JP6639859B2 - 切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ - Google Patents

切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ Download PDF

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Description

本発明は、フェーズド・アレイ・アンテナに関し、より具体的には、高周波数通信システムとともに使用するための低コストのアクティブ・アレイ・アンテナに関する。
フェーズド・アレイ・アンテナ(「PAA」)は、(例えば、航空機および水陸両用車両のような)様々な可動式プラットフォームに取り付けられ、これらのプラットフォームに、見通し内通信または見通し外通信を介して情報を送受信する能力を提供する。
PAAは、フェーズド・アンテナ・アレイとしても知られ、(一般に、結合アンテナのアレイ要素として知られる)複数のサブアンテナを含む一種のアンテナである。当該複数のサブアンテナでは、アレイ要素に入る各信号の相対的な振幅と位相が、PAAの全ての放射パターンへの影響が所望の方向で強化され望まない方向で抑制されるように変化しうる。換言すれば、様々な方向を指すかまたは様々な方向に向けられうるビームが生成される可能性がある。送信PAAまたは受信PAAを指すビームは、PAA内の各アンテナ要素から送信または受信された信号の振幅と位相を制御することで実現される。
PAAの建設的および破壊的な干渉パターンを形成するために、個々の放射信号が結合される。PAAを使用して、ビームを高速に方位と高度において向けることができる。
不都合なことに、PAAシステムは通常、PAAシステムの意図した利用に依存して大規模かつ複雑である。さらに、既知の送受信(「T/R」)モジュールの複雑性と電力制御のため、PAAが何回も、対応する別個のPAA開口部を有する別々の送信モジュールと受信モジュールで設計される。これにより、PAAのコストとサイズに関する問題が加わる。したがって、一部のアプリケーションでは、PAAの様々な構成要素の空間量は制限され、これらの設計が大きすぎて、PAAに割り当てられうる空間に適合しないおそれがある。
したがって、上述の問題を克服する装置が必要である。
切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ(「STRPAA」)を開示する。1例として、当該STRPAAが、筐体と、上面および底面を有する当該筐体内の多層印刷配線板(「MLPWB」)と、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子と、MLPWBの底面に取り付けられた複数の送受信(「T/R」)モジュールとを備えてもよい。当該STRPAAが複数のビアを備えてもよい。当該複数のビアの各ビアは、MLPWBを通り、当該T/Rモジュールに対向するMLPWBの上面に配置された複数の放射素子の、MLPWBおよび放射素子の底面上の、当該複数のT/RモジュールのT/Rモジュールの間の信号経路として構成される。
本例では、当該複数のT/Rモジュールが、MLPWBの底面と信号通信してもよく、当該複数のT/Rモジュールの各T/Rモジュールを、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子の対応する放射素子に対向するMLPWBの底面に配置してもよい。さらに、当該筐体が圧力板および複数のチャネルを有するハニカム開口板を含んでもよい。
当該圧力板を、当該複数のT/RモジュールをMLPWBの底面に対して押すように構成してもよい。同様に、当該複数の放射素子は、当該ハニカム開口板にほぼ対向するように配置されるように構成される。当該ハニカム開口板に対向して配置したとき、当該複数の要素の各放射素子は、当該ハニカム開口の複数のチャネルの対応するチャネルに配置される。
本発明の他のデバイス、装置、システム、方法、特徴および利点は、以下の図面と詳細な説明を検証すれば当業者には明らかである。全てのかかる追加のシステム、方法、特徴および利点は本説明に含まれ、本発明の範囲内にあり、添付の特許請求の範囲により保護されるものである。
本発明を、以下の図面を参照してより良く理解することができる。図面の構成要素は必ずしも正しい縮尺では描かれておらず、本発明の原理を示すことを重視している。図面では、同じ参照番号は様々な図面にわたって対応する部分を示す。
本発明に従うアンテナ・システムの1実装の例のシステム・ブロック図である。 本発明に従う、図1で示す切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ(「STRPAA」)の1実装の例のブロック図である。 本発明に従う、図2で示す多層印刷配線板(「MLPWB」)の1実装の例の部分断面図である。 本発明に従うMLPWBの1実装の例の部分側面図である。 本発明に従うMLPWBの別の実装の例の部分側面図である。 本発明に従う、図2、3、4、および5で示す放射素子の1実装の例の上面図である。 本発明に従う、図2、4および5で示すハニカム開口板レイアウトの1実装の例の上面図である。 本発明に従う、図4および5で示すRF分散ネットワークの1実装の例の上面図である。 本発明に従うSTRPAAの別の実装の例のシステム・ブロック図である。 図9で示すT/Rモジュールのシステム・ブロック図である。 本発明に従う、図2で示す筐体の1実装の開口例の透視図である。 図12で示す開いた筐体の別の透視図である。 本発明に従う、WAIMシートをハニカム開口板の上部に取り付けていない、図11および12で示す閉じた筐体の透視上面図である。 本発明に従う、WAIMシートをハニカム開口板の上部に取り付けた、図11、12、および13で示す閉じた筐体の透視上面図である。 本発明に従う、図11、12、13、および14に示す筐体の1実装の例の拡大底面透視図である。 本発明に従う圧力板の内面に沿った図11で示すポケットの1実装の例の上面図である。 本発明に従う、複数のPCB(基板対基板)電気的相互接続と組み合わせた、図2、4、5、9、10、および16に示すT/Rモジュールの1実装の例の拡大透視側面図である。 図17に示すT/Rモジュールの拡大透視上面図である。 本発明に従う、図18に示す第1の電力切替えMMIC、第2の電力切替えMMIC、およびビーム処理MMICをモジュール・キャリア内に取り付けたT/Rモジュールの透視上面図である。 本発明に従う図17、18、および19に示すT/Rモジュールの透視底面図である。 本発明に従う送受信モジュール・セラミック・パッケージ(「T/Rモジュール・セラミック・パッケージ」)の1実装の例の部分断面図である。 本発明に従うT/Rモジュール・セラミック・パッケージ2204の底面上のプリント配線組立品の1実装の例の図である。 本発明に従う、図22に示すビーム処理MMICと電力切替えMMICをプリント配線組立品に配設する1実装の例を示す図である。
切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ(「STRPAA」)を開示する。1例として、当該STRPAAが、筐体と、上面および底面を有する当該筐体内の多層印刷配線板(「MLPWB」)と、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子と、MLPWBの底面に取り付けられた複数の送受信(「T/R」)モジュールとを備えてもよい。当該STRPAAが複数のビアを備えてもよい。当該複数のビアの各ビアは、MLPWBを通り、当該T/Rモジュールに対向するMLPWBの上面に配置された複数の放射素子の、MLPWBおよび放射素子の底面上の、当該複数のT/RモジュールのT/Rモジュールの間の信号経路として構成される。
本例では、当該複数のT/Rモジュールが、MLPWBの底面と信号通信してもよく、当該複数のT/Rモジュールの各T/Rモジュールを、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子の対応する放射素子に対向するMLPWBの底面に配置してもよい。さらに、当該筐体が圧力板および複数のチャネルを有するハニカム開口板を含んでもよい。
当該圧力板を、当該複数のT/RモジュールをMLPWBの底面に対して押すように構成してもよい。同様に、当該複数の放射素子は、当該ハニカム開口板にほぼ対向するように配置されるように構成される。当該ハニカム開口板に対向して配置したとき、当該複数の要素の各放射素子は、当該ハニカム開口の複数のチャネルの対応するチャネルに配置される。
本例では、当該STRPAAは、タイル構成を含む共通開口フェーズド・アレイ・アンテナである。当該T/Rモジュールが平面状回路構成を利用してもよい。
図1を参照すると、本発明に従うアンテナ・システム100の1実装の例のシステム・ブロック図が図示されている。本例では、アンテナ・システム100がSTRPAA102、コントローラ104、温度制御システム106、および電源108を含んでもよい。STRPAA102がそれぞれ、信号経路110、112、および114を介して、コントローラ104、温度制御システム106、および電源108と信号通信してもよい。コントローラ104がそれぞれ、信号経路116および118を介して、電源108および温度制御システム106と信号通信してもよい。電源108はまた、信号経路120を介して温度制御システム106と信号通信する。
