JP6655139B2 - ジャイロスコープにおいてモードを整合させるための周波数整合検出方法 - Google Patents

ジャイロスコープにおいてモードを整合させるための周波数整合検出方法 Download PDF

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Description

本出願は、微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープに関する。
微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープは、コリオリの力によって生成された加速度を感知することによって角運動を検出するように構成されている。コリオリの力は、MEMSジイロスコープの共振質量体が角運動に供されると生じる。
微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための方法が記載されている。駆動信号と感知信号との間の周波数不整合の検出は、出力信号であって、そのスペクトルがジャイロスコープの物理的特性を反映する、出力信号を生成し、出力信号を使用して感知信号の周波数fを決定することによって遂行され得る。出力信号は、ランダムまたは擬似ランダムノイズ信号を応答信号と相互相関させることによって生成され得、ジャイロスコープの周波数応答を模倣するノイズ伝達関数を有するように設計されたシステムにノイズ信号を通過させることによって応答信号を得ることができる。ノイズ信号はランダムまたは擬似ランダムであるため、ノイズ信号を応答信号と相互相関させることは、ジャイロスコープのスペクトル特性を明らかにする。計算効率を改善するために、相互相関をノイズ信号および応答信号の復調されたバージョンについて遂行することができる。
いくつかの実施形態は、ジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための方法を提供する。本方法は、駆動信号をジャイロスコープに適用することと、感知信号をジャイロスコープから受信することと、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合を検出することとを含み得、検出は、ノイズ信号を生成すること、ノイズ信号を復調すること、感知信号から得られた応答信号を復調すること、復調されたノイズ信号を復調された応答信号と相関させること、および相関の結果を使用して周波数不整合を検出することを含む。
いくつかの実施形態は、微小電気機械(MEMS)装置を提供する。MEMS装置は、ジャイロスコープと回路とを備え、回路は、ジャイロスコープに連結され、駆動信号をジャイロスコープに適用し、感知信号をジャイロスコープから受信し、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合を、ノイズ信号を生成すること、ノイズ信号復調すること、感知信号から得られた応答信号を復調すること、復調されたノイズ信号を復調された応答信号と相関させること、および相関の結果を使用して周波数不整合を検出することによって検出するように構成されている。
いくつかの実施形態は、微小電気機械(MEMS)装置を提供する。MEMS装置は、感知信号を生成するように構成されたジャイロスコープと、ジャイロスコープに連結され、感知信号を受信するように構成された第1の入力、およびノイズ発生器の出力に連結された第2の入力を有するノイズシェーパと、ノイズ発生器の出力に連結された第1の復調器と、ノイズシェーパの出力に連結された第2の復調器と、第1の復調器および第2の復調器に連結された相関器と、を備え得る。
本出願の様々な態様および実施形態は、以下の図を参照して記載される。図は必ずしも縮尺通りではないことを理解されたい。複数の図に現れるアイテムは、それらが現れるすべての図において同じ参照番号によって示される。
