JP6657769B2 - 送信装置、送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、送信技術に関し、特に音声信号を送信する送信装置、送信方法に関する。
PTT(Push to Talk)に対応した端末装置は、特別なボタンを備えており、ユーザは当該ボタンを押すことによって話す。一方、当該ボタンを押していない場合、ユーザはメッセージを聞くのみである。このような端末装置において、ユーザはボタンを押しながら話し始めることが多い。その場合、冒頭の1〜2秒間の音声が切れたメッセージが送信される。冒頭の1〜2秒間の音声が切れることを防止するために、ボタンが押される前の音声が記憶され、ボタンが押されると、記憶された音声からメッセージが送信される(例えば、特許文献1)。
特開2007−335968号公報
ユーザがボタンを押した場合に、記憶した音声からメッセージを送信する場合、音声の送信に必ず遅延が発生する。一方、音声の送信に遅延は発生しない方が好ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、音声の頭切れの発生を抑制しながら、音声の送信の遅延を抑制する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の送信装置は、音声信号を入力する入力部と、入力部において入力した音声信号を遅延させる遅延部と、音声信号を送信するための指示を受けつける受付部と、受付部が指示を受けつけた場合、遅延部において遅延させている音声信号のレベルがしきい値以上であれば、遅延部において遅延させた音声信号を送信し、遅延部において遅延させている音声信号のレベルがしきい値より小さければ、入力部において入力した音声信号を送信する送信部と、を備える。入力部において入力した音声信号を送信する送信部と、受付部が指示を受けつけた場合、遅延部において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定する判定部を備える。送信部は、受付部が指示を受けつけた場合であり、かつ遅延部において遅延させている音声信号のレベルがしきい値以上である場合、(1)判定部において音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延部において遅延させた音声信号を送信し、(2)判定部において音声信号が第2言語であると判定されれば、入力部において入力した音声信号を送信する。
本発明の別の態様もまた、送信装置である。この装置は、音声信号を入力する入力部と、入力部において入力した音声信号を遅延させる遅延部と、音声信号を送信するための指示を受けつける受付部と、受付部が指示を受けつけた場合、遅延部において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定する判定部と、判定部において音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延部において遅延させた音声信号を送信し、判定部において音声信号が第2言語であると判定されれば、入力部において入力した音声信号を送信する送信部と、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、送信方法である。この方法は、音声信号を入力するステップと、入力した音声信号を遅延させるステップと、音声信号を送信するための指示を受けつけるステップと、指示を受けつけた場合、遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定するステップと、音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延させた音声信号を送信し、音声信号が第2言語であると判定されれば、入力した音声信号を送信するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、音声の頭切れの発生を抑制しながら、音声の送信の遅延を抑制できる。
本発明の実施例1に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の端末装置における送信装置の構成を示す図である。 図2の送信装置による送信手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る送信装置の構成を示す図である。 図4の送信装置による送信手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る送信装置の構成を示す図である。 図6の送信装置による送信手順を示すフローチャートである。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、PTTによる音声通信を実行する端末装置のうち、音声のメッセージを送信する送信装置に関する。PTTにおける送話は、ボタンの押下げによって開始され、ボタンの解放によって終了する。緊迫した場面などで端末装置が使用される場合、ユーザはボタンを押し下げながら、あわてて発話することがある。ボタンの押下げよりも発話のタイミングが早い場合、ボタン押下前に話された音声は送信されず、音声の頭切れが発生するが、音声の頭切れの発生は抑制される方が好ましい。一方、PTTのような音声通信において、音声を送信する際の遅延は小さい方が好ましい。これに対応するために、本実施例に係る送信装置は、次の処理を実行する。
