JP6655357B2 - 傘立て - Google Patents

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Description

本発明は、傘立てに関するものである。
オフィスや公共施設等の入口においては、勤務者や来客者等が持参した傘を保管するための傘立てを設置するのが一般的となっている。このような傘立てにより、施設内が傘に付着した雨露で濡れることを防止することができると共に、勤務者や来客者等の手荷物を削減することができる。このような傘立てとしては、例えば特許文献1に示すように、長傘の中央部を支持する枠体を備え、枠体の開口部を挿通された傘を直立状態で側方から支持する構造とされている。
ところが、一般的には、使用される傘は、長傘に限られるものではなく、折畳傘のように長さが短いものも使用されている。このような折畳傘を長傘用に形状設定された傘立てに保管しようとすると、長さ等が足りず、直立状態を維持することができない等の問題が生じる。このような問題を解決するために、特許文献2では、折畳傘等の長さが短い傘を保管するための収容部を長傘用の収容部と別に設けた傘立てが提案されている。
特許第2693395号公報 特開2000−116492号公報
しかしながら、特許文献2に開示された傘立ては、長傘用の収容部と折畳傘用の収容部とが固定されている。このため、長傘用の収容部と折畳傘の収容部との割合を変更することができず、勤務者や来客者等の傘の使用種類の割合を勘案して柔軟に収容部の割合を変更することができなった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、傘立てにおいて、種類の異なる傘を適切に保管することができ、種類の異なる傘に応じて設けられる複数の収容領域の割合を容易に変更可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、上下方向に貫通された複数の開口部を有する第1区画部材を有する第1傘支持部と、当該第1傘支持部を床面から上方に離間させて支持する支持部と、上記第1傘支持部に対して着脱可能とされた第2傘支持部とを備えるという構成を採用する。
本発明においては、第2傘支持部は、第1傘支持部に対して着脱可能とされている。このため、第1傘支持部に第2傘支持部を装着した状態での使用形態や、第1傘支持部から第2傘支持部を脱離させた状態での使用形態で用いることができ、傘立ての設置状況に応じて使用形態を変更することができる。したがって、本発明によれば、傘立てにおいて、種類の異なる傘を適切に保管することができ、種類の異なる傘に応じて設けられる複数の収容領域の割合を容易に変更することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記第2傘支持部が、上下方向に貫通された複数の開口部を有する第2区画部材と、上記床面から上記第1区画部材までの離間距離よりも短い離間距離で上記第2区画部材の開口部の下方に配置される底板部とを有するという構成を採用する。
本発明によれば、第2傘支持部が、上下方向に貫通された複数開口部を有する第2区画部材と底板部とを備えている。このため、第2傘支持部の第2区画部材の開口部に傘を挿入して傘の先端を底板部に当接させることにより、第2傘支持部にて傘を保管することができる。さらに、第2傘支持部の第2区画部材の開口部と底板部との離間距離は、床面から第1傘支持部の第1区画部材までの離間距離よりも短い。このため、第2傘支持部は、第1傘支持部で支持する傘よりも短い傘の保管に適する。したがって、本発明においては、例えば第1区画部材で長傘を好適に保管し、第2区画部材で折畳傘を好適に保管することができる。
したがって、折畳傘を保管する必要がある場合には、第1傘支持部に第2傘支持部を装着することにより、折畳傘の保管に適した領域を確保することができる。一方で、折畳傘を保管する必要がない場合には、第1傘支持部に第2傘支持部を装着してない状態とすることにより、折畳傘の保管スペースを削減し、長傘の保管スペースを広く確保することが可能となる。また、複数の第2傘支持部を第1傘支持部に対して装着することにより、折畳傘の保管に適した領域をより広く確保することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記第1傘支持部が、複数の区画杆が交差されることによって上記開口部が形成された上記第1区画部材と、上記第1区画部材を水平方向から囲む筒状壁とを備えるという構成を採用する。
本発明によれば、第1区画部材が筒状壁で水平方向から囲まれる。このため、外部の側方から見た傘立ての体裁を向上させることが可能となる。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記筒状壁が、下方に向かうに連れて窄まる形状に設定されているという構成を採用する。
