JP6641541B1 - 事故点標定装置 - Google Patents

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Abstract

事故点標定装置(1)は、第1の相の遮断器が収容されている第1のタンクと第2の相の遮断器が収容されている第2のタンクと第3の相の遮断器が収容されている第3のタンクとを有するガス絶縁開閉装置における事故点を標定する。事故点標定装置(1)は、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとの各々と、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとが接続されている接地極との間を流れる各電流の波形を測定する測定部(7)と、各電流の波形を測定した結果に基づいて、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとにおける事故点の標定のための処理を実行する標定処理部(8)と、を備える。

Description

本発明は、三相分離型のガス絶縁開閉装置における事故点を標定する事故点標定装置に関する。
従来、事故点標定装置では、ガス区分に相当するタンクごとにタンク内の圧力を監視し、地絡あるいは短絡によって生じる圧力上昇を検出することによって、地絡あるいは短絡の事故があった事故点の標定が行われている。遮断器を収容する遮断器タンクでは、地絡あるいは短絡があった場合の他に、電流の遮断時に生じるアークによってもタンク内の圧力が上昇する。このため、事故点標定装置は、遮断器タンク内における短絡と遮断器による遮断との識別が可能であることが求められている。
特許文献1には、遮断器タンクと、遮断器タンクに隣り合う各タンクとの間に変流器を設け、各変流器に流れる電流の極性に基づいて遮断器タンク内における地絡を監視する事故点標定装置が開示されている。特許文献1によると、三相一括型のガス絶縁開閉装置を構成する遮断器タンクについての地絡の監視のために、変流器は、遮断器タンクと母線タンクとの間、遮断器タンクとケーブルヘッドタンクとの間、ならびに遮断器タンクとアースとの間の各々に設けられる。
特開平8−79923号公報
三相分離型のガス絶縁開閉装置において相ごとの遮断器タンク内における地絡を監視する場合に、上記特許文献1の技術が適用されると、三相一括型の場合に対して3倍の数の変流器が必要となる。このため、遮断器タンクについての事故点の標定のためには、多くの変流器が必要になる。上記の特許文献1の技術によると、事故点の標定のために多くの構成要素をガス絶縁開閉装置に設ける必要があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遮断器を収容するタンクにおける事故点の標定のためにガス絶縁開閉装置に設けられる構成要素を低減可能とする事故点標定装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる事故点標定装置は、第1の相の遮断器が収容されている第1のタンクと第2の相の遮断器が収容されている第2のタンクと第3の相の遮断器が収容されている第3のタンクとを有するガス絶縁開閉装置における事故点を標定する。本発明にかかる事故点標定装置は、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとの各々と、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとが接続されている接地極との間を流れる各電流の波形を測定する測定部と、各電流の波形を測定した結果に基づいて、第1のタンクと第2のタンクと第3のタンクとにおける事故点の標定のための処理を実行する標定処理部と、を備える。標定処理部は、各電流のうちの1つである電流に、各電流のうちの他の2つである電流の各々に対する位相のずれが生じたことに基づいて事故点を標定する。
本発明によれば、事故点標定装置は、遮断器を収容するタンクにおける事故点の標定のためにガス絶縁開閉装置に設けられる構成要素を低減できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる事故点標定装置の構成を示すブロック図 図1に示す事故点標定装置による標定の対象とされるガス絶縁開閉装置の概略構成を示す図 図1に示す事故点標定装置が有する標定処理部による処理について説明するための図 実施の形態1にかかる事故点標定装置のハードウェア構成の例を示す第1の図 実施の形態1にかかる事故点標定装置のハードウェア構成の例を示す第2の図 本発明の実施の形態2にかかる事故点標定装置による標定の対象とされるガス絶縁開閉装置の概略構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる事故点標定装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる事故点標定装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す事故点標定装置による標定の対象とされるガス絶縁開閉装置の概略構成を示す図である。図2に示すガス絶縁開閉装置10は、発電所または変電所といった電力設備に設置される。
