JP6649732B2 - アップライトピアノ - Google Patents

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本発明は、アップライトピアノに関し、特に支柱組立品及び響板を有する支柱・響板ユニットに、フレーム及び弦を有するフレームユニットが取り付けられたバックユニットの外形寸法の設定手法に関する。
図5は、従来の一般的なアップライトピアノの構成を部分的に示している。同図に示すように、このアップライトピアノ31では、複数の木製角材で枠状に組み立てられた支柱組立品32の前面(同図の右面)に、ピン板33及び響板34などが取り付けられることによって、支柱・響板ユニット35が構成される。また、支柱・響板ユニット35の前面には、フレーム36が固定されている。このフレーム36には、チューニングピン37がピン板33に埋設された状態で取り付けられるとともに、下部にヒッチピン(図2参照)が取り付けられており、これらのチューニングピン37とヒッチピンとの間に、弦38が張設されている。
このようなアップライトピアノ31の背面側の部分を構成するバックユニット39には、その両側部、具体的には支柱・響板ユニット35の左右の側部に、腕木を取り付けた親板(図1参照)がそれぞれ取り付けられ、両腕木間に棚板40が取り付けられる。この棚板40の取付時に、鍵盤41やアクション42などの打弦機構を取り付ける際に基準となる高さ寸法、具体的には、棚板40の上面と、ハンマー43が弦38を打つ位置である打弦点Aとの間の距離であるふところ上下寸法Hが定まる。そして、アクション42は、設定したふところ上下寸法H及び打弦点Aに整合するように組み立てられた後、棚板40に載置された状態で取り付けられるとともに、アクションボルト44を介して、ピン板33に取り付けられる。
また、アップライトピアノの製造時におけるバックユニットの組立工程として、従来、特許文献1に開示されたものが知られている。このバックユニットの組立工程ではまず、枠状に組み立てられた支柱組立品の前面にピン板を取り付けるとともに、そのピン板の所定位置に左右2つのバック組立基準ピンを打ち込む。次いで、支柱組立品に、駒及び響棒が取り付けられた響板を、打廻しを介して取り付ける。これにより、支柱・響板ユニットが組み立てられる。そして、この支柱・響板ユニットに、ヒッチピンが取り付けられたフレームを取り付ける。この場合、フレームにはあらかじめ、所定位置に2つのフレーム取付基準孔が加工されており、各フレーム取付基準孔をピン板側のバック組立基準ピンにそれぞれ嵌めることにより、フレームが支柱組立品に位置決めされた状態で取り付けられる。その後、フレームに対し、多数のチューニングピンをピン板に埋設させるように打ち込むとともに、各チューニングピンとヒッチピンとの間に弦を張弦する。以上により、バックユニットが組み立てられる。
以上のように組み立てられたバックユニットに対し、前述したように、腕木が取り付けられた親板を左右両側に取り付けるとともに、左右の腕木間に棚板を取り付ける。そして、アクションを、棚板及びフレームに支持された状態で、これらに取り付ける。
特開平9−258723号公報
上述した従来のバックユニットの組立工程では、バックユニットの上端付近に位置するバック組立基準ピンを基準として、バックユニットの外形寸法が設定されている。一般に、アップライトピアノでは、ピアノ本来の音響機能に加えて、外観品質も重要視されることから、外装部品である親板や屋根などの各種のケース部品が、見栄え良く、適切に配置されることが求められる。しかしこの場合、各種ケース部品の配置位置を優先して組立を行うと、ふところ上下寸法の精度が低下することがあり、それにより、棚板に載置されたアクションのハンマーによる打弦点が、適正なハンマーライン(全ハンマーによる適正な打弦点を結ぶことで構成される仮想線、図5のHL参照)に対してずれてしまう。この場合には、そのずれを解消するために、多数の調整が必要となり、その結果、ピアノの組立効率が低下するという問題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、外観品質を高く保ちながら、ふところ上下寸法を精度よく設定することができ、ピアノの組立を効率よく行うことができるアップライトピアノを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、支柱組立品及び響板を有する支柱・響板ユニットの前面に、フレーム及び弦を有するフレームユニットが取り付けられたバックユニットを備えたアップライトピアノであって、支柱・響板ユニット及びフレームユニットはそれぞれ、ハンマーラインに対応する位置に設けられかつ互いに前後方向に合致する基準点部を有しており、バックユニットにおける支柱・響板ユニットの外形寸法は、基準点部を基準として設定されており、支柱・響板ユニットは、支柱組立品と響板との間に介在する打廻しを、さらに有しており、支柱・響板ユニットの基準点部は、響板及び打廻しに形成され、支柱・響板ユニットの前後方向の全体にわたって貫通した第1の基準孔であり、フレームユニットの基準点部は、フレームに形成され、前後方向に貫通しかつ第1の基準孔とほぼ同じ径を有する第2の基準孔であることを特徴とする。