本発明によれば、筒状壁が下方に向かうに連れて窄まる形状とされていることから、筒状壁に囲まれた第1区画部材の開口部に傘を指し込んだ場合に、平面視において、傘が先端を傘立ての外側に向けて傾斜することを抑止することができる。このため、平面視において傘の先端を傘立ての中心位置に寄せることが可能となり、傘立ての外側が濡れることを抑止することができる。
第5の発明は、上記第3または第4の発明において、上記第1区画部材が、上記筒状壁の下部に設けられ、上記第2傘支持部が、高さ寸法が上記筒状壁の高さ寸法よりも小さく設定され、側面視において上記筒状壁の内部に上記第2傘支持部が収容されているという構成を採用する。
本発明によれば、第2傘支持部を筒状壁に囲まれた領域に収容することができ、外部から第2傘支持部が視認され難くなり、種類の異なる傘を適切に保管することができながら、傘立ての一体感を向上させることができる。
第6の発明は、上記第5の発明において、上記第2傘支持部が、上記第1区画部材に載置されることにより上記第1傘支持部に装着可能とされているという構成を採用する。
本発明によれば、載置するのみで第2傘支持部が第1傘支持部に装着されるため、第2傘支持部の第1傘支持部への装着及び脱離を容易に行うことができる。
第7の発明は、上記第1〜第6いずれかの発明において、上記支持部が、上端が上記第1傘支持部に接続されると共に、下端に向かうに連れて平面視で上記第1傘支持部から離間する複数の脚杆と、複数の上記脚杆の下端に接続されると共に上記第1傘支持部の下方に配置される雫受け皿とを有するという構成を採用する。
本発明によれば、複数の脚杆が下端に向かうに連れて平面視において第1傘支持部から離間する形状とされ、これらの複数の脚杆の下端に雫受け皿が設置されている。このため、鉛直姿勢とされた脚杆の下端に雫受け皿を設置する場合と比較して、雫受け皿の面積及び容積を広く確保することができる。したがって、本発明によれば、傘立ての外側が濡れることを抑止することができる。
本発明によれば、形状の異なる第1傘支持部と第2傘支持部とを備えると共に第2傘支持部が第1傘支持部に対して着脱可能とされているため、種類の異なる傘を適切に保管することができ、種類の異なる傘に応じて設けられる複数の収容領域の割合を容易に変更することができる。
本発明の一実施形態における傘立ての斜視図である。 本発明の一実施形態における傘立てが備える折畳傘収容部を含む部分拡大斜視図である。 本発明の一実施形態における傘立てが備える支持部及び長傘収容部の全体図であり、(a)が正面図であり、(b)が平面図であり、(c)が側面図である。 本発明の一実施形態における傘立てが備える折畳傘収容部の全体図であり、(a)が正面図であり、(b)が平面図であり、(c)が側面図である。 本発明の一実施形態における傘立ての第1変形例を示す斜視図である。 (a)が本発明の一実施形態における傘立ての第2変形例の正面図であり、(b)が本発明の一実施形態における傘立ての第2変形例の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る傘立ての一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の傘立て1の斜視図である。また、図2は、本実施形態の傘立て1が備える後述の折畳傘収容部4を含む部分拡大斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態の傘立て1は、支持部2と、長傘収容部3(第1傘支持部)と、折畳傘収容部4(第2傘支持部)とを備えている。
図3は、支持部2及び長傘収容部3の全体図であり、(a)が正面図であり、(b)が平面図であり、(c)が側面図である。図3に示すように、支持部2は、4本の脚杆2aと、雫受け皿2bと、4つのアジャスタ2cと、ラバーマット2dとを備えている。
脚杆2aは、下端2a1が雫受け皿2bに接続され、上端2a2が長傘収容部3に接続された棒状の部材である。各々の脚杆2aは、図3(b)及び(c)に示すように、下端2a1が上端2a2よりも長傘収容部3に対して外側に位置するように、鉛直方向に対して傾斜して設置されている。つまり、本実施形態において、各々の脚杆2aは、下端2a1に向かうに連れて平面視で長傘収容部3から離間するように傾斜されている。このような脚杆2aは、下端2a1が雫受け皿2bの後述する枠体部2b2の上面に接続されている。また、上端2a2が長傘収容部3の上縁(後述部する筒状壁3aの上端側の縁)に接続されている。また、4つの脚杆2aは、同一の長さに設定されており、鉛直方向に対する傾斜角度の絶対値が全て統一(例えば5°)に設定されている。
