JP6635760B2 - タッカー針の抜き具 - Google Patents

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Description

本発明はタッカー針の抜き具に関し、特にタッカー針の押え部が破断して脚が下地に残ってしまったときに残った脚を楽に抜くことができるようにした抜き具に関する。
屋内電気配線の工事において使用されるタッカー針は両脚と両脚の上端間を連結する押え部とからなるコ字状をなし、布設すべきケーブルにタッカー針の両脚を跨がらせて天井や壁面に打ち込み、ケーブルを天井や壁面に固定する一方、ケーブルを撤去する場合にはタッカー針の押え部と配線との間に抜き具の舌片を差し込んでタッカー針を抜いたり、ペンチやニッパーでタッカー針の押え部を把持して引き抜くことが行われている(特許文献1)。
ところで、舗装道路の路肩、建築構造物の敷地境界に構築されるコンクリート製擁壁、建築構造物の柱や窓ではコンクリート構造物の面取りを行うことが多い。この面取りを行う場合、型枠に面木を固定してコンクリートを打設し、コンクリートの固化後に型枠をばらし、面木を型枠から取り外すことが行われる。
従来、ハンマーなどを用いて面木に釘を打ち込んで型枠に固定することが行われていたが、最近はハンドタッカー、電動タッカーあるいはエアータッカーなどを用いてタッカー針を面木に打ち込んで型枠に取り付けることが行われている。
実用新案登録第3065631号公報
しかし、面木用のタッカー針は面木から型枠に、コンクリートの打設圧に耐える強さで打ち込まれているので、タッカー針の押え部の下側に抜き具の舌片を差し込んでタッカー針を抜き、あるいはペンチやニッパーによってタッカー針の押え部を把持して引き抜こうとすると、大きな力を必要とし、タッカー針の押え部が両側の脚を残して破断してしまい、脚をペンチやニッパーで把持して引き抜こうとしても滑ってしまい、上手く抜けないことがあった。
本発明はかかる問題点に鑑み、タッカー針の押え部が破断して脚が下地に残ってしまったときに残った脚を楽に抜くことができるようにしたタッカー針の抜き具を提供することを課題とする。
また、本発明の第2の課題は、タッカー針の押え部を破断させることなく軽く抜けるようにしたタッカー針の抜き具を提供することである。
そこで、本発明に係るタッカー針の抜き具は、両脚と両脚の上端間を連結する押え部とからなるコ字状をなすタッカー針の下地に残った脚を抜くのに適したタッカー針の抜き具であって、グリップ部の先端部分がく字状に曲成されて抜き部が形成され、該抜き部には先端縁から後方に向けて長溝が形成され、該長溝の一方の内側面は上記抜き部の中央縦断面内において斜め上方又は斜め下方に傾斜した傾斜面となっている一方、上記長溝の他方の内側面には弾性を有する挟持板が上記長溝奥方になるにしたがって上記一方の内側面の下端縁又は上端縁に接近するように取付けられており、下地に残ったタッカー針の脚が上記長溝に相対的に差し込まれ、上記長溝の奥方に相対的に移動されることによって上記挟持板の内縁と上記一方の内側面の下端縁又は上端縁との間に挟持され、上記グリップ部が押し下げられて上記抜き部が上方に持ち上げられることによって上記脚が下地から引き抜かれるようになしたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つはグリップ部の先端抜き部に長溝を形成し、長溝の一方の内側面を傾斜面、他方の内側面に弾性挟持板を長溝奥方になるにしたがって突出するように取付け、挟持板と長溝一方の内側面の下端縁又は上端縁との間にタッカー針の脚を弾性をもって挟み込んで強く保持するようにした点にある。
これにより、グリップ部を手で握って押し下げると、梃子の原理によって抜き部の先端側が上方に持ち上げられ、下地に残った脚を確実に引き抜くことできる。
挟持板は抜き部の中央縦断面内において水平に取付けてよいが、長溝の一方の内側面と同じ方向に傾斜させると、相対的に差し込まれた脚に対して大きな弾性反発力を作用させてタッカー針の脚を挟み込んでより一層強く保持することができる。
