JP6638873B1 - 電気コネクタセットおよび該電気コネクタセットの実装された回路基板 - Google Patents

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Abstract

電気コネクタセット(1)は、第1コネクタ(10)と第2コネクタ(20)とを備え、第1コネクタは、第1接続端子(12)と、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子(15)と、第1高周波用接続端子を取り囲む第1外部接地部材(16)とを有し、第2コネクタは、第2接続端子(22)と、第2高周波用接続端子(25)と、第2高周波用接続端子を取り囲む第2外部接地部材(26)とを有し、嵌合時において、第2外部接地部材が第1外部接地部材の内側に位置し、第1接続端子および第2接続端子が第1外部接地部材の外側に位置するとともに、第2外部接地部材が第1高周波用接続端子および第2高周波用接続端子を取り囲むように周状に閉じ、第1実装部および第2実装部が第2外部接地部材の内側に位置している。

Description

この発明は、第1コネクタと第2コネクタとを互いに嵌合して構成される電気コネクタセットおよび該電気コネクタセットの実装された回路基板に関する。
例えば、特許文献1は、多極の接続端子を有する第1コネクタと、該接続端子に係合する相手方接続端子を有する第2コネクタとが正確に嵌合できるように、第1コネクタの両端に第1補強金具を配設するとともに第1補強金具に嵌合する第2補強金具を第2コネクタの両端に配設することを開示する。第1補強金具および第2補強金具は、金属材料からなるとともに、平面視で連続的につながっていないU字状の開放形状をしている。したがって、第1補強金具および第2補強金具は、正確な嵌合を目的とするものであり、電磁的に高いシールド性を提供するものではない。
特開2016−85994号公報
ところで、多極の接続端子を有するコネクタセットにおいて、接続端子で伝送される信号の高周波化が進んでいる。多極の接続端子を有するコネクタセットを高周波信号の伝送に用いる場合、高周波信号を伝送する接続端子の近傍に配置された接地端子やコネクタセットが実装される基板などは、高周波信号を伝送する接続端子から輻射される電磁界によって、共振を起こしやすくなり、放射ノイズを発生させるために、伝送帯域における安定した信号伝送が妨げられる。
そこで、この発明の課題は、高周波信号を伝送する接続端子が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる電気コネクタセットを提供することである。
上記課題を解決するため、この発明の一態様に係る電気コネクタセットは、
第1回路基板に実装される第1コネクタと、第2回路基板に実装されて前記第1コネクタに対して挿抜方向に挿抜可能に嵌合する第2コネクタとを備える電気コネクタセットであって、
前記第1コネクタは、第1接続端子と、前記第1回路基板に実装するための第1実装部を有するとともに前記第1接続端子で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送するための第1高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第1高周波用接続端子を取り囲む第1外部接地部材とを有し、
前記第2コネクタは、嵌合時に前記第1接続端子と電気的に接続する第2接続端子と、前記第2回路基板に実装するための第2実装部を有するとともに嵌合時に前記第1高周波用接続端子と電気的に接続する第2高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第2高周波用接続端子を取り囲むとともに嵌合時に前記第1外部接地部材と電気的に接続する第2外部接地部材とを有し、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合時において、前記挿抜方向から平面視するとき、前記第2外部接地部材が前記第1外部接地部材の内側に位置し、前記第1接続端子および前記第2接続端子が、前記第1外部接地部材の外側に位置するとともに、前記第2外部接地部材が、前記第1高周波用接続端子および前記第2高周波用接続端子を取り囲むように周状に閉じ、前記第1実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置し、前記第2実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置している。
この発明によれば、周状に閉じられた第2外部接地部材が電磁波をシールドするので、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子および第2高周波用接続端子が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
一実施形態に係る電気コネクタセットを示す斜視図である。 図1に示した電気コネクタセットを分解した分解斜視図である。 図1に示した電気コネクタセットを構成する第1コネクタの斜視図である。 図1に示した電気コネクタセットを構成する第2コネクタの斜視図である。 図1に示した電気コネクタセットにおいて第1絶縁性部材および第2絶縁性部材を取り除いたときの平面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面構造を示す斜視図である。 第1コネクタの第1外部接地部材を上方から見たときの斜視図である。 図7の第1外部接地部材を下方から見たときの斜視図である。 図7の第1外部接地部材の上面図である。 図7の第1外部接地部材の下面図である。 図6の断面構造をX方向から見たときの図である。 図5のXII−XII線に沿った断面構造をX方向から見たときの図である。 図1の電気コネクタセットを回路基板に実装したときの断面構造を説明する図である。 第1外部接地部材における外側実装部と外側弾性部に形成された接触部との関係を説明する下面図である。 図14のXV−XV線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。 第1外部接地部材における一側実装部と一側弾性部に形成された接触部との関係を説明する下面図である。 図16のXVII−XVII線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。 第1外部接地部材における内側実装部と内側弾性部に形成された接触部との関係を説明する下面図である。 図18のXIX−XIX線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。 変形例に係る第1外部接地部材の上面図である。 図20の第1外部接地部材の下面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明に係る電気コネクタセット1および該電気コネクタセット1の実装された回路基板2の実施の形態を説明する。なお、各図には、便宜上、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を示している。
〔電気コネクタセット〕
図1は、一実施形態に係る電気コネクタセット1を示す斜視図である。図2は、図1に示した電気コネクタセット1を分解した分解斜視図である。
