JP6644740B2 - モバイルナビゲーション方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション手段、特に、モバイルナビゲーション方法及びシステムに関する。
一般に、電子レーダ測位プロセスは、エミッタから電磁波を発信し、目標物により反射されてエミッタに返送されてきた反射電磁波の情報に基づいて、目標物の相対距離及び速度を計測することにより行われる。実際には、目標物だけでなく、他の物体も電磁波を反射し得る。そのような環境で電磁的に測位プロセスが行われると、複数の反射電磁波が受信され得るので検知エラーが起こり易い。例えば、レーダ測位が周波数変調連続波(FMCW)により実行されると、物体による散乱挙動が起こって多方向性反射波が形成され得、異なる反射パスはマルチパス電磁波を引き起こすであろう。FMCWレーダ測位方法では、異なるパスの電磁波が異なる距離を与えるので、マルチパス電磁波は、目標物の位置検知を不正確にしてしまう。
そこで、本発明は、目標地点を電磁的に測位し、その目標地点に向けて乗物を正確にガイドするためのモバイルナビゲーションシステム及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様において、乗物をガイドするためのモバイルナビゲーションシステムは、乗物に搭載されて第1時点で第1感知ビームを発信して第2時点で第2感知ビームを発信する全方向レーダアンテナと、第1位置に配置された第1逆方向アンテナと、第1位置から特定距離を隔てた第2位置に配置された第2逆方向アンテナと、全方向レーダアンテナと電気的に接続された処理デバイスと、を備える。第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナは、第1感知ビームを受信し、それぞれ第1感知ビームの方向に対応して第1逆波及び第2逆波を返送する。第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナは、第2感知ビームを受信し、それぞれ第2感知ビームの方向に対応して第3逆波及び第4逆波を返送する。全方向レーダアンテナは、第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナから第1、第2、第3及び第4逆波を受信し、処理デバイスは、全方向レーダアンテナから第1、第2、第3及び第4逆波のデータを受信し、第1、第2、第3及び第4逆波の各々が伝送される距離並びに特定距離に従って、乗物の移動方向を決定する。
本発明の別の態様において、モバイルナビゲーション方法は、目標地点に向けて移動する乗物をガイドするために適用され、移動する乗物は、全方向アンテナであるレーダアンテナを備え、第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナは、互いに特定距離を隔てて目標地点の反対側に配置されている。モバイルナビゲーション方法は、第1時点で移動する乗物から第1感知ビームを発信し、第1感知ビームを受信して第1感知ビームの方向に対応して第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナからそれぞれ第1逆波及び第2逆波が返送されて第1逆波が伝送される第1距離及び第2逆波が伝送される第2距離を計測し、第1時点よりも後の第2時点で移動する乗物から第2感知ビームを発信し、第2感知ビームを受信して第2感知ビームの方向に対応して第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナからそれぞれ第3逆波及び第4逆波が返送されて第3逆波が伝送される第3距離及び第4逆波が伝送される第4距離を計測し、第1、第2、第3及び第4距離並びに特定距離に従って、移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定する。
本発明は、以下の詳細な記載及び添付の図を参照することで当業者には容易に明確になるであろう。
本発明の実施形態に係るモバイルナビゲーションシステムを示す模式図。
本発明の実施形態に係るモバイルナビゲーション方法を示す模式的フローチャート。
図2に示したモバイルナビゲーション方法における、特にステップS240の詳細を例示する模式的フローチャート。
第1乃至第4距離と特定距離dとの関係を示すスキーム。
図3Aに示したモバイルナビゲーション方法における、特にステップS330の詳細を例示する模式的フローチャート。
本発明の実施形態に係る関連する方位角同士の関係を例示するスキーム。
本発明の別の実施形態に係る関連する方位角同士の関係を例示するスキーム。
本発明の別の実施形態に係るモバイルナビゲーション方法を示す模式的フローチャート。
