JP6645023B2 - 情報管理システム、情報管理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報管理システム、情報管理方法及びプログラムに関する。
コンピュータシステムにおいて動体を特定する手法が提案されている。例えば、特許文献1から特許文献4において、店舗における顧客を特定する手法を開示している。
特許文献1は、顧客の顔画像と、商品の購入ニーズを紐付けて格納した顧客情報を保持している。そして顧客が来店すると、来店した顧客の顔画像の認証を行うことで顧客を特定し、顧客の顔画像と紐付けられた購買ニーズがある売り場へ接客に必要な情報を提供する技術を開示している。
また、本発明に関連する技術として、特許文献2は、顧客が来店すると、携帯端末から顧客情報を取得することで顧客を特定し、撮像された顧客の映像から顧客を特定し、顧客が関心を有する商品の情報である関心情報と紐付けて格納するとともに、再度来店した時に以前来店した時の関心情報を出力する技術を開示している。
特許文献3は、顧客が来店すると、顧客の顔画像を基に顧客と顧客情報を特定し、紐付けられた過去のオーダーメニューに加え、顧客のグループ構成も考慮したメニュー選定支援を行う技術を開示している。
特許文献4は、顧客が来店すると、顧客の顔を認識することで顧客を特定し、顧客が過去に来店した童顔のリピータかどうかを特定する技術を開示している。
特開2005−250745号公報 特開2009−003701号公報 特開2008−262435号公報 特開2005−250745号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献4において、動体が行動をしたことを契機として情報やサービスを提供しているため、事前に準備することができないという問題があった。動体が行動したこととは、例えば、顧客の来店した時である。
本発明の目的は、上述した課題を解決する情報管理システム、情報管理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の情報管理システムは、動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の前記動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する特定部と、前記繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から前記動体の行動傾向を予測する予測部と、を備える。
本発明の情報管理方法は、動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の前記動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する特定ステップと、前記繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から前記動体の行動傾向を予測する予測ステップと、を備える。
本発明の情報管理プログラムは、動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の前記動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する特定ステップと、前記繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から前記動体の行動傾向を予測する予測ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の効果は、動体の行動前に事前に準備ができることにある。
本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の構成の変形例1を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の構成の変形例2を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の構成の変形例3を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の構成の変形例4を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における、サービスシステム1000の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における、リピータを特定する動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における、動体情報の一例を示した表である。 本発明の第3の実施の形態における、予測データの一例を示した表である。 本発明の第3の実施の形態における、リピータ関連情報を出力する動作を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における、リピータ関連情報の一例を示す表である。 本発明の第4の実施の形態における、発注動作を示したフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における、在庫数の一例を示した表である。 本発明の第4の実施の形態における、入荷情報の一例を示した表である。 本発明の第5の実施の形態における、関連商品を決定する動作を示したフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における、マーケティング情報の一例を示した表である。 本発明の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報管理システム1は、特定部10、予測部11を含む。
特定部10は、動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する。動体とは例えば、人物、動物、物体等、動くものであればよい。
