JP2018016354A - ケーサ及びケーサの運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】段ボールケーサ1は、複数の包装対象物Cを所定数量の単位にグループ分けする集積部20と、包装対象物Cを段ボールシートSに充填する充填部50と、充填部50に段ボールシートSを搬送するシート搬送部40と、段ボールシートSの所定の塗布領域にホットメルトを塗布する糊付部60と、ホットメルトが塗布された部分を圧着する加圧部80と、を備える。段ボールケーサ1は、充填部50、糊付部60及び加圧部80の動作を継続しつつ、集積部20及びシート搬送部40の動作を停止する第一ステップと、第一ステップの後に、充填部50、糊付部60及び加圧部80の動作を停止する第二ステップと、が順に実行される払出停止モードを備える。
【選択図】図8
Description
ケーサを構成する集積部、充填部及び圧着部を動作させる駆動源には、例えば特許文献1及び特許文献2に示すようにサーボモータが用いられる。また、特許文献3に開示されるように、自由端部分とフラップ部を糊付けするのにホットメルト接着剤が用いられる。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、運転を停止した後にケーサが運転を再開したときに、糊付けが適切にされているにもかかわらず不適合品として判定される梱包体が生ずるのを避けることができるケーサ及びケーサの運転方法を提供することを目的とする。
本発明のケーサは、梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備える。
正常運転モードにおいては、集積部、充填部、資材搬送部、糊付部及び加圧部のそれぞれの動作が同期して行われる。払出停止モードにおいては、充填部、糊付部及び加圧部の動作を継続しつつ、集積部及び資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、第一ステップの後に、充填部、糊付部及び加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行される。
なお、本発明における充填部は、第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて、動作を停止することもできる。この場合、第二ステップにおいても充填部の動作の停止が継続される。
一つ目の形態は充填部、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止するというものであり、二つ目の形態は先行して充填部の動作を停止した後に、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止するというものである。
一つ目の形態において、充填部、糊付部及び加圧部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、充填部、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止することができる。また、二つ目の形態においては、充填部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、充填部の動作を停止し、糊付部及び加圧部から包装対象物及び包装資材が払い出されたことを検知した後に、糊付部及び加圧部の動作を同時に停止することができる。
一つ目の形態は、充填部、糊付部及び加圧部を同時に停止するので制御が容易である。また、二つ目の形態は、充填部を先に停止するので、ケーサの省エネルギに寄与する。
接着剤が適切な位置に塗布されたことを温度で検知する場合には、適切な位置に接着剤が塗布されていても接着剤の温度が低下すると、検査部はその梱包体を不適合と判定するおそれがある。本発明は、このように接着剤の温度により適合又は不適合を判定する検査部を有するケーサに最も効果的である。
梱包体の生産よりもケーサの停止を優先させることが必要な場合も想定して、ケーサを迅速に停止させる緊急停止モードを設けることが好ましい。
段ボールケーサ1は、運転を停止すべき事情が生じ、その後に運転を再開したときに、本来は適合品であるにもかかわらず、不適合品と判定される梱包体Pが生じないように動作する。この動作は、停止すべき事情が生じたときに、段ボールケーサ1の構成要素を充填部50よりも上流側と下流側に区分して制御することにより実現される。
以下、段ボールケーサ1の構成について説明した後に、段ボールケーサ1の動作について説明する。
なお、段ボールケーサ1において、上流及び下流は、包装対象物Cが搬送される向きを基準にして特定されるものであり、相対的な意味を有している。例えば、図1において、集積部20よりも充填部50は下流に設けられ、充填部50よりも糊付部60は下流に設けられている。また、包装対象物Cが搬送される向きは、図1に白抜き矢印で示されている。