グリップ部には舌片部を設け、舌片部には先端縁から後方に伸びる複数の長溝を形成してフォーク状となし、長溝をタッカー針の両脚に差し込み得る間隔に形成し、タッカー針の押え部を破断させることなく軽くかつ確実にタッカー針を抜くことができる。また、グリップ部はバー状のものを用いるが、ペンチやニッパーとしてもよい。
また、本発明に係るタッカー針の抜き具は、両脚と両脚の上端間を連結する押え部とからなるコ字状をなすタッカー針を抜くのに適したタッカー針の抜き具であって、グリップ部には舌片部が形成され、該舌片部には先端縁から後方に向けて複数の長溝が形成され、該複数の長溝は打ち込んだタッカー針の両脚に相対的に差し込み得る間隔に形成され、フォーク状の舌片部の長溝は打ち込んだタッカー針の両脚に差し込まれ、上記グリップ部が押し下げられて上記舌片部が上方に持ち上げられることによって上記タッカー針が引き抜かれるようになしたことを特徴とする。
本発明の特徴は舌片部をタッカー針の両脚に差し込み得るフォーク状とした点にある。これにより、舌片部はタッカー針の押え部の下側に軽くかつ確実に所定の位置まで差し込むことができ、グリップ部を押し下げることによって、舌片部の上方に持上げる力が効率よく確実にタッカー針の押え部に伝わり、タッカー針を押え部や脚部で破断させることなく引き抜くことができる。
本発明に係るタッカー針の抜き具の好ましい実施形態を示す図である。 上記実施形態の作用を説明するための図である。 第2の実施形態を示す概略斜視図である。 第3の実施形態を示す概略図である。 第4の実施形態を示す概略図である。 第3の実施形態を示す概略図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係るタッカー針の抜き具の好ましい実施形態を示す。図において、抜き具はグリップ部10、抜き部11及び舌片部12から構成されている。抜き部11はグリップ部10の先端部分を略く字状に曲成して形成され、舌片部12はグリップ部10の後端部分を円弧状に曲成して形成されている。
抜き部11には先端縁から後方に向けて長溝16が形成され、長溝16の一方の内側面14は抜き部11の中央縦断面内において斜め上方に傾斜した傾斜面となっている。他方、長溝16の他方の内側面13には板ばね製の挟持板15が一方の内側面の傾斜と同じ方向に傾斜してかつ長溝16奥方になるにしたがって一方の内側面14の上端縁に接近するように取付けられている。
舌片部12には複数、例えば3つの小幅の長溝12Aがタッカー針20の両脚20Bに相対的に差し込み得る間隔に形成され、長溝12Aを面木21及び形枠(下地)に打ち込んだタッカー針20の両脚20Bに差し込んで抜くことができるようになっている。
面木21及び形枠に打ち込んだタッカー針20を抜く場合、タッカー針20の両脚20Bに抜き具の舌片部12の長溝(12A)を相対的に差し込み、グリップ部10を押し下げると、梃子の原理によって舌片部12の先端側が持ち上げられ、タッカー針20を抜くことができる。
その際、何らかの原因で舌片部12に無理な力が加わり、タッカー針20が押え部20Aや脚20Bで破断すると、脚20が面木21に残ってしまう。かかる場合、図2の(a)に示されるように、抜き部11の長溝16を残った脚20に位置合わせして抜き具11を脚20に対して押し進めると、脚20が長溝16内に相対的に差し込まれる。
このとき、挟持板15が長溝16奥方になるにしたがって一方の内側面14の上端縁に接近するように取付けられているので、脚20が挟持板15と一方の内側面14の上端縁に挟み込まれ、さらに抜き部11を押し進めると、脚20が挟持板15を弾性変形させながら相対的に長溝16の奥方に相対的に移動され、図2の(b)に示されるように、脚20は挟持板15の弾性復元力によって挟持板15の一方の内側面14の上端縁の間に強く保持される。
後は、グリップ部10を押し下げると、残った脚20を面木21及び型枠から軽くかつ確実に抜くことができる。
図3は第2の実施形態を示す。図において図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではグリップ部10後端に舌片部が設けられておらず、このように抜き部11のみを設けるようにしてもよい。