ガス絶縁開閉装置10では、U相、V相およびW相の三相の母線に電圧が印加される。母線からは、送受電対象へ向けて三相の各々の配線が分岐されている。母線から分岐された配線である分岐線には、遮断器が接続されている。母線、分岐線および遮断器は、絶縁ガスが封入されているタンク内に収容される。ガス絶縁開閉装置10は、分岐線が相ごとに互いに別のタンクに収容されているいわゆる三相分離型のガス絶縁開閉装置である。なお、三相分離型のガス絶縁開閉装置では、地絡は発生する場合がある一方、相間短絡は発生しない。
ガス絶縁開閉装置10は、第1のタンクである遮断器タンク12aと、第2のタンクである遮断器タンク12bと、第3のタンクである遮断器タンク12cとを有する。遮断器タンク12aは、第1の相であるU相の遮断器が収容されているタンクである。遮断器タンク12bは、第2の相であるV相の遮断器が収容されているタンクである。遮断器タンク12cは、第3の相であるW相の遮断器が収容されているタンクである。母線タンク11は、母線が収容されているタンクである。接続タンク13は、母線タンク11および遮断器タンク12a,12b,12c以外のタンクである。接続タンク13の各々には、分岐線あるいは分岐線に接続されている機器が収容されている。
図1に示す母線タンク11、遮断器タンク12a,12b,12cおよび接続タンク13は、1つのユニットを構成している。ガス絶縁開閉装置10には、複数のユニットが設けられている。
遮断器タンク12aは、架台14aの上に設置されている。遮断器タンク12bは、架台14bの上に設置されている。遮断器タンク12cは、架台14cの上に設置されている。母線タンク11と接続タンク13との各々は、遮断器タンク12a,12b,12cと同様に架台の上に設置されている。図2では、母線タンク11が設置されている架台と各接続タンク13が設置されている架台との図示を省略している。
架台14aと架台14bと架台14cとは、金属ベース17の上に設置されている。架台14aは、金属ベース17上にて遮断器タンク12aを支持する。架台14bは、金属ベース17上にて遮断器タンク12bを支持する。架台14cは、金属ベース17上にて遮断器タンク12cを支持する。金属ベース17は、ユニットごとに設けられている。
金属ベース17には、接地極18が接続されている。遮断器タンク12aと、遮断器タンク12bと、遮断器タンク12cとは、架台14a,14b,14cおよび金属ベース17を介して接地極18に接続されている。接地極18は、金属ベース17と接地メッシュ19とを接続している。接地メッシュ19は、電力設備の地下に設けられている。接地メッシュ19は、網目状に敷設された銅線である。銅線の間隔は、1mから10m程度である。銅線の断面積は、100mm程度である。
母線タンク11と遮断器タンク12a,12b,12cと接続タンク13との各々には、圧力センサ15が設けられている。圧力センサ15は、タンク内の圧力を検出する。なお、遮断器タンク12aに設けられている圧力センサ15は圧力センサ15a、遮断器タンク12bに設けられている圧力センサ15は圧力センサ15b、遮断器タンク12cに設けられている圧力センサ15は圧力センサ15cと称する。
変流器(Current Transformer:CT)16a,16b,16cは、電流を検出する。CT16aは、架台14aを構成する柱の1つに取り付けられている。CT16bは、架台14bを構成する柱の1つに取り付けられている。CT16cは、架台14cを構成する柱の1つに取り付けられている。CT16a,16b,16cは、いわゆる貫通型変流器である。
図1に示す事故点標定装置1は、ガス絶縁開閉装置10における事故点を標定する。事故点標定装置1は、ガス絶縁開閉装置10とともに、電力設備に設置される。ガス絶縁開閉装置10に設けられている各圧力センサ15は、信号線を介して事故点標定装置1と接続されている。各圧力センサ15は、圧力の検出結果を示す圧力信号を事故点標定装置1へ出力する。ガス絶縁開閉装置10に設けられている各CT16a,16b,16cは、信号線を介して事故点標定装置1と接続されている。各CT16a,16b,16cは、電流の検出結果を示す電流信号を事故点標定装置1へ出力する。
