JP6656279B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本発明は、例えば空気調和機又は冷凍機等に使用される熱交換器に関するものである。
従来より、所定のフィンピッチ間隔を介して複数枚積層された板状フィンと、略楕円形状あるいは略長円形状の断面を有する扁平形状の伝熱管とを組み合わせて成るフィンアンドチューブ型の熱交換器が知られている。このような熱交換器は、例えば、所定のフィンピッチ間隔を介して積層され、長手方向側の端部に複数の切欠部が形成された複数の板状フィンと、板状フィンの積層方向に沿って配置され、切欠部に挿入された複数の扁平形状の伝熱管とを備えた構成となっている。また、各伝熱管の端部は、これら伝熱管とともに冷媒流路を形成する分配管あるいはヘッダーと接続されている。そして、このような熱交換器は、板状フィンの間を流動する空気等の熱交換流体と、扁平形状の伝熱管内を流動する水又は冷媒等の被熱交換流体との間で熱を交換するようになっている。
上記のような熱交換器においては、板状フィンには、該板状フィンと伝熱管との密着を向上させるために、板状フィンの切欠部の周縁から垂直に立ち上がったフィンカラーが成形され、前記フィンカラーと伝熱管を炉中ロウ付け、もしくは接着剤により密着させる。また、上記のような熱交換器には、板状フィンの熱交換性能を向上させるために、切欠部の間の領域に、空気の主流方向に開口したスリットと呼ばれる切り起こし、あるいは、空気の主流方向に対してスクラッチと呼ばれる凹凸形状を成形されているものが知られている。また、上記のような熱交換器には、熱交換性能を向上させるために、内部に複数の流路が形成された伝熱管を用いるものや、内面に溝が形成された伝熱管を用いるものも知られている。
また、上記のような扁平形状の伝熱管を用いた従来の熱交換器としては、板状フィンの一部を切り起こすことでスペーサを形成し、フィンを積層する際にスペーサを隣り合うフィンのベース面に当接するようにして、複数積層される板状フィンの間隔を一定に保持すると共に、位置決めを容易にするようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
また、上記のような扁平形状の伝熱管を用いた従来の熱交換器としては、板状フィンの切欠部周縁から垂直に立ち上がったフィンカラーの一部の先端部を外側に折り曲げて矩形状のリフレアと呼ばれる突起部を設け、このリフレア部を板状フィンのフィンピッチを決定する折り曲げ高さにすることにより、板状フィンを積層する際にリフレア部が隣り合う板状フィンのベース面に当接するようにして、複数積層される板状フィンの間隔を一定に保持すると共に、位置決めを容易にするようにしたものも知られている(特許文献2参照)。
特開2012−163318号公報(図5〜図8) 特開2011−64403号公報(図4)
上記のような従来の熱交換器は、板状フィンの切欠部の間の領域にはスリットやスクラッチを形成することができるものの、切欠部の周囲(換言すると伝熱管の周囲)にスリットやスクラッチを形成することができず、伝熱管周縁の熱交換性能が良好とは言えないという課題があった。
また、特許文献1に示す熱交換器の板状フィンの構成では、スペーサは板状フィン本体に切り込みを入れることで形成される。しかしながら、板状フィン本体に切り込みを入れると、板状フィンの伝熱面積の減少や、風路にスペーサが位置することで、通風抵抗が増大してしまうという課題があった。
また、特許文献1及び特許文献2に示すような熱交換器の板状フィンは、リフレア形状やフィン形状自体の問題上、使用しない部位が発生してしまう。すなわち、特許文献1及び特許文献2に示すような熱交換器の板状フィンは、板状フィンとして使用される板状部材(例えばアルミ板材)をプレスする際に、廃材が多く発生してしまうという課題があった。
本発明は、上述のような課題の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、従来よりも伝熱管周縁の熱交換性能を向上させることができる熱交換器を得ることを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、フィンピッチ間隔を介して配置され、開口部が形成された複数の板状フィンと、前記開口部に挿入された扁平形状の伝熱管と、を備え、前記複数の板状フィンのそれぞれは、前記開口部の周縁に、前記伝熱管に接する立ち上がり部を有し、前記立ち上がり部は、隣接する前記板状フィンに接する複数の先端部を有し、前記伝熱管は、扁平断面における長手方向の一端である第一端部と、該長手方向の他端である第二端部とを有し、前記複数の先端部は、前記長手方向に沿って前記伝熱管の両側面側それぞれに複数形成されており、前記長手方向における、前記第一端部と該第一端部に最も近い前記先端部との距離と、前記第二端部と該第二端部に最も近い前記先端部との距離と、が異なっているものである。