図5に示したモバイルナビゲーション方法における、特にステップS530の詳細を例示する模式的フローチャート。
本発明は、以下の実施形態を参照してより具体的に記載される。本発明の好ましい実施形態に関する以下の記載は、図示及び記載のためだけに提示されるものであることに留意すべきである。また、開示形態そのもので網羅されるものでも限定されるものでもない。
図1には、本発明に係る乗物ガイド用モバイルナビゲーションシステムの実施形態が示されている。この実施形態において、モバイルナビゲーションシステム10は、レーダアンテナ100と、第1逆方向アンテナ110と、第2逆方向アンテナ120と、処理デバイス130と、を備えている。レーダアンテナ100は、乗物105に搭載され、感知ビームを絶え間なく又は異なる時点で周期的に発信し続けている。例えば、レーダアンテナ100は、全方向アンテナ(OMNIアンテナ)又は方向性ビーム形成アンテナである。第1逆方向アンテナ110は、第1位置に配置され、第2逆方向アンテナ120は、第2位置に配置されている。第1位置と第2位置との間には、特定距離dがある。処理デバイス130は、レーダアンテナ100からデータを受信するためにレーダアンテナ100と電気的に接続されている。本実施形態において、処理デバイス130は、乗物105に配置されて乗物105と共に移動し、無線又は有線方式のいずれかでレーダアンテナ100と電気的に接続されている。或いは、処理デバイス130は、乗物105を望ましい方向に沿ってガイドするため、乗物105又は乗物の運転者が処理デバイス130と通信することができるような状態で乗物105とは別個に配置され得る。例えば、処理デバイス130は、ネットワークノードに配置され得る。本発明の操作原理は、図1、2、3A、3Bに示されるシステム、フローチャート及びスキームを用いて以下に記載される。
図1に示されるモバイルナビゲーションシステムの実施形態では、レーダアンテナ100が、第1時点で第1感知ビームを発信し、その後、第2時点で第2方向に第2感知ビームを発信する。第1逆方向アンテナ110は、第1感知ビームが発信された場所へ信号を返送するアンテナであり、同様に、第2逆方向アンテナ120は、第2感知ビームが発信された場所へ信号を返送するアンテナである。第1逆方向アンテナ110は、第1感知ビームを受信し、受信した第1感知ビームに応じて対応する波を返送する。返送された対応する波は、所謂、第1逆波と呼ばれる。第2逆方向アンテナ120も、第1感知ビームを受信し、受信した第1感知ビームに応じて対応する波、所謂、第2逆波を返送する。同様に、第1逆方向アンテナ110は、第2感知ビームを受信し、受信した第2感知ビームに応じて対応する波、所謂、第3逆波を返送する。第2逆方向アンテナ120も、第2感知ビームを受信し、受信した第2感知ビームに応じて対応する波、所謂、第4逆波を返送する。レーダアンテナ100は、逆方向アンテナ110、120から第1乃至第4逆波を受信し、処理デバイス130は、レーダアンテナ100から第1乃至第4逆波を受信する。第1乃至第4逆波の情報、そして、第1逆方向アンテナ110の位置と第2逆方向アンテナ120の位置との間の特定距離dの情報に従って、処理デバイス130は、乗物105が次にガイドされるべき方向を決定する。例えば、乗物105が最初に方向Mに移動しており、処理デバイス130から出された制御コマンドに応じて移動方向が随意に調整される。
図2に示したモバイルナビゲーション方法の実施形態では、OMNIアンテナが、レーダアンテナ100の例として用いられ、ガイドされる乗物に配置される。まず、レーダアンテナ100が、第1時点で第1感知ビームを発信する(ステップS200)。第1感知ビームを受信したのち、第1逆方向アンテナ110は第1逆波を返送し、第2逆方向アンテナ120は第2逆波を返送する。その際、第1逆波が伝送される第1距離及び第2逆波が伝送される第2距離が計測される(ステップS205)。第1及び第2距離に関する情報は、その後、処理デバイス130に伝送される(ステップS210)。ステップS200で第1感知ビームが発信されたのち、乗物105に搭載され乗物105と共に方向Mに移動するレーダアンテナ100は、更に、第2時点で第2感知ビームを発信する(ステップS220)。第2感知ビームを受信したのち、第1逆方向アンテナ110は第3逆波を返送し、第2逆方向アンテナ120は第4逆波を返送する。その際、第3逆波が伝送される第3距離及び第4逆波が伝送される第4距離が計測される(ステップS225)。第3及び第4距離に関する情報は、その後、処理デバイス130に伝送される(ステップS230)。そして、ステップS240において、処理デバイス130は、第1、第2、第3及び第4距離、第1逆方向アンテナ110の位置と第2逆方向アンテナ120の位置との間のデフォルト特定距離d及び第1時点から第2時点までの期間内における方向Mでの乗物105の遷移に基づいて、移動方向を調整すべきか、また、調整するのであればどのように調整すべきかを決定する。
