JP6654546B2 - 盗難監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業車の盗難を監視する盗難監視システムに関する。
上記のような盗難監視システムは、農作業車等の作業車の盗難を監視するものであり、盗難警報設定時間内にエンジンが始動されると、盗難があったとして警報を行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載のシステムでは、盗難警報設定時間が、例えば、早朝や夜間等、作業車にて作業を行わない時間に設定されている。そして、盗難警報設定時間内には、通常、作業車のエンジンが始動されることがないので、盗難警報設定時間内にエンジンが始動されることで、盗難があったとして警報を行っている。
特開2008−222179号公報
上記特許文献1に記載のシステムでは、盗難警報設定時間内にエンジンが始動されることで、警報を行うので、使用者が作業車にて作業を行っている場合でも、誤って警報が行われることがある。例えば、作業状況等によっては、通常よりも早く作業を始めたい場合もあり、このときには、早朝等の盗難警報設定時間内に作業車のエンジンを始動することになり、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうことになる。また、夜間等の盗難警報設定時間内まで作業が延長される場合もあり、このときにも、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうことになる。
ちなみに、早朝や夜間に作業を行う場合に、盗難警報設定時間を早朝や夜間を除外するように変更設定する等の操作を作業者が行うことで、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうという問題の発生を防止することができる。しかしながら、作業者の操作忘れが生じる可能性があり、また、早朝や夜間等に作業を行う度に、盗難警報設定時間を変更設定する操作を行わなければならず、作業者に大きな負担をかけてしまうことになる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、作業者に大きな負担をかけることなく、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうことを防止しながら、作業車の盗難を監視することができる盗難監視システムを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、作業時間帯を設定自在な作業時間帯設定部と、
作業車の稼動開始時刻及び稼動終了時刻を検知する時刻検知部と、
前記時刻検知部にて検知する稼動開始時刻から稼動終了時刻までの稼動時間帯と前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯とが重複する重複状態であるか又は非重複状態であるかを判定する判定部と、
その判定部にて前記非重複状態であると判定された場合に、前記作業車の盗難を報知し、前記判定部にて前記重複状態であると判定された場合に、前記作業車の盗難を報知しない報知部とが備えられている点にある。
本構成によれば、例えば、通常よりも早く作業を始めた場合には、稼動終了時刻が作業時間帯の開始時点よりも後になることで、作業時間帯と稼動時間帯とが重複することになる。よって、判定部が重複状態であると判定することになり、報知部による報知を行わない。作業が通常よりも延長した場合には、稼動開始時刻が作業時間帯の終了時点よりも前になることで、作業時間帯と稼動時間帯とが重複することになる。よって、判定部が重複状態であると判定することになり、報知部による報知を行わない。このように、通常よりも早く作業を始めた場合でも、通常よりも作業が延長した場合でも、報知部による報知を行わず、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうことを防止することができる。
一方、作業時間帯以外の時間帯内に稼動開始及び稼動終了されると、作業時間帯と稼動時間帯とが重複しないことになり、判定部が非重複状態であると判定し、作業車の盗難が発生したとして、報知部にて作業車の盗難を報知することができる。
このようにして、判定部が作業時間帯と稼動時間帯とが重複する重複状態か非重複状態かを判定し、その判定部の判定結果に応じて、報知部による報知を行うか否かを決定することで、作業者に新たな負担をかけることなく、盗難ではないにもかかわらず、警報されてしまうことを防止しながら、作業車の盗難を監視することができる。
本発明の第2特徴構成は、作業時間帯を設定自在な作業時間帯設定部と、
作業車の稼動開始時刻及び稼動終了時刻を検知する時刻検知部と、
前記時刻検知部にて検知する前記稼動開始時刻が前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯よりも前となる第1状態、及び、前記時刻検知部にて検知する前記稼動終了時刻が前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯よりも後となる第2状態を判定する判定部と、
その判定部にて第1状態又は第2状態と判定された場合に、前記作業車の盗難を報知する報知部と、
その報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択自在な選択部と、
前記作業車の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部にて取得する前記作業車の位置情報に基づいて、基準地点に対する前記作業車の位置情報までの距離情報を検出する距離情報検出部とが備えられ、
