JP6654007B2 - 徘徊老人の保護システム - Google Patents

徘徊老人の保護システム Download PDF

Info

Publication number
JP6654007B2
JP6654007B2 JP2015162590A JP2015162590A JP6654007B2 JP 6654007 B2 JP6654007 B2 JP 6654007B2 JP 2015162590 A JP2015162590 A JP 2015162590A JP 2015162590 A JP2015162590 A JP 2015162590A JP 6654007 B2 JP6654007 B2 JP 6654007B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
dimensional code
name
medical
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015162590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017041119A (ja
Inventor
吉田裕貴子
豊浦基雄
Original Assignee
吉田 裕貴子
吉田 裕貴子
豊浦 基雄
豊浦 基雄
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 吉田 裕貴子, 吉田 裕貴子, 豊浦 基雄, 豊浦 基雄 filed Critical 吉田 裕貴子
Priority to JP2015162590A priority Critical patent/JP6654007B2/ja
Publication of JP2017041119A publication Critical patent/JP2017041119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654007B2 publication Critical patent/JP6654007B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本願発明は、近年大きな社会問題化しつつある徘徊老人の保護システムに関する。
本格的な超高齢化社会を迎える我が国は、認知症やアルツハイマー病等によって、家族や介護福祉士が知らない間に勝手に外出し、徘徊したまた戻らない身元不明の老人が保護される事件が多発しており、大きな社会問題となっている。
こうした徘徊老人の身元を特定できるよう、衣服や靴に名札を付けたり、或いは個人情報が記録された二次元コードを付した札を携帯できるようにするなどの工夫がなされている(特許文献1、2、3、4参照)
また、入れ歯に電子タグを組み込み、個人を特定する方法も提案されている(特許文献5参照)。
しかしながら特許文献1、2、3、4に開示された方法では、全ての衣服や靴等に名札を付けなければならず、縫い付け作業も大変な上に、パジャマや下着姿のままで徘徊されてしまうと、身元を特定できない。また、首から下げて携帯するような札等では、老人がこれを勝手に外してしまうと言う問題がある。
また、特許文献5のようにマイクロチップ等を入れ歯に埋め込むことはアイデアとしては成立するが、現実的ではない。また、入れ歯をし忘れていた場合には、身元を特定できない。
また上記特許文献以外にも、GPS機能を利用した追跡システム等も提案されているが、コストがかかる上、発信機を外して徘徊された場合には、追跡のしようがない。
そこで、本願発明者らは、徘徊老人の身元を簡単に確認できるようにするため、樹脂フィルムに印刷され、個人情報が記録された二次元コードシールを爪に貼り付け、前記二次元コードシールに記録された個人情報を読取機で読取ることで、個人を特定できるシステムを登録実用新案第3196437号で提案している。
特開2002−82619号公報 特開2000−311194号公報 登録実用新案第3041205号 登録実用新案第3026566号 登録実用新案第3139635号 登録実用新案第3196437号
一方、本願発明者らによって更に現状を調査分析した結果、認知症やアルツハイマー病等によって徘徊する老人の多くが通常は正常な意識があるために、個人情報が特定されるシールを貼り付けられることを極端に嫌がること、また個人情報が悪意の者によって悪用される危険性も排除できないこと、また徘徊老人を保護するのはほぼ警察官であること等の事実が判明した。
また、警察官が徘徊老人を保護した際に、最終的に引き取るべき者の連絡先さえ特定できれば良く、また保護期間中に必要とする情報は既往症の有無や常用薬の有無であり、悪用される危険性のある個人情報の重要性は低いことが判明した。
本願発明は、上記した事実と現実の課題に基づいて、個人を特定できる情報の入手は不能としつつ、警察官等が徘徊老人を保護した後は、失踪先施設に連絡可能で、かつ緊急性を要する医療関連情報は、外部に設けたデータベースに記録し、インターネットを経由してアクセスして入手できるようにするか、或いは二次元コードシールに直接記録するようにしたものである。
本願の第一の発明は、徘徊老人の保護システムであって、
連絡先名称、電話番号及び特定桁数の数値情報又はURL情報のみが記録された二次元コードを樹脂フィルム上に印刷した二次元コードシールと、
前記二次元コードに記録された情報を読み取り、当該読み取った情報を画面に表示する携帯情報端末と、