本例では、STRPAA102は、組み合せてSTRPAA102を通じて信号を送信(122)し受信(124)できる対応する放射素子を有する複数のT/Rモジュールを備えたフェーズド・アレイ・アンテナ(「PAA」)である。本例では、STRPAA102を、K帯域周波数範囲(即ち、NATOのK帯域に対して約20GHzから40GHz、IEEEのK帯域に対して18GHzから26.5GHz)内で動作するように構成してもよい。
電源108は、アンテナ・システム100内の他のユニット(即ち、STRPAA102、コントローラ104、および温度制御システム106)に電力を供給する装置、コンポーネント、および/またはモジュールである。さらに、コントローラ104は、アンテナ・システム100の動作を制御する装置、コンポーネント、および/またはモジュールである。コントローラ104は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの何れかでプログラムできるプロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、または他種の装置であってもよい。コントローラ104が、STRPAA102、偏波、タッパーのアレイ指示角、およびSTRPAA102の一般的動作を制御してもよい。
温度制御システム106は、STRPAA102の温度を制御できる装置、コンポーネント、および/またはモジュールである。動作の1例では、何らかのタイプの冷却を必要とする点までSTRPAA102が加熱されたとき、これはコントローラ104、温度制御システム106の何れか、またはその両方が必要であることを示しうる。当該指示が、STRPAA102の動作温度を測定するSTRPAA102内の温度センサの結果であってもよい。冷却の必要性の指示を温度制御システム106またはコントローラ104の何れかから受信すると、温度制御システム106は、必要な冷却を、例えば、空気冷却または液体冷却を介してSTRPAA102に提供してもよい。同様に、温度制御システム106が制御電源108の温度を制御してもよい。
アンテナ・システム100の、または、アンテナ・システム100と関連付けられた、回路、コンポーネント、モジュール、および/またはデバイスが互いと信号通信するとして説明され、信号通信とは、回路、コンポーネント、モジュール、および/または装置が別の回路、コンポーネント、モジュール、および/または装置に信号および/または情報を渡しかつ/または受信できるようにする、回路、コンポーネント、モジュール、および/またはデバイス間の任意の種類の通信および/または接続を指すことは当業者には理解される。当該通信および/または接続は、信号および/または情報を或る回路、コンポーネント、モジュール、および/または装置から別のものへ渡すことを可能とし、無線または有線の信号経路を含む、当該回路、コンポーネント、モジュール、および/またはデバイス間の任意の信号経路に沿ったものであってもよい。当該信号経路が、例えば、導線、電磁導波管、ケーブル、取り付けおよび/または電磁的または機械的に結合された端子、半導電性または誘電の材料またはデバイス、または他の同様な物理接続または結合のような、物理的なものであってもよい。さらに、信号経路が、(電磁伝播のケースでは)自由空間またはデジタル・コンポーネントを通る情報経路のような、非物理的なものであってもよい。この場合、通信情報は、直接電磁接続を通ることなく、或る回路、コンポーネント、モジュール、および/または装置から別のものへ可変のデジタル形式で渡される。
図2では、本発明に従うSTRPAA102の1実装の例のブロック図が図示されている。STRPAA102が筐体200、圧力板202、ハニカム開口板204、MLPWB206、複数の放射素子208、210、および212、複数のT/Rモジュール214、216、および218、および広角インピーダンス整合(「WAIM」)シート220を含んでもよい。本例では、筐体200を、圧力板202とハニカム開口板204の組合せにより形成してもよい。
ハニカム開口板204が、ハニカム開口板204を通る複数のチャネル220、222、および224を含む金属または誘電構造の板であってもよい。当該複数のチャネルはハニカム開口板204に沿ったハニカム構造を定義する。WAIMシート220は次いで、ハニカム開口板204の上面または外面に取り付けられる。一般に、WAIMシート220は、複数の層を含む非導電性材料のシートである。当該複数の層は、STRPAA102の改善された走査性能を可能とするために、反射減衰量を最小化し、STRPAA102と自由空間の間のインピーダンス整合を最適化するように選択され配置されている。
(多層プリント回路基板としても知られる)MLPWB206は、複数のトレース層をPWB内部に含む(プリント回路基板「PCB」としても知られる)プリント配線基板(「PWB」)である。一般にこれは、各独立なPWBの両側にエッチされた回路を含みうる複数のPWBの積層である。積層化を利用して、当該複数のPWBを共に配置してもよい。当該結果のMLPWBにより、信号PWB上よりもかなり高いコンポーネント密度が可能となる。
本例では、MLPWB206は、2つの表面、即ち、それぞれ上面226と底面228にエッチされた電気トレースを有する上面226および底面228をもつ。複数のT/Rモジュール214、216、および218をMLPWB206の底面228に取り付けてもよく、複数の放射素子208、210、および212をMLPWB206の上面226に取り付けてもよい。本例では、複数のT/Rモジュール214、216、および218が、それぞれ、複数の導電性電気的相互接続230、232、234、236、238、240、242、244、および246を介して、MLPWB206の底面228と信号通信してもよい。
1実施形態では、当該電気的相互接続を「ファズ・ボタン(登録商標)」として具体化してもよい。一般に、「ファズ・ボタン(登録商標)」は、一般に数十ミリメートルから1ミリメートルの範囲の特定の直径の密円筒材料に形成された一本鎖の金メッキ・ベリリウム銅配線から一般に作製された、高性能な「信号接点」であることは当業者には理解される。これらは、しばしば、低歪み送信線が必要である半導体試験ソケットおよびPWB相互接続において利用される。別の実施形態では、当該電気的相互接続を、永久接点を形成するために再度流し込みうる半田ボールのボール・グリッド・アレイを利用した半田により実現してもよい。
放射素子208、210、および212が、MLPWB206の上面226に取り付けられた別個のモジュール、デバイス、および/またはコンポーネントであってもよく、または、実際には、(例えば、マイクロストリップ/パッチ・アンテナ要素のような)MLPWB206の上面226の表面上のエッチされた要素としてのMLPWB206の一部であってもよい。別個のモジュールの場合、放射素子208、210、212を、電気的相互接続(図示せず)の利用を含めて複数のT/Rモジュール214、216、および218をMLPWB206の底面228に取り付ける際に利用されるのと同じ技術を利用してMLPWB206の上面226に取り付けてもよい。
何れのケースでも、複数の放射素子208、210、および212は、それぞれMLPWB206を介した複数の導電性チャネル(本明細書では「ビア」と称する)248、250、252、254、256、および258を通じて複数のT/Rモジュール214、216、および218と信号通信する。本例では、各放射素子208、210、および212はMLPWB206の対面に配置された対応する独立なT/Rモジュール214、216、および218と信号通信する。さらに、各放射素子208、210、および212は独立なチャネル220、222、および224に対応する。ビア248、250、252、254、256、および258が導電性金属および/または誘電材料を含んでもよい。動作に際して、当該放射素子が例えばK帯域信号のような無線信号を送信および/または受信してもよい。
「ビア」という用語が周知であることは当業者には理解される。特に、ビアは、1つまたは複数の隣接層の平面を通る物理電気回路内の層間の電気接続であり、本例では、MLPWB206は物理電気回路である。物理的には、当該ビアは、MLPWB206内の異なる層の間の導電性接続を可能とする絶縁層内の小さな導電性穴である。本例では、ビア248、250、252、254、256、および258がMLPWB206の底面228からMLPWB206の上面226に伸びる独立なビアとして示されているが、しかし、各独立なビアが実際には、MLPWB206の独立な複数の層を独立に接続する複数のサブビアを含む組合せビアであってもよい。
MLPWB206がMLPWB206の層内に無線周波数(「RF」)分散ネットワーク(図示せず)を備えてもよい。当該RF分散ネットワークが、信号経路を利用してRF信号を複数のT/Rモジュールの個々のT/Rモジュールに分配する集団的供給ネットワークであってもよい。1例として、当該RF分散ネットワークが複数のストリップライン要素およびWilkinson電力結合器/分割器を含んでもよい。
説明の簡単さのため、3つの放射素子208、210、212と3つのT/Rモジュール214、216、および218のみを示してあることは当業者には理解される。さらに、3つのチャネル220、222、および224のみが図示されている。しかし、図2で特に示すものよりかなり多くの放射素子、T/Rモジュール、およびチャネルがあってもよいことは理解される。1例として、STRPAA102が256個のアレイ要素を有するPAAを含んでもよい。これは、STRPAA102が、256個の放射素子、256個のT/Rモジュール、およびハニカム開口板204を通る256個のチャネルを含むことを意味する。
