JP6634907B2 - 通信装置、無線端末、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、通信装置、無線端末、及びプログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)通信を行う無線端末間で、アクセスポイントを介さずに直接通信を行うP2P(Peer-to-Peer)通信方式として、Wi−Fi(登録商標)ダイレクトが知られている。
また、利用者による通信の接続設定作業を簡略化させるために、無線端末から送信される情報と予め記憶した情報とが一致した場合に、無線端末に認証情報を送信する認証サーバが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術により、利用者による通信の接続設定作業を簡略化させることができる。
しかし、例えば、前述したWi−Fiダイレクトでは、無線端末が無線ネットワークを形成する毎に、無線ネットワークで通信を行うための接続情報(例えば、ネットワークの識別情報、事前共有鍵等)が変更される。このような無線ネットワークでは、利用者が同じ機器を用いて通信を行う場合でも、ネットワークを形成する毎に接続情報が変更され、通信を開始する毎に利用者による設定作業が発生するという問題がある。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、無線ネットワークを形成するときに接続情報を変更する無線ネットワークにおいて、接続情報が変更された場合の利用者の設定作業を軽減する通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る通信装置は、無線ネットワークを形成するときに前記無線ネットワークで通信を行うための接続情報を変更する前記無線ネットワークの前記接続情報を提供する通信装置であって、予め設定された情報を用いて接続可能な通信ネットワークを提供する通信手段と、前記通信手段により、無線端末から前記接続情報の取得を要求する取得要求を受付する受付手段と、前記取得要求の受付に応じて前記接続情報を生成する生成手段と、前記取得要求を送信した無線端末に前記生成手段が生成した前記接続情報を提供する第1の提供手段と、前記接続情報を提供した第1の無線端末が、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を用いて前記無線ネットワークを形成したことを検知する検知手段と、前記検知手段によって前記第1の無線端末が前記無線ネットワークを形成したことを検知した場合、前記取得要求を送信した第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する第2の提供手段と、を有し、前記第2の提供手段は、前記第1の提供手段が提供した前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークの情報を前記第2の無線端末に通知し、前記第2の無線端末から、前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークに接続することを示す情報を受け付けたとき、前記第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する

本発明の一実施形態によれば、無線ネットワークを形成するときに接続情報を変更する無線ネットワークにおいて、接続情報が変更された場合の利用者の設定作業を軽減する通信装置を提供することができる。
一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係る無線LAN装置のハードウェアの構成例を示す図である。 一実施形態に係る通信システムの機能構成図である。 一実施形態に係る通信システムで用いる接続情報の例を示す図である。 一実施形態に係る通信システムの接続処理1のシーケンス図である。 一実施形態に係るネットワークの形成処理の例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る無線ネットワークの検知処理の例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る無線端末の選択画面の例を示す図である。 一実施形態に係る通信システムの接続処理2のシーケンス図である。 一実施形態に係る通信システムの接続処理3のシーケンス図である。 一実施形態に係る通信システムの接続処理4のシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。通信システム100は、通信装置110、無線端末A121、及び無線端末B122を有する。
通信装置110は、無線LAN(Local Area Network)通信のインフラストラクチャモードにおけるアクセスポイント(Access Point)の機能を有する無線LAN装置である。無線端末A121、無線端末B122は、予め設定された接続情報を用いて、通信装置110に接続し、通信を行うことができる。
無線端末A121は、無線LANのアクセスポイントとなる通信装置110と通信可能であり、無線LANのP2P(Peer-to-Peer)通信の無線ネットワーク130(例えば、Wi−Fiダイレクト)で、他の無線端末B122と通信可能な無線LAN装置である。なお、P2P通信とは、無線LAN装置の間で、アクセスポイントを介さずに直接通信を行う通信方式である。
図1の例では、無線端末A121は、プリンタ等の画像形成装置であり、Wi−FiダイレクトのP2P Group Ownerとして、P2P通信の無線ネットワーク130を形成している。Wi−FiダイレクトのP2P Group Ownerは、無線LAN通信のアクセスポイントの機能をソフトウェア上で実現し、クライアント端末であるP2P Clientと通信可能である。なお、無線端末A121は、画像形成装置以外の無線LAN装置であっても良い。