本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープを例証するブロック図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による駆動信号および感知信号のスペクトル特性を例証するプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による例証となるMEMSジャイロスコープの概略図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、駆動信号周波数と感知信号周波数との不整合に関してMEMSジャイロスコープを補正するための例証となるシステムのブロック図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態によるMEMSジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための例示的なシステムの一部を例証するブロック図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、図4Aのシステムの別の部分のブロック図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、図4Bのシステムの出力のスペクトルを例証するプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、図4Bのシステムに代替的に使用され得る図4Aのシステムの別の部分である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、図4Aのシステムのスペクトル特性を例証するプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、図4Dのシステムの出力のスペクトル特性を例証するプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、周波数不整合が位相の関数としてプロットされている例示的な較正曲線を例証するプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、駆動信号が非ゼロ帯域幅を有する場合を例証するノイズ伝達関数のプロットである。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、非ゼロ帯域幅を有する駆動信号の存在下で周波数不整合を検出するためのシステムのブロック図である。 本明細書に記載される技術のいくつかの実施形態による、非ゼロ帯域幅を有する駆動信号の存在下で周波数不整合を検出するための別のシステムのブロック図である。
本発明者は、微小電気機械システム(MEMS)ジャイロスコープの角運動に対する応答が周波数不整合の存在によって悪影響を受けることがあると認識するに至った。本明細書では「周波数不整合」という表現を使用して、(本明細書において「駆動信号」と称される)信号であって、それによってジャイロスコープの共振器が励起される、信号の周波数と、コリオリの力に応答して生成された(本明細書において「感知信号」と称される)信号の周波数との間の差を示す。周波数不整合が生じると、感知信号の振幅が低減され得るか、および/または感知信号がジャイロスコープの不正確な性能をもたらすノイズによって影響され得る。感知信号の周波数は、ジャイロスコープの物理的特性(例えば、製造プロセスに起因する温度、設計の変動など)に基づいて変化することがあり、結果として、ジャイロスコープの動作中に周波数不整合が生じるかどうかは不明である。
本発明者は、周波数不整合の存在および/または大きさを検出することを使用して、例えば、駆動周波数を調整することおよび/またはバイアス電圧を印加することによって周波数不整合を補正することができると認識するに至った。したがって、本明細書に記載される技術のいくつかの態様は、温度および/またはプロセスの変動の存在下であってもMEMSジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための方法およびシステムに関する。
いくつかの実施形態では、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合の検出は、出力信号であって、そのスペクトルがジャイロスコープの物理的特性を反映する、出力信号を生成し、出力信号を使用して感知信号の周波数fを決定することによって遂行されてもよい。本明細書において説明されるように、出力信号のスペクトル分析は、本明細書に記載される実施形態に従って遂行されるとき、周波数fの特徴(例えば、ピークまたはディップ)を明らかにし得る。
一態様によれば、出力信号を生成して、相互相関動作の特性を活用することによってジャイロスコープの特性を反映することができる。例えば、出力信号は、ランダムまたは擬似ランダムノイズ信号を応答信号と相互相関させることによって生成されてもよく、応答信号は、ジャイロスコープの周波数応答を模倣するノイズ伝達関数を有するように設計されたシステムにノイズ信号を通過させることによって得られる(システムの少なくとも一部は、少なくともいくつかの実施形態では、デルタシグマ変調器として実装されてもよい)。ノイズ信号はランダムまたは擬似ランダムである(およびそのようなものとして、その自己相関がデルタ関数であるか、またはデルタ関数でよく近似されている)ため、ノイズ信号を応答信号と相互相関させることは、ジャイロスコープのスペクトル特性を明らかにする。
