JP2020010168A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮想光源の位置によっては、好ましいリライティング結果が得られない。【解決手段】入力画像を撮像する画像撮像手段、前記画像撮像手段が撮像した画像から第一の被写体を検出し、前記画像撮像手段が撮像した画像から第一被写体を含まない第二の被写体を検出し、距離情報を取得し、撮像した画像に対して仮想光源を配置し仮想光源を検出した前記第一被写体に照射した画像を生成する。仮想光源情報は取得した距離情報と検出した第一被写体及び第二被写体の位置関係とに基づいて設定する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置に関するものであり、特に、仮想光源を配置し、画像に対して仮想光源からの光を照射する処理に関するものである。
従来、撮影時の照明環境が撮影者の所望ではなく、撮影後に後処理として撮影時とは異なる照明環境で撮影したような画像を作成するリライティング処理が行われている。リライティング処理によって所望の画像を作成するためには仮想光源の強度や位置を適切に設定する必要があり、特許文献1で記載されているように、人物の顔の有無や位置に応じてリライティングの強度を変更する技術が開示されている。
特開2007−148537号公報
上述の従来技術によれば、仮想光源を設定して人物の顔に対してリライティング処理を行うことは可能であるが、設定した仮想光源の位置と人物の顔との間に遮蔽物がある場合に、遮蔽物の影になり適切なリライティング結果が得られないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、複数の被写体の位置関係を考慮してリライティングを行う画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、
入力画像を撮像する画像撮像手段と、前記画像撮像手段が撮像した画像から第一の被写体を検出する第一被写体検出手段と、前記画像撮像手段が撮像した画像から第一被写体を含まない第二の被写体を検出する第二被写体検出手段と、距離情報を取得する距離情報取得手段と、前記画像撮像手段が撮像した画像に対して、仮想光源を配置し、仮想光源を前記第一被写体検出手段が検出した前記第一被写体に照射した画像を生成するリライティング手段と、前記リライティング手段で用いる仮想光源の情報を設定する仮想光源情報設定手段と、を備え、前記仮想光源情報設定手段は、前記距離情報取得手段が取得した距離情報と、前記第一被写体検出手段が検出した第一被写体及び前記第二被写体検出手段が検出した第二被写体の位置関係とに基づいて、仮想光源情報を設定することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、複数の被写体の位置関係を考慮して仮想光源のパラメータを設定することで、適切なリライティング結果を得ることができる。
本発明におけるデジタルカメラの全体構成を示すブロック図である。 本発明における画像処理部の構成図である。 実施例1における処理の流れを示すフローチャートの図である。 実施例1における仮想光源の位置の仮設定を示す図である。 実施例1における顔領域の平均輝度の差分と仮想光源の奥行き方向の角度との関係を表す図である。 実施例1における仮想光源の位置の再設定を示す図である。 実施例2における処理の流れを示すフローチャートの図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<実施例1>
以下、図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施例における、撮像装置について説明する。図1はデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。
図1において、100はデジタルカメラ全体、200は外部モニタ、101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群、102は絞り機能を備えるシャッター、103は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部、104は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、105はA/D変換器104から出力される画像データに対し、ホワイトバランス処理や、γ処理、色補正処理などの各種画像処理を行う画像処理部である。106は画像メモリ、107は画像メモリ106を制御するメモリ制御部、108は入力デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、109はLCD等の表示器、110は画像データを圧縮符号化・復号化するコーデック部である。
