JP6639826B2 - 筋力訓練機 - Google Patents

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本発明は、筋力を訓練するための筋力訓練機(以下、訓練機と言う)に関する。
後記特許文献1に記載の訓練機では、錘に抗して移動できる上体パッド(操作部)を備え、この上体パッドを訓練者が胸や背中で押し動かすことで、腹筋や背筋を鍛えることができるようにされている。
そのために、この訓練機では、基枠に、錘が繋がれたアームが軸支され、該アームに、上体パッドの取付部が、跳ね上げ回動・固定可能に軸支され、基枠に、訓練者が座る座部が設けられ、上体パッドは、訓練者による跳ね上げ操作と下げ戻し操作とによって、その位置を訓練者の胸側または背中側に設定できるようになっている。
そして、この訓練機から訓練者が乗降する際には、跳ね上げ機構で、上体パッドを、乗降の邪魔にならない位置に跳ね上げることができるようになっているので、上体パッドを跳ね上げれば、訓練者は、乗降に際して、上体パッドを避ける必要無く、乗降することができる。
特開2006−75414号公報
しかし、上記従来の訓練機では、訓練者は、訓練機に乗降するに際しては、上体パッドを跳ね上げる操作に加えて、上体パッドが自重で落下しないように、常時、手で持った状態で跳ね上げ、その跳ね上げた位置で当該上体パッドをロックする操作も必要である。
また、訓練機に乗って訓練を実施するに際しては、跳ね上がった位置にある上体パッドのロックを解除する操作と、その上体パッドを訓練ができる位置にまで、下げ戻す際にも、上体パッドを、常時、手で持って、下げ戻すという操作が必要である。
このように上体パッドを跳ね上げた位置でロックする操作や、上体パッドを跳ね上げた位置から下方へ戻す操作に加えて、その操作中、訓練者は、上体パッドを、常時、持っておく必要があるため、上体パッドの操作が必ずしも容易ではないうえに、手を放せば落下する虞もあり、面倒でもある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、訓練者が訓練機に対し乗降する際の邪魔にならない位置に操作部を移動させる際に、操作部を容易に操作でき、訓練の実施を安全に行うことができる訓練機を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明に係る訓練機は、訓練者が乗る乗部と、前記訓練者の上半身で押される操作部と、前記操作部の移動に抗して当該操作部に負荷をかける負荷装置と、前記負荷を前記操作部に伝達する伝達部と、を備える訓練機において、前記操作部は、前記訓練者が訓練する訓練位置と前記訓練者が前記乗部への乗降の妨げにならない乗降位置とに固定する固定部を有し、前記訓練位置と前記乗降位置との間で水平方向に移動可能になっており、前記操作部の前記固定を解除するとともに前記操作部を移動操作する際のグリップを兼ねる固定解除具を、前記操作部の端部のうち前記固定部側に設け、前記操作部が前記訓練位置又は前記乗降位置のいずれに固定されていても、前記乗部の座部に乗った前記訓練者が前記固定解除具を操作可能であることを特徴とする。
この構成によれば、訓練者が乗部へ乗降する際は、操作部は、前記訓練者が前記乗部への乗降の妨げにならない乗降位置へ水平方向に移動させるので、乗降が容易にでき、訓練を安全に実施できる。
また、操作部が、上記訓練位置と乗降位置とのいずれの位置でも、固定部で固定される。そのため、操作部がそれらの位置から不用意に動くようなことがなくなり、訓練効果の減少や怪我などの虞がなくなる。
さらに、固定解除具は操作部の固定解除時と移動操作時とにおける訓練者のグリップを兼ねることができる。そのため、操作部の固定解除の操作を片手で容易に行うことができる。
(2)本発明において、好ましい実施態様では、前記伝達部は、伝達アームを有し、前記操作部は、前記伝達アームにより水平面内を回動可能に軸支されている。
この構成によれば、操作部は、伝達アームに軸支されて、水平方向に回動するので、自重により落下するようなことがなく、また、移動操作中に、支えを必要としないので、操作部を容易に、かつ、安全に操作できる。
()本発明において、好ましい実施態様では、前記操作部は、前記固定部で乗降位置に移動されて固定されると、手摺として使用可能になっている。