本発明者は、ジャイロスコープのスペクトル特性を検出することが計算的に高価であり得、そのようなものとして、異なる目的のために別様に開放され得る計算ソースを不必要に利用し得るとさらに認識するに至った。したがって、本発明者は、ジャイロスコープのスペクトル特性の限定された部分(例えば、単一の周波数または別個の数の周波数)を単離するため、およびこの限定された部分に基づいて周波数不整合を検出するための技術を開発した。一態様によれば、限定された部分の単離は、駆動信号の周波数に実質的に等しい担体を有する信号でノイズ信号および応答信号を復調することによって、および復調された信号を互いに相互相関されることによって遂行される。周波数不整合の検出は、少なくともいくつかの実施形態では、所定の基準周波数において特定の挙動が生じるかどうか(例えば、相互相関の結果の位相が、直流(DC)成分、すなわち、f=0で90であるかどうか)を決定することによって達成されてもよい。
いくつかの実施形態では、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合の検出は、そのような周波数が互いに実質的に等しいかどうかを決定することを含む。一部では、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合の検出は、2つの周波数が互いにオフセットされる量を決定することをさらに含む。いくつかの実施形態では、周波数が互いにオフセットされる量が決定され、この量を使用して周波数不整合の存在に関してジャイロスコープを補正することができる。例えば、周波数不整合がΔfに等しくなると決定されると、補正を、駆動信号の周波数をΔfまで移動させること、および/または大きさがΔfに依存するバイアス電圧を印加することによって遂行することができる。
図1は、いくつかの実施形態によるジャイロスコープ100を例証するブロック図である。ジャイロスコープ100は、共振器102とセンサ104とを備える。共振器102は、周波数fを有する駆動信号によって駆動されると周期的に共振するように構成されている。センサ104(いくつかの実施形態では、加速度計であり得る)は、角速度を感知するように構成されている。したがって、ジャイロスコープ100が角運動に供されるとき(例えば、ジャイロスコープが軸に対して回転しているとき)、角運動が生じる角率(例えば、回転率)を、センサ104を使用して感知することができる。
いくつかの実施形態では、ジャイロスコープ100は、コリオリ効果から生じる加速度を検出することによって角速度を感知するように構成されている。コリオリ効果、ゆえにコリオリの力は、1)共振器102が共振するとき、および2)ジャイロスコープが角運動に供されるときに生じる。これらの状況では、センサ104は、コリオリ効果に起因する加速度を検出し得る。角運動に関連付けられる角率は、例えば、センサ104に連結された感知回路を使用することによって、加速度から推測されてもよい。
いくつかの実施形態では、コリオリの力に応答してセンサ104によって生成される(本明細書では「感知信号」と称される)信号のスペクトル成分は、センサ104の物理的特性(例えば、センサが作製される幾何学的形状または材料もしくは複数の材料)に少なくとも部分的に依存する。例えば、いくつかの実施形態では、センサ104は、共振を示すスペクトル応答を有し得、その結果、感知信号のスペクトルは、共振における(局所または広域)ピークを有し得る。
本明細書で論じられるように、角運動に対する応答の大きさを、駆動信号の周波数を感知信号のピーク周波数に整合させることによって高めることができる。しかしながら、これらの周波数を互いに整合させる能力は、センサ104の特性がジャイロスコープの動作前に知られていないことがあり、結果として、周波数fが不明であるという事実に限定されることがある。その結果、周波数fおよびf(駆動信号の周波数)は、互いに等しくないかまたは実質的に等しくないことがある。1つのそのような例が図1Bに示されており、駆動信号のスペクトル112および感知信号のスペクトル114を例証する。示されるように、この場合、周波数fはfとは異なる。
