JP6653637B2 - ケーサ及びケーサの運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料が充填された缶、樹脂製ボトルなどの包装対象物を包装資材である例えば段ボールシートで包み込んで箱詰された梱包体を得るケーサに関するものである。
飲料缶等の包装対象物を包装する装置として、フラップ折り込み機構によりシートのフラップ部を自由端部分の内側に折り曲げて、このフラップ部に糊を供給し、自由端部分とフラップ部を糊付けすることにより梱包体を生産するケーサ(caser)が普及している。ケーサは複数の包装対象物を所定数量にグループ分けし、グループ分けされた単位で梱包体が形成される。このグループ分けは、包装対象物自体を対象とされることもあるし、例えば6本の単位の予備梱包体とされることもある。一つのグループが24本の飲料缶からなる場合を例にすると、24本の飲料缶を1グループとして扱うこともあるし、6本単位の予備梱包体を4個で1グループとして扱うこともある。
ケーサは、包装対象物をグループ分けする集積部と、1グループに対応する例えば段ボールシートに1グループの包装対象物を充填する充填部と、シートに糊を塗布する糊付部と、自由端部分とフラップ部を糊付けするためにシートに必要な圧力を付与する圧着部と、を備える。段ボールシートは、充填部から圧着部にかけて順に箱状に折り込まれる。
ケーサを構成する集積部、充填部及び圧着部を動作させる駆動源には、例えば特許文献1及び特許文献2に示すようにサーボモータが用いられる。また、特許文献3に開示されるように、自由端部分とフラップ部を糊付けするのにホットメルト接着剤が用いられる。
特開平6−99905号公報 特許5936442号公報 特開平6−99910号公報
ケーサは、上流側及び下流側の双方にケーサに関連する装置が設けられることで、一連の梱包作業が行われる。ケーサ、上流側の装置及び下流側の装置のいずれかに不具合が生じて、ケーサの運転を停止することがある。そうすると、特にホットメルトによる糊付が不十分な不適合品が生じ、この不適合品は製造ラインから排除される。一方で、不適合品か否かの判定をセンサにより行うと、センサの検知手段によっては適合品であるにもかかわらず不適合品と誤って判定するおそれがある。ホットメルトによる糊付けを行う場合には、例えばホットメルトによる糊付部分の温度を検知することによって糊付けがされていることを判定できるが、適正にホットメルトが塗布されているにも関わらず、ケーサが運転を停止する時間が長ければ、ホットメルトの温度が低下する。したがって、ケーサを再起動すると、ホットメルトによる糊付部分の温度が低下しているために、その梱包体は適合品であるにも関わらず不適合品と判定されることがある。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、運転を停止した後にケーサが運転を再開したときに、糊付けが適切にされているにもかかわらず不適合品として判定される梱包体が生ずるのを避けることができるケーサ及びケーサの運転方法を提供することを目的とする。
本発明のケーサは、複数の包装対象物を所定数量の単位にグループ分けする集積部と、グループ分けされた包装対象物を包装資材に充填する充填部と、充填部に包装資材を搬送する資材搬送部と、包装対象物が充填された包装資材の所定の塗布領域に接着剤を塗布する糊付部と、接着剤が塗布された部分を圧着して包装資材を梱包体とする加圧部と、を備える。
本発明のケーサは、梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備える。
正常運転モードにおいては、集積部、充填部、資材搬送部、糊付部及び加圧部のそれぞれの動作が同期して行われる。払出停止モードにおいては、充填部、糊付部及び加圧部の動作を継続しつつ、集積部及び資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、第一ステップの後に、充填部、糊付部及び加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行される。
本発明のケーサによると、正常運転モードから払出停止モードに移行しても、第一ステップにおいて充填部、糊付部及び加圧部の動作を継続し、第二ステップにおいて充填部、糊付部及び加圧部の動作を停止する。したがって、ホットメルトが既に塗布された分について、正常運転と同様に加圧部を通過するまで処理を施すことができるので、梱包体として箱詰めする作業を完了できる。したがって、ケーサの運転を停止したことに基づいて不適合品を生み出すことがないので、ケーサを再起動したときに不適合品と判定されることがなくなる。よって、本発明のケーサによると、稼働率を向上できるとともに、歩留まりを向上できる。