前記選択部は、前記距離情報検出部にて検出する距離情報に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている点にある。
本構成によれば、選択部は、報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択することができるので、常に1つの報知形態にて作業車の盗難を報知するのではなく、例えば、報知レベルが異なる複数の報知形態から選択された報知形態にて作業車の盗難を報知することができる。
稼動開始時刻が作業時間帯よりも前となる第1状態、及び、稼動終了時刻が作業時間帯よりも後となる第2状態となる場合に、例えば、基準地点から作業車の位置情報までの距離が離れる程、作業車の盗難の可能性が高くなることが想定されるので、選択部は、距離情報検出部にて検出する距離情報に応じて、報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択している。
これにより、選択部は、基準地点から作業車の位置情報までの距離情報が離れる程(大きくなる程)、報知レベルを上げるように、複数の報知形態から報知部による報知形態を選択することができる。よって、例えば、何らかの理由で使用者が作業車を基準地点から少し移動させた場合には、報知レベルが低い報知形態を選択することができ、盗難ではないにもかかわらず、使用者に対して過剰な報知を行うのを防止することができる。しかも、使用者は、報知部による報知形態がどんな報知レベルの報知形態であるかを認識することによって、基準地点から作業車の位置情報までの距離情報や、作業車の盗難の可能性を把握することもでき、作業車の盗難に対する処置を適切に行うことができる。
本発明の第3特徴構成は、第1特徴構成において、前記報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択自在な選択部と、
前記作業車に対する作業者の操作情報を取得する操作情報取得部と、
その操作情報取得部にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを作成する操作パターン作成部と、
前記報知部による報知を行う際に前記操作情報取得部にて取得する操作情報と前記通常の操作パターンとを比較する比較部とが備えられ、
前記選択部は、前記比較部による比較結果に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている点にある。
また、本発明の第4特徴構成は、第2特徴構成において、前記作業車に対する作業者の操作情報を取得する操作情報取得部と、
その操作情報取得部にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを作成する操作パターン作成部と、
前記報知部による報知を行う際に前記操作情報取得部にて取得する操作情報と前記通常の操作パターンとを比較する比較部とが備えられ、
前記選択部は、前記比較部による比較結果に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている点にある。
本構成によれば、操作パターン生成部は、操作情報取得部にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを作成するので、通常の操作パターンは、作業者が作業車を走行させるときにどのような操作を行うかの操作パターンを示すものとなる。比較部は、報知部による報知を行う際に操作情報取得部にて取得する操作情報と通常の操作パターンとを比較することで、通常の操作パターンに対して操作情報がどの程度異なるかを把握することができる。
作業車を走行させるときの操作パターンは人によって異なることから、比較部の比較結果から、作業車を操作しているのが作業者であるか又は作業者以外の人物であるかを把握することができる。そこで、選択部は、比較部による比較結果に応じて、複数の報知形態から報知部による報知形態を選択することで、例えば、作業車を操作しているのが作業者であると想定されるときの報知形態と、作業車を操作しているのが作業者以外の人物であると想定されるときの報知形態とを変化させることができる。よって、作業車の盗難の可能性が高い場合には、それに対応する報知レベルの報知形態を選択することができ、作業車の盗難の可能性が低い場合には、それに対応する報知レベルの報知形態を選択することができ、適切な報知形態にて作業車の盗難を報知することができる。
本発明の第特徴構成は、前記選択部による選択を行う際の選択条件を入力自在な人為操作式の選択条件入力部が備えられ、
前記選択部は、前記選択条件入力部にて入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている点にある。
本構成によれば、作業者が選択条件入力部を操作することで、選択条件を入力することができ、選択部は、その入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態から報知部による報知形態を選択することができる。これにより、どのような報知形態にて作業車の盗難を報知するかを作業者によって選択することができる。
盗難監視システムの概略構成を示す図 盗難監視システムのブロック図 第1実施形態におけるフローチャートを示す図 作業時間帯と稼動時間帯との関係、及び、報知の有無を示す図 第2実施形態におけるフローチャートを示す図 基準地点からの距離情報を示す模式図 報知レベル設定部による報知レベルの設定状態を示す表