この構成によれば、訓練機から乗降するに際して、前記操作部を手摺として使用でき、乗降がより容易となる。
本発明によれば、訓練者は訓練機に対し乗降するため、乗降の邪魔にならない位置に操作部を移動操作させる際、操作部を、常時、持っておく必要がなく、移動操作中に、一時的に、操作部から手を離すこともできるので、操作部の操作を楽にかつ容易に行うことができ、手摺にも使用できる為、乗降も容易である。
本発明の実施形態に係る訓練機の一部切欠斜視図である。 実施形態における上記訓練機の平面図である。 実施形態における上記訓練機の回動板近辺の拡大図である。 実施形態におけるトーソフレクション操作部の固定部の分解斜視図である。 実施形態におけるトーソフレクション操作部の固定部の組み立て斜視図である。 実施形態におけるトーソフレクション操作部の固定部の透視斜視図である。 実施形態におけるトーソフレクション操作部が訓練位置にある訓練機の斜視図である。 実施形態におけるトーソフレクション操作部が乗降位置にある訓練機の斜視図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係る訓練機を説明する。
図1および図3を参照して、実施形態の訓練機1を説明する。図1では、基台2のフレームの一部の図示を略している。訓練機1は、ヒップアブダクションとトーソフレクションとの2種類の訓練が可能な訓練機である。
訓練機1は、複数のフレームからなる基台2と、訓練者が乗る乗部3と、トーソフレクション訓練時に訓練者の上半身で前方下方へ押圧されるトーソフレクション操作部4と、ヒップアブダクション訓練時に訓練者の下肢で開閉操作されるヒップアブダクション操作部5と、各操作部4,5それぞれに、その操作に抗して負荷をかける負荷装置6と、前記負荷を各操作部4,5に伝達する伝達部7と、トーソフレクション操作部4を、トーソフレクション訓練ができる位置(訓練位置)と、訓練者の乗降の妨げにならない位置(乗降位置)に固定する固定部8と、を備える。
実施形態の左右方向および前後方向は、乗部3に乗った訓練者から見て、それぞれ、その左右方向および前後方向である。
乗部3は、座部9と背凭れ部10とを有する。背凭れ部10は、位置調整部10aで背凭れの前後の位置が調整可能になっている。
トーソフレクション操作部4は、横長略円柱状をなすパッド部の構造をなしている。トーソフレクション操作部4は、固定部8により、トーソフレクション訓練時の位置(訓練位置)と、訓練者が乗部3への乗降動作の妨げにならない位置(乗降位置)と、に固定可能である。
固定部8、および、その周辺構造の詳細は、後述する。
基台2のフレーム上には、トーソフレクション操作部4をロックするロック部11が設けられている。このロック部11は、ソレノイド12を内蔵する。図1においては、ソレノイド12が有する係合軸だけが図示されており、ソレノイド12の本体は図示省略されている。
ソレノイド12の係合軸は、後述する伝達アーム28の下部に設けたロック板51に設けたロック用穴(図7参照)に進退可能である。ソレノイド12の係合軸がロック用穴に進入係合すると、トーソフレクション操作部4はロックされて操作不能となる。ソレノイド12の係合軸がロック用穴から退出離脱すると、トーソフレクション操作部4はロック解除されて操作可能となる。トーソフレクション操作部4の操作のロックおよびロック解除は、操作パネル(図示略)のタッチ操作で行う。
ヒップアブダクション操作部5は、左右一対の連結アーム13a,13bと、左右一対の下肢乗せ部14a,14bと、左右一対の下肢側部当接部15a,15bと、を備える。
連結アーム13a,13bは、座部9下方の基台2上に左右方向に水平回動可能に後端側が軸支されている。
下肢乗せ部14a,14bは、一対の連結アーム13a,13bの前端側に固定されて斜め下方へ長板状に延び、連結アーム13a,13bの回動に連動して左右方向に開閉する。
下肢側部当接部15a,15bは、各下肢乗せ部14a,14bの左右側一方に設けられている。
連結アーム13a,13bそれぞれの後端側は、左右方向に離間して対向し、該後端側それぞれの下部に滑車が固定されている。
連結アーム13a,13bは、滑車間に巻き掛けられた索条によって連動連結されている。そして、一方の連結アーム13bが回動すると、他方の連結アーム13aは、一方の連結アーム13bの回動方向とは逆方向に回動する。これにより、連結アーム13a,13bが回動すると、下肢乗せ部14a,14bは左右方向に開閉する。