更に図3A及び図3Bを参照して、より例示された詳細が本発明の理解を容易にするために与えられる。図3Aに示されるフローチャートは、ステップS240の詳細を示し、図3Bに示されるスキームは、第1、第2、第3及び第4距離と、第1逆方向アンテナ110の位置と第2逆方向アンテナ120の位置との間の特定距離dと、の関係を示している。ステップS210及びS230の後、処理デバイス130は、第1、第2、第3及び第4距離に関連する情報を受信する。その後、ステップS302において処理デバイス130は、第1時点でのレーダアンテナ100の位置を中心とし、且つ第1距離を半径とする円(以下、第1定義円という)を設定する。その後、ステップS304において処理デバイス130は、第1時点でのレーダアンテナ100の位置を中心とし、且つ第2距離を半径とするもう一つの円(以下、第2定義円という)を設定する。同様に、ステップS306において処理デバイス130は、第2時点でのレーダアンテナ100の位置を中心とし、且つ第3距離を半径とする別の円(以下、第3定義円という)を設定する。その後、ステップS308において処理デバイス130は、第2時点でのレーダアンテナ100の位置を中心とし、且つ第4距離を半径とする更に別の円(以下、第4定義円という)を設定する。
第1定義円と第3定義円とは、少なくとも一つの第1交差点を有し、第2定義円と第4定義円とは、少なくとも一つの第2交差点を有する。次にステップS310において、少なくとも一つの第1交差点と少なくとも一つの第2交差点とが位置決定される。実際の状況に応じて、一つ又は二つの交差点が、一対の定義円(例えば、第1定義円と第3定義円又は第2定義円と第4定義円)毎に位置決定されてもよい。図3Bに示した例では、第1定義円C11と第3定義円C21とがT及びTの二点で交差し、第2定義円C12と第4定義円C22とがT点で交差している。交差点T及びTのうちの一つは、第1又は第2逆方向アンテナいずれか一方の位置のはずであり、交差点Tは、他方の逆方向アンテナの位置のはずである。従って、交差点T又はTを第1仮位置、すなわち、一方のアンテナ位置とし、交差点Tを第2仮位置、すなわち、他方のアンテナ位置とする(ステップS310)。その後、ステップS320において、第1仮位置と第2仮位置との間の距離が計測されて特定距離dと比較される。この距離が特定距離dと実質的に等しい場合、第1及び第2仮位置は、第1及び第2逆方向アンテナ110、120の位置であると決定される。このようにして、乗物がガイドされる方向が決定される(ステップS330)。一方、距離が特定距離dと一致しない場合には、第1及び第2逆方向アンテナ110、120を位置決定するために更なる操作が実行される。
ステップS330は、以下でより詳細に記載される。一旦、第1及び第2逆方向アンテナ110、120の位置が決定されると、第1時点における乗物105上のレーダアンテナ100の位置P、第1仮位置の位置(例えば、T)及び第2仮位置の位置(例えば、T)による第1三角形が形成され得る。同様に、第2時点における乗物105上のレーダアンテナ100の位置P、第1仮位置の位置(例えば、T)及び第2仮位置の位置(例えば、T)による第2三角形が形成され得る。そして、第1三角形の頂点Pでの角度及び第2三角形の頂点Pでの角度に基づいて、乗物105が点T、Tの中間に近づいているかどうかが決定される。第1三角形の頂点Pでの角度が、第2三角形の頂点Pでの角度よりも大きい場合、乗物105は、点T、Tの中間から離れていっていると推察される。このとき、乗物105の現在の移動方向Mは、調整される。一方、第1三角形の頂点Pでの角度が、第2三角形の頂点Pでの角度よりも小さい場合、乗物105は、点T、Tの中間に向かっていると推察される。このとき、乗物105は、方向Mに移動し続ける。
上述のように、二つの仮位置間の距離が特定距離dと一致しない場合、すなわち、ステップS320での結果が「NO」の場合、第1及び第2逆方向アンテナ110、120の位置を決定するために更なる操作が行われる(すなわち、ステップS340に進む)。第1定義円と第4定義円とは、少なくとも一つの第3交差点を有する。第2定義円と第3定義円とは、少なくとも一つの第4交差点を有する。ステップS340では、少なくとも一つの第3交差点及び少なくとも一つの第4交差点が、位置決定されて第1及び第2逆方向アンテナ110、120の第3仮位置及び第4仮位置の位置だと仮定される。実際の状況に応じて、一つ又は二つの交差点が、二つの定義円の間に位置され得る。