JP6645683B2 - 画像形成装置およびこれに用いられるカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびこれに用いられるカートリッジに関し、複写機、プリンタ等の電子写真記録方式や静電記録方式を採用した画像形成装置に好適なものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置(電子写真画像形成装置)においては、画像形成装置の装置本体部分からプロセス手段等を一体として交換可能に設けたカートリッジ方式が採られている。カートリッジ方式としては、現像ローラなどを備える現像カートリッジがある。また、カートリッジ方式として、電子写真感光体ドラム及び電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジが存在する。プロセス手段としての現像ローラを備える現像カートリッジに、感光体を配設しプロセスカートリッジとしても良い。
また、トナー(現像剤)を供給可能なトナーカートリッジを、現像ローラなどを備える現像カートリッジもしくは画像形成装置本体から着脱可能に配設したトナーカートリッジ方式がある。トナーカートリッジは、感光体ドラムや現像ローラ等、現像カートリッジもしくは画像形成装置本体を構成する別部品とは別に交換できる。そのため、トナー収納ユニットに収容されたトナーの消費と、感光体ドラムや現像ローラ等、現像カートリッジもしくは画像形成装置本体を構成する別部品の製品寿命とが異なる場合に有効である。
このようなトナーカートリッジ方式で、トナーカートリッジが画像形成装置本体のトナーカートリッジ装着部から一部露出した構成で、ユーザーがトナーカートリッジを交換する際、露出部を把持することで交換が容易となる構成が知られている(特許文献1)。
また、トナーカートリッジ方式で、トナーカートリッジが画像形成装置本体のトナーカートリッジ装着部から一部露出した把持部を備え、ユーザーがトナーカートリッジを交換する際、把持部を把持することで交換が容易となる構成が知られている(特許文献2)。
特開2002−99130号公報 特開2010ー134023号公報
しかしながら、特許文献1では、交換される新しいカートリッジを装着する際、カートリッジ装着部が装置本体内の浅い位置には無いことに起因して、ユーザーはトナーカートリッジを把持して画像形成装置本体内に手を入れる必要があった。
また、特許文献2では、ドアを閉じた際の把持部の向きにより、ドアを開いた際に把持部が回動せず、ユーザーは画像形成装置本体内に手を入れて把持部を回動させた上で、把持部を把持してカートリッジの交換を行う必要があった。また、把持部自体の自重を利用しているため、カートリッジの引き出し方向が水平方向であれば実現可能であるが、鉛直方向である場合は実現が不可能であった。
本発明の目的は、カートリッジの交換時に、ユーザーが画像形成装置本体内に手を入れる必要が無く交換可能な画像形成装置およびこれに用いられるカートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、装置本体に対して、現像剤を供給可能なカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、前記装置本体は、前記カートリッジを装着する装着部と、前記装着部を開状態もしくは閉状態とするドアと、を有し、前記装置本体は、前記装着部に装着された前記カートリッジを前記装着部と一体的に変位させる伸縮部材を有し、前記伸縮部材は、前記ドアが前記閉状態では縮み、前記ドアが前記開状態では伸びるように構成され、前記閉状態で前記装着部に装着された前記カートリッジ前記装置本体の内部の画像形成可能な第1の位置に位置し、前記開状態で前記装着部に装着された前記カートリッジおよび前記装着部の少なくとも一部前記装置本体の外部に突出した第2の位置に位置することを特徴とする。
本発明によれば、カートリッジの交換時に、ユーザーが画像形成装置本体内に手を入れる必要が無く交換可能であり、交換作業を容易に行うことが可能である。
第1の実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 (a)は第1の実施形態に係る画像形成装置のトナーカートリッジ交換用のドアを開けた状態の外観斜視図、(b)は第1の実施形態に係るトナーカートリッジを、トナー供給ユニットに装着前、もしくは取り外した後の外観斜視図である。 (a)は第1の実施形態に係るトナーカートリッジがトナー供給ユニットに装着された状態の右側面方向からの断面図、(b)は第1の実施形態に係るトナーカートリッジがトナー供給ユニットから鉛直方向に引き出された状態の右側面方向からの断面図である。 (a)は第1の実施形態に係る画像形成装置の左側面方向からの断面図、(b)は第1の実施形態に係る画像形成装置の右側面方向からの断面図である。 (a)は第1の実施形態に係るドアを開いた状態のトナー供給ユニットの右側面方向からの断面図、(b)は第1の実施形態に係るドアを閉じた状態のトナー供給ユニットの右側面方向からの断面図である。 (a)は第1の実施形態に係るトナーカートリッジが未装着の状態のトナーカートリッジ装着部の右側面方向からの断面図、(b)は第1の実施形態に係るトナーカートリッジが未装着の状態のトナーカートリッジ装着箇所の右側面方向からの断面図である。 (a)は第2の実施形態に係る画像形成装置の左側面方向からの断面図、(b)は第2の実施形態に係る画像形成装置の右側面方向からの断面図である。 第2の実施形態に係るトナーカートリッジ交換用のドアを開いた状態の画像形成装置の外観斜視図である。 (a)は第2の実施形態に係るドアを開いた状態の、トナー供給ユニットの右側面方向からの断面図、(b)は第2の実施形態に係るドアを閉じた状態の、トナー供給ユニットの右側面方向からの断面図である。 (a)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジがトナー供給ユニットに装着され、ドアが開かれた状態の、トナーカートリッジの右側面方向からの断面図、(b)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジがトナー供給ユニットに装着され、ドアが閉じられた状態の、トナーカートリッジの右側面方向からの断面図である。 (a)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジを、トナー供給ユニットに装着前、もしくは取り外した後の、画像形成装置の外観斜視図、(b)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジがトナー供給ユニットから取り外された状態の、トナーカートリッジの右側面方向からの断面図である。 (a)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジが未装着の状態の、トナーカートリッジ装着部の右側面方向からの断面図、(b)は第2の実施形態に係るトナーカートリッジが未装着の状態の、トナーカートリッジ装着箇所の左側面方向からの断面図である。 (a)は第3の実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図、(b)は第3の実施形態に係る画像形成装置の左側面方向からの断面図である。 第3の実施形態に係るドアを開いた状態の画像形成装置の外観斜視図である。 (a)は第3の実施形態に係るドアを開いた状態の、現像カートリッジ装着部の左側面方向からの断面図、(b)は第3の実施形態に係るドアを閉じた状態の、現像カートリッジ装着部の左側面方向からの断面図、(c)は第3の実施形態に係るドアを一定角度開いた状態の、現像カートリッジ装着部の左側面方向からの断面図である。 第3の実施形態に係る現像カートリッジを、現像カートリッジ装着部に装着前、もしくは取り外した後の、画像形成装置の外観斜視図である。 (a)は第3の実施形態に係る把持部が第2の位置にある状態の、現像カートリッジの左側面図、(b)は第3の実施形態に係る把持部が第1の位置にある状態の、現像カートリッジの左側面図である。 (a)は第3の実施形態に係る現像カートリッジ把持部が第2の位置にある状態の、現像カートリッジ把持部の左側面方向からの断面図、(b)は第3の実施形態に係る現像カートリッジ把持部が第1の位置にある状態の、現像カートリッジ把持部の左側面方向からの断面図、(c)は第3の実施形態に係る現像カートリッジ把持部の正面方向からの断面図である。 (a)は第3の実施形態に係る画像形成装置のドアを開き、現像カートリッジを取り外した状態の、現像カートリッジ装着部の左方向からの斜視図、(b)は第3の実施形態に係る画像形成装置のドアを開き、現像カートリッジを取り外した状態の、現像カートリッジ装着部の右方向からの斜視図である。 第3の実施形態に係る現像カートリッジ装着部の左側面方向からの断面図である。