送信装置は、ボタンの押下げ前から、マイクから入力した音声信号をメモリに記憶する。送信装置は、ボタンが押し下げられた場合に、メモリに記憶された音声信号のレベルを測定する。測定したレベルがしきい値以上であれば、送信装置は、メモリに記憶された音声信号から送信を開始する。一方、測定したレベルがしきい値よりも小さければ、送信装置は、メモリに記憶された音声信号を使用せず、マイクから入力した音声信号の送信を開始する。
図1は、本発明の実施例1に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、端末装置10と総称される第1端末装置10a、第2端末装置10b、基地局装置12と総称される第1基地局装置12a、第2基地局装置12b、ネットワーク14を含む。ここで、通信システム100は、例えば、業務用無線に対応する。
端末装置10は、業務用無線による通信を実行可能な装置である。業務用無線については公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。ここでは、第1端末装置10aが業務用無線による音声通信の送信側に相当し、第2端末装置10bが業務用無線による音声通信の受信側に相当する。そのため、第1端末装置10aは送話者に使用され、第2端末装置10bは受話者に使用される。なお、第1端末装置10aと第2端末装置10bとの関係は逆であってもよく、端末装置10の数は「2」に限定されない。
基地局装置12は、業務用無線のシステムに対応するとともに、一端側において、業務用無線により端末装置10に接続され、他端側において、基地局装置12に接続される。第1基地局装置12aと第2基地局装置12bとは、異なった位置に設置される。なお、業務用無線では、複数の端末装置10によってグループを形成することも可能である。基地局装置12は、グループに対して、上りチャネルと下りチャネルを割り当ててもよい。このような状況下において、グループ中の1つの端末装置10が、上りチャネルにて信号を送信し、グループ中の他の端末装置10が、下りチャネルにて信号を受信する。
ネットワーク14は、第1基地局装置12aと第2基地局装置12bとを接続する。このような接続によって、第1端末装置10aと第2端末装置10bは、第1基地局装置12a、ネットワーク14、第2基地局装置12bを介して、通信可能になる。ここでは、PTTによる音声通信であるとする。
図2は、端末装置10における送信装置20の構成を示す。送信装置20は、マイク30、入力部32、遅延部34、ボタン36、受付部38、制御部40、測定部42、選択部44、送信部46を含む。ここで、送信装置20は、端末装置10のうちの音声信号の送信に関する機能を有する部分に相当する。そのため、端末装置10には、送信装置20だけではなく、音声信号の受信に関する機能を有する部分である受信装置も含まれるが、ここでは説明を省略する。
マイク30は、送信装置20の周囲の音声を集音する。マイク30は、集音した音声を電気信号(以下、「音声信号」という)に変換し、音声信号を入力部32に出力する。入力部32は、マイク30からの音声信号を入力する。入力部32は、音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換した音声信号(以下、これもまた「音声信号」という)を遅延部34、選択部44に出力する。遅延部34は、入力部32から音声信号を入力する。遅延部34は、例えば、リングバッファ等により構成されており、一定期間にわたって音声信号を記憶する。これにより、遅延部34は、音声信号を遅延させる。遅延部34は、遅延させた音声信号を選択部44に出力する。
ボタン36は、PTTボタンに相当し、PTTによって音声を送信する場合に、ユーザによって押し下げられる。また、音声を送信している間にわたって、ボタン36は押し下げ続けられる。ボタン36が押し下げられることは、音声信号を送信するための指示を受けつけることに相当する。ボタン36は、押し下げられている間にわたって、指示を受付部38に出力し続ける。受付部38は、ボタン36からの指示を受けつけると、指示を制御部40に出力する。
制御部40は、受付部38からの指示を受けつけたタイミングにおいて、測定部42に対して、音声信号のレベルの測定を指示する。また、制御部40は、受付部38からの指示を受け続けている間にわたって、選択部44、送信部46に送信を指示し続ける。測定部42は、制御部40から測定を指示されると、遅延部34において遅延させている音声信号のレベルを測定する。当該測定には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。測定部42は、測定結果を選択部44に出力する。
選択部44は、制御部40からの指示を入力し始めたタイミングにおいて、測定部42からの測定結果を入力する。一方、選択部44は、測定結果である音声信号のレベルと比較すべきしきい値を記憶する。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上であれば、遅延部34からの音声信号の選択を決定し、音声信号のレベルがしきい値より小さければ、入力部32からの音声信号の選択を決定する。前者は、遅延部34において遅延させた音声信号を選択することに相当し、後者は、遅延部34において遅延させない音声信号を選択することに相当する。
さらに、選択部44は、遅延部34からの音声信号と、入力部32からの音声信号とを入力し続けており、決定にしたがっていずれか一方を選択し、選択した方の音声信号を送信部46に出力する。この選択および出力は、制御部40からの指示を入力し続けている間、継続する。さらに、制御部40からの指示の入力が終了した場合であっても、選択部44は、一定期間にわたって、選択および出力を継続する。これは、送話が終了するタイミングよりも、ユーザがボタン36を解放するタイミングの方が早い場合に、音声の尻切れが発生することを抑制するためである。そのため、一定期間は、音声の尻切れの発生を抑制可能な期間に設定される。なお、遅延部34からの音声信号を選択している場合、選択部44は、遅延部34での遅延期間だけ、選択および出力を延長する。