図1および図2に示すように、電気コネクタセット1は、第1コネクタ10と、第1コネクタ10に対して挿抜方向(Z軸方向)に挿抜可能に嵌合する第2コネクタ20とを備える。図2に示すように、電気コネクタセット1は、第2コネクタ20を第1コネクタ10に対向させた状態で第2コネクタ20を第1コネクタ10に向けて挿抜方向(Z軸方向)に移動させることによって、第1コネクタ10および第2コネクタ20が互いに嵌合するように構成されている。
〔第1コネクタ〕
図3は、図1に示した電気コネクタセット1を構成する第1コネクタ10の斜視図である。
第1コネクタ10は、第1絶縁性部材11と、第1接続端子12と、2つの第1高周波用接続端子15,15(以下、単に、第1高周波用接続端子15と記載することがある。)と、2つの第1外部接地部材16,16(以下、単に、第1外部接地部材16と記載することがある。)とを有する。第1絶縁性部材11としては、例えば、液晶ポリマー等の電気絶縁性の樹脂が用いられる。第1絶縁性部材11は、第1中央支持部13と、2つの第1側方支持部14とを有する。第1中央支持部13は、第1コネクタ10の長手方向(X軸方向)の略中央部に配設され、2つの第1側方支持部14は、第1コネクタ10の長手方向(X軸方向)の両端部にそれぞれ離間して配設される。
第1中央支持部13は、凹状の第1接続端子用装着部を有する。第1接続端子用装着部に第1接続端子12を装着することによって、第1接続端子12が支持される。第1接続端子12は、第1コネクタ10の長手方向(X軸方向)の略中央部に配設されており、長手方向(X軸方向)に沿って配列された複数の接続端子(例えば凹型形状)から構成されている。そのため、第1接続端子12は、通常、メス型の多極接続端子とも呼ばれる。図3に示した第1接続端子12では、長手方向(X軸方向)に沿って1列に3個の接続端子が2列に配列されている。なお、多極の第1接続端子12の配列は、2列に限られず、1列や3列以上にすることができる。また、第1接続端子12の1列当たりの個数は、3個に限られず、2個以下や4個以上にすることができる。
第1接続端子12の列間における電磁波の干渉を抑制するため、第1接続端子12の列間に導電性のシールド部材(図示せず)を設けてもよい。シールド部材は、例えば、第1中央支持部13の中央溝に嵌められて支持されてもよい。また、シールド部材は、第1接続端子12の列間の長手方向にわたって延在してもよい。なお、第1接続端子12として、複数の凹型接続端子が配列されているが、複数の凸型接続端子が配列されていてもよい。この場合、第1接続端子12と係合する第2接続端子22には、複数の凸型接続端子に代えて、複数の凹型接続端子が配列される。
第1接続端子12は、例えば、信号電位又は接地電位に接続される導体であり、導電性を有する棒状の部材を折り曲げて構成されている。第1接続端子12としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第1接続端子12の表面には、例えば、金メッキ等を行ってもよい。
第1側方支持部14のそれぞれは、第1高周波用接続端子用装着部と、第1外部接地部材用装着部とを有する。第1高周波用接続端子用装着部には、対応する第1高周波用接続端子(例えば凹型形状)15が装着されて支持される。第1外部接地部材用装着部には、対応する第1外部接地部材16が装着されて支持される。
第1高周波用接続端子15は、第1接続端子12で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送する導体である。第1高周波用接続端子15は、導電性を有する棒状の部材を折り曲げて構成されている。第1高周波用接続端子15は、後述する第1回路基板3に実装するための第1実装部19を有する。第1高周波用接続端子15としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第1高周波用接続端子15の表面には、例えば、金メッキ等を行ってもよい。
第1高周波用接続端子15は、例えば、ミリ波信号伝送用の接続端子である。ミリ波は、波長が1mm〜10mmの範囲であり、周波数が30GHz〜300GHzの範囲である。第1高周波用接続端子15は、例えば、40GHz〜100GHzの範囲のミリ波信号伝送用の接続端子とすることができる。
第1外部接地部材16は、接地電位に接続される導体である。第1外部接地部材16は、接地電位に接続されることで、第1コネクタ10の外部からの電磁波や第1高周波用接続端子15からの不要輻射をシールドして、第1外部接地部材16で囲まれる空間を電磁波遮蔽空間とすることができる。つまり、第1外部接地部材16は、第1高周波用接続端子15を電磁的にシールドするための部材である。第1外部接地部材16としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第1外部接地部材16は、例えば、曲げ加工で形成される。
図3に示した第1コネクタ10では、第1外部接地部材16が複数個(2個)配設され、離間した2つの第1外部接地部材16,16の間に、第1接続端子12が配設されている。これによれば、電磁的にシールドする第1外部接地部材16によって、第1接続端子12と一方の第1高周波用接続端子15との間、および、第1接続端子12と他方の第1高周波用接続端子15との間での信号の干渉を抑制できる。
〔第2コネクタ〕
図4は、図1に示した電気コネクタセット1を構成する第2コネクタ20の斜視図である。
第2コネクタ20は、第2絶縁性部材21と、第2接続端子22と、2つの第2高周波用接続端子25,25(以下、単に、第2高周波用接続端子25と記載することがある。)と、2つの第2外部接地部材26,26(以下、単に、第2外部接地部材26と記載することがある。)とを有する。第2絶縁性部材21としては、例えば、液晶ポリマー等の電気絶縁性の樹脂が用いられる。第2絶縁性部材21は、第2中央支持部23と、2つの第2側方支持部24とを有する。第2中央支持部23は、第2コネクタ20の長手方向(X軸方向)の略中央部に配設され、2つの第2側方支持部24は、第2コネクタ20の長手方向(X軸方向)の両端部にそれぞれ離間して配設される。
第2中央支持部23は、凹状の第2接続端子用装着部を有する。第2接続端子用装着部に第2接続端子22を装着することによって、第2接続端子22が支持される。第2接続端子22は、第2コネクタ20の長手方向(X軸方向)の略中央部に配設されており、長手方向(X軸方向)に沿って配列された複数の接続端子(例えば凸型形状)から構成されている。そのため、第2接続端子22は、通常、オス型の多極接続端子とも呼ばれる。第2接続端子22は、第1接続端子12に対して一対一で対応する。第2接続端子22は、対応する第1接続端子12に係合して電気的接続を形成する。
第2接続端子22の列間における電磁波の干渉を抑制するため、第2接続端子22の列間に導電性のシールド部材(図示せず)を設けてもよい。シールド部材は、例えば、第2中央支持部23の中央溝に嵌められて支持されてもよい。また、シールド部材は、第2接続端子22の列間の長手方向(X軸方向)にわたって延在してもよい。
第2接続端子22は、例えば、信号電位又は接地電位に接続される導体であり、導電性を有する棒状の部材を折り曲げて構成されている。第2接続端子22としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第2接続端子22の表面には、例えば、金メッキ等を行ってもよい。