本発明に係る盗難監視システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この盗難監視システム1は、図1に示すように、作業車10の盗難の発生を監視するものであり、作業車10の盗難の発生を監視する管理装置20が備えられている。盗難監視システム1は、作業車10の盗難が発生すると、作業車10にて警報を行うとともに、作業車10の盗難が発生したことを作業者の携帯端末30に報知するように構成されている。
図1では、作業車10として、トラクタを例示しているが、トラクタの他、田植機、コンバイン、土木・建築作業装置、除雪車等、乗用型作業車両に加え、歩行型作業車両も適用可能であり、各種の作業車が適用可能となっている。
管理装置20は、例えば、データベースを有する管理サーバ等から構成されており、携帯端末30は、例えば、スマートフォン等のモバイル端末から構成されている。携帯端末30については、タブレット型のパーソナルコンピュータ等でもよく、各種の携帯端末が適用可能である。
図2に示すように、作業車10には作業車用通信装置18が備えられ、管理装置20には管理装置用通信装置28が備えられ、携帯端末30には携帯端末用通信装置34が備えられている。そして、作業車10と管理装置20とは、作業車用通信装置18及び管理装置用通信装置28等によりインターネット回線等を介して各種の情報を通信可能に構成されている。また、管理装置20と携帯端末30とは、管理装置用通信装置28及び携帯端末用通信装置34によりインターネット回線等を介して各種の情報が通信可能に構成されている。
図2に示すように、作業車10には、測位用アンテナ11、作業時間帯設定部12、時刻検知部13、位置情報取得部14、操作情報取得部15、警報部16、選択条件入力部17、作業車用通信装置18等が備えられている。
測位用アンテナ11は、図1に示すように、衛星測位システムを構成する測位衛星2からの信号を受信するように構成されている。位置情報取得部14は、測位用アンテナ11にて受信する測位衛星2からの信号に基づいて、作業車10の位置情報を取得するように構成されている。ここで、作業車10の位置情報の取得方法については、例えば、測位衛星2からの信号から位置情報を取得する単独測位を適用することができる。この単独測位に限らず、測位衛星2からの信号に加えて、予め定められた基準点に配置される基準局における情報をも加味して、作業車10の位置情報を取得するDGPS(ディファレンシャルGPS測位)、RTK測位(リアルタイムキネマティック測位)等も適用可能であり、各種の測位方法にて作業車10の位置情報を取得可能である。
作業時間帯設定部12は、1日において、作業車10にて作業を行う作業時間帯を設定するように構成されている。作業時間帯設定部12は、人為操作式に構成されており、作業者が作業時間帯設定部12を操作することで、作業時間帯を設定できるようになっている。この作業時間帯設定部12と同様に、携帯端末30にも作業時間帯設定部31が備えられている。
時刻検知部13は、作業車10の稼動開始時刻及び稼動終了時刻を検知するように構成されている。図示は省略するが、作業車10には、稼動開始状態を検出可能なセンサ、及び、稼動終了状態を検出可能なセンサ等が備えられており、時刻検知部13は、それらのセンサの検出情報に基づいて、稼動開始状態を検出した時刻を作業車10の稼動開始時刻として検知し、稼動終了状態を検出した時刻を稼動終了時刻として検知するように構成されている。稼動開始状態を検出するセンサとしては、例えば、作業車10のキーによるエンジンの始動を検出するセンサや、作業開始時に操縦部のドアを開閉したことを検出するセンサ等が適用可能である。稼動終了状態を検出するセンサとしては、例えば、作業車10のキーによるエンジンの停止を検出するセンサや、作業終了時に操縦部のドアを開閉したことを検出するセンサ等が適用可能である。
操作情報取得部15は、作業車10に対する作業者の操作情報を取得するように構成されている。図示は省略するが、作業車10には、作業車10に対する作業者の操作状態を検出可能なセンサ等が備えられており、操作情報取得部15は、それらのセンサの検出情報に基づいて、作業車10に対してどのような操作を行ったかを示す操作情報を取得するように構成されている。例えば、操作情報としては、作業車10を走行させるときの変速装置における変速段数、作業車10を走行させるときのブレーキやクラッチの操作回数等を示す情報となっている。
警報部16は、管理装置20の報知部22により作業車10の盗難を報知する際に、警報ブザー等により警報作動を行うように構成されている。選択条件入力部17は、管理装置20の選択部23にて報知部22の報知形態を選択する際に、選択条件を入力自在に構成されている。選択条件入力部17は、人為操作式に構成されており、作業者が選択条件入力部17を操作することで、選択条件を入力できるようになっている。この選択条件入力部17と同様に、携帯端末30にも選択条件入力部33が備えられている。
管理装置20には、判定部21、報知部22、選択部23、操作パターン生成部24、比較部25、距離情報検出部26、報知レベル設定部27、管理装置用通信装置28等が備えられている。
判定部21は、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態であるか又は非重複状態であるかを判定するように構成されている。稼動時間帯は、作業車10の時刻検知部13にて検知する稼動開始時刻から稼動終了時刻までの時間帯となっている。作業時間帯は、作業車10及び携帯端末30の作業時間帯設定部12,31にて設定されている。
報知部22は、判定部21にて非重複状態であると判定された場合に、作業車10の盗難を報知し、判定部21にて重複状態であると判定された場合に、作業車10の盗難を報知しないように構成されている。
