JP6655127B2 - 履物の改良 - Google Patents

履物の改良 Download PDF

Info

Publication number
JP6655127B2
JP6655127B2 JP2018106221A JP2018106221A JP6655127B2 JP 6655127 B2 JP6655127 B2 JP 6655127B2 JP 2018106221 A JP2018106221 A JP 2018106221A JP 2018106221 A JP2018106221 A JP 2018106221A JP 6655127 B2 JP6655127 B2 JP 6655127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
sole structure
energy return
mesh
mesh support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018106221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018149367A (ja
Inventor
アッテイ,グレイム・スコット
リン,カドムス
Original Assignee
アッテイ,グレイム・スコット
リン,カドムス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2012904759A external-priority patent/AU2012904759A0/en
Application filed by アッテイ,グレイム・スコット, リン,カドムス filed Critical アッテイ,グレイム・スコット
Publication of JP2018149367A publication Critical patent/JP2018149367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6655127B2 publication Critical patent/JP6655127B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/02Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the material
    • A43B13/12Soles with several layers of different materials
    • A43B13/125Soles with several layers of different materials characterised by the midsole or middle layer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/18Resilient soles
    • A43B13/181Resiliency achieved by the structure of the sole
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/18Resilient soles
    • A43B13/181Resiliency achieved by the structure of the sole
    • A43B13/185Elasticated plates sandwiched between two interlocking components, e.g. thrustors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/28Soles; Sole-and-heel integral units characterised by their attachment, also attachment of combined soles and heels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/42Filling materials located between the insole and outer sole; Stiffening materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B3/00Footwear characterised by the shape or the use
    • A43B3/10Low shoes, e.g. comprising only a front strap; Slippers
    • A43B3/108Low shoes, e.g. comprising only a front strap; Slippers characterised by the sole
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B3/00Footwear characterised by the shape or the use
    • A43B3/12Sandals; Strap guides thereon
    • A43B3/128Sandals; Strap guides thereon characterised by the sole
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/06Running shoes; Track shoes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、靴、ブーツ、及びサンダルなどの履物に関する。
一般的な履物は、地面と接触するアウターソール(外底)、及びユーザーの足の衝撃を緩和するインナーソール(中底)からなる。
靴やブーツなどの囲み式の履物は、足を包み込み位置決めするアッパーも有する。
明確さのために、本明細書では、「履物」という用語は靴、ブーツ、サンダルなど外履きの履物に関し、ソックス、ストッキング、タイツ、及びパンティストッキングなど足に履く繊維衣料品の品目は含まない。
一般的な靴として知られている履物は、衝撃を和らげるソールからなり、快適性を提供する。しかし、一般的なソールのどのような設計又は構造方法も、すべて圧縮式クッションの原理に基づくものである。換言すると、ソールに足の重量がかかると、従来の発泡材料としてのクッションはその人の体重により圧縮される。したがって、圧縮下の靴ソール材料のクッション特性により、快適性がもたらされる。
さまざまなタイプの発泡体及び密度、エアポケット、調節可能な空気圧チャンバ、インサートボール、ばねなどを含む、ソールのクッション特性を改良する多くの選択肢が試されている。しかし、これらの方法はすべて、やはりクッション材料の圧縮に基づくものである。
Kendallの米国特許第6,601,321号及び同第7,555,847号は、「引っ張り強さが高く「ばね性」が低い繊維」の吊られた織物ラチスを説明し、さらに、「このような実施形態すべてにおいて、ラチスの主たる耐力構成要素は非エラストマー高分子又は金属ベースの均質又は複合繊維又は糸である」と述べている。
本発明は、そのような非柔軟性構造を避け、可撓性エラストマーで形成された重量を支えるウェブを有する全く異なる構造を提案する。
米国特許第6,601,321号明細書 米国特許第7,555,847号明細書