なお、本発明における充填部は、第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて、動作を停止することもできる。この場合、第二ステップにおいても充填部の動作の停止が継続される。
本発明の第二ステップは、少なくとも二つの形態を含む。
一つ目の形態は充填部、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止するというものであり、二つ目の形態は先行して充填部の動作を停止した後に、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止するというものである。
一つ目の形態において、充填部、糊付部及び加圧部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、充填部、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止することができる。また、二つ目の形態においては、充填部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、充填部の動作を停止し、糊付部及び加圧部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止することができる。
一つ目の形態は、充填部、糊付部及び加圧部を同時に停止するので制御が容易である。また、二つ目の形態は、充填部を先に停止するので、ケーサの省エネルギに寄与する。
本発明のケーサは、加圧部を経た梱包体の適合又は不適合を判定する検査部をさらに備えることができる。この検査部は、糊付部により塗布された接着剤の温度を検知することにより、梱包体の適合又は不適合を判定する、ことができる。
接着剤が適切な位置に塗布されたことを温度で検知する場合には、適切な位置に接着剤が塗布されていても接着剤の温度が低下すると、検査部はその梱包体を不適合と判定するおそれがある。本発明は、このように接着剤の温度により適合又は不適合を判定する検査部を有するケーサに最も効果的である。
本発明のケーサは、集積部、充填部、資材搬送部、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止する緊急停止モードをさらに備えることができる。これにより、払出停止モードと緊急停止モードは、選択的に実行されることになる。
梱包体の生産よりもケーサの停止を優先させることが必要な場合も想定して、ケーサを迅速に停止させる緊急停止モードを設けることが好ましい。
本発明のケーサによると、払出停止モードが、第一ステップにおいて充填部、糊付部及び加圧部の動作を継続し、第二ステップにおいて充填部、糊付部及び加圧部の動作を停止する。したがって、接着剤が既に塗布された分について、正常運転と同様に加圧部を通過するまで処理を施すことができるので、梱包体として箱詰めする作業を完了できる。よって、本発明によると、ケーサを再起動したときに不適合品と判定されることがなくなるので、ケーサの稼働率を向上できるとともに、歩留まりを向上できる。
本発明の実施形態に係る段ボールケーサの全体構成の概要を示す斜視図である。 図1の段ボールケーサのシート搬送部及び充填部の装置構成例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1の段ボールケーサの集積部、充填部および糊付部の装置構成例及び動作を示す図である。 図3に引き続き、図1の段ボールケーサの集積部、充填部および糊付部の装置構成例及び動作を示す図である。 図1の段ボールケーサの集積部、充填部および糊付部の装置構成例を示す平面図である。 図1の段ボールケーサの制御手順を示すフローチャートである。 図1の段ボールケーサの動作を示す図であり、(a)は通常動作を示し、(b)は払出停止の序盤を示している。 図7に引き続き、(a)は払出停止の中盤を示し、(b)は払出停止の終盤を示している。 図8の制御手順による、(a)はサーボモータSM1〜SM8の駆動及び停止を示すタイミングチャート、(b)は集積部20〜加圧部80の動作及び停止を示すタイミングチャートである。 図1のケーサの他の制御手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る段ボールケーサ1及びその運転方法について説明する。
段ボールケーサ1は、運転を停止すべき事情が生じ、その後に運転を再開したときに、本来は適合品であるにもかかわらず、不適合品と判定される梱包体Pが生じないように動作する。この動作は、停止すべき事情が生じたときに、段ボールケーサ1の構成要素を充填部50よりも上流側と下流側に区分して制御することにより実現される。
以下、段ボールケーサ1の構成について説明した後に、段ボールケーサ1の動作について説明する。
