JP6654464B2 - 自動取引装置、及び、方法 - Google Patents

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本発明は、自動取引装置、及び、方法に関する。
日本国内で、インバータ機能の無い蛍光灯やLED(Light Emitting Diode)の照明器具を点灯した場合、電源周波数50Hzの地域では、1秒間に100回の間隔、電源周波数60Hzの地域では、1秒間に120回の間隔で、明暗が繰り返される。上記照明器具の下で、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いたセンサを内蔵したカメラを使用する場合、画像読み込み時間と照明器具の明滅周期の関係により、明るさが異なった明暗の違いが顕著な画像になるフリッカ現象が発生する。
フリッカの繰り返し周期(フリッカ周波数)は、照明器具の明滅周期とカメラのフレームレートと露光時間で決定される。そして、フリッカは、規則的な周期で繰り返し発生する。例えば、照明器具の明滅周期が100Hz(電源周波数50Hz)で、フレームレートが15fps(frames per second)の場合、1フレーム画像の中で6.7(=100/15)回の画像読み出しタイミングがある。しかし、露光時間が短いと、暗い画像と明るい画像の差が顕著になり、フリッカが発生する。
特許文献1は、取引装置等に備えられた撮像装置に組み込まれる偏光光学素子に関する技術を開示している。
特許文献2は、CCD(Charge Coupled Device)搭載のフリッカ補正機能付き撮像装置を蛍光灯下で使用する際に、フリッカ補正性能の低下を防止する技術を開示している。
特許文献3は、室内照明下においてフリッカの除去を行う撮像装置の技術を開示している。
特開2009−222853号公報 特開2007−110205号公報 特開2003−189173号公報
上記のようなフリッカ現象に対処するため、既存のフリッカ補正機能では、例えば、照明器具の明滅周期が100Hzの環境下で、露光時間を1/100秒以上に長くすることで、明滅周期のタイミングを1ライン内に収めることができ、フリッカ現象の発生を抑制することができる。
しかしながら、このような方法では、光量が多くなった環境下でも、露光時間を1/100秒より短くすることができないため、画像撮影に入射される光量が適切な量を超えてしまい、露出オーバーとなる白飛び現象が発生してしまう。そして、その結果、取引装置等の利用者の認証を正確に行うことができない、という問題があった。
特許文献1は、偏光光学素子に関する技術を開示したものであり、フリッカ現象への対応等については言及していない。
特許文献2は、過去のデータを用いてフリッカ現象を補正する技術について記載しているが、屋外等で撮影する場合の白飛び現象への対応については言及していない。
特許文献3は、フリッカ除去について記載しているが、取引装置等において利用者を認証することについては言及していない。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、取引装置等に備えられた撮像装置において、光量が大きい環境下で露出オーバーとなる白飛び現象が発生し、利用者の認証を正確に行うことができない、という問題を解決することにある。
本発明の自動取引装置は、画像を撮影するカメラと、前記画像の撮影に使用する光量を測定する光センサと、前記光量が所定の値より大きい場合、前記カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効に切り替えるカメラ制御手段と、前記画像に基づいて、利用者を認証する認証手段と、を包含する。
本発明の方法は、画像を撮影し、前記画像の撮影に使用する光量を測定し、前記光量が所定の値より大きい場合、前記カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効に切り替え、前記画像に基づいて、利用者を認証する。
本発明によれば、取引装置等に備えられた撮像装置において、光量が大きい環境下で露出オーバーとなる白飛び現象が発生し、利用者の認証を正確に行うことができないことを防止する、という効果を奏する。
図1は、自動取引装置の構成の一例を示す外観図である。 図2は、自動取引装置の構成の一例を示すブロック図である。
<第一の実施形態>
本発明の第一の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、自動取引装置1の構成の一例を示す外観図である。
自動取引装置1は、カメラ2、光センサ3、カメラ制御部4、及び、認証部5を含む。自動取引装置1は、金融機関、証券会社等の店舗や店舗外、コンビニエンスストア、駅構内等に設置される、例えば、現金自動預け払い機(ATM:Automatic Teller Machine)である。
そして、利用者が自動取引装置1で取引する際には、利用者の特徴や動作を確認するために、自動取引装置1に搭載されたカメラ2が、利用者の画像を撮影する。
また、光センサ3は、自動取引装置1が設置されている環境により、画像撮影に入射される光量に違いがあるため、その光量を測定する。
このように、自動取引装置1は、カメラ2による画像撮影に使用する光量が変わることを光センサ3で常に監視できるようにしている。そして、その光量が所定の値(以下、閾値と記載)より小さい状態においては、カメラ制御部4が制御するフリッカ除去機能が有効な状態で撮影するため、フリッカ現象が発生することなく、自動取引装置1は、正常に画像を取得することができる。一方、画像撮影に使用する光量が大きく変化し、閾値を超えた場合は、カメラ制御部4が、その情報を認識し、カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効の状態とする。これにより、自動取引装置1は、露出オーバーで白飛び現象が発生することなく、正常な画像を取得することができる。そして、自動取引装置1は、取得した画像に基づいて、認証部5により利用者を識別し、利用者の認証を行うことができる。