事故点標定装置1は、各種の演算処理を実行する演算部2と、各圧力センサ15からの圧力信号が入力される圧力信号入力部3と、各CT16a,16b,16cからの電流信号が入力される電流信号入力部4と、情報を表示する表示部5とを有する。演算部2は、各タンクについてタンク内部における圧力上昇の有無を判定する判定部6と、電流波形を測定する測定部7と、事故点の標定のための処理を実行する標定処理部8とを有する。判定部6は、圧力信号を処理することによって、圧力上昇の有無を判定する。測定部7は、電流信号を処理することによって、電流波形を測定する。表示部5は、標定処理部8による事故点の標定結果を表示する。
ここで、事故点標定装置1による事故点の標定について説明する。判定部6は、母線タンク11および接続タンク13に設けられている圧力センサ15からの圧力信号に基づいて、母線タンク11および接続タンク13での圧力上昇の有無を監視する。母線タンク11および接続タンク13のうちのいずれか1つにおいて圧力上昇があったと判定部6によって判定された場合に、標定処理部8は、圧力上昇ありと判定されたタンクを事故点と標定する。このように、標定処理部8は、母線タンク11および接続タンク13のいずれかにおいて地絡が発生した場合、判定部6による圧力上昇の有無の判定結果に基づいて、母線タンク11および接続タンク13における事故点を判定する。
判定部6は、圧力センサ15a,15b,15cからの圧力信号に基づいて、遮断器タンク12a,12b,12cでの圧力上昇の有無を監視する。また、測定部7は、CT16a,16b,16cからの電流信号に基づいて、CT16a,16b,16cにおける電流の検出の有無を監視する。すなわち、測定部7は、遮断器タンク12aから架台14aを経て接地極18へ流れる電流の有無と、遮断器タンク12bから架台14bを経て接地極18へ流れる電流の有無と、遮断器タンク12cから架台14cを経て接地極18へ流れる電流の有無とを監視する。CT16a,16b,16cにおいて電流が検出された場合、測定部7は、検出された各電流の波形を測定する。
標定処理部8は、遮断器タンク12a,12b,12cのうちの1つが圧力上昇ありと判定され、かつ当該1つのタンクと接地極18との間を流れる電流の位相が他の2つのタンクの各々と接地極18との間を流れる各電流の位相に対してずれている場合に、当該1つのタンクを事故点と標定する。このように、標定処理部8は、圧力上昇の有無を判定した結果と各電流の波形を測定した結果とに基づいて、遮断器タンク12aと遮断器タンク12bと遮断器タンク12cとにおける事故点の標定のための処理を実行する。
ここで、図2に示すように、遮断器タンク12a内の位置28において地絡が発生したとする。遮断器タンク12a内における地絡の発生により、遮断器タンク12a内の圧力は上昇する。
地絡によって分岐線と遮断器タンク12aとの間を流れた電流のうちの一部である地絡電流25は、遮断器タンク12aから接続タンク13および母線タンク11を通って、電力設備における電源である変圧器へ流れる。また、分岐線と遮断器タンク12aとの間を流れた電流のうちの一部である地絡電流21は、架台14aを通って金属ベース17へ流れる。CT16aは、地絡電流21を検出する。金属ベース17へ流れた地絡電流21の一部である地絡電流24は、金属ベース17から接地極18および接地メッシュ19を通って変圧器へ流れる。
金属ベース17へ流れた地絡電流21の一部である地絡電流22は、金属ベース17から架台14bを通って遮断器タンク12bへ流れる。CT16bは、地絡電流22を検出する。遮断器タンク12bへ流れた地絡電流22の一部である地絡電流26は、遮断器タンク12bから接続タンク13および母線タンク11を通って変圧器へ流れる。
また、金属ベース17へ流れた地絡電流21の一部である地絡電流23は、金属ベース17から架台14cを通って遮断器タンク12cへ流れる。CT16cは、地絡電流23を検出する。遮断器タンク12cへ流れた地絡電流23の一部である地絡電流27は、遮断器タンク12cから接続タンク13および母線タンク11を通って変圧器へ流れる。
図3は、図1に示す事故点標定装置が有する標定処理部による処理について説明するための図である。図3の上段に示すグラフは、圧力センサ15aによって検出される圧力と時間との関係を表している。図3の下段に示すグラフは、CT16a,16bによって検出される電流と時間との関係を表している。