本発明は、使用時にユーザーの足に接して支える吊りエラストマーウェブ又はメッシュを特徴とする(例えば靴の)履物構造において又はその一部として使用することができる。
これをふまえて、本発明の一態様は、履物のソール構造を提供し、該ソール構造は履物着用者の足用の吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体を含む。
本発明は、有利にも独自の履物構成を提供するものであり、その主要な特性により通常の圧縮式クッションソールの設計を不要とする代わりに可撓性吊りエラストマーウェブ又はメッシュを利用し、このウェブ又はメッシュは、足の重量下で撓むことにより張力下に置かれて上向きの反発力を提供し、着用者の足を通じて加えられた重量をいわば可撓性ハンモックのように支持する。
アウターソール外縁部によって少なくとも部分的に吊られたエラストマーウェブ又はメッシュを提供して、足の重量の大半がウェブ/メッシュに吸収されるようにし、従来の靴ソールの圧縮式クッションを逆にすることが、本発明の少なくとも1つの形態の望ましい特性である。足によって加えられる重量でウェブは撓むが、そうしてウェブ/メッシュは伸びて、そのエラストマー材料が引っ張られる。このことは、足が履物のソール構造の外枠又はへりの内側で吊られて、可撓性「ハンモック」内で地面又は外底からいわば吊られていることを、事実上意味する。
一般的な靴は、足と接触する芯の滑らかな領域を通常含むので、通気性が非常に悪くなるため、空気の流通も非常に重要な問題である。一部の靴やサンダルは、通気性を改善するのに小さい凹溝を有する設計とされているが、明らかに、適切な空気流通なしで広いクッション領域となおも接触する必要がある。
吊りエラストマーウェブ/メッシュの履物は、オープンメッシュ設計のおかげで足の大部分がウェブ/メッシュと物理的に接触する表面積が小さいため呼吸できるので、優れた通気性を提供することができる。
理解すべき最も重要なことは、ウェブ/メッシュのエラストマーは、快適性及び通気性を提供するだけでなく、足首や膝などの肢部への圧力を決定的に軽減することである。メッシュは可撓性弾性/エラストマー材料なので、優しく曲がり反発して、膝、足首などへの衝撃圧力を軽減する。
ウェブ又はメッシュは、ウェブ/メッシュの下の間隙/空間(つまり、ウェブ/メッシュと外底の間、又はオープンソールの履物では、接地要素がウェブ/メッシュを支持している外枠であるときはウェブ/メッシュと地面の間)内に撓み込むように設計されている。
通常の歩行中に(50kg又はジャンプ後の着地などの)大きな下方向の力が加えられることがあれば、メッシュはソール又は地面に接するまで撓む場合がある。
したがって、この空間又は間隙の少なくとも一部に柔らかい発泡体を含むことも可能である。したがって、ウェブ/メッシュは十分な距離を押し下げられると発泡体に接触することができ、それによってソール底部に加えられた圧力は和らげられ得る。重要なことは、ウェブ/メッシュが「底に着いて」も、その過程においてなおも下方向の力及び衝撃の大部分を吸収しており、ウェブ/メッシュがより正常な位置に戻るときにこの力の何パーセントかの反発が可能である。実際、この反発はこの履物の最も即座にわかる特徴である。これによって、特に階段を上るときなどに着用者が使うエネルギーを効果的に減ずることができる。
このような高荷重の場合、ウェブが初期荷重の大きな割合を吸収しているので、発泡体は通常よりも柔らかであることができ(ふつうの靴では発泡体は全荷重を受けなければならない)、靴の快適性をさらに助長する。
履物のウェブ又はメッシュ/ネットは、ソール基部の外へりを越えて伸び、端部つまみ又はループなどの突起を履物のアウターの設計にそれぞれ盛り込まれた対応する凹所又は耳部に嵌めることによって、外縁部に固着され得る。
可撓性のウェブ/メッシュ/ネットは、典型的には、射出成形で平らに成形することができ、理想例の材料は、サーフボードの脚綱又は紐として使用されるような可撓性ポリウレタン熱可塑性エラストマーである。この材料の特徴は、伸長し反発する卓越した能力である。
ウェブ/メッシュのエラストマーは、ジュロメーター値30〜120ショアーA、より好ましくは80〜95ショアーA(90Aが非常に典型的)を有して、十分に重量を支持しながら必要なエラストマー伸長特性を提供することができる。市販されている、例としての射出成形グレードのエラストマーとしては、BASF社のエラストラン1185及びバイエル社のデスモパン385S(RTM成形)が挙げられる。BASF社のエラストラン及びバイエル社のデスモパンはいずれも射出成形グレードの熱可塑性物質である。
一代替のエラストマーは、Era Plastics社のErapolであり、「液体の、イソシアネートを末端基とする、PTMEGポリエーテルポリオールをベースとするプレポリマー」と分類される(射出成形グレードではない)化学硬化ポリマーである。適切なエラストマー特性及び強度を示す、ポリウレタンを含む他のエラストマーも利用できる。
対応するソール基部の突起にかけるループ以外の連接法、例えば「フック」を用いてもよく、つまみ及びスロットを有する設計などの例が挙げられる。しかし、一選択肢は、ウェブとソール外縁支持体とを一体要素として成形することである。このことは、同一の材料からのシングルショット射出成形によって、又は、別々の材料を使用するがこれらをツーショット・オーバー成形法の間に一体接合するオーバー成形法によって、実現することができる。
ウェブ又はメッシュは金型内で予張力中に置かれ得、アウターソール及び/又はソール基部がその周囲に成形されると、金型から出した後もその予張力は維持される。
本発明の少なくとも1つの実施形態の別の選択肢は、直立した又は垂直方向の外縁部又はへり(例えばアウターソール又は外底)とソール基部とを一体要素として一緒に成形する。接合が問題であれば、代わりに、これらをオーバー成形して一体要素にすることができる。エラストマーウェブ/メッシュは、前述したように、エラストマーのループによって基部に連接されることができる。
次に、本発明の1又は複数の実施形態を添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態による、ウェブ又はメッシュ、ソール外枠、及び外底を含む複数要素のソール構造の分解図である。なお、ソール外枠はアッパーを形成する一体部分を有し、これは他の実施形態でも取付け可能である。 図1に示すソール構造の部分的に組み立てられた部分の図である。ソール外枠と外底が組み合わされている。 ウェブ又はメッシュがソール外枠と係合して所定位置にある、組み立てられた図1のソール構造の図である。 完全に組み立てられた図1の構造の図である。 本発明の一実施形態によるソール構造を組み入れた履物1点の透視側面図である。 図6aは、本発明の一実施形態によるソール構造の正面断面図である。図6b及び図6cは、図6aの構造の構成要素を示す図である。 図7aは、本発明の一実施形態を組み入れた、履物1点を示す図である。図7bから図7eは、図7aの履物の構造のさまざまな構成要素を示す図である。 本発明の一代替実施形態によるソール構造の分解図である。ソール外枠が、一体成形された可撓性エラストマーのウェブ又はメッシュ支持体を含む。 図8Aは、図8のソール構造の、特にメッシュパターンの上部平面図である。 は、本発明の一実施形態による、履物1点に組み入れられたソール構造の一代替構成の図である。 図10aは、本発明のさらなる一実施形態による、組み立てたソール構造の断面図の前部を示し、図10bは、その分解図である。 平均g値を比較したグラフである。 平均ER値を比較したグラフである。 図11及び図12のグラフの平均ER値と平均g値の比(Er:g)を比較したグラフである。