無線端末B122は、無線LANのアクセスポイントとなる通信装置110と通信可能であり、無線LANのP2P通信の無線ネットワーク130を介して、他の無線端末A121と通信可能な無線LAN装置である。図1の例では、無線端末B122は、スマートフォン等の情報端末であり、Wi−FiダイレクトのP2P Clientとして、無線端末Aが形成している無線ネットワークに接続して、通信を行うことができる。なお、無線端末B121は、情報端末以外の無線LAN装置であっても良い。
なお、図1の構成は一例であり、通信システム100には、さらに多くの無線端末(無線LAN装置)が含まれていても良い。また、無線端末は、例えば、デジタルカメラ、PC(Personal Computer)、プロジェクタ、複合機等、無線LAN通信が可能な様々な機器であっても良い。
Wi−Fiダイレクトでは、例えば、無線端末A121が無線ネットワークを形成する毎に、形成された無線ネットワークで通信を行うための接続情報が変更される。この接続情報には、例えば、SSID(Service Set Identifier)等の無線ネットワークの識別情報や、WPA2−PSK(Wi-Fi Protected Access 2 Pre-Shared Key)等の通信を行う無線端末間で通信前に共有しておく暗号鍵(事前共有鍵)等が含まれる。
従って、従来の構成では、無線端末A121が形成する無線ネットワークに接続するとき、無線端末B122の利用者は、無線端末A121が無線ネットワークを形成する毎に、無線端末A121と通信を行うための設定操作を行っていた。
このような問題を解決するため、本実施形態では、通信装置110が、無線端末A121と接続するための接続情報を、無線端末B122に提供する。
例えば、無線端末A121は、電源が投入されると、無線LANのインフラストラクチャモードで通信装置110に接続し、無線ネットワークで通信を行うための接続情報の取得を要求する。
通信装置110は、無線端末A121から、接続情報の取得の要求を受け付けると、接続情報を生成し、無線端末A121に提供する。
無線端末A121は、無線端末A121から提供された接続情報を用いて、例えば、Wi−FiダイレクトのP2P Group Ownerとして、無線ネットワークを形成する。
一方、無線端末B122は、電源の投入等により、無線LAN機能が起動すると、無線LANのインフラストラクチャモードで通信装置110に接続し、無線ネットワークで通信を行うための接続情報の取得を要求する。
本実施形態に係る通信装置110は、通信装置110が提供した接続情報を用いて無線端末A121が無線ネットワークを形成したことを検知する機能を有している。通信装置110は、通信装置110が提供した接続情報を用いて、無線端末A121が無線ネットワークを形成している場合、無線端末B122に、無線端末A121に提供した接続情報を提供する。
これにより、無線端末B122は、通信装置110から提供された接続情報を用いて、無線端末A121が形成している無線ネットワークに接続し、無線端末A121と通信することができるようになる。
このように、本実施形態に係る通信装置110によれば、無線ネットワークを形成するときに接続情報を変更する無線ネットワークにおいて、接続情報が変更された場合の利用者の設定作業を低減させることができる。
<ハードウェアの構成>
本実施形態に係る通信装置110、無線端末A121、及び無線端末B122は、一般的なコンピュータの構成と、無線LAN通信を行う通信部とを有する無線LAN装置である。ここでは、無線LAN装置のハードウェアの構成例について説明する
図2は、一実施形態に係る無線LAN装置のハードウェアの構成例を示す図である。無線LAN装置200は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ストレージ部203、入力装置204、表示装置205、MAC(Media Access Control)部206、PHY(Physical Layer)部207、RF(Radio Frequency)部208、及びアンテナ209等を有する。
CPU201は、ストレージ部203等に格納されたプログラムやデータをRAM202上に読み出し、処理を実行することで、無線LAN装置200の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ストレージ部203は、例えば、SSD(Solid State Drive)や、フラッシュROM(Read Only Memory)等のストレージ装置であり、無線LAN装置200として動作するために必要なプログラムや、無線LAN通信で使用する接続情報等のデータを記憶する。
入力装置204は、利用者の入力操作を受け付けるための、タッチパネル、キーボード等の入力デバイスである。表示装置205は、無線LAN装置200の表示画面を表示するディスプレイ等の表示デバイスである。
MAC部206は、無線LANで送受信されるフレームの生成や解体を行う。
PHY部207は、無線LANで送受信されるフレームのデジタルデータと、電気信号(ベースバンド信号)との変換を行う。
RF部208は、無線LANで送受信されるフレームのベースバンド信号と、無線信号との変換を行う。
アンテナ209は、無線LANで送信される送信フレームを電波で送信し、受信フレームを電波で受信する。
<機能構成>