予測部11は、繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から動体の行動傾向を予測する。行動傾向は、例えば、繰り返し発生する事象を実施する時間である。
特定部10及び予測部11は図示しないCPU(Central Processing Unit)、及び、メモリを含み、プログラム制御により、各種処理を実行する。
なお、第1の実施の形態では、図示しないCPUは、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該制御プログラムをCDROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納して図示しないCPUに提供することも可能である。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
まず、特定部10は、動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得する(ステップS0001)。動体が人物であった場合、動体情報とは、例えば、39歳男性で12:30に事象Aを実施したことを示す情報である。
特定部10は類似する動体情報があるか判定する(ステップS0002)。例えば、39歳男性が12:30に事象Aを実施したことを示す動体情報と、別の日に38歳男性が12:35に事象Aを実施したことを示す動体情報がある場合、二つの動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がないと判定された場合(ステップS0002:NO)、終了する。
類似する動体情報があると判定された場合(ステップS0002:YES)、特定部10は類似する動体情報を繰り返し生じる事象を実施する動体として特定する(ステップS0003)。
そして、予測部11は繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から前記動体の行動傾向を予測する。例えば、12:32に38.5歳男性が事象Aを実施する傾向があると予測する。
以上により、本発明の第1の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第1の実施の形態は、繰り返し発生する事象を実施する動体に対して事前に準備を行うことができるという効果を奏する。その理由は、動体を撮像した動体画像から生成した動体情報から、動体情報の類似性を基に繰り返し発生する事象を実施する動体を特定し、動体の動体情報から行動傾向を予測するためである。
(第1の実施の形態の変形例)
図3A〜図3Dは、本発明の第1の実施の形態の構成の変形例を示すブロック図である。
情報処理装置6は、例えば、事象が発生する場所を管理するような管理室等に設置される情報処理装置である。
クラウドデータセンター3は、多数の装置からの情報を取得し、データを分析し記憶しているデータセンターである。
第1の実施の形態では、特定部10及び予測部11の機能はそれぞれ別に構成されているものとして示しているが、図3Aのように情報管理システム1は一つの情報処理装置6が特定部10及び予測部11の機能を備えることも可能である。また、図3Bのように、クラウドデータセンター3に特定部10及び予測部11の機能を備えてもよい。
さらに図3Cのように、クラウドデータセンター3に特定部10の機能を備え、情報処理装置6に予測部11の機能を備えるように構成することもできる。逆に、図3Dのようにクラウドデータセンター3に予測部11の機能備え、情報処理装置6に特定部10の機能を備えることもできる。
また、図3C及び図3Dは、特定部10、予測部11の機能をそれぞれクラウドデータセンター3又は情報処理装置6が備えるように構成される例を示したが、特定部10の機能すべてをクラウドセンター3又は情報処理装置6が備える必要はなく、特定部10の一部機能をクラウドデータセンター3、一部機能を情報処理装置6が備え、分担することも可能である。また、予測部11も同様にクラウドデータセンター3と情報処理装置6に分担することが可能である。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第2の実施の形態の構成について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報管理システム1は、特定部10、予測部11を含む。
特定部10は、所定の領域に入った顧客を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の動体情報の類似性を基に、繰り返し来店する顧客であるリピータを特定する。
予測部11は、リピータの動体情報から行動傾向を予測する。
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
まず、特定部10は、所定の領域に入った顧客を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得する(ステップS1001)。動体情報とは、例えば顧客に関する顧客情報であり、顧客が39歳男性で12:30に店舗に入ったことを示す情報である。
特定部10は類似する動体情報があるか判定する(ステップS1002)。例えば、39歳男性が12:30に店舗に入ったことを示す動体情報と、別の日に38歳男性が12:35に店舗に入ったことを示す動体情報がある場合、二つの動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がないと判定された場合(ステップS1002:NO)、終了する。
類似する動体情報があると判定された場合(ステップS1002:YES)、特定部10は類似する動体情報をリピータとして特定する(ステップS1003)。
そして、予測部11はリピータと特定された類似する動体情報から行動傾向を予測する(ステップS1004)。例えば行動傾向として、12:32に38.5歳男性が来店すると予測する。
以上により、本発明の第2の実施の形態の動作が完了する。