さらに、2つのビア248、250、252、254、256、および258のみを放射素子208、210、および212とT/Rモジュール214、216、および218の対の組合せごとに示してあることは理解される。本例では、組合せ対ごとの当該第1のビアが第1の偏波信号に対する信号経路に対応してもよく、組合せ対ごとの当該第2のビアが第2の偏波信号に対する信号経路に対応してもよい。しかし、組合せ対ごとに追加のビアがあってもよいことは理解される。
本例では、ハニカム開口板204を参照すると、チャネル220、222、および224は対応する放射素子208、210、および212に対する導波管として動作する。したがって、チャネル220、222、および224が、空気、気体、または誘電体であってもよい。
圧力板202が筐体200の一部であってもよい。当該一部は、複数のT/Rモジュール214、216、および218の底面へと突き上げ、それらをMLPWB206の底面228に対して押す内面260を含む。圧力板202が、追加の力をT/Rモジュール214、216、および218の底面に加えてそれらをMLPWB206の底面228に対して押す、内面260に沿った複数の圧縮ばね(図示せず)を備えてもよい。
図3では、本発明に従うMLPWB300の1実装の例の部分断面図が図示されている。MLPWB300は図2で示すMLPWB206の1例である。本例では、MLPWB300が、接着層306を利用して互いに接着された2つのPWBサブアセンブリ302および304を備えてもよい。
接着層306は、ビア307とビア308を互いに電気的に接続し、ビア309と310を電気的に接続するための、機械的接着ならびに電気特性を提供する。1例として、接着層306が、カリフォルニア州サンディエゴのOrmetCircuit、Inc(登録商標)により提供される接着材料、例えば、FR−408HRのような接着材料から作られてもよい。接着層306の厚さが例えば、大よそ1000分の4インチ(「4ミル」)であってもよい。
本例では、第1のPWBサブアセンブリ302が9個の(9)基板311、312、313、314、315、316、317、318、および319を含んでもよい。さらに、10個の(10)金属層(例えば、銅)320、321、322、323、324、325、326、327、328、および329が9個の基板311、312、313、314、315、316、317、318、および319を互いから露出する。同様に、第2のPWBサブアセンブリ304が9個の基板330、331、332、333、334、335、336、337、および338を備えてもよい。さらに、10個の(10)金属層(例えば、銅)339、340、341、342、343、344、345、346、347、および348は9個の基板330、331、332、333、334、335、336、337、および338を互いから露出する。本例では、接着層306が金属層320を金属層348に結び付ける。
本例では、図2で説明した例と同様に、放射素子350がMLPWB300の上面351に取り付けられるとして図示されており、T/Rモジュール352がMLPWB300の底面353に取り付けられるとして図示されている。上面351は金属層329の上面に対応し、底面353は金属層339の底面に対応する。図2のように、T/Rモジュール352が、ビア307と308およびビア309と310の組合せを通じて放射素子350と信号通信するとして図示されている。ビア307および308は接着層306を通じて信号通信し、ビア309および310はまた接着層306を通じて信号通信する。ビア307がサブビア(「ベリード・ビア」としても知られる)354、355、356、357、358、359、360、361、および362を含んでもよく、ビア308がサブビア363、364、365、366、367、368、369、370、および371を含んでもよいことは理解される。同様に、ビア309がサブビア(「ベリード・ビア」としても知られる)372、373、374、375、376、377、378、379、および380を含んでもよく、ビア310がサブビア381、382、383、384、385、386、387、388、および389を含んでもよい。本例では、金属層320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、339、340、341、342、343、344、345、346、347、および348が電気的に接地された層であってもよい。これらが、大よそ0.7乃至2.8ミルの間で変化する厚さを有してもよい。基板311、312、313、314、315、316、317、318、319、330、331、332、333、334、335、336、337、および338が、例えば、コネチカット州ロジャースのRogerCorporation(登録商標)により製造されたRO4003C、RO4450F、およびRO4450Bの組合せであってもよい。基板311、312、313、314、315、316、317、318、319、330、331、332、333、334、335、336、337、および338が、大よそ4.0から16.0ミルの間で変動する厚さを有してもよい。
本例では、従来のアーキテクチャで行われているように1対のビアをMLPWB300全体に通すのと対照的に、ビア307と308およびビア309と310の直径を減らすことができる。このように、(放射素子350のような)放射素子に関してより多くの回路を適合するために、MLPWB300の設計とアーキテクチャのサイズを減らしてもよい。したがって、このアプローチでは、MLPWB300では、より多くのおよび/または少ない放射素子をMLPWB300の上面351に配置することができる。
例えば、前述のように、放射素子350をMLPWB300の上面351上または上面351内に形成してもよい。T/Rモジュール352を、電気的相互接続信の号接点を利用してMLPWB300の底面353に配設してもよい。このように、放射素子350を、T/Rモジュール352を放射素子350に接続する信号経路において90度の角度または曲げを必要としないように、対応するT/Rモジュール352の反対に配置してもよい。具体的には、ビア307、308、309、および310が放射素子350と当該T/Rモジュールの間の直線経路を形成するように、放射素子350を十分にT/Rモジュール352と整列させてもよい。
図4を参照すると、本発明に従うMLPWB400の1実装の例の部分側面図が図示されている。MLPWB400は、図2で示すMLPWB206と図3で示すMLPWB300の1例である。本例では、MLPWB400は、図2のMLPWB300に示した20個ではなく、3つの基板層402、404、および406のみを示している。2つの(2)金属層408と410のみが基板404の周囲に示されている。さらに、当該接着層は図示していない。複数の電気的相互接続信号接点418、420、422、および424を含むホルダ416を通じてMLPWB400の底面414に取り付けられたT/Rモジュール412が図示されている。電気的相互接続信号接点418、420、422、および424が、それぞれ、MLPWB400の底面414上の複数の形成および/またはエッチングされた接点パッド426、428、430、および432と信号通信してもよい。
本例では、基板層406のMLPWB400で形成された放射素子434が図示されている。基板層406をプリント・アンテナとして具体化してもよい。放射素子434が2つのラジエータ436および438を有するように図示されている。2つのラジエータ436および438を層406にエッチングしてもよい。1例として、第1のラジエータ436は(例えば、垂直偏波または右円偏波のような)第1のタイプの偏波を放射してもよく、第2のラジエータ438は当該第1の偏波に直交する(例えば、水平偏波または左円偏波のような)第2のタイプの偏波を放射してもよい。放射素子434が、指向性を改善しかつ/または当該放射素子の相互結合を減らすための接地、反射、および/または絶縁要素440を備えてもよい。第1のラジエータ436を、接点パッド426と信号通信する第1のプローブ442により提供してもよい。第1のビア444はT/Rモジュール412と電気的相互接続信号接点418を通じて信号通信する。同様に、第2のラジエータ438を、接点パッド428と第2のビア448を通じて信号通信する第2のプローブ446により提供してもよい。第2のビア448は、T/Rモジュール412と電気的相互接続信号接点420を通じて信号通信する。本例では、第1のビア444が、どのように放射素子434のアーキテクチャが基板層406内で設計されるかに基づいて、第1のプローブ442の一部または全部であってもよい。同様に、第2のビア448も、第2のプローブ446の一部または全部であってもよい。
本例ではRF分散ネットワーク450が図示されている。MLPWB400の底面414上のビア接点パッド454を介してRF分散ネットワーク450と信号通信するRFコネクタ452も図示されている。前述のように、RF分散ネットワーク450は、(例えば、Wilkinson電力結合器のような)複数の電力結合器および/または分割器およびストリップライン終端を備えるストリップライン分散ネットワークであってもよい。RF分散ネットワーク450はMLPWB400の底面414に取り付けられた複数のT/Rモジュールを供給するように構成される。本例では、RFコネクタ452が、例えば、アリゾナ州グレンデールのCorning Gilbert社(登録商標)製のG3PO(登録商標)タイプコネクタのようなSMPスタイルミニチュア・プッシュオンコネクタであってもよく、または他の均等な高周波数コネクタであってもよい。当該ポートのインピーダンスは大よそ50オームである。