本発明は2つの実施形態に関連して説明されるが、本発明の範囲はそれら実施形態のみに制限されるものではないことを理解されたい。
本発明を具現化する履物の4例をそれぞれ図1〜図4、図5〜図6、図7、図8〜図10に示す。
図1〜図4は、別々に成形されたウェブ/メッシュを他の2点の要素とともに示しており、他の2点とは、中心主要体(図1〜図4に示すように金型内アッパー靴ストラップも含み得る)、及び自体が高密度材料であって、湾曲した補強耳部を含むソールであり、該耳部は交差剛性を提供して、所定位置にかけられたウェブ/メッシュからの張力下で靴が内側につぶれるのを防ぐ。
ソール基部を中心体の嵌め合わせリップ内に接合するだけで、ウェブとソール基部との間に十分な空間/間隙が存在して、ウェブが足の重量下で撓むことができる。ソール基部は、典型的にはおよそ65Dの高密度ポリウレタンエラストマーであって、ソールのアウターがウェブの予張力又はウェブにかかる足の重量のいずれかの下で内側につぶれないように保護することができる。これは全体として、あとはフックやループ留め具などの留め具機構、及び随意の芯を加えるだけで完成品となる、完璧なサンダルとなる。
なお、本発明の1又は複数の代替実施形態は、直立した又は垂直方向の外縁部又はへり(例えばアウターソール又は外底)とソール基部とを一体成形する。接合が問題であれば、代わりに、これらをオーバー成形して一体要素にすることができる。エラストマーウェブ/メッシュは、前述したように、エラストマーのループによって基部に連接されることができる。
ウェブ/メッシュは、格子風パターン若しくは六角形のウェブなどの幾何学的配置、又は、特に足の荷重を吸収するように設計されたより「有機的」若しくは不規則な構成/パターンを有することができる。
また、この履物の金型は、図1〜図4に例として示すように、典型的なレザー靴若しくはランナー靴風の設計、又はサンダルの設計などアッパー(靴上部)を随意に含むこともできる。
例として用いている前側及び後側のストラップ対は、単一要素の中心体のショット成形又はオーバー成形の設計プロセスに含めることができ、金型の配置は平坦にも、ウェブ/メッシュに対しストラップ対をほぼ90度とすることもできる。
代わりに、前側及び後側のストラップ対を省き、他の典型的な一般的なスタイルのアッパー、例えばランナー靴などのアッパーをウェブ靴のウェブ/メッシュ、アウター、及びソールの設計概念に組み入れることもできる。
これらの靴上部/アッパーは中心体の外側上側部分に既知の一般的な手段によって接合することができる。
本発明を具現化する履物構造の第2の例を図5及び図6に示す。この構造システムは、同種のウェブ/メッシュを利用するが、メッシュの端部ループが、靴のアウター又はカバーの両側の「櫛」状構造の耳部にかかる。
この「櫛」は一般には金属ラチス(材料はカーボン又は硬質の強化された射出成形プラスチックなどの合成材料であってもよい)であり、ウェブの端部ループ用の上側部分の耳部、及びソール/カバー外側の対応するスロット内に嵌る下側部分の歯からなる。次いでウェブが張り渡され、端部ループが両側の櫛にかけられると、ウェブ/メッシュは予張力下に置かれて、ソール基部にまで撓み過ぎることなく足の重量を適切に吸収することができる。
本発明を具現化する履物構造の第3の例の実施形態を図7に示す。この構造システムは、前述の第2の例と似ているが、既存の履物の製法により適する、より容易な製造の利点を有する。この第3の実施形態は、靴両側の櫛状構造ではなく、簡単なペグと穴の構成を用いる。
ソールは、ソールを横方向に渡る向きの水平方向部分を含むU字型の金属ワイヤ(又は剛性材料)ペグを含む。ウェブ/メッシュ/ネットがペグに張り渡されると、提供される剛性により、靴が内側につぶれるのが防止される。U字型ペグの垂直方向部分は、H字型の靴中間部分の嵌め合わせ穴に入るように設計される。H字型中間部分は全体的にウェブ/メッシュ/ネットを含み、ペグ穴を含むウェブ/メッシュ/ネットエラストマーの垂直方向部分に囲まれる。
(ワイヤペグを有する)下側ソール部分は、(穴を有する)H字型中間部分内に下から嵌り、その上に靴アッパーが嵌る。H字型中間部分は外向きに引っ張られてソールの対応するペグに上から嵌り、それによってウェブ/メッシュ/ネットに予伸長が加わって足重量の支持が補助される。
本発明を具現化する履物構造の第4の例の実施形態を図8、図8A、図9、及び図10に示す。この構造システムは、前述した第2及び第3の例と似ているが、より簡単明瞭な製造方法を有し、U字型金属ワイヤなどの追加の構造補助をなんら必要としない。この方法は「H字」型断面の成形を必要とし、「H字」の外側垂直方向部分は成形エラストマー/ゴム/ウレタンであり、「H字」の水平方向部分はウェブ/メッシュであり、同じ材料から一体要素に成形される。一体要素として成形されると説明したが、ウェブ/メッシュを別に成形して、垂直方向へり部分をオーバー成形するか、又はその逆か、又はそれらの組合せも可能である。
本発明の各実施形態においてウェブ/メッシュは予張力がかかっている。この予張力がなければ、ウェブ−メッシュは、足を通じて人の体重がかかったときに、ウェブ−メッシュと地面又は外底上面との間の短い距離内でウェブ/メッシュが十分に抵抗を提供することなく、簡単にソール基部まで撓んでしまう。
予張力は、ウェブが不必要な張りを要するという意味ではなく、単に、重量が加わる前に弛ませずウェブに覚えさせておくことを意味する。したがって、ウェブと垂直方向の外へりとが一体要素として成形され、ウェブはなおも十分な予張力を含み、ソールと上部を単に加えるだけ、ということが好ましい。
本発明を組み入れた履物の設計の多くの異なる組合せを組み入れて、履物の市場に適応することが可能である。例えば、サンダル、トラッド靴、ランナー靴、トレーナー靴、スニーカー、トング/フリップフロップ、ブーツなど。本発明の実施形態を用いた設計理念は、事実上どのような形態の外履きタイプにも適用できる。
本発明をより容易に理解して実用できるように、次に図1〜図3を参照する。
図1は、上述の本発明を具現化する履物の第1の実施形態の一例であり、3つの主要構成要素の後方からの斜視図であって、
(a)上段は、外側連接ループ5を有する斜め格子風パターン4の典型的なエラストマーウェブ/メッシュ1であり、
(b)中段は、前側ストラップ対6、後側ストラップ対7、耳部8、及び内側リップ9を含む一体成形品の中心体2であり、
(c)下段は、湾曲した並列ブレース支持体10を特徴とする高密度エラストマーソール3であり、高密度ソール3は、中心体2の底部の嵌め合わせリップ9に下から嵌って(上方向矢印参照)接合され(又は一体要素として成形され)、エラストマーウェブ1は、ウェブのループ5が対応する中心体2の耳部8の周りに伸びるように上から(下方向矢印参照)中心体2に嵌り、その結果ウェブ/メッシュ1は支持体10により大部分に予張力がかかって保持され、ウェブ/メッシュ1とソール3の間にはウェブ/メッシュ1が足の重量により撓み込む空間がなおも存在している。
図2は、説明した履物の同じ第1実施形態の一例であり、システム下側の2つの主要構成要素の後方からの斜視図であって、中心体2は前側ストラップ対6、後側ストラップ対7、及び耳部8を含む一体成形品であり、下方から挿入され、高密度エラストマーソール3は湾曲した並列ブレース支持体10を特徴とし、高密度ソール3は中心体2の底部の嵌め合わせリップに下から嵌って接合されている。製造において、要素2及び3(中心体2及びエラストマーソール3)を一体要素として成形して、これらの接合を不要にすることも可能である。
図3は、説明した履物の同じ第1の実施形態の一例であり、履物の3つの主要構成要素の後方からの斜視図である。