共振器102およびセンサ104を任意の好適な方法で配置することができる。いくつかの実施形態では、共振器102はある質量体を含み、センサ104は別個の質量体を含む。他の実施形態では、共振器102およびセンサ104は、同じ質量体を共有する。
ジャイロスコープ100の1つの例示的な実装例を図2に例証する。この例では、ジャイロスコープ200は、x軸に平行な方向で共振し、y軸に平行な方向でコリオリの力を検出するように構成されている。本明細書に記載されるタイプのジャイロスコープは、共振または検出の任意の特定の方向に限定されないことを理解されたい。ジャイロスコープ200は、(アンカー214を介して下層基板に固定された)固定フレーム210と、プルーフ質量体202と、固定電極220とを含む。プルーフ質量体202は、連結器212を介して固定フレーム210に弾性的に連結されている。連結器212は弾性であり得るため、固定フレーム210に対するプルーフ質量体202の運動が可能になる。この例では、プルーフ質量体202は共振器102として機能する。したがって、プルーフ質量体202に連結された1つ以上の電極(図2には示さず)に駆動信号が印加されると、プルーフ質量体202はx軸に沿って前後に振動し、振動の周期性は駆動信号の周波数fによって決定される(例えば、等しい)。
プルーフ質量体202は、複数の自由端ビーム222を含み、これらはそれぞれの固定された電極220と複数の感知コンデンサを形成する。感知コンデンサは、感知コンデンサの静電容量がプルーフ質量体の加速度に依存するように、y軸に沿ってプルーフ質量体の運動を感知し得る。したがって、自由端ビーム222および固定された電極は集合的に、センサ104として機能し得るセンサ204を形成する。
ジャイロスコープ200がx軸の周りで角運動に供され、プルーフ質量体202がx軸に沿って振動するように駆動されると、y軸に沿ったコリオリの力が生じ、プルーフ質量体がy軸に沿って移動する。センサ204を使用してy軸に沿ってプルーフ質量体202の加速度を検出することによって、角速度を推測することができる。上記で論じられるように、センサ204によって生成される信号(感知信号)の周波数と駆動信号の周波数とを互いにオフセットすることができる。
いくつかの実施形態では、ジャイロスコープ200は、駆動信号の周波数と感知信号の周波数との間の周波数不整合に関して補正されてもよい。周波数不整合に関してジャイロスコープ100を補正するためのシステムの一例を図3に示す。いくつかの実施形態では、感知信号は、駆動信号と入力角回転率Ωとの積によって与えられる。例証されるように、ジャイロスコープ100は、周波数不整合検出器302および制御回路304に連結されている。周波数不整合検出器302は、センサ104から感知信号を受信し、周波数不整合を検出する(例えば、周波数が互いに実質的に等しくなるかどうかを決定する、および/またはそれらが不整合となる量を決定する)。周波数不整合検出器302が不整合の量を決定する実施形態のうちの少なくともいくつかにおいて、制御回路304を使用して、共振器102に印加される駆動信号の周波数を調整することができる。いくつかの実施形態では、周波数fがその初期値に対して移動される量は、周波数fおよびfが互いにオフセットされる量に依存する。例えば、不整合が大きくなればなるほど、周波数fが移動される程度が大きくなる。周波数不整合検出器の例を以下にさらに提供する。制御回路304は、比例(P)制御器、積分(I)制御器、微分(D)制御器、またはこれらの任意の好適な組み合わせを含むが、これらに限定されない任意の好適な方法で実装されてもよい。ジャイロスコープ100、周波数不整合検出器302、および制御回路304は、同じ基板(例えば、シリコンチップ)上または別個の基板上に配設されてもよい。
いくつかの実施形態では、駆動信号と感知信号との間の周波数不整合の検出は、ノイズ信号を生成すること、ノイズ信号および感知信号から得られた応答信号を復調すること、復調されたノイズ信号を復調された応答信号と相関させること、ならびに相関の結果を使用して周波数不整合を検出することを含み得る。周波数不整合を検出するためのシステム400の一例を図4Aに示す。システム400は、(センサ104を表し得る)センサ402と、ノイズシェーパ404と、ノイズ発生器406と、デジタル−アナログ変換器(DAC)414とを含む。いくつかの実施形態では、ノイズシェーパ404は、増幅器405と、(集合的に積分器などの低域通過フィルタを形成し得る)コンデンサCと、量子化器410と、DAC412とを含む。