以下に本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
図1、図4(a)に示すように、画像形成装置100は、電子写真プロセスを用いた、4色フルカラーのレーザープリンタである。即ち、画像形成装置100は、パソコン・イメージリーダ・相手方ファクシミリ装置等のホスト装置(不図示)から制御回路部(不図示)へ入力する電気的画像信号に基づいてシート状の記録媒体Sに対する画像形成を実行する。
ここで、画像形成装置100に関して、前側又は正面側とは、装置開閉用のドア10を配設した側である。後側とは、それとは反対側である。前後方向とは、画像形成装置100の前側から後ろ側に向かう方向(後方向、X1)と、その逆の方向(前方向)である。左右とは、画像形成装置100を前側から見て左又は右である。
また、左右方向とは、左から右に向かう方向(右方向、X2)と、その逆の方向(左方向、X3)である。上下とは、画像形成装置100を前側から見て上または下である。また、上下方向とは上から下に向かう方向(下方向、X4)と下から上に向かう方向(上方向、X5)である。画像形成装置本体(装置本体)101とは、画像形成装置100からトナーカートリッジ8(8y・8m・8c・8k)を除いた画像形成装置本体部分である。
図4(a)に示すように、装置本体101には感光体ドラム1(1y・1m・1c・1k)が配設されている。感光体ドラム1は、それぞれに配設された帯電器2(2y・2m・2c・2k)によりドラム表面を帯電され、露光装置3により画像情報に基づいたレーザー光Lを露光され、静電潜像が形成される。
静電潜像は、現像器4(4y・4m・4c・4k)により、トナー収納部5(5y・5m・5c・5k)から供給されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー(現像剤)を用いて各色のトナー像として現像される。現像されたトナー像は、中間転写ユニット105の中間転写ベルト12に1次転写される。1次転写後に感光体ドラム1に残った転写残トナーは、ドラムクリーニング装置6(6y・6m・6c・6k)によりクリーニングされ、廃トナー容器7(7y・7m・7c・7k)に収納される。
一方、給送カセット17に積載された記録材としてのシートSは、給送ローラ18、レジストローラ対19により、2次転写ローラ13と中間転写ベルト12とのニップ部へ搬送され、中間転写ベルト12に1次転写されたトナー像が2次転写される。トナー像を転写されたシートSは、定着部20でトナー像を定着され、排出ローラ対23により装置本体外へ排出される。2次転写後に中間転写ベルト12に残った転写残トナーはベルトクリーニング装置14によりクリーニングされ、廃トナー容器15に収納される。
図4(b)に示すように、本実施形態の画像形成装置100には、トナーカートリッジ8を装着可能なトナーカートリッジ装着部(装着部)11が配設されている。そして、図6に示すように、トナーカートリッジ8y・8m・8c・8kは、トナーカートリッジ交換用ドア(ドア)9を開いた状態で、以下のように装着される。即ち、装着部11のトナーカートリッジ装着箇所(装着箇所)11a(11ya・11ma・11ca・11ka)に対して取り外し可能に装着される。
ここで、装着部11は、伸縮可能なトナー移送部材21(21y・21m・21c・21k)の上に配設されている。本実施形態では、図4(b)の紙面内でトナーを下方に移送するトナー移送部材21は、装着部11の変位によって伸縮する。
そして、トナー移送部材21は、図4(b)の紙面垂直方向に延びる現像剤搬送部(トナー搬送部)22(22y・22m・22c・22k)と接続する。これにより、トナーは図4(b)の紙面垂直方向に移送される。そして、トナー搬送部22は、トナー収納部5(5y・5m・5c・5k)と接続し、トナー収納部5へトナーを搬送する。これにより、トナーカートリッジ8内のトナー(現像剤)を現像部に供給することが可能となる。
(トナーカートリッジの構成)
図3は、トナーカートリッジ8の断面図を示している。図3(a)は、トナーカートリッジ8が装置本体101に装着されている時の状態を、図3(b)は、トナーカートリッジ8が装置本体101から取り出された時の状態を示している。
トナーカートリッジ8は、トナーカートリッジ筐体(筐体)8a、開口部8b、トナーカートリッジ被係合部8l、シャッタ8d、トナーカートリッジシャッタ押し上げ部(シャッタ押し上げ部)8eを備える。更に、トナーカートリッジシャッタ支持部(シャッタ支持部)8f、トナー収納部8g、弾性部材8h、トナーシール部材8i、シャッタガイド部8o、シート部材8tを備える。
トナーカートリッジ8は、筐体8aの箇所を持つことで把持することが可能である。被係合部8lは、後述する装置本体における装着部11の係合部11bと係合する、かつ、筐体8a内部に貫通する貫通穴となっている。シャッタ8dは、シャッタの一部である押し上げ部8eが、シャッタガイド部8oによりガイドされ、シャッタ8dはX4、X5方向に平行に変位することが可能である。シャッタ支持部8fの上部は、トナーが自重で滑り落ちることが可能な様に、X4方向に対して、勾配を持つ構成となっている。
また、シャッタ8d上にトナーが滞留しない様に、シャッタ8d上には、シート部材8tが配設されている。シート部材8tは弾性変形が可能な材質で構成されていて、一部が支持部8fの下面に当接した構成となっているため、シャッタ8dの移動に関わらず、シャッタ8d上にトナーが滞留することを防ぐことが可能である。
図3(a)に示すように、トナーカートリッジ8が装置本体101に装着された状態においては、シャッタ押し上げ部8eが、被係合部8lを貫通したトナーカートリッジ装着部11の係合部11bと当接し、X5方向に押圧された状態となっている。そして、シャッタ8dが筐体8aに対して相対的にX5方向に変位した状態となる。この変位により、隙間8uが生じ、トナー収納部8gに収納されているトナーが装着部11に対して供給される。
また、図3(b)に示すように、トナーカートリッジ8が装置本体101から取り出された状態においては、シャッタ8dは、シャッタ支持部8fから接続されたばね8hによりX4方向に付勢された状態となっている。この状態においては、シャッタ8dが、開口部8bを塞いでいるため、隙間8uが存在せず、トナー収納部8gに収納されているトナーが外部に漏れない構成となっている。ここで、シャッタ8dの先端には弾性変形するシール部材8iが配設されており、筐体8aの内部と当接し、一部変形しながら、開口部8bを塞ぐため、密封性が高い構成となる。
トナーカートリッジ8(8y・8m・8c・8k)は、図2に示すように、装着部11に装着された状態で、装置本体101の手前からX1方向へ、8y、8m、8c、8kの順に装着されている。これらのトナーカートリッジ8のうち、トナーカートリッジ8kのみが、他の3色と比較してトナー収納部8kfの容量が大きくなっていて、それに伴い、筐体8kaの大きさも大きくなっている。
(装置本体におけるトナー供給ユニットの構成)
図4(b)に示すように、トナー供給ユニット104は、装着部11、トナー移送部材21(21y・21m・21c・21k)、トナー搬送部22(22y・22m・22c・22k)を備える。
図5(a)はドア9を開けた時(装着部11は開状態)のトナー供給ユニット104の断面図を、図5(b)はドア9を閉じた時(装着部11は閉状態)のトナー供給ユニット104の断面図を示している。また、図6(a)は、トナーカートリッジ8(8y・8m・8c・8k)を取り外した状態のトナーカートリッジ装着部11の右側面方向からの断面図を、図6(b)はトナーカートリッジ装着部11の装着箇所11aの拡大図を示している。