図1に示すように、段ボールケーサ1は、上流側から下流側に向けて包装対象物Cを搬送する供給コンベヤ10と、供給コンベヤ10から供給される包装対象物Cを所定数量の単位にグループ分けする集積部20と、供給コンベヤ10の側方に配置され、包装資材である段ボールシートSをストックするシートマガジン部30と、シートマガジン部30にストックされている複数の段ボールシートSの中から1ケース分、つまり1枚の段ボールシートSを供給コンベヤ10に搬送する資材搬送部としてのシート搬送部40と、を備えている。
また、段ボールケーサ1は、グループ分けされた所定数量の包装対象物Cを供給された段ボールシートSの所定位置に充填する充填部50と、包装対象物Cと段ボールシートSからなるドライ梱包体の段ボールシートSの必要なフラップF1,2,3に接着剤としてのホットメルトを所定の塗布領域に塗布する糊付部60と、ホットメルトが塗布された段ボールシートSのフラップF1,2,3に幅方向Wの両側から圧力を加えて圧着する加圧部80と、を備える。
なお、段ボールケーサ1において、上流及び下流は、包装対象物Cが搬送される向きを基準にして特定されるものであり、相対的な意味を有している。例えば、図1において、集積部20よりも充填部50は下流に設けられ、充填部50よりも糊付部60は下流に設けられている。また、包装対象物Cが搬送される向きは、図1に白抜き矢印で示されている。
さらに、段ボールケーサ1は、加圧部80を経て生産された梱包体Pの品質及び安全性の観点から適合又は不適合を判定する検査部90を備えている。本実施形態における検査部90は、ホットメルトが適切な位置に塗布されているのかをホットメルトの温度により検知する検知センサ91を備え、検知センサ91で検知された温度に基づいて梱包体Pの適合又は不適合を判定する。検査部90の判定結果は、制御部100に送られる。
段ボールケーサ1は、上流側から下流側に向けて集積部20〜検査部90がこの順で配置されており、集積部20〜検査部90の動作を司る制御部100を備えている。
制御部100は、集積部20〜検査部90の駆動源であるサーボモータSM1〜SM8に動作指令信号を送るとともに、検査部90における検査結果を受け取る。また、制御部100には払出停止ボタン101と緊急停止ボタン103が接続されており、制御部100は払出停止ボタン101と緊急停止ボタン103のいずれかが押されたことの情報を受け取る。
払出停止ボタン101は、段ボールケーサ1を停止させるよりも梱包体Pの生産を続けるのを優先することを想定して設けられている。また、緊急停止ボタン103は迅速に段ボールケーサ1を停止させる必要がある場合に押されるボタンであり、梱包体Pの生産よりも段ボールケーサ1を停止させるのを優先することを想定して設けられている。
段ボールケーサ1の上流側には供給コンベヤ10が設けられ、また、段ボールケーサ1の下流側には検査部90による合否判定が済んだ梱包体Pをさらに下流に向けて搬送する排出コンベヤ110が設けられている。排出コンベヤ110は、途中でUターンしており、図示を省略するパレットに梱包体Pが載せられるパレット移載部120に繋がっている。また、排出コンベヤ110には、梱包体Pの外周面に文字、図形を印刷すると印刷部が付設されることがある。パレット移載部120及び印刷部は下流装置に該当する。
以下、段ボールケーサ1の各要素の概略構成を順に説明する。
[集積部20]
集積部20は、図3(a)及び図5に示すように、上流側の供給コンベヤ10から供給される包装対象物Cを受け取るとともに充填部50に供給する集積部コンベヤ21と、集積部コンベヤ21に載せられた包装対象物Cを下流側に向けて搬送するフライトバー23と、集積部コンベヤ21の下流側先端部と充填部50との間を往復自在に形成され、フライトバー23によって供給される包装対象物Cを充填部50における段ボールシートSの上に受け渡すドラッグプレート25と、を備えている。
集積部コンベヤ21は、供給コンベヤ10から供給された包装対象物Cをドラッグプレート25に向けて搬送する。集積部コンベヤ21は、サーボモータSM3により駆動される。なお、図3(b)、図4及び図5にはサーボモータSM3の記載が省略されている。他のサーボモータSM1〜SM8についても同様である。
フライトバー23は、駆動用のチェーン27(図4参照)によって包装対象物Cを下流に向けて搬送可能に構成され、包装対象物Cをドラッグプレート25に供給するとともに、包装対象物Cをドラッグプレート25から段ボールシートSの上に供給する。また、フライトバー23は、チェーン27の動作にしたがって、包装対象物Cの充填後にいったん上昇してから上流側の原点位置まで復帰する。フライトバー23は、チェーン27を介してサーボモータSM2により駆動される。