雫受け皿2bは、脚杆2aの下端2a1に接続された皿状の部位であり、矩形状の底板2b1と、底板2b1の縁部に沿って配置される枠体部2b2とを備えている。枠体部2b2は、角部の各々が脚杆2aの下端2a1に応じた位置に配置される矩形状とされている。底板2b1は、枠体部2b2の下端に接続されており、枠体部2b2で囲われた領域を下方から塞ぐように配置されている。このような雫受け皿2bは、底板2b1の上面と枠体部2b2の内壁面とに囲われた領域が雨水を溜める領域とされており、長傘収容部3に保持された長傘X1(図1参照)から滴り落ちる雨水を受け止める。このような雫受け皿2bは、図3(b)及び(c)に示すように、奥行方向(図3(b)の上下方向)の寸法が、長傘収容部3よりも広く設定されている。なお、雫受け皿2bは、溜った雨水を捨てる作業を容易とするために、脚杆2aの下端2a1に着脱自在に取り付けられていることが望ましい。
アジャスタ2cは、雫受け皿2bの枠体部2b2に対して固定されている。アジャスタ2cは、枠体部2b2の角部の近傍の下側に対して各々設置されており、床面に対して直接当接される。これらのアジャスタ2cは、各々が高さ調整可能とされており、傘立て1の姿勢を調節可能としている。ラバーマット2dは、雫受け皿2bの底板2b1の上面に載置されている。このラバーマット2dは、底板2b1よりも摩擦係数が高く、長傘収容部3に支持された長傘X1の先端部が当接される。
このような支持部2は、図1及び図3に示すように、長傘収容部3を床面Sから一定の高さ離間させた状態で支持する。なお、支持部2は、先端をラバーマット2dに当接させた一般的な長さの長傘X1の持ち手が長傘収容部3の上方に突出する高さとなるように、長傘収容部3を支持している。
長傘収容部3は、第1区画部材3aと、筒状壁3bとを有している。第1区画部材3aは、幅方向(図3(a)及び(b)における左右方向)に延設される複数の横区画杆3a1と、奥行方向に延設される複数の縦区画杆3a2とを備えている。本実施形態においては、横区画杆3a1は、一定の間隔かつ同一高さで奥行方向に4本配列されている。また、縦区画杆3a2は、一定の間隔かつ同一高さで幅方向に9本配列されている。このように第1区画部材3aは、複数の区画杆(横区画杆3a1及び縦区画杆3a2)が格子状に交差された形状を有している。また、横区画杆3a1と縦区画杆3a2とが交差されることによって形成される開口部3a3が長傘X1の差し込まれる領域とされている。つまり、長傘収容部3は、上下方向に貫通された複数の開口部3a3を有しており、開口部3a3に差し込まれた長傘X1を水平方向から支持する。
筒状壁3bは、上下端が開放端とされた筒状の壁部であり、第1区画部材3aを囲うように配置されている。この筒状壁3bは、図3(b)に示すように平面視において矩形状とされており、図3(a)及び(c)に示すように下方に向かうに連れて窄まる形状とされている。つまり、筒状壁3bは、上下の開口端のうち、上側の開口端が下側の開口端よりも広い形状とされている。なお、第1区画部材3aは、このような筒状壁3bの下側の開口端に嵌合されている。
図4は、折畳傘収容部4の全体図であり、(a)が正面図であり、(b)が平面図であり、(c)が側面図である。図3に示すように、折畳傘収容部4は、第2区画部材4aと、底板部4bと、ラバーマット4cとを備えている。
第2区画部材4aは、門型フレーム4a1と、矩形フレーム4a2と、水平杆4a3とを有している。門型フレーム4a1は、図4(c)に示すように、先端が下方に向けられた2つの鉛直部4a11と、2つの鉛直部4a11の上端同士を接続する水平部4a12とを有する略Uの字形状とされている。このような門型フレーム4a1は、図4(b)に示すように、離間して2本設置されている。矩形フレーム4a2は、平面視において略矩形状とされており、各々の門型フレーム4a1の上端部に固定されている。水平杆4a3は、門型フレーム4a1の水平部4a12と直交するように配置される直線状の部位であり、中央部が門型フレーム4a1の水平部4a12に固定され、両端部が矩形フレーム4a2に固定されている。
このような第2区画部材4aでは、門型フレーム4a1と、矩形フレーム4a2と、水平杆4a3とが交差されることによって形成される開口部4a4が折畳傘X2(図2参照)の差し込まれる領域とされている。つまり、折畳傘収容部4は、上下方向に貫通された複数の開口部4a4を有しており、開口部4a4に差し込まれた折畳傘X2を水平方向から支持する。
底板部4bは、第2区画部材4aの門型フレーム4a1の端部に接続された板状の部位である。この底板部4bは、平面視において矩形状とされており、4辺のうち対向する2辺に相当する縁が上方に折り曲げられることにより形成された屈曲縁4b1を有している。この屈曲縁4b1に対して門型フレーム4a1の下端が固定されている。ラバーマット4cは、底板部4b上に載置されている。このラバーマット4cは、底板部4bよりも摩擦係数が高く、折畳傘収容部4に収容された折畳傘X2の先端部が当接される。