制御部100は、集積部20〜検査部90の駆動源であるサーボモータSM1〜SM8に動作指令信号を送るとともに、検査部90における検査結果を受け取る。また、制御部100には払出停止ボタン101と緊急停止ボタン103が接続されており、制御部100は払出停止ボタン101と緊急停止ボタン103のいずれかが押されたことの情報を受け取る。
払出停止ボタン101は、段ボールケーサ1を停止させるよりも梱包体Pの生産を続けるのを優先することを想定して設けられている。また、緊急停止ボタン103は迅速に段ボールケーサ1を停止させる必要がある場合に押されるボタンであり、梱包体Pの生産よりも段ボールケーサ1を停止させるのを優先することを想定して設けられている。
以下、段ボールケーサ1の各要素の概略構成を順に説明する。
集積部20は、図3(a)及び図5に示すように、上流側の供給コンベヤ10から供給される包装対象物Cを受け取るとともに充填部50に供給する集積部コンベヤ21と、集積部コンベヤ21に載せられた包装対象物Cを下流側に向けて搬送するフライトバー23と、集積部コンベヤ21の下流側先端部と充填部50との間を往復自在に形成され、フライトバー23によって供給される包装対象物Cを充填部50における段ボールシートSの上に受け渡すドラッグプレート25と、を備えている。
集積部コンベヤ21は、供給コンベヤ10から供給された包装対象物Cをドラッグプレート25に向けて搬送する。集積部コンベヤ21は、サーボモータSM3により駆動される。なお、図3(b)、図4及び図5にはサーボモータSM3の記載が省略されている。他のサーボモータSM1〜SM8についても同様である。
フライトバー23は、駆動用のチェーン27(図4参照)によって包装対象物Cを下流に向けて搬送可能に構成され、包装対象物Cをドラッグプレート25に供給するとともに、包装対象物Cをドラッグプレート25から段ボールシートSの上に供給する。また、フライトバー23は、チェーン27の動作にしたがって、包装対象物Cの充填後にいったん上昇してから上流側の原点位置まで復帰する。フライトバー23は、チェーン27を介してサーボモータSM2により駆動される。
ドラッグプレート25は、集積部コンベヤ21の下流端から充填部50に対して往復移動可能に構成されており、フライトバー23により押される包装対象物Cを集積部コンベヤ21から受け取る。ドラッグプレート25に供給された包装対象物Cは、図3(b)に示すように、さらにフライトバー23により下流に向けて押されることにより、段ボールシートSに充填される。ドラッグプレート25は、サーボモータSM4により駆動される(図3(a)参照)。
シートマガジン部30は、図1に示すように、折り目が形成された段ボールシートSを積層して保持する部分であり、このシートマガジン部30から段ボールシートSが1枚ずつシート搬送部40に供給されるように構成されている。
シート搬送部40は、図2に示すように、集積部コンベヤ21と垂直方向に配設される搬送コンベヤ41を備える。
シート搬送部40は、搬送コンベヤ41の駆動源であるサーボモータSM1と、サーボモータSM1により正回転する駆動ギヤ42,43とを備え、サーボモータSM1の正逆回転に伴って搬送コンベヤ41の走行が可能とされている。
シート搬送部40は、幅方向の両側に搬送ガイド46,46を備える。搬送される段ボールシートSは搬送ガイド46,46に載せられた状態で搬送される。
充填部50は、図3(a)及び図5に示すように、リフト51,51を備える。リフト51,51は、搬送ガイド46,46の上の段ボールシートSを、ドラッグプレート25の底面に接する充填レベルの高さまで持ち上げる。そして、段ボールシートSを持ち上げたことによって形成される、段ボールシートSの底面と搬送ガイド46(搬送コンベヤ41)との隙間に、後述するムービングプレート53を挿入できるように構成されている。リフト51,51は、サーボモータSM6により駆動され、ムービングプレート53はサーボモータSM5により駆動される。
ムービングプレート53は、段ボールシートSに包装対象物Cが充填されるときに、搬送コンベヤ41と段ボールシートSの底面との間に挿入される。ムービングプレート53は、ドラッグプレート25が後退した後に段ボールシートSを下方から支持しながら、充填部50から糊付部60の下部コンベヤ61に受け渡すように往復移動可能に形成されている。
糊付部60は、図1に示すように、接着剤であるホットメルトを吐出する吐出ノズル67を備えている。折り畳まれた段ボールシートSの所定位置に向けて吐出ノズル67からホットメルトが塗布される。
また、糊付部60は、図3及び図4に示すように、包装対象物Cが段ボールシートSに充填された梱包体Pをその下面に接することで搬送する下部コンベヤ61と、梱包体Pをその上面に接することで搬送する上部コンベヤ63と、を備えている。なお、梱包が未完の状態であっても、以下では梱包体Pと称することにする。下部コンベヤ61はサーボモータSM7により駆動され、上部コンベヤ63はサーボモータSM8により駆動される。
