JP6656553B1 - 美容方法 - Google Patents
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Abstract
Description
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩と、
植物エキスと、を含有する化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
マンナン類と、
カルボマーと、を含有する化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、を含有する化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、
ミスチリン酸オクチルドデシル及び/又はステアリン酸グリセリルと、を含有する化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む。
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩と、
植物エキスと、を含有する化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
マンナン類と、
カルボマーと、を含有する化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、を含有する化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、
ミスチリン酸オクチルドデシル及び/又はステアリン酸グリセリルと、を含有する化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
シコニン及び/又はグアイアズレンを含有する化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む。
トコトリエール、トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル、植物エキス、パルミチン酸イソプロピル、スクワラン、ワセリン、コメヌカ油、シア脂から選ばれる1種又は2種以上を含有する化粧料(F)を肌に塗布して、前記化粧料(F)を塗布した肌のプレマッサージを行うステップを含んでいてもよい。
さらに、コムギデンプン、ベントナイト、グリチルリチン酸及び/又はその塩、BG(1,3−ブチレングリコール)、グリセリン、植物エキスから選ばれる1種又は2種以上を含む化粧料(G)を肌に塗布するステップと、
前記化粧料(G)を塗布した肌の上にホットタオルを被せ、次いでホットタオルをラップフィルムで覆い、さらにその上から乾いたタオルを被せて肌をパックするステップと、を含んでいてもよい。
(1−1)化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
(1−2)化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
(1−3)化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
(1−4)化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
(2)肌のマッサージを行うステップと、
を含む美容方法(医療行為を除く)である。
(1−1)化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
(1−2)化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
(1−3)化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
(1−4)化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
(1−5)化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
(2)肌のマッサージを行うステップと、
を含む美容方法(医療行為を除く)であってもよい。
(0)化粧料(F)を肌に塗布して、肌のプレマッサージを行うステップ、
を含むのが好ましい。
(3)化粧料(G)を肌に塗布して、化粧料(G)を塗布した肌の上にホットタオルを被せ、次いでホットタオルをラップフィルムで覆い、さらにその上から乾いたタオルを被せて肌をパックするステップと、を含んでいてもよい。
本発明に係る美容方法に用いられる化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)及び化粧料(D)(以下、化粧料(A)から(D)ともいう。)は、共通成分としてプラセンタエキス及びコラーゲンを含有する。
化粧料(A)は、プラセンタエキス及びコラーゲンと、皮膚コンディショニング剤を含有することが好ましい。また、化粧料(A)は、さらに、保湿・湿潤剤及び/又は抗酸化剤を含有することがより好ましい。化粧料(A)は、プラセンタエキスにより肌の再生力を高め、その後に塗布する他の化粧料の相乗効果を引き出し、肌の老廃物を浮き上がらせる働きを有する。また、皮膚コンディショニング剤及び保湿・湿潤剤によって紫外線による光老化で失われがちな水分を肌に取り戻していく働きを有する。