本発明に係る熱交換器は、スペーサ等による通風抵抗の増大や板状フィンの伝熱面積の減少を招くことなく、立ち上がり部により積層されるフィン間隔を一定に保つことができる。さらに、本発明に係る熱交換器は、立ち上がり部が接する板状フィンから離れるように形成されている先端部において前縁効果を得ることができるため、伝熱管周縁の熱交換性能を向上できる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器における板状フィンの積層状態を示す斜視図(要部拡大図)である。 図2に示す板状フィンの側面図である。 本発明の実施の形態1に係る伝熱管の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る伝熱管の別の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンの一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンの別の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る板状フィンのさらに別の一例を示す側面図である。 比較例となる熱交換器を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器のうち、複数の冷媒流路を有する伝熱管を用いたものの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器のうち、複数の冷媒流路を有する伝熱管を用いたものの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、下穴形成工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切れ目形成工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切れ目形成工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切れ目形成工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切れ目形成工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、プレス工程を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、立ち上がり部形成工程を説明するための説明図(側面図)である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、立ち上がり部形成工程を説明するための説明図(斜視図)である。 本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切断工程を説明するための平面図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る熱交換器4、及び、該熱交換器4に用いられる板状フィン3について、図1〜図14に基づいて説明する。
なお、本実施の形態1では、本実施の形態1に係る板状フィン3の構成の理解を容易にするため、要部拡大図(板状フィン3の枚数を2枚、伝熱管1の本数を1本に絞った熱交換器4の一部を図示したもの)を基に、本発明の実施の形態1に係る熱交換器4及び板状フィン3を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器を示す斜視図(要部拡大図)である。図2は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器における板状フィンの積層状態を示す斜視図(要部拡大図)である。また、図3は、図2に示す板状フィンの側面図である。なお、図3は、板状フィン3を、切欠部2の長手方向(換言すると、伝熱管1の長軸方向)に観察したものである。