1)装着部
図6(a)に示すように、装着部11には、トナーカートリッジ8(8y・8m・8c・8k)が装着可能な様に、装着箇所11a(11ya・11ma・11ca・11ka)の4つがX1方向に、11ya・11ma・11ca・11kaの順に配設される。
装着箇所11aの底面11d(11yd・11md・11cd・11kd)には、トナーカートリッジ係合部(係合部)11b(11yb・11mb・11cb・11kb)が配設されている。更に、トナー排出口11c(11yc・11mc・11cc・11kc)が配設されている。図3に示すように、係合部11bは、トナーカートリッジ8を装着箇所11aにX4方向に装着していくと、トナーカートリッジの被係合部8l(8yl・8ml・8cl・8kl)と係合する構成となっている。
そして、さらに装着していくと、被係合部8lを貫通し、シャッタ8d(8yd・8md・8cd・8kd)に当接可能な様に構成されている。また、係合部11bのX5方向の大きさは特に規定しないが、図3(a)に示すようになっていれば良い。即ち、係合部11bとトナーカートリッジの被係合部8lが十分に係合している状態で、トナーがトナー収納部8gから開口部8bに移動することが可能な隙間8uが生じる程度、シャッタ8dをX5方向に押し上げることが可能な長さとなっていれば良い。
なお、図3(a)で、係合部11bと被係合部8lの係合はスナップフィット機構(材料の弾性を利用して一方の凸部を他方の凹部に嵌め込んで引っ掛ける構成)となっている。即ち、一定以上の力をX4方向に加えることによって、トナーカートリッジ8は、装着箇所11aに十分に装着が可能である。
また、図6で、トナー排出口11cには、X4方向に傾斜が設けられた構成となっていて、トナーがトナー排出口11cを落下し易い構成となっている。また、図5(a)において、装着部11の右側と左側には、端部11eが配設されている。端部11eは、下部に伸縮部材としての弾性部材27が配設されていて、この弾性部材27の逆端部は、装着部の支持部24に接続されている。そのため、装着部11は、弾性部材27を通して、支持部24からX5方向に常に付勢された状態となっている。
また、端部11eは、装置本体101との被ガイド部も兼ねる構成となっている。そのため、装着部11が、X4・X5方向に対して平行な方向に、一定量変位することが可能である。装置本体101には、装着部の変位を規制する変位規制部25、26が配設されている。そして、装着部11は、X4方向には変位規制部25と当接する箇所まで、X5方向には端部11eが変位規制部26と当接する箇所まで、変位することが可能である。
2)トナー移送部材21
図4(b)に示すように、トナー移送部材21(21y・21m・21c・21k)は、装着部11と、トナー搬送部22(22y・22m・22c・22k)の間に配設されている。トナー移送部材21の上面は、装着部11の下面に当接した状態で構成され、トナー移送部材21の下面は、トナー搬送部22の上面と当接した状態で構成されている。
トナー移送部材21は、図5に示すように、一定量の収縮が可能な蛇腹素材で構成された蛇腹形状であり、装着部11がX4方向に移動するのに従って収縮し、装着部11がX5方向に移動するのに従って伸びる構成となっている。
また、トナー移送部材21は、内部にトナー落下口21a(21ya・21ma・21ca・21ka)が配設されていて、トナーをX4方向に落下させることが可能である。そして、トナー移送部材21は、装着部11のトナー排出口11c、トナー落下口21a及びトナー搬送部22のトナー受給口22a(22ya・22ma・22ca・22ka)がX4方向に重なる様に配設されている。このため、装着部11からトナー搬送部22まで、トナーを落下させることが可能である。
なお、トナー移送部材21のX4方向への長さは、それぞれ対応するトナーの色により異なる構成となっている。
3)トナー搬送部22
トナー搬送部22は、図5(a)、(b)に示すように、上部にトナー受給口22aが配設されていて、トナー受給口22aを通して、トナー搬送部22内部にトナーが受給される。また、トナー搬送部22は、トナー収納部5と接続されており、内部のスクリュー(不図示)により、トナーはトナー収納部5まで搬送される。
(装置本体におけるドアの構成)
図1に示す位置のドア9の上面には取っ手9aが配設されていて、ユーザーは取っ手9aを持ってドア9を開閉することで、ドア9はヒンジ軸(不図示)を中心に回動する。図1はドア9を閉じた状態、図2はドア9を開いた状態を示す。
図2に示すように、ドア9の下面にはトナーカートリッジ押圧部(押圧部)9b(9yb、9mb、9cb、9kb)が配設されている。押圧部9bは、側面から見て円弧形状となっているが、トナーカートリッジ8に対して滑らかに当接が可能であれば、他の形状であってもよい。また、押圧部9bは、ドア9を閉めて、トナーカートリッジ8と当接した際にトナーカートリッジ8を破損しないように、弾性変形が可能な材料で構成されていてもよい。
(トナーカートリッジ装着時)
図2(b)に、トナーカートリッジ8yを装置本体101に装着する前の状態を示す。ドア9を十分に開いた状態で、トナーカートリッジ8yは、装着部11の装着箇所11yaにX4方向に平行に装着することができる。以下、図3及び図6(b)を利用して、トナーカートリッジ8の装着に関して説明する。なお、本実施形態においては、トナーカートリッジ8yの装着方法を示しているが、他のトナーカートリッジ8m・8c・8kに関しても同様に装着することが可能である。
トナーカートリッジ8を装着箇所11aにX4方向に装着していくと、一定量以上トナーカートリッジ8が装着された状態で、装着部の係合部11bとトナーカートリッジ8の被係合部8lが当接し、係合し始める。係合後、さらにトナーカートリッジ8を装着箇所11aに対してX4方向に押し込むと、被係合部8lが筐体8a内部に達する。この際、筐体8a内部に達した係合部11bと、シャッタ押し上げ部8eの下面が当接する。さらに、係合部11bが筐体8a内部に挿入されていくと、シャッタ押し上げ部8eもそれに伴い、X5方向に押し上げられていく。
そして、トナーカートリッジ8yが装着箇所11aに十分に装着されると、図3(a)に示すように、シャッタ8dがX5方向に十分に押し上げられていて、シャッタ8dと筐体8aの間に隙間8uが生じた結果、開口部8bから外部へトナーが排出される。それにより、トナーカートリッジ8から装置本体101のトナー供給ユニット104内にトナーが供給される。この動作を全ての色のトナーカートリッジ8に対して行い、トナーカートリッジが装着部11に十分に装着されていて、ドア9が開いている状態の装置本体101の断面図を図5(a)に示す。
ここで、トナーカートリッジ8が全て装着部11への装着が完了された状態(図5(a))で、ドア9の取っ手9aを把持してドア9を閉めていく。ある程度閉めていくと、ドア9上の押圧部9bと、装着箇所11に装着された状態のトナーカートリッジ8の上部が当接する。そして、さらにドア9を閉めていくと、押圧部9bは、トナーカートリッジ8をX4方向に押圧していく。この時、トナーカートリッジ8の装着部11に対する装着が十分、不十分に関わらず、トナーカートリッジ8が押圧されるのに従い、装着部11もX4方向に押圧され、共にX4方向に変位していく。
そして、所定の位置までドア9と連動して装着部11がX4方向に変位すると、装着部11の下面が変位規制部25に当接する。この当接により、装着部11のX4方向への変位が止まる。このトナーカートリッジ8が装着部11に十分に装着されている状態においては、図5(b)に示すように、押圧部9bとトナーカートリッジ8の上面が当接し、装着部11は変位規制部25と当接した状態でドア9は閉じられている。この際、装置本体101は画像形成が可能な状態である。