2つの第2側方支持部24は、それぞれ、第2高周波用接続端子用装着部と、第2外部接地部材用装着部とを有する。第2高周波用接続端子用装着部には、対応する第2高周波用接続端子(例えば凸型形状)25が装着されて支持される。第2外部接地部材用装着部には、対応する第2外部接地部材26が装着されて支持される。
第2高周波用接続端子25は、第2接続端子22で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送する導体である。第2高周波用接続端子25は、導電性を有する棒状の部材を折り曲げて構成されている。第2高周波用接続端子25は、後述する第2回路基板4に実装するための第2実装部29を有する。第2高周波用接続端子25としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第2高周波用接続端子25の表面には、例えば、金メッキ等を行ってもよい。
第2高周波用接続端子25は、例えば、ミリ波信号伝送用の接続端子である。ミリ波は、波長が1mm〜10mmの範囲であり、周波数が30GHz〜300GHzの範囲である。第2高周波用接続端子25は、例えば、40GHz〜100GHzの範囲のミリ波信号伝送用の接続端子とすることができる。
第2外部接地部材26は、接地電位に接続される導体である。第2外部接地部材26は、接地電位に接続されることで、第2コネクタ20の外部からの電磁波や第2高周波用接続端子25からの不要輻射をシールドして、第2外部接地部材26で囲まれる空間を電磁波遮蔽空間とすることができる。つまり、第2外部接地部材26は、第2高周波用接続端子25を電磁的にシールドするための部材である。第2外部接地部材26としては、例えばリン青銅を用いることができる。リン青銅は、導電性を有すると共に、弾性変形可能な材料である。第2外部接地部材26は、例えば、曲げ加工で形成される。
〔第1外部接地部材〕
図5は、図1に示した電気コネクタセット1において第1絶縁性部材11および第2絶縁性部材21を取り除いたときの平面図である。図6は、図5のVI−VI線に沿った断面構造を示す斜視図である。図7は、第1コネクタ10の第1外部接地部材16を上方から見たときの斜視図である。図8は、図7の第1外部接地部材16を下方から見たときの斜視図である。図9は、図7の第1外部接地部材16の上面図である。図10は、図7の第1外部接地部材16の下面図である。
図5から図10に示すように、各第1外部接地部材16は、挿抜方向(Z軸方向)からの平面視で略矩形形状をしており、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25を連続的に取り囲むように平面視で周状に閉じている。ここで、周状とは、必ずしも多角周状に限定されるものではなく、たとえば円周状、楕円周状、多角周状と円周状を組み合わせた形状などであっても良い。各第1外部接地部材16は、第1基部16aと、ガイド部17と、装着開口部18とを有する。第1基部16aは、平面視で略U字状をしている。ガイド部17は、平面視で略U字状をしており、外側から内側に向けて下向きに傾斜している。ガイド部17は、第2コネクタ20を第1コネクタ10に対して挿抜方向(Z軸方向)に挿入するときに、第2外部接地部材26を装着開口部18に正確に導くためのガイドとして利用される。装着開口部18は、ガイド部17の内側に形成された開口であり、平面視で略矩形形状をしている。
図7および図8に示すように、第1基部16aの外側(X軸正方向側)には、外側壁部51が挿抜方向(Z軸方向)に立設されている。外側壁部51は、Y軸方向に延びている。第1基部16aの一側(Y軸負方向側)には、一側壁部55が挿抜方向(Z軸方向)に立設されている。一側壁部55は、X軸方向に延びている。第1基部16aの他側(Y軸正方向側)には、他側壁部57が挿抜方向(Z軸方向)に立設されている。他側壁部57は、X軸方向に延びている。
外側壁部51の下部には、2つのアーム部50,50(以下、単に、アーム部50と記載することがある。)が形成されている。アーム部50は、内側(X軸方向)に向けて延びて、外側弾性部31に連結されている。外側弾性部31は、Z軸方向に立設されて、Y軸方向に延びている。外側弾性部31は、アーム部50を介して、外側壁部51に対して弾性的に支持される。
外側壁部51の一側の側部には、一側弾性部35が形成されている。一側弾性部35は、内側(X軸方向)に向けて延びている。一側弾性部35の内側端部には、一側端部52が形成されている。一側端部52は、一側壁部55の内面に向けて張り出して一側壁部55の内面に摺接可能なように湾曲している。
外側壁部51の他側の側部には、他側弾性部37が形成されている。他側弾性部37は、内側(X軸方向)に向けて延びている。他側弾性部37の内側端部には、他側端部53が形成されている。他側端部53は、他側壁部57の内面に向けて張り出して他側壁部57の内面に摺接可能なように湾曲している。
ガイド部17の一側の内側端部および他側の内側端部のそれぞれには、内側連結部58が形成されている。各内側連結部58は、Y軸方向に延びて、内側弾性部33に連結されている。内側弾性部33は、Z軸方向に立設されて、Y軸方向に延びている。内側弾性部33は、U字形状と逆U字形状とU字形状とを組み合わせることによって複数回で屈曲した形状をしている。内側弾性部33は、2つの内側連結部58,58を介して、ガイド部17に対して弾性的に支持される。
第1外部接地部材16の内周部は、複数の辺部、例えば4つの辺部を有する。外側弾性部31、内側弾性部33、一側弾性部35および他側弾性部37は、それぞれ、辺部として働く。外側弾性部31の内面には、内側に向けて突出した接触部32が形成されている。内側弾性部33の内面には、外側に向けて突出した接触部34が形成されている。一側弾性部35の内面には、他側に向けて突出した接触部36が形成されている。他側弾性部37の内面には、一側に向けて突出した接触部38が形成されている。
図5から図10に図示した第1外部接地部材16では、接触部は、平面視で、接触部32,34,36,38の4ヶ所において周方向に離間配置されている。接触部32,34,36,38のそれぞれは、後述するように、第2外部接地部材26に接触して第2外部接地部材26との電気的接続に利用される。
第1外部接地部材16と第2外部接地部材26との間には接触部34が形成され、接触部34が、少なくとも第1接続端子12および第2接続端子22に対向する側に配設されている。換言すれば、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25のうちの少なくとも一方と、第1接続端子12および第2接続端子22のうちの少なくとも一方との間で形成される領域には、接触部34が配設されている。これにより、第1接続端子12および第2接続端子22に対向する側において、接触部34による電気的接続が確立されて、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、電磁的にシールドされる。
接触部は、挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき、少なくとも3ヶ所において周方向に離間配置することができる。第1外部接地部材16は、例えば、接触部34,接触部36,接触部38を備えたり、接触部32,接触部34,接触部36を備えたり、接触部32,接触部34,接触部38を備えたりすることができる。これにより、第1外部接地部材16と第2外部接地部材26との間での電気的接続を安定させることができる。