また、本発明の第2の実施の形態において、繰り返し来店する顧客であるリピータを特定する動作を示したが、顧客に限られず、繰り返し万引きを実施する万引き常習犯を特定し、万引き常習犯の行動傾向を予測するなど、防犯対策に応用することも可能である。
本発明の第2の実施の形態は、繰り返し来店する顧客であるリピータに対してサービスを事前に準備できるという効果を奏する。その理由は、所定の領域に入った顧客を撮像した撮像画像から生成した動体情報から、動体情報の類似性を基に繰り返し来店する顧客であるリピータを特定し、リピータの動体情報から行動傾向を予測するためである。 (第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第3の実施の形態の構成について説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態における、サービスシステム1000の構成を示すブロック図である。本実施形態は、第1の実施形態の変形例の図3Aに該当する構成である。しかし、第1の実施形態の変形例と同様に各機能は、クラウドデータセンター3に備えてもよいし、情報処理装置6が備えてもよく、本構成に限られない。
サービスシステム1000は、情報管理システム1、店舗映像センサ2、クラウドデータセンター3、店舗サイネージ4、店舗端末5を含む。
情報管理システム1は、店舗映像センサ2、クラウドデータセンター3、店舗サイネージ4、店舗端末5とネットワークを介して接続されている。
また、情報管理システム1は、特定部10、予測部11、業務支援情報生成部12、関連情報出力部13、通信部14、動体情報変換部15を含む。
さらに、情報管理システム1は、図示しないデータやプログラムを格納するメモリを含み、プログラム制御により、各種処理を実行する情報処理装置である。
なお、当該プログラムをCDROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納して図示しないCPU(Central Processing Unit)に実行させることも可能である。
特定部10は、目的買い行動抽出部101、類似データ抽出部102を含む。
目的買い行動抽出部101は動体情報変換部15から動体情報を取得し、ある一定のパターンの行動をしている動体情報を抽出する。ある一定のパターンの行動は、例えば特定の商品を目的として購入する目的買いがある。目的買い行動抽出部101は店舗滞在時間が短く、棚前滞在時間が短い顧客を目的買いの顧客として動体情報を抽出する。
類似データ抽出部102は、目的買い行動抽出部101からある一定のパターンの行動をしている動体情報を取得し、ある一定のパターンの行動をしている動体情報から類似する動体情報を抽出し、リピータと特定する。
類似すると判定する条件は、例えば、動体情報の類似している項目の数が閾値以上と判定した場合、類似する動体情報と判定する。
また、類似データ抽出部102は、必ずしもある一定パターンの行動をしている動体情報に限定して類似データを抽出する必要はなく、動体情報変換部15から、上記情報に限定することなく動体情報を取得してもよい。
予測部11は、類似データ抽出部が特定したリピータの動体情報から来店時間や嗜好品を予測する。例えば、予測部11は、類似する動体情報を統計的に処理しリピータの特徴である予測データを抽出することによって、リピータの行動を予測する。そして予測データに管理IDを割り付ける。また、類似データ抽出部102がリピータと特定した類似する動体情報に管理IDを割り付けることも可能である。
業務支援情報生成部12は、在庫管理部121、嗜好分析部122、来店時間判定部123を含む。
在庫管理部121は、商品に関する在庫を管理する。在庫管理部121は、予測部11が予測した嗜好品に関する在庫数を店舗端末5から取得する。在庫管理部121は、取得した嗜好品に関する在庫数が閾値以下であると判定した場合、嗜好品の入荷情報を店舗端末5から取得する。そして、在庫管理部121は、予測部11が予測したリピータの来店時間前に入荷予定がないと判定した場合、来店時間前に入荷するように発注を行う。
嗜好品に関する在庫数と入荷情報は必ずしも店舗端末5から取得する必要はなく、クラウドデータセンター3や図示しない店舗情報を集中管理するサーバから取得することも可能である。
嗜好分析部122は、リピータの嗜好を分析する。嗜好分析部122は、消費者の嗜好傾向に関するマーケティング情報を取得し、予測部11が予測した嗜好品に関連する関連商品を決定する。また、嗜好分析部122は、予測部11からリピータの属性を取得し、属性に関連する商品を決定する。関連する商品とは、例えば嗜好品と一緒に頻繁に購入される商品や、ある特定の年代の人が頻繁に購入する商品がある。
来店時間判定部123は、現在の時刻を取得する。また、予測部11から予測データを取得する。そして、現在の時刻が予測部11が予測した予測データの来店時間より前かどうか判定する。そして、来店時間より前の時間であった場合、来店時間と現在の時間との時間差が閾値以下かどうか判定する。
関連情報出力部13は、リピータ関連情報を出力する。リピータ関連情報は、予測部11が予測した嗜好品や来店時間、属性、嗜好品の在庫数や入荷情報、マーケティング情報を含む。
通信部14は、情報管理システム1とクラウドデータセンター3や店舗端末5を、ネットワークを介して接続し、動体情報、マーケティング情報、在庫数、入荷情報などの情報を送受信する。
動体情報変換部15は、店舗映像センサ2から来店した顧客を撮像した撮像画像を取得し、個人が特定できない動体情報に変換する。
店舗映像センサ2は、可視光カメラや距離カメラなどの撮像装置であり、動体情報変換部15に来店した顧客を撮像した撮像画像を送信する。
クラウドデータセンター3は、ビックデータを分析し記憶している。また、消費者に関するマーケティング情報を分析し、記憶している。
店舗サイネージ4は、映像や情報を表示する広告媒体である。店舗サイネージ4は関連情報出力部13から出力された情報を表示する。
店舗端末5は、関連情報出力部13から出力された情報を表示する。また、在庫数や入荷情報を通信部14を介して業務支援情報生成部12に送信する。