本例では、ハニカム開口板454も、MLPWB400の上面456に隣接して配置されるように図示されている。ハニカム開口板454は、図2で示すハニカム開口板204の部分図である。ハニカム開口板454は、放射素子434に隣接して配置されたチャネル458を備える。本例では、チャネル458が円筒であってもよく、放射素子434に対する円形導波管ホーンとして動作してもよい。ハニカム開口板454を、結合された放射素子434およびチャネル458の放射性能を調整するために利用できるエア・ギャップ461を形成するように、MLPWB400の上面456から離れて短い距離460だけ間隔を空けてもよい。1例として、エア・ギャップ461は大よそ0.005インチである幅460を有してもよい。本例では、放射素子434は、MLPWB400の上面456から突出しハニカム開口板454の底面462に対して押す接点パッド466および468(466および468の間のギャップを指す)を介してハニカム開口板454の底面462と信号通信するように配置された接地接点として動作する接地素子440を備える。このように、チャネル458の内壁464は接地され、接点パッド466および468の高さはエア・ギャップ461の幅460に対応する。
図4と同様に、図5では、本発明に従うMLPWB500の別の実装の例の部分側面図が図示されている。MLPWB500は図2で示すMLPWB206、図3で示すMLPWB300、および図4で示すMLPWB400の1例である。本例では、MLPWB500は図2のMLPWB300に示す20個の代わりに4つのみの基板層502、504、506、および508を示す。
3つの(3)金属層510、512、および514のみが基板504および506の周囲に示されている。さらに接着層は図示されていない。T/Rモジュール516が、複数の電気的相互接続信号接点522、524、526、および528を備えるホルダ520を通じてMLPWB500の底面518に取り付けられるとして図示されている。電気的相互接続信号接点522、524、526、および528が、それぞれ、MLPWB500の底面518上の複数の形成および/またはエッチングされた接点パッド530、532、534、および536と信号通信してもよい。
本例では、層508にエッチングできるマイクロストリップアンテナのような基板層508のMLPWB500で形成される放射素子538が図示されている。図4と同様に、放射素子538が、2つのラジエータ540および542を有するとして図示されている。再び、図4で説明した例と同様に、第1のラジエータ540は(例えば、垂直偏波または右円偏波のような)第1のタイプの偏波を放射してもよく、第2のラジエータ542は当該第1の偏波に直交する(例えば、水平偏波または左円偏波のような)第2のタイプの偏波を放射してもよい。放射素子538が接地素子544を備えてもよい。第1のラジエータ540を接点パッド530と第1のビア548を通じて信号通信する第1のプローブ546により提供してもよい。第1のビア548はT/Rモジュール516と電気的相互接続信号接点522を通じて信号通信する。同様に、第2のラジエータ542を接点パッド532と第2のビア552を通じて信号通信する第2のプローブ550により提供してもよい。第2のプローブ550はT/Rモジュール516と電気的相互接続信号接点524を通じて信号通信する。図4で説明した例と異なり、本例では第1のビア548と第2のビア552はそれぞれ、第1のプローブ546と第2のプローブ550の一部である。さらに、本例では、第1のプローブ546と第2のプローブ550は基板506内に90度の曲げを含む。
図4の例と同様に、本例では、RF分散ネットワーク554も図示されている。MLPWB500の底面518上の接点パッド558を介してRF分散ネットワーク554と信号通信するRFコネクタ556も図示されている。再び、RF分散ネットワーク554は、MLPWB500の底面518に取り付けられた複数のT/Rモジュールに供給するように構成される。本例では、RFコネクタ556が、例えばG3PO(登録商標)タイプのコネクタまたは他の均等な高周波数コネクタのようなSMPスタイルミニチュア・プッシュオンコネクタであってもよい。当該ポートのインピーダンスは大よそ50オームである。
本例では、ハニカム開口板560も、MLPWB500の上面562に隣接して配置されるように図示されている。再び、ハニカム開口板560は、図2で示すハニカム開口板204の部分図である。ハニカム開口板560はチャネル564を備え、チャネル564は放射素子538に隣接して配置される。再び、チャネル564が円筒であってもよく、放射素子538に対する円形導波管ホーンとして動作してもよい。ハニカム開口板560を、結合された放射素子538およびチャネル564の放射性能を調整するために利用できるエア・ギャップ568を形成するように、MLPWB500の上面562から離れて短い距離566だけ間隔を空けてもよい。1例として、エア・ギャップ568は大よそ0.005インチである幅566を有してもよい。本例では、接地素子544は、MLPWB500の上面562から突出しハニカム開口板560の底面570に対して押す接点パッド572および574を介してハニカム開口板560の底面570と信号通信するように配置された接地接点として動作する。このように、チャネル564の内壁576は接地され、接点パッド572と574の高さはエア・ギャップ568の幅566に対応する。
図6を参照すると、上述のMLPWBの206、300、400、または500の何れかとともに使用できる、放射素子600の1実装の例の上面図が示されている。本例では、放射素子600はMLPWBの上面602に形成および/またはエッチングされる。図4および5で説明したように、放射素子600が第1のラジエータ604および第2のラジエータ606を含んでもよい。図4および5で前述したように、第1のラジエータ604は当該T/Rモジュール(図示せず)と信号通信する第1のプローブ(図示せず)によって供給され、第2のラジエータ606は、やはり当該T/Rモジュール(図示せず)と信号通信する第2のプローブ(図示せず)により供給される。前述のように、第1のラジエータ604は(例えば、垂直偏波または右円偏波のような)第1のタイプの偏波を放射してもよく、第2のラジエータ606は当該第1の偏波に直交する(例えば、水平偏波または左円偏波のような)第2のタイプの偏波を放射してもよい。本例では接地素子608、または図4および6で説明した要素も示してある。接地素子(複数可)608が、複数の接点パッド(図示せず)を含んでもよい。当該複数の接点パッドは、MLPWBの上面602から突き出て、放射素子600に隣接して配置されたチャネル(図示せず)の壁に正確に接地するように当該ハニカム開口板(図示せず)の底面(図示せず)に係合する。さらに、接地ビア610が、ラジエータ帯域幅を調節するのを支援する放射素子600であってもよい。
図7Aでは、本発明に従うハニカム開口板700の1実装の例の上面図が図示されている。PAAの格子構造内で配分された複数のチャネル702を有するハニカム開口板700が図示されている。本例では、当該STRPAAが256個の要素PAAを含んでもよく、この結果、ハニカム開口板700は256個のチャネル702を有することとなる。256個の要素PAAに基づいて、PAAの当該格子構造が16行16列の要素を有するPAAを含んでもよく、この結果、ハニカム開口板700はハニカム開口板700に沿って配分された16行16列のチャネル702を有することとなる。
図7Bを参照すると、ハニカム開口板700のズームイン部分704の上面図が図示されている。本例では、ズームイン部分704が、格子内に配分された3つのチャネル706、708、および710を含んでもよい。本例では、チャネル706、708、および710の直径が大よそ0.232インチに等しい場合、チャネル706、708、および710の誘電率(「ε」)は大よそ2.5に等しく、STRPAAは、(チャネル706、708、および710により形成された導波管に対して)大よそ18.75GHzの導波管カットオフ周波数で21GHzから22GHzの周波数範囲で動作するK帯域アンテナであり、x軸714内の(即ち、第1のチャネル706と第2のチャネル708および第3のチャネル710の中心間の)距離712が大よそ0.302インチに等しくてもよく、y軸718内の(即ち、第2のチャネル708と第3のチャネル710の中心間の)距離716が大よそ0.262インチに等しくてもよい。
図8では、本発明に従う、RF分散ネットワーク800の1実装の例の上面図が図示されている。RF分散ネットワーク800は、(図4および5で前述したRFコネクタ452または556RFコネクタの1例である)RFコネクタ802および当該複数のT/Rモジュールと信号通信する。本例では、RF分散ネットワーク800は、送信モードでは、RFコネクタ802からの入力信号を、独立な256個のT/Rモジュールに供給する256個の部分信号に分割するように構成された、16行16列の分散ネットワークである。受信モードでは、RF分散ネットワーク800は、256個の独立な信号を当該256個のT/Rモジュールから受信し、それらを、RFコネクタ802に渡される結合出力信号に結合するように構成される。本例では、図4および5で前述したように、当該RF分散ネットワークが8段階の2方向Wilkinson電力結合器/分割器804、806、808、および810を含んでもよく、当該RF分散ネットワークをMLPWB812またはMLPWBの206、300、400、500の内部層に集積してもよい。
図9を参照すると、本発明に従うSTRPAA900の別の実装の例のシステム・ブロック図が図示されている。図2と同様に、図9ではSTRPAA900がMLPWB902、T/Rモジュール904、放射素子906、ハニカム開口板908、およびWAIMシート910を含んでもよい。本例では、MLPWB902がRF分散ネットワーク912と放射素子906を含んでもよい。RF分散ネットワーク912が、8段階の2方向Wilkinson電力結合器/分割器を有する、256個の(即ち、16行16列の)要素分散ネットワークであってもよい。
