示している。
焦点検出対象の領域では、フリッカ補正値がキャプチャ部104の出力画像信号の信号ABに対して1ライン毎に対応づけされている。フリッカ補正部108では、キャプチャ部104の出力画像信号からフリッカ補正値信号712を減算してフリッカ補正画像信号713を出力している。
図8は、撮像素子102から読み出される信号とフリッカ補正値信号712との関係を説明する図である。
図8において、縦軸は、撮像素子102から読み出される信号のライン数を示し、横軸は、開始ラインmからm+39に離散化させたフリッカ補正値Yの信号レベルを示している。また、キャプチャ部104の出力画像信号、及びフリッカ補正値信号712を総ラインカウント信号711に対応させている。図8と図7のタイミングチャート図から1ライン毎にキャプチャ部104の出力画像信号に対するフリッカ補正値Yが生成されることが判る。
図9は、システム制御部110の制御に基づくカメラ100のフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。図9に示す各処理は、不揮発性メモリ113等の記憶部に格納されたプログラムがメモリ112に展開されてシステム制御部110のCPU等により実行される。
図9において、ステップS1001では、システム制御部110は、キャプチャ部104から出力された画像信号に基づき、フリッカ検出部105によりフリッカ検出処理を行い、ステップS1002に進む。
ステップS1002では、システム制御部110は、拡張フリッカ補正値算出部106の焦点検出信号ラインカウンタ704(図6参照)のカウンタ数を参照し、焦点検出信号のラインか否かを判定する。そして、システム制御部110は、焦点検出信号のラインではない場合は、ステップS1004へ進み、焦点検出信号のラインの場合は、ステップS1003に進む。
ステップS1003では、システム制御部110は、焦点検出信号ラインカウンタ704のカウンタ値をインクリメントし、ステップS1004に進む。
ステップS1004では、システム制御部110は、拡張フリッカ補正値算出部106の画像信号ラインカウンタ701(図6参照)のカウンタ数を参照して、画像信号のラインか否かを判定する。そして、システム制御部110は、画像信号のラインでない場合は、ステップS1006に進み、画像信号のラインの場合は、ステップS1005に進む。
ステップS1005では、システム制御部110は、画像信号ラインカウンタ701のカウンタ値をインクリメントし、ステップS1006に進む。
ステップS1006では、システム制御部110は、画像信号のカウンタ値と焦点検出信号のカウンタ値を加算器702で加算することにより、総ラインカウント数を求め、ステップS1007に進む。
ステップS1007では、システム制御部110は、フリッカ検出部105から出力された振幅と位相情報とステップS1006で求めた総ラインカウント数に基づきフリッカ補正テーブル703によりフリッカ補正値を生成し、ステップS1008に進む。
ステップS1008では、システム制御部110は、フリッカ補正部108から取得した画像信号からステップS1007で生成したフリッカ補正値を減算することにより撮影画像のフリッカ成分を補正し、ステップS1009に進む。
ステップS1009では、システム制御部110は、フリッカ補正処理が完了したか否かを判定し、完了していない場合は、ステップS1001に戻り、完了した場合は、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、撮影画像に対して適切にフリッカ補正を行うことができる。
また、本実施形態では、既存のフリッカ補正離算出部に焦点検出信号ラインカウンタ704と加算器702を追加するだけで図6に示す拡張フリッカ補正値算出部106を構成している。このため、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合でも、簡単な回路構成で撮影画像に対して適切にフリッカ補正を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、図10乃至図12を参照して、本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については図及び符号を流用して、相違する部分のみを説明する。
本実施形態では、画像信号と焦点検出信号のライン毎の読み出し時間の比率が異なる場合でも対応できる構成としている。
まず、図10を参照して、画像信号と焦点検出信号のライン毎の読み出し時間の比率が1:2の場合について説明する。
図10において、水平方向(横方向)は、画像の水平サイズを示し、垂直方向は、撮像素子102からの画像信号及び焦点検出信号の垂直方向の読み出しラインを示している。
画像対象の領域401では、拡大画像402に示すように、分割画素a,bの加算読み出しを1、2…ラインで行っている。一方、焦点検出対象の領域403では、拡大画像404に示すように、分割画素a及び分割画素bの読み出しと分割画素a,bの加算読み出しをそれぞれm、m+1…m+39ラインで行っている。
図11は、拡張フリッカ補正値算出部106Aの具体的構成を説明するブロック図である。
本実施形態では、拡張フリッカ補正値算出部106Aは、上記第1の実施形態(図6参照)の拡張フリッカ補正値算出部106に対してゲイン係数部1101及び乗算器1102が追加されている点が異なる。
ゲイン係数部1101は、システム制御部110により画像信号と焦点検出信号の読み出し時間の比率に応じた値が設定され、ゲイン値を乗算器1102へ出力する。ここでは、システム制御部110により設定される値は、分割画素a,bの読み出しから「2」としている。
乗算器1102は、焦点検出ラインのカウント信号710とゲイン係数部1101からのゲイン値とを乗算し、加算器702に焦点検出信号のゲインライン信号1103を出力する。