図7は、本発明の第3の実施の形態における、リピータを特定する動作を示すフローチャートである。図8は、本発明の第3の実施の形態における、動体情報の一例を示した表である。図9は、本発明の第3の実施の形態における、予測データの一例を示した表である。図8と図9を参照し、リピータを特定する動作を説明する。
まず、動体情報変換部15は、店舗内に設置された店舗映像センサ2から来店した顧客を撮像した撮像画像を取得する(ステップS2001)。
そして、動体情報変換部15は、ステップS2001で取得した撮像画像を個人が特定できない動体情報に変換する(ステップS2002)。
個人が特定できない動体情報とは、例えば、図8に示すような顧客情報であり、属性データ151と購買行動データ152である。属性データ151は、顧客の年齢や性別の2項目を示したデータである。購買行動データ152は、来店した日付、入店時間、出店時間、移動経路座標、洋服特徴量、棚前滞在時間、棚への手伸ばし時間、棚から取出した商品を示したデータであり、店舗内の顧客の行動を8項目で示している。
撮像画像から年齢や性別、購買行動を推定する具体的な手法に関しては、例えば特開2005−148880号公報に記載された方法を適用できるので、ここではその詳細な説明は省略する。
目的買い行動抽出部101は、動体情報変換部15から動体情報を取得し、目的買い行動を抽出する(ステップS2003)。例えば、目的買い行動抽出部101は店舗滞在時間が短く、棚前滞在時間が短い顧客を目的買いの顧客として動体情報を抽出する。
類似データ抽出部102は、目的買い抽出部101が抽出した動体情報を取得し、類似する動体情報があるか判定する(ステップS2004)。例えば、属性データ151の年齢誤差が3歳以内であり、性別が一致しており、購買行動データ152の入店時間、出店時間の誤差が15分以内で、棚から取出した商品が一致している動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がない場合(ステップS2004:NO)、終了する。
類似する動体情報がある場合(ステップS2004:YES)、予測部11は、類似する動体情報をリピータの動体情報として特定する。そして、複数の動体情報を統計的に処理することで顧客行動を予測する(ステップS2005)。図9は顧客行動を予測した予測データであり、12:25〜12:30の間に90%以上のデータが含まれていることから、予測部11は、リピータは12:25〜12:30の間に来店すると予測している。
予測部11は、予測データに管理IDを割り付ける(ステップS2006)。
以上により、本発明の第3の実施の形態のリピータを特定する動作が完了する。
ここで、図8,9について補足する。
図8は、本発明の第3の実施の形態における、動体情報の一例を示した表である。
図8は、sample_01からsample_05の5つの動体情報を示している。また、動体情報は、例えば顧客情報であり、属性データ151と購買行動データ152を含む。属性データ151は、顧客の年齢と性別の2項目を示したデータである。購買行動データ152は、来店した日付、入店時間、出店時間、移動経路座標、洋服特徴量、棚前滞在時間、棚への手伸ばし時間、棚から取出した商品を示したデータであり、店舗内の顧客の行動を8項目で示している。
sample_01は、39歳のスーツ姿の男性が9月1日月曜日の12:30に入店し、12:31に出店したことを示している。また、店内を移動経路座標にあるように横に直進した後、135°方向転換をし、一定距離直進した後、最初の地点に戻っていることを示している。さらに、sample_01の顧客はコーヒーを購入したことを示している。コーヒーを購入する際棚前の滞在時間は1秒であり、コーヒーに手を伸ばした時間も同様に1秒である。
図8の動体情報を用いて、目的買い行動抽出部101が目的買い行動をしている動体情報を抽出する一例を示す(図4、ステップS2003)。目的買い行動の条件として、例えば、入店時間と出店時間との差が5分以内であり、棚前滞在時間が10秒以内のものとする。目的買い行動抽出部101は条件に合致するsample_01、sample_03、sample_04、sample_05を目的買い行動の動体情報として抽出する。
次に、類似データ抽出部102は、目的買い抽出部101が抽出したsample_01、sample_03、sample_04、sample_05から類似する動体情報を抽出する。
類似する動体情報の条件として、例えば、属性データ151の年齢誤差が3歳以内であり、性別が一致しており、購買行動データ152の入店時間、出店時間の誤差が15分以内で、棚から取出した商品が一致しているものとする。類似データ抽出部102は条件に合致するsample_01、sample_03、sample_04を抽出する。
図9は、本発明の第3の実施の形態における、予測データの一例を示した表である。
図9は、予測部11が特定部10がリピータと特定した類似する動体情報を取得し、顧客行動を予測した予測データを示している。予測データには管理ID、N1000−201が割り付けられてる。
予測データには、複数の動体情報を統計的に処理したデータであり、データ範囲と、そのデータ範囲に含まれるデータ数の割合が示されている。
例えば、N1000−201の年齢の項目は類似する動体情報の中の95%が39歳から40歳の間に含まれていることを示している。性別、入店時間、出店時間、移動経路座標、洋服特徴量、棚前滞在時間、棚への手伸ばし時間、棚から取出した商品の項目も同様である。日付にはリピータが来店した曜日を示している。
図10は、本発明の第3の実施の形態における、リピータ関連情報を出力する動作を示したフローチャートである。
来店時間判定部123は、予測部11から予測データを取得する(ステップS3001)。
次に、来店時間判定部123は現在の時間を取得する(ステップS3002)。