このような折畳傘収容部4は、開口部4a4から底板部4bまでの離間距離が、長傘収容部3の筒状壁3bの高さ寸法よりも短く、床面Sから長傘収容部3の第1区画部材3aまでの離間距離よりも短く設定されている。また、底板部4bの屈曲縁4b1が形成されていない対向辺同士の離間距離(図4(a)の左右方向の大きさ)は、長傘収容部3の筒状壁3bの下側の開口端位置における奥行方向(図3(b)における上下方向)の寸法より僅かに小さく設定されている。
上述の折畳傘収容部4は、図2に示すように、長傘収容部3の第1区画部材3a上に載置することによって、長傘収容部3に対して装着される。このとき、折畳傘収容部4は、底板部4bの屈曲縁4b1が形成されていない辺が長傘収容部3の奥行方向に配置されるように、第1区画部材3a上に載置される。これによって、底板部4bの上面が屈曲縁4b1及び筒状壁3bによって囲まれるため、折畳傘X2が脱落することを防止することができる。また、折畳傘収容部4を長傘収容部3から脱離する場合には、折畳傘収容部4を持ち上げて筒状壁3bの内側から上方に取り出す。これによって、折畳傘収容部4を容易に長傘収容部3から脱離することができる。
以上のような本実施形態の傘立て1によれば、上下方向に貫通された複数の開口部3a3を有する第1区画部材3aを有する長傘収容部3と、長傘収容部3を床面Sから上方に離間させて支持する支持部2と、長傘収容部3に対して着脱可能とされた折畳傘収容部4とを備えている。このため、傘立て1を長傘収容部3に折畳傘収容部4を装着した状態での使用形態や、長傘収容部3から折畳傘収容部4を脱離させた状態での使用形態で用いることができ、傘立て1の設置状況に応じて使用形態を変更することができる。したがって、本実施形態の傘立て1によれば、種類の異なる傘を適切に保管することができ、種類の異なる傘に応じて設けられる複数の収容領域の割合を容易に変更することができる。
また、本実施形態の傘立て1においては、折畳傘収容部4が、上下方向に貫通された複数の開口部4a4を有する第2区画部材4aと、床面Sから第1区画部材3aまでの離間距離よりも短い離間距離で第2区画部材4aの開口部4a4の下方に配置される底板部4bとを有する。このため、折畳傘収容部4の第2区画部材4aの開口部4a4に折畳傘X2を挿入して折畳傘X2の先端を底板部4bに当接させることにより、折畳傘収容部4にて折畳傘X2を保管することができる。さらに、折畳傘収容部4の第2区画部材4aの開口部4a4と底板部4bとの離間距離は、床面Sから長傘収容部3の第1区画部材3aまでの離間距離よりも短い。このため、折畳傘収容部4は、長傘収容部3で支持する傘よりも短い傘の保管に適する。したがって、本実施形態の傘立て1においては、例えば第1区画部材3aで長傘X1を好適に保管し、第2区画部材4aで折畳傘X2を好適に保管することができる。
したがって、折畳傘X2を保管する必要がある場合には、長傘収容部3に折畳傘収容部4を装着することにより、折畳傘の保管に適した領域を確保することができる。一方で、折畳傘X2を保管する必要がない場合には、長傘収容部3に折畳傘収容部4を装着してない状態とすることにより、折畳傘X2の保管スペースを削減し、長傘X1の保管スペースを広く確保することが可能となる。また、複数の折畳傘収容部4を長傘収容部3に対して装着することにより、折畳傘X2の保管に適した領域をより広く確保することもできる。
また、本実施形態の傘立て1においては、長傘収容部3が、複数の区画杆(横区画杆3a及び縦区画杆3a2)が交差されることによって開口部3a3が形成された第1区画部材3aと、第1区画部材3aを水平方向から囲む筒状壁3bとを備えている。このため、外部の側方から見た傘立て1の体裁を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の傘立て1においては、筒状壁3bが、下方に向かうに連れて窄まる形状に設定されている。このため、筒状壁3bに囲まれた第1区画部材3aの開口部3a3に長傘X1を指し込んだ場合に、平面視において、長傘X1が先端を傘立て1の外側に向けて傾斜することを抑止することができる。このため、平面視において長傘X1の先端を傘立ての中心位置に寄せることが可能となり、傘立て1の外側が濡れることを抑止することができる。
また、本実施形態の傘立て1においては、折畳傘収容部4が、第1区画部材3aに載置されることにより長傘収容部3に装着可能とされ、第2区画部材4aから底板部4bまでの離間距離が筒状壁3bの高さ寸法よりも小さく設定されている。このため、本実施形態の傘立て1によれば、折畳傘収容部4を筒状壁3bに囲まれた領域に収容することができ、外部から折畳傘収容部4が視認され難くなり、種類の異なる傘を適切に保管することができながら、傘立て1の一体感を向上させることができる。
