JP6642394B2 - 歪み検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、締結部によって締結されている複数の被締結部材からなる構造体の歪みエネルギを検出可能な歪み検出装置に関する。
従来、部材の歪みを検出可能な歪み検出装置が知られている。例えば、特許文献1には、測定対象の部材の変形量を検出可能な変形量センサ、および、変形量センサを測定対象の部材に固定する固定部材を備える歪み検出装置が記載されている。
特開2009−229183号公報
一般に、外力によって部材が変形すると、当該部材を有する装置の機能に影響を及ぼす。このため、当該装置の機能、例えば、加工装置である場合の加工精度や組み付け装置である場合の組み付け精度を保証したり、これらの精度を向上させたりするためには、部材の変形量だけでなく、部材の変形速度を検出することが重要となる。すなわち、構造体を構成する複数の部材の一つが外力によって変形することによって構造体に蓄積されるエネルギである歪みエネルギに比例する部材の変形速度を検出する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の歪み検出装置では、部材の変形量を検出することはできるものの、部材の変形速度を検出することはできない。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、締結部によって締結されている複数の被締結部材からなる構造体の歪みエネルギを検出可能な歪み検出装置を提供することにある。
本発明は、締結部によって締結されている複数の被締結部材からなる構造体の歪みエネルギを検出可能な歪み検出装置であって、伸縮可能部材、および、熱流束検出部を備える。
伸縮可能部材は、締結部の変形に応じて伸縮可能に設けられ、収縮すると発熱し伸長すると吸熱する。
熱流束検出部は、伸縮可能部材の伸縮に応じて変形可能であって伸縮可能部材内の熱が伝わるよう設けられ、前記伸縮可能部材の内部と外部との間の熱の流れである熱流束を検出可能である。
本発明の歪み検出装置では、構造体に歪みを発生させる外力が作用すると伸縮可能部材が圧縮または伸長し発熱または吸熱する。ここで、構造体の「歪み」とは、構造体を構成する複数の被締結部材の一つが外力によって変形することを指し、複数の被締結部材を締結する締結部の変形も含む。伸縮可能部材が発熱または吸熱すると、伸縮可能部材と伸縮可能部材の周囲の部材との間に熱の流れ、いわゆる、熱流束が発生する。この熱流束は、伸縮可能部材の圧縮または伸長の度合いの変化、すなわち、構造体の変形の度合いが変化すると発生する。本発明の歪み検出装置では、この熱流束の大きさを熱流束検出部によって単位時間ごとに検出する。これにより、本発明の歪み検出装置は、外力による変形によって構造体に蓄積される歪みエネルギの変化量を検出することができる。
本発明の第一実施形態による歪み検出装置の模式図である。 図1のII矢視図である。 本発明の第一実施形態による歪み検出装置が備える熱流束センサの断面図である。 図3のIV矢視図である。 本発明の第二実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第三実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第四実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第五実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第六実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第七実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第八実施形態による歪み検出装置の模式図である。 本発明の第八実施形態による歪み検出装置における二つの熱流束センサの出力の時間変化を示す特性図である。 本発明の第八実施形態による歪み検出装置における熱流束センサの出力の時間変化を示す特性図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態による歪み検出装置を図1〜4に基づいて説明する。第一実施形態による歪み検出装置1は、図1に示すように、「締結部」としてのステンレスボルト93,94によって締結されている「被締結部材」としてのベース91と「被締結部材」としての取付部材92との間に設けられる。
最初に、歪み検出装置1が設けられる構造体90の構成を説明する。構造体90は、ベース91、取付部材92、および、ステンレスボルト93,94を有する。
ベース91は、金属、例えば、SUS303から形成されている。ベース91は、例えば、図示しないテーブルや床面などに固定されている。図1には、ベース91の取付部材92が取り付けられている一部を示している。ベース91の取付部材92が設けられる側の当接面912には、ステンレスボルト93,94が挿入可能なボルト孔911が形成されている。ボルト孔911の内壁にはねじ溝が形成されている。
取付部材92は、金属、例えば、SUS303から形成されている。取付部材92は、ベース91側の当接面921がベース91の当接面912に当接可能である。取付部材92は、ステンレスボルト93,94を挿通可能な貫通孔922を有する。貫通孔922は、当接面921から当接面921とは反対側の端面923までステンレスボルト93,94が挿通可能に形成されている。
ステンレスボルト93,94は、それぞれ頭部931,941、および、軸部932,942を有する。頭部931,941は、取付部材92の端面923に当接可能に形成されている。軸部932,942は、貫通孔922に挿通可能に形成されている。軸部932,942の頭部931,941に接続する側とは反対側の端部の外壁には、ボルト孔911の内壁のねじ溝と係合可能なねじ溝を有する。
貫通孔922とボルト孔911とが連通するようベース91の当接面912上に取付部材92を置いた後、ステンレスボルト93,94を貫通孔922に挿入すると、ステンレスボルト93,94は、ボルト孔911に挿入される。ボルト孔911に挿入されたステンレスボルト93,94のねじ溝とボルト孔911の内壁のねじ溝とを係合させつつ、ステンレスボルト93,94の頭部931,941が取付部材92の端面923に当接するまでステンレスボルト93,94を回転すると、ベース91と取付部材92とが締結される。