111は記録媒体200とのインタフェースI/F、112はメモリカードやハードディスク等の記録媒体、50はデジタルカメラ100のシステム全体を制御するシステム制御部である。
120は各種の操作指示を入力するための操作部、121は電源スイッチ、122は電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う電源制御部、123は電源部である。
124は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
125は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測するシステムタイマ、126はシステム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ124から読みだしたプログラム等を展開するシステムメモリである。
次に、上記のように構成されたデジタルカメラ100における被写体撮影時の基本的な処理の流れについて説明する。
撮像部103は、レンズ101及びシャッター102を介して入射した光を光電変換し、入力画像信号としてA/D変換器104へ出力する。A/D変換器104は撮像部103から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換し画像処理部105に出力する。
画像処理部105は、A/D変換器104からの画像データ、又は、メモリ制御部107から読み出した画像データに対し、ホワイトバランスなどの色変換処理、γ処理などを行い、ベイヤーRGBデータ、輝度・色差信号Y、R−Y、B−Yの中で何れかの画像データを出力する。画像処理部105から出力された画像データは、メモリ制御部107を介して画像メモリ106に書き込まれる。また、画像処理部105では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、などを行う。画像処理部105では更に、撮像した画像データを解析し、光源を推定し、推定した光源に基づきAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
画像メモリ106は、撮像部103から出力された画像データや、表示部109に表示するための画像データを格納する。
また、D/A変換器108は、画像メモリ106に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部109に供給する。表示部109は、LCD等の表示器上に、D/A変換器108からのアナログ信号に応じた表示を行う。
コーデック部110は、画像メモリ106に記録された画像データをMPEGなどの規格に基づき圧縮符号化する。
上記の基本動作以外に、システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ124に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。ここでいうプログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。この際、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ124から読み出したプログラム等をシステムメモリ126に展開する。
以上、デジタルカメラ100のブロック構成と、基本動作について説明した。
次に、本実施例の処理の概要について図2の画像処理部の構成図、図3のフローチャートに基づいて説明する。
本実施例では、リライティング対象の顔に対してリライティングを行う際に、顔以外の遮蔽物が存在する場合について説明する。
ステップS301では、第一被写体検出部201が、撮影した画像から顔を検出する。顔の検出処理は既存の方法を用いるとする。例えば、目や口などの器官を検出して顔を検出する方法を用いるとする。
ステップS302では、第二被写体検出部202が、撮影した画像からステップS301で検出した顔以外の被写体を検出する。
ステップS303では、距離情報取得部203が、ステップS301で検出した顔及びステップS302で検出した顔以外の被写体の、カメラからの距離を取得する。距離情報としては、例えば、測距センサが出力する撮影画素の画素単位に対応する距離情報を用いるとする。
ステップS304では、仮想光源情報設定部204が、ステップS301で検出した顔に対してリライティング処理を行う際の仮想光源の情報を仮設定する。
ステップS305では、仮想光源情報設定部204が、ステップS303で取得した距離情報に基づいて、ステップS301で検出した顔とステップS304で仮設定した仮想光源との間にステップS302で検出した顔以外の被写体が存在するか否かを判断する。検出した顔と仮設定した仮想光源との間に被写体が存在すると判断した場合はステップS306に進み、存在しないと判断した場合は、ステップS307に進む。この処理では、例えばレイトレーシング法を用いるとする。