また、トナーカートリッジ8が装着部11に十分に装着されていない状態においては、トナーカートリッジ8がドア9の押圧部9bと当接し、装着部11が変位規制部26と当接した状態から、ドア9を閉める方向に回動させる。これにより、押圧部9bがトナーカートリッジ8をX4方向に押し込んでいき、ドア9を十分に閉じることで、図5(b)に示すように、トナーカートリッジ8が装着部11に十分に装着された状態となる。なお、ドア9を閉じ込む際には、装着部11を通して、弾性部材27からX5方向の付勢を受けるため、一定以上の力が必要である。
(トナーカートリッジ取り出し時)
次に、トナーカートリッジ8yを装置本体101から取り外す状態を説明する。この工程は、上記したトナーカートリッジ8yを装置本体101に装着する過程を逆に行うものである。なお、本実施形態においては、トナーカートリッジ8yの取り外し方法を示しているが、他のトナーカートリッジ8m・8c・8kに関しても同様に取り外すことが可能である。
トナーカートリッジ8を交換する前は、図5(b)で示すように、装置本体101は画像形成が可能な状態である。この状態では、装着部11は、端部11eを通して弾性部材27からX5方向に付勢する力を受けている。しかし、ドア9の押圧部9bからトナーカートリッジ8を通して受けている、X4方向に付勢する力が大きいため、装着部11は動いていない状態である。
この状態からドア9を、取っ手9aを持って開いていくと、装着部11に弾性部材27から作用していたX5方向の付勢力は変わらないが、押圧部9bの付勢力の影響は小さくなっていく。そのため、ドア9の開く動作に従い、装着部11は、トナーカートリッジ8のいずれかが押圧部9bと当接した状態で、X5方向に一定の距離分変位する。ドア9を一定以上開いた後で、トナーカートリッジ8と押圧部9bの当接が無くなると、さらに装着部11はX5方向に一定量変位する。
一定量X5方向に変位した後は、装着部11の端部11eの上面が変位規制部26と当接する。この当接により、装着部11のX5方向の変位が止まり、図5(a)で示した状態となる。なお、ドア9を閉じた状態から素早く開いた状態にした時、装着部11も図5(b)の位置から図5(a)まで素早く移動する構成となっている。この際においても、装着部11の係合部11bと、トナーカートリッジ8の被係合部8lが係合した状態であるため、トナーカートリッジ8は装着部11から外れることはなく、トナーも外部に漏れない構成となっている。このドア9を十分に開いた状態を、図2(b)に示している。
このようにドア9を開いた状態で、トナーカートリッジ8yをX5方向に平行に取り出していく。この時、図5(a)に示すように、装着部11及びトナーカートリッジ8が、装置本体101の外形からトナーカートリッジの外に出た状態(突出した状態)にある。このため、ユーザーは、装置本体101の内部に手を入れることなく、トナーカートリッジ8を取り出すことが可能である。
トナーカートリッジ8を、装着部11から取り出す前の状態は、図3(a)、図5(a)に示すように、係合部11bがトナーカートリッジの被係合部8lを貫通して、シャッタ8をX5方向に押し上げている状態となっている。この状態から、トナーカートリッジ8をX5方向に引き出していくと、係合部11bからシャッタ押し上げ部8eが離れていくため、シャッタ8dとトナーカートリッジ支持部8fをつなぐばね8hを縮める量が小さくなる。
その結果、ばね8hがX4方向に伸びていき、シャッタ8dもX4方向に変位していくことで、隙間8uが徐々に閉じていく。さらに、トナーカートリッジ8をX4方向に取り出していくと、係合部11bとシャッタ押し上げ部8eの当接がなくなり、シャッタ8dは所定の位置に戻り、隙間8uが無くなる状態となり、開口部8bは十分に閉じられた状態となる。これにより、トナーカートリッジ8は、装置本体101の外部に出した際、筐体8a内部のトナーが外部に放出することを防ぐことができる。
その後、トナーカートリッジ8をさらにX4方向に取り出していくと、係合部11bと被係合部8lの係合も外れて、トナーカートリッジ8は図5(b)で示した状態となる。そして、最終的に、図6で示すように、装着箇所11aからトナーカートリッジ8を十分に取り外すことが可能となる。
《第2の実施形態》
第1の実施形態と同様に、本実施形態でもドア9を備える。第1の実施形態と異なり、本実施形態ではドア9の開閉に連動して、トナーカートリッジの把持部のみが変位し、装着部(トナーカートリッジ装着部)は変位しない(所定位置を維持する)構成としている。
(トナーカートリッジの構成)
図10(a)(b)及び図11(b)は、本実施形態のトナーカートリッジ8の断面図を示している。図10(a)は、トナーカートリッジ8が装置本体101に装着され、ドア9が開いている状態の断面図を、図10(b)は、トナーカートリッジ8が装置本体101に装着され、ドア9が閉じている状態の断面図を示している。また、図11(b)は、トナーカートリッジ8が装置本体101から取り外された状態の断面図を示している。
トナーカートリッジ8は、筐体8a、開口部8b、被係合部8l、シャッタ8d、シャッタ押し上げ部8e、シャッタ支持部8f、トナー収納部8g、伸縮部材としての弾性部材8h、8q、トナーシール部材8iを備える。更に、トナーカートリッジ把持部(把持部)8j、把持部収納部8n、シャッタガイド部8o、シート部材8t、把持部当接部8sを備えている。被係合部8lは、係合部11bと係合する、かつ、筐体8a内部に貫通する貫通穴となっている。また、シャッタ支持部8fの上部は、トナーが滑り落ちることが可能な様に、X4方向に対して、十分な勾配を持つ構成となっている。
トナーカートリッジ8について、ユーザーは、把持部8jを把持して取り出し作業を行うことが可能である。把持部8jには、把持部上部8r、把持部下部8pが配設されていて、把持部下部8pの下面には弾性部材8qが当接している。弾性部材8qは、押圧ばねであり、シャッタ支持部8fの上部に配設されている。そのため、把持部8jにX4方向の外力が生じない状態では、図10(a)に示すように、把持部8jはX5方向に押し上げられた第2の位置に配置されている。この際、把持部下部8pが筐体8aと当接することにより、それ以上把持部8jがX5方向に移動出来ない様に規制している。
また、把持部8jにX4方向の外力が生じている状態では、図10(b)に示すように、把持部8jはX4方向に押圧され、把持部8jが把持部収納部8n内に収納された画像形成可能な第1の位置に配置されている。この際、弾性部材8qはX4方向の外力により収縮した状態となっている。また、把持部下部8pが、把持部当接部8sと当接することにより、それ以上把持部8jがX4方向に移動出来ない様に規制している。この把持部8jが把持部収納部8n内を移動する際には、トナーカートリッジ筐体8aの一部がガイドとなり、X4方向もしくはX5方向に平行に移動することが可能である。
シャッタ8dは、シャッタの一部であるシャッタ押し上げ部8eが、シャッタガイド部8oによりガイドされ、シャッタ8dはX4、X5方向に平行に移動することが可能である。シャッタ8dが移動する際に、シャッタ8d上にトナーが滞留しない様に、シャッタ8d上には、シート部材8tが配設されている。シート部材8tは弾性変形が可能な材質で構成されていて、一部が支持部8fの下面に常に当接した構成となっている。そのため、シャッタ8dの移動に関わらず、シャッタ8d上にトナーが滞留することを防ぐことが可能である。
図11(b)に示すように、トナーカートリッジ8が装置本体101から取り出された状態においては、シャッタ8dは、シャッタ支持部8fから接続されたばね8hによりX4方向に付勢された状態となっている。この状態においては、シャッタ8dが、トナーカートリッジ開口部8bを塞いでいるため、シャッタ8dと筐体8aの間に隙間8uが存在せず、トナー収納部8gに収納されているトナーが外部に漏れない構成となっている。
ここで、シャッタ8dの先端には弾性変形するシール部材8iが配設されており、筐体8aと当接し、一部変形しながらトナーカートリッジ開口部8bを塞ぐため、密封性が高い構成となっている。
また、図10(a)(b)に示すように、トナーカートリッジ8が装置本体101に十分に装着された状態においては、シャッタ押し上げ部8eが、被係合部8lを貫通した装着部11の係合部11bと当接し、X5方向に押圧された状態となっている。そして、シャッタ8dがトナーカートリッジ筐体8aに対して相対的にX5方向に移動した状態となる。この移動により、シャッタ8dと筐体8aの間に隙間8uが生じ、トナー収納部8gに収納されているトナーが装着部11に対して供給される構成となる。
