JP6637169B2 - 動物体重推測システム、動物体重推測方法及びプログラム - Google Patents

動物体重推測システム、動物体重推測方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、牛や鶏や豚等の動物の体重を推測する動物体重推測システム、動物体重推測方法及びプログラムに関する。
従来、動物の健康管理の一環として、飼育者は動物の体重を知る必要があった。このような体重を測定する方法として、体重計等に測定対象の動物を乗せることにより、体重の測定を行う方法がある。
また、動物の体重の測定において、動物の寸法を測定し、体重を推定する構成が開示されている(特許文献1参照)。
特開2014−044078号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、動物の寸法を測定する際、投光器により3次元の寸法データを取得する必要がある。このような構成では、特に大型の動物の体重を測定する際、装置が大型化してしまい、装置が高額になってしまうおそれがあった。また、動物を体重計に乗せる際、動物が暴れたりした場合、動物や飼育者や測定者がけがをしてしまうおそれもあった。そのため、費用の高騰や安全性の問題があった。
本発明の目的は、動物の体重の測定に際し、費用の高騰を抑制するとともに、安全性を向上させた動物体重推測システム、動物体重推測方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムであって、
サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースと、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得する輪郭データ取得手段と、
前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測する距離計測手段と、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成する3Dモデル作成手段と、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断する動物向き判断手段と、
前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出する面積算出手段と、
前記データベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する体重推測手段と、
を備えることを特徴とする動物体重推測システムを提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、動物の体重を推測する動物体重推測システムは、サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースを有し、体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像し、前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得し、前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測し、前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成し、作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断し、前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出し、前記データベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する。
ここで、第1の特徴に係る発明は、動物体重推測システムのカテゴリであるが、方法又はプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
第2の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムであって、
予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースと、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成する3Dモデル作成手段と、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断する動物向き判断手段と、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
前記データベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する体重推測手段と、
を備えることを特徴とする動物体重推測システムを提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、動物の体重を推測する動物体重推測システムは、予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースを有し、体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像し、前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成し、作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断し、前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得し、前記データベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する。
ここで、第2の特徴に係る発明は、動物体重推測システムのカテゴリであるが、方法又はプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