連結アーム13aは、その後端側が基台2上に回動可能に支持されている。連結アーム13bは、その後端側が連結パイプ17を介して、回動板18上に固定されている。
回動板18は基台2上に回動可能に軸支されている。
連結パイプ17には、L字部材19が固定されている。L字部材19には、固定ピン20a内蔵の筒状部材20が垂直固定され、この固定ピン20aは、座部9側部の解除操作部21に、操作力伝達用索条22で連動連結されており、圧縮ばね58により下方向に付勢されている。
回動板18には、筒状部材20を円弧中心とする円弧状に、2つの固定用穴24a、円弧方向他方には1つの固定用穴24bが形成されている。
一方の2つの固定用穴24aは、訓練時の固定ピン20aの固定用穴として訓練者の体格に合わせて円弧方向近接した位置に2つ形成されている。固定用穴24aに固定ピンが入ると、ヒップアブダクション操作部5は、訓練位置に固定され、回動板18は、ヒップアブダクション操作部5の操作、すなわち、下肢乗せ部14a,14bの開閉操作に連動して回動する。
他方の固定用穴24bに、固定ピン20aが入ると、ヒップアブダクション操作部5は、乗降のための位置として、その下肢乗せ部14a,14bが開いた位置にある。
L字部材19の回動によって、固定ピン20aが両固定用穴24a,24b間の回動板18上にあるときは、連結アーム13a,13bは、固定が解除される。
回動板18の側面側の基台2上には、ヒップアブダクション操作部5のロック部25が取り付けられている。このロック部25内部に、ヒップアブダクション操作部5のロックとその解除を制御するソレノイド26が内蔵されている。ヒップアブダクション操作部5の操作のロックおよびロック解除の操作は、図示略の操作パネル面のタッチ操作で行う。
回動板18の側面にはロック用凹部27が形成されている。
ソレノイド26は進退してロック用凹部27に係合離脱し、ヒップアブダクション操作部5の操作のロック、および、そのロックの解除ができるようになっている。ソレノイド26がロック用凹部27に係合すると、回動板18が回動できないので、ヒップアブダクション操作部5は操作できない。
伝達部7は、伝達アーム28と、伝達索条29と、4つの第1〜第4滑車30〜33と、を含む。伝達アーム28の下端部には、索条固定部34が装着固定されている。伝達索条29は、一端側が負荷装置6内に固定され、他端側は、第1〜第4滑車30〜33間を掛け回され、索条固定部34に固定されている。
伝達アーム28は、その上端が、後述する連結部35を介してトーソフレクション操作部4に連結されていると共に、その中途部が軸部28aに垂直面内を回動可能に軸支されている。これにより、トーソフレクション操作部4が操作されると、伝達アーム28は、軸部28a回り垂直面内を回動する。
トーソフレクション操作部4が押され、これに伴い伝達アーム28が回動すると、伝達アーム28の下端側の索条固定部34に連結された索条29の他端側に、その回動方向の引っ張り負荷がかかる。この場合、索条29の一端側には第1〜第4滑車30〜33を介して負荷装置6の負荷が作用しているので、訓練者には、その引っ張りに抗する負荷が負荷装置6からかかる。これにより、訓練者は、トーソフレクション訓練を行うことができる。この場合、トーソフレクション操作部4の操作時は、回動板18がロック部25でロックされて回動しないので、第4滑車33は、他の第1〜第3滑車30〜32を含めて定滑車となる。
負荷装置6は、内部に電動モーター(図示略)を備え、伝達索条29に引っ張り方向の負荷を印加する。
この負荷は、第1〜第4滑車30〜33を介して、伝達アーム28下端の索条固定部34に印加され、トーソフレクション操作部4の操作に抗する負荷となる。
電動モーターによる負荷の大きさは、訓練者により操作パネル(図示略)によって設定することができる。操作パネルは、訓練の開始、停止等の操作も可能になっている。
第1〜第4滑車30〜33のうち、第4滑車33は、回動板18に軸支されている。第4滑車33は、回動板18がロック部25でロックされ回動不能になると、前記したように定滑車となり、回動板18のロックが解除され回動すると、動滑車となる。