化粧料(B)は、プラセンタエキス及びコラーゲンと、マンナン類とカルボマーを含有することが好ましい。また、化粧料(B)は、さらに、ラウレス−8、ラウレス−9、ラウレス−10から選ばれる1種又は2種以上、皮膚コンディショニング剤及び/又は保湿・湿潤剤を含有することがより好ましい。化粧料(A)は肌を柔軟にする作用が足りないため、化粧料(A)のみでマッサージを行うと角質が硬くなって肌を傷つけやすくなる。従って、化粧料(B)によって水分と弾力を与えて皮膚を柔軟にすることで、肌の新陳代謝を促す環境に整えていくとともに、マンナン類とカルボマーが肌の老廃物、例えば毛穴の汚れ、古くなった角質、余分な皮脂等を吸着して肌から浮き上がらせる働きを有する。また、化粧料(B)は、ラウレス−8、ラウレス−9、ラウレス−10から選ばれる1種又は2種以上を含有することにより、アレルギー肌やステロイド性皮膚炎の肌へマッサージを行うことによる肌への刺激、例えば炎症による痒み等から肌を守る作用がある。
化粧料(C)は、プラセンタエキス及びコラーゲンと、皮膚コンディショニング剤を含有することが好ましい。また、化粧料(C)は、さらに、保湿・湿潤剤を含有することがより好ましい。
化粧料(C)も、化粧料(B)と同様に角質を柔らかくすることで肌の新陳代謝を促して、肌に柔軟性を与える働きを有する。また、化粧料(C)は、皮膚コンディショニング剤のヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン等によって肌に水分を閉じ込めて、マッサージによる刺激から肌の潤いを守り、乾燥や炎症によって失われがちな肌のハリと弾力を取り戻す。さらに、植物エキスがダメージを負った肌に抗炎症作用や抗酸化作用を与える働きを有する。
化粧料(D)は、プラセンタエキス及びコラーゲンと、皮膚コンディショニング剤と、エモリエント剤を含有することが好ましい。また、化粧料(D)は、さらに、保湿・湿潤剤を含有することがより好ましい。化粧料(D)も化粧料(C)と同様に角質を柔らかくすることで肌の新陳代謝を促して、肌に柔軟性を与える働きを有する。また、化粧料(D)も、化粧料(C)と同様に皮膚コンディショニング剤のヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン等によって肌に水分を閉じ込めて、マッサージによる刺激から肌の潤いを守り、乾燥や炎症によって失われがちな肌のハリと弾力を取り戻す。さらに、植物エキスがダメージを負った肌に抗炎症作用や抗酸化作用を与える働きを有する。
化粧料(E)は、シコニン及び/又はグアイアズレンを含有することが好ましい。また、化粧料(E)は、さらに、皮膚コンディショニング剤及び/又はエモリエント剤を含有することがより好ましい。化粧料(E)は、抗炎症作用、抗菌作用を有するシコニン及び/又はグアイアズレンによってマッサージによる肌への刺激、例えば炎症による痒み等からからダメージ肌を守りながら肌の新陳代謝を促進する働きを有する。また、皮膚コンディショニング剤のトコフェロールが肌の老化、活性酸素を抑制するとともに、エモリエント剤が肌の水分と皮脂のバランスを整える働きを有する。さらに、化粧料(E)は、肌の老廃物、例えば毛穴の汚れ、古くなった角質、余分な皮脂等を包み込む働きを有する。化粧料(B)により肌から浮き上がってきた肌の老廃物を化粧料(E)が包み込み、化粧料(E)により包み込まれた肌の老廃物は、マッサージを行うことにより除去され得る。また、化粧料(E)は、マッサージを行う時の施術者の手の滑りを良くして、肌に負担なく肌の老廃物を除去するのに効果的である。
化粧料(F)は、皮膚コンディショニング剤、エモリエント剤及び/又は皮膚保護剤を含有することが好ましい。化粧料(F)は、肌の表面の汚れを落とし、肌を柔らかくして、化粧料(A)から(D)の肌への浸透を良くする働きを有する。従って、化粧料(F)は、化粧料(A)から(E)を肌に塗布する前に塗布することが好ましい。
化粧料(G)は、コムギデンプン及び/又はベントナイトを含有することが好ましい。また、化粧料(G)は、さらに、皮膚コンディショニング剤、保湿・湿潤剤及び/又は皮膚保護剤を含有することがより好ましい。化粧料(G)は、マッサージによりほてりや赤みがでた肌を鎮静化させて落ち着かせる働きを有する。また、肌の老廃物や汚れ等を取り除く働きも有する。従って、化粧料(F)は、マッサージを行った後に肌に塗布するのが好ましい。
本発明における美容方法は、複数の化粧料を肌に塗布するステップと、肌のマッサージを行うステップと、を含む美容方法であって、より詳細には、
(1−1)化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
(1−2)化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
(1−3)化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
(1−4)化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
(2)肌のマッサージを行うステップと、
を含む美容方法(医療行為を除く)である。
(1−1)化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
(1−2)化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
(1−3)化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