乗物105上のレーダアンテナ100の位置により形成された二つの三角形の頂点角度の関係、そして二つの異なる時点それぞれにおける第3仮位置及び第4仮位置に従って、乗物105の現在の移動方向に修正の必要があるか否か決定される(ステップS350)。別の実施形態では、ステップS350の前に第1及び第2逆方向アンテナ110、120の位置を確認するために、第3及び第4仮位置間の距離が第1及び第2逆方向アンテナ110、120間の特定距離dと一致するかどうか任意に決定される。その結果が「YES」の場合にはステップS350が実行され、そうでない場合にはプロセスはステップS200に戻ってやり直しとなる。別の例では、上述したような判別操作が排除され、第3及び第4仮位置が適切なアルゴリズムに従って決定されたのち、直接にステップS350が実行される。確認のための判別ステップが、モバイルナビゲーション方法の信頼性を高めることは理解できるであろう。
別の実施形態では、第2距離が第1定義円の半径として用いられ、第1距離が第2定義円の半径として用いられる。一方、第3距離及び第4距離は、それぞれ依然として第3定義円及び第4定義円の半径として用いられる。OMNIアンテナは、周囲に向けて放射状に感知ビームを発信するので、各々の定義円は、感知ビームを反射する物体の推定位置を表し、定義円の半径は、その物体とOMNIアンテナとの間の距離を表す。言い換えれば、第1時点での第1定義円は、ビーム反射性物体が存在し得る位置セットを表し、第1時点での第2定義円は、別のビーム反射性物体が存在し得る位置セットを表す。ここで用いられる「第1」及び「第2」という語彙は、いかなる連続性を意味するものでなく、異なることを意味している。同様に、第2時点での第3定義円は、第1及び第2定義円の一方に対応するビーム反射性物体が存在し得る位置セットを表し、第2時点での第4定義円は、第1及び第2定義円の他方に対応するビーム反射性物体が存在し得る位置セットを表す。
例えば、図3Bに示すように、乗物105及びレーダアンテナ100が、第1時点において点Pに位置し、ある期間に方向Mに沿って移動したと仮定する。そして、第2時点において乗物105及びレーダアンテナ100は、点Pで示される位置に達する。距離r11、r12は、それぞれ二つのビーム反射性物体と点Pにあるレーダアンテナとの間の距離であり、距離r21、r22は、それぞれ二つのビーム反射性物体と点Pにあるレーダアンテナとの間の距離である。このような状況において、定義円C11は、点Pを中心として且つ距離r11を半径として設定され、定義円C12は、点Pを中心として且つ距離r12を半径として設定され、定義円C21は、点Pを中心として且つ距離r21を半径として設定され、定義円C22は、点Pを中心として且つ距離r22を半径として設定される。定義円C11、C21は点T、Tで交差し、定義円C12、C22は点Tで交差し、定義円C11、C22は点F、Fで交差する。
例では、定義円C11が第1定義円で、定義円C12が第2定義円で、定義円C21が第3定義円で、定義円C22が第4定義円で、点T、Tの位置が第1仮位置候補で、点Tの位置が第2仮位置候補で、点F、Fの位置が第3仮位置候補と仮定する。この例では、定義円C12、C21の間に交差が無いので、第4仮位置は存在しない。第1仮位置の一つ(例えば、点T)と第2仮位置(点T)との間の距離が特定距離dと実質的に等しい場合、逆方向アンテナは、それぞれ点T、Tに位置していると推察され得る。この情報は、乗物105をガイドするのに付託される。
別の例では、定義円C12が第1定義円で、定義円C11が第2定義円で、定義円C21が第3定義円で、定義円C22が第4定義円であると仮定される。定義円C12、C21は交差を有さないので、第1仮位置は存在しない。この場合、点F、Fの位置が第2仮位置候補で、点Tの位置が第3仮位置候補で、点T、Tの位置が第4仮位置候補である。従って、図3Aに示したステップS320では、第1仮位置が存在しないことから結果は「NO」となり、プロセスはステップS340に進む。更に、上記記載から、逆方向アンテナが点Tに配置され、別の逆方向アンテナの位置に対して二つの候補、例えば、T、Tがあることは理解できるであろう。従って、点T、T間の距離と特定距離dとの比較、そして、点T、T間の距離と特定距離dとの比較により、ステップS320において、特定距離dと実質的に等しい距離を点Tから隔てた点T、Tのうちの一つが、もう一つの逆方向アンテナの位置であろう。そして、得られた情報に基づいて、どのように乗物がガイドされるべきかが、ステップS350で決定される。ステップS350は、ステップS330と同様の様式又はステップS330を適切に変更することで実行され得る。
