JP6639477B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents
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Description
1.本実施形態に係る情報処理システムの概要と構成
2.本実施形態に係る情報処理装置の構成と動作
2.1.構成
2.2.RSSIの抽出範囲
2.3.動作
2.4.補足
3.本実施形態に係る情報処理システムの動作
3.1.第1の動作例
3.2.第2の動作例
3.3.第3の動作例
3.3.1.第1の認証処理に係る構成と動作
3.3.2.第2の認証処理に係る構成と動作
3.3.3.補足
3.4.第4の動作例
4.本実施形態に係る情報処理システムの変形例
4.1.情報処理システムの構成
4.2.情報処理システムの動作例
5.ハードウェア構成図
6.まとめ
以下、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の概要について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1における構成の概要を示す図である。なお、図1に示したように、本実施形態に係る情報処理システム1は、例えば、書店における書籍の決済システム等に適用可能であるが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、情報処理システム1は、ショッピングセンターやコンビニエンスストア等の小売店における決済や、レンタルショップや図書館における貸出処理等、他の分野にも適用可能である。以下では、本実施形態に係る情報処理システム1が、書店の決済システムに適用される例について説明する。
図1に示したように、書店に入店した人物P0は、通信端末20を手に所持している。通信端末20は、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット等の移動端末や、スマートウォッチやスマートグラス等のウェアラブル端末であってもよい。通信端末20の機能等については後述する。
図2は、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。図2に示したように、情報処理システム1は、情報処理装置10、通信端末20、並びにゲート30Aおよび30Bを有する。また、ゲート30Aおよび30Bは、ゲートビーコン31Aおよび31Bを有する。
通信端末20は、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット等の移動端末や、スマートウォッチやスマートグラス等のウェアラブル端末などの通信端末である。通信端末20は、情報処理装置10等との通信を行う通信部、通信端末20の制御を行う制御部、ユーザが情報を通信端末20に入力するための入力部、およびユーザに情報を出力するための出力部等を有してもよい。入力部としての機能は、例えば、タッチパネルやボタン等により実現されてもよい。出力部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、LCD(Liquid Crystal Display)装置、またはOLED(Organic Light Emitting Diode)装置等により実現されてもよい。また、入力部および出力部としての機能は、マイクやスピーカ等の音声入出力装置により実現されてもよい。
ゲート30は、情報処理システム1を利用する店舗の出口付近やレジスター付近等に設置されるゲートであってもよい。例えば、ゲート30は、例えば、人物の通過を遮蔽し人物が通過してもよいと判定された場合に開放されるフラッパーが付設されたフラッパーゲートや、ドアが付設されたドアゲートなどであってもよい。例えば、情報処理装置10が書籍40に関する処理を完了すると、ゲート30Aおよび30Bの間に設けられたフラッパーやドアが開放されてもよい。
書籍40は、情報処理装置10を利用する店舗において販売されている物品の一例である。例えば、上記物品は、書店に置かれている書籍や雑誌、新聞等に限らず、ショッピングセンターやコンビニエンスストア等の小売店で販売されている日用品や食料品、雑貨、衣服、家具、電機製品、嗜好品、エンターテインメント製品等、店舗において陳列される商品であれば特に限定されない。また、商品に限らず、例えば、レンタルショップや図書館等で貸し出される書籍やビデオ、DVD(Digital Versatile Disc)ソフト等であってもよい。
情報処理装置10は、通信端末20、ゲートビーコン31Aおよび31Bのいずれかのビーコン、および物品タグ41に関する情報に基づき、所定の処理を実施する。具体的には、情報処理装置10は、通信端末20、ゲートビーコン31Aおよび31B、並びに物品タグ41を識別する情報を取得する。また、情報処理装置10は、通信端末20において測定された通信電波の強度に関する情報を取得する。
上記の情報処理システム1の適正な運用を実現するためには、各通信距離を正しく判定することが求められる。例えば、情報処理装置は、通信端末20とゲートビーコン31Aの通信距離、および物品タグ41とゲートビーコン31Aの通信距離が所定の範囲内であることを確実に判定することが求められる。ここで、各通信距離の判定においては、電波のRSSIが用いられる。つまり、測定されたRSSIの強弱に応じて、通信距離が推定される。