ドラッグプレート25は、集積部コンベヤ21の下流端から充填部50に対して往復移動可能に構成されており、フライトバー23により押される包装対象物Cを集積部コンベヤ21から受け取る。ドラッグプレート25に供給された包装対象物Cは、図3(b)に示すように、さらにフライトバー23により下流に向けて押されることにより、段ボールシートSに充填される。ドラッグプレート25は、サーボモータSM4により駆動される(図3(a)参照)。
[シートマガジン部30]
シートマガジン部30は、図1に示すように、折り目が形成された段ボールシートSを積層して保持する部分であり、このシートマガジン部30から段ボールシートSが1枚ずつシート搬送部40に供給されるように構成されている。
[シート搬送部40]
シート搬送部40は、図2に示すように、集積部コンベヤ21と垂直方向に配設される搬送コンベヤ41を備える。
シート搬送部40は、搬送コンベヤ41の駆動源であるサーボモータSM1と、サーボモータSM1により正回転する駆動ギヤ42,43とを備え、サーボモータSM1の正逆回転に伴って搬送コンベヤ41の走行が可能とされている。
シート搬送部40は、幅方向の両側に搬送ガイド46,46を備える。搬送される段ボールシートSは搬送ガイド46,46に載せられた状態で搬送される。
[充填部50]
充填部50は、図3(a)及び図5に示すように、リフト51,51を備える。リフト51,51は、搬送ガイド46,46の上の段ボールシートSを、ドラッグプレート25の底面に接する充填レベルの高さまで持ち上げる。そして、段ボールシートSを持ち上げたことによって形成される、段ボールシートSの底面と搬送ガイド46(搬送コンベヤ41)との隙間に、後述するムービングプレート53を挿入できるように構成されている。リフト51,51は、サーボモータSM6により駆動され、ムービングプレート53はサーボモータSM5により駆動される。
ムービングプレート53は、段ボールシートSに包装対象物Cが充填されるときに、搬送コンベヤ41と段ボールシートSの底面との間に挿入される。ムービングプレート53は、ドラッグプレート25が後退した後に段ボールシートSを下方から支持しながら、充填部50から糊付部60の下部コンベヤ61に受け渡すように往復移動可能に形成されている。
[糊付部60,加圧部80]
糊付部60は、図1に示すように、接着剤であるホットメルトを吐出する吐出ノズル67を備えている。折り畳まれた段ボールシートSの所定位置に向けて吐出ノズル67からホットメルトが塗布される。
また、糊付部60は、図3及び図4に示すように、包装対象物Cが段ボールシートSに充填された梱包体Pをその下面に接することで搬送する下部コンベヤ61と、梱包体Pをその上面に接することで搬送する上部コンベヤ63と、を備えている。なお、梱包が未完の状態であっても、以下では梱包体Pと称することにする。下部コンベヤ61はサーボモータSM7により駆動され、上部コンベヤ63はサーボモータSM8により駆動される。
糊付部60は、図5に示すように、段ボールシートSの幅方向のフラップF1を折り込むために、下部コンベヤ61の入り口にサイドガイド65を備えている。梱包体Pはここを通過することにより、幅方向のフラップF1が折り畳まれる。糊付部60は、上側のフラップF2及び下流側のフラップF3を折り畳むための図示を省略するガイドを備えている。
糊付部60の下流に連なる加圧部80は、糊付部60と共用の下部コンベヤ61と上部コンベヤ63を備えている。加圧部80は、下部コンベヤ61と上部コンベヤ63の幅方向の両側に図示を省略するガイドを備える。このガイドは、下部コンベヤ61と上部コンベヤ63の鉛直方向における中間位置に設けられる。梱包体Pは、下部コンベヤ61と上部コンベヤ63により搬送されながら、上下面については下部コンベヤ61と上部コンベヤ63により押圧され、また、幅方向の両側面は当該ガイドにより押圧されることで、ホットメルトと段ボールシートSが圧着される。
[制御部100]
以上の通りであり、段ボールケーサ1は、その動作を行うために8つのサーボモータSM1〜SM8を備えている。サーボモータSM1〜SM8の動作は、制御部100により制御される。このサーボモータSM1〜SM8は、正常な運転状態では、それぞれが同期運転するように制御部100により制御される。
制御部100は、検査部90から糊付の検査結果を受け取る。検査結果が適合であれば、制御部100はサーボモータSM1〜SM8について従前の同期制御をそのまま続ける。また、検査結果が不適合であれば、制御部100はサーボモータSM1〜SM8について、同期制御から後述する払出停止制御に切り替える。
[段ボールケーサ1の動作]
次に、段ボールケーサ1の動作について説明する。
始めに、段ボールシートSの充填部50への供給動作について説明する。
シートマガジン部30から1ケース分の段ボールシートSを取り出し、図2及び図3(a)に示すように、シート搬送部40の搬送コンベヤ41および搬送ガイド46の上に置く。