の特徴に係る発明は、前記対象動物の温度を計測する温度計測手段と、
を備え、
前記体重推測手段が、前記計測した温度から前記対象動物の筋肉量又は脂肪量を加味して、体重を推測する、
ことを特徴とする第1又は第2のいずれかの特徴に係る発明である動物体重推測システムを提供する。
の特徴に係る発明によれば、第1又は第2のいずれかの特徴に係る発明である動物体重推測システムは、前記対象動物の温度を計測し、前記計測した温度から前記対象動物の筋肉量又は脂肪量を加味して、体重を推測する。
の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムが実行する動物体重推測方法であって、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップと、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得するステップと、
前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測するステップと、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップと、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップと、
前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出するステップと、
サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップと、
を備えることを特徴とする動物体重推測方法を提供する。
の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムが実行する動物体重推測方法であって、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップと、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップと、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップと、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得するステップと、
予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップと、
を備えることを特徴とする動物体重推測方法を提供する。
の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムに、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップ、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得するステップ、
前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測するステップ、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップ、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップ、
前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出するステップ、
サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
の特徴に係る発明は、動物の体重を推測する動物体重推測システムに、
体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップ、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップ、
作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップ、
前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得するステップ、
予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明によれば、動物の体重の測定に際し、費用の高騰を抑制するとともに、安全性を向上させた動物体重推測システム、動物体重推測方法及びプログラムを提供することが可能となる。
図1は、動物体重推測システム1の概要を示す図である。 図2は、動物体重推測システム1の全体構成図である。 図3は、サーバ10、情報端末100の機能ブロック図である。 図4は、サーバ10、情報端末100が実行する輪郭サンプルDB作成処理を示す図である。 図5は、サーバ10、情報端末100が実行する特徴量サンプルDB作成処理を示す図である。 図6は、サーバ10、情報端末100が実行する3DモデルサンプルDB作成処理を示す図である。 図7は、サーバ10、情報端末100が実行する第1の動物体重推測処理を示す図である。 図8は、サーバ10、情報端末100が実行する第1の動物体重推測処理を示す図である。 図9は、サーバ10、情報端末100が実行する第1の動物体重推測処理を示す図である。 図10は、サーバ10、情報端末100が実行する第2の動物体重推測処理を示す図である。 図11は、サーバ10、情報端末100が実行する第2の動物体重推測処理を示す図である。 図12は、サーバ10、情報端末100が実行する第2の動物体重推測処理を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[動物体重推測システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて、説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である動物体重推測システム1の概要を説明するための図である。図1において、動物体重推測システム1は、サーバ10、情報端末100から構成される。