ノイズシェーパ404は、センサ402のスペクトル特性に少なくとも部分的に依存するようにシステム400のノイズ伝達関数を成形するように構成されてもよい。例えば、センサ402が周波数fでピークを示す場合、システム400のノイズ伝達関数は周波数fでディップを示してもよい。増幅器405、コンデンサC、量子化器410、およびDAC412は集合的に、デルタシグマ変調器を形成し得る。ノイズシェーパ404は、他の実装例も可能であるため、デルタシグマ変調器に限定されない。システムのスペクトル特性は、例として、電力スペクトル密度、周波数応答、伝達関数、インパルス応答、自己相関関数などを含む任意の好適な方法で表現されてもよい。
センサ402は、入力としてコリオリの力を受信し得、それに応答して感知信号を生成し得る(ただし対応する共振器が共振されていることを条件とする)。感知信号は、ノイズシェーパ404を通過する。いくつかの実施形態では、ノイズ発生器406を使用して生成されたノイズ信号は、ノイズシェーパ404内(例えば、増幅器405の出力と量子化器410の入力との間)に注入される。ノイズ信号は、低い自己相関を有するランダム信号(例えば、ホワイトノイズまたはピンクノイズ)であり得る。いくつかの実施形態では、ノイズ発生器406は疑似ランダムビット配列(PRBS)発生器として実装され、ノイズ信号はPRBSである。
ノイズシェーパ404が量子化器410を含む実施形態では、量子化器410を使用して、感知信号の(例えば、増幅器405およびコンデンサCを使用して)フィルタリングされたバージョンをノイズ信号と組み合わせることによって得られた信号をサンプリングすることができる。量子化器410のサンプリング周波数fは、感知信号の周波数fの少なくとも2倍であり得る。ノイズシェーパ404によって出力された信号は、本明細書において「応答信号」と称される。応答信号は、コリオリの力の大きさ、したがって、ジャイロスコープが供される角速度の大きさの象徴であってもよい。DAC414は、フィードバックループを形成してもよく、周波数fとfとが整合している場合、別様に過度に狭くなり得るシステム400の帯域幅を拡張するように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、周波数fは、システム400のノイズ伝達関数を決定することによって決定されてもよい。システム400のノイズ伝達関数を決定するための1つの方法は、応答信号をノイズ信号と相互相関させることである。図4Bは、図4Aのノイズ信号および応答信号を受信する相互相関器430を例証する。システム400は、伝達関数Hを有する同義ブロックとしてモデル化されてもよい。(原点において狭いインパルスを備える自己相関を有する)ノイズ信号を応答信号と相互相関させることにより、Hに実質的に等しいスペクトルを有する出力信号hを生成する。したがって、ノイズ伝達関数(ゆえに周波数f)を、出力信号hのスペクトルを検出することによって検出することができる。
例示的な出力信号hのスペクトルを図4Cの周波数の関数として例証する。例証されるように、スペクトルは、センサ402がfでピークを有するという事実に起因して、周波数fでディップを示す。したがって、周波数fは、ディップが生じる周波数を検出することによって検出されてもよい。fとfとの間の周波数不整合を順に、fをfから減算する(または逆も同様である)ことによって得ることができる。図4Cからさらに理解することができるように、この例ではノイズシェーパ404がデルタシグマ変調器として実装されているため、スペクトルは広域通過挙動を示す。
いくつかの実施形態では、周波数不整合は、ノイズ伝達関数の拡張されたスペクトル部分を決定する必要はないが、単に対象領域に焦点を当てることによって検出されてもよい。このようにして、計算効率を改善することができる。周波数不整合を検出しつつ、計算効率を改善するためのシステムの一例を図4Dに示す。この例では、応答信号およびノイズ信号は、fに実質的に等しい(例えば、90%〜110%またはf)担体を有する復調信号によって復調される。復調信号は、駆動信号に由来し得る。応答信号およびノイズ信号の復調は、これらの信号を、混合器421および422をそれぞれ使用して復調信号と混合することによって遂行されてもよい。任意選択で、得られた信号を、低域通過フィルタ431および432を使用してフィルタリングし、それに伴ってスペクトルの高周波数部分を除去することができる。
いくつかの実施形態では、復調された信号は、(1超のデシメート係数Mを有する)デシメータ441および442を通過してもよい。このようにして、復調された信号を表現するために使用されるデータサンプルの数が低減されるため、計算効率が改善する。次いで、復調された信号は、相関器450を使用して相互相関されてもよい。