歪み検出装置1は、取付部材92が有する溝920に設けられている。歪み検出装置1は、「伸縮可能部材」としての弾性部材16、および、「熱流束検出部」としての熱流束センサ10を備える。
弾性部材16は、例えば、バイトンゴムから形成されている略平板状の部材である。弾性部材16は、収縮すると発熱し伸長すると吸熱する。弾性部材16は、一方の端面161が溝920において溝920の底壁924に図示しない接着剤によって密着している。
熱流束センサ10は、溝920において弾性部材16のベース91側の端面162に設けられている。熱流束センサ10は、可撓性を有する部材であって、弾性部材16の伸縮に応じて変形可能である。熱流束センサ10には弾性部材16の内部と外部との間の熱の流れである熱流束が通る。熱流束センサ10は、自身を横切る熱流束を検出可能なセンサである。熱流束センサ10は、検出した熱流束を、例えば、電圧として出力する。
熱流束センサ10は、図3に示すように、絶縁基材11、裏面保護部材12、表面保護部材13、第一層間接続部材14、および、第二層間接続部材15を有する。なお、図3は、熱流束センサ10の構成を分かりやすくするため、実際の形状に比べて裏面保護部材12から表面保護部材13に向かう方向を拡大している。
絶縁基材11は、熱可塑性樹脂からなるフィルムから形成されている。絶縁基材11は、厚さ方向に貫通する複数のビアホール111を有する。ビアホール111には、第一層間接続部材14または第二層間接続部材15が設けられている。第一層間接続部材14が設けられているビアホール111の隣には第二層間接続部材15が設けられるビアホール111が設けられている。すなわち、絶縁基材11には、第一層間接続部材14と第二層間接続部材15とが離間して互い違いになるように配置されている。
裏面保護部材12は、大きさが絶縁基材11の大きさと同じ熱可塑性樹脂からなるフィルムから形成されている。裏面保護部材12は、絶縁基材11の裏面112に設けられている。絶縁基材11の裏面112と裏面保護部材12の絶縁基材11側の面121との間には、銅箔などがパターニングされた複数の「第一導電パターン」としての裏面パターン114が設けられている。裏面パターン114は、第一層間接続部材14と第二層間接続部材15とを電気的に接続している。
表面保護部材13は、大きさが絶縁基材11の大きさと同じ熱可塑性樹脂からなるフィルムから形成されている。表面保護部材13は、絶縁基材11の表面113に設けられている。絶縁基材11の表面113と表面保護部材13の絶縁基材11側の面131との間には、銅箔などがパターニングされた複数の「第二導電パターン」としての表面パターン115が形成されている。表面パターン115は、第一層間接続部材14と第二層間接続部材15とを電気的に接続している。
複数の第一層間接続部材14と複数の第二層間接続部材15とは、ゼーベック効果を発揮するよう互いに異なる金属で構成されている。例えば、第一層間接続部材14は、P型を構成するBi−Sb−Te合金の粉末が焼結前における複数の金属原子の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物から形成されている。また、第二層間接続部材15は、N型を構成するBi−Te合金の粉末が焼結前における複数の金属原子の所定の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物から形成されている。第一層間接続部材14と第二層間接続部材15とは、裏面パターン114および表面パターン115によって交互に直列されている。
図3,4に示すように、複数の第一層間接続部材14のうち一つの第一層間接続部材140は、端子141と電気的に接続している。また、複数の第二層間接続部材15のうち一つの第二層間接続部材150は、端子151と電気的に接続している。端子141、151は、図4に示すように、一つの熱流束センサ10内で裏面パターン114、第一層間接続部材14、表面パターン115、および、第二層間接続部材15が蛇行するよう接続されている両端に位置している(図4の二点鎖線L4参照)。端子141、151は、表面保護部材13が有する開口132を介して外部に露出している。
端子141は、接続バンプ142を介して出力線143と電気的に接続している。また、端子151は、接続バンプ152を介して出力線153と電気的に接続している。
熱流束センサ10では、熱流束センサ10の厚さ方向(図3の裏面保護部材12から表面保護部材13に向かう方向)に流れる熱量の大きさが変化すると、交互に直列接続された第一層間接続部材14および第二層間接続部材15において発生する起電圧が変化する。熱流束センサ10では、この電圧を出力線143、153を介して検出信号として外部に出力する。この検出信号に基づいて熱流束センサ10を通る熱流束の大きさが算出される。
第一実施形態では、取付部材92の溝920の深さが1mmであるのに対し、弾性部材16の厚みは1mmであり、熱流束センサ10の厚みは0.3mmとなっている。これにより、溝920に歪み検出装置1が設けられると、弾性部材16は、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態でベース91と取付部材92との間に設けられる。
次に、第一実施形態による歪み検出装置1の作用を図1に基づいて説明する。
構造体90に一定以上の外力が作用するとき、構造体90には歪みが発生する。ここで、構造体90の「歪み」とは、構造体90を構成するベース91、取付部材92、および、ステンレスボルト93,94の少なくとも一つが外力によって変形している状態を指す。このとき、構造体90には、変形による歪みエネルギが蓄積される。
ベース91、取付部材92、および、ステンレスボルト93,94の少なくとも一つが外力によって変形すると、溝920におけるベース91と取付部材92との間隔、具体的には、当接面912と底壁924との間隔、が変化するため、弾性部材16が圧縮または伸長する。構造体90に作用する外力によって溝920におけるベース91と取付部材92との間隔が短くなり弾性部材16が圧縮されると、弾性部材16の内部で熱が発生する。弾性部材16の内部で熱が発生すると、図1に示すように、弾性部材16の内部から外部に向かう熱流束Fh1が発生する。熱流束センサ10は、この熱流束Fh1の大きさを検出する。