なお、図1において、情報端末100は、1つに限らず、複数であってもよい。また、サーバ10又は情報端末100は、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。また、後述する各処理は、サーバ10又は情報端末100のいずれか又は双方により実現されてもよい。
サーバ10は、情報端末100とデータ通信可能なサーバ装置である。
情報端末100は、サーバ10とデータ通信可能な端末装置である。情報端末100は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末や、その他の物品である。
はじめに、情報端末100は、牛や鶏等の動物の静止画又は動画等の撮像画像を撮像する(ステップS01)。以下の説明において、撮像対象とする動物は、牛であるものとして説明する。なお、情報端末100は、撮像画像に加え、熱分布画像を示すサーモグラフィーを撮像する構成であってもよい。このとき、情報端末100は、外部装置等が撮像したサーモグラフィーを取得する構成であってもよいし、アプリケーション等によりサーモグラフィーを撮像する構成であってもよい。
情報端末100は、距離センサ等により、牛とこの牛を撮像した撮像位置との間の距離を計測する(ステップS02)。なお、ステップS02の処理は、後述するステップS04において、特徴量を取得する場合、省略することも可能である。
情報端末100は、撮像画像の情報である撮像画像データ及び距離の情報である距離データを、サーバ10に送信する(ステップS03)。情報端末100は、後述するステップS04の処理において、特徴量を取得する場合、撮像画像データのみをサーバ10に送信する。
サーバ10は、撮像画像データを受信する。サーバ10は、受信した撮像画像データを画像解析し、牛の輪郭データ又は特徴量を取得する(ステップS04)。
ステップS04において、サーバ10は、輪郭データを取得した場合、取得した輪郭データと、計測した距離とから牛の体重を推測する(ステップS05)。ステップS05において、サーバ10は、予め輪郭データと実際の体重とが関連付けられたサンプルデータを格納した輪郭サンプルDB(データベース)を照合することにより、今回取得した輪郭データと一致又は近似するサンプルデータの輪郭データを抽出し、この輪郭データに関連付けられた体重を、この牛の体重として推測する。なお、サーバ10は、推測した体重に、サーモグラフィーの熱分布に基づいて判別した筋肉量又は脂肪量を加味することにより、体重の推測の精度を向上させる構成であってもよい。また、サーバ10は、3Dモデルを作成し、3DモデルサンプルDBに格納されたサンプルデータの3Dモデルと、取得した輪郭データに基づいて作成した3Dモデルとに基づいて、体重を推測する構成であってもよい。
また、ステップS04において、サーバ10は、特徴量を取得した場合、取得した特徴量から、動物の体重を推測する(ステップS06)。ステップS06において、サーバ10は、予め特徴量と実際の体重とが関連付けられたサンプルデータを格納した特徴量サンプルDBを照合することにより、今回取得した特徴量と一致又は近似するサンプルデータの特徴量を抽出し、この特徴量に関連付けられた体重を、この牛の体重として推測する。なお、サーバ10は、推測した体重に、サーモグラフィーの熱分布に基づいて判別した筋肉量又は脂肪量を加味することにより、体重の推測の精度を向上させる構成であってもよい。また、サーバ10は、3Dモデルを作成し、3DモデルサンプルDBに格納されたサンプルデータの3Dモデルと、取得した特徴量に基づいて作成した3Dモデルとに基づいて、体重を推測する構成であってもよい。
以上が、動物体重推測システム1の概要である。
[動物体重推測システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である動物体重推測システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である動物体重推測システム1のシステム構成を示す図である。動物体重推測システム1は、サーバ10、情報端末100、公衆回線網(インターネット網や、第3、第4世代通信網等)5から構成される。なお、情報端末100は、1つに限らず、複数であってもよい。また、サーバ10、情報端末100は、実在する装置又は仮想的な装置のいずれか又は双方により実現されてもよい。また、後述する各処理は、サーバ10、情報端末100のいずれか又は双方により実現されてもよい。
サーバ10は、後述の機能を備えた上述したサーバ装置である。
情報端末100は、後述の機能を備えた上述した端末装置である。
[各機能の説明]
図3に基づいて、本発明の好適な実施形態である動物体重推測システム1の機能について説明する。図3は、サーバ10、情報端末100の機能ブロック図を示す図である。
サーバ10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。また、サーバ10は、記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。記憶部13には、後述する各種DBが記憶される。
サーバ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部12と協働して、データ送受信モジュール20を実現する。また、サーバ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部13と協働して、DB作成モジュール30、3Dモデル作成モジュール31、体重推測モジュール32を実現する。
