JP6635663B2 - 直管形ランプの口金、直管形ランプおよび照明器具 - Google Patents

直管形ランプの口金、直管形ランプおよび照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、安全性が配慮された直管形ランプの口金、直管形ランプおよび照明器具に関する。
従来、直管形のランプとしては、JIS C 7709−1に規定されたG13形口金を有する直管蛍光灯ランプ、または安全性が配慮されたGX16t−5タイプの口金を有する直管形LEDランプが知られている。特に昨今は、これまで主流であった直管蛍光灯ランプに代わって、省エネルギーで長寿命な直管形LEDランプが一般的になっている。
直管形LEDランプは、内部に発光ダイオードを有する直管状の発光管と、発光管の軸方向の両端部に設けられた口金と、を有し、給電側の口金には、一対の給電ピンが設けられている(例えば特許文献1参照)。
直管形LEDランプを装着した照明器具が、埃または湿気の多い箇所に設置された場合には、一対の給電ピンの間の口金部分に塵埃などの汚損物質が付着し易く、付着した汚損物質には、大気中の水分が吸収される。汚損物質の付着と汚損物質に水分による吸湿が進むと、汚損物質は通常、当初に絶縁性であっても導電性を生じ易くなり、漏れ電流によるジュール熱などの発熱に起因して乾燥が進み、ドライバンドが形成される。そして、ドライバンドの形成箇所では、コロナ放電や微小アーク放電などが発生し、汚損物質が炭化する。さらに炭化が進むと、一対の給電ピンの間に導電路が形成されることによりトラッキング現象が誘発される。
ところで、発光管内の発光ダイオードには、プラスとマイナスの電圧変化を繰り返す交流よりも、常にプラスの電圧を付与する直流を印加する方が、ちらつき防止などの観点から好ましいとされている。したがって、特許文献1に記載の直管形LEDランプでは、発光ダイオードと接続されている給電側の口金の一対の給電ピンに、直流の電力が印加されるように構成されている。
特許第5514012号公報
しかしながら、給電ピンに直流の電力が印加されていると、一度給電ピン間に放電が発生する状況となった場合に、放電が途切れることなく継続することになる。このため、交流よりも直流の方が放電に対するリスクが高いといえるが、特許文献1に記載の給電側の口金では、直管蛍光灯ランプの口金と同様の構成が採られている。また、従来の通常の直管蛍光灯ランプは、比較的寿命が短く、数年で取り換えられるため、トラッキング現象の発生は想定し難いが、直管形LEDランプでは、長寿命であるため、取り付けられたままの状態が長期間に亘って継続することも多い。すなわち、特許文献1に記載の給電側の口金を用いた場合には、一対の給電ピンの間の口金部分に、長期間に亘って汚損物質が溜まり続け、放電が繰り返される可能性が高く、トラッキング現象が発生するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、直管形ランプの口金に設けられた一対の給電ピンの間に生じる放電を抑制する直管形ランプの口金を提供することを目的とする。
本発明の直管形ランプの口金は、照明器具の給電側ソケットに装着される直管形ランプの口金であって、前記給電側ソケットに対向する対向端面を備えた円筒形状の口金本体と、前記対向端面に突出して設けられ、前記給電側ソケットに装着する際にガイドとして機能する帯状の突出部と、一定の距離を隔てて前記突出部に立設された一対の給電ピンと、前記突出部において前記一対の給電ピン間に前記一対の給電ピン間の空間距離よりも沿面距離を長く形成させた放電抑制部と、を備え、前記放電抑制部は、前記突出部から更に突出し、且つ離間して設けられた一対の突起部を有し、前記一対の突起部の対向する各端面は、一端に向かって互いに近づくように形成された傾斜面であるものである。