操作パターン生成部24は、作業車10の操作情報取得部15にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを生成するように構成されている。操作情報取得部15は、作業車10を走行させるときの変速装置における変速段数、作業車10を走行させるときのブレーキやクラッチの操作回数等を示す操作情報を取得しているので、操作パターン生成部24は、作業者が作業車10を走行させるときに、変速装置における変速段数をどの変速段数とするか、ブレーキを何回操作するか、クラッチを何回操作するか等の通常の操作パターンを生成するように構成されている。これにより、通常の操作パターンは、作業者が作業車10を走行させるときにどのような操作を行うかの操作傾向を示すものとなっている。
比較部25は、報知部22による報知を行う際に作業車10の操作情報取得部15にて取得する操作情報と操作パターン生成部24にて生成される通常の操作パターンとを比較するように構成されている。比較部25は、判定部21にて非重複状態を判定したときに操作情報取得部15にて取得する操作情報を用いて、その操作情報と通常の操作パターンとを比較している。比較部25は、例えば、通常の操作パターンに対して、取得した操作情報がどの程度異なるかを示す差異度合いを求めるように構成されている。例えば、比較部25は、通常の操作パターンの変速装置における変速段数に対して、報知部22の報知中に取得する変速装置における変速段数が異なるか否か、異なる場合にはどの程度異なるかに応じて、差異度合いを求めることができる。また、比較部25は、通常の操作パターンのブレーキ及びクラッチの操作回数を基準とする許容範囲に対して、取得したブレーキ及びクラッチの操作回数が許容範囲外となるか否か、許容範囲外となる場合にはどの程度異なるかに応じて、差異度合いを求めることができる。
選択部23は、報知部22による報知形態を、複数の報知形態から選択自在に構成されている。報知形態として、例えば、作業車10の警報部16にて警報作動を行って報知する第1報知形態と、その警報作動に加えて、作業車10の盗難の発生をメール等により携帯端末30に報知する第2報知形態と、警報作動及びメール等による報知に加えて、作業車10の盗難の発生を電話にて作業者に報知する第3報知形態とが設定されている。この報知形態は、3つの報知形態に限らず、その他の報知形態も適用可能であり、どのような報知形態を含むか、いくつの報知形態を設定するかについては適宜変更が可能である。
携帯端末30には、作業時間帯設定部31、表示部32、選択条件入力部33、携帯端末用通信装置34等が備えられており、作業時間帯設定部31及び選択条件入力部33は、上述した作業車10に備えられているものと同様である。表示部32は、管理装置20の報知部22による報知内容や管理装置20から送信される各種の情報を表示自在に構成されている。
以下、第1実施形態における盗難監視システム1の動作について説明する。
図3に示すように、まず、作業者は作業車10又は携帯端末30の作業時間帯設定部12,31を操作することで、作業時間帯を設定する(ステップ#1)。そして、作業車10又は携帯端末30にて盗難監視システム1がON操作されていると、時刻検知部13にて稼動開始時刻を検知し、更に、時刻検知部13にて稼動終了時刻を検知する(ステップ#2〜4)。
判定部21は、稼動開始時刻から稼動終了時刻までの稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態であるか又は非重複状態であるかを判定する(ステップ#5)。判定部21にて非重複状態であると判定された場合には、報知部22が作業車10の盗難を報知する(ステップ#5のNoの場合、ステップ#6)。逆に、判定部21にて重複状態であると判定された場合には、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わない(ステップ#5のYesの場合)。
この第1実施形態では、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態であるか非重複状態であるかによって、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うか否かを決定している。そこで、図4に基づいて、稼動時間帯と作業時間帯との関係がどのような関係となれば、報知部22による作業車10の盗難の報知を行い、逆に、稼動時間帯と作業時間帯との関係がどのような関係となれば、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないかを説明する。
この第1実施形態では、図4の(1)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯よりも前であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複せず非重複状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。また、図4の(2)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも後で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯よりも後であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複しない非重複状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。