情報端末100は、サーバ10と同様に、制御部110として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部120として、他の機器と通信可能にするためのWiFi対応デバイス等を備える。また、情報端末100は、入出力部140として、制御部110で制御したデータや画像を出力表示する表示部や、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部や、撮像画像を撮像する撮像デバイス、距離センサ等により対象物までの距離を計測する距離計測デバイス、対象物の温度分布を測定する温度計測デバイス等を備える。
情報端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部120と協働して、データ送受信モジュール150を実現する。また、情報端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部140と協働して、撮像モジュール170、距離計測モジュール171、表示モジュール172を実現する。
[輪郭サンプルDB作成処理]
図4に基づいて、動物体重推測システム1が実行する輪郭サンプルDB作成処理について説明する。図4は、サーバ10、情報端末100が実行する輪郭サンプルDB作成処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、撮像モジュール170は、自身が有するカメラ等の撮像装置により、動物を撮像する(ステップS10)。本実施形態において、撮像モジュール170は、牛を撮像するものとして説明する。なお、撮像対象とする動物は、牛に限らず、鶏、豚等様々な動物であってもよい。
データ送受信モジュール150は、撮像した撮像画像の情報である撮像画像データを、サーバ10に送信する(ステップS11)。
データ送受信モジュール20は、撮像画像データを受信する。
データ送受信モジュール20は、この撮像した動物を実際に体重計で測定した体重の情報である測定データを取得する(ステップS12)。ステップS12において、データ送受信モジュール20は、データ通信可能に接続された体重計が測定した、ステップS10において撮像した牛の体重の情報を取得する。なお、ステップS12において、データ送受信モジュール20は、情報端末100が、この撮像した牛の測定データの入力を受け付け、受け付けた測定データをサーバ10に送信することにより、測定データを取得する構成であってもよい。また、データ送受信モジュール20は、その他の構成により、牛の測定データを取得する構成であってもよい。
距離計測モジュール171は、撮像した牛とこの牛を撮像した撮像位置との間の距離を計測する(ステップS13)。ステップS13において、距離計測モジュール171は、自身が有する距離センサにより、距離を計測する。なお、ステップS13において、距離計測モジュール171は、その他の構成により距離を計測してもよい。
データ送受信モジュール150は、計測した距離の情報である距離データを、サーバ10に送信する(ステップS14)。なお、ステップS13及びステップS14の処理は、上述したステップS10及びステップS11において、同時に実行されてもよい。例えば、撮像モジュール170が牛を撮像するときに、距離計測モジュール171が距離を計測する。そして、ステップS11において、データ送受信モジュール150は、撮像画像データに加え、距離データをも送信する構成であってもよい。
DB作成モジュール30は、この撮像画像データに映っている牛の輪郭を取得する(ステップS15)。DB作成モジュール30は、撮像画像データを、画像認識することにより、牛の輪郭を取得する。輪郭とは、例えば、牛の概形をかたどったものである。
DB作成モジュール30は、取得した牛の輪郭と、距離データとに基づいて、撮像した牛の面積を算出する(ステップS16)。DB作成モジュール30は、取得した牛の輪郭から、この牛の輪郭の面積を算出する。DB作成モジュール30は、算出した牛の輪郭の面積と、距離データとに基づいて、撮像した牛の面積を算出する。
DB作成モジュール30は、算出した牛の面積と、牛の計測データとを関連付けた輪郭サンプルDBを作成し、記憶する(ステップS17)。なお、DB作成モジュール30は、算出した面積に替えて、取得した輪郭と牛の計測データとを関連付けて輪郭サンプルDBを作成し、記憶する構成であってもよい。
情報端末100は、この輪郭サンプルDB作成処理を十分な数、例えば、100頭前後の牛に対して実行し、輪郭サンプルDBを作成する。なお、輪郭サンプルDBは、上述した数のサンプル数に限らず、それよりも多くとも少なくともよい。多ければ多いほど、後述する体重の推測の際に、精度の向上を図ることができる。
以上が、輪郭サンプルDB作成処理である。
[特徴量サンプルDB作成処理]
次に、図5に基づいて、動物体重推測システム1が実行する特徴量サンプルDB作成処理について説明する。図5は、サーバ10、情報端末100が実行する特徴量サンプルDB作成処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
サーバ10及び情報端末100は、上述したステップS10乃至ステップS12の処理と同様の処理を実行する(ステップS20乃至ステップS22)。
DB作成モジュール30は、この撮像画像データに映っている牛の特徴量を取得する(ステップS23)。ステップS23において、DB作成モジュール30は、撮像画像データを、画像認識することにより、牛の特徴量を抽出する。特徴量とは、例えば、身体的な特徴、各部位等である。
DB作成モジュール30は、取得した牛の特徴量と、牛の計測データとを関連付けた特徴量サンプルDBを作成し、記憶する(ステップS24)。ステップS24において、DB作成モジュール30はこの牛の全ての特徴量を一の特徴量としてまとめ、まとめた一の特徴量と計測データとを関連付ける。なお、DB作成モジュール30は、個々の特徴量と計測データとを関連付ける構成であってもよい。
情報端末100は、この特徴量サンプルDB作成処理を、十分な数、例えば、100頭前後の牛に対して実行し、特徴量サンプルDBを作成する。なお、特徴量サンプルDBは、上述した数のサンプル数に限らず、それよりも多くとも少なくともよい。多ければ多いほど、後述する体重の推測の際に、精度の向上を図ることができる。
以上が、特徴量サンプルDB作成処理である。
[3DモデルサンプルDB作成処理]