また、本実施形態の傘立て1においては、支持部2が、上端が長傘収容部3に接続されると共に、下端に向かうに連れて平面視で長傘収容部3から離間する複数の脚杆2aと、複数の脚杆2aの下端に接続されると共に長傘収容部3の下方に配置される雫受け皿2bとを有する。このため、鉛直姿勢とされた脚杆の下端に雫受け皿2bを設置する場合と比較して、雫受け皿2bの面積及び容積を広く確保することができる。したがって、本実施形態の傘立て1によれば、傘立て1の外側が濡れることを抑止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、長傘収容部3が筒状壁3bを備え、長傘収容部3の第1区画部材3a上に折畳傘収容部4を載置することにより、折畳傘収容部4を長傘収容部3に装着する構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図5に示すように、長傘収容部3に対して筒状壁3bを設けない構成を採用することも可能である。また、長傘収容部3の第1区画部材3aに対して、第2区画部材4aを有していない底板部4bのみからなる折畳傘収容部5を吊り下げ装着する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、脚杆2aが鉛直方向に対して傾斜し、筒状壁3bが下方に向かうに連れて窄まる形状とされた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、鉛直方向に沿って真っ直ぐに立設する脚杆を用いたり、上下方向の開口面積が一定の筒状壁を用いたりする構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、折畳傘収容部4を筒状壁3bの内部に収容する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6(a)の正面図と、図6(b)の側面図に示すように、筒状壁3bの外部に配置される折畳傘収容部6を備える構成を採用することも可能である。例えば、図6に示す折畳傘収容部6は、長傘収容部3の第1区画部材3aに対して着脱自在となるように、不図示の締結部材により第1区画部材3aに着脱可能とされた底板部6aを備えている。また、底板部6aに支持され、複数の折畳傘X2を収容可能とする区画部材6bとを備えている。なお、図6に示すように、折畳傘収容部6は、可能な限り、筒状壁3bの下側であって筒状壁3bに近い位置に配置することが望ましい。上記実施形態においては、脚杆2aが鉛直方向に対して傾斜し、筒状壁3bが下方に向かうに連れて窄まる形状とされているため、上述のように折畳傘収容部6を配置することによって、折畳傘収容部6の底板部6aから垂れた水滴を雫受け皿2bで受けることが可能となる。
1……傘立て、2……支持部、2a……脚杆、2b……雫受け皿、3……長傘収容部(第1傘支持部)、3a……第1区画部材、3a1……横区画杆、3a2……縦区画杆、3a3……開口部、3b……筒状壁、4……折畳傘収容部(第2傘支持部)、4a……第2区画部材、4a4……開口部、4b……底板部、5……折畳傘収容部、6……折畳傘収容部、X1……長傘、X2……折畳傘

Claims (5)

  1. 上下方向に貫通された複数の開口部を有する第1区画部材を有する第1傘支持部と、 当該第1傘支持部を床面から上方に離間させて支持する支持部と、
    前記第1傘支持部に対して着脱可能とされた第2傘支持部と
    を備え
    前記第1傘支持部は、
    複数の区画杆が交差されることによって前記開口部が形成された前記第1区画部材と、 前記第1区画部材を水平方向から囲む筒状壁と
    を備え、
    前記第1区画部材は、前記筒状壁の下部に設けられ、
    前記第2傘支持部は、高さ寸法が前記筒状壁の高さ寸法よりも小さく設定され、
    側面視において前記筒状壁の内部に前記第2傘支持部が収容されている
    ことを特徴とする傘立て。
  2. 前記第2傘支持部は、
    上下方向に貫通された複数の開口部を有する第2区画部材と、
    前記床面から前記第1区画部材までの離間距離よりも短い離間距離で前記第2区画部材の開口部の下方に配置される底板部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の傘立て。
  3. 前記筒状壁は、下方に向かうに連れて窄まる形状に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の傘立て。
  4. 前記第2傘支持部は、前記第1区画部材に載置されることにより前記第1傘支持部に装着可能とされていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の傘立て。
  5. 前記支持部は、
    上端が前記第1傘支持部に接続されると共に、下端に向かうに連れて平面視で前記第1傘支持部から離間する複数の脚杆と、
    複数の前記脚杆の下端に接続されると共に前記第1傘支持部の下方に配置される雫受け皿と
    を有することを特徴とする請求項1〜いずれか一項に記載の傘立て。
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