JP6658840B2 - 軸受用保持器 - Google Patents
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Description
略円環状の基部と、
前記基部の軸方向一端側面から、周方向に所定の間隔で軸方向に突出する3の倍数でない偶数個の柱部と、
隣り合う一対の前記柱部の互いに対向する面と前記基部の軸方向一端側面とによって形成された、前記柱部と同数のポケットと、
を有し、補強繊維材を添加した樹脂組成物製である軸受用保持器であって、
前記軸受用保持器は、3個の第1の切断跡と3個の第2の切断跡を有し、
隣り合う前記第1の切断跡の間の領域を、それぞれ第1〜第3領域とすると、
前記第1及び第2領域における前記ポケットの数は、互いに等しく、且つ、奇数個であり、
前記第3領域における前記ポケットの数は、偶数個であり、且つ、前記第1及び第2領域の前記ポケットの数より1個多く又は1個少なく、
前記第1及び第2領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第1領域側にずれた位置に設けられ、
前記第2及び第3領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第3領域側にずれた位置に設けられ、
前記第3及び第1領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第1領域側にずれた位置に設けられ、
前記第1〜第3領域の前記柱部には、それぞれ前記第2の切断跡が設けられ、
前記第1及び第2領域における前記第2の切断跡は、前記第1及び第2領域のそれぞれ周方向中央に位置する前記ポケットに隣り合う一対の前記柱部のうち、一方の前記柱部の周方向中央に設けられ、
前記第3領域における前記第2の切断跡は、前記第3領域の周方向中央に位置する前記柱部の周方向中央に設けられ、
前記第1及び第2領域において、当該各領域の両端から最も離れた前記ポケットの周方向中央部近傍には、前記第1及び第2領域におけるウェルドがそれぞれ形成され、
前記第3領域において、当該領域の両端から最も離れた2つの前記ポケットのうち、前記第1領域側の前記ポケットの周方向中央から前記第2領域側にずれた位置には、前記第3領域におけるウェルドが形成され、
前記第2の切断跡の断面積は、前記第1の切断跡の断面積の1/4以下であることを特徴とする軸受用保持器。
図1には、本実施形態の軸受用保持器1(以後、単に保持器と呼ぶことがある。)が示されている。保持器1は、いわゆる冠形保持器であり、略円環状の基部10と、基部10の軸方向一端側面12から、周方向に所定間隔で軸方向に突出する3の倍数でない偶数個(本実施形態では14個)の柱部20と、隣り合う一対の柱部20、20の互いに対向する面22、22と基部10の軸方向一端側面12とによって形成され、軸受の転動体(不図示)を保持する3の倍数でない偶数個(本実施形態では14個)のポケット30と、を有している。すなわち、柱部20とポケット30は同数であると共に、何れも3の倍数でない偶数個形成されており、柱部20はそれぞれのポケット30の周方向両側に設けられる。
次に、本発明に係る第2実施形態の軸受用保持器について図面を参照して説明する。
次に、樹脂溜り40の連通部42の断面積と、樹脂射出ゲート51の断面積と、の関係についての解析結果について述べる。
10 基部
12 軸方向一端側面
20 柱部
22 対向する面
30 ポケット
40 樹脂溜り
42 連通部
51 樹脂射出ゲート
53 ランナー
55 スプルー
60 キャビティ
G 溶解樹脂
S1〜S3 領域
W ウェルド
Claims (1)
- 略円環状の基部と、
前記基部の軸方向一端側面から、周方向に所定の間隔で軸方向に突出する3の倍数でない偶数個の柱部と、
隣り合う一対の前記柱部の互いに対向する面と前記基部の軸方向一端側面とによって形成された、前記柱部と同数のポケットと、
を有し、補強繊維材を添加した樹脂組成物製である軸受用保持器であって、
前記軸受用保持器は、3個の第1の切断跡と3個の第2の切断跡を有し、
隣り合う前記第1の切断跡の間の領域を、それぞれ第1〜第3領域とすると、
前記第1及び第2領域における前記ポケットの数は、互いに等しく、且つ、奇数個であり、
前記第3領域における前記ポケットの数は、偶数個であり、且つ、前記第1及び第2領域の前記ポケットの数より1個多く又は1個少なく、
前記第1及び第2領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第1領域側にずれた位置に設けられ、
前記第2及び第3領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第3領域側にずれた位置に設けられ、
前記第3及び第1領域を分ける前記第1の切断跡は、前記柱部の周方向中央から前記第1領域側にずれた位置に設けられ、
前記第1〜第3領域の前記柱部には、それぞれ前記第2の切断跡が設けられ、
前記第1及び第2領域における前記第2の切断跡は、前記第1及び第2領域のそれぞれ周方向中央に位置する前記ポケットに隣り合う一対の前記柱部のうち、一方の前記柱部の周方向中央に設けられ、
前記第3領域における前記第2の切断跡は、前記第3領域の周方向中央に位置する前記柱部の周方向中央に設けられ、
前記第1及び第2領域において、当該各領域の両端から最も離れた前記ポケットの周方向中央部近傍には、前記第1及び第2領域におけるウェルドがそれぞれ形成され、
前記第3領域において、当該領域の両端から最も離れた2つの前記ポケットのうち、前記第1領域側の前記ポケットの周方向中央から前記第2領域側にずれた位置には、前記第3領域におけるウェルドが形成され、
前記第2の切断跡の断面積は、前記第1の切断跡の断面積の1/4以下であることを特徴とする軸受用保持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018189114A JP6658840B2 (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 軸受用保持器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019011866A JP2019011866A (ja) | 2019-01-24 |
JP6658840B2 true JP6658840B2 (ja) | 2020-03-04 |
Family
ID=65226844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018189114A Active JP6658840B2 (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 軸受用保持器 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005083406A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Nsk Ltd | 保持器及びその製造方法 |
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2018
- 2018-10-04 JP JP2018189114A patent/JP6658840B2/ja active Active
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