いくつかの実施形態に従って、図5Aは、システム400のノイズ伝達関数の振幅(プロット502)および位相(プロット504)を例証し、図5Bは、相関器450を通じて得られた信号の振幅(プロット512)および位相(プロット514)を例証する。示されるように、システム400のノイズ伝達関数は、周波数fでディップを示す。それに応じて、位相は90に等しい。図5Bに示されるように、応答信号およびノイズ信号がfに実質的に等しい周波数で復調されるため、相関器の出力におけるディップは周波数f−fで生じる。それに応じて、相関器の出力の位相は、周波数f−fで90に等しい位相を示す。
いくつかの実施形態では、周波数不整合は、基準周波数における相互相関の振幅および/または出力の位相を決定することによって決定されてもよい。このようにして、処理される必要があるデータポイントの量は、スペクトルの拡張部分が処理される場合と比べ実質的に減少する。一例では、周波数不整合の検出は、f=0における相関器の出力の位相を検出することによって遂行されてもよい。例えば、f=0における位相が90である場合、周波数fとfとは整合していると決定されてもよい。対照的に、位相が90超または未満である場合、周波数は互いにオフセットされていると決定されてもよい。f =0における位相は、少なくともいくつかの実施形態では、相関器の出力の積分を計算することによって決定されてもよい。積分の結果が、実際の部分がゼロに等しくなるような場合、位相が90に等しいこと、およびf=fであることが決定されてもよい。
いくつかの実施形態では、fとfとの不整合の量は、位相が90と異なる量を検出することによって検出されてもよい。このために、較正手順は、周波数不整合が相互相関の出力の位相にマッピングされ得るように遂行されてもよい。このような較正手順で得られた較正曲線の一例を図4Eに示し、これは周波数不整合f−f対f=0(Φf=0)における位相をプロットする。例えば、Φf=0が106に等しい場合、周波数不整合は10KHzに等しいと決定されてもよい。他の実施形態では、f=0以外の基準周波数を使用して周波数不整合を検出することができる。
いくつかの実施形態では、入力角回転率Ωと関連付けられる信号は、ノイズ伝達関数の形状を歪めるようにノイズ伝達関数の帯域幅に対して十分に広いスペクトルを示し得る。これらの状況下では、本明細書で論じられる周波数不整合を検出するための技法の精度は悪影響を受けることがある。周波数fがノイズ伝達関数のディップの帯域幅内である場合、この影響は重大であり得る。このシナリオは図6の例で示されており、ノイズ伝達関数は数字600で示され、周波数fは数字602で示され、数字604は追加のトーンを示す。追加のトーンの存在は、上記の技法を使用して周波数不整合を正確に検出する能力に影響を及ぼし得るスペクトル拡大を生成する。
この影響を低減するために、いくつかの実施形態では、PRBSを、第1のサブ配列d(n)および第1のサブ配列とは反対の第2のサブ配列d(n)を含むノイズ信号として使用することができる。例えば、第1のサブ配列d(n)が値+1、+1、−1、+1、−1・・・−1を含む場合、第2のサブ配列d(n)は値−1、−1、+1、−1、+1・・・+1を含む。いくつかの実施形態では、PRBSを配列d(n)、d(n)、d(n)、d(n)、d(n)・・・によって定義することができる。このようにして、非ゼロ帯域幅の影響を相殺(または少なくとも限定)することができる。
非ゼロ帯域幅の影響を限定するための例示的なシステムを図7Aに例証し、この中においてh(n)はセンサ402のインパルス応答を表し、h(n)はシステム400のインパルス応答を表す。ここで、x(n)はコリオリの力を指し、y(n)は感知信号を指し、d(n)は(d(n)、d(n)、d(n)、d(n)、d(n)・・・を含む)ノイズ信号を指し、z(n)は応答信号を指し、v(n)は中間信号を指し、w(n)は出力信号を指す。記号XおよびCはそれぞれ、コンボリューション演算子および相関演算子を示すために使用されるであろう。
この場合、v(n)は、(d(n)=d(n)およびd(n)=d(n)であるときにそれぞれ定義される)2つの成分v(n)およびv(n)を含む。ここで、v(n)およびv(n)は以下の式によって与えられる。
(n)=x(n)Xh(n)+d(n)Xh(n)
(n)=x(n)Xh(n)+d(n)Xh(n)
同様に、w(n)は、(d(n)=d(n)およびd(n)=d(n)であるときにそれぞれ定義される)2つの成分w(n)およびw(n)を含む。ここで、w(n)およびw(n)は以下の式によって与えられる。