時刻T1は、位置28において地絡が発生した時刻である。位置28において地絡が発生すると、ガス絶縁開閉装置10は、遮断器タンク12a,12b,12c内の各遮断器に開極動作を行わせる。時刻T2は、各遮断器の開極動作によって電流の遮断が完了した時刻である。地絡は、時刻T1から時刻T2までの期間において継続される。
位置28にて地絡が発生したことによって、圧力センサ15aによって検出される圧力は時刻T1から時刻T2までの間において上昇する。時刻T2以降は、遮断器タンク12aの放熱によって、圧力は緩やかに低下する。判定部6は、圧力センサ15aによって検出される圧力が上昇を開始してから、あらかじめ設定された閾値ΔPよりも圧力が上昇した場合に、圧力上昇ありと判定する。閾値ΔPは、地絡時における最低圧力上昇を算出した結果に基づいてタンクごとに設定される。閾値ΔPは、タンクごとに異なる値であっても良く、ガス絶縁開閉装置10に設けられている全てのタンクについて共通の値であっても良い。
位置28にて地絡が発生したことによって、地絡電流21,22,23,24,25,26,27が発生する。CT16aによって地絡電流21が検出されると、測定部7は、CT16aからの電流信号に基づいて地絡電流21の電流波形を測定する。CT16bによって地絡電流22が検出されると、測定部7は、CT16bからの電流信号に基づいて地絡電流22の電流波形を測定する。CT16cによって地絡電流23が検出されると、測定部7は、CT16cからの電流信号に基づいて地絡電流23の電流波形を測定する。図3の下段には、地絡電流21の電流波形I1と地絡電流22の電流波形I2とを示している。
地絡電流21の向きと地絡電流22の向きとは互いに逆であることから、電流波形I1と電流波形I2とは、互いに逆位相となる。すなわち、地絡電流21の位相は、地絡電流22の位相とは180度ずれる。地絡電流23の向きは、地絡電流22の向きと同じであることから、地絡電流23の電流波形は、電流波形I2と同位相となる。すなわち、地絡電流23の位相と地絡電流22の位相とには、ずれは生じない。したがって、測定部7での測定によって得られる3つの電流波形のうち、電流波形I1のみに、他の2つの電流波形に対する位相ずれが生じる。なお、地絡電流23の電流波形については、電流波形I2とは振幅が異なる以外は電流波形I2と同じとなるため、図示を省略している。
標定処理部8は、遮断器タンク12aにおいて圧力上昇ありと判定部6において判定されたことと、測定部7によって測定された電流波形のうち電流波形I1のみに位相ずれが生じたこととに基づいて、遮断器タンク12aを事故点と標定する。標定処理部8は、遮断器タンク12b内あるいは遮断器タンク12c内において地絡が発生した場合も、遮断器タンク12aの場合と同様に、事故点を標定する。
なお、遮断器タンク12a,12b,12c内において、地絡によらない遮断を遮断器が行った場合は、判定部6によって圧力上昇ありの判定がなされる一方、地絡電流21,22,23は検出されない。これにより、標定処理部8は、地絡電流21,22,23の検出の有無に基づいて、遮断器タンク12a,12b,12c内において短絡が発生した場合と、地絡によらない遮断を遮断器が行った場合とを識別することができる。
遮断器タンク12a,12b,12cから接続タンク13および母線タンク11を通って電源へ地絡電流25,26,27が流れる経路におけるインピーダンスは、接地極18および接地メッシュ19を通って電源へ地絡電流24が流れる経路におけるインピーダンスよりも低い。具体例を挙げると、接地メッシュ19における単位距離当たりのインピーダンスの値が1Ωオーダーの値であるのに対し、タンクの表面における単位距離当たりのインピーダンスの値は10mΩオーダーの値となる。タンクの表面を通る経路のインピーダンスの値は、接地メッシュ19を通る経路のインピーダンスの値と比べて1桁小さい値となるため、地絡電流25,26,27の経路におけるインピーダンスのほうが地絡電流24の経路におけるインピーダンスよりも低くなる。
金属ベース17へ地絡電流21が流れたときに、このようなインピーダンスの違いの影響により、接地極18へ地絡電流24が流れるほかに、架台14b,14cを通って遮断器タンク12b,12cへ地絡電流22,23が流れ、さらに遮断器タンク12b,12cから母線タンク11へ地絡電流26,27が流れる。このように、架台14bを通って遮断器タンク12bへ流れる地絡電流22と架台14cを通って遮断器タンク12cへ流れる地絡電流23とが発生することによって、CT16b,16cでは、測定部7による電流波形の測定に十分な電流量の地絡電流22,23が検出可能となる。