隣り合う接触部32,接触部34,接触部36,接触部38の周方向の間隔が、例えば、前記ミリ波信号の波長の半分以下である。例えば、隣り合う接触部32と接触部36,隣り合う接触部36と接触部34,隣り合う接触部34と接触部38,隣り合う接触部38と接触部32の周方向の間隙が、前記ミリ波信号の波長の半分以下である。これにより、隣り合う接触部間の周方向の間隙を通じた、ミリ波帯域での不要輻射が漏洩することを抑制できる。
〔第2外部接地部材〕
図5および図6に示すように、各第2外部接地部材26は、挿抜方向(Z軸方向)からの平面視で略矩形形状をしており、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25を連続的に取り囲むように平面視で周状に閉じている。ここで、周状とは、必ずしも多角周状に限定されるものではなく、たとえば円周状、楕円周状、多角周状と円周状を組み合わせた形状などであっても良い。第2外部接地部材26は、第2接地基部40と、外側壁部41と、内側壁部43と、一側壁部45と、他側壁部47と、挿入開口部28とを有する。
第2接地基部40の中央部には、平面視で略矩形形状をした挿入開口部28が形成されている。そのため、第2接地基部40は、平面視で略矩形の環状形状をしている。第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25は、平面視で、第2接地基部40で取り囲まれているとともに、挿入開口部28の中に位置する。
第2接地基部40の外側には、外側壁部41が挿抜方向(Z軸方向)に面状に立設されている。第2接地基部40の内側には、内側壁部43が挿抜方向(Z軸方向)に面状に立設されている。第2接地基部40の一側には、一側壁部45が挿抜方向(Z軸方向)に面状に立設されている。第2接地基部40の他側には、他側壁部47が挿抜方向(Z軸方向)に面状に立設されている。
図3に示すように、一側壁部45の外側面には、一側接続凹部46が形成されている。図4に示すように、他側壁部47の外側面には、他側接続凹部48が形成されている。第1コネクタ10および第2コネクタ20が嵌合状態にあるとき、一側接続凹部46が一側の接触部36に係合し、他側接続凹部48が他側の接触部38に係合するように構成されている。
〔電気コネクタセットにおける係合構造、嵌合構造〕
図11は、図6の断面構造をX方向から見たときの図である。図12は、図5のXII−XII線に沿った断面構造をX方向から見たときの図である。
電気コネクタセット1では、第1コネクタ10に対して第2コネクタ20を対向させた状態で、第2コネクタ20を挿抜方向(Z軸方向)に押し込むことによって、第2コネクタ20が第1コネクタ10に嵌合する。具体的には、図12に示すように、第2コネクタ20の第2外部接地部材26が、第1コネクタ10の第1外部接地部材16に嵌合する。より具体的には、第2外部接地部材26が、ガイド部17によって装着開口部18に装着されるようにガイドされ、そのあと、第1外部接地部材16に嵌合する。一側では、突出した接触部36が一側接続凹部46に係合するとともに、他側では、突出した接触部38が他側接続凹部48に係合する。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合状態を保持できる。
嵌合状態では、第2接続端子22が第1接続端子12に係合するとともに、第2高周波用接続端子25が第1高周波用接続端子15に係合する。これにより、第1接続端子12および第2接続端子22が電気的に接続されるとともに、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が電気的に接続される。
嵌合状態では、外側弾性部31が外側壁部41に対面し、内側弾性部33が内側壁部43に対面し、一側弾性部35が一側壁部45に対面し、他側弾性部37が他側壁部47に対面する。このとき、外側の接触部32が外側壁部41に接触し、内側の接触部34が内側壁部43に接触し、一側の接触部36が一側接続凹部46に接触し、他側の接触部38が他側接続凹部48に接触する。これにより、第1外部接地部材16および第2外部接地部材26が、接触部32,接触部34,接触部36,接触部38の4ヶ所で電気的に接続される。これらの4つの接触部32,34,36,38は、挿抜方向(Z軸方向)から見て、第1高周波用接続端子15の四方を囲んでおり、嵌合時には、挿抜方向(Z軸方向)から見て、第2高周波用接続端子25の四方もさらに囲んでいる。
図6および図12に示すように、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25は、周状に閉じられた第2外部接地部材26の内側にあり、第2外部接地部材26は、周状に閉じられた第1外部接地部材16の内側にある。すなわち、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、第2外部接地部材26で連続的に取り囲まれるとともに、第2外部接地部材26が第1外部接地部材16で連続的に取り囲まれている。それにより、第1外部接地部材16および第2外部接地部材26が、電磁波をより効果的にシールドするので、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
〔ミリ波帯域での信号伝送〕
第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25を、ミリ波信号伝送用の接続端子として使用する場合、以下の課題がある。
上述したように、ミリ波の帯域は、波長が1mm〜10mmの範囲であり、周波数が30GHz〜300GHzの範囲である。他方、小型・軽量化を実現するために、第1コネクタ10および第2コネクタ20を構成する構成要素のサイズが、非常に小さくなっている。例えば、第1外部接地部材16および第2外部接地部材26のサイズが、mmのオーダーあるいはサブmmのオーダーになっている。
図11に示すように、嵌合状態にある断面構造を、挿抜方向(Z軸方向)と直交して、第1接続端子12および第2接続端子22が位置する側面方向(X軸方向)から側面視するとき、第1高周波用接続端子15は、第2外部接地部材26と重ならない非重畳部15aを有する。非重畳部15aと重ならない側方切欠部33bが、第1外部接地部材16に形成されている。すなわち、内側弾性部33は、複数回で屈曲しているため、側方切欠部33bを有し、第1高周波用接続端子15の一部分が、非重畳部15aとして、側面視で側方切欠部33bと重ならないように構成されている。ここで、挿抜方向と直交して、第1接続端子12および第2接続端子22が位置する側面方向からの側面視というのは、たとえば、第1外部接地部材16と第2外部接地部材26と第1高周波用接続端子15とを透視して同一平面上に投影したときを指す。
側方切欠部33bのサイズが、伝送されるミリ波信号の波長の半分よりも大きくなると、側方切欠部33bを通じて不要輻射が漏洩して第1接続端子12および第2接続端子22に影響を与えるおそれがある。そこで、側方切欠部33bでの挿抜方向(Z軸方向)と側面方向(X軸方向)とに直交する第3の方向(Y軸方向)の切欠長さAが、伝送されるミリ波信号の波長の半分以下であるように構成される。これにより、側方切欠部33bを通じた、ミリ波帯域での不要輻射が漏洩することを抑制できる。
〔回路基板に対する電気コネクタセットの実装〕
図13は、図1の電気コネクタセット1を回路基板2に実装したときの断面構造を説明する図である。