本発明に係る直管形ランプの口金によれば、突出部において一対の給電ピンの間に放電抑制部が設けられているため、直管形ランプの口金に立設された一対の給電ピンの間に生じる放電を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る図1の照明器具に搭載された直管形ランプを例示する模式図である。 本発明の実施の形態1に係る図2の直管形ランプが有する給電側口金において、一対の突起部が一対の給電ピン間に立設することを示す図であり、図3(A)が斜視図であり、図3(B)が正面図である。 本発明の実施の形態2に係る図2の直管形ランプが有する給電側口金において、傾斜面を備えた一対の突起部が一対の給電ピン間に立設することを示す図であり、図4(A)が斜視図であり、図4(B)が正面図である。 本発明の実施の形態3に係る図2の直管形ランプが有する給電側口金において、一対の給電ピン間にスリットを備えることを示す図であり、図5(A)が斜視図であり、図5(B)が正面図である。 JIS C 7709−1で規定されている、従来のGX16t−5タイプの給電側口金を示す図であり、図6(A)が斜視図であり、図6(B)が正面図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における照明器具の斜視図である。
図1に示すように、照明器具90は、細長い直方体状の器具本体100と、光を反射する反射板110と、器具本体100の長手方向(図1のY方向)の一端側に取り付けられた給電側ソケット120と、他端側に取り付けられた保持側ソケット130と、を備えている。また、照明器具90は、対向配置された給電側ソケット120および保持側ソケット130に装着される直管形ランプ70を備えている。
直管形ランプ70は、給電側ソケット120および保持側ソケット130に着脱自在な構成である。反射板110は、直管形ランプ70からの光を照射方向140に向けて反射するものである。さらに、照明器具90は、器具本体100と反射板110とで形成された箱体の内部に点灯回路(図示せず)を有し、点灯回路は、給電側ソケット120に装着された直管形ランプ70に直流電力を供給して点灯させるものである。
図2は、照明器具90に搭載された直管形ランプ70を例示する模式図である。
直管形ランプ70は、例えばJIS C 8159−1で規定されるGX16t−5タイプの口金付き直管形LEDランプからなる。直管形ランプ70は、透光性を有する合成樹脂材料により直管状に形成された発光管71と、発光管71の軸方向一端側に連結された給電側口金11と、発光管71の軸方向他端側に連結された保持側口金80と、を有している。給電側口金11には、給電側ソケット120に接続される一対の給電ピン30が設けられ、保持側口金80には、保持側ソケット130に接続される保持ピン81が設けられている。給電側口金11には、放電抑制部としての一対の第1突起部41および第2突起部42並びに凹部43が設けられる。なお、光源としてLEDを例示するが、有機ELなどであってもよい。
図3は、本発明の実施の形態1に係る直管形ランプ70が有する給電側口金11の図であり、図3(A)が斜視図であり、図3(B)が正面図である。
図3に示す給電側口金11は、給電側ソケット120に対向する対向端面20aを備えた円筒形状の口金本体20と、対向端面20aに突出して設けられた水平方向に帯状の突出部40と、突出部40に立設された一対の給電ピン30と、一対の給電ピン30の間に配設されて突出部40に立設された一対の給電ピン30間の放電を抑制する放電抑制部としての一対の第1突起部41および第2突起部42と、第1突起部41および第2突起部42の間に一定の距離を隔てて形成され、一対の給電ピン30の間の放電を抑制する放電抑制部としての凹部43と、を有している。すなわち、放電抑制部は、突出部40から立設された一対の第1突起部41および第2突起部42と、この第1突起部41および第2突起部42の間に形成された凹部43と、から構成される。
一対の第1突起部41および第2突起部42は、給電ピン30とは離間して形成されている。
凹部43は、一対の第1突起部41および第2突起部42が対向している側面と、一対の第1突起部41および第2突起部42間の突出部40の上面と、から構成され、この突出部40の上面は、他の突出部40の部分と同じ高さになっている。
一対の給電ピン30は、直管形ランプ70の軸方向に延びる軸部31と、軸部31の先端から外方に延びる端部32と、から成るL字型形状である。軸部31の外径側の端面には、給電側ソケット120の内部に設けられた導電金具(図示せず)と接触するピン接触部31aが設けられている。