次に、図6に基づいて、動物体重推測システム1が実行する3DモデルサンプルDB作成処理について説明する。図6は、サーバ10、情報端末100が実行する3DモデルサンプルDB作成処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
サーバ10及び情報端末100は、上述したステップS10乃至ステップS12の処理と同様の処理を実行する(ステップS30乃至ステップS32)。
3Dモデル作成モジュール31は、撮像画像データを画像認識し、撮像画像データに含まれる牛の3Dモデルを作成する(ステップS33)。ステップS33において、3Dモデル作成モジュール31は、牛の画像を、3Dデータ化し、3Dモデルを作成する。
DB作成モジュール30は、作成した牛の3Dモデルと、牛の計測データとを関連付けた3DモデルサンプルDBを作成し、記憶する(ステップS34)。
情報端末100は、この3DモデルサンプルDB作成処理を、十分な数、例えば、100頭前後の牛に対して実行し、3DモデルサンプルDBを作成する。なお、3DモデルサンプルDBは、上述した数のサンプル数に限らず、それよりも多くとも少なくともよい。多ければ多いほど、後述する体重の推測の際に、精度の向上を図ることができる。
以上が、3DモデルサンプルDB作成処理である。
[第1の動物体重推測処理]
図7乃至図9に基づいて、動物体重推測システム1が実行する輪郭に基づく第1の動物体重推測処理について説明する。図7乃至図9は、サーバ10、情報端末100が実行する第1の動物体重推測処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、撮像モジュール170は、動物を撮像する(ステップS40)。ステップS40の処理は、上述したステップS10の処理と同様である。
データ送受信モジュール150は、撮像画像データを、サーバ10に送信する(ステップS41)。ステップS41の処理は、上述したステップS11の処理と同様である。
データ送受信モジュール20は、撮像画像データを受信する。
距離計測モジュール171は、撮像した牛と、この牛を撮像した撮像位置との間の距離を計測する(ステップS42)。ステップS42の処理は、上述したステップS13の処理と同様である。
データ送受信モジュール150は、距離データをサーバ10に送信する(ステップS43)。ステップS43の処理は、上述したステップS14の処理と同様である。なお、ステップS42及びステップS43の処理は、上述したステップS40及びステップS41の処理において、同時に実行されてもよい。例えば、撮像モジュール170が牛を撮像するときに、距離計測モジュール171が距離を計測する。データ送受信モジュール150は、撮像画像データに加え、距離データを送信する構成であってもよい。
撮像モジュール170は、牛のサーモグラフィーを取得する(ステップS44)。ステップS44において、情報端末100は、専用のアプリケーションにより牛を撮像し、この牛のサーモグラフィーを取得することや、サーモグラフィーを撮像する装置を有線又は無線接続することにより、この装置により撮像されたこの牛のサーモグラフィーを取得することを実行する。
データ送受信モジュール150は、サーモグラフィーの情報であるサーモグラフィーデータを、サーバ10に送信する(ステップS45)。なお、ステップS44及びステップS45の処理は、上述した距離データの取得及び送信と同様に、上述したステップS40及びステップS41の処理において、同時に実行される構成であってもよい。例えば、撮像モジュール170が牛を撮像するとき、この牛のサーモグラフィーも取得する。データ送受信モジュール150は、撮像画像データに加え、サーモグラフィーデータを送信する構成であってもよい。また、ステップS42及びステップS43の処理と、ステップS44及びステップS45の処理とは、順序が入れ替わってもよい。
データ送受信モジュール20は、サーモグラフィーデータを受信する。
3Dモデル作成モジュール31は、撮像画像データを画像認識し、撮像画像データに含まれる牛の3Dモデルを作成する(ステップS46)。ステップS46の処理は、上述したステップS33の処理と同様である。
体重推測モジュール32は、作成した3Dモデルに基づいて、所定の部位の比率を算出する(ステップS47)。ステップS47において、体重推測モジュール32は、耳から鼻までの間の距離と、鼻から胴体までの間の距離との比率や、前脚から後脚までの間の距離と、前脚の長さと、後脚の長さとの比率等を算出する。
体重推測モジュール32は、算出した比率に基づいて、牛の向いている方向等を判断する(ステップS48)。ステップS48において、体重推測モジュール32は、予め記憶された前、後ろ、正面等の所定の向きにおける部位の比率と、算出した比率とに基づいて、どの方向を向いているのかを判断する。なお、体重推測モジュール32は、その他の構成により、牛の向いている方向を判断してもよい。
体重推測モジュール32は、判断した向きと、作成した3Dモデルと、3DモデルサンプルDBに格納された牛の3Dモデルとを照合し、この3Dモデルに関連付けられた牛の体重の推測データを取得する(ステップS49)。ステップS49において、体重推測モジュール32は、作成した3Dモデルと近似又は一致する3DモデルサンプルDBに格納された3Dモデルを抽出する。近似とは、例えば、誤差数%以内であること等である。体重推測モジュール32は、この抽出した3Dモデルに関連付けられた体重の計測データを取得する。このようにすることにより、体重推測モジュール32は、作成した牛の3Dモデルから、この牛の体重を推測する。
なお、上述したステップS46乃至ステップS49の処理は、必ずしも実行されなくてもよい。この場合、これらの処理を省略し、以降の処理を実行する構成であればよい。
体重推測モジュール32は、撮像画像データにおける牛の輪郭を取得する(ステップS50)。ステップS50の処理は、上述したステップS15の処理を体重推測モジュール32が実行する点を除けば同様である。
体重推測モジュール32は、取得した牛の輪郭と、距離データとに基づいて、牛の面積を算出する(ステップS51)。ステップS51の処理は、上述したステップS16の処理を、体重推測モジュール32が実行する点を除けば同様である。