この構成によれば、支柱・響板ユニット及びフレームユニットにはそれぞれ、ハンマーラインに対応する位置に基準点部が設けられており、それらの基準点部が互いに前後方向に合致するように、支柱・響板ユニットの前面にフレームユニットが取り付けられている。そして、バックユニットにおける支柱・響板ユニットの外形寸法は、基準点部を基準として設定されている。このように、基準となる基準点部は、ハンマーラインに対応する位置に設けられているので、このような基準点部を基準として、支柱・響板ユニットの外形寸法が設定されたバックユニットに対し、各種のケース部品を、アップライトピアノの外観品質を保ちながら取り付けた場合でも、ふところ上下寸法を精度よく設定することができ、従来に比べて、調整作業を低減することができる。したがって、本発明によれば、外観品質を高く保ちながら、ふところ上下寸法を精度よく設定することができ、ピアノの組立を効率よく行うことができる。
また、上記の構成によれば、支柱・響板ユニットは、支柱組立品及び響板に加えて、上記打廻しを有している。響板及び打廻しは一般に、木材で構成されるので、支柱・響板ユニットの基準点部として、響板及び打廻しに設けられ、支柱・響板ユニットの前後方向の全体にわたって貫通する第1の基準孔を、孔開け加工によって容易に形成することができる。また、フレームは一般に、鋳造品で構成されるので、第1の基準孔とほぼ同じ径を有し、フレームユニットの基準点部としての第2の基準孔を、フレームの鋳造時に容易に設けることができる。なお、この第2の基準孔は、鋳造されたフレームに対して孔開け加工することによっても、容易に形成することができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載のアップライトピアノにおいて、第1及び第2の基準孔はそれぞれ、互いに左右方向に所定距離を隔てて配置された2つの基準孔で構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1の基準孔は、互いに左右方向に所定距離を隔てて配置された2つの基準孔で構成されており、第2の基準孔も同様の2つの基準孔で構成されている。したがって、第1の基準孔の2つの基準孔と、第2の基準孔の2つの基準孔とをそれぞれ合致させることにより、ハンマーラインに対応する位置を基準として、支柱・響板ユニットにフレームユニットを適正に位置決めすることができる。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に記載のアップライトピアノにおいて、バックユニットにおける支柱・響板ユニットは、支柱・響板ユニットに取り付けられたフレームに弦が張られた後、互いに合致する第1及び第2の基準孔を基準とする所定の外形寸法になるよう、外周が切削されることによって構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、支柱・響板ユニットに取り付けられたフレームに弦が張られた後、互いに合致する第1及び第2の基準孔を基準として、支柱・響板ユニットの外周が所定の外形寸法になるように切削される。フレームに弦が張られることにより、そのフレームに大きな荷重が作用し、それにより、フレームが取り付けられている支柱・響板ユニットの外形寸法が微小変化することがある。したがって、フレームへの張弦後に、支柱・響板ユニットの外周を上記のように切削することで、適正な外形寸法を有するバックユニットを得ることができる。
本発明の一実施形態によるアップライトピアノを示す図であり、(a)は全体の外観斜視図、(b)は左右の親板及びその周囲を示す斜視図である。 図1のアップライトピアノのバックユニットを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 バックユニットの組立工程において、支柱・響板ユニットへのフレームの取付け前の状態を示す斜視図である。 支柱・響板ユニットに形成される第1の基準孔の位置の変形例を説明するための説明図である。 従来のアップライトピアノの部分側断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるアップライトピアノを示しており、(a)は全体の外観、(b)は左右の親板及びその周囲を示している。同図に示すように、このアップライトピアノ(以下単に「ピアノ」という)1は、左右方向に所定距離を隔てて配置された左右の親板2、2と、各親板2に前方に突出するように取り付けられた腕木3と、各親板2の下端部に取り付けられた妻土台4と、上下方向に延び、腕木3の下面前部と妻土台4との間に連結された棚受柱5と、両腕木3、3間に設けられた棚板6と、ピアノ1の背面側であって、両親板2、2間に設けられたバックユニット7とを備えている。
親板2は、上下方向に所定長さ延び、側面形状が縦長矩形状の板材で構成されている。また、腕木3は、前後方向に延び、所定の形状を有する板材で構成され、親板2の上下方向の所定位置に取り付けられている。さらに、棚板6は、左右方向に所定長さ延び、平面形状が横長矩形状の板材で構成されている。また、この棚板6は、左右の腕木3、3の下端部間を連結するように配置されている。なお、図示は省略するが、棚板6上には、従来のアップライトピアノと同様、打弦機構としての鍵盤及びアクションが載置される(図5参照)。