一対の第1突起部41および第2突起部42は、突出部40上において照射方向140に沿った上下方向(図1のZ方向)に延伸し、左右(図1のX方向)に並列する。
一対の第1突起部41および第2突起部42は、突出部40よりも突出して間に凹部43を有するため、一対の給電ピン30の間に第1突起部41および第2突起部42が設けられていない単に平坦な突出部40(一対の給電ピン30の間の空間距離)よりも、一対の給電ピン30の間の沿面距離を長くすることができる。この沿面距離を長くすることから、一対の給電ピン30に直流電力を供給しているときに、一対の給電ピン30の間における放電を抑制することができる。
なお、図3では、凹部43の突出部40部分の高さを他と同じ高さで構成したが、突出部40の他の部分より低くすれば、給電ピン30間の沿面距離をよりかせぐことができるので、放電抑制の点で好ましい。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る直管形ランプ70が有する給電側口金12の図であり、図4(A)が斜視図であり、図4(B)が正面図である。
図4に示す給電側口金12は、給電側ソケット120に対向する対向端面20aを備えた円筒形状の口金本体20と、対向端面20aに突出して設けられた水平方向に帯状の突出部40と、突出部40に立設された一対の給電ピン30と、一対の給電ピン30の間に配設されて突出部40に立設された放電抑制部としての一対の第1突起部51および第2突起部52と、第1突起部51および第2突起部52の間に一定の距離を隔てて形成された放電抑制部の凹部としての切り欠き部44と、を有している。切り欠き部44は、第1突起部51および第2突起部52間の突出部40部分の全てに切り欠きを形成し、対向端面20aと同じ高さになっている。
実施の形態1の図3で示す口金11の形状とは異なり、第1突起部51および第2突起部52の対向する各端面が傾斜面51aおよび傾斜面52aに構成され、切り欠き部44は、第1突起部51および第2突起部52に形成された傾斜面51aおよび傾斜面52aによって突出部40を無くした台形形状となっている。すなわち、図4(A)に示す第1突起部51および第2突起部52の各端面である傾斜面51aと傾斜面52aとが、下側の一端に向かって互いに近づくように逆ハの字形状に形成されている。また、傾斜面51aおよび傾斜面52aの一端は、直管形ランプ70の照射面側に配置されている。ここで、直管形ランプ70の照射面とは、直管形ランプ70の照射方向140側に位置する面であり、以降においては単に「照射面」とも称する。したがって、傾斜面51aと傾斜面52aとは、照射方向140に向かって互いに近づくように形成されている。
このように放電抑制部は、傾斜面51aおよび傾斜面52aを有する第1突起部51および第2突起部52と、第1突起部51および第2突起部52間の切り欠き部44と、から構成されている。
なお、切り欠き部44は、第1突起部51および第2突起部52に形成された傾斜面51aおよび傾斜面52aによって突出部40を無くした台形形状となっているが、突出部40の部分を残すようにしてもよい。給電ピン30間の沿面距離を考慮すると、第1突起部51および第2突起部52間の突出部40の部分を無くした方がよいが、更にその部分の対向端面20a部分に溝などを形成すれば、更に沿面距離をかせぐことができて好ましい。
照明器具90は、取り付けられた直管形ランプ70の照射面側が重力方向(図1のZ方向)となるように設置される場合が多い。かかる設置状況を考慮して、実施の形態2では、図4(B)に示すように、切り欠き部44の台形形状の長辺側が照射面側とは反対側となるように配置し、切り欠き部44の台形形状の短辺側が照射面側となるように配置している。すなわち、第1突起部51および第2突起部52間の対向端面20aに付着した汚損物質が、傾斜面51aおよび傾斜面52aをガイドとして、重力方向へ落下し易くなるように構成されている。このため、汚損物質が一対の給電ピン30の間に残留することを抑制することができ、一対の給電ピン30の間に発生するトラッキング現象を抑制することができる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る直管形ランプ70が有する給電側口金13の図であり、図5(A)が斜視図であり、図5(B)が正面図である。