T/Rモジュール904が、2つの電力切替え集積回路(「IC」)914および916およびビーム処理IC918を備えてもよい。切替えIC914および916およびビーム処理IC918がモノリシックマイクロ波集積回路(「MMIC」)であってもよく、それらを、「フリップ・チップ」パッケージ化技術を利用して互いに信号通信するように配置してもよい。
一般に、フリップ・チップパッケージ化技術は、集積回路「チップ」および微小電気機械システム(「MEMS」)のような半導体デバイスを、チップパッド(即ち、チップ接点)に溶着した半田バンプまたは金スタッド・バンプを利用して外部回路に相互接続するための方法であることは当業者には理解される。一般に、当該バンプは、最終ウェハ処理工程においてウェハの上部のチップパッドに溶着される。チップを外部回路(例えば、回路基板または別のチップまたはウェハ)に配設するために、チップは、その上部が下を向くように反転され、そのパッドが外部回路上の対応するパッドと整列するように整列され、半田を再度流し込むかまたはスタッド・バンプを熱的に圧縮するかの何れかを行って、相互接続を実現する。これはワイヤ・ボンディングとは対照的である。ワイヤ・ボンディングでは、チップが直立に配設されワイヤを用いてチップパッドを外部回路と相互接続する。
本例では、T/Rモジュール904が、T/Rモジュール904が切替え可能な送信信号経路と受信信号経路を有することができるようにする回路を備えてもよい。T/Rモジュール904が第1の、第2の、第3の、および第4の送信経路スイッチ920、922、924、および926、第1の1:2スプリッタ928および第2の1:2スプリッタ930、第1のローパスフィルタ(「LPF」)932および第2のローパスフィルタ(「LPF」)934、第1のハイパスフィルタ(「HPF」)936および第2のハイパスフィルタ(「HPF」)938、第1の増幅器940、第2の増幅器942、第3の増幅器944、第4の増幅器946、第5の増幅器948、第6の増幅器950、および第7の増幅器952、位相シフタ954、ならびに減衰器956を備えてもよい。
本例では、第1のスイッチ920および第2の送信経路スイッチ922が、MLPWB902のRF分散ネットワーク912と信号経路958を介して信号通信してもよい。さらに、第3のスイッチ924および第4の送信経路スイッチ926が、それぞれMLPWB902の放射素子906と信号経路960および962を介して信号通信してもよい。
さらに、第3の送信経路スイッチ924および第4の増幅器946が第1の電力切替えMMIC914および第4の送信経路スイッチ926の一部であってもよく、第5の増幅器948が第2の電力切替えMMIC916の一部であってもよい。第1の電力切替えMMIC914および第2の電力切替えMMIC916は電力供給ICであるので、ガリウムヒ素(「GaAs」)技術を利用してそれらを組み立ててもよい。残りの第1の送信経路スイッチ920および第2の送信経路スイッチ922、第1の1:2スプリッタ928および第2の1:2スプリッタ930、第1のLPF932および第2のLPF934、第1のHPF936および第2のHPF938、第1の増幅器940、第2の増幅器942、第3の増幅器944、第4の増幅器946、第5の増幅器948、第6の増幅器950、および第7の増幅器952、位相シフタ954、ならびに減衰器956がビーム処理MMIC918の一部であってもよい。ビーム処理MMIC918を、シリコン・ゲルマニウム(「SiGe」)技術を利用して組み立ててもよい。本例では、SiGe技術の高周波数性能かつ高密度の回路機能により、当該T/Rモジュールの回路機能のフットプリントを、平面状タイル構成を有する位相アレイアンテナにおいて実装することができる(即ち、一般に、平面状モジュール回路レイアウトのフットプリントは、動作周波数と最小アンテナ・ビーム走査要件のためラジエータ間隔により制限される)。
図10では、T/Rモジュール904の動作の1例をより良く理解するために、T/Rモジュール904のシステム・ブロック図が図示されている。動作の1例では、送信モードでは、T/Rモジュール904が、入力信号1000をRF分散ネットワーク912から信号経路1002を介して受信する。当該送信モードでは、第1の送信経路スイッチ920および第2の送信経路スイッチ922は当該送信経路に沿って入力信号1000を渡すように設定される。これは、第1の送信経路スイッチ920、可変減衰器956、位相シフタ954、第1の増幅器940、および第2の送信経路スイッチ922を第1の1:2スプリッタ928に渡すことを含む。結果の処理された入力信号1004は次いで、第1の1:2スプリッタ928により2つの信号1006および1008に分割される。第1の分離入力信号1006は第1のLPF932を通り、第2の増幅器942および第4の増幅器946により増幅される。結果の増幅された第1の分離入力信号1010は、第3の送信経路スイッチ924を通って放射素子906の第1のラジエータ(図示せず)に向かう。本例では、当該第1のラジエータが、例えば、垂直偏波または右円偏波のような第1の偏波を送信するように設定されたラジエータであってもよい。同様に、第2の分離入力信号1008は第1のHPF936を通り、第3の増幅器944および第5の増幅器948の両方により増幅される。結果の増幅された第2の分離入力信号1012は、第4の送信経路スイッチ926を通り、放射素子906の第2のラジエータ(図示せず)に向かう。本例では、当該第2のラジエータが、例えば、水平偏波または左円偏波のような第2の偏波を送信するように設定されたラジエータであってもよい。
受信(レセプションとしても知られる)モードでは、T/Rモジュール904は、第1の偏波受信信号1014を放射素子906内の第1のラジエータから受信し、第2の偏波受信信号1016を放射素子906内の第2のラジエータから受信する。
受信モードでは、第1の送信経路スイッチ920、第2の送信経路スイッチ922、第3の送信経路スイッチ924、および第4の送信経路スイッチ926は、第1の偏波受信信号1014および第2の偏波受信信号1016を、可変減衰器956、位相シフタ954、および第1の増幅器940を通じてRF分散ネットワーク912に渡すように設定される。特に、第1の偏波受信信号1014は、第3の送信経路スイッチ924を通って第6の増幅器950に向かう。結果の増幅された第1の偏波受信信号1018は次いで第2のLPF934を通って第2の1:2スプリッタ930に渡され、フィルタされた第1の偏波受信信号1020となる。
同様に、第2の偏波受信信号1016は、第4の送信経路スイッチ926を通り、第7の増幅器952に向かう。結果の増幅された第2の偏波受信信号1022は次いで第2のLPF934を通って第2の1:2スプリッタ930に渡され、フィルタされた第2の偏波受信信号1024となる。第2の1:2スプリッタ930は次いで2:1結合器として動作し、フィルタされた第1の偏波受信信号1020とフィルタされた第2の偏波受信信号1024を結合して、結合受信信号1026を生成する。結合受信信号1026は、第2の送信経路スイッチ922、可変減衰器956、位相シフタ954、第1の増幅器940、および第1の送信経路スイッチ920を通り、信号経路1002を介してRF分散ネットワーク912に渡される結合受信信号1028を生成する。
図11を参照すると、本発明に従う筐体1100の1実装の開口例の透視図が図示されている。本例では、筐体1100はハニカム開口板1102と圧力板1104を備える。ハニカム開口板1102が、ハニカム開口板1102を通る複数のチャネル1106を有するとして図示されている。さらに、圧力板1104は、複数のT/Rモジュール(図示せず)を受けるための複数のポケット1108を備える。本例では、MLPWB1110が、筐体1100内においてハニカム開口板1102と圧力板1104の間に適合する構成で図示されている。MLPWB1110も、MLPWB1110の底面1114に沿って複数の接点1112を有するように図示されている。複数の接点1112は、一旦筐体1100内に配置されると複数のT/Rモジュール(図示せず)と電気的にインタフェースするように構成される。RF分散ネットワーク(図示せず。MLPWB1110の層の内部にある)をRFコネクタ(図示していないが、図4および5で説明済み)および(例えば、偏向、接地、電源等のような)他の電気接続とインタフェースするための追加の接点1116も示されている。
図12では、図12で説明する開口筐体1100の別の透視図が図示されている。本例では、MLPWB1110が、圧力板1104の内面1200に対して配置されるように図示されている。本図では、複数の放射素子1202は、MLPWB1110の上面1204内に形成されるとして示されている。図13では、WAIMシートをハニカム開口板1102の上部に取り付けていない閉じた筐体1100の透視上面図が図示されている。複数のチャネル1106を含むハニカム開口板1102が図示されている。図14を参照すると、WAIMシート1400がハニカム開口板1102の上部に取り付けられた閉じた筐体1100の透視上面図が図示されている。筐体1100の底面も例示的なRFコネクタ1402を有するとして図示されている。