図2は、バックユニット7の斜視図及び正面図を示している。同図に示すように、バックユニット7は、支柱・響板ユニット8と、その前面に取り付けられたフレームユニット9で構成されている。
図3は、支柱・響板ユニット8へのフレームユニット9の後述するフレーム21の取付け前の状態を示している。同図に示すように、支柱・響板ユニット8は、複数の木製角材で枠状に組み立てられ、正面形状が矩形状の支柱組立品11と、この支柱組立品11の前面上部に取り付けられたピン板12と、支柱組立品11の前面のピン板12の下側に取り付けられた響板13とを備えている。響板13は、正面形状が矩形状に形成され、前面の所定位置に、長駒14及び短駒15が取り付けられている。また、響板13の裏面側には、その周縁部に沿って打廻し16が設けられており、この打廻し16を介して、響板13が支柱組立品11に取り付けられている。
また、支柱・響板ユニット8には、ピン板12の直ぐ下側の所定位置(図4(a)参照)に、フレーム21を位置決めするとともに、バックユニット7の外形寸法を設定する基準となる左右2つの基準孔10、10(基準点部、第1の基準孔)が設けられている。なお、以下の説明では、上記の基準孔10を適宜、「支柱・響板側基準孔10」というものとする。
各支柱・響板側基準孔10は、所定の径(例えば8.5mm)を有して前後方向に貫通しており、ハンマーラインHLに対応する位置に形成されている。また、左右の支柱・響板側基準孔10、10は、互いに左右方向に所定距離W1(例えば1320mm)を隔てて配置されている。
フレームユニット9は、鋳物から成る所定形状のフレーム21と、このフレーム21に上下方向に斜めに延びた状態に張設された多数(図2では低音側4本、中音側2本のみ図示)の弦22とを備えている。各弦22は、その上端部が、フレーム21の上部に設けられかつピン板12に埋設されたチューニングピン23に支持される一方、下端部が、フレーム21のチューニングピン23よりも下方に設けられたヒッチピン24に支持されている。また、低音側の弦22は、右下がりに傾斜した状態に張設され、中音及び高音側の弦22は、右上がりに傾斜した状態に張設されている。
また、フレーム21の上部には、前述した2つの支柱・響板側基準孔10、10と同様の基準孔20、20(基準点部、第2の基準孔)が設けられている。なお、以下の説明では、上記の基準孔20を適宜、「フレーム側基準孔20」というものとする。
各フレーム側基準孔20は、支柱・響板側基準孔10とほぼ同じ径を有して前後方向に貫通しており、ハンマーラインHLに対応する位置に形成されている。また、左右のフレーム側基準孔20、20は、支柱・響板側基準孔10、10と同様に、互いに左右方向に所定距離W1を隔てて配置されている。
上記のフレーム側基準孔20、20が形成されたフレーム21は、左右のフレーム側基準孔20、20が対応する左右の支柱・響板側基準孔10、10にそれぞれ前後方向に合致するように、支柱・響板ユニット8の前面に取り付けられる。この場合、互いに合致する基準孔10及び20には、金属製のピン又はボルトが挿入される。なお、その直後、フレーム21は、その周縁部の複数箇所において、支柱・響板ユニット8にボルト止めされる。以上により、フレーム21は、支柱・響板ユニット8に対し、両者21、8のハンマーラインHLに対応する高さが同じになるように位置決めされた状態で取り付けられている。
上記のように、フレーム21が支柱・響板ユニット8に取り付けられた後、多数のチューニングピン23が、ピン板12に埋設された状態で、フレーム2の上部の所定位置に取り付けられる。そして、それらのチューニングピン23と対応するヒッチピン24との間に、弦22が張弦される。
以上のように、支柱・響板ユニット8にフレームユニット9が取り付けられたバックユニット7では、その外形寸法が、前記支柱・響板側基準孔10及びフレーム側基準孔20(以下単に「基準孔10、20」という)を基準として設定されている。具体的には、図2(b)に示すように、バックユニット7では、基準孔10、20とバックユニット7の上端との間の高さH1、及び右側の基準孔10、20とバックユニット7の右端との間の幅W2がそれぞれ所定寸法(例えば、H1=202mm、W2=31mm)となるように設定されている。また、バックユニット7の全体の高さH2及び横幅W3は、ピアノ1の機種などに応じて、それぞれ所定寸法(例えば、H2=1212mm、W3=1435mm)に設定されている。なお、バックユニット7では、弦22が張設された後、互いに合致する基準孔10、20を基準とする所定の外形寸法となるよう、切削加工機などを用いて、支柱・響板ユニット8の外周が切削される。