送信部46は、制御部40からの指示を入力すると、選択部44から入力した音声信号を送信する。音声信号の送信のために、送信部46は、符号化、変調、周波数変換、増幅等を実行する。送信部46は、選択部44からの音声信号を入力し続けている間にわたって、音声信号の送信を継続して実行する。このように、送信部46は、受付部38が指示を受けつけた場合、遅延部34において遅延させている音声信号のレベルがしきい値以上であれば、遅延部34において遅延させた音声信号を送信する。一方、送信部46は、遅延部34において遅延させている音声信号のレベルがしきい値より小さければ、入力部32において入力した音声信号を遅延させることなく送信する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図3は、送信装置20による送信手順を示すフローチャートである。遅延部34は、音声信号の遅延を開始する(S10)。ボタン36が押し下げられる(S12)。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上でなければ(S14のN)、入力部32において入力した音声信号を送信部46から送信させる(S16)。ボタン36が解放させる(S18)。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上であれば(S14のY)、遅延部34において遅延した音声信号を送信部46から送信させる(S20)。ボタン36が解放させる(S22)。送信部46は、解放時に遅延していた音声信号も送信する(S24)。
本実施例によれば、遅延させている音声信号のレベルがしきい値以上であれば、遅延させた音声信号を送信するので、PTTにおける音声の頭切れの発生を抑制できる。また、遅延させている音声信号のレベルがしきい値より小さければ、遅延させずに、入力した音声信号を送信するので、音声の送信の遅延を抑制できる。また、音声信号のレベルに応じて、音声を遅延させるか否かを決定するので、PTTにおける音声の頭切れの発生を抑制しながら、音声の送信の遅延を抑制できる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。本発明の実施例2も、実施例1と同様に、PTTによる音声通信を実行する端末装置のうち、音声のメッセージを送信する送信装置に関する。前述のごとく、PTTの音声通信において、音声の頭切れの発生は抑制される方が好ましいが、音声を送信する際の遅延も抑制される方が好ましい。ここで、音声通信における言語が英語である場合、頭切れによって文の意味が大きく変わることがある。例えば、警察無線において、”Don’t shoot”と話したつもりが、音声の頭切れによって、”Shoot”になってしまうと、意味が反転してしまう。一方、音声通信における言語が日本語である場合、音声の頭切れが発生しても、文の意味が反転してしまうようなことは発生しにくい。つまり、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の前方部分に配置される言語であるか否かによって、音声の頭切れによる影響は大きく異なる。これに対応するために、本実施例に係る送信装置は、次の処理を実行する。
送信装置は、ボタンの押下げ前から、マイクから入力した音声信号をメモリに記憶する。送信装置は、ボタンが押し下げられた場合に、メモリに記憶された音声信号の言語を判定する。言語が英語であれば、送信装置は、メモリに記憶された音声信号からメッセージの送信を開始する。一方、言語が日本語であれば、送信装置は、メモリに記憶された音声信号を使用せず、マイクから入力した音声信号からメッセージの送信を開始する。実施例2に係る通信システムは、図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図4は、本発明の実施例2に係る送信装置20の構成を示す。送信装置20は、マイク30、入力部32、遅延部34、ボタン36、受付部38、制御部40、選択部44、送信部46、判定部50を含む。図2と同様に、送信装置20は、端末装置10のうちの音声信号の送信に関する機能を有する部分に相当する。そのため、端末装置10には、送信装置20だけではなく、音声信号の受信に関する機能を有する部分である受信装置も含まれるが、ここでは説明を省略する。
制御部40は、受付部38からの指示を受けつけたタイミングにおいて、判定部50に対して、音声信号における言語の判定を指示する。また、制御部40は、受付部38からの指示を受け続けている間にわたって、選択部44、送信部46に送信を指示し続ける。判定部50は、制御部40から言語の判定を指示されると、遅延部34において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定する。ここで、第1言語は、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の前方部分に配置される言語、例えば、英語である。また、第2言語は、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の後方部分に配置される言語、例えば、日本語である。なお、第1言語は英語に限定されず、第2言語は日本語に限定されない。また、言語の判定には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。判定部50は、判定結果を選択部44に出力する。