図15を参照すると、本発明に従う筐体1500の1実装の例の拡大底面透視図が図示されている。本例では、筐体1500は、底面側1504を有する圧力板1502、ハニカム開口板1506、配線空間1508、配線空間カバー1510、およびRFコネクタ1512を備える。筐体1500の内部には、MLPWB1514、第1のスペーサ1516、第2のスペーサ1518、およびパワー・ハーネス1520がある。パワー・ハーネス1520は、当該STRPAAに電力を供給し、図1で示すように電源108、コントローラ104、および温度制御システム106と信号通信できるバスタイプの信号経路を含んでもよい。パワー・ハーネス1520が配線空間1508内に配置され、MLPWBインタフェースコネクタ、またはコネクタ1522を介してMLPWB1514と信号通信し、筐体コネクタ1524を介して図1の電源108、コントローラ104、および温度制御システム106と信号通信してもよい。再び、ハニカム開口板1506は複数のチャネル1526を含む。
本例では、スペーサ1516および158は、MLWPB1514の接地面と隣接金属板(即ち、それぞれ圧力板1502およびハニカム開口板1506)の間に接地接続を提供するためのパターン化されたバンプを有する導電性(即ち、金属のような)シートである。特に、スペーサ1516はMLPWB1514と圧力板1502の間のRF接地を維持する。スペーサ1518はMLPWB1514とハニカム開口板1506の間のRF接地を維持する。スペーサ1516および1518の形状および切り抜きパターンにより、独立なアレイ要素間のRF絶縁が維持され、このRF接地と絶縁がなければ生じうる性能劣化を防止する。一般に、スペーサ1516および1518は、シャーシコンポーネント(例えば圧力板1502およびハニカム開口板1506)とMLPWB1514の間に存在する任意の平坦性の不規則性を吸収することによって接地および絶縁を保つ。この能力を、平坦性の不規則性を吸収するために圧縮されたとき角度を変えることで崩れ得る複数のシム(即ち、スペーサ1516および1518)の表面においてマイクロバンプを利用することでさらに高めてもよい。
図16では、本発明に従う、圧力板1614の内面1612に沿った(図11ではポケット1108として示した)ポケット1600、1602、1604、1604、1606、1608、および1610の1実装の例の上面図が図示されている。本例では、当該第1のポケット1600および第2のポケット1602はそれぞれ、第1の圧縮ばね1616および第2の圧縮ばね1618を備える。第1T/Rモジュール1620および第2のT/Rモジュール1622がそれぞれ、第1のポケット1600および第2のポケット1602の中に、および、第1の圧縮ばね1616および第2の圧縮ばね1618に対して、配置される。本例では、当該ポケット内の圧縮ばねは、当該T/Rモジュールの底面をMLPWBの底面に対して押すための圧縮力を提供する。図4および5で説明した例と同様に、各T/Rモジュール1620および1622はそれぞれホルダ1624および1626を備える。ホルダ1624および1626はそれぞれ複数の電気的相互接続信号接点1628および1630を備える。
図17を参照すると、本発明に従う複数の電気的相互接続信号接点1702と組み合わせたT/Rモジュール1700の1実装の例の拡大透視側面図が図示されている。電気的相互接続信号接点1702(本例ではファズ・ボタン(登録商標)として示す)は、上面1706と底面1708を有するホルダ1704内に配置される。T/Rモジュール1700は、上面1710と底面1712を備える。上面1710と底面1712が、上面1710に配置されたキャパシタ1714および底面1710に配置されたRFモジュール1716であってもよい。代替的な実装では、ホルダ1700はなく、電気的相互接続信号接点1702が複数の半田ボール、即ち、ボール・グリッドであってもよい。
図18では、本発明に従う、平面状回路T/Rモジュール1700(本明細書では一般的にT/Rモジュールと称する)の拡大透視上面図が図示されている。特に、RFモジュール1716が、RFモジュール1716がRFモジュール蓋1800、第1の電力切替えMMIC1802、第2の電力切替えMMIC1804、ビーム処理MMIC1806、モジュール・キャリア1808、およびT/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810を備えることを示すように拡大されている。本例では、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810は、底面1812と、T/Rモジュール1700の上面1710に対応する上面とを有する。T/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810の底面1812は複数のT/Rモジュール接点1814を備える。複数のT/Rモジュール接点1814は、第1の電力切替えMMIC1802、第2の電力切替えMMIC1804、およびビーム処理MMIC1806がT/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810と信号通信できるようにする信号経路を形成する。本例では、第1の電力切替えMMIC1802、第2の電力切替えMMIC1804、およびビーム処理MMIC1806は、モジュール・キャリア1808内に配置され、RFモジュール蓋1800で被覆される。本例では、第1の電力切替えMMIC1802、第2の電力切替えMMIC1804、ビーム処理MMIC1806を、モジュール・キャリア1808内にフリップ・チップ構成で配置してもよい。第1の電力切替えMMIC1802および第2の電力切替えMMIC1804は、そのチップ接点が底面1812から離れた向きにあるように配向してもよく、ビーム処理MMIC1806が、第1の電力切替えMMIC1802および第2の電力切替えMMIC1804の反対方向にあってもよい。
STRPAAの筐体に対するMLPWBと同様に、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810がT/Rモジュール接点1814からT/Rモジュール1700の上面1710上のT/Rモジュールの上側接点(図示せず)へ信号を通せるようにする、基板および金属形成マイクロ回路の複数の層を含んでもよいことは当業者には理解される。1例として、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810が、複数のビアを有する基板厚さが大よそ0.005インチのセラミック基板の10個の(10)層および(例えば、金メタライゼーションを伴う窒化アルミニウム(「AlN」)基板のような)金属材料の11個の(11)層を含んでもよい。
図19では、本発明に従う、第1の電力切替えMMIC1802、第2の電力切替えMMIC1804、およびビーム処理MMIC1806をモジュール・キャリア1808内に取り付けた、(タイトル構成の)T/Rモジュール1700の透視上面図が図示されている。
図20を参照すると、本発明に従う、T/Rモジュール1700の透視底面図が図示されている。本例では、T/Rモジュール1700の上面1710が、電気的相互接続信号接点と信号通信する複数の導電性金属パッド2000、2002、2004、2004、2006、2008、2010、2012、2014、および2016を含んでもよい。本例では、第1の導電性金属パッド2000が共通接地面であってもよい。第2の導電性金属パッド2002が、T/Rモジュール1700に対応する放射素子上の第1のラジエータ(図示せず)の第1のプローブに入力される第1のRF信号を生成してもよい。本例では、第2の導電性金属パッド2002を通じてT/Rモジュール1700から出力された信号を、対応する放射素子により利用して、第1の偏波を有する放射を生成もよい。同様に、第3の導電性金属パッド2004が、対応する放射素子上の第2のラジエータ(図示せず)の第2のプローブに入力される第2のRF信号を生成してもよい。第3の導電性金属パッド2004を通じてT/Rモジュール1700から出力された信号を、対応する放射素子により利用して、第1の偏波に直交する第2の偏波を有する放射を生成してもよい。
第4の導電性金属パッド2006がRF通信ポートであってもよい。第4の導電性金属パッド2006がRF共通ポートであってもよい。当該RF共通ポートは、送信モードではT/Rモジュール1700モジュールに対する入力RFポートであり、受信モードではT/Rモジュール1700に対する出力RFポートである。図9に戻ると、第4の導電性金属パッド2006はRF分散ネットワーク912と信号通信する。第5の導電性金属パッド2008が、第1の導電性金属パッド2008をアース値に設定する(例えば、+5ボルト信号のような)直流(「DC」)信号を生成するポートであってもよい。当該アース値は、0ボルトまたは例えば、第5の導電性金属パッド2008により供給される+5ボルトのような別の基準DC電圧レベルに等しくてもよい。キャパシタ1714は、第5の導電性金属パッド2008と信号通信してMMIC(即ち、MIMIC1802および1804)に安定性をもたらす。
さらに、本例では、ポート2008は、+5Vの偏向電圧を電力切替えMMIC1802および1804内のGaAs電力増幅器に提供し、ポート2010および2016は−5Vの偏向電圧をSiGeビーム処理MMIC1806、およびGaAs電力切替えMMIC1802および1804に提供する。ポート2012はデジタルデータ信号を提供し、ポート2018はデジタルクロック信号を提供し、これらの信号は両方とも、SiGeビーム処理MMIC1806内の位相シフタ向けであり、アレイビーム指向制御の一部を形成する。さらに、ポート2014は+3.3Vの偏向電圧をSiGeMMIC1806に提供する。