ステップS306では、仮想光源情報設定部204が、ステップS301で検出した顔に対して、ステップS302で検出した被写体に遮られずに仮想光源からの光が照射されるようにステップS304で仮設定した仮想光源情報の再設定を行う。
ステップS307では、リライティング処理部205が、ステップS304もしくはS306で設定した仮想光源情報に基づいて、ステップS301で検出した顔に対して、リライティング処理を行う。リライティング処理の方法については、例えば特開2010−135996で公開されている公知の技術を用いるとする。
以上、本実施例における処理の概要について説明した。
次に、ステップS304、S306の処理の詳細について説明する。
ステップS304では、仮想光源情報の仮設定を行う。この処理では、リライティング処理の対象の陰影の付き方が所望になるように仮想光源情報を設定する。リライティング処理の対象の陰影があまりついていない場合は陰影を強めるように仮想光源情報を設定し、反対にリライティング対象の陰影がつきすぎている場合は陰影を弱めるように仮想光源情報を設定する。
この処理は、例えば下記のように行う。図4aのように人物の顔401が検出されているとする。まず、二次元平面上で仮想光源の位置を求める。図4bのように人物の顔を複数の領域に分割し、分割した領域毎に平均輝度を算出する。次に平均輝度が最も高い領域Ah(図4bの402)の平均輝度Yhと、平均輝度が最も低い領域Al(図4bの403)の平均輝度Ylとの差分Dを求める(式(1))。
D = Yh − Yl ・・・(1)
求めた差分Dと所定の閾値T1とを比較して、陰影があまりついていないか、もしくは陰影がつきすぎているかを判断する。差分Dが所定の閾値T1よりも小さい場合は、陰影があまりついていないと判断し、陰影を強めるためにAhの中心とAlの中心とを結ぶ直線上で、仮想光源、Ahの中心、Alの中心の順番に並ぶように仮想光源を配置する(図4c参照)。反対に差分Dが所定の閾値T1以上の場合は、陰影がつきすぎていると判断し、陰影を弱めるためにAhの中心とAlの中心とを結ぶ直線上で、仮想光源、Alの中心、Ahの中心の順番に並ぶように仮想光源を配置する。
次に奥行き方向について考える。奥行き方向については、図4dの角度θで表すとする。
なおθは、平均輝度が最も高い領域Ahと平均輝度が最も低い領域Alとで、仮想光源に近い方の領域の中心からの仰角とする。仮想光源によって陰影を強めたい場合は、Ahの中心からの仰角をθで表すが、θが小さいほどより陰影が強まる。より陰影を強めたいのは、式(1)で求めた平均輝度の差分Dが小さい場合であり、例えば図5aのようにDの大きさに応じてθを決めるとする。反対に、仮想光源によって陰影を弱めたい場合は、Alの中心からの仰角をθで表すが、θが小さいほどより陰影が弱まる。より陰影を弱めたいのは、式(1)で求めた平均輝度の差分Dが大きい場合であり、例えば図5bのようにDの大きさに応じてθを決めるとする。
また、仮想光源の強度S1は下記の式(2)で求めるものとする。
S1 = k1 × (MaxY − Yh) ・・・(2)
MaxYは、輝度値としてとりうる範囲で最大の値とする。k1は、1以下の正数とし、リライティング処理によって輝度値が飽和しないように適宜決めて良いものとする。
次にステップS306で、ステップS304で仮設定した仮想光源情報の再設定を行う処理について説明する。この処理では、仮設定した仮想光源の位置をずらすことによって、ステップS302で検出した被写体に遮られずに、仮想光源からの光がステップS301で検出した顔に照射されるようにする。
この処理は、例えば下記のように行う。図6のように二次元平面上においてステップS301で検出した顔と、ステップS302で検出した被写体とに外接する直線を求める。このとき、ステップS301で検出した顔と、ステップS302で検出した被写体とが外接する直線をはさんで同じ側にこない直線を求める。図6では、L1及びL2が該当する直線となる。次に、同じ二次元平面上において、L1もしくはL2のどちらかの直線上に仮想光源位置を再設定する。どちらの直線上に再設定するかは、仮設定した仮想光源とAhを結ぶ直線とL1とのなす角φ1、仮設定した仮想光源とAhを結ぶ直線とL2とのなす角φ2を比較して、なす角が小さくなる直線上に再設定する。この場合は、φ1<φ2であるため、L1上に仮想光源を再設定する。なす角が小さくなる直線上を選択する理由は、仮想光源をずらすことによる影響を少なくするためである。
以上、本実施例における処理について説明した。