また、構造体90に作用する外力によって溝920におけるベース91と取付部材92との間隔が長くなり弾性部材16が伸長すると、弾性部材16が吸熱するため、弾性部材16の外部から内部に向かう熱流束Fh1が発生する。熱流束センサ10は、この熱流束Fh1の大きさを検出する。
また、ベース91の当接面912および取付部材92の当接面921には反りやうねりがあるため、組み付けられたベース91と取付部材92との間には、隙間が形成されている。このため、ベース91と取付部材92とを組み付けるとき、ステンレスボルト93,94の締め込みの度合いによって取付部材92が変形する。取付部材92が変形すると弾性部材16の内部と外部との間で熱流束Fh1が発生する。熱流束センサ10は、この熱流束Fh1の大きさを検出する。
(a)第一実施形態による歪み検出装置1では、構造体90に歪みを発生させる外力が作用すると弾性部材16が圧縮または伸長し発熱または吸熱する。弾性部材16が発熱または吸熱すると、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間に熱流束Fh1が発生する。この熱流束Fh1の大きさは、弾性部材16の伸縮に応じて変形可能な熱流束センサ10によって検出される。
熱流束センサ10は、弾性部材16の変形量に比例する熱流束Fh1の大きさを電圧で出力する。また、熱流束センサ10は、単位時間当たりの熱流束をその都度の電圧として出力することが可能である。これにより、熱流束センサ10が出力する電圧の時間変化に基づいて、弾性部材16の変形量と弾性部材16の変形速度との積に比例する歪みエネルギの変化量を検出することができる。
このように、第一実施形態による歪み検出装置1は、弾性部材16の伸縮に応じて変形可能な熱流束センサ10を用いて熱流束Fh1の大きさを単位時間ごとに検出することによって構造体90の歪みエネルギの変化量を検出することができる。
(b)熱流束センサ10は、熱可塑性樹脂からなるフィルムから形成されている絶縁基材11などから構成されている。これにより、熱流束センサ10は、可撓性を有するため、弾性部材16の伸縮に応じて変形可能に形成されている。したがって、熱流束センサ10は、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間の熱流束Fh1を高精度に検出することができる。したがって、第一実施形態による歪み検出装置1は、構造体90の歪みエネルギの変化量を高精度に検出することができる。
(c)第一実施形態による歪み検出装置1は、ベース91と取付部材92との間に設けられている弾性部材16は、30%程度圧縮されている。これにより、弾性部材16は、ベース91や取付部材92の変形によって変形することができる。したがって、ベース91や取付部材92の変形によって弾性部材16が圧縮または伸長しやすくなるため、第一実施形態による歪み検出装置1は、構造体90の歪みエネルギの変化量を高精度に検出することができる。
(d)第一実施形態による歪み検出装置1は、ベース91と取付部材92との間において取付部材92が有する溝920に設けられている。これにより、ベース91と取付部材92とを当接させつつ歪み検出装置1をベース91と取付部材92との間に設けることができるため、ベース91と取付部材92との組付の状態を安定させることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態による歪み検出装置を図5に基づいて説明する。第二実施形態は、ベースと取付部材との間に設けられるスペーサを備える点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第二実施形態による歪み検出装置2は、弾性部材16、スペーサ21、および、熱流束センサ10を備える。
スペーサ21は、ベース91の当接面912と取付部材92の当接面921との間に設けられる。スペーサ21は、取付部材92と同じ程度の大きさになるよう形成されている。スペーサ21の一方の端面211は、当接面921に当接可能に形成されている。スペーサ21の他方の端面212は、当接面912に当接可能に形成されている。スペーサ21は、略中央に弾性部材16および熱流束センサ10を収容可能な収容空間210を有する。弾性部材16は、第一実施形態と同様に、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態で収容空間210に収容されている。
(e)第二実施形態では、弾性部材16および熱流束センサ10は、ベース91と取付部材92とに当接可能なスペーサ21が有する収容空間210に収容されている。収容空間210に収容されている熱流束センサ10は、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間の熱流束Fh2の大きさを単位時間ごとに検出する。これにより、第二実施形態による歪み検出装置2は、第一実施形態の効果(a)〜(c)を奏するとともに、歪み検出装置2をベース91と取付部材92との間に設けてもベース91と取付部材92との組付の状態を安定させることができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態による歪み検出装置を図6に基づいて説明する。第三実施形態は、ワッシャを備える点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第三実施形態による歪み検出装置3は、弾性部材16、ワッシャ933,943、および、熱流束センサ10を備える。
ワッシャ933,943は、それぞれステンレスボルト93,94の頭部931,941と取付部材92との間に設けられている。ワッシャ933,943は、ステンレスボルト93,94の締め込みによる取付部材92の端面923の損傷を防止する。
また、ワッシャ943は、取付部材92側に「収容空間」としての溝940を有する。溝940には、弾性部材16および熱流束センサ10が収容されている。弾性部材16は、一方の端面161が溝940の底壁944に図示しない接着剤によって密着している。弾性部材16は、第一実施形態と同様に、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態で溝940に収容されている。