回路基板2は、第1回路基板3と第2回路基板4とから構成される。第1回路基板3には、第1コネクタ10が実装され、第2回路基板4には、第2コネクタ20が実装される。
第1回路基板3においては、第1コネクタ10に対面する側から順に、第1内側接地層3a、第1絶縁層3g、第1導電層3b、第2絶縁層3hおよび第1外側接地層3cが積層されている。第1内側接地層3aの側には、第1接続部3eが形成されており、第1接続部3eは、第1ビア3fを介して第1導電層3bと接続されている。なお、第1絶縁層3gと第2絶縁層3hとが同じものであってもよい。
第1接続部3eは、第1高周波用接続端子15の第1実装部19の実装に使用され、第1接続部3eおよび第1実装部19は、第2外部接地部材26の内側に位置する。第1実装部19は、はんだバンプなどの導電部材によって、第1接続部3eに電気的に接続される。第1実装部19が第2外部接地部材26によって電磁的にシールドされるとともに第1接続部3eが第1内側接地層3aによって電磁的にシールドされるので、第1実装部19からの不要輻射を抑制できる。
第2回路基板4においては、第2コネクタ20に対面する側から順に、第2内側接地層4a、第3絶縁層4g、第2導電層4b、第4絶縁層4hおよび第2外側接地層4cが積層されている。第2内側接地層4aの側には、第2接続部4eが形成されており、第2接続部4eは、第2ビア4fを介して第2導電層4bと接続されている。なお、第3絶縁層4gと第4絶縁層4hとが同じものであってもよい。
第2接続部4eは、第2高周波用接続端子25の第2実装部29の実装に使用され、第2接続部4eおよび第2実装部29は、第2外部接地部材26の内側に位置する。第2実装部29は、はんだバンプなどの導電部材によって、第2接続部4eに電気的に接続される。第2実装部29が第2外部接地部材26によって電磁的にシールドされるとともに第2接続部4eが第2内側接地層4aによって電磁的にシールドされるので、第2実装部29からの不要輻射を抑制できる。
したがって、電気コネクタセット1の実装された回路基板2において、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
〔第1外部接地部材の実装・支持構造〕
図14は、第1外部接地部材16における外側実装部50aと外側弾性部31に形成された接触部32との関係を説明する下面図である。図15は、図14のXV−XV線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。図16は、第1外部接地部材16における一側実装部52aと一側弾性部35に形成された接触部36との関係を説明する下面図である。図17は、図16のXVII−XVII線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。図18は、第1外部接地部材16における内側実装部33aと内側弾性部33に形成された接触部34との関係を説明する下面図である。図19は、図18のXIX−XIX線に沿った断面構造をY方向から見たときの図である。
図14および図15に示すように、外側壁部51がガイド部17から下方に延びて、外側壁部51の下部に形成された2つのアーム部50,50から外側弾性部31が立設されている。これにより、外側弾性部31は、2つのアーム部50,50を介して、外側壁部51に対して弾性的に支持されている。したがって、ガイド部17と外側弾性部31とは、直接的にはつながっていない。外側実装部50aが、アーム部50の下面に形成されている。外側実装部50aは、第1回路基板3の第1内側接地層3a(図13に図示)との実装に使用される。第1コネクタ10の第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装した状態では、外側弾性部31は、外側実装部50a,50aの2ヶ所を支点とした両持ち梁の弾性体として機能している。外側弾性部31の内側面には、接触部32が形成されている。
嵌合後に、X軸方向の力が第1外部接地部材16に作用した場合、当該力がガイド部17で受け止められるため、外側弾性部31の変形が防止される。これにより、外側弾性部31が安定したバネ弾性を提供し、接触部32が確実で安定した接触を提供することができる。
第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装したとき、外側実装部50aと接触部32とをつなぐ外側の接地経路Do(点線で図示)は、外側弾性部31における外側実装部50aから接触部32までの物理的長さと、接触部32の突出高さとを足し合わせたものになり、非常に短くなっている。外側の接地経路Doが非常に短くなることにより、外側の接地経路Doでの共振を防ぐことができる。
図16および図17に示すように、外側壁部51がガイド部17から下方に延びて、外側壁部51の一側の側部に形成された一側弾性部35がX軸方向に延びている。これにより、一側弾性部35は、外側壁部51に対して弾性的に支持されている。したがって、ガイド部17と一側弾性部35とは、直接的にはつながっていない。また、嵌合時には、一側弾性部35の一側端部52は、一側壁部55の内面に当接する。一側実装部52aが、一側壁部55の下面に形成されている。一側実装部52aは、第1回路基板3の第1内側接地層3aとの実装に使用される。第1コネクタ10を第1回路基板3に実装するとともに第2コネクタ20に嵌合した状態では、一側弾性部35は、一側実装部52aと、一側壁部55の内面での当接部との2ヶ所を支点とした両持ち梁の弾性体として機能している。一側弾性部35の内側面には、接触部36が形成されている。
嵌合後に、Y軸方向の力が第1外部接地部材16に作用した場合、当該力がガイド部17で受け止められるため、一側弾性部35の変形が防止される。これにより、一側弾性部35が安定したバネ弾性を提供し、接触部36が確実で安定した接触を提供することができる。
第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装したとき、一側実装部52aと接触部36とをつなぐ一側の接地経路Ds(点線で図示)は、一側実装部52aから一側壁部55の内面での当接部までの物理的長さと、一側端部52の物理的長さと、一側弾性部35における一側端部52から接触部36までの物理的長さと、接触部36の突出高さとを足し合わせたものになり、非常に短くなっている。一側の接地経路Dsが非常に短くなることにより、一側の接地経路Dsでの共振を防ぐことができる。
図18および図19に示すように、ガイド部17の一側の内側および他側の内側のそれぞれに形成された内側連結部58から内側弾性部33が立設されている。これにより、内側弾性部33は、内側連結部58を介して、ガイド部17に対して弾性的に支持されている。内側実装部33aが、内側弾性部33の下面に形成されている。内側実装部33aは、第1回路基板3の第1内側接地層3aとの実装に使用される。第1コネクタ10の第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装した状態では、内側弾性部33は、内側実装部33a,33aの2ヶ所を支点とした両持ち梁の弾性体として機能している。内側弾性部33の内側面には、接触部34が形成されている。
内側弾性部33が両持ち梁の弾性体として構成されているので、内側弾性部33が安定したバネ弾性を提供し、接触部34が確実で安定した接触を提供することができる。