それに対して、図4の(3)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯内であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態となり、例えば、早めに作業を開始しているとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにしている。そして、図4の(4)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯内で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯よりも後であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態となり、例えば、作業が延長されているとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにしている。
また、図4の(5)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯よりも後であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態となり、例えば、早めに作業を開始して、更に、作業が延長されているとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにしている。
図4の(6)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯内で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯内であれば、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態となり、作業時間帯内に作業を行っているとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにしている。
このように、稼動時間帯と作業時間帯とが重複する重複状態であるか非重複状態であるかによって、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うか否かを決定することで、作業車10の盗難ではないにもかかわらず、作業車10の盗難の報知が行われてしまうことを防止しながら、作業車10の盗難を監視することができる。
ここで、上述の如く、報知部22にて作業車10の盗難を報知する際に、選択部23は、選択条件入力部17,33にて入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態から1つの報知形態を選択している。これにより、作業者が選択条件入力部17,33にて選択条件を入力することで、どのような報知形態にて作業車10の盗難を報知するかを作業者によって選択することができる。
また、選択部23は、比較部25の比較結果に応じて、複数の報知形態から、報知部22にて作業車10の盗難を報知する報知形態を選択することもできる。比較部25は、報知部22による報知を行う際(判定部21にて非重複状態と判定されたとき)に作業車10の操作情報取得部15にて取得する操作情報と操作パターン生成部24にて生成される通常の操作パターンとを比較して、差異度合いを求めている。そこで、選択部23は、差異度合いが設定値以上であれば、作業者が作業車10を運転しているのではなく、作業車10の盗難の可能性が高いとして、報知レベルを上げるように、複数の報知形態から1つの報知形態を選択している。作業車10を走行させるときの操作パターンは人によって異なることから、通常の操作パターンと操作パターンが異なると、作業車10の盗難である可能性が高いとして、報知レベルを上げる報知形態を選択することで、作業車10の盗難を適切に報知することができる。
このように、選択部23は、選択条件入力部17,33にて入力される選択条件、及び、比較部25の比較結果に応じて、複数の報知形態から、報知部22にて作業車10の盗難を報知する際の報知形態を選択することができる。例えば、選択部23は、選択条件入力部33にて入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態から1つの報知形態を仮選択する。そして、選択部23は、比較部25の比較結果である差異度合いが設定値以上であれば、報知レベルを上げるように、仮選択した報知形態とは異なる報知形態を本選択する。
上述の如く、報知形態として、第1報知形態と第2報知形態と第3報知形態との3つが設定されている場合に、選択条件が第1報知形態を選択する条件であれば、第1報知形態を仮選択しておく。そして、比較部25の比較結果である差異度合いが設定値未満であれば、仮選択の第1報知形態をそのまま本選択し、比較部25の比較結果である差異度合いが設定値以上であれば、報知レベルを上げるべく、仮選択の第1報知形態から第2報知形態に変更して本選択を行うことができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、判定部21の判定内容、及び、選択部23による報知形態の選択内容が上記第1実施形態と異なるので、その相違点を中心に説明し、その他の構成については説明を省略する。
第2実施形態では、判定部21が、時刻検知部13にて検知する稼動開始時刻が作業時間帯設定部12,31にて設定する作業時間帯よりも前となる第1状態、及び、時刻検知部13にて検知する稼動終了時刻が作業時間帯設定部12,31にて設定する作業時間帯よりも後となる第2状態を判定するように構成されている。そして、報知部22は、判定部21にて第1状態又は第2状態と判定された場合に、作業車10の盗難を報知するように構成されている。
以下、第2実施形態における盗難監視システム1の動作について説明する。