(f)第三実施形態では、弾性部材16および熱流束センサ10は、ステンレスボルト94の頭部941と取付部材92とに当接可能なワッシャ943が有する溝940に収容されている。溝940に収容されている熱流束センサ10は、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間の熱流束Fh3の大きさを単位時間ごとに検出する。これにより、第三実施形態による歪み検出装置3は、取付部材92とステンレスボルト94との組付の状態を安定させつつ、ステンレスボルト94の変形に起因する構造体90の歪みエネルギの変化量を検出することができる。
(g)また、第三実施形態による歪み検出装置3では、弾性部材16は、30%程度圧縮されており、熱流束センサ10は、可撓性を有している。これにより、第三実施形態による歪み検出装置3は、ステンレスボルト94の変形に起因する構造体90の歪みエネルギの変化量を高精度に検出することができる。
(第四実施形態)
次に、本発明の第四実施形態による歪み検出装置を図7に基づいて説明する。第四実施形態は、ワッシャの形状が第三実施形態と異なる。なお、第三実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第四実施形態による歪み検出装置4は、弾性部材16、ワッシャ933,45、および、熱流束センサ10を備える。
ワッシャ45は、座金部451、および、延長部452を有する。
座金部451は、ステンレスボルト94の頭部941と取付部材92との間に設けられている。座金部451は、ステンレスボルト94の締め込みによる取付部材92の端面923の損傷を防止する。
延長部452は、座金部451の外周端部から取付部材92の側壁925に沿ってベース91の方向に延びるよう形成されている。延長部452の座金部451に接続する側とは反対側の端部には、弾性部材16および熱流束センサ10を収容可能な「収容空間」としての溝450を有する。
弾性部材16は、一方の端面161が溝450の「延長部側端面」としての底壁453に図示しない接着剤によって密着している。弾性部材16は、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態で溝450に収容されている。
熱流束センサ10は、弾性部材16のベース91側に設けられ、「部材側端面」としての当接面912に当接している。
第四実施形態では、弾性部材16および熱流束センサ10は、ワッシャ45の延長部452が有する溝450に収容されている。溝450に収容されている熱流束センサ10は、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間の熱流束Fh4の大きさを単位時間ごとに検出する。これにより、第四実施形態による歪み検出装置4は、第三実施形態の効果(f),(g)を奏する。
また、第四実施形態では、弾性部材16と密着している熱流束センサ10は、頭部941から比較的離れた位置においてベース91に当接している。これにより、ステンレスボルト94のベース91に対する変形の度合いが弾性部材16および熱流束センサ10において増幅されるため、ステンレスボルト94の変形に起因する構造体90の歪みエネルギの変化量をさらに高精度に検出することができる。
(第五実施形態)
次に、本発明の第五実施形態による歪み検出装置を図8に基づいて説明する。第五実施形態は、二つの熱流束センサを備える点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第五実施形態による歪み検出装置5は、弾性部材16、および、二つの熱流束センサ10,50を備える。歪み検出装置5は、ベース91の取付部材92とは反対側に比較的高熱を発生する発熱源51が位置する構造体90に設けられる。発熱源51は、例えば、ヒータや、ポンプ、モータなどであるが、これらに限定されない。
弾性部材16は、溝920において二つの熱流束センサ10,50に挟まれるよう設けられている。
熱流束センサ10は、弾性部材16の一方の端面161側に弾性部材16の伸縮に応じて変形可能に設けられている。熱流束センサ10は、溝920の底壁924に図示しない接着剤によって密着している。熱流束センサ10は、弾性部材16からみてベース91とは反対の方向に位置する取付部材92の部位と、弾性部材16との間の熱流束Fh10を検出可能である。
熱流束センサ50は、熱流束センサ10と同様に構造をなしており、弾性部材16のベース91側の他方の端面162側に弾性部材16の伸縮に応じて変形可能に設けられている。熱流束センサ50は、ベース91の当接面912に密着している。熱流束センサ50は、ベース91と弾性部材16との間の熱流束Fh15を検出可能である。
また、構造体90には、発熱源51で発生する熱が流れる。発熱源51が発生する熱に起因する熱流束を熱流束Fh50とする。
熱流束センサ10が出力する検出信号S10は、熱流束Fh10と熱流束Fh50との合計の熱流束の大きさとなる。また、熱流束センサ50が出力する検出信号S50は、熱流束Fh15と熱流束Fh50との合計の熱流束の大きさとなる。ここで、二つの検出信号S10,S50から弾性部材16の熱流束Fh10または熱流束Fh15を算出する方法を説明する。なお、以下の説明では、図7において、発熱源51から取付部材92に向かう方向をプラスとして示し、弾性部材16が発熱している状態での計算方法を説明する。なお、弾性部材16が吸熱している状態での計算方法も同様である。
検出信号S10は、以下の式(1)で表される。
S10=Fh50+Fh10 ・・・(1)
また、検出信号S50は、以下の式(2)で表される。
S50=Fh50−Fh15 ・・・(2)
式(1)および式(2)の右辺と左辺とをそれぞれ足すと、以下の式(3)となる。
S10+S50=2×Fh50+Fh10−Fh15 ・・・(3)
ここで、熱流束Fh10と熱流束Fh15とは、弾性部材16の熱流束であるため絶対値が同じ大きさであることから、以下の式(4)となる。
Fh50=(S10+S50)/2 ・・・(4)
式(1)または式(2)と式(4)とを使って、熱流束Fh10または熱流束Fh15を算出する。
Fh10=S10−(S10+S50)/2 ・・・(5)
このようにして、熱流束Fh10または熱流束Fh15を算出する。