次に、図3(a)に示すように、1ケース分に集積された包装対象物Cは、フライトバー23によって集積部コンベヤ21からドラッグプレート25に移送される。そして、図3(b)に示すように、包装対象物Cを載せたドラッグプレート25は、充填部50まで移動して停止する。このとき、充填部50の段ボールシートSがリフト51,51によって充填レベルまで持ち上げられるとともに、ムービングプレート53が前進して、段ボールシートSの底面と搬送ガイド46との隙間に挿入される。段ボールシートSは、所定位置が折り曲げられている。
これと同時に、図4(a)に示すように、フライトバー23によって包装対象物Cが押圧されたままでドラッグプレート25が後退して引き抜かれるので、包装対象物Cが段ボールシートSの上に充填される。さらに、リフト51,51が下降することによって充填完了品がムービングプレート53に受け渡される。フライトバー23は、いったん上昇して初期位置に戻る。
その後、図4(b)に示すように、充填完了品を載せたムービングプレート53は下流側に向かって後退し、この過程で上側のフラップF2及び下流側のフラップF3が折り畳まれる。また、この過程で吐出ノズル67から吐出されるホットメルトが段ボールシートSの所定位置に塗布される。
下部コンベヤ61及び上部コンベヤ63により加圧部80を梱包体Pが通過する過程で、必要な個所が圧着され、箱詰め作業が完了する。
箱詰めが完了した梱包体Pは検査部90(図1)を通過することで適合又は不適合が判定される。
検査部90に適合と判定された梱包体Pはそのまま排出コンベヤ110に搬送され、また、段ボールケーサ1はその正常運転を継続する。
一方、検査部90が検査した梱包体Pを不適合と判定すると、その結果は制御部100に通知される。制御部100はこの通知を受けると、制御部100はあらかじめ定められた手順で払出停止の動作をするようにサーボモータSM1〜SM8に指示を出す。
[動作停止モード]
段ボールケーサ1は、段ボールケーサ1の動作を停止する二つのモードを備えているところに特徴を有する。その一つが緊急停止モードであり、他の一つが払出停止モードであり、特に、サーボモータSM1〜SM8を段階的に停止する払出停止モードに特徴がある。以下、図6〜図9を参照して、段ボールケーサ1の停止動作に関する制御手順を説明する。なお、緊急停止モードと払出停止モードは選択的に実行される。
いま、段ボールケーサ1は、図7(a)に示すように、梱包体Pを連続的に生産する正常運転モードにより運転を行っているものとする。
正常運転において、制御部100は継続して停止条件の有無を判断する(図6 S101)。ここでいう停止条件とは、払出停止ボタン101が作業員によって押されたか、緊急停止ボタン103が作業員によって押されたか、または、検査部90が梱包体Pを不適合と判断したか、のいずれかである。なお、検査部90が検査した梱包体Pを不適合と判定すると、払出停止モードに移行するので、以下では不適合の場合も含めて払出停止ボタン101が押されたものとして説明する。
制御部100は、停止条件があるものと判断すると、次は、段ボールケーサ1の停止モードを判断する(図6 S103)。具体的には、制御部100は、停止方法が払出停止モードであればサーボモータSM1〜SM8に払出動作をするように指示する(図6 S105 Yes,S107)。払出停止モードについては後述する。制御部100は、停止方法が払出停止モードでなければサーボモータSM1〜SM8を緊急に停止するように指示する(図6 S105 No,S109)。制御部100が行うこの緊急停止モードは、全てのサーボモータSM1〜SM8を最短の時間で同時に停止させる。
制御部100は、払出停止モードが始まると、サーボモータSM1〜SM3が停止するか否かを確認し(図6 S111)、サーボモータSM1〜SM3が停止したならば(図6 S111 Yes)、糊付部60と加圧部80に梱包体Pが存在しているか否かの確認をする(図6 S113)。制御部100は、糊付部60と加圧部80に梱包体Pが存在していない(図6 S113 No)、つまり、梱包体Pが糊付部60及び加圧部80から払い出されていれば、残りのサーボモータSM4〜SM8を停止させてサーボプログラムを停止する(図6 S117)。
次に、払出停止モードによるサーボモータSM1〜SM8の停止について、図7〜図9を参照して説明する。
払出停止モードは、以下のステップA〜ステップDが順に行われる。
ステップA:サーボモータSM1〜SM3の停止
制御部100は、図9(a)に示すようにサーボモータSM1〜SM3の動作を停止(OFF)させることで、図9(b)に示すように集積部20、シートマガジン部30及びシート搬送部40の動作が停止(OFF)する。集積部20及びシートマガジン部30の動作を停止させることにより、それ以降の包装対象物C及び段ボールシートSの充填部50への供給が停止される。
この状態においては、図7(a)に示すように、充填部50、糊付部60及び加圧部80のそれぞれに梱包体Pが残っている。