前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報からインターネットを経由してアクセス可能であって、前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を含む医療関連情報が記録された医療情報データベースとからなり、前記医療情報データベースに記録される情報は、個人を特定できる情報を含まず、
前記二次元コードシールは、人間の手又は足の爪或いは皮膚に貼り付けられ、
前記携帯情報端末によって、前記二次元コードに記録されている前記連絡先名称、前記電話番号及び前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報を読み取り、前記連絡先名称、前記電話番号及び前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報を前記携帯情報端末の画面上に表示し、
前記携帯情報端末からインターネットを経由して前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報から前記医療情報データベースにアクセスし、前記携帯情報端末の画面上に前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を表示する、
ことを特徴とする。
また本願の第二の発明は、徘徊老人の保護システムであって、
連絡先名称、電話番号、前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を含む医療関連情報の3つの情報のみが記録された二次元コードを樹脂フィルム上に印刷した二次元コードシールと、
前記二次元コードに記録された情報を読み取り、当該読み取った情報を画面に表示する携帯情報端末とからなり、
前記二次元コードシールは、人間の手又は足の爪或いは皮膚に貼り付けられ、
前記携帯情報端末によって、前記二次元コードに記録されている前記連絡先名称、前記電話番号、及び前記医療関連情報を読み取り、前記連絡先名称、前記電話番号、及び前記医療関連情報の3つの情報を前記携帯情報端末画面上に表示する、
ことを特徴とする。
本願の第一発明によれば、徘徊可能性のある認知症等老人の体の一部である手又は足の爪、或いは手が届かない背中等の皮膚に二次元コードシールを貼り付け、当該二次元コードに、連絡先の名称及び電話番号と、緊急性を要する医療関連情報を入手できる特定桁数の数値情報又はURL情報を記録し、当該情報をもとにして徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を含む医療関連情報が記録された医療情報データベースにアクセスし、前記医療情報データベースに記録される情報は、個人を特定できる情報を含んでおらず、徘徊老人の個人情報が悪用されることなく、警察官等によって保護された後は、当該警察官等から入居施設(又は病院)に対し容易に連絡することが可能となるとともに、保護した警察官が持病や服用薬に関する医療関連情報を簡単に入手できることで、入居施設(又は病院)と連絡がつかず警察署で一時的に保護している間であっても、本人の健康状態を安全に維持管理することができる。
また本願の第二の発明によれば、徘徊可能性のある認知症等老人の体の一部である手又は足の爪、或いは手が届かない背中等の皮膚に二次元コードシールを貼り付け、当該二次元コードには、個人情報を含まず、連絡先の名称及び電話番号と、緊急性を要する医療関連情報の3つの情報のみに留めることにより、徘徊老人の個人情報が悪用されることなく、警察官等によって保護された後は、当該警察官等から入居施設(又は病院)に対し容易に連絡することが可能となり、保護した警察官が持病や服用薬に関する医療関連情報を簡単に入手できることで、入居施設(又は病院)と連絡がつかず警察署で一時的に保護している間であっても、本人の健康状態を安全に維持管理することができる。
本願発明の第一実施形態のシステム全体像を示す概略図 QRコード(登録商標)シールを爪に貼り付けた状態を示す図 第一実施形態において、携帯情報端末でQRコード(登録商標)を読み取った画面表示を示す図 第一実施形態において、携帯情報端末で医療関連データベースにアクセスし、病名、薬剤が画面上に表示された状態を示す図 本願発明の第二実施形態において、携帯情報端末でQRコード(登録商標)を読み取った画面表示を示す図
以下、本願発明の第一の実施形態(第一実施例)について説明する。
本実施例で使用する二次元コードは、その代表例であるQRコード(登録商標)である。当該QRコード(登録商標)に記録された情報を、携帯情報端末の一つであるスマートフォンを利用して読取るようにしている。図2は、QRコード(登録商標)をシールにして、手の爪(例えば親指の爪)に貼り付けた状態を示している。
図3は、スマートフォンによってQRコード(登録商標)を読み取った画面の一例である。QRコード(登録商標)に記録されている情報は、入居している施設名称と電話番号、更には特定桁数の数値情報(又はURL情報)のみであり、個人を特定できる情報は記録していない。個人情報を記録しない理由は、保護する警察官等にとって入居している施設(或いは病院)名とその連絡先さえ分かればよく、個人情報が簡単にスマートフォンで読取可能とした場合、悪意ある者によって悪用される危険性があるからである。