次に、図2は、自動取引装置1の構成の一例を示すブロック図である。
カメラ2は、自動取引装置1の利用者の画像を撮影する。カメラ2は、例えば、レンズ、シャッター、撮像センサ等の機能を備えた、撮像装置で構成される。なお、撮像センサは、例えば、CMOSイメージセンサで構成される。
光センサ3は、カメラ2による画像の撮影に使用する光量を測定する。光センサ3は、例えば、光起電型の半導体で構成される。
カメラ制御部4は、光センサ3の測定結果を受け取り、光量が閾値より大きい場合、カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効にする。なお、光量の閾値の値は、画像の撮影が行われる場所、例えば、室内または室外の光量に基づいて設定される。また、フリッカ除去機能が有効であるとき、シャッタースピードの所定の値は、画像の撮影が行われる場所の電源周期に基づいて設定される。例えば、照明器具の明滅周期が100Hzの環境下では、1/100秒等とする。カメラ制御部4は、例えば、論理回路等のハードウェアで構成される。
認証部5は、カメラ制御部4を介して入手した、カメラ2による撮像データに基づいて、利用者を認証する。利用者の認証において、認証部5は、例えば、指紋認証、静脈認証、顔認証など、利用者の人体の特徴を識別する生体認証を用いる。なお、認証部5は、生体認証に限定せず、任意の認証方法を用いてよいものとする。また、これらの認証方法の詳細な動作の説明は、省略する。
認証部5は、例えば、論理回路等のハードウェアで構成される。
上記のように、本実施形態の自動取引装置1は、光量を測定する光センサ3により、光量を認識することができる。そして、自動取引装置1は、カメラ2に対して、フリッカ除去機能の有効/無効の切り替えをすることができる。このため、光量が強い環境下でも、自動取引装置1は、光量を認識し、フリッカ除去機能を無効にすることで、露出オーバーにはならず適切な画像を取得することができる。
また、一般に、本実施形態の自動取引装置1のような装置に搭載されるカメラは、小型化および低コスト化が重視される傾向にあるため、安価なものを使用しており、撮影のスピード、撮影環境の性能が低いものや、画像処理ができないものが多い。このため、フリッカ周波数を検出するための画像の取得も難しく、フリッカ周波数を特定する処理も難しくなる問題があった。
これに対し、自動取引装置1は、フレームごとの画像処理でフリッカ現象を検出したり、フリッカ現象とならないような煩雑な画像処理をする必要がなく、カメラ2を小型化および低コスト化することが可能である。
本実施形態に係る自動取引装置1は、以下に記載するような効果を奏する。
取引装置等に備えられた撮像装置において、光量が大きい環境下で露出オーバーとなる白飛び現象が発生し、利用者の認証を正確に行うことができないことを防止する。
その理由は、光量が所定の値より大きい場合、カメラ2のシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効に切り替え、撮影した画像に基づいて、利用者を認証するからである。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 自動取引装置
2 カメラ
3 光センサ
4 カメラ制御部
5 認証部

Claims (8)

  1. 画像を撮影するカメラと、
    前記画像の撮影に使用する光量を測定する光センサと、
    前記光量が所定の値より大きい場合、前記カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効に切り替えるカメラ制御手段と、
    前記画像に基づいて、利用者を認証する認証手段と、を包含する自動取引装置。
  2. 前記カメラが、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを備える、請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記光量の前記所定の値が、前記画像の撮影が行われる場所の前記光量に基づいて設定される、請求項1または2に記載の自動取引装置。
  4. 前記シャッタースピードの前記所定の値が、前記画像の撮影が行われる場所の電源周期に基づいて設定される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  5. 自動取引装置が、
    カメラを用いて画像を撮影し、
    前記画像の撮影に使用する光量を測定し、
    前記光量が所定の値より大きい場合、前記カメラのシャッタースピードを所定の値に固定したフリッカ除去機能を無効に切り替え、
    前記画像に基づいて、利用者を認証する、方法。
  6. 前記カメラが、CMOSイメージセンサを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記光量の前記所定の値が、前記画像の撮影が行われる場所の前記光量に基づいて設定される、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記シャッタースピードの前記所定の値が、前記画像の撮影が行われる場所の電源周期に基づいて設定される、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の方法。
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