図5に示すように、まず、作業者は作業車10又は携帯端末30の作業時間帯設定部12,31を操作することで、作業時間帯を設定する(ステップ#11)。そして、作業車10又は携帯端末30にて盗難監視システム1がON操作されていると、時刻検知部13にて稼動開始時刻を検知し、判定部21が第1状態であるか否かを判定する(ステップ#12〜14)。
判定部21にて第1状態であると判定された場合には、報知部22が作業車10の盗難を報知する(ステップ#14のYesの場合、ステップ#17)。判定部21にて第1状態ではないと判定された場合には、時刻検知部13にて稼動終了時刻を検知し、判定部21が第2状態であるか否かを判定する(ステップ#14のNoの場合、ステップ#15,16)。
判定部21にて第2状態であると判定された場合には、報知部22が作業車10の盗難を報知する(ステップ#16のYesの場合、ステップ#17)。逆に、判定部21にて第2状態であると判定された場合には、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わない(ステップ#16のNoの場合)。
この第2実施形態では、第1状態又は第2状態であるか否かによって、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うか否かを決定している。そこで、図4に基づいて、どのような場合に、報知部22による作業車10の盗難の報知を行い、逆に、どのような場合に、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないかを説明する。
この第2実施形態では、図4の(1)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯よりも前であれば、第1状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。図4の(2)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも後で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯よりも後であれば、第2状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。
図4の(3)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯内であれば、第1状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。図4の(4)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯内で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯よりも後であれば、第2状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。
また、図4の(5)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯よりも前で且つ稼動終了時刻T2が作業時間帯よりも後であれば、第1状態及び第2状態となり、作業車10の盗難が発生したとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行うようにしている。
それに対して、図4の(6)に示すように、稼動開始時刻T1が作業時間帯内で且つ稼動終了時刻T2も作業時間帯内であれば、第1状態及び第2状態のどちらでもなく、作業時間帯内に作業を行っているとして、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにしている。
報知部22にて作業車10の盗難を報知する際に、選択部23は、図2に示すように、距離情報検出部26にて検出する距離情報に応じて、複数の報知形態から1つの報知形態を選択している。距離情報検出部26は、管理装置20に備えられており、作業車10の位置情報取得部14にて取得する作業車10の位置情報に基づいて、基準地点に対する作業車10の位置情報までの距離情報を検出するように構成されている。例えば、距離情報検出部26は、図6に示すように、作業者の自宅等を基準地点Kとしている。そして、距離情報検出部26は、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が、距離R1の範囲内であるか、距離R1以上で距離R2の範囲内であるか、距離R2以上で距離R3の範囲内であるか、距離R3の範囲外であるかを検出している。
ここで、例えば、選択部23は、複数の報知形態として、上述の第1〜第3報知形態に加えて、例えば、作業車10の盗難の注意喚起のメールを携帯端末30に送信したり、作業車10の表示部等に盗難を注意喚起する内容を表示させる等の注意喚起の報知形態も選択可能に構成されている。
選択部23は、図6に示すように、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R1の範囲内であることを示す距離情報であると、報知レベルが報知レベル1よりも低いとして、注意喚起の報知形態を選択するようにしている。そして、選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R1以上で距離R2の範囲内であることを示す距離情報であると、報知レベルが報知レベル1であるとして、第1報知形態を選択するようにしている。
また、選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R2以上で距離R3の範囲内であることを示す距離情報であると、報知レベルが報知レベル2であるとして、第2報知形態を選択するようにしている。選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R3の範囲外であることを示す距離情報であると、報知レベルが報知レベル3であるとして、第3報知形態を選択するようにしている。