本実施の形態1に係る熱交換器4は、フィンアンドチューブ型の熱交換器であり、所定のフィンピッチ間隔FPを介して積層され、長手方向側の端部に複数の切欠部2が形成された複数の板状フィン3と、これら板状フィン3の積層方向に沿って配置され、切欠部2に挿入された複数の扁平形状の伝熱管1とを備えている。本実施の形態では、板状フィン3及び伝熱管1は、例えばアルミ製(アルミニウム製又はアルミニウム合金製)となっている。
伝熱管1は、内部に少なくとも1本以上の冷媒流路を備えていればよく、例えば図4及び図5のように構成される。
図4は、本発明の実施の形態1に係る伝熱管の一例を示す断面図である。
例えば、伝熱管1は、略長円形状の断面を有する扁平形状に形成され、その内部に1本の冷媒流路が形成される。
図5は、本発明の実施の形態1に係る伝熱管の別の一例を示す断面図である。
例えば、伝熱管1は、略長円形状の断面を有する扁平形状に形成され、その内部に、伝熱管1の長軸方向に沿って複数の冷媒流路が形成されてもよい。内部に複数の冷媒流路を形成することにより、伝熱管内面と冷媒との接触面積が増え、熱交換効率が良くなる。
また、伝熱管1は、図4及び図5の構成に限定されるものではない。例えば、伝熱管1の断面形状を略楕円形状に形成してもよい。また例えば、伝熱管1の冷媒流路の壁面(伝熱管1の内壁面)に溝を形成してもよい。伝熱管内面と冷媒との接触面積が増え、熱交換効率が良くなる。
なお、図5に示すように、伝熱管1の長軸径をDA、短軸径をDBとそれぞれ定義する。
ここで、本実施の形態1に係る板状フィン3について、さらに詳細に説明する。
上述のように、各板状フィン3は、長手方向側の端部に、伝熱管1が挿入される複数の切欠部2が形成される。このため、各切欠部2の形状は、図1及び図2に示すように、伝熱管1の断面形状に対応する形に形成されている。また、本実施の形態1では、伝熱管1の切欠部2への挿入を容易にするため、切欠部2の開口側端部に、切欠部2の幅よりも広い幅の誘い込み部2aが形成されている。
さらに、各切欠部2の周縁には、該周縁から立ち上げ形成されて伝熱管1の外周部と密着するフィンカラー5が形成されている。そして、各フィンカラー5は、該フィンカラー5と接する伝熱管1の長軸側の側面と対向する位置に、該側面とは反対側に折り曲げられた少なくとも1つのリフレア部6を有している。図3に示すように、隣接された板状フィン3同士は、一方の板状フィン3のリフレア部6(より詳しくは、リフレア基端部6a)が他方の板状フィン3の底面部3a(接触側面)と接することにより、前記フィンピッチ間隔FPを介して配置される。なお、本実施の形態1では、隣接された板状フィン3同士の前記フィンピッチ間隔FPを保つ際の安定性を考慮して、リフレア部6は、伝熱管1の長軸側の両側面と対向する位置に設けられている。
上述のリフレア部6をさらに詳しく説明すると、各リフレア部6は、リフレア基端部6a及びリフレア先端部6bで形成されている。リフレア基端部6aは、上述のように、フィンピッチ間隔FPを保つために、隣接する板状フィン3の底面部3aと接触する部位である。また、リフレア先端部6bは、リフレア基端部6aが接する板状フィン3の底面部3aから離れるように形成されている。
なお、リフレア先端部6bにおいて、リフレア基端部6aが接する板状フィン3の底面部3aから板状フィン3の積層方向に最も離れた部位を、特にリフレア先端部の終端部6cと定義する。
つまり、図3に示すように、リフレア基端部6aが接する板状フィン3の底面部3aとリフレア先端部6bとのなす角度をθとすると、θ>0となっている。θ>0とすることにより、リフレア先端部6bは、リフレア基端部6aが接する板状フィン3の底面部3aから離れる。すなわち、空気の流れる風路中(隣接する板状フィン3の底面部3a間)に伝熱面を確保することが可能となる。特に、リフレア先端部6bの風上側端部であるリフレア風上部6d(後述の図6〜図9も参照)は、温度境界層が発達する前の領域であり、前縁効果を得ることによって局所的に熱伝達が良好となり、板状フィン3の熱交換性能が向上する。
つまり、本実施の形態1のようにリフレア部6を構成することにより、伝熱促進が困難な伝熱管1周縁の領域において伝熱面積を確保し、さらに前縁効果により、効率良く熱交換することが可能となる。
特に、リフレア基端部6aが接する板状フィン3の底面部3aとリフレア先端部6bとのなす角度θを、0°<θ<90°にするのが好ましい。0°<θ<90°とすることにより、リフレア先端部6bを通過する空気の風速が速くなるため、より効率良く前縁効果を得ることができるからである。また、θ>90°となる場合には、フィンカラー5とリフレア先端部6bとの間隔が狭くなり、本熱交換器4を蒸発器として使用する際に生じる空気中水分の凝縮水がブリッジし易くなるためである。