点Pと点Pとを結ぶ線が点Tを通過する例では、点Tから点Tまでの距離及び点Tから点Tまでの距離の両方が、特定距離dと実質的に等しい。そのため、ステップS320での比較結果が「YES」となり、ステップS330が実行される。この例では、ステップS330は、最初に三角形により乗物の移動方向(例えば、PからP又はPからP)が決定されることで実行される。その後、乗物は、決定された移動方向に依って点T又は点Tに向かって移動し、そのまましばらく移動し続ける。点T、Tからの反射波のエネルギ変化を各々モニタすることにより、逆方向アンテナの位置は、例えば、点T又は点Tのように決定され得る。また、第1時点及び第2時点で受信された逆波の強度に従って、移動方向を調整すべきか、また、調整するのであればどのようにして調整するのかが決定され得る。
他の例では、第1、第2、第3及び第4定義円が、それぞれ円C11、C12、C22及びC21、或いは、それぞれ円C12、C11、C22及びC21である。仮位置及び逆方向アンテナの位置決め方法、そして、移動方向の決定及び調整は、上述した実施形態及び例のように実行され得、ここでは重複して記載しない。
以下では、図4Aのフローチャートを参照してステップS330について詳細に記載する。ステップS320の次に、第1仮位置と第2仮位置とを結ぶベースラインが位置決定される(ステップS400)。そして、ベースラインと、第1時点におけるOMNIアンテナ及び第1仮位置を結ぶ線と、が成す第1角度(方位角)が計測され(ステップS412)、また、ベースラインと、第1時点におけるOMNIアンテナ及び第2仮位置を結ぶ線と、が成す第2角度(方位角)が計測される(ステップS414)。その後、ベースラインと、第2時点におけるOMNIアンテナ及び第1仮位置を結ぶ線と、が成す第3角度(方位角)が計測され(ステップS416)、また、ベースラインと、第2時点におけるOMNIアンテナ及び第2仮位置を結ぶ線と、が成す第4角度(方位角)が計測される(ステップS418)。次にステップS420で、第1方位角が第2方位角よりも大きいか否かが決定される。もし大きければ、第3方位角が第1方位角よりも大きいか否かが決定され(ステップS430)、もし小さければ、第4方位角が第2方位角よりも大きいか否かが決定される(ステップS460)。ステップS430又はステップS460のいずれかで比較結果が「YES」であれば、移動方向を調整するためにステップS440に進む。そうでなければステップS450に進み、乗物は、現在の移動方向に沿って移動し続ける。
この実施形態では、移動方向が変更されるべきか否かが、第1、第2、第3及び第4方位角を用い、図4Aに示したフローチャートのステップを実行することにより決定される。しかしながら、乗物をガイドするという目的が達成される限り、方位角は別のアルゴリズムに適用されてもよい。
以下では、図4Bを参照して図4Aのフローチャートに示したモバイルナビゲーション方法を更に詳述する。図4Bは、関連する方位角同士の関係を例示している。この例において、モバイルナビゲーションシステムは、OMNIアンテナを備えた乗物が目標地点DETに到着するようにガイドすることを目的としている。ここでは、OMNIアンテナが方向Mに沿って地点Pから地点Pに移動すると仮定する。第1逆方向アンテナ110及び第2逆方向アンテナ120は、上述したいずれかの方法で配置されている。ベースラインは、第1逆方向アンテナ110と第2逆方向アンテナ120とを結ぶラインセグメントであり、目標地点DETは、第1逆方向アンテナ110と第2逆方向アンテナ120との間のラインセクションの中点である。第1方位角は方位角aで、第2方位角は方位角aで、第3方位角は方位角aで、第4方位角は方位角aであり、この例では、第1方位角は第2方位角よりも大きく、第3方位角は第1方位角よりも小さい。その結果、図4Aのフローチャートに示されたモバイルナビゲーション方法に従って、移動方向が調整されないようにステップS420、S430及びS450が連続的に実行される。言い換えれば、OMNIアンテナを備えた乗物105は、方向Mに沿って移動し続ければ目標地点DETに近づいていく。
図4Cは、関連する方位角同士の別の関係を例示している。この例においても、モバイルナビゲーションシステムは、OMNIアンテナを備えた乗物が目標地点DETに到着するようにガイドすることを目的としている。同様にここでは、OMNIアンテナが方向Mに沿って地点Pから地点Pに移動すると仮定する。第1逆方向アンテナ110及び第2逆方向アンテナ120は、上述したいずれかの方法で位置決定されている。ベースラインは、第1逆方向アンテナ110と第2逆方向アンテナ120とを結ぶラインセグメントであり、目標地点DETは、第1逆方向アンテナ110と第2逆方向アンテナ120との間のラインセクションの中点である。第1方位角は方位角aで、第2方位角は方位角aで、第3方位角は方位角aで、第4方位角は方位角aである。この例では、第1方位角は第2方位角よりも大きく、第3方位角は第1方位角よりも大きい。その結果、図4Aのフローチャートに示されたモバイルナビゲーション方法に従って、移動方向が調整されるようにステップS420、S430及びS440が連続的に実行される。
