JP6652768B1 - 体形補正用衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】女性の体形に合い、長時間着用できる体形補正用衣類を提供する。【解決手段】体形補正用衣類10は、前身頃12と後身頃14を備える。前身頃12の胸部の肌側にクッション部16が取り付けられている。前身頃12の脇部の肌側に伸縮部材20が取り付けられている。前身頃12の腹部にパッド26が備えられる。クッション部16とパッド26によって胸部を圧迫しすぎることは無い。胸部が圧迫されすぎないため、長時間体形補正用衣類10を着用することができる。脇部の伸縮部材20によって変形された胸部の形状が維持されやすくなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、女性の身体に適した体形補正用衣類に関するものである。
FTM(Female to Male)の性同一性障害者は女性の身体であるが、性自認は男性である。そのため、心理的な理由から男性用の衣類を着用する場合が多い。女性の身体的特徴として乳房が隆起している。そのため、FTMの性同一性障害者は、乳房を平らにしたり、男性のような筋肉を有するように見せたりすることを望む場合が多い。
たとえば、胸部を強く圧迫して乳房を平らにする衣類が種々販売されている。しかし、胸部を圧迫しすぎるため、長時間着用できないのが現状である。
下記特許文献1に男性用の体形補正用衣類が開示されている。前身頃にあるパッドと後身頃にあるパワーネットによって、着用者の姿勢を正しながら、胸部に筋肉があるように見せることができる。しかし、男性と女性とでは骨格が異なり、男性の方が女性よりも胸部の幅が広い。特許文献1の衣類は男性の体形に合わせて開発されており、女性が特許文献1の衣類を着用しても、パッドの位置が所定の位置に合わせられなかったり、パッドの位置がずれたりするおそれがある。
特許6082905号公報
本発明の目的は、女性の体形に合い、長時間着用できる体形補正用衣類を提供することにある。
本発明の体形補正用衣類は、前身頃と後身頃を備える。少なくとも前記前身頃と後身頃の1つが肌に向かって収縮する材料で構成され、該前身頃の胸部より下方にパッドが配置されている。
前記パッドの厚みは前身頃の胸部側が前身頃の下部側よりも厚あつくなっている。また、前記パッドは複数に分割されていてもよい。
前記前身頃の胸部にクッション部を備える。また、前記前身頃の脇部に前記クッション部を後身頃に向けて引っ張る伸縮性の生地を設けてもよい。
本発明によると、前身頃と後身頃が胸部を圧迫するため、乳房の形状を平らにすることができる。また、パッドが胸部より下方に配置されており、そのパッドによって胸部を圧迫しすぎることが無い。長時間着用することができる。パッドによって腹部が大きくなり、女性的な細身の体形から男性的な幅広の体形に見せることができる。
パッドは腹部から胸部に向けて厚みが厚くなっており、胸部が不自然に盛り上がることが無くなる。パッドが複数に分割されていることで、パッドを筋肉に模した形状にすることができる。胸部と前身頃の間にクッション部があるため、胸部を圧迫しにくくなっている。変形させた胸部の形状が伸縮性の生地によって維持されやすくなっている。
本願の体形補正用衣類を示す図であり、(a)は体形補正用衣類の正面図であり、(b)は体形補正用衣類の背面図である。 前身頃を肌側から見た図である。 図2にA−A線断面図である。 複数に分割されたパッドを示す図である。 つぶし縫い部を備えないパッドを示す図である。 1つになったパッドを示す図である。
本発明の体形補正用衣類について図面を使用して説明する。体形補正用衣類は女性の身体に適したものである。
図1に示す本願の体形補正用衣類10は、前身頃12と後身頃14を備える。体形補正用衣類10は身体の肩から腰部付近までを覆う。前身頃12と後身頃14は縫合または接着などによってつなぎ合わされて1つになっている。
前身頃12と後身頃14は伸縮性を有する生地で構成される。たとえば、前身頃12と後身頃14はパワーネットまたはサテンネットなどの生地で構成される。前身頃12と後身頃14の伸縮する方向は、人の胸部の幅方向(図1の矢印Xの方向)である。体形補正用衣類10を着用すると、前身頃12と後身頃14は肌に向かって収縮しようとし、胸部および腹部が内に向かって圧縮される。前身頃12の胸部が乳房を肋骨に向けて押さえ、女性的な胸の膨らみを無くす。