QRコード(登録商標)に記録されている特定桁数の数値情報(本実施例では5桁の数字情報)は、本人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名等が記録された医療情報データベースのアクセス先である。インターネットを経由して前記URLにアクセスすると、本人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名が記録された医療情報データベースにアクセスできるようになっている(詳細後述)。スマートフォンから医療情報データベースにアクセスすると、医療情報データベースに記録されている疾病名、薬剤名等がスマートフォンの画面上に表示され、保護した徘徊老人に関する医療情報を容易に把握することができるようになっている。
図2に示すQRコード(登録商標)は、人の手又は足の爪に容易に貼ることが可能なように、一辺が約4mmの極めて小さな正方形で、1セル0.169mmの規格で構成され、無料アプリで読める最少の大きさとしている。当該規格のQRコード(登録商標)に記録できる情報量は、漢字4文字+半角英数22文字(30バイト)であるが、入居している施設名、電話番号、更には特定桁数の数値情報を記録するには十分である。なお、本実施例では特定桁数の数値情報を5桁の数字としているが、記録できるデータ量、施設内の患者数等に応じて、適宜に設定することができる。
また二次元コードシールには、上記した特定桁数の数値情報に代えてURL情報を記録しても良いが、URL情報の場合には文字数が多くなるため、上記した一辺が約4mm、1セル0.169mmの爪用の小さな規格には記録できない。その場合、後述する背中に貼り付ける大きなタイプの二次元コードシールであれば記録可能な情報量も多いため、文字数の多いURL情報を記録することも可能である。
当該QRコード(登録商標)は、裏面に接着剤が塗付された樹脂製シールの表面に印刷されており、シールの粘着力は爪に貼り付けた際に容易に剥がれない程度で、かつ貼り直しが可能な程度であれば特に制限はない。またフィルム素材も、通常のシールに用いる一般的な樹脂材であればよく、特別のものでなくて良い。
シート裏面の接着材では耐久性が乏しい場合、QRコード(登録商標)表面を覆うようにして、透明なジェルタイプシールを塗布すれば剥がれ易い欠陥を補うことができる。更にこのジェルタイプシールで覆う場合、爪との接着を強固にしながら、剥がし易い素材としてはUV硬化樹脂がある。当該UV硬化樹脂を使用した場合、ELDライトを照射することで、接着材成分が硬化し、ジェルタイプシールがボロボロと崩壊するようになって剥がし易くなる。
また、二次元コードシールを貼る場所として、手や足の爪以外に、通常、老人の手が届かない背中中央部に貼り付けることも考えられる。その場合には、医療用シールを用い、皮膚にかぶれ等の炎症が起きない素材とすることが望ましい。また、この場合、爪よりも遥かに大きな背中に貼ることから、QRコード(登録商標)は、1セル0.169mmの規格ではなく、一般的な0.33mm規格とすることができ、これによってより多くの情報を記録することができる。なお、徘徊老人を保護した警察官は、通常、交番や警察署において簡単な身体検査を行うのが一般的であり、QRコード(登録商標)シールを背中に貼り付けた場合であっても、その存在を発見することが可能である。
上記したように、二次元コードシールを背中に貼る場合、二次元コードはシールの表面ではなく、シール裏面に記録し、外観からは二次元コードが見えないようにしてもよい。
当該QRコード(登録商標)シールは、例えば50mm×50mm、或いは100mm×100mmの大きさのシート内に、まとめて複数個を作成しておき、必要に応じて1個ずつ剥がして使用する。
また、特に女性患者の場合、無味乾燥なQRコード(登録商標)シールだけを爪に貼ろうとすると嫌がる者も多数存在するため、例えば、通常の綺麗なネイルシールや動物イラスト等が描かれたシールなど、女性の気を引くシールと合わせて貼るようにしても良い。
本実施例を実際の運用に適用した例を、図1に基づいて説明する。
QRコード(登録商標)シールによる徘徊老人保護システムを利用する介護施設(或いは病院)は、本システムを運用する会社に対し、認知症患者個人と紐付けた施設名、電話番号、疾病名、薬剤名のデータを渡し、当該運用会社は受け取った情報に基づいて、施設名、電話番号、特定桁数の数値情報又はURL情報のみを記録したQRコード(登録商標)シールと、前記特定桁数の数値情報又はURLからアクセス可能な疾病名、薬剤名等が記録された医療情報データベースを作成する。当該医療情報データベースに記録されたデータは、インターネットを経由してスマートフォン上で閲覧することができる。なお、個人名は一切表示されない。
介護施設(或いは病院)は、運用会社が作成したQRコード(登録商標)シールを、認知症患者の手又は足の爪、或いは背中に貼り付ける。
手又は足の爪、或いは背中にQRコード(登録商標)シールが貼り付けてある認知症患者が市中を徘徊し、警察官によって保護されると、警察官は手持ちのスマートフォンを用いてQRコード(登録商標)に記録された情報を読み取り、図3に示す画面上に表示される施設名、電話番号に基づいて連絡を取ることができる。その際、徘徊老人の個人名は特定できないが、施設側では既に失踪者がいることを把握しており、更に警察官から知らされる外見や服装によって、失踪者名を特定することができる。施設と連絡が取れさえすれば、後は、担当者に引取りに来てもらえれば無事に解決するため、通常は、スマートフォンで読取った施設名、電話番号だけで十分保護が可能である。