一旦、本発明に従って乗物の移動方向が調整されると決定されると、実際の必要性に応じて移動方向を調整する様々な方法がある。例えば、乗物が徐々に目標地点に近づくように動的に移動方向を調整することが好ましい。具体的には、移動方向の動的調整では、第1方位角aが徐々に減少する。
目標地点DETは、第1逆方向アンテナ110と第2逆方向アンテナ120との間のラインセクションの中点である必要は無いことに留意すべきである。実際には、目標地点が、第1逆方向アンテナ110及び第2逆方向アンテナ120の位置に対して一定又は導き出せる関係である限り、本発明に係るモバイルナビゲーションシステム10は、以前にインプットされた位置関係に基づいて、目標地点DETに乗物105をガイドする適切なナビゲーションアプリケーションとして機能し得る。
上記実施形態及び例は、OMNIアンテナを本発明のレーダアンテナとして用いて記載したが、レーダアンテナは方向性ビーム形成アンテナであってもよく、方向性ビーム形成アンテナを備えた対応するナビゲーション方法は、本発明の精神から逸脱することなく上記実施形態及び例を変更することで実現され得る。
図5は、図1に示したモバイルナビゲーションシステム10により実行されるモバイルナビゲーション方法を実施する際のフローチャートであり、方向性ビーム形成アンテナが、レーダアンテナ100として用いられると共に乗物105に搭載されている。この実施形態では、逆方向アンテナ(例えば、第1逆方向アンテナ110又は第2逆方向アンテナ120)が特定エリア内に存在するか否かを検知するために、第1感知ビームが、方向性ビーム形成アンテナ100により第1時点で発信される(ステップS500)。第1逆波が、第1逆方向アンテナ110によって第1感知ビームに応じて返送される、或いは、第2逆波が、第2逆方向アンテナ120によって第1感知ビームに応じて返送され、第1又は第2逆波が方向性ビーム形成アンテナ100により受信された場合(ステップS510)、逆方向アンテナは、感知ビームの感知エリア内に存在すると決定され得る。方向性ビーム形成アンテナ100により発信されたすべての感知ビームは、特定の発信角度を有するので、第1感知ビームの第1発信角度は、第1又は第2逆波を受信すると得られる。更に、第1逆波が返送される第1距離は、例えば、パルスレーダが用いられた場合には、第1逆波の返送時間に従って計測され得る(ステップS512)。また、第1逆波が返送される第1距離は、例えば、周波数変調連続波(FMCW)レーダが用いられた場合には、感知ビームと第1逆波との周波数差に従って計測され得る。本発明で用いられる方向性ビーム形成アンテナ100は、発信角度がシフト可能なアンテナでもよいし、発信角度が固定されたアンテナでもよい。
第1感知ビームが、方向性ビーム形成アンテナ100により第1時点で発信された後、第2感知ビームが、方向性ビーム形成アンテナ100により第2時点で発信される(ステップS520)。同様に、逆方向アンテナ(例えば、第1逆方向アンテナ110又は第2逆方向アンテナ120)が、特定エリア内に存在するか否か決定される(ステップS520)。第3逆波が、第1逆方向アンテナ110によって第2感知ビームに応じて返送される、或いは、第4逆波が、第2逆方向アンテナ120によって第2感知ビームに応じて返送され、第3又は第4逆波が方向性ビーム形成アンテナ100により受信された場合(ステップS522)、第1逆波を発信する逆方向アンテナ以外の逆方向アンテナが、第2感知ビームの感知エリア内に存在すると決定され得る。第2感知ビームの第2発信角度は、第3又は第4逆波を受信すると得られ、その後、第2逆波が返送される第2距離が、第2逆波の返送時間に従って計測され得る(ステップS524)。
次に、ステップS530に進む。いくつかのパラメータ、例えば、第1距離、第2距離、第1発信角度及び第2発信角度に従って、乗物105の移動方向が調整されるべきか、また、調整されるのであればどのように調整されるべきかが決定され得る。