来店時間判定部123は、取得した現在の時間が予測データの来店時間より前の時間かどうか判定する(ステップS3003)。例えは、現在の時間が11:00であり、来店時間が12:25〜12:30と予測されている場合、来店時間より前と判定する。来店時間より前の時間ではないと判定された場合(ステップS3003:NO)、終了する。
来店時間より前の時間と判定された場合(ステップS3003:YES)、来店時間判定部123は、来店時間と現在の時間との時間差が閾値以下かどうか判定する(ステップS3004)。時間差が閾値以下でないと判定された場合(ステップS3004:NO)、終了する。もしくは、時間差が閾値以下になるまで待機してもよい。
時間差が閾値以下であると判定された場合(ステップS3004:YES)、関連情報出力部13は、リピータ関連情報を出力する(ステップS3005)。リピータ関連情報とは、例えば、図11に示すような、管理ID、リピータの属性と来店時間、リピータの嗜好品、嗜好品の在庫数、嗜好品の入荷時間、嗜好品に関連する商品を出力する。もしくは、リピータ関連情報を出力せず、アラームを表示してもよい。
以上により、本発明の第3の実施の形態のリピータ関連情報を出力する動作が完了する。
図11は、本発明の第3の実施の形態における、リピータ関連情報の一例を示す表である。図11は2つの管理IDに関するリピータ関連情報を示している。リピータ関連情報は、管理ID、属性、嗜好品、嗜好品の在庫数、嗜好品の入荷時間、リピータの来店時間、マーケティング情報を含む情報である。
管理ID、N1000−201のリピータ関連情報は、リピータは、33歳であり、嗜好品はコーヒーであることを示している。また、リピータの嗜好品であるコーヒーの現在の在庫数が10個であり、6:00に10個、22:00に5個入荷することを示している。またリピータの来店時間は7:30であり、コーヒーと一緒に頻繁に購入される関連する商品としてパン、新聞があることを示している。店員はこのリピータ関連情報に基づき、欠品が生じないよう準備を行うことができる。
本発明の第3の実施の形態は、店員が、繰り返し来店する顧客であるリピータの来店時間より前に準備をすることができるという効果を奏する。その理由は、サービスシステム1000が、リピータの動体情報から来店時間を予測し、現在の時刻と比較することで来店時間前にリピータに関する情報を出力するためである。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明の第4の実施の形態では、予測データに基づき、在庫を確認し商品の発注を行う点で、本発明の第3の実施の形態と異なる。サービスシステム1000の構成、リピータを特定する動作は第3の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
図12は、本発明の第4の実施の形態における、発注動作を示したフローチャートである。図13は、本発明の第4の実施の形態における、在庫数の一例を示した表である。図14は、本発明の第4の実施の形態における、入荷情報の一例を示した表である。図13と図14を参照し、発注動作を説明する。
まず、来店時間判定部123は、予測部11から予測データを取得する(ステップS4001)。
次に、来店時間判定部123は、現在の時間を取得する(ステップS4002)。
来店時間判定部123は、取得した現在の時間が予測データの来店時間より前の時間かどうか判定する(ステップS4003)。例えは、現在の時間が11:00であり、来店時間が12:25〜12:30と予測されている場合、来店時間より前と判定する。来店時間より前の時間ではないと判定された場合(ステップS4003:NO)、終了する。
来店時間より前の時間と判定された場合(ステップS4003:YES)、来店時間判定部123は、来店時間と現在の時間との時間差が閾値以下かどうか判定する(ステップS4004)。時間差が閾値以下でないと判定された場合(ステップS4004:NO)、終了する。もしくは、時間差が閾値以下になるまで待機してもよい。
時間差が閾値以下である場合(ステップS4004:YES)、在庫管理部121は、来店時間判定部123が時間差が閾値以下と判定したリピータの予測データを取得する。そして、在庫管理部121は、店舗端末5から通信部14を介して予測部11により予測された嗜好品に関する在庫数を取得する(ステップS4005)。例えば、嗜好品がパンであった場合、図13を参照すると、取得する在庫数は7個となる。
在庫管理部121は、ステップS4005で取得した在庫数が閾値以上であるか判定する(ステップS4006)。在庫数が閾値以上であると判定された場合(ステップS4006;YES)、関連情報出力部13は、在庫があることを店舗端末5に出力し、通知する(ステップS4011)。例えば、閾値が5個であった場合、パンの在庫数は7個であるため、閾値以上であると判定される。この閾値は、固定値でもよいし、過去のパンの売り上げ数によって決定してもよいし、ユーザが任意に設定可能である。
在庫数が閾値以下である場合(ステップS4006:NO)、在庫管理部121は、嗜好品の入荷情報を取得する。入荷情報とは、入荷時間と発注時間、そして商品の入荷予定数を示した表である。例えば、図14は発注時間の4時間後に入荷することを示している。そしてパンを見ると、6:00と22:00にそれぞれ10個、5個入荷する予定となっている。
在庫管理部121は、予測部11が予測したリピータの来店時間前に嗜好品の入荷予定があるかどうか判定する(ステップS4008)。リピータの来店時間前に嗜好品の入荷予定がある場合(ステップS4008:YES)、関連情報出力部13は入荷予定であることを店舗端末5に出力し通知する。(ステップS4011)
リピータの来店時間前に嗜好品の入荷予定がない場合(ステップS4009)、来店時間前に入荷可能かどうか判定する(ステップS4009)。すなわち、来店時間前の入荷時間を取得し、その時間に入荷可能かどうか判定する。
例えば、来店時間が19:00である場合、来店時間より前の入荷時間である18:00に入荷可能かどうか判定する。18:00に入荷するためには、4時間前の14:00までに発注しなければならないため、現在の時間が14:00より前か判定し、14:00より前であった場合、入荷可能であると判定する。