(a)一番上には、外側連接ループ5を有する斜め格子パターン4の典型的なエラストマーウェブ/メッシュ1があり、
(b)真ん中には、前側ストラップ対6、後側ストラップ対7、及び耳部8を含む一体成形品の中心体2があり、
(c)一番下には、見えないが、高密度エラストマーソールがあり、該高密度ソールは、中心体2の底部の嵌め合わせリップに下から嵌って接合され、エラストマーウェブ/メッシュ1は、ウェブ/メッシュのループ5が対応する中心体2の耳部8の周りに伸びるように上から中心体2に嵌り、その結果ウェブ/メッシュ1はソール支持体の強度により大部分に予張力がかかって保持され、ウェブ/メッシュ1とソールの間にはウェブ/メッシュ1が足の重量により撓み込む空間がなおも存在している。
図4は、説明したソール構造の同じ第1の実施形態の一例であり、システムの3つの主要構成要素の前方からの斜視図であって、(a)一番上には、外側連接ループ5を有する斜め格子風パターン4の典型的なエラストマーウェブ又はメッシュ1があり、(b)真ん中には、着用位置へと折られた前側ストラップ対6及び後側ストラップ対7、並びに耳部8を含む一体成形品の中心体2があり、(c)一番下には、見えないが、高密度エラストマーソールがあり、該高密度ソールは、中心体2の底部の嵌め合わせリップに下から嵌って接合され、エラストマーウェブ又はメッシュ1は、ループ5が対応する中心体2の耳部8の周りに伸びるように上から中心体2に嵌り、その結果ウェブ又はメッシュ1はソール支持体の強度により大部分に予張力がかかって保持され、ウェブ又はメッシュ1とソールの間にはウェブ/メッシュ1が足の重量により撓み込む空間がなおも存在している。
図5は、説明した構造の第2の実施形態の一例であり、(靴の両側)の「櫛」構造28からなるウェブ又はメッシュ支持システムが取り付けられた高密度エラストマーカバー/アウター30を示す構造の側面図であり、該櫛28の下側部分はカバー/アウター30の嵌め合わせスロットに挿入される「歯」24を含み、その上側部分はウェブ又はメッシュ20の端部ループ22を保持する。櫛28の歯24がカバー/アウター30に挿入されると、ウェブ又はメッシュ20は横方向に張り渡され、櫛28支持体の上部耳部にかけられた端部ループ22により予張力下で所定位置に保持される。
図6は、図5で説明したウェブ靴の同じ第2の実施形態の一例であり、図5の構造の3つの分解断面説明図であって、カバー/アウター30の両側に「櫛」構造28からなるウェブ支持システムが取り付けられた高密度エラストマーカバー/アウター30を示し、該櫛28の下側部分はカバー/アウター30の嵌め合わせスロット26に挿入される「歯」24を含み、該櫛28の上側部分はウェブ又はメッシュ20の端部ループ22を保持する。櫛28の歯24がカバー/アウター30のスロット26に挿入されると、ウェブ又はメッシュ20は横方向に張り渡され、櫛28支持体の上部耳部にかけられた端部ループ22により軽い予張力下で所定位置に保持される。
図7は、説明した構造の第3実施形態の一例であり、システム40の3つの側面図と2つの断面図である。上段の側面図は、完全なシステム40を示し、その下の2つの側面図は、中間部全体にわたりメッシュ20を含み、外周の周りにペグ穴42を含む垂直方向縁部分を有するH字型断面中間部分48の詳細な側断面図を示す。また、U字型金属又は剛性ワイヤペグ46を含む高密度エラストマーソール44も示す。ペグ46の水平方向部分は、横方向の剛性を提供してウェブ又はメッシュ20が予め引っ張られるのを許容し、ペグ46の垂直方向部分はその上のH字型部分48の嵌め合わせ凹所であるペグ穴42に入る。
図8及び図8Aは、説明した構造の第4の最も簡単な実施形態の一例を示し、ウェブ靴の下側靴部分の2つの主要要素の分解斜視図(図8)と上部平面図(図8A)である。部分90は、(水平方向の)中間部全体にウェブ/メッシュ20を含み、外周80の周りに垂直方向縁部分を有する一体成形されたH字型部分(又はツーピース・オーバー成形されたH字型部分)である。また、外周の周りの垂直方向縁部分80に下から嵌って取り付けられる、一般に高密度のエラストマーソール88も示す。製造においては、要素88と80を一体要素として一緒に成形し、ウェブ/メッシュ20をオーバー成形して、これらの要素を接合する必要性を不要とすることも、もちろん可能である。
図9は、説明したウェブ靴の同じ第4の最も簡単な実施形態の一例を示し、ソールが平らなスニーカー風の例の側面図である。ここでは、部分90を表している図8に示したウェブ/メッシュ靴の下側靴部分に取り付けられた靴アッパー100を示し、該部分90は、(水平方向の)中間部全体にウェブ/メッシュ20を含み、外周の周りに垂直方向縁部分80を有する一体成形されたH字型部分(又はツーピース・オーバー成形されたH字型部分)を含んでいる。また、外周の周りの垂直方向縁部分80に下から嵌って取り付けられる、一般に高密度のエラストマーソール88も示す。
図10は、説明した構造の同じ第4の最も簡単な実施形態の一例を示し、図9のソールが平らなスニーカー風の例の断面図である。左側は、互いに嵌められたシステムであり、右側は同じ靴システムの分解断面図である。いずれも、靴アッパー100、及びウェブ/メッシュ20を中間部全体に(水平方向に)含み、外周の周りに垂直方向縁部分80を有する一体成形されたH字型部分90(又はツーピース・オーバー成形されたH字型部分)を示す。また、外周の周りの垂直方向縁部分80に下から嵌って取り付けられる、一般に高密度のエラストマーソール88も示す。
さらに、ウェブ/メッシュ20を覆う随意の薄い上部発泡体パッド120(典型的にはEVA又はシリコーン発泡体)、及びウェブ/メッシュ20が高重量荷重を吸収するのを補助する随意の底部発泡体パッド140(典型的にはEVA又はシリコーン発泡体)を示す。
随意の薄い上部発泡体パッド120は、ウェブ/メッシュ又はウェブ/メッシュ外周によって支持される、装具として形成されたパッド、又はさらに高密度の材料であり得ることも可能である。
ウェブ/メッシュは、中心区域の周りに外周区域を形成することができ、中心区域はウェブ/メッシュの材料とは異なる材料であるか、又はウェブ/メッシュと同じ材料であるが材料のグレードが異なるか、又は(1又は複数の)異なる厚さであるか、又はウェブ/メッシュの物理的特性とは異なる少なくとも1つの物理的特性を有するか(その「ばね」、伸長度又は復元力など)、又はウェブ/メッシュタイプの材料ではなくソリッドである。なお、ウェブ/メッシュは織物又は成形品のエラストマー材料であり得る。
本発明の範囲又は領域から逸脱することなく、設計及び構造の詳細をさまざま変更することができる。
反発(歩行の際の跳ね返り又は快適性)など、履物の性能特徴は、次のパラメータにより測定することができる。
(a)衝撃吸収(「g」) 減速の単位であり、より低い衝撃(g値)は一般に、着用者にとってのより柔らかいソール、及びより快適であることを示す。したがって、g値が低いほうが快適性には良い。
(b)エネルギーリターン(ER) 快適性の点では重要ではないが、高いER値はユーザーの足の運びに「ばね」を提供する。そのような「ばね」は、ユーザーのエネルギー消費を軽減し、衝撃の影響も軽減する。エネルギーリターン値が高いことは、クッション材料が足の下で「踏み固められる」ことに対する抵抗の指標でもある。ER値が高いほうが、エネルギー消費の軽減に良い。
履物の種類によって「g」値と「ER」値は異なる。一般に、「g」値が低い材料は「ER」値も低い。台湾の「靴類及び運動レクリエーション技術研究センター」で、本発明の一実施形態について独立比較検定を実施した。この検定から次のデータが得られた。