ステップB:サーボモータSM4〜SM8の動作続行
サーボモータSM1〜SM3が停止されても、図9(a)に示すようにサーボモータSM4〜SM8の同期運転はそのまま継続される。したがって、図9(b)に示すように充填部50、糊付部60及び加圧部80のそれぞれにすでに搬送された包装対象物C及び段ボールシートSは、正常運転の時と同様に処理される。例えば、充填部50において段ボールシートSに載せられた包装対象物Cは、包装対象物Cが充填された段ボールシートSとともに糊付部60及び加圧部80を順に通過することで、梱包体Pが生産される。
充填部50への包装対象物C及び段ボールシートSの供給が止められているので、図7(b)及び図8(a)に示すように、梱包体Pが充填部50、糊付部60及び加圧部80から順に払い出される。
なお、ステップA及びステップBが、本願発明の第一ステップに対応する。
ステップC:充填部50〜加圧部80の製品払出
サーボモータSM4〜SM8の動作を継続すると梱包体Pとなった包装対象物Cと段ボールシートSは充填部50〜加圧部80から下流側に払い出され、図8(b)に示すように、充填部50〜加圧部80には包装対象物C、段ボールシートSが存在しない空きの状態を作り出すことができる。
ステップD:サーボモータSM4〜SM8の停止
充填部50〜加圧部80の全ての製品の払出が完了したならば、制御部100は図9(a)に示すようにサーボモータSM4〜SM8の停止を指示する。これで、図9(b)に示すように、充填部50〜加圧部80も含めた段ボールケーサ1は運転が停止される。
なお、ステップDが、本願発明の第二ステップに対応する。
[段ボールケーサ1の作用及び効果]
以下、段ボールケーサ1が奏する作用及び効果について説明する。
段ボールケーサ1は、正常運転モードから払出停止モードに移行しても、充填部50並びに充填部50よりも下流側の糊付部60及び加圧部80の動作を継続する。そうすることで、ホットメルトが既に塗布された分については、加圧部80を通過するまで正常運転と同様に処理が施されるので、梱包体Pとして箱詰めが完了する。そして、最後に箱詰めが完了した梱包体Pが加圧部80よりも下流に払い出された後に、充填部50〜加圧部80の動作が終了する。
したがって、段ボールケーサ1によると、払出停止モードに移行したとしても、段ボールケーサ1を停止させることによって検査部90により不適合品と判定される梱包体Pをゼロにすることができる。これに対して、例えば、同期して駆動されていたサーボモータSM1〜SM8を同時に停止して、集積部20〜加圧部80までの動作を同時に停止すると、充填部50、糊付部60及び加圧部80にそれまでに搬送されていた分については、そのままの状態で留め置かれる。その後、段ボールケーサ1を再起動すると、充填部50、糊付部60及び加圧部80のそれぞれにおいて溜め置かれた3ケース分は検査部90により不適合品と判定される。よって、段ボールケーサ1によると、段ボールケーサ1の稼働率を向上できるとともに、歩留まりを向上できる。
また、例えば集積部20〜加圧部80の全てについて動作を継続し、集積部20〜加圧部80から梱包体Pの払い出しを完了してから集積部20〜加圧部80を停止させることもできる。しかし、この場合には、停止の指示があった際に集積部20〜加圧部80のそれぞれに置かれていた7ケース分を払い出すことになるので、検査部90と下流装置の間に7ケース分のスペースを有するバッファ領域を備えていることが前提となる。ところが、段ボールケーサ1を設置するスペースが狭い場合には、この7ケース分のバッファ領域を確保できない。
これに対して段ボールケーサ1、払い出されるのが3ケース分だけであるから、バッファ領域を設けるにしても狭いスペースで足りる。
さらに、段ボールケーサ1によると、充填部50、糊付部60及び加圧部80に達した分については、運転を継続することにより梱包体Pの完成まで停止を伴うことがないので、払出停止モードに至ったとしても、生産されるのは通常運転と同様の梱包体Pである。したがって、段ボールケーサ1によると、接着性能を含めた梱包体Pの品質が安定している。
ここで、本発明者らの知見によると、糊付部60及び加圧部80で梱包体Pが一旦停止すると、比較的早い段階で段ボールケーサ1の運転を再開させても、得られる梱包体Pは接着性能が劣る。これは、運転停止によりホットメルトが固まってしまうと、加圧部80で圧着を行ったとしても、接着状態が不十分になるためと解される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることができる。
以上で説明した集積部20〜加圧部80の構成はあくまで一例にすぎず、集積部20〜加圧部80の機能を発揮しうる限りその構成は任意である。