図2および図3に示すように、前身頃12の胸部の肌側にクッション部16が配置されている。クッション部16の全てが前身頃12に取り付けられているのではなく、クッション部16の周縁の一部が前身頃12に取り付けられている。クッション部16は不織布、発泡ウレタン、羽毛または綿などを袋に入れたものである。袋はコットン繊維からなる生地で構成したものである。クッション部16は柔軟性を有し、胸の形状に合わせて変形できる。前身頃12の生地が直接乳房を押さえつけず、クッション部16を介して押さえつけるため、胸部が圧迫されすぎることを防止できる。乳房を押さえるために、クッション部16の下部の2カ所18が下方に向けて曲線状に突出している。クッション部16は胸部を押さえた時に、乳房を目立たなくする。
前身頃12の脇部の肌側に伸縮部材20が設けられている。その伸縮部材20は、パワーネットまたはサテンネットなどのポリウレタン繊維が含まれた伸縮性の生地で構成される。伸縮部材20の一側部22がクッション部16に取り付けられている。クッション部16と伸縮部材20をつなぎ合わせた部分は前身頃12に取り付けられていない。伸縮部材20の他側部24が前身頃12と後身頃14のつなぎ合わせた部分に取り付けられている。他側部24は前身頃12と後身頃14をつなぎ合わせるときに、一緒につなぎ合わせてもよい。伸縮部材20の伸縮方向は人の胸部の幅方向(図2のX方向)である。そのため、体形補正用衣類10の着用時に、伸縮部材20がクッション部16を後身頃14の脇部に向けて引っ張る。前身頃12の脇部に伸縮部材20を設けたことで、前身頃12の脇部は前身頃12の他の部分よりも伸縮させるときの抵抗が高くなっている。伸縮部材20は圧縮された胸部の形を崩さないようにする機能を有する。
前身頃12の腹部にパッド26が配置されている。パッド26は前身頃12における肌側において、クッション部16および伸縮部材20の下部に取り付けられている。パッド26は不織布、発泡ウレタン、羽毛または綿などを袋に入れたものである。袋はコットン繊維からなる生地で構成したものである。パッド26は、クッション部16よりも厚みを厚くしている。パッド26が腹部に密着され、前身頃12はパッド26を介して腹部を押さえる。
パッド26は第1パッド28と第2パッド30を備える。前身頃12の上に第1パッド28が配置され、第1パッド28の上に第2パッド30が配置されている(図3)。さらに、第1パッド28と第2パッド30を構成する袋はつぶし縫いによってつぶし縫い部32が形成されている。各パッド28、30は複数に分割され、各パッド28、30を構成する不織布等が偏りにくくなる。つぶし縫い部32の方向は人の背丈の方向(図2のY方向)と胸部の幅方向(図2のX方向)のいずれであてもよい。つぶし縫い部32の数は限定されない。つぶし縫い部32の位置と方向によっては、パッド26が腹筋を模した形状になる。クッション部16とパッド26によって胸部および腹部が大きくなり、筋肉質な体形に見せることもできる。
第2パッド30は分割されたすべての第1パッド28の上に配置されていない。図3においては、クッション部16側の2つの第1パッド28の上に第2パッド30があり、最も下の第1パッド28の上に第2パッド30は無い。腹部から胸部に向けてパッド26の厚みが厚くなる。体形補正用衣類10を着用すると、腹部に対して胸部が膨らみすぎず、女性のような胸部の膨らみを無くすことができる。また、胸部を圧迫しすぎなくても、胸部の膨らみがわかりにくくなる。
クッション部16、伸縮部材20およびパッド26を縫合または接着などでつなぎ合わせた後、前身頃12の肌側にクッション部16、伸縮部材20およびパッド26を縫合または接着でつなぎ合わせる。それと同時に、後身頃14を前身頃12に縫合または接着などでつなぎ合わせてもよい。クッション部16、伸縮部材20およびパッド26を一体にしたものの一部が前身頃12に取り付けられる。前身頃12および後身頃14に対してクッション部16などが独立して動きやすくなっており、着心地を損ねにくくなっている。たとえば、クッション部16、伸縮部材20およびパッド26を一体にしたものは、前身頃12と後身頃14をつなぎ合わせる部分34に一緒につなぎ合わせてもよい。クッション部16およびパッド26が伸縮性のない材料で構成されていた場合、上記の位置にクッション部16などを取り付けることで、前身頃12の伸縮を阻害しない。また、クッション部16、伸縮部材20およびパッド26を一体にしたものが前身頃12の衿部36や袖口部38の一部に取り付けられてもよい。