Figure 0006655127
図11は、上の表の平均g値を比較したグラフを示す。図12は、上の表の平均ER値を比較したグラフを示す。図13は、図11及び図12のグラフの平均ER値と平均g値の比(Er:g)を比較したグラフを示す。
図11のグラフは、検定した本発明の履物の実施形態の衝撃吸収能力が、比較した靴の平均よりも低いg値を有することを明らかにしている(ランニング靴の平均g値=12、トレーナー靴及びスポーツ靴の平均g値=16.5、カジュアル靴の平均g値=15.5、タウン/フォーマル靴の平均g値=35)。検定した本発明の実施形態(「Elastoweb(商標)」と称される)のg値は、g=11.5と記録された。低いg値は、より快適性が高い靴を示す。
図12のグラフは、検定した本発明の実施形態の同じ「Elastoweb(商標)」の靴のエネルギーリターン(ER)値が、グラフ内の比較した履物カテゴリーの平均値の全部よりも大きいことを明らかにしている。非常に大きいER値は、着用者に戻るより大きいエネルギーリターン又は「ばね」効果を示し、それによって歩行がより疲れにくくなる。
図13のグラフでは、所与の量の衝撃吸収に対し着用者に戻される跳ね返り量を、ER値とg値の比で表している。要するに、吸収されたエネルギーに対する戻されたエネルギーの相対的な値、すなわち、どれだけのエネルギーが吸収されたかと比較してどれだけのエネルギーが戻されたか、である。図13のグラフは、本発明の「Elastoweb(商標)」の変形は、グラフ内の比較した履物カテゴリーの平均値と比較して、吸収された衝撃に対しより大きいエネルギーリターンを有することを明白に表している。