図3は、一実施形態に係る通信システムの機能構成図である。図3に示すように、通信システム100は、通信装置110、無線端末A(第1の無線端末)121、及び無線端末B(第2の無線端末)122を有する。なお、図3において、無線端末B122は、無線端末A121と同様の機能構成を有しているものとする。また、以下の説明の中で、無線端末A121、及び無線端末B122のうち、任意の無線端末を示す場合、「無線端末120」を用いる。
(通信装置の機能構成)
通信装置110は、AP通信部311、取得要求受付部312、接続情報生成部313、第1の接続情報提供部314、無線ネットワーク検知部315、第2の接続情報提供部316、機器情報取得部317、及び記憶部318等を有する。
通信装置110は、例えば、図2のCPU201で、通信装置110用のプログラムを実行することにより、上記の各機能を実現する。
AP通信部(通信手段)311は、無線端末120から、予め設定された情報を用いて接続可能な通信ネットワークを提供する手段である。AP通信部311は、例えば、図2のMAC部206、PHY部207、RF部208、アンテナ209、及び図2のCPU201で実行されるプログラム等によって実現される。
例えば、AP通信部311は、無線LANのインフラストラクチャモードのアクセスポイントとして機能し、予め設定された接続情報(例えば、SSID、WPA2−PSK)を用いて接続を要求する無線端末120の接続を許可する。これにより、通信装置110は、無線LAN通信で、接続を許可した無線端末120と通信可能となる。
取得要求受付部(受付手段)312は、AP通信部311により、無線端末120から、P2P通信の無線ネットワーク130でP2P通信を行うための接続情報の取得を要求する取得要求を受付する。取得要求受付部312は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
接続情報生成部(生成手段)313は、取得要求受付部312による、接続情報の取得要求の受付に応じて、接続情報を生成する手段であり、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。接続情報生成部313が生成する接続情報の例を図4(a)に示す。
図4(a)に示す接続情報401は、WSC(Wi-Fi Simple Configuration)2.0の仕様に基づくデータ構造を有する接続情報(Credentials)401の例を示している。図4(a)に示すように、接続情報401には、例えば、「Network Index」、「SSID」、「Authentication Type」、「Encryption Type」、「Network Key」、「MAC Address」等の情報要素が含まれる。
「Network Index」は、WSC2.0の仕様では、例えば、固定値「1」が設定される。「SSID」は、無線ネットワークの識別情報(識別子)である。
「Authentication Type」は、無線ネットワークで用いられる認証方式を示す情報である。「Encryption Type」は、無線ネットワークで用いられる暗号方式を示す情報である。
「Network Key」は、通信を行う無線端末間で通信前に共有しておく暗号鍵(例えば、WPA2−PSK)である。この暗号鍵は、接続情報生成部(生成手段)313によって、例えば、ランダムに生成される。「MACアドレス」は、無線端末の識別情報の一例である。
接続情報生成部313は、取得要求受付部312による接続情報の取得要求の受付に応じて、例えば、図4(a)に示すような接続情報を生成する。
第1の接続情報提供部(第1の提供手段)314は、接続情報の取得要求を送信した無線端末120に、接続情報生成部313が生成した接続情報を送信(提供)する。また、第1の接続情報提供部314は、無線端末120に提供した接続情報を、記憶部318の提供済の接続情報322に記憶して、管理する。第1の接続情報提供部314は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
第1の接続情報提供部314が、記憶部318に記憶して、管理する提供済の接続情報322の例を図4(b)に示す。図4(b)に示すように、提供済の接続情報322には、図4(a)に示す接続情報401に含まれる各情報と、接続情報を提供した提供日時等が記憶されている。「MACアドレス」は、無線端末120毎に固有の識別情報なので、提供済の接続情報322を用いて、各無線端末120に提供した接続情報を特定することができる。
無線ネットワーク検知部(検知手段)315は、第1の接続情報提供部314が接続情報を提供した無線端末120が、無線端末120に提供した接続情報を用いて、P2P通信の無線ネットワーク130を形成したことを検知する。無線ネットワーク検知部(検知手段)315は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
P2P通信の無線ネットワーク130を形成している無線端末120(P2P Group Owner)は、例えば、図4(b)に示す「SSID」のように、"Direct−"で始まるSSIDを含むビーコンフレームを送信する。また、ビーコンフレーム(以下、ビーコンと呼ぶ)には、ビーコンを送信している無線端末120のMACアドレスが含まれる。
これにより、無線ネットワーク検知部315は、図4(b)に示すような提供済の接続情報322に含まれるSSID、及びMACアドレスを含むビーコンを受信した場合、無線端末120がP2P Group Ownerになったと判断することができる。
例えば、図1において、無線ネットワーク検知部315が、第1の接続情報提供部314が接続情報を提供した無線端末A121が、提供された接続情報を用いて、無線ネットワークを形成したことを検知したものとする。
この場合、第2の接続情報提供部316は、取得要求受付部312が無線端末B122から接続情報の取得要求を受付すると、取得要求を送信した無線端末B122に、無線端末A121に提供した接続情報を提供する。