<2.1.構成>
以下では、本実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図3は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態による情報処理装置10は、通信部100、記憶部110、抽出部120、および処理部130を含む。
通信部100は、通信端末20やゲートビーコン31と情報の送受信を行うためのインタフェースである。例えば、通信部100は、通信端末20およびゲートビーコン31と無線通信を行い、通信端末20およびゲートビーコン31が測定した電波のRSSIを含む測定結果を取得する。例えば、通信部100は、通信端末20およびゲートビーコン31または物品タグ41等との間の通信に用いられた電波の測定結果を取得してもよい。なお、通信部100は、ゲートビーコン31と有線により通信してもよい。
記憶部110は、通信部100、抽出部120および処理部130から得られた情報を記憶する。例えば、記憶部110は、通信部100が取得した電波の測定結果を時系列に記憶してもよい。また、記憶部110は、抽出部120により並べ替えられた測定データを記憶してもよい。また、記憶部110は、処理部130により処理された内容を記憶してもよい。また、記憶部110は、記憶した測定データを抽出部120に出力してもよい。
抽出部120は、通信部100または記憶部110から出力された測定結果のうち、所定の範囲内のRSSIを示す測定結果を抽出する。上記所定の範囲内のRSSIは、例えば、上位10%〜上位30%の範囲に含まれるRSSIであってもよい。具体的には、抽出部120は、所定の時間内に取得されたRSSIを高い順に並べ替え、並べ替えられたRSSIのうち上位10%〜上位30%の範囲に含まれるRSSIを抽出する。なお、抽出部120は、上位10%および上位30%におけるRSSIも抽出し得る。上記範囲に含まれるRSSIは、以下で説明するように、ノイズによる変動の小さいRSSIである。後述する処理部130は、ノイズによる変動の小さいRSSIを用いることにより、精度の高い処理が可能である。なお、抽出範囲の根拠については、「2.2.RSSIの抽出範囲」において具体的に説明する。
処理部130は、抽出部120および記憶部110から出力された測定結果に係る情報を用いて、所定の処理を実行する。例えば、処理部130は、抽出部120により抽出された測定結果を用いて、所定の処理を実行してもよい。また、処理部130は、抽出部120により抽出された後に記憶部110に記憶された一または複数の測定結果を用いて、所定の処理を実行してもよい。
図4は、取得された電波のRSSIの時間変化の一例を示すグラフG1である。グラフG1は、RSSIの取得データG10の時間変化を示す。なお、グラフG1の横軸は時間を示し、また、縦軸はRSSIを示す。また取得された電波の測定時間の間隔は、約0.1〜0.3秒である。
図5は、取得された複数の電波のRSSIを時刻ごとに並べ替えた値を格納するテーブルT1の一例である。テーブルT1は、測定時刻フィールドT10、RSSIフィールドT11、およびソートフィールドT12を含む。測定時刻フィールドT10には、実際にRSSIを測定した時刻が格納されている。RSSIフィールドT11には、測定時刻フィールドT10に示された時刻におけるRSSIが格納されている。例えば、最新のRSSI測定時刻である「16時24分25秒241」の時点におけるRSSI値は、RSSI値T101に示されているように、−70dBmである。
次に、ソートフィールドT12に順位ごとに格納されたRSSIの分布について説明する。
図6に示された標準偏差の値を根拠として、例えば、抽出部120は、2位から6位まで、つまり、上位10%〜上位30%の範囲に含まれるRSSIを抽出してもよい。これにより、取得した複数のRSSIの分布のばらつきの影響を抑えることができる。
なお、上述した例においては、並べ替えの対象となる測定値の数は、上記測定時刻から過去にわたり20回としたが、本技術は係る例に限定されない。例えば、過去50回、または100回など、並べ替えの対象となる期間は適用対象に応じて自由に設定可能である。以下、並べ替えの対象の測定値の数を50回、または100回とした例においても上述した抽出部120によるRSSIの抽出範囲が妥当であることについて説明する。
図9は、順位ごとに格納された複数のRSSIから算出された標準偏差の一例を示すグラフG4である。グラフG4の横軸に記載された数字は並べ替えにより決定された順位を示しており、図9に示した例では、50となっている。つまり、図9においては、ある電波測定時刻から過去50回測定されたRSSIが数値順に並べ替えられ、順位ごとに格納された上記RSSIの分布から得られた標準偏差が、順位ごとに示されている。
また、図11は、順位ごとに格納された複数のRSSIから算出された標準偏差の一例を示すグラフG6である。グラフG6の横軸に記載された数字は並べ替えにより決定された順位を示しており、図11に示した例では、100となっている。つまり、図11においては、ある電波測定時刻から過去100回測定されたRSSIが数値順に並べ替えられ、順位ごとに格納された上記RSSIの分布から得られた標準偏差が、順位ごとに示されている。