Claims (13)

  1. 履物のエネルギーリターンソール構造であって、
    前記エネルギーリターンソール構造が、接地有するアウターソールを含み、
    前記エネルギーリターンソール構造が、前記履物の着用者の足用の吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体を含み、
    前記アウターソールが吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体の外周部の周りに成形されてなるものであり、
    前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体が可撓性であり且つ相互に交差する横断線及び斜行線によって画成される複数の三角形からなるパターンが一体的に形成されてなる構造を有し
    前記エネルギーリターンソール構造が、前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体と前記アウターソールの間の間隙空間内に発泡体又はクッション材料を含み、前記間隙空間は使用中に前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体が前記間隙空間内に撓み込むことを可能にしており
    前記発泡体又はクッション材料が、前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体が下向きに張力をかけられ撓んでいる間、前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体の増加した内側への張力に起因する内側への撓みに抵抗するように前記外周部を支持している、エネルギーリターンソール構造。
  2. 前記発泡体又はクッション材料が前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体の下に開又は閉セルの発泡体又はクッション材料を含んで衝撃緩衝を提供する、請求項1に記載のエネルギーリターンソール構造。
  3. 前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体はソール基部を横断して引っ張られている、請求項1又は2に記載のエネルギーリターンソール構造。
  4. 前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体は、一体又は複数要素の成形された構成要素である、請求項1からのいずれか一項に記載のエネルギーリターンソール構造。
  5. 前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体は、射出成形されている、請求項に記載のエネルギーリターンソール構造。
  6. 前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体は、ポリウレタン熱可塑性エラストマーを含んでいる、請求項4又は5に記載のエネルギーリターンソール構造。
  7. 前記成形は、前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体と前記外周部の両方とも同じ材料からのシングルショット射出成形であるか、又は前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体と前記外周部に異なる材料を用いるツーショット・オーバー成形法であって、ツーショット・オーバー成形法の間に前記異なる材料が接合されるツーショット・オーバー成形法である、請求項1に記載のエネルギーリターンソール構造。
  8. 前記アウターソール及び前記吊りエラストマーウェブソール構造を形成し、予張力は前記ソール構造が成形された後も維持されている、請求項1から7のいずれか一項に記載のエネルギーリターンソール構造。
  9. 前記ウェブ又はメッシュ支持体は、30〜120ショアーAのジュロメーター値を有している、請求項6に記載のエネルギーリターンソール構造。
  10. 前記ジュロメーター値は、80ショアーAから95ショアーAである、請求項に記載のエネルギーリターンソール構造。
  11. 前記吊りエラストマーウェブ又はメッシュ支持体は、外周区域を中心区域の周りに有しており、前記中心区域は異なる材料であるか、又は材料のグレードが異なるか、又は前記外周区域の物理的特性とは異なる少なくとも1つの物理的特性を有している材料である、請求項1から10のいずれか一項に記載のエネルギーリターンソール構造。
  12. 請求項1から11のいずれか一項によるエネルギーリターンソール構造を含む、履物。
  13. 請求項12に記載の履物であって、靴、ブーツ、トレーナー靴若しくはランニング靴、又はサンダルである、履物。
JP2018106221A 2012-10-30 2018-06-01 履物の改良 Active JP6655127B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2012904759 2012-10-30
AU2012904759A AU2012904759A0 (en) 2012-10-30 Improvements in shoes
AU2013902424A AU2013902424A0 (en) 2013-07-01 Improvements in Shoes
AU2013902424 2013-07-01

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015538214A Division JP2015536174A (ja) 2012-10-30 2013-10-30 履物の改良