例えば、第2の接続情報提供部316は、接続情報の取得要求を送信した無線端末B122に、既に形成された無線ネットワークがあることを示す情報を通知する。また、第2の接続情報提供部316は、無線端末B122から既に形成された無線ネットワーク接続することを示す情報を受付したとき、無線端末B122に、無線端末A121に提供した接続情報を提供する。
なお、第2の接続情報提供部316が、無線端末B122に、無線端末A121に提供した接続情報を提供する手順、タイミング等は、様々な方法であって良い。例えば、第2の接続情報提供部316は、接続情報の取得要求を送信した無線端末B122に、既に形成された無線ネットワークがあることを示す情報に代えて、無線端末A121に提供した接続情報を通知するものであっても良い。
好ましくは、第2の接続情報提供部316が、無線端末B122に通知する、既に形成された無線ネットワークがあることを示す情報には、無線ネットワークを形成している無線端末A121の種別や、機能等を示す情報が含まれる。
第2の接続情報提供部(第2の提供手段)316は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
機器情報取得部317は、無線ネットワークを形成している無線端末A121が送信しているビーコンに含まれる、無線端末A121の種別や、機能等を示すカテゴリ情報を取得する。機器情報取得部317は、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
記憶部318は、通信装置110の接続情報321、及び前述した提供済の接続情報322等を記憶する手段であり、例えば、図2のストレージ部203、及び図2のCPU201で実行されるプログラム等によって実現される。
通信装置110の接続情報321は、無線端末120が、AP通信部311に接続するための予め定められた接続情報(SSID、WPA2−PSK等)である。
(無線端末の機能構成)
無線端末120は、STA通信部331、P2P通信部332、接続情報取得部333、動作モード判定部334、無線ネットワーク形成部335、無線ネットワーク接続部336、表示制御部337、操作受付部338、及び記憶部339等を有する。
STA通信部331は、無線LANのインフラストラクチャモードのアクセスポイントとして機能する通信装置110に、無線LANのインフラストラクチャモードのステーションとして接続し、通信する手段である。STA通信部331は、例えば、図2のMAC部206、PHY部207、RF部208、アンテナ209、及び図2のCPU201で実行されるSTA通信用のアプリケーションプログラム等によって実現される。
接続情報取得部(接続情報取得手段)333は、STA通信部331を用いて通信装置110と通信を行い、通信装置110から、P2P通信の無線ネットワーク130で通信を行うための接続情報を取得する。接続情報取得部333は、例えば、図2のCPU201で実行されるSTA通信用のアプリケーションプログラムによって実現される。なお、接続情報取得部333による接続情報の取得処理については後述する。
動作モード判定部334は、無線端末120が、P2P Group Ownerとして、P2P通信の無線ネットワーク130を形成するかを判定する。動作モード判定部334は、例えば、図2のCPU201で実行されるP2P通信用のアプリケーションプログラムによって実現される。
例えば、動作モード判定部334は、他にP2P Group OwnerとしてP2P通信の無線ネットワーク130を形成している無線LAN装置がないとき、無線端末120が、P2P通信の無線ネットワーク130を形成すると判定する。
無線ネットワーク形成部335は、動作モード判定部334が、P2P Group Ownerとして無線ネットワークを形成すると判断したとき、接続情報取得部333が取得した接続情報を用いて、P2P通信の無線ネットワーク130を形成する。無線ネットワーク形成部(無線ネットワーク形成手段)335は、例えば、図2のCPU201で実行されるP2P通信用のアプリケーションプログラムによって実現される。
無線ネットワーク接続部336は、他の無線端末120が形成するP2P通信の無線ネットワーク130が検知され、通信装置110から無線ネットワーク130の接続情報が提供されたとき、提供された接続情報を用いて、無線ネットワーク130に接続する。無線ネットワーク接続部336は、例えば、図2のCPU201で実行されるP2P通信用のアプリケーションプログラムによって実現される。
表示制御部337は、無線端末120の表示画面を、図2の表示装置に表示させる手段であり、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
操作受付部338は、図2の入力装置204への操作を受け付ける手段であり、例えば、図2のCPU201で実行されるプログラムによって実現される。
記憶部339は、例えば、通信装置の接続情報340、自ネットワークの接続情報341、及び他ネットワークの接続情報342等を記憶する手段であり、例えば、図2のストレージ部203、及び図2のCPU201で実行されるプログラム等によって実現される。
通信装置の接続情報340は、STA通信部331が、通信装置110に接続するときに使用する接続情報であり、例えば、通信装置110の記憶部318に記憶された通信装置の接続情報321と同じ情報である。
自ネットワークの接続情報341は、無線ネットワーク形成部335が、P2P Group Ownerとして、P2P通信の無線ネットワーク130を形成するときに用いる接続情報である。