図5に示す給電側口金13の基本的な構成は、前述した実施の形態1の給電側口金11と同様であるが、給電側口金13では、放電抑制部として、一対の給電ピン30の間に配設された突出部40の一部にスリット60を備えている点に特徴がある。
給電側口金13は、一対の給電ピン30を結ぶ方向(水平方向(図1のX方向))に沿って対向端面20aに設けられた、直管形ランプ70の軸方向に突出する帯状の突出部40を備え、一対の給電ピン30の間に配設され、突出部40の一部にスリット60を備える。このスリット60は、上下方向に延伸し、対向端面20aにまで貫通していてもよい。
スリット60は、スリット60の深さの分だけ突出部40よりも凹んでいるため(若しくは貫通しているため)、スリット60が設けられていない単に平坦な突出部40(一対の給電ピン30の間の空間距離)よりも、一対の給電ピン30の間の沿面距離を長くすることができる。しかも、スリット60自体は、空間であるため、この空間自体には、汚損物質は存在すらしない。このように汚損物質が存在できないスリット60を設けた上、沿面距離を長くすることから、放電を発生する経路を生じ難くでき、一対の給電ピン30の間における放電をより抑制することができる。
また、このスリット60は通信機能付き点灯装置と通信を行うモジュール側のアンテナ用スリットとして兼用してもよい。
以上説明した実施の形態1〜3によれば、給電側口金13は、口金本体の突出部40に立設された一対の給電ピン30の間に一対の給電ピン30の間の空間距離よりも凹凸形状を形成して沿面距離を長くして放電を抑制する放電抑制部を有するため、直管形ランプ70の給電側口金13に設けられた一対の給電ピン30の間に生じる放電を抑制することができる。
なお、一対の給電ピン30間の突出部40にスリット60を配置した例を例示したが、一対の給電ピン30間において、スリット60を間に挟み込むように実施の形態1のような第1突起部41および第2突起部42を設けて構成してもよく、一対の給電ピン30間の沿面距離を更にかせぐことができて好ましい。また、実施の形態2のような傾斜面51aおよび傾斜面52aを有する第1突起部51および第2突起部52を設けて構成してもよい。
ここで、従来の直管形LEDランプの給電側口金と、給電側口金11〜13とを比較することにより、実施の形態1〜3における効果を説明する。
図6は、JIS C 7709−1で規定されている、従来のGX16t−5タイプの給電側口金を示す図であり、図6(A)が斜視図であり、図6(B)が正面図である。
図6に示す給電側口金200は、円筒形状の口金本体20と、一対の給電ピン30と、口金本体20の給電側ソケット120に対向する対向端面20aに設けられ、直管形ランプ70の軸方向に突出する突出部40と、により構成されている。すなわち、給電側口金200には、一対の給電ピン30の間に汚損物質が侵入することを防ぐための構成、または一度侵入した汚損物質を外部へと促すような構成を有していない。
これに対し、実施の形態1〜3における直管形ランプ70の口金である給電側口金11〜13はそれぞれ、一対の第1突起部41および第2突起部42並びに凹部43、一対の第1突起部51および第2突起部52並びに切り欠き部44、またはスリット60により、一対の給電ピン30の間への汚損物質の侵入或いは残留を防ぎ、一対の給電ピン30の間における放電を緩和する放電抑制部が形成されている。このため、直管形ランプの口金に設けられた一対の給電ピン30の間に生じる放電を抑制することができる。すなわち、従来において、直管形ランプ70の2本の給電ピン30の間で発生していたトラッキングを抑制することができる。したがって、設置環境にかかわらず、直管形ランプ70の給電ピン30の間で発生するトラッキングを抑制することができる直管形ランプ70の口金、直管形ランプ70および照明器具90の提供が可能となる。