ここで、図9(a)に示すように、把持部8j(8yj・8mj・8cj・8kj)は、トナーの色毎にX5方向に異なる長さとなっている。これは、トナーカートリッジ8が装着部11に装着されている際にX5方向に長さが異なるが、ドア9を開いて把持部8jが第1の位置から第2の位置へ移動した際に、把持部8jがX5方向に対して、ほぼ整列(端部位置が所定面に揃う)状態にするためである。
なお、この整列状態とはX5方向に対して十分に同じ高さである必要はなく、トナーカートリッジ8が装着部11に装着されている際の、トナーカートリッジ8のX5方向の高さの差異よりも、把持部8jのX5方向の高さの差異が小さければよい。
また、X5方向に把持部8jの長さが異なることにより、ユーザーがトナーカートリッジ8を、間違えた装着箇所11aに挿入してしまった際も、ドア9を閉めることが出来ないため、誤装着を防止することが可能である。
なお、図8に示すように、トナーカートリッジ8は、装着部11に装着された状態で、装置本体101の手前からX1方向へ8y、8m、8c、8kの順に装着されている。これらのトナーカートリッジ8のうち、トナーカートリッジ8kのみが、他の3色と比較してトナー収納部8kfの容量が大きくなっていているため、図9(a)(b)に示すように、形が大きくなっている。
しかし、容量が大きくなりカートリッジの大きさが大きくなるのは、8kのみに限定することはなく、他の色でもよく、また複数色であってもよい。また、トナーカートリッジ8の装置本体101への配置は、手前からX1方向へ、8y、8m、8c、8kの順でなくてもよい。
(装置本体におけるトナー供給ユニットの構成)
図7(b)に示すように、トナー供給ユニット104は、トナーカートリッジの装着部11(11y・11m・11c・11k)、トナー移送部材21(21y・21m・21c・21k)、トナー搬送部22(22y・22m・22c・22k)を備える。
図9(a)はドア9を開いた際のトナー供給ユニット104の断面図を、図9(b)はドア9を閉じた際のトナー供給ユニット104の断面図を示している。図9に示すように、複数設けられたトナーカートリッジ8の装着位置は、複数のトナーカートリッジに共通する装着方向(例えば鉛直方向)でそれぞれ異なる位置となっている。また、図12(a)は、トナーカートリッジ8を取り外した状態の装着部11の右側面方向からの断面図を、図12(b)は11の装着箇所11a(11ya・11ma・11ca・11ka)の1つを拡大図として示している。
図12(a)に示すように、装着部11には、トナーカートリッジ8が装着可能な様に、装着箇所11aがX1方向に、11ya・11ma・11ca・11kaの順に配設されている。また、4つの装着部11は、X4方向にずれて配設されていて、それに伴い装着箇所11aもX5方向にずれて配設されている。なお、本実施形態では、装着箇所11yaが最もX5方向に高い配置に、装着箇所11kaが最もX5方向に低い配置となっているが、異なる装着箇所が最も高い配置、もしくは低い配置にあっても構わない。
装着箇所11aの底面11d(11yd・11md・11cd・11kd)には、トナーカートリッジ係合部(係合部)11b(11yb・11mb・11cb・11kb)が排泄されている。更に、トナー排出口11c(11yc・11mc・11cc・11kc)が配設されている。
係合部11bは、トナーカートリッジ8を装着箇所11aにX4方向に装着していくと、トナーカートリッジ被係合部(被係合部)8l(8yl・8ml・8cl・8kl)と係合する構成となっている。そして、さらに装着していくと、被係合部8lを貫通し、トナーカートリッジシャッタ(シャッタ)8d(8yd・8md・8cd・8kd)に当接可能な様に構成されている。
また、係合部11bのX5方向の大きさは特に規定しないが、以下のように構成されれば良い。即ち、図10(a)に示すように、係合部11bと被係合部8lが十分に係合している状態で、トナーが収納部8gから開口部8bに移動することが可能な隙間8uが生じる程度、シャッタ8dをX5方向に押し上げることが可能な長さとなっていれば良い。
なお、係合部11bと被係合部8lの係合する箇所は、スナップフィットの構成となっていて、一定以上の力をX4方向に加えることによって、トナーカートリッジ8は、装着箇所11aに十分に装着が可能である。また、図9(a)で示すように、トナー排出口11cは、X4方向に傾斜が設けられた構成となっていて、トナーがトナー排出口11cを落下し易い構成となっている。
図9(a)(b)で示すように、トナー移送部材21は、装着部11と、トナー搬送部22の間に配設されている。トナー移送部材21の上面は、装着部11の下面に当接した状態で構成され、トナー移送部材21の下面は、トナー搬送部22の上面と当接した状態で構成されている。
トナー移送部材21は内部にトナー落下口21a(21ya・21ma・21ca・21ka)が配設されていて、トナーをX4方向に落下させることが可能である。ここで、装着部11のトナー排出口11c、トナー移送部材21のトナー落下口21a、トナー搬送部22のトナー受給口22a(22ya・22ma・22ca・22ka)はX1方向に重なる様に配設されている。このため、装着部11からトナー搬送部22まで、トナーを落下させることが可能である。なお、トナー移送部材21のX4方向への長さは、それぞれ対応するトナーの色により異なる構成となっている。
トナー搬送部22は、図9(a)(b)に示すように、上部にトナー受給口22aが配設されていて、トナー受給口22aを通して、トナー搬送部22の内部にトナーが受給される。また、トナー搬送部22は、トナー収納部5と接続されており、内部のスクリュー(不図示)により、トナーはトナー収納部5まで搬送される。
(トナーカートリッジ交換用ドアの構成)
本実施形態におけるドアは、第1の実施形態におけるドアと同様である。即ち、図1に示すように、ドア9の上面には取っ手9aが配設されている。ユーザーは取っ手9aを持ってドア9を開閉することで、ヒンジ軸(不図示)を中心に回動し、図1に示すようにドア9を閉じた状態、もしくは図8の様に開いた状態にすることができる。
図8、図9(b)、図11(a)に示すように、ドア9の下面には把持部押圧部9b(9yb・9mb・9cb・9kb)が配設されている。把持部押圧部9bは、右側面方向及び正面方向から見て長方形の形状となっているが、トナーカートリッジ8に対して滑らかに当接が可能であれば、他の形状であってもよい。
また、把持部押圧部9bは、ドア9を閉めて、トナーカートリッジ8と当接した際にトナーカートリッジ8を破損しないように、弾性変形が可能な材料で構成されていてもよい。なお、ドア9の内面が、把持部8j(8yj・8mj・8cj・8kj)と当接した際に衝撃及び当接音を吸収可能な材質で構成されていれば、把持部押圧部9bは配設しなくともよく、直接ドア9で把持部8jを当接させてもよい。
(トナーカートリッジ装着時)
トナーカートリッジ8yを装置本体101に装着する前の状態を、図11(a)に示す。ドア9を十分に開いた状態で、トナーカートリッジ8yは、装着部11の装着箇所11yaにX4方向に平行に装着することができる。以下、図10(a)(b)及び図12(b)を利用して、トナーカートリッジ8の装着に関して説明する。
ユーザーは把持部8jを把持して、トナーカートリッジ8を装着箇所11a(図12(b))に挿入していく。一定以上トナーカートリッジ8を挿入すると、被係合部8lと、係合部11bが当接するため、その状態で手を離す。この当接した状態において、ユーザーが把持部8jを離したとしても、係合部11bと被係合部8lはスナップフィット形状で係合する構成となっているため、X4方向への外力が生じない状態では、十分に係合しない構成となっている。
全てのトナーカートリッジ8を装着部11に上記で示した様な装着状態にして、ドア9を閉じ込んでいく。この状態においては、把持部8jは第2の位置に配置されている。ドア9を一定以上閉じ込んでいくと、把持部押圧部9bが、トナーカートリッジ8の把持部8yの把持部上部8rの上面に当接する。その状態からさらにドア9を閉じ込んでいくと、把持部8jにX4方向に外力が生じ、その外力が把持部8jを通して、弾性部材8qに伝わる。この外力により、弾性部材8qが弾性変形し、縮み始める。