事故点標定装置1は、ユニット1つ当たりに3つのCT16a,16b,16cが設置されることで、遮断器タンク12a,12b,12cにおける地絡を監視することができる。事故点標定装置1は、遮断器タンク12a,12b,12cの各々について、隣り合う全てのタンクとの間にCTが必要である場合と比べて、少ない数のCT16a,16b,16cを用いて事故点を標定することができる。
なお、遮断器タンク12a,12b,12cは、金属ベース17を介して接地極18に接続されているものに限られない。架台14a,14b,14cは、金属ベース17上に設置されていなくても良い。遮断器タンク12a,12b,12cは、遮断器タンク12a,12b,12cの各々に設けられた接地線が接地メッシュ19に接続されることによって接地される。この場合、架台14aから接地メッシュ19へ流れた地絡電流21の一部が、接地メッシュ19を通って架台14bと架台14cとの各々へ流れることによって、金属ベース17が用いられる場合と同様に、地絡電流22,23を発生させることができる。
次に、事故点標定装置1が有するハードウェア構成について説明する。事故点標定装置1が有する演算部2の機能は、処理回路を使用して実現される。処理回路は、事故点標定装置1に搭載される専用のハードウェアである。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであっても良い。
図4は、実施の形態1にかかる事故点標定装置のハードウェア構成の例を示す第1の図である。図4には、事故点標定装置1の機能が専用のハードウェアを使用して実現される場合におけるハードウェア構成を示している。事故点標定装置1は、各種処理を実行する処理回路31と、事故点標定装置1の外部の機器との接続のためのインタフェース32と、各種情報を記憶する外部記憶装置33と、出力デバイスである表示装置34とを備える。処理回路31とインタフェース32と外部記憶装置33と表示装置34とは、相互に通信可能に接続されている。
専用のハードウェアである処理回路31は、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらの組み合わせである。判定部6、測定部7および標定処理部8の各機能は、処理回路31を用いて実現される。
圧力信号入力部3および電流信号入力部4の各機能は、インタフェース32を用いて実現される。外部記憶装置33は、標定処理部8による標定結果と、判定部6における判定のための閾値ΔPとを記憶する。表示装置34は、標定結果などの情報を画面にて表示する。表示部5の機能は、表示装置34を用いて実現される。事故点標定装置1は、閾値ΔPなどの情報の入力のための入力デバイスを備えていても良い。
図5は、実施の形態1にかかる事故点標定装置のハードウェア構成の例を示す第2の図である。図5には、プログラムを実行するハードウェアを用いて演算部2の機能が実現される場合におけるハードウェア構成を示している。事故点標定装置1は、プロセッサ35とメモリ36とインタフェース32と外部記憶装置33と表示装置34とを有する。プロセッサ35とメモリ36とインタフェース32と外部記憶装置33と表示装置34は、相互に通信可能に接続されている。
プロセッサ35は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。判定部6、測定部7および標定処理部8の各機能は、プロセッサ35と、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、内蔵メモリであるメモリ36に格納される。メモリ36は、不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)またはEEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。
実施の形態1によると、事故点標定装置1は、遮断器タンク12a,12b,12cの各々と接地極18との間を流れる各電流の波形を測定する。事故点標定装置1は、遮断器タンク12a,12b,12cにおける圧力上昇の有無を判定した結果と各電流の波形を測定した結果とに基づいて、遮断器タンク12a,12b,12cにおける事故点の標定のための処理を実行する。事故点標定装置1は、電流波形の測定のために設置されるCT16a,16b,16cの数を少なくすることができる。