このようにして、選択部23は、作業車10の位置情報が基準地点Kから離れている程、作業車10の盗難の可能性が高いとして、報知レベルを上げるべく、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択している。よって、例えば、作業者が何らかの理由で作業車10を少し移動させただけの場合には、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R1の範囲内となり、第1報知形態よりも報知レベルの低い注意喚起の報知形態が選択される。これにより、作業車10の盗難ではないにもかかわらず、作業者に対して過剰な報知を行ってしまうことを防止することができる。しかも、作業車10の盗難の可能性の高低に応じて報知形態を選択することができることから、作業者はその報知形態から作業車10の盗難の可能性を判断することができ、その後、盗難の可能性に応じた対応を取ることができる。
ここで、選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報に加えて、選択条件入力部17,33にて入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択することもできる。例えば、報知レベルがどのレベルであるかによって、複数の報知形態からどの報知形態を選択するかの選択条件を、作業者が選択条件入力部17,33にて入力することができる。よって、第2実施形態においても、どのような報知形態にて作業車10の盗難を報知するかを作業者によって選択することができる。
また、選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報に加えて、比較部25の比較結果に応じて、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択することもできる。例えば、比較部25の比較結果である差異度合いが設定値以上であれば、報知レベルを1つ上げるように、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択することができる。
ちなみに、選択部23は、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R1の範囲内であることを示す距離情報であると、注意喚起の報知形態を選択するようにしているが、例えば、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないという報知形態を選択することもできる。これにより、判定部21にて第1状態又は第2状態が判定された場合でも、距離情報検出部26にて検出する距離情報によっては、報知部22による作業車10の盗難の報知を行わないようにすることもできる。
〔第3実施形態〕
この第3実施形態では、選択部23による報知形態の選択内容が上記第1実施形態及び上記第2実施形態と異なるので、その相違点を中心に説明し、その他の構成については説明を省略する。
図2に示すように、管理装置20には、複数の報知レベルから1つの報知レベルを設定自在な報知レベル設定部27が備えられている。報知レベル設定部27は、例えば、図7に示すように、比較部25の比較結果、及び、距離情報検出部26にて検出する距離情報に基づいて、複数の報知レベルから1つの報知レベルを設定している。比較部25は、上述の如く、比較結果として差異度合いG1〜G3を求めており、この差異度合いがG1<G2<G3の関係となるように求めている。また、距離情報検出部26は、上述の如く、図6に示すように、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が、距離R1の範囲内であるか、距離R1以上で距離R2の範囲内であるか、距離R2以上で距離R3の範囲内であるか、距離R3の範囲外であるかを検出している。
そこで、図7に示すように、報知レベル設定部27は、差異度合いがG1であり、且つ、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が距離R1以上で距離R2の範囲内であると、報知レベルを報知レベル1に設定している。
報知レベル設定部27は、差異度合いがG1である場合に、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が、距離R2以上で距離R3の範囲内であると、又は、距離R3の範囲外であると、報知レベルを報知レベル2に設定している。また、報知レベル設定部27は、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が距離R1以上で距離R2の範囲内である場合に、差異度合いがG2又はG3であると、報知レベルを報知レベル2に設定している。
報知レベル設定部27は、差異度合いがG3であり、且つ、基準地点Kに対して作業車10の位置情報までの距離情報が距離R2以上で距離R3の範囲内である場合等、報知レベルを報知レベル1又は報知レベル2に設定したとき以外の場合に、報知レベルを報知レベル3に設定している。