(h)第五実施形態では、歪み検出装置5は、弾性部材16を挟むよう二つの熱流束センサ10,50を備える。歪みエネルギの検出対象である構造体90の近傍に発熱源51がある場合、二つの熱流束センサ10,50の検出信号S10,S50に基づいて式(5)によって弾性部材16の熱流束の大きさを単位時間ごとに検出する。これにより、第五実施形態による歪み検出装置5は、第一実施形態の効果(a)〜(d)を奏するとともに、熱流束の検出において外乱となる外部の発熱源51の熱に影響されることなく構造体90の歪みエネルギの変化量を高精度に検出することができる。
(第六実施形態)
次に、本発明の第六実施形態による歪み検出装置を図9に基づいて説明する。第六実施形態は、弾性部材の一方の側に二つの熱流束センサが設けられている点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第六実施形態による歪み検出装置6は、弾性部材16、および、二つの熱流束センサ10,60を備える。歪み検出装置6は、ベース91の取付部材92とは反対側に比較的高熱を発生する発熱源51が位置する構造体90に設けられている。
弾性部材16および二つの熱流束センサ10,60は、溝920に設けられている。溝920では、ベース91側から、弾性部材16、熱流束センサ10、熱流束センサ60の順に設けられている。
弾性部材16は、一方の端面161がベース91の当接面912に当接するよう設けられている。弾性部材16は、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態で設けられている。弾性部材16が圧縮または伸長すると、弾性部材16と弾性部材16の周囲の部材との間に熱流束Fh61が形成される。
熱流束センサ10は、弾性部材16の当接面912に当接する一方の端面161とは反対側の他方の端面162に密着するよう設けられている。熱流束センサ10は、弾性部材16からみてベース91とは反対の方向に位置する取付部材92の部位と弾性部材16との間の熱流束Fh61の大きさを単位時間ごとに検出可能である。
熱流束センサ60は、熱流束センサ10と同様に構造をなしており、熱流束センサ10の弾性部材16側とは反対側の端面に密着するよう設けられている。熱流束センサ60は、溝920の底壁924に図示しない接着剤によって密着している。熱流束センサ60は、弾性部材16からみてベース91とは反対の方向に位置する取付部材92の部位と弾性部材16との間の熱流束Fh61を検出可能である。
第六実施形態では、構造体90に発熱源51で発生する熱が流れる。この発熱源51が発生する熱に起因する熱流束を熱流束Fh60とする。
次に、第六実施形態による歪み検出装置6の作用を説明する。ここで、熱流束センサ10が出力する電圧と熱流束センサ60が出力する電圧との差をパフォーマンス出力とする。パフォーマンス出力は、二つの熱流束センサ10,60が出力する電圧に基づいて導出することが可能である。また、パフォーマンス出力は、熱流束センサ10と熱流束センサ60とを同じ向きに配置し、熱流束センサ10の一方の端子と熱流束センサ60の熱流束センサ10の一方の端子と同じ極の端子とを結ぶ一方、熱流束センサ10の他方の端子と熱流束センサ60の熱流束センサ10の他方の端子と同じ極の端子との間の電圧を検出することによって導出してもよい。
構造体90に歪みが発生していないとき、発熱源51から定常的に熱流束Fh60が流れるため、パフォーマンス出力は0となる。
構造体90に歪みが発生し弾性部材16が圧縮または伸長すると、弾性部材16からの熱流束Fh61が熱流束Fh60とともに二つの熱流束センサ10,60を通る。このとき、熱流束センサ10の熱抵抗によって熱流束センサ10が出力する電圧と熱流束センサ60が出力する電圧とに時間差が生じる。
具体的には、弾性部材16が圧縮または伸長した直後では、熱流束Fh61は、熱流束センサ10の熱抵抗によって熱流束センサ60に届いていない。これにより、熱流束センサ10は、熱流束Fh60と熱流束Fh61との合計に相当する電圧を出力する一方、熱流束センサ60は、熱流束Fh60に相当する電圧を出力するため、パフォーマンス出力は、熱流束Fh61に相当する電圧となる。その後、熱流束Fh61が熱流束センサ60を流れるようになると、パフォーマンス出力は0となる。
このように、歪み検出装置6は、歪みが発生するときを検出可能となっている。
第六実施形態による歪み検出装置6は、構造体90に歪みが発生するとき、当該歪みの発生に応じて弾性部材16から流れる熱流束Fh61の熱抵抗による時間差を利用して歪みの発生を検出することができる。特に、歪みによる弾性部材16での発熱が大きくかつ発熱速度が速いほどパフォーマンス出力が大きくなるため、歪みに対する応答がより早くなる。したがって、第六実施形態による歪み検出装置6は、第一実施形態の効果(a)〜(d)を奏するとともに、歪みが発生するときを高精度に検出できる。
また、構造体90の歪みが繰り返し発生するとき、弾性部材16の変形によって弾性部材16の内部の分子同士の摩擦熱が蓄積する。第六実施形態による歪み検出装置6は、この蓄積された摩擦熱も発熱源51から定常的に流れる熱流束Fh60と同じようにキャンセルすることができるため、熱流束センサ10,60の出力が不安定になることを防止することができる。
(第七実施形態)
次に、本発明の第七実施形態による歪み検出装置を図10に基づいて説明する。第七実施形態は、弾性部材および熱流束センサを構造体に組み付け可能な組付部材を備える点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第七実施形態による歪み検出装置7は、弾性部材16、熱流束センサ10、および、二つの組付部材71,72を備える。
最初に、歪み検出装置7が設けられる構造体90の構成を説明する。構造体90は、ベース91、取付部材77、および、ステンレスボルト93,94を有する。
取付部材77は、当接部771、および、側壁部772を有する。
当接部771は、ベース91の当接面912に当接可能に形成されている。当接部771は、ステンレスボルト93を挿通可能な貫通孔773を有する。貫通孔773は、ベース91の当接面912に当接可能な当接面774から当接面774とは反対側の端面775までステンレスボルト93が挿通可能に形成されている。
側壁部772は、当接部771の端面775上であって、側壁部772の一端からベース91とは反対の方向に延びるよう形成されている。