図4〜12に示した例においては、抽出部120は、通信部100が取得した複数のRSSIのうち、上位10%〜上位30%の範囲に含まれるRSSIを抽出したが、本技術はRSSIの抽出範囲が上記の範囲であれば、抽出するRSSIは特に限定されない。
図13は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の動作例を示すフローチャートである。図13を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置10の動作処理について説明する。
以上、本実施形態に係る情報処理装置10の構成および動作について説明した。また、本実施形態に係る情報処理装置10の、特に抽出部120によるRSSIの抽出手段について具体的に説明した。例えば、抽出部120において抽出するRSSIの範囲をRSSIの示す値の上位10%〜上位30%に含まれる範囲とすることにより、時間変動の小さいRSSIに基づく処理を行うことが可能となる。
以上、本実施形態に係る情報処理装置10の構成と動作について説明した。続いて、上述した情報処理装置10を含む情報処理システム1の動作について具体的に説明する。情報処理システム1は、上述した情報処理装置10により抽出された時間変動の小さいRSSIを用いることにより、装置間の通信距離についてより精度高く判定することが可能となる。以下、図14〜21を参照して、情報処理システム1の動作第1〜第4の動作例について説明する。
図14は、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の第1の動作例を示すシーケンス図である。ここでは、通信端末20がゲートビーコン31のゲートIDおよび書籍40の物品ID、並びにゲートビーコン31および物品タグ41との通信における電波のRSSIを情報処理装置10に送信するケースについて説明する。
以上、情報処理システム1の第1の動作例について説明した。次に、情報処理システム1の第2の動作例について説明する。
以上、情報処理システム1の第2の動作例について説明した。次に、情報処理システム1の第3の動作例について説明する。
(構成)
まず、通信端末20による書籍40の第1の認証処理に係る構成と動作について説明する。図17は、第3の動作例における通信端末20の第1の認証処理に係る構成を示す図である。図17に示すように、第1の認証処理に係る構成においては、人物P1が通信端末20および物品タグ41が付された書籍40をそれぞれの手に持っていると想定する。
図18は、第3の動作例における通信端末20の第1の認証処理に係る構成に基づく動作を示すフローチャートである。まず、通信端末20は、近接する物品タグ41から物品IDを取得し(S600)、物品タグ41との通信における電波のRSSIを取得する(S601)。なお、ステップS600における動作は、図16のシーケンス図におけるステップS502と同一の動作である。そして、通信端末20は、取得したRSSIに基づき物品タグ41との距離を推定する(S602)。
(構成)
次に、通信端末20による書籍40の第2の認証処理に係る構成と動作について説明する。図19は、第3の動作例における通信端末20の第2の認証処理に係る構成を示す図である。図19に示すように、第2の認証処理においては、人物P2は通信端末20を鞄21に収納し、物品タグ41が付された書籍40を抱えていると想定する。なお、図19においては、通信端末20は鞄21に収納されているとしたが、例えば、通信端末20は、衣服のポケット等に収納されていると想定されてもよい。
図20は、第3の動作例における通信端末20の第2の認証処理に係る構成に基づく動作を示すフローチャートである。まず、通信端末20は、近接する物品タグ41から物品IDを取得し(S700)、物品タグ41との通信における電波のRSSIを取得する(S701)。なお、ステップS700における動作は、図16のシーケンス図におけるステップS502と同じ動作である。そして、通信端末20は、取得したRSSIに基づき物品タグ41との距離を推定する(S702)。
なお、通信端末20が書籍40を認証する際、例えば、通信端末20は、ユーザに対して書籍40を認証した旨を提示してもよい。具体的には、通信端末20は、ユーザに対して書籍40を認証した旨を通信端末20の画面に表示してもよいし、音声により出力してもよい。これにより、ユーザは通信端末20が書籍40を認証したことを認知することが可能である。
以上、情報処理システム1の第3の動作例について説明した。次に、情報処理システム1の第4の動作例について説明する。
以上、情報処理装置10を含む情報処理システム1の動作例について説明した。続いて、上述した情報処理装置10を含む情報処理システム1の変形例について具体的に説明する。本変形例における情報処理システム1は、上述した情報処理システム1の構成に、さらに認証ビーコン32を追加した構成を有する。以下、図22および図23を参照して、情報処理システムの変形例の構成および動作例について説明する。