糊付部60は、図5に示すように、段ボールシートSの幅方向のフラップF1を折り込むために、下部コンベヤ61の入り口にサイドガイド65を備えている。梱包体Pはここを通過することにより、幅方向のフラップF1が折り畳まれる。糊付部60は、上側のフラップF2及び下流側のフラップF3を折り畳むための図示を省略するガイドを備えている。
以上の通りであり、段ボールケーサ1は、その動作を行うために8つのサーボモータSM1〜SM8を備えている。サーボモータSM1〜SM8の動作は、制御部100により制御される。このサーボモータSM1〜SM8は、正常な運転状態では、それぞれが同期運転するように制御部100により制御される。
制御部100は、検査部90から糊付の検査結果を受け取る。検査結果が適合であれば、制御部100はサーボモータSM1〜SM8について従前の同期制御をそのまま続ける。また、検査結果が不適合であれば、制御部100はサーボモータSM1〜SM8について、同期制御から後述する払出停止制御に切り替える。
次に、段ボールケーサ1の動作について説明する。
始めに、段ボールシートSの充填部50への供給動作について説明する。
シートマガジン部30から1ケース分の段ボールシートSを取り出し、図2及び図3(a)に示すように、シート搬送部40の搬送コンベヤ41および搬送ガイド46の上に置く。
次に、図3(a)に示すように、1ケース分に集積された包装対象物Cは、フライトバー23によって集積部コンベヤ21からドラッグプレート25に移送される。そして、図3(b)に示すように、包装対象物Cを載せたドラッグプレート25は、充填部50まで移動して停止する。このとき、充填部50の段ボールシートSがリフト51,51によって充填レベルまで持ち上げられるとともに、ムービングプレート53が前進して、段ボールシートSの底面と搬送ガイド46との隙間に挿入される。段ボールシートSは、所定位置が折り曲げられている。
下部コンベヤ61及び上部コンベヤ63により加圧部80を梱包体Pが通過する過程で、必要な個所が圧着され、箱詰め作業が完了する。
検査部90に適合と判定された梱包体Pはそのまま排出コンベヤ110に搬送され、また、段ボールケーサ1はその正常運転を継続する。
一方、検査部90が検査した梱包体Pを不適合と判定すると、その結果は制御部100に通知される。制御部100はこの通知を受けると、制御部100はあらかじめ定められた手順で払出停止の動作をするようにサーボモータSM1〜SM8に指示を出す。
段ボールケーサ1は、段ボールケーサ1の動作を停止する二つのモードを備えているところに特徴を有する。その一つが緊急停止モードであり、他の一つが払出停止モードであり、特に、サーボモータSM1〜SM8を段階的に停止する払出停止モードに特徴がある。以下、図6〜図9を参照して、段ボールケーサ1の停止動作に関する制御手順を説明する。なお、緊急停止モードと払出停止モードは選択的に実行される。
正常運転において、制御部100は継続して停止条件の有無を判断する(図6 S101)。ここでいう停止条件とは、払出停止ボタン101が作業員によって押されたか、緊急停止ボタン103が作業員によって押されたか、または、検査部90が梱包体Pを不適合と判断したか、のいずれかである。なお、検査部90が検査した梱包体Pを不適合と判定すると、払出停止モードに移行するので、以下では不適合の場合も含めて払出停止ボタン101が押されたものとして説明する。
制御部100は、停止条件があるものと判断すると、次は、段ボールケーサ1の停止モードを判断する(図6 S103)。具体的には、制御部100は、停止方法が払出停止モードであればサーボモータSM1〜SM8に払出動作をするように指示する(図6 S105 Yes,S107)。払出停止モードについては後述する。制御部100は、停止方法が払出停止モードでなければサーボモータSM1〜SM8を緊急に停止するように指示する(図6 S105 No,S109)。制御部100が行うこの緊急停止モードは、全てのサーボモータSM1〜SM8を最短の時間で同時に停止させる。
払出停止モードは、以下のステップA〜ステップDが順に行われる。
ステップA:サーボモータSM1〜SM3の停止
制御部100は、図9(a)に示すようにサーボモータSM1〜SM3の動作を停止(OFF)させることで、図9(b)に示すように集積部20、シートマガジン部30及びシート搬送部40の動作が停止(OFF)する。集積部20及びシートマガジン部30の動作を停止させることにより、それ以降の包装対象物C及び段ボールシートSの充填部50への供給が停止される。
この状態においては、図7(a)に示すように、充填部50、糊付部60及び加圧部80のそれぞれに梱包体Pが残っている。
サーボモータSM1〜SM3が停止されても、図9(a)に示すようにサーボモータSM4〜SM8の同期運転はそのまま継続される。したがって、図9(b)に示すように充填部50、糊付部60及び加圧部80のそれぞれにすでに搬送された包装対象物C及び段ボールシートSは、正常運転の時と同様に処理される。例えば、充填部50において段ボールシートSに載せられた包装対象物Cは、包装対象物Cが充填された段ボールシートSとともに糊付部60及び加圧部80を順に通過することで、梱包体Pが生産される。