他ネットワークの接続情報342は、無線ネットワーク接続部336が、P2P Clientとして、他の無線端末120が形成するP2P通信の無線ネットワーク130に接続するときに用いる接続情報である。
<処理の流れ>
続いて、一実施形態に係る通信システムによる接続処理の例について説明する。
(接続処理1)
図5は、一実施形態に係る通信システムの接続処理1のシーケンス図である。
ステップS501において、例えば、図1に示す無線端末A121(画像形成装置等)の電源を投入すること等により、無線端末A121を起動させる。
ステップS502において、無線端末A121のSTA通信部331は、記憶部339に記憶した通信装置の接続情報340を用いて、無線LANのインフラストラクチャモードで、通信装置110に接続する。また、無線端末A121の接続情報取得部333は、通信装置110に、P2P通信の無線ネットワーク130で通信を行うための接続情報の取得を要求する取得要求を送信する。
ステップS503において、通信装置110の取得要求受付部312が、無線端末A121からの取得要求を受付すると、接続情報生成部313は、例えば、図4(a)に示すような接続情報を生成する。なお、以下の説明の中で、ここで生成された接続情報を「接続情報1」と呼ぶ。
ステップS504において、通信装置110の第1の接続情報提供部314は、接続情報生成部313が生成した接続情報1を、取得要求を送信した無線端末A121に送信(提供)する。無線端末A121の接続情報取得部333は、通信装置110から提供された接続情報1を、記憶部339に自ネットワークの接続情報341に記憶する。
ステップS505において、無線端末A121は、自装置がP2P Group Ownerとして無線ネットワークを形成するかを判定し、判定結果に応じて無線ネットワークを形成する無線ネットワークの形成処理を実行する。
図6は、一実施形態に係る無線ネットワークの形成処理の例を示すフローチャートである。
ステップS601において、無線端末A121の動作モード判定部334は、例えば、Wi−Fiダイレクトの仕様に基づきスキャンを実行し、P2P Group OwnerのSSIDを検索する。前述したように、P2P Group Ownerとして動作する無線LAN装置は、"Direct−"で始まるSSIDを含むビーコンを送信しているので、P2P Group OwnerのSSIDを特定することができる。
ステップS602において、動作モード判定部334は、P2P Group OwnerのSSIDが検出されたか否かに応じて、処理を分岐させる。
P2P Group OwnerのSSIDが検出された場合、すなわち、他の無線LAN装置によりP2P通信の無線ネットワーク130が既に形成されているとき、動作モード判定部334は、無線ネットワークの形成処理を終了させる。
一方、P2P Group OwnerのSSIDが検出されない場合、すなわち、他の無線LAN装置によりP2P通信の無線ネットワーク130が形成されていないとき、動作モード判定部334は、処理をステップS603に移行させる。
ステップS603に移行すると、無線ネットワーク形成部335は、接続情報取得部333が通信装置110から取得し、記憶部339の自ネットワークの接続情報341に記憶した接続情報1を用いて、P2P通信の無線ネットワーク130を形成する。
図5に戻り、接続処理の例を示すシーケンス図(1)の説明を続ける。
図5のステップS505では、図6に示す無線ネットワークの形成処理により、P2P Group OwnerのSSIDが検出されず、無線ネットワーク形成部335が、P2P通信の無線ネットワークを形成するものとして、以下の説明を行う。
ステップS506、S507において、P2P通信の無線ネットワークを形成した無線端末A121は、ビーコンの送信を開始する。このビーコンは、無線端末A121の周辺の無線LAN装置に、例えば、ブロードキャストに送信される。また、このビーコンには、例えば、図4(a)に示す接続情報に含まれる「SSID」、「MACアドレス」等の情報が含まれる。
さらに、このビーコンには、無線端末A121の種別や、機能等を示す情報であるカテゴリ情報が含まれる。カテゴリ情報は、例えば、コンピュータ、キーボードやマウス等の入力デバイス、プリンタ、スキャナ等の分類を示す情報である。
WSC2.0の仕様によれば、ビーコンフレームに含まれる「WSC IE」情報要素に、その機器がどのようなカテゴリの機器であるかを示す情報を含むことが定められているので、例えば、この情報をカテゴリ情報として用いることができる。
ステップS508において、例えば、図1に示す無線端末B122(例えば、情報端末)は、電源の投入、無線LAN機能をオン、或いは、通信装置110の通信エリア内への移動等により、通信装置110を検出する。
ステップS509において、無線端末B122のSTA通信部331は、記憶部339に記憶した通信装置の接続情報340を用いて、無線LANのインフラストラクチャモードで、通信装置110に接続する。また、無線端末B122の接続情報取得部333は、通信装置110に、P2P通信の無線ネットワークで通信を行うための接続情報の取得を要求する取得要求を送信する。
ステップS510において、通信装置110の取得要求受付部312が、無線端末B122からの取得要求を受付すると、接続情報生成部313は、接続情報を生成する。なお、以下の説明の中で、ここで生成された接続情報を「接続情報2」と呼ぶ。
ステップS511において、通信装置110の第1の接続情報提供部314は、接続情報生成部313が生成した接続情報2を、取得要求を送信した無線端末B122に送信(提供)する。無線端末B122の接続情報取得部333は、通信装置110から提供された接続情報2を、記憶部339の自ネットワークの接続情報341に記憶する。