歪み検出装置7が備える二つの組付部材71,72は、弾性部材16および熱流束センサ10を介して、ベース91の当接面912と側壁部772の側面776とを連結するよう設けられている。組付部材71は、特許請求の範囲に記載の「一の組付部材」に相当する。組付部材72は、特許請求の範囲に記載の「他の組付部材」に相当する。
組付部材71は、ベース91の当接面912上に設けられる。組付部材71は、ベース部711および第一支持部712を有する。
ベース部711は、ベース91の当接面912上に設けられる平板状の部位である。ベース部711は、ベース部711をベース91に固定可能な二つのボルト713を挿入可能な貫通孔714を有する。貫通孔714に挿通されたボルト713は、ベース91の当接面912に開口するタップ穴914に挿入され、タップ穴914の内壁に形成されているねじ溝に係合する。これにより、組付部材71は、ベース91に対して相対移動不能に固定される。
第一支持部712は、ベース部711のベース91とは反対側の端面715にベース91から離れる方向に延びるよう設けられている。第一支持部712のベース部711とは反対側の端面716に熱流束センサ10が設けられている。
組付部材72は、側壁部772の側面776上に設けられる。組付部材72は、ベース部721および第二支持部722を有する。
ベース部721は、側壁部772の側面776上に設けられる平板状の部位である。ベース部721は、ベース部721を側壁部772に固定可能な二つのボルト723を挿入可能な貫通孔724を有する。貫通孔724に挿通されたボルト723は、側壁部772の側面776に開口するタップ穴777に挿入され、タップ穴777の内壁に形成されているねじ溝に係合する。これにより、組付部材72は、側壁部772に対して相対移動不能に固定される。
第二支持部722は、ベース部721の側壁部772とは反対側の端面725に側壁部772から離れる方向に延びるよう設けられている。第二支持部722は、側壁部772側とは反対側の端部に調整ねじ73を挿通可能な貫通孔726を有する。
調整ねじ73は、貫通孔726の内壁に形成されているねじ溝に係合可能に形成されている。これにより、調整ねじ73は、第二支持部722に対する調整ねじ73の頭部731の位置を調整可能である。調整ねじ73は、頭部731の「支持面」としての端面732が第一支持部712の端面716に対向するよう設けられている。端面732には、弾性部材16が設けられている。
端面716上の熱流束センサ10と端面732との間に設けられている弾性部材16は、構造体90に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態となっている。弾性部材16の圧縮の程度は、第二支持部722に対する調整ねじ73の位置によって調整可能である。
第七実施形態では、二つの組付部材71,72を構造体90に組み付けることによって弾性部材16および熱流束センサ10をベース91と取付部材77とに取り付けることができる。これにより、第七実施形態は、第一実施形態の効果(a)〜(c)を奏するとともに、構造体90が組み付けられ稼働中であっても弾性部材16および熱流束センサ10によって構造体90の歪みエネルギの変化量を検出することができる。
(第八実施形態)
次に、本発明の第八実施形態による歪み検出装置を図11〜13に基づいて説明する。第八実施形態は、熱流束センサの検出結果に基づいて変形の判定を行う判定部を備える点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第八実施形態による歪み検出装置8は、図11に示すように、「被締結部材」としてのベース96、「被締結部材」としての取付部材97、および、ステンレスボルト93,94を有する構造体95に設けられている。構造体95は、ベース96と取付部材97とがステンレスボルト93,94によって締結されている。
歪み検出装置8は、ベース96と取付部材97との間に設けられ、二つの熱流束センサ811,821、弾性部材812,822、および、判定部83を備える。
ベース96は、金属、例えば、SUS303から形成されている。ベース96は、例えば、図示しないテーブルや床面などに固定されている。ベース96の取付部材97が設けられる側の当接面962には、ステンレスボルト93,94が挿入可能なボルト孔961が形成されている。ボルト孔961の内壁にはねじ溝が形成されている。また、ベース96は、熱流束センサ811および弾性部材812を収容可能な溝963,ならびに、熱流束センサ821および弾性部材822を収容可能な溝964を有する。
取付部材97は、金属、例えば、SUS303から形成されている。取付部材97は、当接部971、および、延長部972を有する。
当接部971は、ベース96の当接面962に当接可能に形成されている。当接部971は、ステンレスボルト93,94を挿通可能な貫通孔973を有する。貫通孔973は、ベース96の当接面962に当接可能な当接面974から当接面974とは反対側の端面975までステンレスボルト93,94が挿通可能に形成されている。
延長部972は、当接部971の端面975上であって、二つの貫通孔973の略中間に設けられている。延長部972は、端面975からベース96とは反対の方向に延びるよう形成されている。
熱流束センサ811は、溝963の底壁に図示しない接着剤によって密着されている。
弾性部材812は、熱流束センサ811の取付部材97側において取付部材97の当接部971に図示しない接着剤によって密着されている。弾性部材812は、構造体95に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態になっている。
熱流束センサ821は、溝964の底壁に図示しない接着剤によって密着されている。
弾性部材822は、熱流束センサ821の取付部材97側において取付部材97の当接部971に図示しない接着剤によって密着されている。弾性部材822は、構造体95に外力が作用していないときで30%程度圧縮された状態になっている。
判定部83は、熱流束センサ811,821と電気的に接続している。判定部83は、熱流束センサ811,821が出力する検出信号に基づいて延長部972に作用する外力が所定の範囲内となっているか否かを判定する。判定部83における判定の方法は、後述する。
次に、歪み検出装置7の作用について、図12,13に基づいて説明する。