なお、第一被写体検出部201が検出した顔と第二被写体検出部202が検出した顔以外の被写体との距離が所定の距離T2以上離れている場合は顔以外の被写体に遮られないと判断し、ステップS305の判定処理及びステップS306の仮想光源を再設定する処理を行わずにステップS307に進みリライティング処理を行っても良い。
なお、仮想光源を再設定する際には、環境光の位置に応じて仮想光源の強度及び拡散度合いを変更しても良い。仮想光源の位置をずらすだけでは、ずらす前後でのコントラストの付き方が異なってしまう。そのため、仮想光源の強度及び拡散度合いを変更してコントラストの付き方を調整しても良い。仮想光源の強度及び拡散度合いが同じ場合、仮想光源の位置が環境光の位置に近いほどコントラストがついたリライティング結果となる。そのため、仮想光源を再設定する際に、仮想光源の位置が環境光の位置に近付く場合は、仮想光源の強度を弱める、または仮想光源の拡散度合いを強める、のいずれか1つ以上を実施し、コントラストがつきすぎないようにする。反対に、仮想光源の位置が環境光の位置から遠ざかる場合は、仮想光源の強度を強める、または仮想光源の拡散度合いを弱める、のいずれか1つ以上を実施し、コントラストがつくようにする。環境光の位置は、GPSの情報や検出した顔のコントラストの付き方から求めるものとする。
<実施例2>
第一の実施例では、遮蔽物が顔以外の被写体である場合について説明したが、第二の実施例では、遮蔽物が他の人物の顔である場合について説明する。
本実施例の処理の概要について図2の画像処理部のブロック図及び図7のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS701では、第一被写体検出部201が、撮影した画像から第一の顔を検出する。顔の検出処理は既存の方法を用いるとする。例えば、目や口などの器官を検出して顔を検出する方法を用いるとする。
ステップS702では、第二被写体検出部202が、撮影した画像からステップS701で検出した顔以外の第二の顔を検出する。顔検出の方法は、ステップS701と同様の方法を用いるとする。
ステップS703では、距離情報取得部203が、ステップS701で検出した第一の顔及びステップS702で検出した第二の顔の、カメラからの距離を取得する。距離情報としては、例えば、測距センサが出力する撮影画素の画素単位に対応する距離情報を用いるとする。
ステップS704では、仮想光源情報設定部204が、ステップS701で検出した第一の顔に対してリライティング処理を行う際の仮想光源の情報を仮設定する。
ステップS705では、仮想光源情報設定部204が、ステップS703で取得した距離情報に基づいて、ステップS701で検出した第一の顔とステップS704で仮設定した仮想光源との間にステップS702で検出した第二の顔が存在するか否かを判断する。検出した第一の顔と仮設定した仮想光源との間に第二の顔が存在すると判断した場合はステップS706に進み、存在しないと判断した場合は、ステップS707に進む。この処理では、例えばレイトレーシング法を用いるとする。
ステップS706では、仮想光源情報設定部204が、ステップS701で検出した第一の顔に対して、ステップS702で検出した第二の顔に遮られずに仮想光源からの光が照射されるようにステップS704で仮設定した仮想光源情報の再設定を行う。
ステップS707では、リライティング処理部205が、ステップS704もしくはS706で設定した仮想光源情報に基づいて、ステップS701で検出した第一の顔に対して、リライティング処理を行う。リライティング処理の方法については、例えば特開2010−135996で公開されている公知の技術を用いるとする。
ステップS708では、リライティング処理部205が、ステップS704もしくはS706で設定した仮想光源情報に基づいて、ステップS702で検出した第二の顔に対して、リライティング処理を行う。リライティング処理の方法については、ステップS708と同様の方法を用いるとする。
以上、本実施例における処理の概要について説明した。
ステップS701〜ステップS707の処理については、実施例1と同様の処理であるため、詳細の説明は省略する。
次に、ステップS708の処理について説明する。ステップS708では、ステップS702で検出した第二の顔に対してリライティング処理を行う。リライティング処理の主となる対象は、ステップS701で検出した第一の顔であるが、ステップS702で検出した第二の顔に対して、設定した仮想光源の影響がないと不自然となるので、第二の顔に対してもリライティング処理を行う。ただし、リライティング処理の主対象ではないので、第一の顔に対するリライティングの強度S1よりも弱い強度S2でリライティング処理を行うものとする。例えば、S2は1未満の係数k2を用いて、式(3)のように決める。
S2 = k2 × S1 ・・・(3)
式(3)で決定した強度S2を用いて、第二の顔に対してリライティング処理を行う。
以上、本実施例における処理について説明した。