ステップS512において、無線端末B122は、前述した図6の無線ネットワークの形成処理を実行する。ここでは、無線ネットワークの形成処理により、P2P Group Ownerである無線端末A121のSSIDが検出されるので、無線端末B122は、P2P通信の無線ネットワークの形成を行わない。
ステップS513において、通信装置110は、通信装置110が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークがあるかを検知する無線ネットワークの検知処理を実行する。
図7は、一実施形態に係る無線ネットワークの検知処理の例を示すフローチャートである。この無線ネットワークの検知処理は、例えば、通信装置110が、無線端末120に接続情報を提供した後等に実行される。
なお、この無線ネットワークの検知処理は、他のタイミングで行われるものであっても良い。例えば、通信装置110は、所定の時間間隔で無線ネットワークの検知処理を行うものであっても良いし、新たなビーコンが検知されたときに無線ネットワークの検知処理を行うもの等であっても良い。
ステップS701において、通信装置110のAP通信部311は、ビーコンを受信する。
ステップS702において、通信装置110の無線ネットワーク検知部315は、AP通信部311が受信したビーコンの中に、"Direct−"で始まるSSIDを含むビーコンがあるかを判断する。なお、この処理は、P2P Group Ownerが送信するビーコンがあるか否かを判断する処理の一例である。
"Direct−"で始まるSSIDを含むビーコンがない場合、すなわち、P2P Group Ownerが送信するビーコンがない場合、無線ネットワーク検知部315は、処理をステップS707に移行させる。
一方、"Direct−"で始まるSSIDを含むビーコンがある場合、すなわち、P2P Group Ownerが送信するビーコンがある場合、無線ネットワーク検知部315は、処理をステップS703に移行させる。
ステップS703に移行すると、無線ネットワーク検知部315は、検出されたビーコン("Direct−"で始まるSSIDのビーコン)」のMACアドレスと、第1の接続情報提供部314が接続情報を提供した無線端末120のMACアドレスとを比較する。
例えば、無線ネットワーク検知部315は、検出されたビーコンのMACアドレスと、図4(b)に示すような提供済の接続情報322に含まれるMACアドレスとを比較する。
ステップS704において、無線ネットワーク検知部315は、例えば、図4(b)に示す提供済の接続情報322に含まれるMACアドレスの中に、検出されたビーコンのMACアドレスと一致するMACアドレスがあるかを判断する。
検出されたビーコンのMACアドレスと一致するMACアドレスがない場合、無線ネットワーク検知部315は、処理をステップS707に移行させる。
一方、検出されたビーコンのMACアドレスと一致するMACアドレスがある場合、無線ネットワーク検知部315は、処理をステップS705に移行させる。
ステップS705に移行すると、無線ネットワーク検知部315は、MACアドレスが一致したビーコンを送信する無線ネットワークを、第1の接続情報提供部314が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークとして検知する。
ステップS707に移行すると、無線ネットワーク検知部315は、第1の接続情報提供部314が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークがないと判断する。
図5に戻り、接続処理の例を示すシーケンス図(1)の説明を続ける。
ここでは、ステップS513において、第1の接続情報提供部314が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークが検知された場合の処理の例について、以下の説明を行う。なお、第1の接続情報提供部314が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークがないと判断された場合の処理の例については後述する。
ステップS514において、通信装置110の第2の接続情報提供部316は、ステップS509で、接続情報の取得要求を送信した無線端末B122に、ステップS513で検知されたP2P通信の無線ネットワーク130の情報を通知する。この通知には、例えば、検知されたP2P通信の無線ネットワーク130のP2P Group Owner(ここでは、無線端末A121)の種別や、機能等を示すカテゴリ情報が含まれる。
ステップS122において、無線端末B122の接続情報取得部333は、通信装置110から通知されたP2P通信の無線ネットワークの情報に基づいて、例えば、図8に示すような選択画面を、表示制御部337を用いて表示装置205に表示させる。
図8は、一実施形態に係る無線端末の選択画面の例を示す図である。図8の例では、選択画面800には、P2P通信の無線ネットワークを形成しているP2P Group Ownerのカテゴリを示すメッセージ801、「接続」ボタン802、及び「Group Ownerとして稼動する」ボタン803が表示されている。
無線端末B122の利用者は、「接続」ボタン802を選択することにより、通知されたP2P通信の無線ネットワークに接続することを選択することができる。また、無線端末B122の利用者は、「Group Ownerとして稼動する」ボタン803を選択することにより、別のP2P通信の無線ネットワークを形成することを選択することができる。
再び図5に戻り、接続処理の例を示すシーケンス図(1)の説明を続ける。
ステップS516において、無線端末B122の操作受付部338は、例えば、図8に示す選択画面800において、「接続」ボタン802が選択されたことを検知するものとして、以下の説明を行う。