(1−4)化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
(1−5)化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
(2)肌のマッサージを行うステップと、
を含む美容方法(医療行為を除く)である。
(0)化粧料(F)を肌に塗布して、化粧料(F)を塗布した肌のプレマッサージを行うステップ、
を含む美容方法(医療行為を除く)であってもよい。
(3)化粧料(G)を肌に塗布して、化粧料(G)を塗布した肌の上にホットタオルを被せ、次いでホットタオルをラップフィルムで覆い、さらにその上から乾いたタオルを被せて肌をパックするステップ、
を含む美容方法(医療行為を除く)であってもよい。
化粧料(A)から(D)を肌に塗布するステップと、
化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む施術を複数回繰り返して行うのがよい。
化粧料(A)から(D)を肌に塗布するステップと、
化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む施術を行った後、もう一度
化粧料(A)から(D)を肌に塗布するステップと、
化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む施術を行うのがよい。
上記製造した化粧料(A)から(D)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(D)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で塗布した。
[施術試験2]
上記製造した化粧料(A)から(D)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(D)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で塗布して、次いでマッサージを行った。
[施術試験3]
上記製造した化粧料(A)から(D)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(D)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(B)、化粧料(A)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で塗布して、次いでマッサージを行った。
[施術試験4]
上記製造した化粧料(A)から(D)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(D)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(C)、化粧料(B)、化粧料(A)、化粧料(D)の順序で塗布して、マッサージを行った。
[施術試験5]
上記製造した化粧料(A)から(D)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(D)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(D)、化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)の順序で塗布して、マッサージを行った。
[施術試験6]
上記製造した化粧料(A)から(E)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(E)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で肌に塗布し、化粧料を肌になじませ乾かすために5分間放置した後、化粧料(E)を肌に塗布して、マッサージを行った。
[施術試験7]
上記製造した化粧料(A)から(F)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(F)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に、最初に化粧料(F)を塗布して、プレマッサージを行った。次いで、施術試験6と同様に施術を行った。
[施術試験8]
上記製造した化粧料(A)から(G)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(G)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に、最初に化粧料(F)を塗布して、プレマッサージを行った。次いで、化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で肌に塗布し、化粧料を肌になじませ乾かすために5分間放置した後、化粧料(E)を肌に塗布して、マッサージを行った。次いで、化粧料(G)を肌に塗布してホットタオルを被せ、ホットタオルをラップフィルムで覆い、その上にさらに乾いたタオルを被せて15分間放置した後、きれいなホットタオルで化粧料(G)を拭き取った。
[施術試験9]