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018149367A JP2018149367A (ja) 2018-09-27
JP6655127B2 true JP6655127B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=50626214

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015538214A Pending JP2015536174A (ja) 2012-10-30 2013-10-30 履物の改良
JP2018106221A Active JP6655127B2 (ja) 2012-10-30 2018-06-01 履物の改良

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015538214A Pending JP2015536174A (ja) 2012-10-30 2013-10-30 履物の改良

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20150250259A1 (ja)
EP (1) EP2914142A4 (ja)
JP (2) JP2015536174A (ja)
KR (1) KR102267752B1 (ja)
CN (1) CN105188445B (ja)
AU (1) AU2013337597B2 (ja)
MY (1) MY170492A (ja)
NZ (1) NZ708512A (ja)
WO (1) WO2014066940A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT508654B1 (de) * 2009-10-19 2011-03-15 Enaergy En Fuer Den Alltag Gmbh Schuhsohle mit einem fussbett
US20150250259A1 (en) * 2012-10-30 2015-09-10 Graeme Scott Attey Footwear Sole Structure with Suspended Elastomeric Web or Mesh Support
US9789651B2 (en) * 2014-01-09 2017-10-17 Siemens Product Lifecycle Management Software, Inc. Method for structure preserving topology optimization of lattice structures for additive manufacturing
JP2016054991A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 三福工業株式会社 シューズ用ソール材およびシューズ用中敷材
EP3244766B1 (en) * 2015-01-12 2022-06-29 Under Armour, Inc. Sole structure with bottom-loaded compression
EP3744202A1 (en) * 2015-03-10 2020-12-02 Nike Innovate C.V. Midsole component and outer sole members with auxetic structure
US9930927B2 (en) 2015-06-02 2018-04-03 Under Armour, Inc. Footwear including lightweight sole structure providing enhanced comfort, flexibility and performance features
KR101760432B1 (ko) * 2015-07-09 2017-07-21 김희경 기능성 신발 하부 구조체
KR101711298B1 (ko) * 2015-09-03 2017-03-03 동명대학교산학협력단 쾌적한 기능성 깔창
CA3015775A1 (en) * 2016-02-25 2017-08-31 Plae, Inc. Insole with suspended mesh surface
US10694810B2 (en) * 2016-04-14 2020-06-30 Reebok International Limited Articles of footwear comprising a midsole with a winding and methods of making the same
CN105768348A (zh) * 2016-05-15 2016-07-20 晋江亿仁鞋业有限公司 鞋底
CN106108241B (zh) * 2016-06-23 2017-10-27 李宁体育(上海)有限公司 一种可延展易变形的鞋底结构及鞋
CN106108244B (zh) * 2016-08-12 2019-06-04 特步(中国)有限公司 一种4d动态缓冲结构以及采用该缓冲结构制作的鞋
GB201617777D0 (en) * 2016-10-20 2016-12-07 C & J Clark International Limited Articles of footwear
US10098409B1 (en) * 2017-05-25 2018-10-16 Nike, Inc. Pre-tensioned article and method of making
USD828983S1 (en) * 2017-08-31 2018-09-25 Nike, Inc. Shoe upper
CN116158588A (zh) 2017-08-31 2023-05-26 耐克创新有限合伙公司 鞋类物品的鞋底结构和相关方法
EP3675668B1 (en) 2017-08-31 2022-12-14 NIKE Innovate C.V. Sole structure of an article of footwear and related methods
US20190231029A1 (en) * 2018-01-30 2019-08-01 The North Face Apparel Corp. Footwear
EP3758537A1 (en) * 2018-02-26 2021-01-06 Ecco Sko A/S A sole for a shoe
WO2019232481A2 (en) * 2018-05-31 2019-12-05 S-Ride, LLC Suspension membranes, footwear including the same, footwear components, and related methods
CN112804905A (zh) * 2018-08-08 2021-05-14 耐克创新有限合伙公司 包含网状物的鞋类物品的鞋底夹层结构
CN108813804B (zh) * 2018-08-22 2024-01-05 信泰(福建)科技有限公司 一种多硬度鞋底胚及鞋底
USD861301S1 (en) * 2019-02-07 2019-10-01 Skechers U.S.A., Inc. Ii Shoe midsole periphery
WO2020176997A1 (en) * 2019-03-07 2020-09-10 Lululemon Athletica Canada Inc. Footwear having a suspended elastic membrane
US11612212B2 (en) * 2019-05-30 2023-03-28 Nike, Inc. Sole structure for an article of footwear
KR102045775B1 (ko) * 2019-06-25 2019-11-18 (주)영창에코 신발창 제조 방법
USD904739S1 (en) * 2019-07-08 2020-12-15 Puma SE Shoe
USD929098S1 (en) * 2019-07-12 2021-08-31 Ijh A/S Sole for shoe
USD962618S1 (en) * 2019-12-05 2022-09-06 Ijh A/S Outsole for footwear
USD1002165S1 (en) * 2020-03-06 2023-10-24 Ecco Sko A/S Sole
EP4125484A1 (en) 2020-03-29 2023-02-08 NIKE Innovate C.V. Sole structure of an article of footwear
US10918163B1 (en) * 2020-04-25 2021-02-16 Daniel R. Blondeau One piece footwear
USD993597S1 (en) * 2020-06-10 2023-08-01 Ijh A/S Outsole for footwear