また、本実施の形態1に係る各板状フィン3は、フィン面上にスクラッチ7が形成されている。スクラッチ7を形成することで、平面形状に比べ、当部において伝熱促進させることができ、板状フィン3の座屈強度を向上させることができる。なお、スクラッチ7と共に、あるいは、スクラッチ7に換えて、各板状フィン3にスリットと呼ばれる切り起こしを形成してもよい。板状フィン3にスリットを形成することによっても、伝熱促進させることができる。
なお、本実施の形態1に係るリフレア部6の形状は、上記の構成に限定されるものではない。以下、リフレア部6の形状の一例を示す。
図6〜図9は、本発明の実施の形態1に係る板状フィンの一例を示す平面図である。
例えば、図6及び図8に示すように、リフレア部6を矩形状に形成してもよい。例えば、図7に示すように、リフレア部6を三角形状に形成してもよい。また例えば、図9に示すように、リフレア部6を正弦波形状に形成してもよい。また例えば、リフレア部6を、これら図6〜図9に示した以外の形状に形成しても勿論よい。また、図6〜図9では、伝熱管1の長軸側の両側面と対向する位置にリフレア部6を設けたが、どちらか一方の側面と対向する位置のみにリフレア部6を設けてもよい。また、上記の説明では、リフレア部6の全てにリフレア先端部6bを形成したが、少なくとも1つのリフレア部6にリフレア先端部6bを形成することにより、伝熱管1周縁の領域において伝熱面積を確保でき、前縁効果によって効率良く熱交換することが可能となる。
また図10は、本発明の実施の形態1に係る板状フィンの別の一例を示す平面図である。
上述した図1〜図9では、同一の切欠部2の周縁に設けられたフィンカラー5に着目すると、伝熱管1の長軸側の一側面と対向する位置には、伝熱管1の長軸方向に沿って最大2つのリフレア部6(リフレア先端部6b)が形成されていた。この数は、伝熱管1の長軸側の一側面と対向する位置に設けられるリフレア部6の最大数を規定するものではない。例えば、図10に示すように、伝熱管1の長軸側の一側面と対向する位置に、伝熱管1の長軸方向に沿って3つ以上(図10では4つ)のリフレア部6(リフレア先端部6b)を形成してもよい。このようにリフレア部6(リフレア先端部6b)の個数をより多くすることで、前縁効果を得ることができるリフレア風上部6dをより多く確保することができるため、特に熱交換性能を向上させることが可能となる。
図11は、本発明の実施の形態1に係る板状フィンのさらに別の一例を示す側面図である。
板状フィン3の底面部3aとリフレア先端部の終端部6cとの間の距離(板状フィン3の積層方向の距離)をリフレアピッチRPとすると、図3に示した板状フィン3は、リフレアピッチRPがフィンピッチ間隔FPの半分の長さよりも短くなっていた。これに限らず、図11に示すように、リフレアピッチRPがフィンピッチ間隔FPの半分の長さよりも長くなるように、板状フィン3を形成してもよい。板状フィン3間の流路を通る空気の風速は、板状フィン3の底面部3aから離れたフィンピッチ間隔FPの中央部において最大となる。このため、リフレアピッチRPがフィンピッチ間隔FPの半分の長さよりも長くなるように、板状フィン3を形成することにより、前縁効果を得ることができるリフレア風上部6dをより多く確保することができるため、特に熱交換性能を向上させることが可能となる。
ところで、本実施の形態1に係る伝熱管1は、内部に複数の冷媒流路が形成された伝熱管でもよいことを上述した。このような複数の冷媒流路を有する伝熱管1と上記の板状フィン3とで熱交換器4を構成することにより、以下のような効果を得ることもできる。
ここで、以下では、本実施の形態1に係る熱交換器4の効果の理解を容易とするため、まず、リフレア部6(つまり、リフレア先端部6b)を有していない熱交換器104について説明する。その後、本実施の形態1に係る熱交換器4について説明する。なお、リフレア部6(つまり、リフレア先端部6b)を有していない熱交換器104と本実施の形態1に係る熱交換器4とで共通する構成については、同じ符号を付すものとする。
図12は、比較例となる熱交換器を示す図である。ここで、図12(a)は、比較例となる熱交換器104を示す平面図である。また、図12(b)は、この熱交換器104の熱流束分布を示す図である。なお、この熱交換器104へは、白抜き矢印で示す方向から空気が流入する。