一方、警察官が施設に電話したとしても、必ずしも直ぐに連絡がとれるとは限らず、一時的に警察署等で保護しなければならない事態も発生する。その場合、警察側が最も不安視することは、保護された認知症患者が持病を有しており、定期的に薬剤を服用しなければ命に係わる状況にあるか否かの把握である。
本システムでは、図3に示すスマートフォンの画面上に表示される特定桁数の数値情報又はURL情報にタッチすることで、図1に示す医療情報データベースに自動的にアクセスすることができるようになっており、医療情報データベースから受け取った情報は、図4に示すとおり、当該認知症患者が患っている疾病名、服用中の薬剤名として表示され、警察署内で一時的に保護している間においても、本人の体調を安心して維持管理することができる。
認知症患者が患っている疾病名、服用中の薬剤名の把握は、上記した場合にしか必要としないため、限られた情報量しか記録できないQRコード(登録商標)に記録するのではなく、システム運用先の医療情報データベースに保存しておき、必要に応じてアクセスできるようにしている。なお、患っている疾病、服用中の薬剤が無い場合には、QRコード(登録商標)に当該特定桁数の数値情報又はURL情報を記録しないようにしてもよい。また医療情報データベースに記録する疾病名、服用中の薬剤名等の医療関連情報は、認知症患者の状況変化に伴って逐次更新すれば良い。また患っている疾病、服用中の薬剤が無い場合であっても、QRコード(登録商標)に特定桁数の数値情報又はURL情報を記録し、医療情報データベースを空にしておく一方、スマートフォンの画面上に、「現在、患っている病気、服用中の薬剤はありません。」と表示してもよい。医療関連情報としては、患っている疾病名、服用中の薬剤名の他に、血圧、血液型など、身体、健康に関する様々な情報がある。
上記した実施例では、QRコード(登録商標)シールと医療情報データベースの作成を、外部の運用会社に委託している例を示しているが、当然、介護施設(或いは病院)内で全てを運用してもよい。また、個々の介護施設(或いは病院)で実施するのではなく、地方自治体単位で運用すれば、更に効果を高めることができる。地方自治体単位で運用する場合、連絡先施設名及び連絡先を役所とすればよい。また、全国の警察と連携を図ることで、本システムによる徘徊老人の保護を、全国規模に拡大することもできる。
次に、本発明の第二の実施形態(第二実施例)について説明する。本実施例が第一実施例と相違する点は、医療関連情報を外部のデータベースに持たず、二次元コードに直接記録している点である。
図5は、本実施例において、携帯情報端末でQRコード(登録商標)を読み取った画面を示している。本実施例では、徘徊老人が患っている疾病名、服用中の薬剤名等の医療関連各情報を、QRコード(登録商標)に直接記録し、携帯端末情報の画面に、施設名、電話番号とともに表示するようになっている。
なお、本実施例の場合、1セル0.169mmの規格では記録可能な情報量に大きな制限があるため、1セル0.254mm以上の規格で、かつ面積が大きな親指の爪、或いは背中に貼ることになる。
以上、本願発明の各実施例について説明したが、連絡先を介護施設(又は病院)ではなく、外部の委託先とし、委託先の電話番号をQRコード(登録商標)に記録しても良い。
また、各実施例では二次元コードとしてQRコード(登録商標)を用いているが、各種情報が記録可能なその他のコードでもよい。なお、本願発明の範囲外ではあるが、連絡先の名称及び電話番号だけでも良い場合には、バーコードでも代用できる。
本発明は、保護した警察官によってQRコード(登録商標)情報を読み取ることを想定しているが、当該システムが社会に広く認知、周知された状況では、市役所等の職員、他の介護関連業務に従事する者、或いは善意の第三者が徘徊老人を発見して保護し、当該警察官以外の者によってQRコード(登録商標)情報を読取り、施設に連絡することもできる。
1 二次元コード
2 二次元コードシール
3 爪
4 スマートフォン
5 スマートフォンの表示画面
6 医療情報データベース

Claims (10)

  1. 徘徊老人の保護システムであって、
    連絡先名称、電話番号及び特定桁数の数値情報又はURL情報のみが記録された二次元コードを樹脂フィルム上に印刷した二次元コードシールと、
    前記二次元コードに記録された情報を読み取り、当該読み取った情報を画面に表示する携帯情報端末と、
    前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報からインターネットを経由してアクセス可能であって、前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を含む医療関連情報が記録された医療情報データベースとからなり、前記医療情報データベースに記録される情報は、個人を特定できる情報を含まず、
    前記二次元コードシールは、人間の手又は足の爪或いは皮膚に貼り付けられ、
    前記携帯情報端末によって、前記二次元コードに記録されている前記連絡先名称、前記電話番号及び前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報を読み取り、前記連絡先名称、前記電話番号及び前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報を前記携帯情報端末の画面上に表示し、