段ボールケーサ1は、駆動部分に対してサーボモータSM1〜SM8のそれぞれが対応して設けられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数のサーボモータを用いるのに替えて、一つのサーボモータの駆動力をカム機構、リンク機構などの機械的な要素で複数の駆動部分に伝達することもできる。具体的には、シート搬送部40を一つのサーボモータで駆動させることができる。
段ボールケーサ1は、検査部90として接着剤(ホットメルト)の温度を検知することで梱包体Pの適合又は不適合を判定するが、本発明における適合又は不適合の判定は温度検知に限らず、外観を撮像して画像処理する、接着剤の硬度を測定する、などの手法を採用できる。
また、段ボールケーサ1における払出停止モードは、サーボモータSM4〜SM8を段階的に停止することができる。例えば、図10に示すように、充填部50に製品がないことが確認されるとサーボモータSM4〜SM5を先行して停止(図10 S112 Yes,S113)させ、さらに、糊付部60及び加圧部80に製品がないことが確認されるとサーボモータSM6〜SM8を停止(図10 S115 Yes,S119)させてもよい。サーボモータSM4〜SM5を先に停止させる分だけ省エネになる。
さらに、段ボールケーサ1は、払出停止モードと緊急停止モードを備えているが、他の停止モードを備えてもよい。例えば、段ボールケーサ1を設置するスペースが広いのであれば、前述した集積部20〜加圧部80の全てについて動作を継続し、集積部20〜加圧部80から梱包体Pの払い出しを完了してから集積部20〜加圧部80を停止させるモードである。
さらに、本実施形態における充填部50は本発明の第二ステップに対応するステップDにおいて動作が停止するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、接着剤が既に塗布された梱包体又は包装資材について、正常運転と同様に加圧部を通過するまで処理を施すことが趣旨である。したがって、本発明の第一ステップに対応するステップAにおいて、動作を継続するのに代えて、集積部20、シートマガジン部30及びシート搬送部40と一緒に動作を停止することもできる。
1 段ボールケーサ
10 供給コンベヤ
20 集積部
21 集積部コンベヤ
23 フライトバー
25 ドラッグプレート
27 チェーン
30 シートマガジン部
40 シート搬送部
41 搬送コンベヤ
42,43 駆動ギヤ
46 搬送ガイド
50 充填部
51 リフト
53 ムービングプレート
60 糊付部
61 下部コンベヤ
63 上部コンベヤ
65 サイドガイド
67 吐出ノズル
80 加圧部
90 検査部
91 検知センサ
100 制御部
101 払出停止ボタン
103 緊急停止ボタン
110 排出コンベヤ
120 パレット移載部
SM1〜SM8 サーボモータ
C 包装対象物
F1,F2,F3 フラップ
P 梱包体
S 段ボールシート

Claims (10)

  1. 複数の包装対象物を所定数量の単位にグループ分けする集積部と、
    グループ分けされた前記包装対象物を包装資材に充填する充填部と、
    前記充填部に前記包装資材を搬送する資材搬送部と、
    前記包装対象物が充填された前記包装資材の所定の塗布領域に接着剤を塗布する糊付部と、
    前記接着剤が塗布された部分を圧着して前記包装資材を梱包体とする加圧部と、を備え、
    前記梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、
    前記梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備え、
    前記正常運転モードにおいては、
    前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部のそれぞれの動作が同期して行われ、
    前記払出停止モードにおいては、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を継続しつつ、前記集積部及び前記資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、
    前記第一ステップの後であって、前記接着剤が塗布された前記梱包体が前記加圧部を通過した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行され、
    前記第二ステップは、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止するか、又は、
    先行して前記充填部の動作を停止した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止し、かつ、
    前記第二ステップは、