図12(a)に示すように、比較例となる熱交換器104は、冷媒(又は水)が流れる複数の流路を備えた伝熱管1を備えている。しかしながら、この熱交換器104は、リフレア部6(つまり、リフレア先端部6b)を有していない構成となっている。このような構成の熱交換器104においては、紙面右手より空気が熱交換器104内に流入し、伝熱管1内の冷媒や板状フィン3と熱交換して、紙面左手より流出する。その際に、伝熱管1の風上側端部1cにおいて前縁効果を得ることができるため、同端部に近い伝熱管1内の冷媒流路の伝熱が促進される。このとき、熱交換器104は、伝熱管1の風下側端部1bにおいて前縁効果が得られないため、伝熱管1の風上側端部1cと風下側端部1bとにおいて熱伝達性能に差異が生じる。また、伝熱管1における風上側の冷媒流路を流れる冷媒と空気との温度差が、伝熱管1における風下側の冷媒流路を流れる冷媒と空気との温度差に比べ大きくなる。このため、熱交換器104は、伝熱管1の各冷媒流路において熱流束の片寄りが生じてしまい、冷媒流路によって冷媒の温度分布のばらつきが生じるため、一つの伝熱管1としての熱交換性能が低下してしまう。
また、例えば外気温が約2℃以下で冷媒の蒸発温度が0℃以下となり熱交換器104に着霜が生じる環境下において、本熱交換器104を室外熱交換器(蒸発器)として使用する場合を想定する。この場合、板状フィン3の風上側端部3b及び伝熱管1の風上側端部1cが、前縁効果を得て熱交換性能が向上し、かつ空気の絶対湿度量が多い位置に配置されているため、板状フィン3の風上側端部3b及び伝熱管1の風上側端部1cにおいて集中して熱交換することで、当該箇所に着霜が生じ易くなる。その結果、熱交換器104においては、当該箇所近傍の風路が霜によって閉塞してしまい、通風抵抗が増大することで風量が低下してしまうため、熱交換性能が低下する。
一方、複数の冷媒流路を有する伝熱管1と上記の板状フィン3とで熱交換器4を構成することにより、当該課題を解決することもできる。
図13及び図14は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器のうち、複数の冷媒流路を有する伝熱管を用いたものの一例を示す図である。ここで、図13及び図14における(a)は、本実施の形態1に係る熱交換器4を示す平面図である。また、図13及び図14における(b)は、各図面に示す熱交換器4の熱流束分布を示す図である。図13及び図14に示す熱交換器4へは、白抜き矢印で示す方向から空気が流入する。ここで、6eはリフレア先端部6bのうち、伝熱管1の風上側端部1c(第一端部)に最も近いリフレア先端部、6fはリフレア先端部6bのうち、伝熱管1の風下側端部1b(第二端部)に最も近いリフレア先端部を表す。
なお、図13に示す熱交換器4と図14に示す熱交換器4とは、「伝熱管1の風上側端部1c(第一端部)と該風上側端部1cに最も近いリフレア先端部6eとの距離B」が異なっている。
図13及び図14に示すように、本実施の形態1に係る熱交換器4は、冷媒(又は水)が流れる複数の流路を備えた伝熱管1を備えている。また、これらの熱交換器4は、図10で示した板状フィン3(伝熱管1の長軸側の両側面と対向する位置に、4つずつリフレア部6(リフレア先端部6b)が形成されたもの)を複数備えている。上述の通り、リフレア先端部6bの個数を多くすることで、前縁効果を得ることができるリフレア風上部6dをより多く確保することができる。このため、伝熱管1の各冷媒流路おける熱流束の差異の発生が抑制される。したがって、本実施の形態1に係る熱交換器4は、冷媒流路によって冷媒の温度分布のばらつきを抑制できるため、一つの伝熱管1としての熱交換性能(換言すると、伝熱管1周縁における熱交換性能)を向上させることができる。なお、図13及び図14に示す板状フィン3は、伝熱管1の長軸側の両側面と対向する位置に、複数のリフレア先端部6bを設けているので、伝熱管1の長軸側の一側面と対向する位置のみに複数のリフレア先端部6bを設ける場合と比べ、リフレア先端部6bの数をより増やすことができ、上記の効果がより得られる。