本例では、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ1810が、T/Rモジュール接点1814からT/Rモジュール1700の上面1710上のT/Rモジュールの上側接点(図示せず)へ信号を通せるようにする、基板および金属形成マイクロ回路の複数の層を含んでもよい。
図21を参照すると、図3と同様に、本発明に従う、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100(T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100としても知られる)の1実装の例の部分断面図が図示されている。本例では、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100が10個の(10)基板層2102、2104、2106、2108、2110、2112、2114、2116、2118、および2120および11個の(11)金属層2122、2124、2126、2128、2130、2132、2134、2136、2138、2140、および2142を含んでもよい。本例では、ビーム処理MMIC1806および電力切替えMMIC1802および1804がT/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の底面2144にフリップ・チップ構成で配置されている。本例では、ビーム処理MMIC1806の底面からT/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の底面2144の方向に突出する半田バンプ2146を有するビーム処理MMIC1806が図示されている。ビーム処理MMIC1806の半田バンプ2146は、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の底面2144からビーム処理MMIC1806の方向に突出するT/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の半田バンプ2146と信号通信する。同様に、電力切替えMMIC1802および1804はまた、それぞれ半田バンプ2150および2152を有する。半田バンプ2150および2152は、それぞれ、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の底面2144の半田バンプ2152、2154、2156、および2158と信号通信する。MLPWB300と同様に、図3で示すように、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100が複数のビア2159、2160、2161、2162、2163、2164、2165、2166、2167、2168、2169、2170、2171、2172、2173、2174、2175、2176、2177、2178、および2179を含んでもよい。本例では、ビア2179が、底面2144から、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2100の底面2144と上面2180の間の内部基板層2104、2106、2108、2110、2112、2114、2116、および2118に向かう止まり穴であってもよい。図3で示す基板層と同様に、各独立な基板層2102、2104、2106、2108、2110、2112、2114、2116、2118、および2120が各基板層内にエッチングされた回路を含んでもよいことは当業者には理解される。
図22では、T/Rモジュール・セラミック・パッケージ2204の底面2202上のプリント配線組立品2200の1実装の例の図が示されている。プリント配線組立品2200は、(図21で示すように)ビーム処理MMIC1806および電力切替えMMIC1802および1804の半田バンプまたはスタッド・バンプに接合される、半田または金のスタッド・バンプ2205、2206、2208、2210、2212、2214、2216、2218、2220、2222、2224、2226、2228、2230、2232、2234、2236、2238、2240、および2242を有する複数の電気パッドを含む。
図23を参照すると、本発明に従う、図22で示したビーム処理MMIC1806および電力切替えMMIC1802および1804をプリント配線組立品2200に配設する1実装の例を示す図が示されている。本例ではレイアウトはタイトル構成である。さらに、本例では、ワイヤ・ボンド接続2300、2302、2304、2306、2308、および2310が、ビーム処理MMIC1806および電力切替えMMIC1802および1804およびプリント配線組立品2200の電気パッド2205、2206、2208、2210、2212、2214、2216、2218、2220、2222、2224、2226、2228、2230、2232、2234、2236、2238、2240、および2242の間に図示されている。特に、第1の電力切替えMMIC1802がそれぞれ電気パッド2205、2206、2234、2236、2238、および2242とワイヤ・ボンド2300、2310、および2308を介して信号通信するように図示されている。同様に、第2の電力切替えMMIC1804が、それぞれ電気パッド2214、2216、2218、2222、2224、および2226とワイヤ・ボンド2302、2304、および2306を介して信号通信するように図示されている。ビーム処理MMIC1806が、(図21で示すように)電気パッド2206、2209、2210、2212、2214、2218、2220、2226、2228、2230、2232、2234、2240、および2242と半田バンプを介して信号通信するように図示されている。
さらに、本開示は以下の項目に従う実施形態を含む。
項目1:切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ(「STRPAA」)であって、筐体と、当該筐体内の上面と底面を有する多層印刷配線板(「MLPWB」)と、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子と、MLPWBの底面に取り付けられた複数の送受信(「T/R」)モジュールとを備え、当該複数のT/RモジュールはMLPWBの底面と信号通信し、当該複数のT/Rモジュールの各T/Rモジュールは、MLPWBの上面に配置された複数の放射素子の対応する放射素子に対向するMLPWBの底面に配置され、各T/Rモジュールは、当該T/Rモジュールと反対に配置された当該対応する放射素子と信号通信する、STRPAA。
項目2:当該筐体は、圧力板と、複数のチャネルを有するハニカム開口板とを備え、当該圧力板は、当該複数のT/RモジュールをMLPWBの底面に対して押すように構成され、当該複数の放射素子は、当該ハニカム開口板にほぼ対向するように配置されるように構成され、当該複数の放射素子の各放射素子は、当該ハニカム開口の複数のチャネルの対応するチャネルに配置される、項目1に記載のSTRPAA。
項目3:当該ハニカム開口板と信号通信する広角インピーダンス整合(「WAIM」)シートをさらに備える、項目2に記載のSTRPAA。
項目4:当該複数の放射素子の各放射素子はプリント・アンテナである、項目3に記載のSTRPAA。
項目5:各T/Rモジュールは、複数の高性能信号接点を通じてMLPWBの底面と信号通信するように配置された、項目2に記載のSTRPAA。
項目6:各T/Rモジュールは少なくとも3つのモノリシックマイクロ波集積回路(「MMIC」)を備える、項目5に記載のSTRPAA。
項目7:当該少なくとも3つのMMICのうち第1のMMICはビーム処理MMICであり、第2のMMICと第3のMMICは電力切替えMMICである、項目6に記載のSTRPAA。
項目8:当該第1のMMICはシリコン・ゲルマニウム(「SiGe」)技術を利用し、当該第2のMMICと第3のMMICはガリウムヒ素(「GaAs」)技術を利用する、項目7に記載のSTRPAA。
項目9:当該少なくとも1つのMMICはフリップ・チップ構成で物理的に構成される、項目7に記載のSTRPAA。
項目10:複数のビアをさらに備え、当該複数のビアの各ビアは、MLPWBを通り、当該T/Rモジュールに対向するMLPWBの上面に配置された複数の放射素子のMLPWBおよび放射素子の底面上の、当該複数のT/RモジュールのT/Rモジュールの間の信号経路として構成される、項目2に記載のSTRPAA。
項目11:当該MLPWBは2つのプリント配線基板(「PWB」)サブアセンブリを備える、項目10に記載のSTRPAA。
項目12:当該2つのPWBサブアセンブリは、当該2つのPWBサブアセンブリの間で機械的接続および電気的接続の両方を形成する接着材料を有する接着層により接着される、項目11に記載のSTRPAA。
項目13:各PWBサブアセンブリは、対応する複数の金属層を有する複数の基板を備える、項目12に記載のSTRPAA。
項目14:各T/Rモジュールは、対応する複数の金属層を有する複数のセラミック基板を含むT/Rモジュール・セラミック・パッケージを備える、項目8に記載のSTRPAA。
項目15:当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージは、当該複数の高性能信号接点と信号通信する上面と当該少なくとも3つのMMICと信号通信する底面とを備える、項目14に記載のSTRPAA。