上記製造した化粧料(A)から(G)を用いて、被験者に対して化粧料(A)から(G)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に、最初に化粧料(F)を塗布して、プレマッサージを行った。次いで、化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で肌に塗布し、化粧料を肌になじませ乾かすために5分間放置した後、化粧料(E)を肌に塗布して、マッサージを行った。さらにもう一度、化粧料(A)、化粧料(B)、化粧料(C)、化粧料(D)の順序で肌に塗布し、化粧料を肌になじませ乾かすために5分間放置した後、化粧料(E)を肌に塗布して、マッサージを行うステップを繰り返した。次いで、化粧料(G)を肌に塗布してホットタオルを被せ、ホットタオルをラップフィルムで覆い、その上にさらに乾いたタオルを被せて15分間放置した後、きれいなホットタオルで化粧料(G)を拭き取った。
[施術試験10]
上記製造した化粧料(E)から(G)を用いて、被験者に対して化粧料(E)から(G)を用いた美容方法の施術試験を行った。肌荒れに悩む女性の被験者3名の顔に、最初に化粧料(F)を塗布して、プレマッサージを行い、次いで化粧料(E)を塗布して、マッサージを行った。次いで、化粧料(G)を肌に塗布して、肌の上にホットタオルを被せ、ホットタオルをラップフィルムで覆い、その上にさらに乾いたタオルを被せて15分間放置した後、きれいなホットタオルで化粧料(G)を拭き取った。
1週間に1回のペースで施術者が上記施術を行い、6ヶ月経過後被験者の顔の状態を観察した結果を表2に示す。マッサージを行わなかった施術試験1はあまり改善が見られなかった。施術試験2から5を比較すると、化粧料(A)若しくは(B)を先に肌に塗布した場合の方が、肌の汚れの落ち方がよかった。肌の汚れの落ち方においては、化粧料(A)から(E)を肌に塗布するステップと、肌のマッサージを行うステップとを2回繰り返した施術試験9が最も肌の汚れの落ち方よく、また他の項目の改善効果も高かった。
・肌の赤み :○:改善した △:少し改善した ×:改善しなかった
・肌のくすみ :○:改善した △:少し改善した ×:改善しなかった
・肌のツヤ :○:改善した △:少し改善した ×:改善しなかった
・肌の汚れの落ち方:○:落ちた △:少し落ちた ×:落ちなかった
測定機器:G−100EX(NEC Avio 赤外線テクノロジー)
補正レンジ:R1(10〜40℃、放射率設定 0.98(人肌)
環境 :UU−CH−F環境制御チャンバー
室温25℃、湿度60%に設定(生体計測の標準設定)
男性の被験者4につき、日時を変えて2回サーモグラフィを計測した。1回目の計測結果を表3に、2回目の計測結果を表4に示す。また、表3をグラフ化したものを図2に、表4をグラフ化したものを図3に示す。施術前と施術後のサーモグラフィの計測結果を比較すると、マッサージを行った顔及びデコルテから遠く離れた手のひらや足の甲においても上昇が見られた。また、施術を終了した後においてもサーモグラフィの上昇が見られた。
Claims (6)
- プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩と、
植物エキスと、を含有する化粧料(A)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
マンナン類と、
カルボマーと、を含有する化粧料(B)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、を含有する化粧料(C)を肌に塗布するステップと、
プラセンタエキス及びコラーゲンと、
ヒアルロン酸及び/又はその塩、加水分解エラスチン、植物エキス、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上と、
ミスチリン酸オクチルドデシル及び/又はステアリン酸グリセリルと、を含有する化粧料(D)を肌に塗布するステップと、
シコニン及び/又はグアイアズレンを含有する化粧料(E)を肌に塗布するステップと、
肌のマッサージを行うステップと、を含む美容方法(医療行為を除く)において、
前記化粧料(A)から(E)を肌に塗布するステップを行った後、前記化粧料(A)から(E)を塗布した肌のマッサージを行うステップを行う、美容方法(医療行為を除く)。 - 前記マッサージは、デコルテをマッサージすることを含む、請求項1に記載の美容方法(医療行為を除く)。
- 請求項1に記載の美容方法を行う前に
トコトリエール、トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル、植物エキス、パルミチン酸イソプロピル、スクワラン、ワセリン、スクワラン、コメヌカ油、シア脂から選ばれる1種又は2種以上を含有する化粧料(F)を肌に塗布して、化粧料(F)を塗布した肌のプレマッサージを行うステップを含む、
美容方法(医療行為を除く)。 - 前記プレマッサージは、デコルテをプレマッサージすることを含む、請求項3に記載の美容方法(医療行為を除く)。
- さらに、コムギデンプン、ベントナイト、グリチルリチン酸及び/又はその塩、BG(1,3−ブチレングリコール)、グリセリン、植物エキスから選ばれる1種又は2種以上を含む化粧料(G)を肌に塗布するステップと、
前記化粧料(G)を塗布した肌の上にホットタオルを被せ、次いでホットタオルをラップフィルムで覆い、さらにその上から乾いたタオルを被せて肌をパックするステップと、を含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の美容方法(医療行為を除く)。 - 前記美容方法(医療行為を除く)は、肌のトラブル改善及び/又は予防のための美容方法である、請求項1から5のいずれか1項に記載の美容方法(医療行為を除く)。
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