これにより、事故点標定装置1は、遮断器を収容するタンクにおける事故点の標定のためにガス絶縁開閉装置10に設けられる構成要素を低減できるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる事故点標定装置1は、事故点標定装置1が有するタンクのうち遮断器タンク12a,12b,12cのいずれでもないタンクの各々について圧力上昇が無いと判定された場合において、遮断器タンク12a,12b,12cの各々と接地極18との間を流れる各電流の波形を測定した結果に基づいて、遮断器タンク12a,12b,12cのうちの1つを事故点と標定する。実施の形態2では、上記の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1とは異なる構成について主に説明する。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる事故点標定装置による標定の対象とされるガス絶縁開閉装置の概略構成を示す図である。図6に示すガス絶縁開閉装置10では、圧力センサ15は、母線タンク11と接続タンク13との各々に設けられている。すなわち、圧力センサ15は、ガス絶縁開閉装置10が有するタンクのうち遮断器タンク12aと遮断器タンク12bと遮断器タンク12cとのいずれでもないタンクの各々に設けられている。実施の形態2では、遮断器タンク12a,12b,12cの各々には、圧力センサ15が設けられていない。
実施の形態2にかかる事故点標定装置1は、図1に示す事故点標定装置1と同様の構成を備える。実施の形態2では、圧力信号入力部3には、母線タンク11と接続タンク13との各々に設けられている圧力センサ15からの圧力信号が入力される。判定部6は、母線タンク11および接続タンク13に設けられている圧力センサ15からの圧力信号に基づいて、母線タンク11および接続タンク13での圧力上昇の有無を監視する。母線タンク11および接続タンク13のうちのいずれか1つにおいて圧力上昇があったと判定部6によって判定された場合に、標定処理部8は、圧力上昇ありと判定されたタンクを事故点と標定する。
測定部7は、CT16a,16b,16cからの電流信号に基づいて、CT16a,16b,16cにおける電流の検出の有無を監視する。標定処理部8は、遮断器タンク12a,12b,12c以外のタンクである母線タンク11および接続タンク13の各々について圧力上昇が無いと判定され、かつ、遮断器タンク12a,12b,12cのうちの1つと接地極18との間を流れる電流の位相が他の2つのタンクの各々と接地極18との間を流れる各電流の位相に対してずれている場合に、当該1つのタンクを事故点と標定する。標定処理部8は、母線タンク11および接続タンク13の各々について圧力上昇が無いと判定された場合において、実施の形態1の場合と同様に、各電流の波形を測定した結果に基づいて、遮断器タンク12aと遮断器タンク12bと遮断器タンク12cとについての事故点の標定を行う。なお、実施の形態2おいても、事故点標定装置1が有する演算部2の機能は、実施の形態1と同様に、処理回路を使用して実現される。
実施の形態2によると、事故点標定装置1は、実施の形態1の場合と同様に、電流波形の測定のために設置されるCT16a,16b,16cの数を少なくすることができる。また、事故点標定装置1は、遮断器タンク12a,12b,12cに圧力センサ15を設ける必要が無いため、事故点の標定のために設置される圧力センサ15の数を少なくすることができる。これにより、事故点標定装置1は、遮断器を収容するタンクにおける事故点の標定のためにガス絶縁開閉装置10に設けられる構成要素を低減できるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 事故点標定装置、2 演算部、3 圧力信号入力部、4 電流信号入力部、5 表示部、6 判定部、7 測定部、8 標定処理部、10 ガス絶縁開閉装置、11 母線タンク、12a,12b,12c 遮断器タンク、13 接続タンク、14a,14b,14c 架台、15,15a,15b,15c 圧力センサ、16a,16b,16c CT、17 金属ベース、18 接地極、19 接地メッシュ、21,22,23,24,25,26,27 地絡電流、28 位置、31 処理回路、32 インタフェース、33 外部記憶装置、34 表示装置、35 プロセッサ、36 メモリ。

Claims (6)

  1. 第1の相の遮断器が収容されている第1のタンクと第2の相の遮断器が収容されている第2のタンクと第3の相の遮断器が収容されている第3のタンクとを有するガス絶縁開閉装置における事故点を標定する事故点標定装置であって、
    前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとの各々と、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとが接続されている接地極との間を流れる各電流の波形を測定する測定部と、