図22は、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の変形例の構成を示す図である。図22に示したように、情報処理システム1は、情報処理装置10、通信端末20、ゲート30Aおよび30B、並びに認証ビーコン32Aおよび32Bを含む。また、ゲート30Aおよび30Bは、それぞれにゲートビーコン31Aおよび31Bを有する。なお、認証ビーコン32Aおよび32B以外の構成の有する機能については、説明を省略する。
認証ビーコン32は、情報処理システム1を利用する店舗の入口付近や店内の任意の箇所に設置されるビーコンである。認証ビーコン32は、情報処理装置10および通信端末20と通信を行い、各種情報処理を行う。例えば、認証ビーコン32は、決済に利用する通信端末20を認証し、認証された通信端末20に係る情報を情報処理装置10に送信してもよい。
以上、情報処理システム1の変形例の構成について説明した。次に、情報処理システム1の変形例における動作例について説明する。
以上、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10および情報処理システム1の構成および動作例について説明した。上述した情報処理装置10の情報処理は、ソフトウェアと、情報処理装置10との協働により実現される。以下では、一例として、情報処理装置10のハードウェア構成を説明する。
ここまで、図1〜図24を用いて、本開示の一実施形態について詳細に説明した。本開示の一実施形態に係る情報処理装置10は、取得したRSSIを並べ替え、上位10%〜上位30%の範囲に含まれるRSSIを抽出することにより、抽出されたRSSIの時間変動が小さくなる。これにより、RSSIに基づく処理をより確実に実施することが可能である。また、情報処理装置10は、処理に求められる条件(例えばリアルタイム性や正確性)に応じて、抽出するRSSIの選択数や選択方法、および抽出対象の測定数等を変更することができる。これにより、適用対象の求める仕様に合わせてRSSIを用いることが可能となる。
(1)
電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、上位10%〜上位30%の範囲に含まれる強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
を備える情報処理装置。
(2)
前記抽出部は、上位15%〜上位25%の範囲に含まれる強度を示す測定結果を抽出する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記抽出部は、前記範囲内の所定の順位の強度を示す測定結果を抽出する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報処理装置は、前記取得部が取得した複数の測定結果の示す強度を数値順に並べ替え、順位ごとに前記強度を格納する記憶部をさらに備え、
前記抽出部は、前記記憶部に前記順位ごとに格納された複数の前記強度の分布に基づいて抽出する測定結果を決定する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(5)
前記抽出部は、前記分布の標準偏差を用いて抽出する測定結果を決定する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記抽出部は、第1の時点を含む期間における複数の測定結果のうち、前記範囲内の強度を示す測定結果を抽出し、
前記処理部は、前記抽出部が抽出した測定結果を用いて前記所定の処理を第1の時点と関連付けて行う、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記抽出部は、前記範囲内の強度を示す測定結果から複数の測定結果を抽出する、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記電波は通信装置から送信され、
前記所定の処理は、前記通信装置と前記電波の測定位置との間の通信距離について判定を行う処理を含む、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記通信装置は、第1の通信装置、および物品と関連付けられた第2の通信装置を含み、
前記処理部は、
前記第1の通信装置と前記第1の通信装置から送信された電波の測定位置との間の第1の通信距離、および、前記第2の通信装置と前記第2の通信装置から送信された電波の測定位置との間の第2の通信距離について判定し、
前記判定結果に応じて前記物品に関する処理を行う、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記処理部は、第2の通信距離の変動量が連続して所定の範囲内であるか否かを判定する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
電波の測定結果を取得するステップと、
取得した複数の測定結果のうち、上位10%〜上位30%の範囲に含まれる強度を示す測定結果を抽出するステップと
抽出した測定結果を用いて所定の処理を行うステップと、
を有する、情報処理装置において実行される情報処理方法。
(12)
コンピュータを、