項目16:複数のビアをさらに備え、当該複数のビアの各ビアは、当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージを通り、当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージの底面上にある当該少なくとも3つのMMICのうちのMMICと、当該MMICと反対の当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージの上面に配置された導電性金属パッドとの間の信号経路として構成される、項目15に記載のSTRPAA。
項目17:当該STRPAAはK帯域で動作するように構成される、項目1に記載のSTRPAA。
項目18:当該複数の放射素子の各放射素子は対応するT/Rモジュールごとの信号開口である、項目1に記載のSTRPAA。
項目19:切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ(「STRPAA」)において使用するための送受信(「T/R」)モジュールであって、ビーム処理モノリシックマイクロ波集積回路(「MMIC」)と、第1の電力切替えMMICおよび第2の電力切替えMMICと、対応する複数の金属層を有する複数の基板と上面と底面と複数のビアとを備えるT/R多層印刷配線板(「MLPWB」)とを備え、当該ビーム処理MMICおよび当該第1の電力切替えMMICおよび第2の電力切替えMMICは物理的には当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージの底面と信号通信するフリップ・チップ構成で構成され、当該複数のビアの各ビアは、当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージを通り、当該T/Rモジュール・セラミック・パッケージの底面上にある当該ビーム処理および第1の電力切替えMMICおよび第2の電力切替えMMICのMMICと、当該MMICと反対のT/Rモジュール・セラミック・パッケージの上面に配置された導電性金属パッドとの間の信号経路として構成される、T/Rモジュール。
項目20:当該STRPAAはK帯域で動作するように構成される、請求項1に記載のT/Rモジュール。
本発明の様々な態様または詳細を本発明の範囲から逸脱せずに変更してもよいことは理解される。本開示は網羅的なものではなく、諸請求項を開示された厳密な形に制限するものではない。さらに、以上の説明は例示の目的のためにすぎず、限定の目的のためではない。修正や変形が、以上の説明に照らして可能であり、または、本発明の実施から得られる。諸請求項とその均等物が本発明の範囲を定義する。
100 アンテナ・システム
102 切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
104 コントローラ
106 温度制御システム
108 電源
200 筐体
202 圧力板
204 ハニカム開口板
206 多層印刷配線板
208 放射素子
210 放射素子
212 放射素子
214 送受信(T/R)モジュール
216 T/Rモジュール
218 T/Rモジュール
220 広角インピーダンス整合(WAIM)シート
230 ファズ・ボタン
248 ビア
302 PWBサブアセンブリ
304 PWBサブアセンブリ
306 接着層
307 ビア
308 ビア
309 ビア
350 放射素子
352 T/Rモジュール
412 T/Rモジュール
416 ホルダ
434 放射素子
452 コネクタ
454 ハニカム開口板
516 T/Rモジュール
520 ホルダ
538 放射素子
556 コネクタ
560 ハニカム開口板
602 MLPWBの上面
700 ハニカム開口板
800 RF分散ネットワーク
802 コネクタ
904 T/Rモジュール
906 放射素子
908 ハニカム開口板
910 WAIMシート
912 RF分散ネットワーク
914 電力切替えIC
916 電力切替えIC
918 ビーム処理IC
1100 筐体
1102 ハニカム開口板
1104 圧力板
1106 チャネル
1108 ポケット
1112 接点
1114 底面
1116 接点
1200 内面
1202 放射素子
1204 上面
1402 RFコネクタ
1500 筐体
1502 圧力板
1504 底面側
1506 ハニカム開口板
1512 RFコネクタ
1516 スペーサ
1518 スペーサ
1520 パワー・ハーネス
1526 チャネル
1600 ポケット
1602 ポケット
1604 ポケット
1606 ポケット
1608 ポケット
1610 ポケット
1612 ポケット
1614 圧力板
1616 圧力ばね
1618 圧力ばね
1620 T/Rモジュール
1622 T/Rモジュール
1700 ホルダ
1702 信号接点
1706 上面
1708 底面
1710 上面
1712 底面
1714 キャパシタ
1716 RFモジュール
1808 モジュール・キャリア
1810 T/Rモジュール・セラミック・パッケージ
1802 電力切替えMMIC
1804 電力切替えMMIC
1806 ビーム処理MMIC
1810 T/Rモジュール・セラミック・パッケージ
1812 底面
2100 T/Rモジュール・セラミック・パッケージ
2202 底面
2204 T/Rモジュール・セラミック・パッケージ

Claims (10)

  1. 切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナであって、
    筐体と、
    前記筐体内の多層印刷配線板であって、
    上面と、
    底面と、
    を有する多層印刷配線板と
    前記多層印刷配線板の前記上面に配置された複数の放射素子と、
    前記多層印刷配線板の前記底面に取り付けた複数の送受信モジュールと、
    を備え、
    前記複数の送受信モジュールは前記多層印刷配線板の前記底面と信号通信し、
    前記複数の送受信モジュールの各送受信モジュールは前記多層印刷配線板の前記上面に配置された前記複数の放射素子の対応する放射素子と反対の前記多層印刷配線板の前記底面に配置され、
    送受信モジュールは、前記送受信モジュールと反対に配置された前記対応する放射素子と信号通信し、
    各送受信モジュールは、ビーム処理モノリシックマイクロ波集積回路および2つの電力切替えモノリシックマイクロ波集積回路を備え、
    前記送受信モジュールの少なくとも1つは、対応する複数の金属層を有する複数のセラミック基板を含む送受信モジュール・セラミック・パッケージを備える、切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  2. 前記筐体は、
    圧力板と、
    複数のチャネルを有するハニカム開口板と、
    を備え、
    前記圧力板は、前記複数の送受信モジュールを前記多層印刷配線板の底面に対して押すように構成され、
    前記複数の放射素子は、前記ハニカム開口板にほぼ対向するように配置されるように構成され、
    前記複数の放射素子の各放射素子は、前記ハニカム開口板の前記複数のチャネルの対応するチャネルに配置される、請求項1に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  3. 前記ハニカム開口板と信号通信する広角インピーダンス整合シートをさらに備える、請求項2に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  4. 前記複数の放射素子の各放射素子はプリント・アンテナである、請求項1乃至3の何れか1項に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  5. 送受信モジュールは、複数の高性能信号接点を通じて前記多層印刷配線板の前記底面と信号通信するように配置された、請求項1に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  6. 前記ビーム処理モノリシックマイクロ波集積回路および2つの電力切替えモノリシックマイクロ波集積回路のうち少なくとも一つは、フリップ・チップ構成で物理的に構成されている、請求項1に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  7. 複数のビアをさらに備え、前記複数のビアの各ビアは、前記多層印刷配線板を通り、前記送受信モジュールと反対の前記多層印刷配線板の前記上面に配置された、前記複数の放射素子の、前記多層印刷配線板の前記底面上の前記複数の送受信モジュールの送受信モジュールと放射素子の間の信号経路として構成される、請求項1乃至の何れか1項に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  8. 前記多層印刷配線板は2つのプリント配線基板サブアセンブリを備え、前記2つのプリント配線基板サブアセンブリは、前記2つのプリント配線基板サブアセンブリの間で機械的接続および電気的接続の両方を形成する接着材料を有する接着層により接着される、請求項に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  9. 前記複数の放射素子の各放射素子は対応する送受信モジュールごとの信号開口である、請求項1に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ
  10. 前記圧力板は、前記複数の送受信モジュールを受けるための複数のポケットを含み、前記複数のポケットの少なくとも1つは、前記送受信モジュールの底面を前記多層印刷配線板の底面に対して押すための圧縮力を提供するための圧縮ばねを含む、請求項2に記載の切替え可能送受信フェーズド・アレイ・アンテナ。
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