ここで、図14に示す熱交換器4は、「伝熱管1の風上側端部1c(第一端部)と該風上側端部1cに最も近いリフレア先端部6eとの距離B」が「伝熱管1の風下側端部1b(第二端部)と該風下側端部1bに最も近いリフレア先端部6fとの距離A」よりも長い構成となっている。つまり、図14に示す熱交換器4は、風上側端部1cに最も近いリフレア先端部6eを風上側端部1cから離した構成となっている。これにより、伝熱管1の風上側端部1cにおける前縁効果が得られる位置と、リフレア先端部6eにおける前縁効果が得られる位置とが重なり合うことを抑制できる。このため、伝熱管1の各冷媒流路おける熱流束の片寄りを均一化することができる。したがって、図14に示す熱交換器4は、冷媒流路によって冷媒の温度分布のばらつきをさらに抑制できるため、一つの伝熱管1としての熱交換性能(換言すると、伝熱管1周縁における熱交換性能)をさらに向上させることができる。
また、図13及び図14に示す熱交換器4は、伝熱管1周縁における熱流束の片寄りを抑制しつつ、伝熱管1周縁の熱交換性能を向上させているので、板状フィン3の風上側端部3bの熱交換性能と伝熱管1周縁の熱交換性能との差異が小さい。したがって、図13及び図14に示す熱交換器4は、着霜が生じる環境下において、着霜分布を分散させることができるため、風路が閉塞しにくく、着霜耐力の向上した熱交換器を提供することが可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、実施の形態1で示した熱交換器4の製造方法、特に板状フィン3の製造方法について説明する。本実施の形態2のように板状フィン3を製造することにより、熱交換器4のコストを削減でき、板状フィン3の製造能力(単位時間当たりの製造枚数)を向上させることができる。
なお、本実施の形態2において、特に言及しない構成については実施の形態1と同様とし、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付すものとする。また、本実施の形態2では、板状フィン3の原材料の一例として、アルミ板材11(アルミニウム板材又はアルミニウム合金板材)を用いている。
図15は、本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、下穴形成工程を説明するための平面図である。
板状フィン3を製造する際、まず、板状フィン3の原材料となるアルミ板材11に対して、少なくとも2つの第一下穴12aで構成された下穴グループを所定の間隔を介して複数形成する。各第一下穴12aは、切欠部2の底部を形成するものである。なお、本実施の形態2では、板状フィン3の切欠部2の開口端に、誘い込み部2aを形成する。このため、各下穴グループにおいて、両端に位置する第一下穴12aの間の位置に、該第一下穴12aよりも直径が大きい第二下穴12bを形成している。
ここで、本実施の形態2に示す板状フィン3の製造方法においては、廃材となるのは第一下穴12a及び第二下穴12bとしてくり抜いた当部のみであるため、効率良く材料を使用することができ、板状フィン3(換言すると熱交換器4)のコストを削減させることができる。
図16〜図19は、本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切れ目形成工程を説明するための平面図である。
下穴形成工程の後、各下穴グループにおいて、第一下穴12aを繋ぐように切れ目を形成する。切れ目の形状は様々であり、リフレア部6の形状により異なってくる。例えば、図16に示すように、同一の下穴グループにおいて、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線上に切れ目13aを形成する。この場合、図6で示したように、伝熱管1の長軸側の両側面と対向する位置に1つずつ、矩形状のリフレア部6が形成されることとなる。
また例えば、図17から図19に示すように、同一の下穴グループにおいて、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線を少なくとも一カ所以上交差するように切れ目を形成する。この場合、図7〜図9で示したように、伝熱管1の長軸側の少なくとも一側面と対向する位置に、複数のリフレア部6が形成されることとなる。このとき、図17のようにジグザグ形状の切れ目13bを形成することにより、リフレア部6の形状は、図7で示したような三角形状となる。また、図18のように正弦波形状の切れ目13cを形成することにより、リフレア部6の形状は、図9で示したような正弦波形状となる。また、図19のように矩形型形状の切れ目13dを形成することにより、リフレア部6の形状は、図8で示したような矩形状となる。
この切れ目の形状は、実施の形態1で示したリフレア部6の形状に影響するものである。その影響についての詳細は、後工程であるフィンカラー5の形成工程(立ち上がり部形成工程)において説明する。