図12には、熱流束センサ811,821が出力する検出信号の時間変化を示す。図12では、横軸に時間を示し、縦軸に熱流束センサ811,821の検出信号の出力の大きさを示す。図12では、熱流束センサ811の検出信号の出力を実線L81で示し、熱流束センサ821の検出信号の出力を点線L82で示す。図12では、熱流束センサ811,821の検出信号の出力の違いを分かりやすくするため、それぞれの出力が0となる基準線L80をずらして示してある。
図12において、構造体95に外力が作用していない状態(図12(a))では、熱流束センサ811,821が出力する検出信号はいずれも0となっている(例えば、時刻t81における検出信号の出力)。
外力が作用していない構造体95の延長部972にステンレスボルト94側から外力Fr81が作用すると、図12(b)に示すように、取付部材97は、ステンレスボルト93の方向に傾く。このとき、ステンレスボルト94はステンレスボルト93に比べ延びるため、取付部材97に密着している弾性部材812,822のうち、ステンレスボルト94の近傍に設けられている弾性部材822は、ステンレスボルト93の近傍に設けられている弾性部材812に比べ伸長する距離が長くなる。これにより、図12の特性図の領域A81に示すように、熱流束センサ821の検出信号の出力L821は、熱流束センサ811の検出信号の出力L811に比べ大きくなる。
また、延長部972にステンレスボルト93側から外力Fr82が作用すると、図12(c)に示すように、取付部材97は、ステンレスボルト94の方向に傾く。このとき、弾性部材812は、弾性部材822に比べ伸長する距離が長くなる。これにより、図12の特性図の領域A82に示すように、熱流束センサ811の検出信号の出力L812は、熱流束センサ821の検出信号の出力L822に比べ大きくなる。
その後、延長部972に作用する外力が0になると、構造体95は、図12(d)の状態となる。このとき、熱流束センサ811,821が出力する検出信号はいずれも0となる(例えば、時刻t84における検出信号の出力)。
また、図13には、熱流束センサ811が出力する検出信号の時間変化を示す。図13(a)には、構造体95を含む装置が正常に作動したときに熱流束センサ811が出力する検出信号の時間変化を示す。図13(b)には、構造体95を含む装置が正常でない作動をしたときに熱流束センサ811が出力する検出信号の時間変化を示す。図13では、横軸に時間を示し、縦軸に熱流束センサ811の検出信号の出力の大きさを示す。
ここで、「正常に作動」とは、構造体95を含む装置を使用したとき、構造体95の変形が事前に設定されている所定の許容範囲内に入る作動である。すなわち、「正常でない作動」とは、構造体95の変形が当該許容範囲外となる作動である。なお、ここでは、熱流束センサ811について説明するが、熱流束センサ821についても同様である。
熱流束センサ811の検出信号が入力される判定部83では、取付部材92の変形が「許容範囲」内であるか否かを判定する閾値として図13に示す上限出力L+81と、下限出力L−81とが設定されている。上限出力L+81および下限出力L−81は、例えば、「正常な」作動を複数回繰り返したときに得られる出力の標準偏差から求められる。例えば、図13では、サンプリング回数を30回としたときに得られるそれぞれに時刻における標準偏差の三倍の値を上限出力L+81および下限出力L−81として設定している。
図13(a)では、熱流束センサ811が出力する検出信号の時間変化は、全域において上限出力L+81および下限出力L−81の間に位置している。これにより、判定部83は、構造体95を含む装置は正常に作動したと判定する。
一方、図13(b)では、熱流束センサ811が出力する検出信号の時間変化は、図13(b)上の領域A82において上限出力L+81より大きくなったり下限出力L−81より小さくなったりしている。これにより、判定部83は、構造体95を含む装置は正常でない作動をしたと判定する。これは、例えば、構造体95を含む装置が作動中に意図しない物体に衝突したなど、「正常」な作動時に作用する外力を上回る外力が構造体95に作用したことなどが考えられる。
第八実施形態による歪み検出装置8では、判定部83には、熱流束センサ811,821の検出信号の出力に対する上限出力および下限出力が設定されている。構造体95を含む装置を使用するとき、取付部材97に作用する外力によって構造体95が変形する。この変形に起因する弾性部材812,822の内部と外部との間の熱流束の大きさを熱流束センサ811,821によって検出する。熱流束センサ811,821の検出信号の出力が上限出力と下限出力との間にある場合、構造体95に作用する外力が所定の範囲内となっていることがわかる。一方、熱流束センサ811,821の検出信号の出力が上限出力より大きい場合または下限出力より小さい場合、構造体95に作用する外力が所定の範囲外となっていることがわかる。
このように、第八実施形態による歪み検出装置8は、熱流束センサ811,821の検出信号の大きさに基づいて構造体95に作用する外力変動を検出することができるため、構造体95の変形が許容範囲内であるか否かを判定することができる。これにより、第八実施形態は、第一実施形態の効果(a)〜(d)を奏するとともに、構造体95を含む装置の作動状態を判定することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、構造体は、「被締結部材」としてのベースおよび取付部材と、「締結部」としてのステンレスボルトを有するとした。しかしながら、構造体の構成はこれに限定されない。三つ以上の「被締結部材」を一つの「締結部」で締結してもよい。また、三つ以上の「締結部」で二つ以上の「被締結部材」を締結してもよい。
第一実施形態では、弾性部材は、構造体に作用する外力によって溝におけるベースと取付部材との間隔が変化することによって伸縮するとした。しかしながら、弾性部材の伸縮は、これに限定されない。構造体を形成する複数の部材の少なくとも一つの変形に応じて伸縮可能であればよい。
上述の実施形態では、ベースおよび取付部材は、金属から形成されるとした。しかしながら、ベースおよび取付部材を形成する材料はこれに限定されない。樹脂であってもよい。
上述の実施形態では、構造体は、二つの「被締結部材」を締結する「締結部」をステンレスボルトとした。しかしながら、「締結部」はこれに限定されない。溶接や接着剤による締結であってもよい。この場合、「締結部」は、溶接ビート、または、接着剤となる。