(n)=d(n)Cv(n)=d(n)C[x(n)Xh(n)+d(n)Xh(n)]=h(n)+[d(n)Cx(n)Xh(n)]
(n)=d(n)Cv(n)=d(n)C[x(n)Xh(n)+d(n)Xh(n)]=h(n)+[d(n)Cx(n)Xh(n)]
(n)=−d(n)であるため、次いで
(n)=h(n)−[d(n)Cx(n)Xh(n)]
w1(n)をw2(n)に加えると、以下の式をもたらし、
(n)+w(n)=2h(n)
これは、単にh(n)に依存する。したがって、w(n)+w(n)の計算結果は、入力角回転率Ωと関連付けられた信号の帯域幅の影響を受けない。
上記の場合と同様に、周波数不整合の検出は、h(n)の拡張されたスペクトル部分を検出する必要なしに遂行されてもよい。これは、図4Dに関連して記載されるように、同じ様式で復調スキームを使用することによって達成されてもよい。得られたシステムが図7Bに示されており、この中で混合器421および422は復調のために使用されている。任意選択で、低域通過フィルタ431および432ならびに/またはデシメータ441および442が使用される。いくつかの実施形態では、信号復調時の高周波数トーンなどの高周波数スプリアス成分をさらに限定するために、一対の低域通過フィルタ451および452を相関器450の前に使用することができる。
本明細書に記載される技術の態様は、1つ以上の利点であって、これらのうちのいくつかが前もって記載されている、1つ以上の利点を提供し得る。ここに記載されるものは、そのような利点のうちのいくつかの非限定的な例である。必ずしもすべての態様および実施形態がここに記載される利点のすべてを提供しないことを理解されたい。さらに、本明細書に記載される技術の態様は、ここに記載されるものに追加的な利点を提供し得ることを理解されたい。
本明細書に記載される技術の態様は、MEMSジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための計算的に効率的な方法を提供する。この方法を使用して周波数不整合に関してMEMSジャイロスコープを補正し、それに伴って角運動を検出するジャイロスコープの能力を著しく改善することができる。
「およそ」、「実質的に」、および「約」という用語を使用して、いくつかの実施形態では目標値の±20%以内、いくつかの実施形態では目標値の±10%以内、いくつかの実施形態では目標値の±5%以内、およびいくつかの実施形態では目標値の±2%以内を表すことができる。「およそ」および「約」という用語は、目標値を含み得る。
100 ジャイロスコープ
102 共振器
104 センサ
112 駆動信号のスペクトル
114 感知信号のスペクトル
200 ジャイロスコープ
202 プルーフ質量体
204 センサ
210 固定フレーム
212 連結器
214 アンカー
220 固定電極
222 自由端ビーム
302 周波数不整合検出器
304 制御回路
400 システム
402 センサ
404 ノイズシェーパ
405 増幅器
406 ノイズ発生器
410 量子化器
414 デジタル−アナログ変換器
421 混合器
422 混合器
431 低域通過フィルタ
432 低域通過フィルタ
441 デシメータ
442 デシメータ
450 相関器
451 低域通過フィルタ
452 低域通過フィルタ

Claims (20)

  1. ジャイロスコープにおける周波数不整合を検出するための方法であって、本方法は、
    駆動信号を前記ジャイロスコープに適用することと、
    感知信号を前記ジャイロスコープから受信することと、
    前記駆動信号と前記感知信号との間の周波数不整合を検出することと、を含み、前記検出は、
    ノイズ信号を生成すること、
    前記ノイズ信号を復調すること、
    前記感知信号と前記ノイズ信号とから得られた応答信号を復調すること、
    前記復調されたノイズ信号を前記復調された応答信号と相関させること、および
    前記相関の結果を使用して前記周波数不整合を検出すること、を含む、方法。