    前記携帯情報端末からインターネットを経由して前記特定桁数の数値情報又は前記URL情報から前記医療情報データベースにアクセスし、前記携帯情報端末の画面上に前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を表示する、
    ことを特徴とする徘徊老人の保護システム。
  2. 前記二次元コードが、QRコード(登録商標)である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の徘徊老人の保護システム。
  3. 皮膚に貼り付けられる前記二次元コードシールは、医療用シールである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の徘徊老人の保護システム。
  4. 前記二次元コードは、前記医療用シールの裏面に記録されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の徘徊老人の保護システム。
  5. 手又は足の爪に貼り付けた前記二次元コードシールは、表面を樹脂シートで被覆され、
    前記樹脂シートは、LEDライトで照射することで粘着成分が硬化し、容易に破壊される樹脂から構成される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の徘徊老人の保護システム。
  6. 徘徊老人の保護システムであって、
    連絡先名称、電話番号、前記徘徊老人が患っている疾病名及び服用中の薬剤名を含む医療関連情報の3つの情報のみが記録された二次元コードを樹脂フィルム上に印刷した二次元コードシールと、
    前記二次元コードに記録された情報を読み取り、当該読み取った情報を画面に表示する携帯情報端末とからなり、
    前記二次元コードシールは、人間の手又は足の爪或いは皮膚に貼り付けられ、
    前記携帯情報端末によって、前記二次元コードに記録されている前記連絡先名称、前記電話番号、及び前記医療関連情報を読み取り、前記連絡先名称、前記電話番号、及び前記医療関連情報の3つの情報を前記携帯情報端末画面上に表示する、
    ことを特徴とする徘徊老人の保護システム。
  7. 前記二次元コードが、QRコード(登録商標)である、
    ことを特徴とする請求項に記載の徘徊老人の保護システム。
  8. 皮膚に貼り付けられる前記二次元コードシールは、医療用シールである、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の徘徊老人の保護システム。
  9. 前記二次元コードは、前記医療用シールの裏面に記録されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の徘徊老人の保護システム。
  10. 手又は足の爪に貼り付けた前記二次元コードシールは、表面を樹脂シートで被覆され、
    前記樹脂シートは、LEDライトで照射することで粘着成分が硬化し、容易に破壊される樹脂から構成される、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の徘徊老人の保護システム。
JP2015162590A 2015-08-20 2015-08-20 徘徊老人の保護システム Active JP6654007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162590A JP6654007B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 徘徊老人の保護システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162590A JP6654007B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 徘徊老人の保護システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017041119A JP2017041119A (ja) 2017-02-23
JP6654007B2 true JP6654007B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=58202887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015162590A Active JP6654007B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 徘徊老人の保護システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6654007B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6884646B2 (ja) * 2017-06-15 2021-06-09 株式会社オレンジリンクス 失踪者及び身元不明者の連絡先確認システム
JP6704072B1 (ja) * 2019-01-22 2020-06-03 株式会社バンダイ 情報処理システム
CN111248602A (zh) * 2020-01-16 2020-06-09 浙江风尚化妆品有限公司 一种可识别感应的指甲贴

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011978A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏
JP2011036327A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Techmatrix Corp 遠隔読影サーバ装置、遠隔読影システム及び遠隔読影管理装置
JP5599216B2 (ja) * 2010-04-06 2014-10-01 リンテック株式会社 角質剥離用シート
JP2013186431A (ja) * 2012-03-10 2013-09-19 Seiichi Senoo 個人情報案内提示物および個人情報案内管理方法、それらの個人情報案内提示システム
JP6172937B2 (ja) * 2012-12-28 2017-08-02 キヤノン株式会社 医療情報端末、医療情報端末の制御方法およびプログラム
JP3196437U (ja) * 2014-11-18 2015-03-12 吉田 裕貴子 徘徊老人の身元確認システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017041119A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gostin COVID-19 reveals urgent need to strengthen the World Health Organization
KR920005205B1 (ko) 신원확인 시스템
US20100219241A1 (en) Universal Personal Emergency Medical Information Retrieval System
JP6654007B2 (ja) 徘徊老人の保護システム
AU2012292968A1 (en) Emergency contact device
US20220148726A1 (en) Secure Systems for Contactless Identification and Vital Sign Monitoring
JP6587931B2 (ja) 要支援者確認ツール
JP3139635U (ja) 電子タグ内蔵入れ歯情報管理システム
JP2017134405A (ja) 二次元コード付きネイルシール
US11217348B2 (en) Systems for secure contactless identification and tracking with redundant electronic/visual security mechanisms
Catalán Mental health and HIV infection
JP3196437U (ja) 徘徊老人の身元確認システム
JP3208076U (ja) 身元確認システム
US10940711B2 (en) Bandage with an insertable medical data card
US20160070866A1 (en) Personal Health Card - A card and software application to maintain personal health information
ITMI981442A1 (it) Sistema per la associazione anche inamovibile alla persona di un micro chip per la memorizzazione dei dati di identificazione e di maggiore
Tavakoli et al. Developing health information documentation in disaster
JP2019003441A (ja) 失踪者及び身元不明者の連絡先確認システム
Saxena et al. Emergency Medical Service (EMS) Belt.
AU2016101964A4 (en) In case of emergency (ice) information package
ES1293275U (es) Credencial Internacional de salud Personal
JP2020197904A (ja) 情報担体、介護支援システムおよび介護支援方法
KR20230166025A (ko) 스마트 틀니 또는 틀니케이스 사용자의 구강관리 및 요양관리를 위한 정보식별체의 연동 서비스를 이용한 틀니 케어시스템
Binnersley et al. Establishing user requirements for a patient held electronic record system in the united kingdom
AU2013100607A4 (en) Safety@POC is a small sign that has a QR code that links a procedure name to a best practice vignette of that procedure so that doctors and nurses can use mobile technology to access, watch and then perform the procedure correctly.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250