充填部50への包装対象物C及び段ボールシートSの供給が止められているので、図7(b)及び図8(a)に示すように、梱包体Pが充填部50、糊付部60及び加圧部80から順に払い出される。
なお、ステップA及びステップBが、本願発明の第一ステップに対応する。
サーボモータSM4〜SM8の動作を継続すると梱包体Pとなった包装対象物Cと段ボールシートSは充填部50〜加圧部80から下流側に払い出され、図8(b)に示すように、充填部50〜加圧部80には包装対象物C、段ボールシートSが存在しない空きの状態を作り出すことができる。
充填部50〜加圧部80の全ての製品の払出が完了したならば、制御部100は図9(a)に示すようにサーボモータSM4〜SM8の停止を指示する。これで、図9(b)に示すように、充填部50〜加圧部80も含めた段ボールケーサ1は運転が停止される。
なお、ステップDが、本願発明の第二ステップに対応する。
以下、段ボールケーサ1が奏する作用及び効果について説明する。
段ボールケーサ1は、正常運転モードから払出停止モードに移行しても、充填部50並びに充填部50よりも下流側の糊付部60及び加圧部80の動作を継続する。そうすることで、ホットメルトが既に塗布された分については、加圧部80を通過するまで正常運転と同様に処理が施されるので、梱包体Pとして箱詰めが完了する。そして、最後に箱詰めが完了した梱包体Pが加圧部80よりも下流に払い出された後に、充填部50〜加圧部80の動作が終了する。
これに対して段ボールケーサ1、払い出されるのが3ケース分だけであるから、バッファ領域を設けるにしても狭いスペースで足りる。
ここで、本発明者らの知見によると、糊付部60及び加圧部80で梱包体Pが一旦停止すると、比較的早い段階で段ボールケーサ1の運転を再開させても、得られる梱包体Pは接着性能が劣る。これは、運転停止によりホットメルトが固まってしまうと、加圧部80で圧着を行ったとしても、接着状態が不十分になるためと解される。
以上で説明した集積部20〜加圧部80の構成はあくまで一例にすぎず、集積部20〜加圧部80の機能を発揮しうる限りその構成は任意である。
さらに、本実施形態における充填部50は本発明の第二ステップに対応するステップDにおいて動作が停止するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、接着剤が既に塗布された梱包体又は包装資材について、正常運転と同様に加圧部を通過するまで処理を施すことが趣旨である。したがって、本発明の第一ステップに対応するステップAにおいて、動作を継続するのに代えて、集積部20、シートマガジン部30及びシート搬送部40と一緒に動作を停止することもできる。
10 供給コンベヤ
20 集積部
21 集積部コンベヤ
23 フライトバー
25 ドラッグプレート
27 チェーン
30 シートマガジン部
40 シート搬送部
41 搬送コンベヤ
42,43 駆動ギヤ
46 搬送ガイド
50 充填部
51 リフト
53 ムービングプレート
60 糊付部
61 下部コンベヤ
63 上部コンベヤ
65 サイドガイド
67 吐出ノズル
80 加圧部
90 検査部
91 検知センサ
100 制御部
101 払出停止ボタン
103 緊急停止ボタン
110 排出コンベヤ
120 パレット移載部
SM1〜SM8 サーボモータ
C 包装対象物
F1,F2,F3 フラップ
P 梱包体
S 段ボールシート
Claims (14)
- 複数の包装対象物を所定数量の単位にグループ分けする集積部と、
グループ分けされた前記包装対象物を包装資材に充填する充填部と、
前記充填部に前記包装資材を搬送する資材搬送部と、
前記包装対象物が充填された前記包装資材の所定の塗布領域に接着剤を塗布する糊付部と、
前記接着剤が塗布された部分を圧着して前記包装資材を梱包体とする加圧部と、を備え、
前記梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、
前記梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備え、
前記正常運転モードにおいては、
前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部のそれぞれの動作が同期して行われ、
前記払出停止モードにおいては、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を継続しつつ、前記集積部及び前記資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、
前記第一ステップの後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行される、