    前記各電流の波形を測定した結果に基づいて、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとにおける前記事故点の標定のための処理を実行する標定処理部と、
    を備え
    前記標定処理部は、前記各電流のうちの1つである電流に、前記各電流のうちの他の2つである電流の各々に対する位相のずれが生じたことに基づいて前記事故点を標定することを特徴とする事故点標定装置。
  2. 前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとの各々についてタンク内部における圧力上昇の有無を判定する判定部を備え、
    前記標定処理部は、前記圧力上昇の有無を判定した結果と前記各電流の波形を測定した結果とに基づいて、前記事故点の標定のための処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の事故点標定装置。
  3. 前記標定処理部は、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとのうちの1つのタンクに前記圧力上昇があると判定され、かつ前記1つのタンクと前記接地極との間を流れる電流の位相が、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとのうち前記1つのタンク以外の2つのタンクの各々と前記接地極との間を流れる各電流の位相に対してずれている場合に、前記1つのタンクを前記事故点と標定することを特徴とする請求項2に記載の事故点標定装置。
  4. 前記ガス絶縁開閉装置が有するタンクのうち前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとを除く各タンクについてタンク内部における圧力上昇の有無を判定する判定部を備え、
    前記標定処理部は、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとを除く前記各タンクについて前記圧力上昇が無いと判定され、かつ、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとのうちの1つのタンクと前記接地極との間を流れる電流の位相が、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとのうち前記1つのタンク以外の2つのタンクの各々と前記接地極との間を流れる各電流の位相に対してずれている場合に、前記1つのタンクを前記事故点と標定することを特徴とする請求項1に記載の事故点標定装置。
  5. 前記測定部は、前記第1のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流と、前記第2のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流と、前記第3のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流との各波形を測定することを特徴とする請求項1に記載の事故点標定装置。
  6. 第1の相の遮断器が収容されている第1のタンクと第2の相の遮断器が収容されている第2のタンクと第3の相の遮断器が収容されている第3のタンクとを有するガス絶縁開閉装置における事故点を標定する事故点標定装置であって、
    前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとの各々と、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとが接続されている接地極との間を流れる各電流の波形を測定する測定部と、
    前記各電流の波形を測定した結果に基づいて、前記第1のタンクと前記第2のタンクと前記第3のタンクとにおける前記事故点の標定のための処理を実行する標定処理部と、
    を備え、
    前記測定部は、前記第1のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流と、前記第2のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流と、前記第3のタンクを支持する架台に取り付けられている変流器によって検出された電流との各波形を測定することを特徴とする事故点標定装置。
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