ある程度以上弾性部材8qが縮むと、被係合部8lと係合部11bが係合し始める。さらにドア9を閉じ込むと、被係合部8lと係合部11bが十分に係合し、被係合部8lは、筐体8aを貫通して、内部に配設されているシャッタ8dのシャッタ押し上げ部8eに当接する。この状態からさらに把持部8jを押しこんでいくと、弾性部材8qがさらに収縮するとともに、シャッタ押し上げ部8eを通じて外力が伝わるため、弾性部材8hも収縮し始める。それにより、シャッタ8dが筐体8aに対してX5方向に移動し始める。
そして、ドア9を十分に閉じ込む状態になると、図10(b)に示すように、把持部8jは、把持部下部8qが把持部当接部8sと当接する状態になるまで弾性部材8qが押し下げられる。そして、把持部収納部8nに十分に収納された第1の位置の位置に配置された状態となる。また、シャッタは8d、筐体8aに対して隙間8uが生じる程、弾性部材が押し上げられ、移動した状態となっている。
上記した隙間8uが生じることで、トナーはトナーカートリッジ8のトナー収納部8gから、隙間8u及び開口部8bを通過することが可能となり、外部へトナーを供給可能な状態となる。この状態において、トナーカートリッジ8の装着部11aへの装着が完了し、画像形成装置100は画像形成が可能となる。
なお、本実施形態においては、ユーザーがドア9を閉める際に、トナーカートリッジ8が装着部11aに置いただけの装着が不十分な状態から、ドア9を閉じ込む動作により十分装着する例を示した。ここで、ユーザーが把持部8jを押しこみ、係合部11bと被係合部8lが十分に係合した状態から、ドア9を押し込んだとしても同様に十分装着の状態にすることが可能である。また、本構成においては、トナーカートリッジ8を装着部11aに装着するために、弾性部材8h、8iからX5方向の付勢を受けるために、ドア9を閉じ込めて、トナーカートリッジ8を十分装着の状態にするためには、一定以上の外力が必要である。
(トナーカートリッジ取り出し時)
次に、トナーカートリッジ8を装置本体101から取り外す状態を説明する。この工程は、上記したトナーカートリッジ8を装置本体101に装着する過程を逆に行うものである。
トナーカートリッジ8を交換する前は、図10(b)で示すように、トナーカートリッジ8が装着部11に十分に装着されていて、画像形成装置100は画像形成が可能な状態である。ドア9には、弾性部材8q(8yq・8mq・8cq・8kq)から把持部8jを通してX5方向に対する外力が生じているが、ドア9を閉じている力の方が大きいため、ドア9は十分に閉じている状態である。また、把持部8jは、ドア9に押圧されて装置本体内に収容される第1の位置に配置されている状態である。
この状態からドア9を取っ手9aを持って開いていくと、弾性部材8qが自然長に戻るため、把持部8jがドア9の把持部押圧部9b(図10(b))と当接している状態で、X5方向に伸長し始める。そのまま一定以上ドア9を開いていくと、ドア9の把持部押圧部9b(図10(b))からトナーカートリッジ把持部8jの上部8rが離れる。
すると、図10(a)に示すように、把持部8jの下部8pが筐体8aと当接する状態となるため、装着部に装着されたカートリッジの少なくとも一部が装置本体の外部に露出(突出)する第2の位置(弾性部材8qが最大限伸長)となる。
なお、ドア9を開いた状態においても、トナーカートリッジの被係合部8lと装着部の係合部11bがスナップフィットで係合された状態となっている。このため、弾性部材8hはX4方向に押圧された状態のままで、シャッタ8dは、ドア9を開ける前と同様に、筐体8aに対してX5方向に変位していて、隙間8uも生じている状態となっている。
さらに、把持部8jを把持して、トナーカートリッジ8をX5方向に取り出していくと、装着部11の係合部11bからトナーカートリッジ8のシャッタ押し上げ部8eが離れていく。このため、トナーカートリッジ8におけるシャッタ8dとトナーカートリッジ支持部8fをつなぐ弾性部材8hを縮める量が小さくなる。その結果、弾性部材8hがX4方向に伸びていき、シャッタ8dも筐体8aに対してX4方向に移動していくことで、隙間8uが徐々に閉じていく。
そして、さらに、トナーカートリッジ8をX5方向に取り出していくと、係合部11bとシャッタ押し上げ部8eの当接がなくなり、シャッタ8dは所定の位置に戻り、隙間8uは無い状態となり、トナーカートリッジ開口部8bは十分に閉じた状態となる。これにより、トナーカートリッジ8は、装置本体101の外部に出した際、トナーカートリッジ筐体8a内部のトナーが外部に放出することを防ぐことができる。
その後、トナーカートリッジ8をさらにX4方向に取り出していくと、係合部11bと被係合部8lの係合も外れて、装着箇所11aからトナーカートリッジ8を十分に取り外すことができる。
《第3の実施形態》
本実施形態に係る画像形成装置を図13(a)(b)に示す。第1、第2の実施形態では、トナーカートリッジを交換する方式に関するものであったが、本実施形態では現像ローラを含む現像器としての現像カートリッジを交換する方式に関する。そして、本実施形態では第2の実施形態と同様、ドアの開閉に連動して、カートリッジの把持部のみが変位し、装着部(カートリッジ装着部)は変位しない構成である。本実施形態における装置本体101は、画像形成装置100から、ドラムカートリッジ24及び現像カートリッジ16(16y・16m・16c・16k)を除いた部分である。
図13(b)に示すように、画像形成装置100は、装置本体101にドラムカートリッジ24及び現像カートリッジ16が装着されている状態で、画像形成が可能な構成となっている。ドラムカートリッジ24には、感光体ドラム1、帯電器2、ドラムクリーニング装置6、廃トナー容器7が配設されている。感光体ドラム1は、配設された帯電器2によりドラム表面を帯電され、露光装置3により画像情報に基づいたレーザー光Lを露光され、静電潜像が形成される。
静電潜像は、現像器である現像カートリッジ16の現像ローラ16d(16yd・16md・16cd・16kd)により、トナー収納部(不図示)から供給されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを用いて各色のトナー像として現像される。現像されたトナー像は、中間転写ユニット105の中間転写ベルト12に1次転写される。1次転写後に感光体ドラム1に残った転写残トナーはドラムクリーニング装置6によりクリーニングされ、廃トナー容器7に収納される。
(現像カートリッジの交換)
図15(a)、図17(a)には、現像カートリッジ16に外力が生じていない時の、現像カートリッジ16の左側面図を示している。現像カートリッジ16は、筐体16h、被ガイド部16b、現像ローラ16d、把持部16a(16ya・16ma・16ca・16ka)、伸縮部材としての弾性部材16g、把持部ガイド部16eで構成されている。
図19(a)(b)に示すように、装置本体101の右側フレーム105Rと左側フレーム105Lの内壁面には、4組の水平方向に伸びた現像カートリッジガイド25R・25Lが対向して配設されている。現像カートリッジガイド25R・25Lは、現像カートリッジ16が現像カートリッジ装着部(装着部)102に装着されている状態において、現像カートリッジガイド25R・25Lの先に感光体ドラム1が位置する様に構成されている。現像カートリッジ16の被ガイド部16Rb・16Lbをガイドレール25R・25Lを前後方向(矢印X1、X6方向)にガイドさせることで、現像カートリッジ16は装着部102に着脱可能となる。
なお、図15(a)(b)に示すように、現像カートリッジ16は、筐体16h(16yh・16mh・16ch・16kh)の部分が装置本体101に対して、X1方向にそれぞれ異なる位置で配置されている。それに伴い、図20で示すように、装着部102の現像カートリッジガイド25(25y・25m・25c・25k)の、突き当て部25a(25ya・25ma・25ca・25ka)も同様にX1方向にそれぞれ異なる位置で配設されている。
筐体16h、把持部16aのX1方向の長さは、各々異なっているため、現像カートリッジ16を、装着部102の正しい箇所に装着していない場合は、ドア10が十分に閉まりきらず、画像形成が出来ない構成となっている。