後身頃14の肌側には何も配置されていず、後身頃14が直接背部に密着される。なお、後身頃14の肌側に、厚みの薄いクッションなどを配置してもよい。
以上のように、本願の体形補正用衣類10は胸部を押しつぶして女性的な胸部から男性的な胸部に形状を変えることができる。クッション部16とパッド26によって胸部を圧迫しすぎることは無い。胸部が圧迫されすぎないため、長時間体形補正用衣類10を着用することができる。脇部の伸縮部材20によって変形された胸部の形状が維持されやすくなっている。
以上、本願について一実施形態を説明したが、本願は上記実施形態に限定されることはない。たとえば、図4のパッド40のように、第1パッド42と第2パッド44は、最初から物理的に分割されていてもよい。また、図5のパッド50のように、つぶし縫い部を備えない第1パッド52と第2パッド54で構成されていてもよい。図6のパッド60のように、発泡性ウレタンを所望形状に形成された1つのパッド60であってもよい。パッド26、40、50、60は説明された構成に限定されることは無く、腹部から胸部に向けて厚みが厚くなるのであれば、他の形状のパッドであってもよい。
前身頃12の肌側にクッション部16、伸縮部材20およびパッド26、40、50、60を取り付けたが、前身頃12の表側(肌の反対側)にそれらを取り付けてもよい。
前身頃12と後身頃14の両方は伸縮性の生地で形成されていたが、いずれか一方のみが伸縮性の生地であってもよい。また、本願の前身頃12と後身頃14を裏地として、表地を別の生地で構成してもよい。表地によってクッション部16などの存在を隠すことができ、本願の体形補正用衣類10が周知のシャツと同じように見せられる。表地は任意の生地を使用することができる。
上記実施形態では袖の無い衣類を例に説明しているが、袖の有る衣類であってもよい。
本願はFTMの性同一性障害者が着用する場合に限定されず、女性が男性衣装を着て仮装する際に本願の体形補正用衣類を着用してもよい。
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
10:体形補正用衣類
12:前身頃
14:後身頃
16:クッション部
18:クッション部の下部
20:伸縮部材
22:伸縮部材の一側部
24:伸縮部材の他側部
26、40、50、60:パッド
28、42、52:第1パッド
30、44、54:第2パッド
32:つぶし縫い部
34:前身頃と後身頃のつなぎ合わせ部分
36:衿部の一部
38:袖口部の一部

Claims (4)

  1. 前身頃と後身頃を備え、少なくとも前記前身頃と後身頃の1つが肌に向かって収縮する材料で構成された体形補正用衣類であって、
    前記前身頃の胸部の肌側に配置され、胸の形状に合わせて変形できるクッション部と、
    前記前身頃の脇部の肌側に配置され、一側部と他側部を備え、該一側部が前記クッション部に取り付けられ、該他側部が前身頃と後身頃のつなぎ合わせた部分に取り付けられ、該クッション部を後身頃に向けて引っ張り、前記前身頃の脇部が伸縮するときの抵抗を該前身頃の他の部分が伸縮するときの抵抗よりも高くした伸縮部材と、
    前記前身頃の胸部より下方に配置され、前記クッション部よりも厚いパッドと、
    を備えた体形補正用衣類。
  2. 前記パッドの厚みは前身頃の胸部側が前身頃の下部側よりも厚い請求項1の体形補正用衣類。
  3. 前記パッドが複数に分割されている請求項1または2の体形補正用衣類。
  4. 前記伸縮部材の伸縮方向が胸部の幅方向である請求項1から3のいずれかの体形補正用衣類。
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