体重推測モジュール32は、算出した牛の面積と、輪郭サンプルDBに格納された牛の面積とを照合し、この面積に関連付けられた牛の体重の計測データを取得する(ステップS52)。ステップS52において、体重推測モジュール32は、算出した牛の面積と近似又は一致する輪郭サンプルDBに格納された面積を抽出する。近似とは、例えば、誤差数%以内であること等である。体重推測モジュール32は、この抽出した面積に関連付けられた体重の計測データを取得する。このようにすることにより、体重推測モジュール32は、算出した牛の面積から、この牛の体重を推測する。
なお、体重推測モジュール32は、牛の面積により牛の体重の計測データを取得する代わりに、牛の輪郭により牛の体重の計測データを取得する構成であってもよい。この場合、輪郭サンプルDBに、牛の輪郭データを格納し、この輪郭データに体重の計測データが関連付けられていればよい。体重推測モジュール32は、抽出した牛の輪郭と、輪郭サンプルDBに格納された輪郭データとを照合し、一致又は近似する輪郭サンプルDBに格納された輪郭データを抽出する。体重推測モジュール32は、この抽出した輪郭データに関連付けられた体重の推測データを取得する構成にすればよい。
体重推測モジュール32は、サーモグラフィーデータに基づいて、牛の温度分布を抽出する(ステップS53)。
体重推測モジュール32は、抽出した温度分布に基づいて、牛の各部位や全体における筋肉量と脂肪量とを判別し、体脂肪率を算出する(ステップS54)。筋肉と脂肪とは、温度差が存在するため、所定の温度以下であるか否か等の判断基準に基づいて、筋肉と脂肪の量を判別することが可能である。
なお、ステップS53及びステップS54の処理は、必ずしも実行されなくてもよい。この場合、これらの処理を省略し、以降の処理を実行する構成であればよい。
体重推測モジュール32は、3Dモデルから取得した体重の計測データ及び輪郭から取得した体重の計測データに、算出した体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する(ステップS55)。ステップS55において、体重推測モジュール32は、3Dモデルから取得した体重の計測データと、輪郭から取得した体重の計測データとの平均値等に、体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する。体重推測モジュール32は、体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する際、その精度を向上させることが可能となる。なお、ステップS55において、体重推測モジュール32は、体脂肪率に替えて、筋肉量又は脂肪量のいずれか又は双方を、計測データに加味することにより、体重を推測する構成であってもよい。この場合、例えば、筋肉量と脂肪量を其々算出し、この算出した筋肉量と脂肪量とを計測データに加味する構成であればよい。また、他の構成であってもよい。
なお、ステップS55において、体重推測モジュール32は、3Dモデル又は体脂肪率に関する処理を省略した場合、対応する情報を削除した処理を実行すればよい。例えば、体重推測モジュール32は、3Dモデルに関する処理を省略した場合、輪郭から取得した体重の計測データに、算出した体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する構成とすればよい。また、体重推測モジュール32は、体脂肪率に関する処理を省略した場合、3Dモデルから取得した体重の計測データと、輪郭から取得した体重の計測データとに基づいて、牛の体重を推測する構成とすればよい。また、体重推測モジュール32は、3Dモデル及び体脂肪率に関する処理を省略した場合、輪郭から取得した体重の計測データを、牛の体重として推測する構成とすればよい。
データ送受信モジュール20は、推測した体重である体重データを、情報端末100に送信する(ステップS56)。
データ送受信モジュール150は、体重データを受信する。表示モジュール172は、体重データに基づいて牛の体重を表示する(ステップS57)。ステップS57において、表示モジュール172は、撮像した撮像画像を表示するとともに、この撮像画像に重畳させた領域又は撮像画像を表示する領域とは異なる領域に、体重データに基づいた牛の体重を表示する。
以上が、第1の動物体重推測処理である。
[第2の動物体重推測処理]
次に、図10乃至図12に基づいて、動物体重推測システム1が実行する特徴量に基づく第2の動物体重推測処理について説明する。図10乃至図12は、サーバ10、情報端末100が実行する第2の動物体重推測処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
撮像モジュール170は、動物を撮像する(ステップS60)。ステップS60の処理は、上述したステップS10の処理と同様である。
データ送受信モジュール150は、撮像画像データを、サーバ10に送信する(ステップS61)。ステップS61の処理は、上述したステップS11の処理と同様である。
データ送受信モジュール20は、撮像画像データを受信する。
撮像モジュール170は、牛のサーモグラフィーを取得する(ステップS62)。ステップS62の処理は、上述したステップS44の処理と同様である。
データ送受信モジュール150は、サーモグラフィーデータを、サーバ10に送信する(ステップS63)。ステップS63の処理は、上述したステップS45の処理と同様である。なお、ステップS62及びステップS63の処理は、上述したステップS60及びステップS61の処理において、同時に実行される構成であってもよい。例えば、撮像モジュール170が牛を撮像するとき、この牛のサーモグラフィーも取得する。データ送受信モジュール150は、撮像画像データに加え、サーモグラフィーデータを送信する構成であってもよい。
データ送受信モジュール20は、サーモグラフィーデータを受信する。