第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装したとき、内側実装部33aと接触部34とをつなぐ内側の接地経路Di(点線で図示)は、内側弾性部33における内側実装部33aから接触部34までの物理的長さと、接触部34の突出高さとを足し合わせたものになり、非常に短くなっている。内側の接地経路Diが非常に短くなることにより、内側の接地経路Diでの共振を防ぐことができる。
なお、図16に示すように、他側弾性部37や他側壁部57の構成は、一側弾性部35や一側壁部55の構成に対してY軸方向に対称である。したがって、第1外部接地部材16を第1回路基板3に実装したとき、他側実装部53aと接触部38とをつなぐ他側の接地経路Dt(点線で図示)は、他側実装部53aから他側壁部57の内面での当接部までの物理的長さと、他側端部53の物理的長さと、他側弾性部37における他側端部53から接触部38までの物理的長さと、接触部38の突出高さとを足し合わせたものになり、非常に短くなっている。他側の接地経路Dtが非常に短くなることにより、他側の接地経路Dtでの共振を防ぐことができる。
〔変形例〕
図20および図21を参照しながら、第1外部接地部材16における接触部の変形例を説明する。図20は、変形例に係る第1外部接地部材16の上面図である。図21は、図20の第1外部接地部材16の下面図である。
上述した実施形態では、第1外部接地部材16において、接触部32,34,36,38が、挿抜方向(Z軸方向)からの平面視で略矩形形状を構成する各辺部に1ヶ所ずつ設けられている。これに対して、図20および図21に示す変形例では、第1接続端子12に対向する側(内側)に位置してY軸方向に延在する辺部(内側辺部)において、すなわち内側弾性部33において、2ヶ所の接触部34a,34bが設けられている。当該構成によれば、接触部の数が増えているため、第1外部接地部材16と第2外部接地部材26とが嵌合して接続される際、一方が他方に対して回転することを抑制できる。また、2ヶ所の接触部34a,34bは、第1接続端子12に対向する側(内側)に位置する辺部(内側辺部)の中央部分よりも端部に近い位置にあるため、一方が他方に対して回転することをさらに抑制できる。
また、接触部間の距離は、外部または内部から発生する電磁波(ノイズ)の半波長以下であることが好ましい。このような構成であれば、外部または内部の電磁波(ノイズ)による影響を減らすことができる。このため、2ヶ所の接触部34a,34bは、第1接続端子12に対向する側(内側)に位置する辺部(内側辺部)の中央部分から離れた側方位置にあるのが好ましい。言い換えると、2ヶ所の接触部34a,34bは、第1接続端子12に対向する側(内側)に位置する内側辺部(内側弾性部33)の中央部分を挟むように離間配置されているのが好ましい。当該構成によれば、2ヶ所の接触部34a,34bのうちの一方の接触部34aの隣に位置する接触部36、および、2ヶ所の接触部34a,34bのうちの他方の接触部34bの隣に位置する接触部38の各配設位置の自由度が向上する。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る電気コネクタセット1は、
第1回路基板3に実装される第1コネクタ10と、第2回路基板4に実装されて前記第1コネクタ10に対して挿抜方向(Z軸方向)に挿抜可能に嵌合する第2コネクタ20とを備える電気コネクタセット1であって、
前記第1コネクタ10は、第1接続端子12と、前記第1回路基板3に実装するための第1実装部19を有するとともに前記第1接続端子12で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送するための第1高周波用接続端子15と、接地電位に接続される導体であって前記第1高周波用接続端子15を取り囲む第1外部接地部材16とを有し、
前記第2コネクタ20は、嵌合時に前記第1接続端子12と電気的に接続する第2接続端子22と、前記第2回路基板4に実装するための第2実装部29を有するとともに嵌合時に前記第1高周波用接続端子15と電気的に接続する第2高周波用接続端子25と、接地電位に接続される導体であって前記第2高周波用接続端子25を取り囲むとともに嵌合時に前記第1外部接地部材16と電気的に接続する第2外部接地部材26とを有し、
前記第1コネクタ10と前記第2コネクタ20との嵌合時において、前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき、前記第2外部接地部材26が前記第1外部接地部材16の内側に位置し、前記第1接続端子12および前記第2接続端子22が、前記第1外部接地部材16の外側に位置するとともに、前記第2外部接地部材26が、前記第1高周波用接続端子15および前記第2高周波用接続端子25を取り囲むように周状に閉じ、前記第1実装部19が前記第2外部接地部材26の内側に位置し、前記第2実装部29が前記第2外部接地部材26の内側に位置していることを特徴とする。
上記構成によれば、
第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、周状に閉じた第2外部接地部材26によって取り囲まれているとともに第1実装部19および第2実装部29が第2外部接地部材26の内側に位置するので、電磁波がシールドされて、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記第1外部接地部材16と前記第2外部接地部材26との間には接触部32,34,36,38が形成され、前記接触部34が、少なくとも前記第1接続端子12および前記第2接続端子22に対向する側に配設されている。
上記実施形態によれば、少なくとも第1接続端子12および第2接続端子22に対向する側において、接触部34による電気的接続が確立されて、第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、電磁的にシールドされる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき、前記接触部32,34,36,38が、少なくとも3ヶ所において前記第2外部接地部材26の周方向に離間配置されている。
上記実施形態によれば、第1外部接地部材16と第2外部接地部材26との間での電気的接続を安定させることができる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記第1外部接地部材16の内周部は、複数の辺部31,33,35,37を有し、
前記少なくとも3ヶ所の前記接触部32,34a,34b,36,38のうちの2ヶ所の前記接触部34a,34bが、前記複数の辺部31,33,35,37のうちの1つの辺部33に配置されている。
上記実施形態によれば、接触部の数が増えているため、第1外部接地部材16と第2外部接地部材26とが嵌合して接続される際、一方が他方に対して回転することを抑制できる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記第1外部接地部材16の前記内周部を構成する前記複数の辺部31,33,35,37のうち、前記一つの辺部33にある前記2ヶ所の接触部34a,34bは、前記一つの辺部33の中央部分を挟むように離間配置されている。
上記実施形態によれば、2ヶ所の接触部34a,34bのうちの一方の接触部34aの隣に位置する接触部36、および、2ヶ所の接触部34a,34bのうちの他方の接触部34bの隣に位置する接触部38の各配設位置の自由度が向上する。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記高周波信号は、ミリ波信号である。