上述の実施形態では、熱流束センサは、熱可塑性樹脂からなるフィルムなどから形成されるとした。しかしながら、熱流束センサの構成はこれに限定されない。弾性部材の内部と外部との間に熱流束を単位時間ごとに検出可能であればよい。
上述の実施形態では、「伸縮可能部材」としての弾性部材は、バイトンゴムから形成されるとした。しかしながら、「伸縮可能部材」を形成する材料はこれに限定されない。収縮すると発熱し伸長すると吸熱する材料であればよく、他の種類のゴムや、樹脂、金属であってもよい。
第五実施形態に記載の一つの弾性部材を二つの熱流束センサで挟み込む歪み検出装置を第二、三、四、七、八実施形態に適用してもよい。
第六実施形態に記載の一つの弾性部材の一方の側に二つの熱流束センサを備える歪み検出装置を第二、三、四、七、八実施形態に適用してもよい。
第七実施形態に記載の組付部材を備える歪み検出装置に第二実施形態のスペーサを適用してもよい。
第八実施形態では、熱流束センサと弾性部材との組み合わせを二つ用いて取付部材に作用する外力の方向を検出し外力が所定の範囲内となっているか否かを判定するとした。しかしながら、熱流束センサと弾性部材との組み合わせを一つ用いて外力が所定の範囲内となっているか否かを判定してもよい。
第八実施形態では、上限出力および下限出力の設定条件をサンプリング回数30回の標準偏差の3倍であるとした。しかしながら、上限出力および下限出力の設定条件は、これらに限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1,2,3,4,5,6,7,8・・・歪み検出装置
90,95・・・構造体
10,50,60,811,821・・・熱流束センサ(熱流束検出部)
16,812,822・・・弾性部材(伸縮可能部材)
93,94・・・ステンレスボルト(締結部)
91,96・・・ベース(被締結部材)
92,97・・・取付部材(被締結部材)

Claims (12)

  1. 締結部(93,94)によって締結されている複数の被締結部材(77,91,92,96,97)からなる構造体(90,95)の歪みエネルギを検出可能な歪み検出装置であって、
    前記締結部および複数の前記被締結部材の少なくとも一つの変形に応じて伸縮可能に設けられ、収縮すると発熱し伸長すると吸熱する伸縮可能部材(16,812,822)と、
    前記伸縮可能部材の伸縮に応じて変形可能であって前記伸縮可能部材の熱が伝わるよう設けられ、前記伸縮可能部材の内部と外部との間の熱の流れである熱流束を検出可能な熱流束検出部(10,50,60,811,821)と、
    を備える歪み検出装置。
  2. 熱流束検出部は、
    熱可塑性樹脂から形成され、厚さ方向に貫通する複数のビアホール(111)を有する絶縁基材(11)、
    前記絶縁基材の一方の面に設けられる第一導電パターン(114)、
    前記絶縁基材の他方の面に設けられる第二導電パターン(115)、
    金属から形成され複数の前記ビアホールの一部に設けられる複数の第一層間接続部材(14)、
    および、
    前記第一層間接続部材とは異なる金属から形成され、前記第一層間接続部材が設けられる前記ビアホールに隣り合う前記ビアホールに設けられる複数の第二層間接続部材(15)、
    を有し、
    前記第一層間接続部材と前記第二層間接続部材とは、前記第一導電パターンおよび前記第二導電パターンによって交互に直列に接続されている請求項1に記載の歪み検出装置。
  3. 前記伸縮可能部材および前記熱流束検出部は、複数の前記被締結部材の間に設けられる請求項1または2に記載の歪み検出装置。
  4. 前記伸縮可能部材および前記熱流束検出部は、複数の前記被締結部材の少なくとも一つの被締結部材が有する溝(920,963,964)に設けられている請求項3に記載の歪み検出装置。
  5. 複数の前記被締結部材の一の被締結部材と他の被締結部材との間に設けられ、前記伸縮可能部材および前記熱流束検出部を収容可能な収容空間(210)を有するスペーサ(21)をさらに備える請求項3に記載の歪み検出装置。
  6. 前記締結部は、ボルトであって、
    複数の前記被締結部材の少なくとも一つの被締結部材と前記ボルトとの間に設けられ、前記伸縮可能部材および前記熱流束検出部を収容可能な収容空間(450,940)を有するワッシャ(45,943)をさらに備える請求項1または2に記載の歪み検出装置。
  7. 前記ワッシャは、複数の前記被締結部材の一の被締結部材と前記ボルトとの間に設けられ前記ボルトの頭部(941)を当接する座金部(451)、および、前記座金部と複数の前記被締結部材の他の被締結部材との間に設けられる延長部(452)を有し、
    前記伸縮可能部材および前記熱流束検出部は、前記延長部の前記他の被締結部材に対向する延長部側端面(453)と前記他の被締結部材の前記延長部側端面に対向する部材側端面(912)との間に設けられ、
    前記伸縮可能部材は、前記延長部側端面または前記部材側端面のいずれか一方に密着し、前記熱流束検出部は、前記延長部側端面または前記部材側端面のいずれか他方に密着している請求項6に記載の歪み検出装置。
  8. 前記熱流束検出部は、前記伸縮可能部材を挟むよう二つ設けられる請求項1〜7のいずれか一項に記載の歪み検出装置。
  9. 二つの前記熱流束検出部は、前記伸縮可能部材の一方の側に二つ並べて設けられる請求項1〜7のいずれか一項に記載の歪み検出装置。
  10. 複数の前記被締結部材の一の被締結部材に固定可能に形成され、前記熱流束検出部を支持可能な一の組付部材(71)と、
    複数の前記被締結部材の他の被締結部材に固定可能に形成され、前記伸縮可能部材を支持可能な他の組付部材(72)と、
    をさらに備える請求項1〜9のいずれか一項に記載の歪み検出装置。
  11. 前記一の組付部材または前記他の組付部材に設けられ、前記伸縮可能部材または前記熱流束検出部を支持する支持面(732)を有し、前記一の組付部材または前記他の組付部材に対する前記支持面の位置を調整可能な調整ねじ(73)をさらに備える請求項10に記載の歪み検出装置。
  12. 前記熱流束検出部の検出結果に基づいて前記構造体に作用する外力が所定の範囲内となっているか否かを判定可能な判定部(83)をさらに備える請求項1〜11のいずれか一項に記載の歪み検出装置。
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