3Dモデル作成モジュール31は、撮像画像データを画像認識し、撮像画像データに含まれる牛の3Dモデルを作成する(ステップS64)。ステップS64の処理は、上述したステップS33の処理と同様である。
体重推測モジュール32は、作成した3Dモデルに基づいて、所定の部位の比率を算出する(ステップS65)。ステップS65の処理は、上述したステップS47の処理と同様である。
体重推測モジュール32は、算出した比率に基づいて、牛の向いている方向等を判断する(ステップS66)。ステップS66の処理は、上述したステップS48の処理と同様である。
体重推測モジュール32は、判断した向きと、作成した3Dモデルと、3DモデルサンプルDBに格納された牛の3Dモデルとを照合し、この3Dモデルに関連付けられた牛の体重の推測データを取得する(ステップS67)。ステップS67の処理は、上述したステップS49の処理と同様である。
なお、上述したステップS64乃至ステップS67の処理は、必ずしも実行されなくてもよい。この場合、これらの処理を省略し、以降の処理を実行する構成であればよい。
体重推測モジュール32は、撮像画像データに映っている牛の特徴量を取得する(ステップS68)。ステップS68の処理は、上述したステップS23の処理を体重推測モジュール32が実行する点を除けば同様である。
体重推測モジュール32は、取得した牛の特徴量と、特徴量サンプルDBに格納された牛の特徴量とを照合し、この特徴量に関連付けられた牛の体重の計測データを取得する(ステップS69)。ステップS69において、体重推測モジュール32は、取得した牛の特徴量と近似又は一致する特徴量サンプルDBに格納された特徴量を抽出する。近似とは、例えば、誤差数%以内であること等である。体重推測モジュール32は、この抽出した特徴量に関連付けられた体重の計測データを取得する。このようにすることにより、体重推測モジュール32は、抽出した特徴量から、この牛の体重を推測する。
体重推測モジュール32は、サーモグラフィーデータに基づいて、牛の温度分布を抽出する(ステップS70)。ステップS70の処理は、上述したステップS53の処理と同様である。
体重推測モジュール32は、抽出した温度分布に基づいて、牛の各部位や全体における筋肉量と脂肪量とを判別し、体脂肪率を算出する(ステップS71)。ステップS71の処理は、上述したステップS54の処理と同様である。
なお、ステップS70及びステップS71の処理は、必ずしも実行されなくてもよい。この場合、これらの処理を省略し、以降の処理を実行する構成であればよい。
体重推測モジュール32は、3Dモデルから取得した体重の計測データ及び特徴量から取得した体重の計測データに、算出した体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する(ステップS72)。ステップS72において、体重推測モジュール32は、3Dモデルから取得した体重の計測データと、特徴量から取得した体重の計測データとの平均値等に体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する。体重推測モジュール32は、体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する際、その精度を向上させることが可能となる。なお、ステップS72において、体重推測モジュール32は、体脂肪率に替えて、筋肉量又は脂肪量のいずれか又は双方を、計測データに加味することにより、体重を推測する構成であってもよい。この場合、筋肉量と脂肪量とを其々算出し、この算出した筋肉量と脂肪量とを計測データに加味する構成であればよい。また、他の構成であってもよい。
なお、ステップS72において、体重推測モジュール32は、3Dモデル又は体脂肪率に関する処理を省略した場合、対応する情報を削除した処理を実行すればよい。例えば、体重推測モジュール32は、3Dモデルに関する処理を省略した場合、特徴量から取得した体重の計測データに、算出した体脂肪率を加味することにより、牛の体重を推測する構成とすればよい。また、体重推測モジュール32は、体脂肪率に関する処理を省略した場合、3Dモデルから取得した体重の計測データと、特徴量から取得した体重の計測データとに基づいて、牛の体重を推測する構成とすればよい。また、体重推測モジュール32は、3Dモデル及び体脂肪率に関する処理を省略した場合、特徴量から取得した体重の計測データを、牛の体重として推測する構成とすればよい。
データ送受信モジュール20は、体重データを、情報端末100に送信する(ステップS73)。ステップS73の処理は、上述したステップS56の処理と同様である。
データ送受信モジュール150は、体重データを受信する。表示モジュール172は、体重データに基づいて、牛の体重を表示する(ステップS74)。ステップS74の処理は、上述したステップS57の処理と同様である。
以上が、第2の動物体重推測処理である。
なお、上述した各処理は、サーバ10と情報端末100とにより実行されているが、情報端末100のみにより実行されてもよい。この場合、サーバ10が実行する処理を情報端末100が実行する構成とすればよい。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 動物体重推測システム、10 サーバ、100 情報端末

Claims (7)

  1. 動物の体重を推測する動物体重推測システムであって、
    サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースと、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得する輪郭データ取得手段と、
    前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測する距離計測手段と、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成する3Dモデル作成手段と、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断する動物向き判断手段と、