ヒップアブダクション操作部5の操作で回動板18が回動すると、第4滑車33は動滑車となるので、ヒップアブダクション操作部5の操作力を「1」とすると、この操作力に抗する負荷装置6側からの索条29による引っ張り負荷は「0.5」で済み、負荷装置6が必要とする負荷は前記操作力の半分に軽減する。このため、負荷装置6内の電動モーターの負荷が軽減する。
図4〜図6を参照して、トーソフレクション操作部4の固定部8と、その連結部35とを説明する。
固定部8は、回動軸部36と、固定/固定解除部37とを備える。
回動軸部36は、軸部38が立設された平板部材39と、円筒部材40,41と、円板部材42と、ねじ43と、を備える。
平板部材39は、平面視円弧状の平板であり、その円弧中心を中心として、円弧状溝44と、この円弧状溝44の円周方向両側に形成された訓練時勘合穴45および乗降時勘合穴46とを有する。この平板部材39は、伝達アーム28の上端のフランジ28aに、ネジ止め固定される。
固定/固定解除部37は、固定ピン47と、圧縮ばね48と、ナット49、固定解除具50と、を備える。
連結部35は、円形部51と、第1筒部52と、第2筒部53とを有し、これらは、一体形成されている。円形部51は、トーソフレクション操作部4の端部端面にネジ止めされる。第1筒部52には、軸部38が挿入される。第2筒部53には、固定/固定解除部37の固定ピン47と圧縮ばね48とが挿入される。
第1筒部52に軸部38が挿入され、円筒部材40が第1筒部52の下側に、円筒部材41が第1筒部52の上側に挿入され、円筒部材41の上側から円板部材42がねじ43で固定される。
第2筒部53に固定ピン47および圧縮ばね48が挿入され、ナット49を介して、固定解除具50が固定される。圧縮ばね48は、固定ピン47を訓練時勘合穴45、および乗降時勘合穴46に勘合する方向に付している。
以上の構成により、固定ピン47が、平板部材39の円弧状溝44の訓練時勘合穴45および乗降時勘合穴46に勘合されると、トーソフレクション操作部4は固定される。固定解除具50が上方に引かれて、固定ピン47が、勘合穴45,46から抜かれると、トーソフレクション操作部4は、固定が解除されて軸部38周りに水平方向に回動操作可能となる。
図4〜図8を参照して、トーソフレクション操作部4の固定部8による固定およびその固定解除を説明する。
図7は、トーソフレクション操作部4の訓練時固定位置を示し、図8は、トーソフレクション操作部4の乗降(移乗)時固定位置を示す。トーソフレクション操作部4の操作時は、ヒップアブダクション操作部5の操作は不要のため、図7および図8では、いずれも、ヒップアブダクション操作部5の下肢乗せ部14a,14bは、開いた状態にロックされている。
訓練者は座部9に搭乗(移乗)するには、トーソフレクション操作部4を、図7の位置から図8に示す位置まで水平方向に沿って回動操作をする必要がある。トーソフレクション操作部4が図7の位置にあるときは、固定ピン47が、平板部材39の訓練時勘合穴45に勘合しているので、トーソフレクション操作部4は、固定部8で訓練位置に固定されている。
この固定状態で、訓練者は、固定解除具50を掴み、圧縮ばね48に抗して上方に引くことで、固定ピン47を訓練時勘合穴45から外す。これにより、トーソフレクション操作部4の固定が解除される。
トーソフレクション操作部4の固定が解除されると、訓練者は、トーソフレクション操作部4を、前方に水平回動させると、固定ピン47は平板部材39の円弧状溝44上を乗降時勘合穴46にまでスライドし、圧縮ばね48に付勢されて乗降時勘合穴46に勘合する。
これにより、トーソフレクション操作部4は、訓練者が座部9に乗るのに邪魔にならない図8に示す位置で固定され、訓練者は、座部9に乗ることができる。また、このとき、トーソフレクション操作部4が固定されているので、トーソフレクション操作部4を手摺として座部9に乗ることができる。
訓練者は、座部9に乗ると、固定解除具50を掴んで圧縮ばね48に抗して上方に引くと、固定ピン47は乗降時勘合穴46から外れる。そして、訓練者は、トーソフレクション操作部4を、軸部38周りを後方へ水平回動させると、固定ピン47は、円弧状溝44上を訓練時勘合穴45にまでスライドし、圧縮ばね48に付勢されて訓練時勘合穴45に勘合する。