電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、上位10%〜上位30%の範囲に含まれる強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
として機能させるためのプログラム。
(13)
電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、上位10%〜上位30%の範囲に含まれる強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
を備える、情報処理システム。
10 情報処理装置
20 通信端末
30 ゲート
31 ゲートビーコン
32 認証ビーコン
100 通信部
110 記憶部
120 抽出部
130 処理部
Claims (13)
- 電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、前記複数の測定結果の総数をNとし、前記測定結果の示す強度の順位をnとしたときの(n/N)×100の値が10〜30の範囲に含まれる順位の強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
を備える情報処理装置。 - 前記抽出部は、前記(n/N)×100の値が15〜25の範囲に含まれる順位の強度を示す測定結果を抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記抽出部は、前記範囲内の所定の順位の強度を示す測定結果を抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、前記取得部が取得した複数の測定結果の示す強度を数値順に並べ替え、順位ごとに前記強度を格納する記憶部をさらに備え、
前記抽出部は、前記記憶部に前記順位ごとに格納された複数の前記強度の分布に基づいて抽出する測定結果を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記抽出部は、前記分布の標準偏差を用いて抽出する測定結果を決定する、請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記抽出部は、第1の時点を含む期間における複数の測定結果のうち、前記範囲内の強度を示す測定結果を抽出し、
前記処理部は、前記抽出部が抽出した測定結果を用いて前記所定の処理を第1の時点と関連付けて行う、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記抽出部は、前記範囲内の強度を示す測定結果から複数の測定結果を抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記電波は通信装置から送信され、
前記所定の処理は、前記通信装置と前記電波の測定位置との間の通信距離について判定を行う処理を含む、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通信装置は、第1の通信装置、および物品と関連付けられた第2の通信装置を含み、
前記処理部は、
前記第1の通信装置と前記第1の通信装置から送信された電波の測定位置との間の第1の通信距離、および、前記第2の通信装置と前記第2の通信装置から送信された電波の測定位置との間の第2の通信距離について判定し、
前記判定結果に応じて前記物品に関する処理を行う、請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記処理部は、第2の通信距離の変動量が連続して所定の範囲内であるか否かを判定する、請求項9に記載の情報処理装置。
- 電波の測定結果を取得することと、
取得した複数の測定結果のうち、前記複数の測定結果の総数をNとし、前記測定結果の示す強度の順位をnとしたときの(n/N)×100の値が10〜30の範囲に含まれる順位の強度を示す測定結果を抽出することと
抽出した測定結果を用いて所定の処理を行うことと、
を有する、情報処理装置において実行される情報処理方法。 - コンピュータを、
電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、前記複数の測定結果の総数をNとし、前記測定結果の示す強度の順位をnとしたときの(n/N)×100の値が10〜30の範囲に含まれる順位の強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
として機能させるためのプログラム。 - 電波の測定結果を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の測定結果のうち、前記複数の測定結果の総数をNとし、前記測定結果の示す強度の順位をnとしたときの(n/N)×100の値が10〜30の範囲に含まれる順位の強度を示す測定結果を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した測定結果を用いて所定の処理を行う処理部と、
を備える、情報処理システム。
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