    前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出する面積算出手段と、
    前記データベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する体重推測手段と、
    を備えることを特徴とする動物体重推測システム。
  2. 動物の体重を推測する動物体重推測システムであって、
    予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースと、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成する3Dモデル作成手段と、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断する動物向き判断手段と、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
    前記データベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測する体重推測手段と、
    を備えることを特徴とする動物体重推測システム。
  3. 前記対象動物の温度を計測する温度計測手段と、
    を備え、
    前記体重推測手段は、前記計測した温度から前記対象動物の筋肉量又は脂肪量を加味して、体重を推測する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の動物体重推測システム。
  4. 動物の体重を推測する動物体重推測システムが実行する動物体重推測方法であって、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップと、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得するステップと、
    前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測するステップと、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップと、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップと、
    前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出するステップと、
    サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップと、
    を備えることを特徴とする動物体重推測方法。
  5. 動物の体重を推測する動物体重推測システムが実行する動物体重推測方法であって、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップと、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップと、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップと、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得するステップと、
    予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップと、
    を備えることを特徴とする動物体重推測方法。
  6. 動物の体重を推測する動物体重推測システムに、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップ、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の輪郭データを取得するステップ、
    前記対象動物と、当該対象動物を撮像した撮像位置との間の距離を計測するステップ、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップ、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップ、
    前記取得した輪郭データと前記計測した距離とから、前記対象動物の面積を算出するステップ、
    サンプル動物の面積と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の面積に近い面積の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重の実測値と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  7. 動物の体重を推測する動物体重推測システムに、
    体重を推測する対象である対象動物の撮像画像を撮像するステップ、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の3Dモデルを作成するステップ、
    作成した前記3Dモデルに基づいて、前記対象動物の向きを判断するステップ、
    前記撮像した撮像画像から、前記対象動物の特徴量を取得するステップ、
    予め撮像されたサンプル動物を画像認識することによって得られる前記サンプル動物の特徴量と前記サンプル動物の体重の実測値との関係及び前記サンプル動物の3Dモデルと前記サンプル動物の体重の実測値との関係が予め記憶されるデータベースから、前記対象動物の特徴量に近い特徴量の前記サンプル動物と、前記対象動物の向き及び作成した前記3Dモデルに近い3Dモデルの前記サンプル動物と其々抽出し、前記データベースに予め記憶された前記サンプル動物の前記面積に基づいた体重と、前記3Dモデルに基づいた体重の実測値とから前記対象動物の体重を推測するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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