更に、図6は、図5に示したモバイルナビゲーション方法の特にステップS530の詳細を例示している。ステップS512及びS524の後、上述したパラメータが得られる。その後、第1又は第2逆波を発信又は反射する物体のおおよその位置が、第1距離及び第1発信角度に従って計測され(ステップS600)、これを第1位置とする。同様に、第3又は第4逆波を発信又は反射する物体のおおよその位置が、第2距離及び第2発信角度に従って計測され(ステップS610)、これを第2位置とする。次に、ステップS620において、移動方向を調整する必要があるか否かが、第1位置、第2位置及び現在の移動方向(例えば、方向M)の関係に従って決定される。種々のアルゴリズムが、必要に応じて移動方向を調整するのに適用され得る。本発明の目的は、どのアルゴリズムが適用されるかにかかわらず達成可能である。例えば、現在の方向、例えば、方向Mに移動している乗物105が、実際に第1位置及び第2位置の両方から離れていく場合、移動方向は、第1及び第2位置のうち遠い方に乗物が移動するよう調整されるべきである。第1又は第2位置に向かう乗物の移動は、段階的な接近又は第1位置と第2位置との間の位置への方向転換により達成され得る。
図3A−3B及び図4A−4Cに示した上記実施形態と比較して、図6に示すモバイルナビゲーション方法は、計測操作がより簡単である。方向性ビーム形成アンテナ100により発信されるすべての感知ビームが、特定の発信角度を有するので、逆波を受信する方向性ビーム形成アンテナに対する、感知ビームを対応する逆波として反射する物体の向きが、感知ビームの発信角度から直接に導き出し得る。更に、感知ビームの発信から逆波の受信までの時間差に従って、方向性ビーム形成アンテナとビーム反射性物体との距離が直接に取得され得る。言い換えれば、乗物をガイドするのに必要な方位角及び距離情報が簡単に得られ、複雑な操作を伴わない。
マルチパス反射が問題とならないエリア、例えば、オープンスペースでモバイルナビゲーションが実行される場合、乗物のガイダンスを行うため、逆方向アンテナの代わりに二つの特定ビーム反射性物体が用いられ得る。逆方向アンテナの省略は、ナビゲーションシステムのコスト低減に寄与する。
以上のように、乗物にレーダアンテナを設け、目標地点の周囲に二つの逆方向アンテナ又は特定ビーム反射性物体を配置することで、目標地点を動的に位置決定して乗物の移動方向を適応的に調整することができる。更に、レーダ波の返送速度及び返送時間をモニタすることで、レーダアンテナに対する乗物の移動速度並びに目標地点の向き及び距離が、到着時間を見積もるために計測され得る。

Claims (8)

  1. 目標地点に向けて移動する乗物をガイドするためのモバイルナビゲーション方法であって、前記移動する乗物は、全方向アンテナであるレーダアンテナを備え、第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナは、互いに特定距離を隔てて前記目標地点の反対側に配置され、
    第1時点で前記移動する乗物から第1感知ビームを発信し、
    前記第1感知ビームを受信して前記第1感知ビームの方向に対応して前記第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナからそれぞれ第1逆波及び第2逆波が返送され、前記第1逆波が伝送される第1距離及び前記第2逆波が伝送される第2距離を計測し、
    前記第1時点よりも後の第2時点で前記移動する乗物から第2感知ビームを発信し、
    前記第2感知ビームを受信して前記第2感知ビームの方向に対応して前記第1逆方向アンテナ及び第2逆方向アンテナからそれぞれ第3逆波及び第4逆波が返送され、前記第3逆波が伝送される第3距離及び前記第4逆波が伝送される第4距離を計測し、
    前記第1、第2、第3及び第4距離並びに前記特定距離に従って、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定することを特徴とするモバイルナビゲーション方法。
  2. 前記レーダアンテナは、全方向アンテナであり、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定する際には、
    前記第1時点での前記全方向アンテナの位置を中心とし、且つ前記第1距離を半径とした第1定義円を定義し、
    前記第1時点での前記全方向アンテナの位置を中心とし、且つ前記第2距離を半径とした第2定義円を定義し、
    前記第2時点での前記全方向アンテナの位置を中心とし、且つ前記第3距離を半径とした第3定義円を定義し、
    前記第2時点での前記全方向アンテナの位置を中心とし、且つ前記第4距離を半径とした第4定義円を定義し、
    前記第1定義円と前記第3定義円との交差点を第1仮位置として用い、前記第2定義円と前記第4定義円との交差点を第2仮位置として用い、前記第1仮位置と前記第2仮位置との間の距離が前記特定距離と等しいか否かを決定し、
    前記第1仮位置と前記第2仮位置との間の距離が前記特定距離と実質的に等しい場合には、前記第1仮位置及び前記第2仮位置に従って、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定し、