ステップS517において、無線端末B122の接続情報取得部333は、「接続」ボタン802が選択されると、通信装置110に、無線ネットワークの接続情報の取得を要求する取得要求を送信する。
ステップS518において、通信装置110は、P2P通信の無線ネットワークを形成している無線端末A121に提供した接続情報1を、無線端末B122に提供(送信)する。
ステップS519において、無線端末B122の無線ネットワーク接続部336は、通信装置110から提供された接続情報1を用いて、P2P通信の無線ネットワークのP2P Group Ownerである無線端末A121に接続要求を送信する。
ステップS520において、所定の認証手順に従って、無線端末A121と、無線端末B122との間で、P2P通信の認証を行い、P2P通信を確立する接続処理を実行する。
なお、ステップS516において、「Group Ownerとして稼動する」ボタン803が選択された場合、無線端末B122の無線ネットワーク形成部335は、通信装置110から提供された接続情報2を用いて、無線ネットワーク130を形成する。
続いて、通信システム100の接続処理のバリエーションについて説明する。
(接続処理2)
図9は、一実施形態に係る通信システムの接続処理2のシーケンス図である。この処理は、通信装置システムの接続処理の別の一例である。なお、図9において、ステップS501〜S514、及びステップS518〜S520の処理については、図5に示す接続処理1と同様なので、ここでは接続処理1との相違点を中心に説明を行う。
ステップS901において、無線端末B122の接続情報取得部333は、図5に示す接続処理1のステップS515、S516の処理を省略し、通信装置110に、無線ネットワークの接続情報の取得を要求する取得要求を送信する。
このように、無線端末B122は、通信装置110から、既に形成されているP2P通信の無線ネットワークの情報を通知されたとき、図8に示すような選択画面を表示せずに、自動的にステップS901の処理を実行するものであっても良い。
これにより、無線端末B122(例えば、情報端末)の利用者は、接続操作を行うことなく、自動的に無線端末A121(例えば、画像形成装置)に接続することができるようになる。
(接続処理3)
図10は、一実施形態に係る通信システムの接続処理3のシーケンス図である。この処理は、通信装置システムの接続処理の別の一例である。なお、図10において、ステップS501〜S513、及びステップS519、S520の処理については、図5に示す接続処理1と同様なので、ここでは接続処理1との相違点を中心に説明を行う。
ここでは、ステップS513において、第1の接続情報提供部314が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークが検知された場合の処理の例について説明を行う。
ステップS1001において、通信装置110の第2の接続情報提供部316は、ステップS509で、接続情報の取得要求を送信した無線端末B122に、無線端末A121に提供した接続情報1を提供(送信)する。
このように、通信装置110は、提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークが検知された場合、無線端末B122からの要求によらずに、無線端末A121に提供した接続情報1を提供するものであっても良い。
これにより、無線端末B122(例えば、情報端末)の利用者は、接続処理2と同様に、接続操作を行うことなく、自動的に無線端末A121(例えば、画像形成装置)に接続することができるようになる。
(接続処理4)
図11は、一実施形態に係る通信システムの接続処理4のシーケンス図である。
ステップS1101、S1102において、通信装置110が接続情報を提供していない無線端末C123が、P2P Group Ownerとして、ビーコンを送信しているものとする。
ステップS1103において、例えば、図1に示す無線端末B122(例えば、情報端末)は、電源の投入、無線LAN機能をオン、或いは、通信装置110の通信エリア内への移動等により、通信装置110を検出するものとする。
ステップS1104において、無線端末B122のSTA通信部331は、記憶部339に記憶した通信装置の接続情報340を用いて、無線LANのインフラストラクチャモードで、通信装置110に接続する。また、無線端末A121の接続情報取得部333は、通信装置110に、P2P通信の無線ネットワークで通信を行うための接続情報の取得を要求する取得要求を送信する。
ステップS1105において、通信装置110の取得要求受付部312が、無線端末B122からの取得要求を受付すると、接続情報生成部313は、接続情報を生成する。
ステップS1106において、通信装置110の第1の接続情報提供部314は、接続情報生成部313が生成した接続情報を、取得要求を送信した無線端末B122に送信(提供)する。無線端末B122の接続情報取得部333は、通信装置110から提供された接続情報2を、記憶部339の自ネットワークの接続情報341に記憶する。
ステップS1107において、無線端末B122は、図6に示す無線ネットワークの形成処理を実行する。ここでは、無線ネットワークの形成処理により、P2P Group Ownerである無線端末C123のSSIDが検出されるので、無線端末B122は、P2P通信の無線ネットワークの形成を行わない。
ステップS1108において、通信装置110は、通信装置110が提供した接続情報を用いて形成されたP2P通信の無線ネットワークがあるかを検知する無線ネットワークの検知処理を実行する。
ステップS1109において、通信装置110は、無線端末C123のMACアドレスが、通信装置110が接続情報を提供した無線端末120と異なるので、提供した接続情報を用いたP2P通信の無線ネットワークがないと判断する。