    前記充填部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部の動作を停止し、
    前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
    ことを特徴とするケーサ。
  2. 前記第二ステップは、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
    請求項に記載のケーサ。
  3. 前記加圧部を経た前記梱包体の適合又は不適合を判定する検査部をさらに備え、
    前記検査部は、
    前記糊付部により塗布された前記接着剤の温度を検知することにより、前記梱包体の適合又は不適合を判定する、
    請求項1または請求項2に記載のケーサ。
  4. 前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する緊急停止モードをさらに備え、
    前記払出停止モードと緊急停止モードは、選択的に実行される、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のケーサ。
  5. 前記充填部は、前記第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて動作を停止する、
    請求項1に記載のケーサ。
  6. 複数の包装対象物を所定数量の単位にグループ分けする集積部と、
    グループ分けされた前記包装対象物を包装資材に充填する充填部と、
    前記充填部に前記包装資材を搬送する資材搬送部と、
    前記包装対象物が充填された前記包装資材の所定の塗布領域に接着剤を塗布する糊付部と、
    前記接着剤が塗布された前記包装資材の部分を圧着して梱包体とする加圧部と、を備え
    るケーサの運転方法であって、
    前記梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、
    前記梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備え、
    前記正常運転モードにおいては、
    前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部のそれぞれの動作が同期して行われ、
    前記払出停止モードにおいては、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を継続しつつ、前記集積部及び前記資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、
    前記第一ステップの後であって、前記接着剤が塗布された前記梱包体が前記加圧部を通過した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行され、
    前記第二ステップは、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止するか、又は、
    先行して前記充填部の動作を停止した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止し、
    前記第二ステップは、
    前記充填部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部の動作を停止し、
    前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
    ことを特徴とするケーサの運転方法。
  7. 前記第二ステップは、
    前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
    請求項に記載のケーサの運転方法。
  8. 前記加圧部を経た前記梱包体の適合又は不適合を判定する検査部をさらに備え、
    前記検査部は、
    前記糊付部により塗布された前記接着剤の温度を検知することにより、前記梱包体の適合又は不適合を判定する、
    請求項6または請求項7に記載のケーサの運転方法。
  9. 前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する緊急停止モードをさらに備え、
    前記払出停止モードと緊急停止モードは、選択的に実行される、
    請求項〜請求項のいずれか一項に記載のケーサの運転方法。
  10. 前記充填部は、前記第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて動作を停止する、
    請求項に記載のケーサの運転方法。
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