    前記第1仮位置と前記第2仮位置との間の距離が前記特定距離と等しくない場合には、前記第1定義円と前記第4定義円との交差点を第3仮位置として用い、前記第2定義円と前記第3定義円との交差点を第4仮位置として用い、前記第3仮位置及び前記第4仮位置に従って、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載のモバイルナビゲーション方法。
  3. 前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かは、前記第1、第2、第3及び第4距離、前記特定距離並びに前記第1、第2、第3及び第4逆波の強度に従って決定されることを特徴とする請求項2に記載のモバイルナビゲーション方法。
  4. 前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定する際には、
    前記第1仮位置と前記第2仮位置とを結ぶ線をベースラインとし、前記第1時点での前記全方向アンテナと前記第1仮位置とを結ぶ線に対して前記ベースラインが成す角度を第1方位角とし、前記第1時点での前記全方向アンテナと前記第2仮位置とを結ぶ線に対して前記ベースラインが成す角度を第2方位角とし、前記第2時点での前記全方向アンテナと前記第1仮位置とを結ぶ線に対して前記ベースラインが成す角度を第3方位角とし、前記第2時点での前記全方向アンテナと前記第2仮位置とを結ぶ線に対して前記ベースラインが成す角度を第4方位角とし、
    前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定するために、前記第1、第2、第3及び第4方位角を比較することを特徴とする請求項2に記載のモバイルナビゲーション方法。
  5. 前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定する際には、
    前記第1方位角と前記第2方位角とを比較し、
    前記第1方位角が前記第2方位角よりも小さくない場合には、前記第3方位角と前記第1方位角とを比較し、
    前記第3方位角が前記第1方位角よりも大きい場合には、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有ると決定することを特徴とする請求項4に記載のモバイルナビゲーション方法。
  6. 前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有ると決定した場合には、前記第1方位角が徐々に減少するように前記移動する乗物の現在の移動方向を調整するステップを更に備えたことを特徴とする請求項5に記載のモバイルナビゲーション方法。
  7. 前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有るか否かを決定する際には、
    前記第1方位角と前記第2方位角とを比較し、
    前記第1方位角が前記第2方位角よりも大きくない場合には、前記第4方位角と前記第2方位角とを比較し、
    前記第4方位角が前記第2方位角よりも大きい場合には、前記移動する乗物の現在の移動方向を調整する必要が有ると決定することを特徴とする請求項4に記載のモバイルナビゲーション方法。
  8. 移動する乗物をガイドするためのモバイルナビゲーションシステムであって、
    前記移動する乗物に搭載され、第1時点で第1感知ビームを発信し、前記第1時点よりも後の第2時点で第2感知ビームを発信する全方向レーダアンテナと、
    第1位置に配置された第1逆方向アンテナと、
    前記第1位置から特定距離を隔てた第2位置に配置された第2逆方向アンテナと、
    前記全方向レーダアンテナと電気的に接続された処理デバイスと、を備え、
    前記第1逆方向アンテナ及び前記第2逆方向アンテナは、前記第1感知ビームを受信し、それぞれ前記第1感知ビームの方向に対応して第1逆波及び第2逆波を返送し、
    前記第1逆方向アンテナ及び前記第2逆方向アンテナは、前記第2感知ビームを受信し、それぞれ前記第2感知ビームの方向に対応して第3逆波及び第4逆波を返送し、
    前記全方向レーダアンテナは、前記第1逆方向アンテナ及び前記第2逆方向アンテナから前記第1、第2、第3及び第4逆波を受信し、前記処理デバイスは、前記全方向レーダアンテナから前記第1、第2、第3及び第4逆波のデータを受信し、該第1、第2、第3及び第4逆波の各々が伝送される距離並びに前記特定距離に従って、前記乗物の移動方向を決定することを特徴とするモバイルナビゲーションシステム。
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