ピアノ1の製造時には、上記のように構成されたバックユニット7に対し、腕木3、妻土台4及び棚受柱5が取り付けられた親板2を左右両側に取り付ける。この場合、各親板2は、バックユニット7の上端と面一になるように取り付けられる。そして、左右の腕木3、3間に棚板6を取り付けるとともに、その棚板6上に鍵盤及びアクションを載置するとともに、アクションを棚板及びフレーム21に取り付ける。その後、他の部品をさらに取り付けることにより、図1(a)に示すアップライトピアノ1が完成する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、支柱・響板ユニット8及びフレームユニット9は、それぞれの各基準孔10、20が互いに前後方向に合致するように、支柱・響板ユニット8の前面にフレームユニット9が取り付けられ、バックユニット7における支柱・響板ユニット8の外形寸法が、基準孔10、20を基準として設定されている。このような基準孔10、20を基準として、支柱・響板ユニット8の外形寸法が設定されたバックユニット7に対し、各種のケース部品を、アップライトピアノ1の外観品質を保ちながら取り付けた場合でも、棚板6とハンマーラインHLとの高さ寸法であるふところ上下寸法(図5のふところ上下寸法H参照)を精度よく設定することができ、従来に比べて、調整作業を低減することができる。したがって、本実施形態によれば、外観品質を高く保ちながら、ふところ上下寸法を精度よく設定することができ、ピアノ1の組立を効率よく行うことができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。実施形態では、支柱・響板ユニット8の2つの基準孔10、10は、図4(a)に示すように、ピン板12の直ぐ下側の位置、すなわち響板13の上端部及び打廻し16を貫通するように形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図4(b)に示すように、両基準孔10、10を、ピン板12の下端部に設けることも可能である。また、例えば図4(c)に示すように、左右の一方の基準孔10を、響板13及び打廻し16を貫通するように形成し、他方の基準孔10を、ピン板12の下端部に設けることも可能である。
また、実施形態では、支柱・響板ユニット8の2つの基準孔10、10及びフレームユニット9の2つの基準孔20、20を、本発明の基準点部としたが、これらの基準孔10、20に代えて、一方を凸状に、他方を凹状に形成した基準点部を採用し、支柱・響板ユニット8の前面にフレームユニット9のフレーム21を取り付ける際に、両者8、9の基準点部を互いに嵌合するように位置決めするとともに、それらの基準点部を基準として、支柱・響板ユニット8の外形寸法を設定してもよい。
さらに、実施形態で示したアップライトピアノ1、バックユニット7、支柱・響板ユニット8、及びフレームユニット9の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 アップライトピアノ
2 親板
3 腕木
6 棚板
7 バックユニット
8 支柱・響板ユニット
9 フレームユニット
10 基準孔(基準点部、第1の基準孔)
11 支柱組立品
12 ピン板
13 響板
16 打廻し
20 基準孔(基準点部、第2の基準孔)
21 フレーム
22 弦
HL ハンマーライン
W1 左右の基準孔間の寸法
W2 右側の基準孔とバックユニットの右端との間の寸法
W3 バックユニットの横幅寸法
H1 基準孔とバックユニットの上端との間の寸法
H2 バックユニットの高さ寸法
H ふところ上下寸法
A 打弦点

Claims (3)

  1. 支柱組立品及び響板を有する支柱・響板ユニットの前面に、フレーム及び弦を有するフレームユニットが取り付けられたバックユニットを備えたアップライトピアノであって、
    前記支柱・響板ユニット及びフレームユニットはそれぞれ、ハンマーラインに対応する位置に設けられかつ互いに前後方向に合致する基準点部を有しており、
    前記バックユニットにおける前記支柱・響板ユニットの外形寸法は、前記基準点部を基準として設定されており、
    前記支柱・響板ユニットは、前記支柱組立品と前記響板との間に介在する打廻しを、さらに有しており、
    前記支柱・響板ユニットの前記基準点部は、前記響板及び前記打廻しに形成され、当該支柱・響板ユニットの前後方向の全体にわたって貫通した第1の基準孔であり、
    前記フレームユニットの前記基準点部は、前記フレームに形成され、前後方向に貫通しかつ前記第1の基準孔とほぼ同じ径を有する第2の基準孔であることを特徴とする請求項1に記載のアップライトピアノ。
  2. 前記第1及び第2の基準孔はそれぞれ、互いに左右方向に所定距離を隔てて配置された2つの基準孔で構成されていることを特徴とする請求項に記載のアップライトピアノ。
  3. 前記バックユニットにおける前記支柱・響板ユニットは、前記支柱・響板ユニットに取り付けられた前記フレームに前記弦が張られた後、互いに合致する前記第1及び第2の基準孔を基準とする所定の外形寸法になるよう、外周が切削されることによって構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアップライトピアノ。
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