そして、選択部23は、報知レベル設定部27にて設定される報知レベルに応じて、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択するように構成されている。例えば、複数の報知形態として、上述の第1〜第3報知形態が設定されている場合には、報知レベル設定部27にて報知レベル1が設定されていると、選択部23が第1報知形態を選択し、報知レベル設定部27にて報知レベル2が設定されていると、選択部23が第2報知形態を選択し、報知レベル設定部27にて報知レベル3が設定されていると、選択部23が第3報知形態を選択することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記第1実施形態において、報知部22にて作業車10の盗難を報知する際に、選択部23は、図2に示すように、距離情報検出部26にて検出する距離情報に応じて、複数の報知形態から報知部22による報知形態を選択することもできる。これにより、第2実施形態と同様に、例えば、作業者が何らかの理由で作業車10を少し移動させただけの場合には、距離情報検出部26にて検出する距離情報が距離R1の範囲内となり、報知レベルが低い報知形態を選択することができる。これにより、作業車10の盗難ではないにもかかわらず、作業者に対して過剰な報知を行ってしまうことを防止することができる。しかも、作業車10の盗難の可能性の高低に応じて報知形態を選択することができることから、作業者はその報知形態から作業車10の盗難の可能性を判断することができ、その後、盗難の可能性に応じた対応を取ることができる。
(2)上記第1実施形態において、距離情報検出部26及び報知レベル設定部27を省略することができ、上記第2実施形態において、比較部25及び報知レベル設定部27を省略することができる。
(3)上記第1〜第3実施形態では、判定部21、報知部22、選択部23等の各部を管理装置20に備えた例を示したが、例えば、判定部21、報知部22、選択部23等の各部を、作業車10の制御部に備えることも可能であり、どのような機器に備えるかは適宜変更が可能である。
1 盗難監視システム
10 作業車
12 作業時間帯設定部
13 時刻検知部
14 位置情報取得部
15 操作情報取得部
17 選択条件入力部
21 判定部
22 報知部
23 選択部
24 操作パターン生成部
25 比較部
26 距離情報検出部
31 作業時間帯設定部
33 選択条件入力部

Claims (5)

  1. 作業時間帯を設定自在な作業時間帯設定部と、
    作業車の稼動開始時刻及び稼動終了時刻を検知する時刻検知部と、
    前記時刻検知部にて検知する稼動開始時刻から稼動終了時刻までの稼動時間帯と前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯とが重複する重複状態であるか又は非重複状態であるかを判定する判定部と、
    その判定部にて前記非重複状態であると判定された場合に、前記作業車の盗難を報知し、前記判定部にて前記重複状態であると判定された場合に、前記作業車の盗難を報知しない報知部とが備えられている盗難監視システム。
  2. 作業時間帯を設定自在な作業時間帯設定部と、
    作業車の稼動開始時刻及び稼動終了時刻を検知する時刻検知部と、
    前記時刻検知部にて検知する前記稼動開始時刻が前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯よりも前となる第1状態、及び、前記時刻検知部にて検知する前記稼動終了時刻が前記作業時間帯設定部にて設定する前記作業時間帯よりも後となる第2状態を判定する判定部と、
    その判定部にて第1状態又は第2状態と判定された場合に、前記作業車の盗難を報知する報知部と、
    その報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択自在な選択部と、
    前記作業車の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部にて取得する前記作業車の位置情報に基づいて、基準地点に対する前記作業車の位置情報までの距離情報を検出する距離情報検出部とが備えられ、
    前記選択部は、前記距離情報検出部にて検出する距離情報に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている盗難監視システム。
  3. 前記報知部による報知形態を、複数の報知形態から選択自在な選択部と、
    前記作業車に対する作業者の操作情報を取得する操作情報取得部と、
    その操作情報取得部にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを作成する操作パターン作成部と、
    前記報知部による報知を行う際に前記操作情報取得部にて取得する操作情報と前記通常の操作パターンとを比較する比較部とが備えられ、
    前記選択部は、前記比較部による比較結果に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている請求項1に記載の盗難監視システム。
  4. 前記作業車に対する作業者の操作情報を取得する操作情報取得部と、
    その操作情報取得部にて取得する操作情報に基づいて、通常の操作パターンを作成する操作パターン作成部と、
    前記報知部による報知を行う際に前記操作情報取得部にて取得する操作情報と前記通常の操作パターンとを比較する比較部とが備えられ、
    前記選択部は、前記比較部による比較結果に応じて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている請求項2に記載の盗難監視システム。
  5. 前記選択部による選択を行う際の選択条件を入力自在な人為操作式の選択条件入力部が備えられ、
    前記選択部は、前記選択条件入力部にて入力される選択条件に基づいて、複数の報知形態からの選択を行うように構成されている請求項2〜4の何れか1項に記載の盗難監視システム。
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