現像カートリッジ16を交換する際には、現像カートリッジ16の取り出し作業及び装着作業を行う。取り出し作業は、図14、図17に示すように、ドア10を開いた状態にした上で、開口部103に突き出ている把持部16Ra・16Laを把持し、現像カートリッジ16を装着部102から取り出し方向(X6方向)に移動させていく。そして、被ガイド部16b(16yb・16mb・16cb・16kb)が、図19の現像カートリッジガイド部25R(25Ry・25Rm・25Rc・25Rk)から十分に離れ、装置本体101の外部にまで取り出してドア10を閉じる。
装着作業は、その逆で、ドア10を開き、把持部16Ra・16Laを把持した状態で、現像カートリッジ16を装着部102の装着方向(X1方向)に装着していき、現像位置まで押し込み、ドア10を閉じる。ユーザーは把持部16Ra・16Laを把持して着脱作業をすることにより、装置本体101内部に手を入れて作業する必要がないため、容易に作業することが可能である。
(把持部の構成)
図17(a)には、把持部16aにX1方向の外力が生じていない状態の現像カートリッジ16の左側面図を、図17(b)には、把持部16aにX1方向の外力が生じている状態の現像カートリッジ16の左側面図を示している。把持部16aは、弾性部材16gによって筐体16hと接続されていて、図18(a)(b)に示す把持部ガイド部16eにより、X1方向またはX6方向に対して平行に移動することが可能である。
図18(a)(b)には、把持部16aと筐体16hが接続する箇所の左側面方向からの断面図を示している。そして、図18(c)には、把持部16aと筐体16hが接続する箇所の正面方向からの断面図を示している。
図18に示すように、把持部16aには把持部被ガイド部16fが配設され、また筐体16hには把持部被ガイド部16fをガイドすることが可能な把持部ガイド部16eが配設されている。そのため、把持部16aは、弾性部材16gが最も収縮した位置(図18(b))と、弾性部材16gがX6方向に最も伸長した位置(図18(a))と、の間を移動することが可能である。
そして、図15、図18に示すように、把持部16aは装置本体101に装着されている際、ドア10が閉じている際に第1の位置(図15(b)、図18(b))、ドア10が開いている際に第2の位置(図15(a)、図18(a))を採るようにしている。
ここで、図17(a)に示している様に、把持部16aと筐体8hとを接続する弾性部材16gは押圧ばねであり、筐体16hに対して把持部16aを常にX6方向に押圧している。そのため、把持部16aは、外力が生じていない際には、常に第2の位置にある状態であるが、把持部16aに対して、X1方向への外力が生じた際には、筐体16hに対して把持部16aが移動する。そして、X1方向への外力が一定以上になると、把持部16aは図13(b)で示している第1の位置にまで移動する構成となっている。また、その状態から外力を取り去ると、弾性部材16hの付勢力により、自動的に把持部16aは第2の位置にまで移動する。
なお、図18(c)で示しているように、把持部被ガイド部16fは、X2方向及びX3方向に対して凸部を持つ構成となっている。このため、把持部16aが第2の位置から第1の位置へ移動する際に、X2方向及びX3方向に移動せず、X1方向及びX6方向にのみ移動することが可能である。
また、図15(a)に示す様に、把持部16aの長さはそれぞれX1方向に異なる構成となっており、ドア10を開いた状態で、現像カートリッジ16は、装置本体101に対して、X1方向にそれぞれ異なる位置で配置されている。しかし、把持部16aはX6方向に対して右端が揃った状態で、開口部103から装置本体101の外側へ飛び出すことが可能な様に構成されている。そのため、ユーザーは把持部16aを把持する際に、把持し易い構成となっている。
(ドアの構成)
図13(a)に示すように、ドア10には取っ手10aが配設されている。ユーザーは取っ手10aを把持し、ドア10が閉じられた状態から、図14に示すように、開かれた状態まで回動することが可能である。また、図14、図15(b)に示すように、ドア10には、ドア10を閉じ込んだ際に装置本体101の内側となる面に、把持部押圧部10bが配設されている。図14で、把持部押圧部10bは、左右の把持部16Ra、16Laに対応して2つ配設され、それぞれ同一の形状で、ドア10を閉じ込んだ際には、把持部16aと当接する箇所に配設されている。
なお、把持部押圧部10bの材質は特に規定しないが、把持部16aと当接した際に、衝撃及び当接音を吸収可能な材質で構成されていればよく、例えば弾性部材であってもよい。本実施形態においては、把持部押圧部10bは左右に2つ配設されているが、現像カートリッジ16と対応して、さらに分割されていてもよく、形状も異なっていても、機能が同様であればよい。なお、ドア10の内面が、把持部9と当接した際に衝撃及び当接音を吸収可能な材質で構成されていれば、把持部押圧部10bは配設しなくともよく、直接ドア10で把持部16aを当接させてもよい。
(ドアを開く際の、ドアと把持部の連動)
本実施形態においては、現像カートリッジ16が装置本体101に装着されている際、ドア10の開閉に連動して、把持部16aは移動し、第1の位置及び第2の位置の間で配置される。以下、ドア10を開く際の把持部16aの動きに関して説明する。
現像カートリッジ16は、装着部102に装着されていて、ドア10が閉じ込められている際には、図15(b)に示すように、把持部16aは第1の位置に配置された状態となっている。この状態においては、ドア10は把持部押圧部10bを通して、把持部16aをX1方向に押圧している。この際、図18(b)に示すように、把持部被ガイド部16fは把持部ガイド部16e上の最もX1方向に近い位置にあり、筐体16hをX1方向に押圧している。
この状態で、図18に示す被ガイド部16f(16yf・16mf・16cf・16kf)は、図19に示す現像カートリッジガイド25(25y・25m・25c・25k)にガイドされている。加えて、被ガイド部16fは、図20に示す突き当て部25a(25ya・25ma・25ca・25ka)と接している。そのため、突き当て部25aは、被ガイド部16fと筐体16hを通して、ドア10から外力を受けている状態となっている。なお、この突き当て部25aと、被ガイド部16fが当接した状態は、装着部102に対して、現像カートリッジ16が十分に装着された状態である。
ここで、現像カートリッジガイド25は、突き当て部25a周辺でX4、X5方向に幅が狭まったスナップフィット機構となっている。そのため、現像カートリッジガイド25が、突き当て部25aに接している際には、X1方向への外力なしでは、現像カートリッジ16がX1方向に移動しない構成となっている。
上記で示した様なドア10を閉じられた状態から、開かれた状態にするために、ドア10を回動していく。図15(c)には、一定量ドア10を回動した状態の現像カートリッジ着脱部102の左側面方向からの断面図を示している。ドア10が開かれることにより、把持部押圧部10bが把持部16aを押圧し、変位させていた量が小さくなる。把持部16aは、弾性部材16g(16yg・16mg・16cg・16kg)を通して、筐体16hからX6方向に付勢されているため、ドア10の回動により、把持部押圧部10bと接した状態で、X6方向に移動していく。
なお、被ガイド部16fの一部が、現像カートリッジガイド部25の一部とスナップフィットにより装着されているため、現像カートリッジ16はドア10を開く前の位置と同じ位置に配置されている。
そして、さらにドア10を開き、十分にドア10が開かれた状態とする。図15(a)には、ドア10が回動され、十分に開いた状態の装着部102の左側面方向からの断面図を示している。ドア10が十分に開き、把持部押圧部10bが把持部16aに与えていた、X1方向の押圧及び、変位がなくなる。
それにより、把持部16aには、弾性部材16gを通して、筐体16hからX6方向に付勢される外力だけが生じる状態となり、把持部16aは、最大限X6方向に移動した第2の位置に配置される。図18(a)に示すように、把持部被ガイド部16fは把持部ガイド部16eの端部まで移動した状態となる。なお、この状態においても、現像カートリッジ16はスナップフィット機構により移動しないため、ドア10を開く前の位置と同じ位置に配置されている。