図20は、本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、プレス工程を説明するための平面図である。
切れ目形成工程の後、アルミ板材11をプレス加工して、スクラッチ7を形成する。前述の通り、このスクラッチ7は当部における伝熱促進と、板状フィン3の座屈強度の向上を目的としている。なお、スクラッチ7を形成しない場合には、この工程は不要となる。
図21及び図22は、本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、立ち上がり部形成工程を説明するための説明図である。なお、図21は側面図となっており、図22は斜視図となっている。また、図22は、図17で示したジグザグ形状の切れ目13bをバーリング加工した後の状態を示している。
プレス工程の後、切れ目形成工程において形成した切れ目をバーリング加工し、フィンカラー5となる立ち上がり部25、及び、切欠部2となる開口部22を形成する。このとき、開口部22(つまり切欠部2)幅が伝熱管短軸径DBと同じ長さとなるように、バーリング加工を実施する。
また、図21に示すように、バーリング加工後に形成された立ち上がり部25の最大高さをFCmaxした場合、立ち上がり部25の最大高さFCmaxは、切れ目形成工程において形成した切れ目の形状により異なってくる。
図22に示すように、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線を少なくとも一カ所以上交差するように、ジグザグ形状の切れ目13bを形成した場合、立ち上がり部25の稜線も同様にジグザグ形状を成している。つまり、ジグザグの角度とジグザグ頂部のピッチによって、立ち上がり部25の高さFCは、上記仮想直線上(切欠部2の長手方向となり、伝熱管1の長軸方向となる方向)に沿って変動している。このため、立ち上がり部25の最大高さFCmaxの範囲は、DB/2<FCmax<DBとなる。
なお、立ち上がり部25の最大高さFCmaxがこのような範囲になるのは、図22に示したジグザグ形状の切れ目13bの場合に限られない。両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線を少なくとも一カ所以上交差するような切れ目の場合(図18及び図19参照)、立ち上がり部25の最大高さFCmaxがこのような範囲になる。ただし、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線上に切れ目を形成した場合(図16参照)、立ち上がり部25の最大高さFCmaxは、FCmax=DB/2で一定となる。
立ち上がり部形成工程の後、リフレア部6を形成するリフレア部形成工程を行う。つまり、立ち上がり部25の先端部を伝熱管1の長軸側の側面とは反対側に折り曲げ、リフレア部6を形成する。
実施の形態1で説明したように、本発明におけるリフレア部6の役割は、
・フィンピッチ間隔FPの確保、
・リフレア先端部6bによる伝熱促進、
の二点が挙げられる。そのため、立ち上がり部25の最大高さFCmaxは、なるべく長い方が好ましい。十分なフィンピッチ間隔FPを確保しつつ、リフレアピッチRPを長くすることができるので、伝熱促進が可能となるからである。また、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線を少なくとも一カ所以上交差するように切れ目を形成することで、伝熱管1の一側面にリフレア部6を複数個形成することが可能となる。そして、リフレア部6の個数は交差する回数が多いほど増加する。
すなわち、本発明におけるリフレア部6の役割を十分に発揮するためには、両端に位置する第一下穴12aの中心を結ぶ仮想直線を複数回交差するように切れ目を形成する方が、より効果的である。
ここで、立ち上がり部25の最大高さFCmaxは、リフレア部6を形成するために、最低でもフィンピッチ間隔FPより長い必要がある。すなわち、FCmax>FPの長さを必要とする。また、アイアニングと呼ばれる立ち上がり部25を絞る加工を実施する、もしくはドローイングと呼ばれるアルミ板材11の肉厚部を集めて立ち上がり部25を延ばす加工を実施することで、立ち上がり部25の最大高さを延長することが可能となる。フィンピッチ間隔FPを確保するために必要なリフレア基端部6aまでのフィンカラー5の高さとリフレア先端部6bの長さを考慮した場合、FCmax=2FP程度となる場合に、リフレアピッチRPがフィンピッチ間隔FPの半分の長さよりも長くなる、すなわちRP>FP/2となり、特に熱交換性能を向上させることが可能となる。