来店時間前に入荷可能でないと判定された場合(ステップS4009:NO)、関連情報出力部13は、発注できないことを店舗端末5に出力し、通知する(ステップS4011)。 入荷可能であると判定された場合(ステップS4009:YES)、来店時間前に嗜好品を入荷するように発注を行う(ステップS4010)。発注する個数は、過去の購入数などに応じて発注を行えばよく、適宜設定可能である。
そして、関連情報出力部13は、発注を行ったことを店舗端末5に出力し、通知する(ステップS4011)。出力する情報は、発注した商品と個数、リピータの動体情報等任意な情報を出力可能である。
以上により、本発明の第4の実施の形態における、発注動作が完了する。
ここで、図13,14について補足する。
図13は、本発明の第4の実施の形態における、在庫数の一例を示した表である。図13は、パン、おにぎり、コーヒー、ビール、ワインの現在の在庫数がそれぞれ、7個、10個、15個、8個、2個であることを示している。
図14は、本発明の第3の実施の形態における、入荷情報の一例を示した表である。入荷情報として図14は、発注時間、商品の時間帯ごとの入荷時間と入荷予定数を示している。
発注時間は、入荷時間より前に設定されており、発注時間までに発注を行うと、その入荷時間に入荷可能であることを示している。例えば、2:00までに発注を行うと6:00に入荷可能であることを示している。
時間帯ごとの商品の入荷時間と入荷数は、例えばパンは、6:00に10個、22:00に5個入荷する予定となっていることを示している。他の商品に関しても同様である。
本発明の第4の実施の形態は、店員の手を煩わせることなく、サービスシステム1000が、リピータの嗜好品が欠品しないように、リピータの来店時間より前に嗜好品を準備をすることができるという効果を奏する。
その理由は、サービスシステム1000が、リピータの動体情報から来店時間を予測し、嗜好品の在庫数と入荷情報を取得することにより、在庫を把握し、来店時間前入荷可能になるように発注するためである。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本発明の第5の実施の形態では、嗜好に関連する情報を取得する点で、本発明の第3の実施の形態と異なる。
サービスシステム1000の構成、リピータを特定する動作は第3の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
図15は、本発明の第5の実施の形態における、関連商品を決定する動作を示したフローチャートである。図16は、本発明の第5の実施の形態における、マーケティング情報の一例を示した表である。
来店時間判定部123は、予測部11から予測データを取得する(ステップS5001)。
次に、来店時間判定部123は現在の時間を取得する(ステップS5002)。
来店時間判定部123は、取得した現在の時間が予測データの来店時間より前の時間かどうか判定する(ステップS5003)。例えは、現在の時間が11:00であり、来店時間が12:25〜12:30と予測されている場合、来店時間より前と判定する。来店時間より前の時間ではないと判定された場合(ステップS5003:NO)、終了する。
来店時間より前の時間と判定された場合(ステップS5003:YES)、来店時間判定部123は、来店時間と現在の時間との時間差が閾値以下かどうか判定する(ステップS5004)。時間差が閾値以下でないと判定された場合(ステップS5004:NO)、終了する。もしくは、時間差が閾値以下になるまで待機してもよい。
時間差が閾値以下であると判定された場合(ステップS5004:YES)は、嗜好分析部122は、来店時間判定部123が時間差が閾値以下と判定したリピータの予測データを取得する。そして、嗜好分析部122は、クラウドデータセンター3から通信部14を介してマーケティング情報を取得する(ステップS5005)。
マーケティング情報とは、消費者の嗜好傾向に関する情報である。例えば、図13に示すような嗜好品と頻繁に同時に購入される商品を年代ごとに示したものである。
嗜好分析部122は、ステップS5005で取得したマーケティング情報に基づき、リピータの嗜好、又は属性に関連する商品を決定する(ステップS5006)。例えば、リピータの嗜好品がパンであり、かつ、年代が30代である場合、関連する商品はコーヒーであると決定する。
そして、関連情報出力部13は決定した関連する商品を店舗端末5に出力する。出力する情報は、関連する商品に限られず、関連する商品の在庫数や入荷情報を出力してもよい。
以上により、本発明の第5の実施の形態の関連商品を決定する動作が完了する。
ここで、図16について補足する。
図16は、本発明の第5の実施の形態における、マーケティング情報の一例を示した表である。マーケティング情報は、嗜好品と頻繁に同時に購入される商品を年代ごとに示したものである。例えば、パンを嗜好品とする顧客で、20歳以下は、お茶を購入し、20代、30代はコーヒー、40代、50歳以上は牛乳を同時に購入する傾向があることを示している。
しかし、マーケティング情報はこのような情報に限られず、年代、性別ごとの最近の人気商品でもよいし、嗜好品の類似商品でもよいし、消費者の嗜好傾向に関する情報であればよい。
本発明の第5の実施の形態は、繰り返し来店する顧客であるリピータの嗜好に関連する商品の情報を来店時間より前に取得することができるという効果を奏する。
その理由は、サービスシステム1000が、リピータの動体情報から来店時間を予測し、現在の時刻と比較することで来店時間前にマーケティング情報を用いて分析し、関連する商品の情報を出力するためである。
本実施形態では、嗜好品に関連する商品を決定し、出力することを示したが、第4の実施の形態と組み合わせて関連する商品も嗜好品と同様に発注することも可能である。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第6の実施の形態の構成について説明する。