上記実施形態によれば、ミリ波の伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき、前記接触部32,34,36,38の周方向の間隔が、前記ミリ波信号の波長の半分以下である。
上記実施形態によれば、隣り合う接触部32,34,36,38の周方向の間隙を通じた、ミリ波帯域での不要輻射が漏洩することを抑制できる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記挿抜方向(Z軸方向)と直交し、前記第1接続端子12および前記第2接続端子22が位置する側面方向(X軸方向)から側面視するとき、前記第1高周波用接続端子15は、前記第2外部接地部材26と重ならない非重畳部15aを有し、前記非重畳部15aと重ならない側方切欠部33bが前記第1外部接地部材16に形成されており、前記側方切欠部33bでの前記挿抜方向(Z軸方向)と前記側面方向(X軸方向)とに直交する第3の方向(Y軸方向)の切欠長さAが、前記ミリ波信号の波長の半分以下である。
上記実施形態によれば、側方切欠部33bを通じた、ミリ波帯域での不要輻射が漏洩することを抑制できる。
また、一実施形態の電気コネクタセット1では、
前記第1コネクタ10において、前記第1外部接地部材16が複数個配設され、2つの前記第1外部接地部材16,16の間に、前記第1接続端子12が配設される。
上記実施形態によれば、電磁的にシールドする第1外部接地部材16によって、第1接続端子12と一方の第1高周波用接続端子15との間、および、第1接続端子12と他方の第1高周波用接続端子15との間での信号の干渉を抑制できる。
この発明の一態様に係る電気コネクタセット1の実装された回路基板2は、
前記電気コネクタセット1と、
前記第1回路基板3と前記第2回路基板4とを備え、
前記第1回路基板3においては、前記第1コネクタ10に対面する側から順に、第1内側接地層3a、第1絶縁層3g、第1導電層3b、第2絶縁層3hおよび第1外側接地層3cが積層され、前記第1内側接地層3aの側には、前記第1実装部19と接続された第1接続部3eが、前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき前記第2外部接地部材26の内側に形成され、
前記第2回路基板4においては、前記第2コネクタ20に対面する側から順に、第2内側接地層4a、第3絶縁層4g、第2導電層4b、第4絶縁層4hおよび第2外側接地層4cが積層され、前記第2内側接地層4aの側には、前記第2実装部29と接続された第2接続部4eが、前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき前記第2外部接地部材26の内側に形成され、
前記第1接続部3eが、前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき前記第2外部接地部材26の内側において前記第1導電層3bと接続され、
前記第2接続部4eが、前記挿抜方向(Z軸方向)から平面視するとき前記第2外部接地部材26の内側において前記第2導電層4bと接続されることを特徴とする。
上記構成によれば、
第1実装部19が第2外部接地部材26によって電磁的にシールドされているとともに第1接続部3eが第1内側接地層3aによって電磁的にシールドされているので、第1実装部19からの不要輻射を抑制できる。また、第2実装部29が第2外部接地部材26によって電磁的にシールドされているとともに第2接続部4eが第2内側接地層4aによって電磁的にシールドされているので、第2実装部29からの不要輻射を抑制できる。したがって、電気コネクタセット1の実装された回路基板2において、高周波信号を伝送する第1高周波用接続端子15および第2高周波用接続端子25が、伝送帯域において安定した信号伝送を行うことができる。
1…電気コネクタセット
2…回路基板
3…第1回路基板
3a…第1内側接地層
3b…第1導電層
3c…第1外側接地層
3e…第1接続部
3f…第1ビア
3g…第1絶縁層
3h…第2絶縁層
4…第2回路基板
4a…第2内側接地層
4b…第2導電層
4c…第2外側接地層
4e…第2接続部
4f…第2ビア
4g…第3絶縁層
4h…第4絶縁層
10…第1コネクタ
11…第1絶縁性部材
12…第1接続端子
13…第1中央支持部
14…第1側方支持部
15…第1高周波用接続端子
15a…非重畳部
16…第1外部接地部材
16a…第1基部
17…ガイド部
18…装着開口部
19…第1実装部
20…第2コネクタ
21…第2絶縁性部材
22…第2接続端子
23…第2中央支持部
24…第2側方支持部
25…第2高周波用接続端子
26…第2外部接地部材
28…挿入開口部
29…第2実装部
31…外側弾性部(辺部)
32…接触部
33…内側弾性部(辺部)
33a…内側実装部
33b…側方切欠部
34,34a,34b…接触部
35…一側弾性部(辺部)
36…接触部
37…他側弾性部(辺部)
38…接触部
40…第2接地基部
41…外側壁部
43…内側壁部
45…一側壁部
46…一側接続凹部
47…他側壁部
48…他側接続凹部
50…アーム部
50a…外側実装部
51…外側壁部
52…一側端部
52a…一側実装部
53…他側端部
53a…他側実装部
55…一側壁部
57…他側壁部
58…内側連結部
A…切欠長さ
Di…内側の接地経路
Do…外側の接地経路
Ds…一側の接地経路
Dt…他側の接地経路

Claims (15)

  1. 第1回路基板に実装される第1コネクタと、第2回路基板に実装されて前記第1コネクタに対して挿抜方向に挿抜可能に嵌合する第2コネクタとを備える電気コネクタセットであって、
    前記第1コネクタは、第1接続端子と、前記第1回路基板に実装するための第1実装部を有するとともに前記第1接続端子で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送するための第1高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第1高周波用接続端子を取り囲む第1外部接地部材とを有し、
    前記第2コネクタは、嵌合時に前記第1接続端子と電気的に接続する第2接続端子と、前記第2回路基板に実装するための第2実装部を有するとともに嵌合時に前記第1高周波用接続端子と電気的に接続する第2高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第2高周波用接続端子を取り囲むとともに嵌合時に前記第1外部接地部材と電気的に接続する第2外部接地部材とを有し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合時において、前記挿抜方向から平面視するとき、前記第2外部接地部材が前記第1外部接地部材の内側に位置し、前記第1接続端子および前記第2接続端子が、前記第1外部接地部材の外側に位置するとともに、前記第2外部接地部材が、前記第1高周波用接続端子および前記第2高周波用接続端子を取り囲むように周状に閉じ、前記第1実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置し、前記第2実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置しており、