  2. 前記ノイズ信号および前記応答信号を復調することが、前記駆動信号の周波数によって前記ノイズ信号および前記応答信号を復調することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノイズ信号の前記生成が、疑似ランダムビット配列(PRBS)を生成することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記PRBSが、第1のサブ配列および前記第1のサブ配列とは反対の第2のサブ配列を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記応答信号が、前記感知信号をデルタシグマ変調器で変調させることによって得られる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記相関の前記結果を使用して前記周波数不整合を検出することが、前記相関の前記結果を積分することによって位相応答を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記位相応答を使用して前記周波数不整合の大きさを決定することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記位相応答に少なくとも部分的に基づいて前記駆動信号の周波数を調整することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記駆動信号と前記感知信号との間の周波数不整合を検出することが、前記駆動信号および前記感知信号が実質的に等しい周波数で振動するかどうかを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記復調されたノイズ信号および前記復調された応答信号をデシメートすることをさらに含み、前記復調されたノイズ信号を前記復調された応答信号と相関させることが、前記デシメートされた復調されたノイズ信号を前記デシメートされた復調された応答信号と相関させることを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記デシメートされた復調されたノイズ信号を低域通過フィルタリングすることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 微小電気機械(MEMS)装置であって、
    ジャイロスコープと、
    回路と、を備え、前記回路は、前記ジャイロスコープに連結され、
    駆動信号を前記ジャイロスコープに適用し、
    感知信号を前記ジャイロスコープから受信し、
    前記駆動信号と前記感知信号との間の周波数不整合を、
    ノイズ信号を生成すること、
    前記ノイズ信号を復調すること、
    前記感知信号と前記ノイズ信号とから得られた応答信号を復調すること、
    前記復調されたノイズ信号を前記復調された応答信号と相関させること、および
    前記相関の結果を使用して前記周波数不整合を検出することによって検出するように構成されている、微小電気機械(MEMS)装置。
  13. 前記回路が、前記ノイズ信号を生成するように構成された擬似ランダムビット配列(PRBS)発生器を備える、請求項12に記載のMEMS装置。
  14. 前記PRBS発生器が、第1のサブ配列および前記第1のサブ配列とは反対の第2のサブ配列を生成することによって前記ノイズ信号を生成するように構成されている、請求項13に記載のMEMS装置。
  15. 前記回路が、前記応答信号を前記感知信号から生成するように構成されたノイズシェーパを備える、請求項12に記載のMEMS装置。
  16. 前記回路が、前記応答信号をデシメートするための第1のデシメータと、前記ノイズ信号をデシメートするための第2のデシメータと、を備える、請求項12に記載のMEMS装置。
  17. 微小電気機械(MEMS)装置であって、
    感知信号を生成するように構成されたジャイロスコープと、
    前記ジャイロスコープに連結され、前記感知信号を受信するように構成された第1の入力、およびノイズ発生器の出力に連結された第2の入力を有する、ノイズシェーパと、
    前記ノイズ発生器の前記出力に連結された第1の復調器と、
    前記ノイズシェーパの出力に連結された第2の復調器と、
    前記第1の復調器および前記第2の復調器に連結された相関器と、を備える、微小電気機械(MEMS)装置。
  18. 前記第1の復調器および前記相関器に連結された第1のデシメータと、前記第2の復調器および前記相関器に連結された第2のデシメータと、をさらに備える、請求項17に記載のMEMS装置。
  19. 前記第1の復調器および前記相関器に連結された第1の低域通過フィルタと、前記第2の復調器および前記相関器に連結された第2の低域通過フィルタと、をさらに備える、請求項17に記載のMEMS装置。
  20. 前記ノイズシェーパが、デルタシグマ変調器を備える、請求項17に記載のMEMS装置。
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