図17は、本発明の第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報管理システム1は、特定部10、予測部11を含む。
特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する。
予測部11は、繰り返し発生する事象を実施する動物の動体情報から行動傾向を予測する。
次に、本発明の第6の実施の形態の動作について説明する。
図18は、本発明の第6の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
まず、特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得する(ステップS6001)。所定領域とは、例えば畑であり、動体とは、動物や、人物、道具を含み、例えば、イノシシやシカ、農作者、農作具等がある。また、動体情報とは、動物である場合、例えば、110cmのイノシシが12:30に畑を荒らしていることを示す情報である。
特定部10は類似する動体情報があるか判定する(ステップS6002)。例えば、110cmのイノシシが12:30に畑を荒らしていることを示す動体情報と、別の日に116cmのイノシシが12:40に畑を荒らしていることを示す動体情報がある場合、二つの動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がないと判定された場合(ステップS6002:NO)、終了する。
類似する動体情報があると判定された場合(ステップS6002:YES)、特定部10は類似する動体情報から繰り返し発生する事象を実施する動物を特定する(ステップS6003)。例えば、113cmのイノシシと特定する。
そして、予測部11は類似する動体情報から行動傾向を予測する。例えば行動傾向として、12:35に113cmのイノシシが畑を荒らすと予測する。
以上により、本発明の第6の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第6の実施の形態は、事前に動物が起こす事象を把握し、対処することができるという効果を奏する。その理由は、所定の領域に入った動物を撮像した撮像画像から生成した動体情報から、動体情報の類似性を基に繰り返し生じる事象を実施する動物特定し、動体情報から行動傾向を予測するためである。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第7の実施の形態の構成について説明する。
図19は、本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報管理システム1は、特定部10、予測部11を含む。
特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する。
予測部11は、繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から行動傾向を予測する。
次に、本発明の第7の実施の形態の動作について説明する。
図20は、本発明の第7の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
まず、特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得する(ステップS7001)。所定領域とは、例えば道路の一区画であり、動体とは、人物、物体、動物を含み、例えば、自転車や車、運転者や歩行者、猫や犬などがある。また、動体情報とは、例えば、物体の場合、赤い自転車が8:00に車道の中心を走っていることを示す情報であり、人物である場合、18歳男性が8:30に片手運転をしていることを示す情報である。
特定部10は類似する動体情報があるか判定する(ステップS7002)。赤い自転車が8:00に車道の中心を走っていることを示す動体情報と、別の日に赤い自転車が8:06に車道の中心を走っていることを示す動体情報がある場合、二つの動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がないと判定された場合(ステップS7002:NO)、終了する。
類似する動体情報があると判定された場合(ステップS7002:YES)、特定部10は類似する動体情報から繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する(ステップS7003)。例えば、赤い自転車と特定する。
そして、予測部11は類似する動体情報から行動傾向を予測する。例えば、行動傾向として、8:03に赤い自転車が危険運転すると予測する。
以上により、本発明の第7の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第7の実施の形態は、危険な運転をする物体及び人物を特定することができるため、事前に対処することができるという効果を奏する。その理由は、道路などの所定の領域に入った車体や人物を撮像した撮像画像から生成した動体情報から、動体情報の類似性を基に繰り返し生じる事象を実施する車体や人物を特定し、動体情報から行動傾向を予測するためである。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第8の実施の形態の構成について説明する。
図21は、本発明の第8の実施の形態の構成を示すブロック図である。
情報管理システム1は、特定部10、予測部11を含む。
特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得し、複数の動体情報の類似性を基に、繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する。
予測部11は、繰り返し発生する事象を実施する動体の動体情報から行動傾向を予測する。
次に、本発明の第8の実施の形態の動作について説明する。
図22は、本発明の第8の実施の形態における、動作を示すフローチャートである。