図4は第3の実施形態を示す。図において図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではグリップ部10はペンチ状に形成されており、このようにグリップ部10はバー状でなくてもよい。
図5は第4の実施形態を示す。図において図1ないし図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではグリップ部10の先端部分が円弧状に曲成されて舌片部12が形成され、舌片部12は先端に向けて鋭角な側面形状をなし、舌片部12には先端縁から後方に向けて複数の長溝12Aがタッカー針20の両脚20Bに差し込み得る間隔に形成されることによって、舌片部12はフォーク状となっている。
面木21及び形枠に打ち込んだタッカー針20を抜く場合、タッカー針20の両脚20Bに抜き具の舌片部12の長溝12Aを差し込む。このとき、舌片部12を先端が鋭角となったフォーク状としているので、舌片部12はタッカー針20の両脚20Aに軽くかつ確実に所定の位置まで差し込むことができ、その状態でグリップ部10を押し下げると、梃子の原理によって舌片部12の先端側が持ち上げられ、舌片部12の上方に持上げる力が効率よく確実にタッカー針20の押え部20Aに伝わり、タッカー針20を脚部20Bや押え部20Aで破断させることなく軽くかつ確実に引き抜くことができる。
図6は第5の実施形態を示す。図において図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではグリップ部10はペンチ状に形成されており、このようにグリップ部10はバー状でなくてもよい。
10 グリップ部
11 抜き部
12 舌片部
12A 長溝
13 他方の内側面
14 一方の内側面
15 挟持板
16 長溝
20 タッカー針
20A 押え部
20B 脚
21 下地

Claims (2)

  1. 両脚と両脚の上端間を連結する押え部とからなるコ字状をなすタッカー針の下地に残った脚を抜くのに適したタッカー針の抜き具であって、
    グリップ部(10)の先端部分がく字状に曲成されて抜き部(11)が形成され、該抜き部(11)には先端縁から後方に向けて長溝(16)が形成され、該長溝(16)の一方の内側面(14)は上記抜き部(11)の中央縦断面内において斜め上方に傾斜した傾斜面となっている一方、
    上記長溝(16)の他方の内側面(13)には弾性を有する挟持板(15)が上記長溝(16)奥方になるにしたがって上記一方の内側面(14)の上端縁に接近するように取付けられており、上記挟持板(15)は抜き部(11)の中央縦断面内において上記長溝(16)の一方の内側面(14)と同じ方向に傾斜され、
    下地(21)に残ったタッカー針(20)の脚(20B)が上記長溝(16)に相対的に差し込まれ、上記長溝(16)の奥方に相対的に移動されることによって上記挟持板(15)の内縁と上記一方の内側面(14)の下端縁又は上端縁との間に挟持され、上記グリップ部(10)が押し下げられて上記抜き部(11)が上方に持ち上げられることによって上記脚(20B)が下地(21)から引き抜かれるようになしたことを特徴とするタッカー針の抜き具。
  2. 上記グリップ部(10)には舌片部(12)が設けられ、該舌片部(12)には先端縁から後方に伸びる複数の長溝(12A)が形成され、該複数の長溝(12A)は打ち込んだタッカー針(20)の両脚(20B)に相対的に差し込み得る間隔に形成されており、フォーク状の舌片部(12)の長溝(12A)は打ち込んだタッカー針(20)の両脚(20B)に差し込まれ、上記グリップ部(10)が押し下げられて上記舌片部(12)が上記グリップ部(10)が押し下げられて上記舌片部(12)が上方に持ち上げられることによって上記タッカー針(20)が引き抜かれるようになした請求項1記載のタッカー針の抜き具。
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