放電抑制部は、突出部40から更に突出して設けられた一対の第1突起部41、51および第2突起部42、52と、一対の第1突起部41、51および第2突起部42、52の間に形成された凹部43または切り欠き部44と、を有する。このため、第1突起部41、51および第2突起部42、52が設けられていない位置の突出部40よりも、一対の給電ピン30の間の沿面距離を長くすることができる。この沿面距離を長くすることから、放電を発生する経路を生じ難くすることができ、一対の給電ピン30の間における放電を抑制することができる。
一対の第1突起部51および第2突起部52のうち少なくとも一方の他方に対向する端面は、傾斜面51a、52aである。このため、付着した汚損物質が、傾斜面51aおよび傾斜面52aをガイドとして、重力方向へ落下し易くなる。
一対の第1突起部51および第2突起部52の対向する各端面は、照射面側の一端に向かって互いに近づくように形成された傾斜面51a、52aである。このため、付着した汚損物質が、傾斜面51aおよび傾斜面52aをガイドとして、重力方向へ落下し易くなるように構成されている。したがって、汚損物質が一対の給電ピン30の間に残留することを抑制することができ、一対の給電ピン30の間に発生するトラッキング現象を抑制することができる。
傾斜面51aおよび傾斜面52aの互いに近づくように形成された一端は、照射面側である。このため、照射面側が重力方向となるように設置される場合が多い設置状況を考慮して、付着した汚損物質が、傾斜面51aおよび傾斜面52aをガイドとして、重力方向へ落下し易くなる。
放電抑制部は、スリット60である。このため、スリット60が設けられていない位置の突出部40よりも、一対の給電ピン30の間の沿面距離を長くすることができる。この沿面距離を長くすることから、放電を発生する経路を生じ難くすることができ、一対の給電ピン30の間における放電を抑制することができる。
なお、一対の第1突起部41および第2突起部42並びに凹部43、一対の第1突起部51および第2突起部52並びに切り欠き部44、またはスリット60の数は複数であってもよい。
なお、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11〜13、200 給電側口金、20 口金本体、20a 対向端面、30 給電ピン、31 軸部、31a ピン接触部、32 端部、40 突出部、41 第1突起部、42 第2突起部、43 凹部、44 切り欠き部、51 第1突起部、51a 傾斜面、52 第2突起部、52a 傾斜面、60 スリット、70 直管形ランプ、71 発光管、80 保持側口金、81 保持ピン、90 照明器具、100 器具本体、110 反射板、120 給電側ソケット、130 保持側ソケット、140 照射方向。

Claims (4)

  1. 照明器具の給電側ソケットに装着される直管形ランプの口金であって、
    前記給電側ソケットに対向する対向端面を備えた円筒形状の口金本体と、
    前記対向端面に突出して設けられ、前記給電側ソケットに装着する際にガイドとして機能する帯状の突出部と、
    一定の距離を隔てて前記突出部に立設された一対の給電ピンと、
    前記突出部において前記一対の給電ピン間に前記一対の給電ピン間の空間距離よりも沿面距離を長く形成させた放電抑制部と、
    を備え、
    前記放電抑制部は、前記突出部から更に突出し、且つ離間して設けられた一対の突起部を有し、
    前記一対の突起部の対向する各端面は、一端に向かって互いに近づくように形成された傾斜面である直管形ランプの口金。
  2. 前記傾斜面の互いに近づくように形成された前記一端は、照射面側である請求項に記載の直管形ランプの口金。
  3. 内部に発光ダイオードを収納した直管状の発光管と、
    前記発光管の軸方向一端側に連結された請求項1又は請求項2に記載の直管形ランプの口金と、
    前記発光管の軸方向他端側に連結された保持側口金と、
    を備えた直管形ランプ。
  4. 前記給電側ソケットおよび前記保持側口金に接続される保持側ソケットを有する照明器具本体と、
    前記給電側ソケットを介して前記発光管を点灯させる点灯装置と、
    請求項に記載の直管形ランプと、
    を備えた照明器具。
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