なお、第一被写体検出部201が検出した第一の顔と第二被写体検出部202が検出した第二の顔とが所定の距離T3以上離れている場合は、第二の顔はリライティング対象ではないと判断し、ステップS708の処理を行わなくても良い。
なお、第二の実施例では、第二被写体検出部202が検出した第二の顔に対してもリライティング処理を行う場合について説明したが、第一の実施例のように第二被写体検出部202が顔以外の被写体を検出した場合でも、その被写体に対してリライティング処理を行ってもよい。
なお、第一及び第二の実施例においては、仮想光源情報の再設定を行う際に二次元平面上で仮想光源の位置をずらす場合について説明した。ただし、仮想光源の位置をずらす方向としては、二次元平面に限らず奥行き方向を加味してずらしても良い。例えば、第二被写体検出部202が第二の顔を検出する場合を考えると、あらかじめ三次元の顔のモデルデータを所持し、検出した第二の顔に対してモデルフィッティングを行うことで奥行き情報を得ることができる。第二の顔の奥行き情報を用いることで、三次元上で第二の顔に遮られない位置に仮想光源をずらすことが可能になる。
100 デジタルカメラ全体、200 外部モニタ、101 レンズ群、
102 シャッター、103 撮像部

Claims (8)

  1. 入力画像を撮像する画像撮像手段と、
    前記画像撮像手段が撮像した画像から第一の被写体を検出する第一被写体検出手段と、
    前記画像撮像手段が撮像した画像から第一の被写体を含まない第二の被写体を検出する第二被写体検出手段と、
    距離情報を取得する距離情報取得手段と、
    前記画像撮像手段が撮像した画像に対して、仮想光源を配置し、仮想光源を前記第一被写体検出手段が検出した前記第一被写体に照射した画像を生成するリライティング手段と、
    前記リライティング手段で用いる仮想光源の情報を設定する仮想光源情報設定手段と、
    を備え、
    前記仮想光源情報設定手段は、前記距離情報取得手段が取得した距離情報と、前記第一被写体検出手段が検出した第一被写体及び前記第二被写体検出手段が検出した第二被写体の位置関係とに基づいて、仮想光源情報を設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記仮想光源情報設定手段は、前記第一被写体検出手段が検出した第一被写体と前記第二被写体検出手段が検出した第二被写体とのどちらが撮像装置に近いかに応じて、仮想光源情報を設定する際に、第二被写体を考慮するか否かを決めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記仮想光源情報設定手段は、前記第一被写体検出手段が検出した第一被写体と前記第二被写体検出手段が検出した第二被写体との距離に応じて、仮想光源情報を設定する際に、第二被写体を考慮するか否かを決めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記仮想光源情報設定手段は、仮想光源の位置、強度、拡散度合いの少なくとも一つ以上を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記仮想光源情報設定手段は、仮想光源情報を仮設定した後に、前記第一被写体検出手段が検出した第一被写体と前記第二被写体検出手段が検出した第二被写体との位置関係に応じて、仮想光源情報を再設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記仮想光源情報設定手段は、仮想光源情報を再設定する際に、仮設定した仮想光源位置からの移動量が最も少なくなるように仮想光源位置を移動することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、更に環境光の位置を推定する環境光推定手段を備え、前記仮想光源情報設定手段は、仮想光源情報を再設定する際に、仮想光源を移動する方向が環境光に近づくか否かに応じて、仮想光源情報を再設定する際の強度・拡散度合いを調整することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記リライティング手段は、第二被写体検出手段が検出した第二被写体に対してもリライティング処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11790600B2 (en) 2021-06-04 2023-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, imaging apparatus, image processing method, and recording medium

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