このようにして、本実施形態における現像カートリッジ16を装着部102から取り外すことが可能である。現像カートリッジ16yを取り外した後の、画像形成装置の外観斜視図を図16に示す。
(ドアを閉める際の、ドアと把持部の連動)
次に、現像カートリッジ16が装置本体101に十分に装着されている状態、もしくは不十分に装着された状態でドア10を閉じる際の把持部16aの動きに関して説明する。なお、不十分な装着状態とは、現像カートリッジ16は装着部102内に配置されているが、被ガイド部16b(16yb・16mb・16cb・16kb)の一部が、現像カートリッジガイド部25の突き当て部25aと当接してない状態のことである。
以下、先ず、現像カートリッジ16が装置本体101に十分に装着されている状態の挙動を説明する。現像カートリッジ16が装着部102に十分に装着されていて、ドア10が開かれている際は、図15(a)に示す状態となっている。この状態においては、ドア10上の把持部押圧部10bと把持部16aの当接がない。
そのため、把持部16aには、弾性部材16gを通して、筐体16hからX6方向に付勢される外力だけが生じる状態となり、把持部16aは、最大限X6方向に移動した第2の位置に配置される。そして、図18(a)に示すように、把持部被ガイド部16fは把持部ガイド部16eの端部まで移動した状態となっている。
その状態から、ドア10を閉じ込む方向に回動していく。一定量以上ドア10を回動すると、把持部押圧部10bと把持部16aの端部が当接する。現像カートリッジ16が装着部102に十分に装着されている際には、現像カートリッジ16は、それ以上X1方向に移動不可である。そのため、その状態からさらにドア10の回動により、把持部16aを把持部押圧部10bでX1方向に押圧すると、弾性部材16gがX1方向に収縮するため、図15(c)で示すように、把持部16aはX1方向に移動し始める。
そして、十分にドア10を閉じ込むと、図15(b)に示すように、把持部16aは第1の位置に配置された状態となる。この状態においては、ドア10は把持部押圧部10bを通して、把持部16aをX1方向に押圧している。この際、図18(b)に示すように、把持部被ガイド部16fは把持部ガイド部16eの最もX1に近い方向にあり、なお筐体16hをX1方向に押圧している状態である。
次に、現像カートリッジ16が装着部102に十分に装着されていない状態の挙動について説明する。現像カートリッジ16が装着部102に十分に装着されずに、ドア10が開かれている際は、十分に装着されている場合と異なり、把持部16aのX6方向に整列されていない状態となっている。
その状態から、ドア10を閉じ込む方向に回動していくと、現像カートリッジ16が装着部102に十分に装着されている際と同様に、一定量以上ドア10を回動すると、把持部押圧部10bと把持部16aの端部が当接する。しかし、現像カートリッジ16が装着部102に不十分に装着されている際には、把持部押圧部10bと把持部16aの端部の当接後もドア10を閉じ込む方向に回動させることで、現像カートリッジ16は、さらにX1方向に移動することが可能である。
把持部押圧部10bと把持部16aの端部の当接後、ドア10を閉じ込んでいくと、弾性部材16gが一定量X1方向に一定量収縮させられた状態で、現像カートリッジ16はX1方向に移動していく。そして、さらにドア10を閉じ込んでいき、一定量以上、現像カートリッジ16をX1方向に押しこむと、被ガイド部16bの一部が、現像カートリッジガイド部25の突き当て部25a(図20)に接近していく。
ここで、突き当て部25a付近は、現像カートリッジガイド部25のガイド幅が狭くなるスナップフィット機構となっている。そのため、被ガイド部16bが、現像カートリッジガイド部25から受けるX6方向の摩擦力が増加していく。そして、装着する際に生じる最も大きい摩擦力は、把持部16aを全て、第2の位置から第1の位置まで押圧する際に生じる抵抗力よりも大きい。
したがって、図18において、被ガイド部16bの一部が、突き当て部25a(図20)に接近するにつれて、弾性部材16gはX1方向に収縮され、把持部被ガイド部16fが、把持部ガイド部16gの最もX1方向に近い位置にまで移動する。その状態になると、把持部16aの筐体16hに対する変位が無くなるため、把持部16aと筐体16hが揃ってX1方向に移動する。
そして、ドア10から、把持部16a及び筐体16hを通して、被ガイド部16bが、現像カートリッジガイド部25から受けるX6方向の摩擦力よりも大きな外力を与えられると、被ガイド部16bの一部が、突き当て部25aに当接する。この状態において、図15(b)で示すように、現像カートリッジ16が、装着部102に十分に装着された状態となり、ドア10も十分に閉じ込まれた状態となる。
(変形例)
上述した実施形態では、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。そして、各実施形態において述べた技術事項を他の実施形態で採用することも可能である。
8・・トナーカートリッジ、8q・・弾性部材(伸縮部材)、9・・・ドア、11・・トナーカートリッジ装着部、16・・16g・・弾性部材(伸縮部材)、21・・トナー移送部材、27・・弾性部材(伸縮部材)、101・・画像形成装置本体

Claims (8)

  1. 装置本体に対して、現像剤を供給可能なカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、
    前記装置本体は、
    前記カートリッジを装着する装着部と、
    前記装着部を開状態もしくは閉状態とするドアと、
    を有し、
    前記装置本体は
    前記装着部に装着された前記カートリッジを前記装着部と一体的に変位させる伸縮部材を有し、
    前記伸縮部材は、前記ドアが前記閉状態では縮み、前記ドアが前記開状態では伸びるように構成され
    前記閉状態で前記装着部に装着された前記カートリッジ前記装置本体の内部の画像形成可能な第1の位置に位置し
    前記開状態で前記装着部に装着された前記カートリッジおよび前記装着部の少なくとも一部前記装置本体の外部に突出した第2の位置に位置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置本体に設けられ、前記カートリッジの現像剤を前記装置本体に移送する移送部材は、蛇腹形状であり、前記伸縮部材により伸縮することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドアは、前記閉状態で前記装置本体の内側になる面において、前記装置本体の外部に突出した前記カートリッジの少なくとも一部と当接するときの衝撃を和らげるための押圧部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開状態で前記装置本体の外部に突出した前記カートリッジの少なくとも一部の方向が、前記カートリッジの取り出し方向と同じ方向であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記同じ方向は鉛直方向であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記開状態で前記装置本体の外部に突出した前記カートリッジの少なくとも一部の方向が、水平方向であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記カートリッジは、異なる色に対応して複数設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記カートリッジの装着位置は、複数の前記カートリッジの共通する装着方向でそれぞれ異なる位置であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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