このため、立ち上がり部25の最大高さFCmaxが1.0<(FCmax/FP)≦2.0となるように、立ち上がり部25を形成することが好ましい。
図23は、本発明の実施の形態2に係る板状フィンの製造方法を説明するための説明図であり、切断工程を説明するための平面図である。
リフレア部形成工程の後、フィン切断面14でアルミ板材11を切断する。つまり、下穴グループの配列方向に沿って、開口部22を横断するようにアルミ板材11を切断する。これにより、立ち上がり部25がフィンカラー5となり、開口部22が切欠部2となる。図23からわかるように、フィン切断面14でアルミ板材11を切断することにより(より詳しくは、フィン切断面14での切断と共に、あるいはその後に板状フィン3の端部となる位置も切断することにより)、フィン切断面14を境にして、一度に2枚分の板状フィン3を製造することができる。このため、本実施の形態2のように板状フィン3を製造することにより、板状フィン3の製造能力を向上させることができる。
なお、実施の形態2としては以上であるが、熱交換器4の製造工程としては、切断した板状フィン3を、リフレア部6で一定のフィンピッチ間隔FPを保つように、所定の積幅になるまでスタックと呼ばれる積み上げ工程を実施する。さらに、スタック後、伝熱管1を前記切欠部2に挿入し、炉中ロウ付けを行うことで伝熱管1と板状フィン3を密着させ、熱交換器4を製造する。
1 伝熱管、1b 風下側端部、1c 風上側端部、2 切欠部、2a 誘い込み部、3 板状フィン、3a 底面部、3b 風上側端部、4 熱交換器、5 フィンカラー、6 リフレア部、6a リフレア基端部、6b リフレア先端部、6c リフレア先端部の終端部、6d リフレア風上部、6e リフレア先端部、6f リフレア先端部、7 スクラッチ、11 アルミ板材、12a 第一下穴、12b 第二下穴、13a〜13d 切れ目、14 フィン切断面、22 開口部、25 立ち上がり部、104 熱交換器。

Claims (6)

  1. フィンピッチ間隔を介して配置され、開口部が形成された複数の板状フィンと、
    前記開口部に挿入された扁平形状の伝熱管と、
    を備え、
    前記複数の板状フィンのそれぞれは、前記開口部の周縁に、前記伝熱管に接する立ち上がり部を有し、
    前記立ち上がり部は、隣接する前記板状フィンに接する複数の先端部を有し、
    前記伝熱管は、扁平断面における長手方向の一端である第一端部と、該長手方向の他端である第二端部とを有し、
    前記複数の先端部は、前記長手方向に沿って前記伝熱管の両側面側それぞれに複数形成されており、
    前記長手方向における、前記第一端部と該第一端部に最も近い前記先端部との距離と、前記第二端部と該第二端部に最も近い前記先端部との距離と、が異なっている熱交換器。
  2. 前記第一端部が風上側であり、前記第二端部が風下側である場合に、
    前記長手方向における、前記第一端部と該第一端部に最も近い前記先端部との距離が、前記第二端部と該第二端部に最も近い前記先端部との距離よりも長い
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第一端部が風上側であり、前記第二端部が風下側である場合に、
    前記長手方向における、前記第一端部と該第一端部に最も近い前記先端部との距離が、前記第二端部と該第二端部に最も近い前記先端部との距離よりも短い
    請求項1に記載の熱交換器。
  4. 前記伝熱管の一側面側に形成されている前記複数の先端部の数と、前記伝熱管の他側面側に形成されている前記複数の先端部の数と、が異なっている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 前記複数の先端部は、前記伝熱管の一側面側に3つ以上形成されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記複数の先端部の少なくとも1つは、隣接する前記板状フィンに接する部位と、隣接する前記板状フィンから離れている部位と、を有する請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の熱交換器。
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