まず、特定部10は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報を取得する(ステップS8001)。所定領域とは、例えばトラックの荷台であり、動体とは、人物、物体を含み、例えば、運搬者、運搬物などがある。
また、動体情報とは、例えば、人物の場合、20歳男性が15:00に荷物を落としたことを示す情報である。
特定部10は類似する動体情報があるか判定する(ステップS8002)。例えば、20歳男性が15:00に荷物を落としたことを示す動体情報と、別の日に22歳男性が15:04に荷物を落としたことを示す動体情報がある場合、二つの動体情報を類似する動体情報と判定する。類似する動体情報がないと判定された場合(ステップS8002:NO)、終了する。
類似する動体情報があると判定された場合(ステップS8002:YES)、特定部10は類似する動体情報から繰り返し発生する事象を実施する動体を特定する(ステップS8003)。例えば、21歳男性と特定する。
そして、予測部11は類似する動体情報から行動傾向を予測する。例えば行動傾向として、15:02に21歳男性が荷物を落とすと予測する。
以上により、本発明の第8の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第6の実施の形態は、事前に作業が不慣れな人物を特定することで、対処することができるという効果を奏する。その理由は、所定の領域に入った動体を撮像した撮像画像から生成した動体情報から、動体情報の類似性を基に繰り返し生じる事象を実施する動体を特定し、動体情報から行動傾向を予測するためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得
る様々な変更をすることができる。
1000 サービスシステム
1 情報管理システム
10 リピータ特定部
101 目的買い行動抽出部
102 類似データ抽出部
11 予測部
12 業務支援情報生成部
121 在庫管理部
122 嗜好分析部
123 来店時間判定部
13 関連情報出力部
14 通信部
15 動体情報変換部
151 属性データ
152 購買行動データ
2 店舗映像センサ
3 クラウドデータセンター
4 店舗サイネージ
5 店舗端末
6 情報処理装置

Claims (10)

  1. 顧客を撮像した撮像画像から生成した、該顧客の属性および行動を含む動体情報を取得し、複数の前記動体情報に含まれる属性および行動の類似性を基に、繰り返し来店する顧客を特定する特定部と、
    前記繰り返し来店する顧客の動体情報に含まれる属性および行動から前記顧客の行動傾向を予測する予測部と、
    前記行動傾向に基づいて、前記顧客が来店する所定時間前に前記顧客に関する情報を出力する関連情報出力部と、
    を備える情報管理システム。
  2. 前記動体情報は、所定の領域に入った顧客を撮像した撮像画像から生成した情報であること
    を特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記特定部は、複数の前記動体情報に含まれる属性および行動の類似性を基に、繰り返し来店する顧客であるリピータを特定し、
    前記予測部は前記行動傾向として、前記リピータの動体情報に含まれる属性および行動から来店時間を予測すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理システム。
  4. 前記関連情報出力部は、前記情報管理システムが、現在の時刻が前記来店時間より前であると判定した場合、前記リピータに関する関連情報を出力すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報管理システム。
  5. 前記予測部は、前記リピータの動体情報に含まれる属性および行動から嗜好品を予測し、
    前記関連情報出力部は、前記関連情報として前記嗜好品を出力すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報管理システム。
  6. 商品に関する在庫を管理する在庫管理部を備え、
    前記在庫管理部は、前記嗜好品に関する在庫数を取得し、前記在庫数が閾値以下である場合、前記嗜好品の入荷情報を取得し、前記リピータの来店時間前に前記嗜好品の入荷予定がない場合、前記来店時間前に前記嗜好品を入荷するように発注を行うこと
    を特徴とする請求項5に記載の情報管理システム。
  7. 前記リピータの嗜好を分析する嗜好分析部をさらに備え、
    前記嗜好分析部は、消費者の嗜好傾向に関するマーケティング情報を取得し、前記嗜好品に関連する関連商品を決定すること、
    を特徴とする請求項5又は6に記載の情報管理システム。
  8. 前記嗜好分析部は、前記リピータの属性を取得し、前記マーケティング情報に基づき、前記リピータの属性に関連する関連商品を決定すること
    を特徴とする請求項7に記載の情報管理システム。
  9. 顧客を撮像した撮像画像から生成した、該顧客の属性および行動を含む動体情報を取得し、複数の前記動体情報に含まれる属性および行動の類似性を基に、繰り返し来店する顧客を特定する特定ステップと、
    前記繰り返し来店する顧客の動体情報に含まれる属性および行動から前記顧客の行動傾向を予測する予測ステップと、
    前記行動傾向に基づいて、前記顧客が来店する所定時間前に前記顧客に関する情報を出力する出力ステップと、
    を備える情報管理方法。
  10. 顧客を撮像した撮像画像から生成した、該顧客の属性および行動を含む動体情報を取得し、複数の前記動体情報に含まれる属性および行動の類似性を基に、繰り返し来店する顧客を特定する特定ステップと、
    前記繰り返し来店する顧客の動体情報に含まれる属性および行動から前記顧客の行動傾向を予測する予測ステップと、
    前記行動傾向に基づいて、前記顧客が来店する所定時間前に前記顧客に関する情報を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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