選択部44は、制御部40からの指示を入力し始めたタイミングにおいて、判定部50からの判定結果を入力する。選択部44は、判定部50において音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延部34において遅延させた音声信号の選択を決定し、判定部50において音声信号が第2言語であると判定されれば、入力部32において入力した音声信号の選択を決定する。前者は、遅延部34において遅延させた音声信号を選択することに相当し、後者は、遅延部34において遅延させない音声信号を選択することに相当する。さらに、選択部44は、遅延部34からの音声信号と、入力部32からの音声信号とを入力し続けており、決定にしたがっていずれか一方を選択し、選択した方の音声信号を送信部46に出力する。送信部46は、制御部40からの指示を入力すると、選択部44から入力した音声信号を送信する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図5は、送信装置20による送信手順を示すフローチャートである。遅延部34は、音声信号の遅延を開始する(S50)。ボタン36が押し下げられる(S52)。選択部44は、音声信号が英語でなければ(S54のN)、入力部32において入力した音声信号を送信部46から送信させる(S56)。ボタン36が解放させる(S58)。選択部44は、音声信号が英語であれば(S54のY)、遅延部34において遅延した音声信号を送信部46から送信させる(S60)。ボタン36が解放させる(S62)。送信部46は、解放時に遅延していた音声信号も送信する(S64)。
本実施例によれば、遅延させている音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延させた音声信号を送信するので、PTTにおける音声の頭切れの発生を抑制できる。また、遅延させている音声信号が第2言語であると判定されれば、遅延させずに、入力した音声信号を送信するので、音声の送信の遅延を抑制できる。また、第1言語では、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の前方部分に配置されるので、頭切れが抑制されることによって、意味を正確に伝えることができる。また、第2言語では、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の後方部分に配置されるので、遅延が抑制されることによって、意味を迅速に伝えることができる。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。本発明の実施例3も、これまでと同様に、実施例1と同様に、PTTによる音声通信を実行する端末装置のうち、音声のメッセージを送信する送信装置に関する。前述のごとく、PTTの音声通信において、音声の頭切れの発生は抑制される方が好ましいが、音声を送信する際の遅延も抑制される方が好ましい。実施例3は、実施例1と実施例2との組合せに相当する。
つまり、実施例3に係る送信装置は、ボタンが押し下げられた場合に、メモリに記憶された音声信号のレベルを測定するとともに、メモリに記憶された音声信号の言語を判定する。測定したレベルがしきい値以上であり、かつ言語が英語であれば、送信装置は、メモリに記憶された音声信号からメッセージの送信を開始する。一方、測定したレベルがしきい値以上であり、かつ言語が日本語である場合、あるいは測定したレベルがしきい値よりも小さい場合、送信装置は、メモリに記憶された音声信号を使用せず、マイクから入力した音声信号からメッセージの送信を開始する。実施例3に係る通信システムは、図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図6は、本発明の実施例3に係る送信装置20の構成を示す。送信装置20は、マイク30、入力部32、遅延部34、ボタン36、受付部38、制御部40、測定部42、選択部44、送信部46、判定部50を含む。これまでと同様に、送信装置20は、端末装置10のうちの音声信号の送信に関する機能を有する部分に相当する。そのため、端末装置10には、送信装置20だけではなく、音声信号の受信に関する機能を有する部分である受信装置も含まれるが、ここでは説明を省略する。
制御部40は、受付部38からの指示を受けつけたタイミングにおいて、測定部42に対して、音声信号のレベルの測定を指示するとともに、判定部50に対して、音声信号における言語の判定を指示する。また、制御部40は、受付部38からの指示を受け続けている間にわたって、選択部44、送信部46に送信を指示し続ける。測定部42は、制御部40から測定を指示されると、遅延部34において遅延させている音声信号のレベルを測定し、測定結果を選択部44に出力する。判定部50は、制御部40から言語の判定を指示されると、遅延部34において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定し、判定結果を選択部44にする。