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US735290A (en) * 1903-02-07 1903-08-04 Chandley Earl Phelps Snow-shoe.
US1154347A (en) * 1915-01-18 1915-09-21 Goldwin S Sprague Snow-shoe.
US3798801A (en) * 1973-01-05 1974-03-26 Louis A Gros Emergency snowshoes in particular for stranded snowmobilers
US5070629A (en) * 1989-10-26 1991-12-10 Hyde Athletic Industries, Inc. Sweet spot sole construction
US5561920A (en) * 1989-10-26 1996-10-08 Hyde Athletic Industries, Inc. Shoe construction having an energy return system
GB9020014D0 (en) * 1990-09-13 1990-10-24 Gola Lamb Ltd Footwear
US6589630B1 (en) * 1995-03-23 2003-07-08 William R. Crow Performance enhancing shoe components and methods
US5729917A (en) * 1996-01-04 1998-03-24 Hyde Athletic Industries, Inc. Combination midsole stabilizer and enhancer
US5680714A (en) * 1996-07-08 1997-10-28 Lopez; Randy Gerald Trampoline effect athletic shoe having elastic sole return strips
IT243646Y1 (it) * 1997-07-09 2002-03-05 Interplastica Srl Elemento intermedio per calzature
US6601321B1 (en) 2000-05-04 2003-08-05 Michael Kendall Devices for suspending a foot within a shoe, and shoes incorporating such devices
US7254906B2 (en) * 2003-02-24 2007-08-14 Kwame Morris Foot cushioning construct and system for use in an article of footwear
US7013581B2 (en) * 2003-06-11 2006-03-21 Nike, Inc. Article of footwear having a suspended footbed
US6931766B2 (en) * 2003-11-12 2005-08-23 Nike, Inc. Footwear with a separable foot-receiving portion and sole structure
US7207125B2 (en) * 2003-11-26 2007-04-24 Saucony, Inc. Grid midsole insert
US7913423B2 (en) * 2005-02-14 2011-03-29 Johnson Technologies Corporation Ergonomic insole
US7937854B2 (en) * 2005-11-08 2011-05-10 Nike, Inc. Article of footwear having force attenuation membrane
WO2008115824A1 (en) * 2007-03-16 2008-09-25 Grant Delgatty Attachment system for shoe uppers
WO2008117734A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Kaneka Corporation 軟質発泡体、成形体、および該成形体からなる衝撃吸収体
US20090126224A1 (en) * 2007-11-19 2009-05-21 Greene Pamela S Differential-stiffness impact-attenuation members and products including them
US8677655B2 (en) * 2010-01-19 2014-03-25 Ming Te Chen Shoe with anti-slip device
US20120017470A1 (en) * 2010-07-22 2012-01-26 Kung-Sheng Pan Paddle slipper that offers wearing comfort
TWM445358U (zh) * 2012-06-28 2013-01-21 Qiong-Mei Tang 鞋台及以該鞋台製成的鞋體
US20150250259A1 (en) * 2012-10-30 2015-09-10 Graeme Scott Attey Footwear Sole Structure with Suspended Elastomeric Web or Mesh Support

Also Published As

Publication number Publication date
US20150250259A1 (en) 2015-09-10
KR20150082343A (ko) 2015-07-15
EP2914142A4 (en) 2016-06-29
MY170492A (en) 2019-08-08
EP2914142A1 (en) 2015-09-09
CN105188445B (zh) 2017-03-01
JP2015536174A (ja) 2015-12-21
CN105188445A (zh) 2015-12-23
AU2013337597B2 (en) 2017-03-02
AU2013337597A1 (en) 2015-06-11
JP2018149367A (ja) 2018-09-27
NZ708512A (en) 2018-03-23
WO2014066940A1 (en) 2014-05-08
KR102267752B1 (ko) 2021-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6655127B2 (ja) 履物の改良
US20220256967A1 (en) Sports shoe and method for the manufacture thereof
CN110662447B (zh) 预张紧制品及其制造方法
US7565754B1 (en) Article of footwear having a cushioning sole
JP5909032B1 (ja) 靴のアッパー
US7013581B2 (en) Article of footwear having a suspended footbed
US5561920A (en) Shoe construction having an energy return system
US20140360052A1 (en) Article of footwear, elements thereof, and related methods of manufacturing
US7621057B1 (en) Cushioning system for a shoe
CN107072350A (zh) 鞋底结构具有多个部件的制品
KR20120101776A (ko) 탈부착이 가능한 신발 밑창
US20210127784A1 (en) Rail cushion tracts
JP2019500088A (ja) 主としてシューズ用のミッドソール又はインソール
KR101250517B1 (ko) 신발 깔창
CN104039189B (zh) 鞋垫和包括该鞋垫的吸震鞋
TWM507192U (zh) 具有懸浮彈性體網、網格或網狀物支撐的鞋底結構
KR100576381B1 (ko) 깔창이 구비된 신발
KR101747161B1 (ko) 스트레칭 효과가 있는 기능성 신발
JP2012235892A (ja) ヒールを有する靴の中底とこれを用いた靴
CN102429398B (zh) 摇篮式减震防扭伤鞋底
CN219613187U (zh) 一种弹性鞋底
CN214386312U (zh) 超高弹性缓震结构及包含该缓震结构的鞋底、鞋子
US20040211087A1 (en) Shoe having improved impact cushioning and shock absorption
KR200453698Y1 (ko) 스텝퍼 신발
KR20120056377A (ko) 블록형 탄성체가 결합된 신발

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6655127

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250