これにより、トーソフレクション操作部4は、訓練者が訓練できる図7に示す訓練位置に移動するので、訓練者はトーソフレクション操作部4によって訓練することができる。
訓練者は、訓練が終了して、座部9から降りるときは、固定解除具50を掴んで圧縮ばね48に抗して上方に引いて、固定ピン47を訓練時勘合穴45から外す。そして、訓練者は、トーソフレクション操作部4を、軸部38周りを前方へ水平回動させ、固定ピン47を円弧状溝44上にて乗降時勘合穴46にまでスライドさせると、固定ピン47が圧縮ばね48に付勢されて乗降時勘合穴46に勘合する。
これにより、トーソフレクション操作部4は、訓練者が座部9から降りるのに邪魔にならない位置で固定され、訓練者はトーソフレクション操作部4を手摺として座部9から容易に降りることができる。
なお、トーソフレクション操作部4の回動角度を一定範囲に規制するため、固定部8の平板部材39に、円弧状回動限界溝54(図4参照)が設けられ、連結部35の下面に円弧状回動限界溝54に嵌合する回動規制部55が突設され、円弧状回動限界溝54に前記回動規制部が入ることで、トーソフレクション操作部4の回動角度は、前記一定範囲に限定される。
なお、実施形態の訓練は、ヒップアブダクションと、トーソフレクションとであったが、ヒップアブダクション・アダクションと、トーソエクステンション・フレクションの訓練も実施できるようにしてもよい。
また、本発明は、トーソフレクションの1種類の訓練、もしくはトーソエクステンション・フレクションの2種類の訓練ができる筋力訓練機にも勿論適用できる。
以上説明したように、実施形態によれば、トーソフレクション操作部4を、訓練者が乗部3への乗降の妨げにならない位置へ水平方向に移動可能で、かつ、その位置で固定されて手摺としても使用できる。そのため、訓練者は、乗部3に乗降する際は、トーソフレクション操作部4を手摺として乗降することができる。また、トーソフレクション操作部4を乗降位置や、訓練位置に水平回動させる途中であっても、トーソフレクション操作部4から手を離すことができる。そのため、トーソフレクション操作部4の操作を安全にかつ容易に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
1 訓練機
2 基台
3 乗部
4 トーソフレクション操作部
5 ヒップアブダクション操作部
6 負荷装置
7 伝達部
8 固定部
9 座部
10 背凭れ部
28 伝達アーム
28a 軸部
29 伝達索条
30〜33 第1〜第4滑車
34 索条固定部
35 連結部
36 回動軸部
37 固定/固定解除部
38 軸部
39 平板部材
40,41 円筒部材
44 円弧状溝
45 訓練時勘合穴
46 乗降時勘合穴
47 固定ピン
48 圧縮ばね
49 ナット
50 固定解除具
51 円形部
52 第1筒部
53 第2筒部

Claims (3)

  1. 訓練者が乗る乗部と、
    前記訓練者の上半身で押される操作部と、
    前記操作部の移動に抗して当該操作部に負荷をかける負荷装置と、
    前記負荷を前記操作部に伝達する伝達部と、
    を備える訓練機において、
    前記操作部は、前記訓練者が訓練する訓練位置と前記訓練者が前記乗部への乗降の妨げにならない乗降位置とに固定する固定部を有し、前記訓練位置と前記乗降位置との間で水平方向に移動可能になっており
    前記操作部の前記固定を解除するとともに前記操作部を移動操作する際のグリップを兼ねる固定解除具を、前記操作部の端部のうち前記固定部側に設け、
    前記操作部が前記訓練位置又は前記乗降位置のいずれに固定されていても、前記乗部の座部に乗った前記訓練者が前記固定解除具を操作可能である、
    ことを特徴とする筋力訓練機。
  2. 前記伝達部は、伝達アームを有し、
    前記操作部は、前記伝達アームにより水平面内を回動可能に軸支されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の筋力訓練機。
  3. 前記操作部は、前記固定部で前記乗降位置に移動されて固定されると、手摺として使用可能になっている、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の筋力訓練機。
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