ことを特徴とするケーサ。 - 前記第二ステップは、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止するか、又は、
先行して前記充填部の動作を停止した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項1に記載のケーサ。 - 前記第二ステップは、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項2に記載のケーサ。 - 前記第二ステップは、
前記充填部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部の動作を停止し、
前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項2に記載のケーサ。 - 前記加圧部を経た前記梱包体の適合又は不適合を判定する検査部をさらに備え、
前記検査部は、
前記糊付部により塗布された前記接着剤の温度を検知することにより、前記梱包体の適合又は不適合を判定する、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のケーサ。 - 前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する緊急停止モードをさらに備え、
前記払出停止モードと緊急停止モードは、選択的に実行される、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のケーサ。 - 前記充填部は、前記第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて動作を停止する、
請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のケーサ。 - 複数の包装対象物を所定数量の単位にグループ分けする集積部と、
グループ分けされた前記包装対象物を包装資材に充填する充填部と、
前記充填部に前記包装資材を搬送する資材搬送部と、
前記包装対象物が充填された前記包装資材の所定の塗布領域に接着剤を塗布する糊付部と、
前記接着剤が塗布された前記包装資材の部分を圧着して梱包体とする加圧部と、を備えるケーサの運転方法であって、
前記梱包体を連続的に生産する正常運転モードと、
前記梱包体の生産を停止する払出停止モードと、を備え、
前記正常運転モードにおいては、
前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部のそれぞれの動作が同期して行われ、
前記払出停止モードにおいては、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を継続しつつ、前記集積部及び前記資材搬送部の動作を停止する第一ステップと、
前記第一ステップの後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を停止する第二ステップと、が順に実行される、
ことを特徴とするケーサの運転方法。 - 前記第二ステップは、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止するか、又は、
先行して前記充填部の動作を停止した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項8に記載のケーサの運転方法。 - 前記第二ステップは、
前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項9に記載のケーサの運転方法。 - 前記第二ステップは、
前記充填部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記充填部の動作を停止し、
前記糊付部及び前記加圧部から前記包装対象物及び前記包装資材が払い出されたことを検知した後に、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する、
請求項9に記載のケーサの運転方法。 - 前記加圧部を経た前記梱包体の適合又は不適合を判定する検査部をさらに備え、
前記検査部は、
前記糊付部により塗布された前記接着剤の温度を検知することにより、前記梱包体の適合又は不適合を判定する、
請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載のケーサの運転方法。 - 前記集積部、前記充填部、前記資材搬送部、前記糊付部及び前記加圧部の動作を同時に停止する緊急停止モードをさらに備え、
前記払出停止モードと緊急停止モードは、選択的に実行される、
請求項8〜請求項12のいずれか一項に記載のケーサの運転方法。 - 前記充填部は、前記第一ステップにおいて動作を継続するのに代えて動作を停止する、
請求項8〜請求項13のいずれか一項に記載のケーサの運転方法。
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