    前記第1外部接地部材と前記第2外部接地部材との間には接触部が形成され、前記接触部が、少なくとも前記第1接続端子および前記第2接続端子に対向する側に配設されており、
    前記挿抜方向から平面視するとき、前記接触部が、少なくとも3ヶ所において前記第2外部接地部材の周方向に離間配置されており、
    前記第1外部接地部材の内周部は、複数の辺部を有し、
    前記少なくとも3ヶ所の前記接触部のうちの2ヶ所の前記接触部が、前記複数の辺部のうちの1つの辺部に配置されている、電気コネクタセット。
  2. 前記第1外部接地部材の前記内周部を構成する前記複数の辺部のうち、前記一つの辺部にある前記2ヶ所の前記接触部は、前記一つの辺部の中央部分を挟むように離間配置されている、請求項に記載の電気コネクタセット。
  3. 前記高周波信号は、ミリ波信号である、請求項1または請求項2に記載の電気コネクタセット。
  4. 前記第1外部接地部材と前記第2外部接地部材との間には接触部が形成され、前記挿抜方向から平面視するとき、前記接触部の周方向の間隔が、前記ミリ波信号の波長の半分以下である、請求項に記載の電気コネクタセット。
  5. 前記挿抜方向と直交し、前記第1接続端子および前記第2接続端子が位置する側面方向から側面視するとき、前記第1高周波用接続端子は、前記第2外部接地部材と重ならない非重畳部を有し、前記非重畳部と重ならない側方切欠部が前記第1外部接地部材に形成されており、前記側方切欠部での前記挿抜方向と前記側面方向とに直交する第3の方向の切欠長さが、前記ミリ波信号の波長の半分以下である、請求項に記載の電気コネクタセット。
  6. 前記第1コネクタにおいて、前記第1外部接地部材が複数個配設され、2つの前記第1外部接地部材の間に、前記第1接続端子が配設される、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電気コネクタセット。
  7. 第1回路基板に実装される第1コネクタと、第2回路基板に実装されて前記第1コネクタに対して挿抜方向に挿抜可能に嵌合する第2コネクタとを備える電気コネクタセットであって、
    前記第1コネクタは、第1接続端子と、前記第1回路基板に実装するための第1実装部を有するとともに前記第1接続端子で伝送される信号よりも高い周波数の高周波信号を伝送するための第1高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第1高周波用接続端子を取り囲む第1外部接地部材とを有し、
    前記第2コネクタは、嵌合時に前記第1接続端子と電気的に接続する第2接続端子と、前記第2回路基板に実装するための第2実装部を有するとともに嵌合時に前記第1高周波用接続端子と電気的に接続する第2高周波用接続端子と、接地電位に接続される導体であって前記第2高周波用接続端子を取り囲むとともに嵌合時に前記第1外部接地部材と電気的に接続する第2外部接地部材とを有し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合時において、前記挿抜方向から平面視するとき、前記第2外部接地部材が前記第1外部接地部材の内側に位置し、前記第1接続端子および前記第2接続端子が、前記第1外部接地部材の外側に位置するとともに、前記第2外部接地部材が、前記第1高周波用接続端子および前記第2高周波用接続端子を取り囲むように周状に閉じ、前記第1実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置し、前記第2実装部が前記第2外部接地部材の内側に位置している、電気コネクタセットと、
    前記第1回路基板と前記第2回路基板とを備え、
    前記第1回路基板においては、前記第1コネクタに対面する側から順に、第1内側接地層、第1絶縁層、第1導電層、第2絶縁層および第1外側接地層が積層され、前記第1内側接地層の側には、前記第1実装部と接続された第1接続部が、前記挿抜方向から平面視するとき前記第2外部接地部材の内側に形成され、
    前記第2回路基板においては、前記第2コネクタに対面する側から順に、第2内側接地層、第3絶縁層、第2導電層、第4絶縁層および第2外側接地層が積層され、前記第2内側接地層の側には、前記第2実装部と接続された第2接続部が、前記挿抜方向から平面視するとき前記第2外部接地部材の内側に形成され、
    前記第1接続部が、前記挿抜方向から平面視するとき前記第2外部接地部材の内側において前記第1導電層と接続され、
    前記第2接続部が、前記挿抜方向から平面視するとき前記第2外部接地部材の内側において前記第2導電層と接続される、電気コネクタセットの実装された回路基板。
  8. 前記第1外部接地部材と前記第2外部接地部材との間には接触部が形成され、前記接触部が、少なくとも前記第1接続端子および前記第2接続端子に対向する側に配設されている、請求項に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  9. 前記挿抜方向から平面視するとき、前記接触部が、少なくとも3ヶ所において前記第2外部接地部材の周方向に離間配置されている、請求項に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  10. 前記第1外部接地部材の内周部は、複数の辺部を有し、
    前記少なくとも3ヶ所の前記接触部のうちの2ヶ所の前記接触部が、前記複数の辺部のうちの1つの辺部に配置されている、請求項に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  11. 前記第1外部接地部材の前記内周部を構成する前記複数の辺部のうち、前記一つの辺部にある前記2ヶ所の前記接触部は、前記一つの辺部の中央部分を挟むように離間配置されている、請求項10に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  12. 前記高周波信号は、ミリ波信号である、請求項から請求項11のいずれか1項に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  13. 前記第1外部接地部材と前記第2外部接地部材との間には接触部が形成され、前記挿抜方向から平面視するとき、前記接触部の周方向の間隔が、前記ミリ波信号の波長の半分以下である、請求項12に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  14. 前記挿抜方向と直交し、前記第1接続端子および前記第2接続端子が位置する側面方向から側面視するとき、前記第1高周波用接続端子は、前記第2外部接地部材と重ならない非重畳部を有し、前記非重畳部と重ならない側方切欠部が前記第1外部接地部材に形成されており、前記側方切欠部での前記挿抜方向と前記側面方向とに直交する第3の方向の切欠長さが、前記ミリ波信号の波長の半分以下である、請求項12に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
  15. 前記第1コネクタにおいて、前記第1外部接地部材が複数個配設され、2つの前記第1外部接地部材の間に、前記第1接続端子が配設される、請求項から請求項14のいずれか1項に記載の電気コネクタセットの実装された回路基板
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