加算器702は、画像信号ラインのカウント信号709と焦点検出信号のゲインライン信号1103を加算し、総ラインカウント信号711としてフリッカ補正テーブル703へ出力する。
そして、システム制御部110は、上記第1の実施形態と同様に、フリッカ補正テーブル703で総ラインカウント信号711を基にフリッカ補正値を生成し、フリッカ補正値信号712をフリッカ補正部108へ出力する。
図12は、撮像素子102から読み出される信号とフリッカ補正値信号712との関係を説明するグラフ図である。
図12において、縦軸は、撮像素子102から読み出される信号のライン数を示し、横軸は、開始ラインmからm+39に離散化させたフリッカ補正値Yの信号レベルを示している。また、キャプチャ部104の出力画像信号及びフリッカ補正値信号712を総ラインカウント信号711に対応させている。図12から、2ラインおきにキャプチャ部104の出力画像信号に対するフリッカ補正値Yが生成されることが判る。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合で、かつ画像信号と焦点検出信号の読み出し時間の比率が異なる場合でも、撮影画像に対して適切にフリッカ補正を行うことができる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する場合のフリッカ補正について説明したが、変化しない場合でも、同様のフリッカ補正を行うことができる。
また、上記各実施形態では、撮像素子102の駆動方式がフレーム内で変化する領域が1領域のみ存在する場合について説明したが、複数領域存在しても同様にフリッカ補正を行うことができる。
更に、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。したがって、上記の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
更に、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。
100 カメラ
101 撮像光学系
102 撮像素子
103 A/D変換部
104 キャプチャ部
105 フリッカ検出部
106 拡張フリッカ補正値算出部
108 フリッカ補正部
109 デジタル信号処理部
110 システム制御部
111 AF評価値算出部
112 メモリ

Claims (9)

  1. 画像を取得する際の駆動方式がフレーム内で変化する撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段と、
    前記フリッカ検出手段によって検出された前記フリッカ成分と前記駆動方式の変化に応じて前記撮像素子から読み出された画素に基づく情報とに基づいてフリッカ補正値を生成する補正値算出手段と、
    前記フリッカ補正値を用いて前記撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を除去するフリッカ補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記駆動方式の変化に応じて前記撮像素子から読み出された前記画素に基づく情報は、前記撮像素子の画像対象の領域と画像対象外の領域とから出力される信号を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 第1の光電変換部と第2の光電変換部を備えた画素が行方向に配列された前記撮像素子から信号を読み出す駆動手段を有し、
    前記画像対象の領域は、前記第1の光電変換部の信号および前記第2の光電変換部の信号のみを読み出す領域であって、
    前記画像対象外の領域は、前記第1の光電変換部の信号および前記第2の光電変換部の信号ともに前記第1の光電変換部の信号を読み出す領域であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記駆動手段は、前記撮像素子のライン単位で各画素に蓄積した電荷を読み出すことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記駆動方式の変化に応じて前記撮像素子から読み出された前記画素に基づく情報は、前記撮像素子の前記画像対象の領域と前記画像対象外の領域とから出力される画素信号に基づきカウントされた前記画像対象の領域のライン数と前記画像対象外の領域のライン数とを加算したライン数であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記補正値算出手段は、前記撮像素子の前記画像対象の領域から出力される前記画素信号と前記画像対象外の領域から出力される前記画素信号の読み出し時間の比率に応じた係数を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像対象外の領域は、焦点検出対象の領域であることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 画像を取得する際の駆動方式がフレーム内で変化する撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を検出するフリッカ検出ステップと、
    前記フリッカ検出ステップで検出された前記フリッカ成分と前記駆動方式の変化に応じて前記撮像素子から読み出された画素に基づく情報とに基づいてフリッカ補正値を生成する補正値算出ステップと、
    前記フリッカ補正値を用いて前記撮像素子から読み出された画像のフリッカ成分を除去するフリッカ補正ステップと、を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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