選択部44は、制御部40からの指示を入力し始めたタイミングにおいて、測定部42からの測定結果、判定部50からの判定結果を入力する。一方、選択部44は、測定結果である音声信号のレベルと比較すべきしきい値を記憶する。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値より小さければ、入力部32からの音声信号の選択を決定する。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上である場合、判定部50において音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延部34において遅延させた音声信号の選択を決定する。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上である場合、判定部50において音声信号が第2言語であると判定されれば、入力部32において入力した音声信号の選択を決定する。さらに、選択部44は、遅延部34からの音声信号と、入力部32からの音声信号とを入力し続けており、決定にしたがっていずれか一方を選択し、選択した方の音声信号を送信部46に出力する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図7は、送信装置20による送信手順を示すフローチャートである。遅延部34は、音声信号の遅延を開始する(S100)。ボタン36が押し下げられる(S102)。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上でなければ(S104のN)、入力部32において入力した音声信号を送信部46から送信させる(S110)。ボタン36が解放させる(S112)。選択部44は、音声信号のレベルがしきい値以上である場合(S104のY)、判定部50は、言語の種類を認識する(S106)。音声信号が英語でなければ(S108のN)、ステップ110に進む。音声信号が英語であれば(S108のY)、選択部44は、遅延部34において遅延した音声信号を送信部46から送信させる(S114)。ボタン36が解放させる(S116)。送信部46は、解放時に遅延していた音声信号も送信する(S118)。
本実施例によれば、レベルと言語とを組み合わせて遅延させるか否かを決定するので、必要な場合に限定して音声信号を遅延させることができる。また、必要な場合に限定して音声信号を遅延させるので、頭切れによって意味が通じなくなる可能性の高い場合だけ、頭切れの発生を抑制できる。また、必要な場合に限定して音声信号を遅延させるので、音声信号の遅延の発生を抑制できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例によれば、通信システム100は、業務用無線を使用している。しかしながらこれに限らず例えば、業務用無線以外の無線通信システムが使用されてもよい。本実施例によれば、構成の自由度を向上できる。
10 端末装置、 12 基地局装置、 14 ネットワーク、 20 送信装置、 30 マイク、 32 入力部、 34 遅延部、 36 ボタン、 38 受付部、 40 制御部、 42 測定部、 44 選択部、 46 送信部、 100 通信システム。

Claims (4)

  1. 音声信号を入力する入力部と、
    前記入力部において入力した音声信号を遅延させる遅延部と、
    音声信号を送信するための指示を受けつける受付部と、
    前記入力部において入力した音声信号を送信する送信部と、
    前記受付部が指示を受けつけた場合、前記遅延部において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定する判定部を備え、
    前記送信部は、前記受付部が指示を受けつけた場合であり、かつ前記遅延部において遅延させている音声信号のレベルがしきい値以上である場合、(1)前記判定部において音声信号が第1言語であると判定されれば、前記遅延部において遅延させた音声信号を送信し、(2)前記判定部において音声信号が第2言語であると判定されれば、前記入力部において入力した音声信号を送信することを特徴とする送信装置。
  2. 音声信号を入力する入力部と、
    前記入力部において入力した音声信号を遅延させる遅延部と、
    音声信号を送信するための指示を受けつける受付部と、
    前記受付部が指示を受けつけた場合、前記遅延部において遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定する判定部と、
    前記判定部において音声信号が第1言語であると判定されれば、前記遅延部において遅延させた音声信号を送信し、前記判定部において音声信号が第2言語であると判定されれば、前記入力部において入力した音声信号を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  3. 前記第1言語は、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の前方部分に配置される言語であり、前記第2言語は、肯定文であるか否定文であるかを識別するための用語が文の後方部分に配置される言語であることを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4. 音声信号を入力するステップと、
    入力した音声信号を遅延させるステップと、
    音声信号を送信するための指示を受けつけるステップと、
    指示を受けつけた場合、遅延させている音声信号が第1言語であるか、当該第1言語とは異なった第2言語であるかを判定するステップと、
    音声信号が第1言語であると判定されれば、遅延させた音声信号を送信し、音声信号が第2言語であると判定されれば、入力した音声信号を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする送信方法。
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