ステップS1110において、通信装置110の第2の接続情報提供部316は、接続情報の取得要求を送信した無線端末B122に、ステップS1108で無線ネットワークが検知されなかったことを示す無線ネットワークの情報を通知する。
ステップS1111において、無線端末B122の無線ネットワーク形成部335は、ステップS1106で通信装置110から通知された接続情報を用いて、P2P Group OwnerとしてP2P通信の無線ネットワークを形成する。
ステップS1112、S1113において、無線端末B122は、ビーコンの送信を開始する。
以上、本発明の一実施形態に係る通信装置110によれば、無線ネットワークを形成するときに接続情報を変更する無線ネットワークにおいて、接続情報が変更された場合の利用者の設定作業を軽減することができる。
なお、図1に示すシステム構成、及び図3に示す機能構成等は一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、上記の説明では、無線ネットワークが、P2P通信のネットワークであるものとして説明を行ったが、本発明は、無線ネットワークを形成するときに接続情報を変更する様々な無線ネットワークに適用することができる。
また、無線LAN通信は、無線端末120、及び通信装置110の無線通信方式の一例である。無線端末120、及び通信装置110は、例えば、各種の無線PAN(Personal Area Network)を用いて、無線通信を行うものであっても良い。
また、通信装置110の機能の少なくとも一部は、いずれかの無線端末120(例えば、無線端末A121)に含まれていても良い。
100 通信システム
110 通信装置
121 無線端末A(第1の無線端末)
122 無線端末B(第2の無線端末)
130 無線ネットワーク
311 AP通信部(通信手段)
312 取得要求受付部(受付手段)
313 接続情報生成部(生成手段)
314 第1の接続情報提供部(第1の提供手段)
315 無線ネットワーク検知部(検知手段)
316 第2の接続情報提供部(第2の提供手段)
333 接続情報取得部(接続情報取得手段)
335 無線ネットワーク形成部(無線ネットワーク形成手段)
336 無線ネットワーク接続部(無線ネットワーク接続手段)
特開2014−297292号公報

Claims (9)

  1. 無線ネットワークを形成するときに前記無線ネットワークで通信を行うための接続情報を変更する前記無線ネットワークの前記接続情報を提供する通信装置であって、
    予め設定された情報を用いて接続可能な通信ネットワークを提供する通信手段と、
    前記通信手段により、無線端末から前記接続情報の取得を要求する取得要求を受付する受付手段と、
    前記取得要求の受付に応じて前記接続情報を生成する生成手段と、
    前記取得要求を送信した無線端末に前記生成手段が生成した前記接続情報を提供する第1の提供手段と、
    前記接続情報を提供した第1の無線端末が、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を用いて前記無線ネットワークを形成したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記第1の無線端末が前記無線ネットワークを形成したことを検知した場合、前記取得要求を送信した第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する第2の提供手段と、
    を有し、
    前記第2の提供手段は、
    前記第1の提供手段が提供した前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークの情報を前記第2の無線端末に通知し、
    前記第2の無線端末から、前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークに接続することを示す情報を受け付けたとき、前記第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する、通信装置。
  2. 前記無線ネットワークの情報は、
    前記無線ネットワークを形成する前記第1の無線端末の種別又は機能を示す情報を含む請求項に記載の通信装置。
  3. 前記接続情報は、
    前記無線ネットワークを識別する識別情報と、前記無線ネットワークで前記通信を行う無線端末間で前記通信の前に共有しておく暗号鍵の情報とを含む請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記無線ネットワークは、
    前記無線端末の間で直接通信を行うP2P通信のネットワークであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記無線ネットワークは、
    無線LAN通信で前記通信を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置と、予め設定された情報を用いて通信可能な無線端末であって、
    前記通信装置から、無線ネットワークで通信を行うための接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記無線端末で、他の無線端末が形成している前記無線ネットワークが検知されない場合、前記接続情報取得手段が取得した前記接続情報を用いて、前記無線ネットワークを形成する無線ネットワーク形成手段と、
    を有する無線端末。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置と、予め設定された情報を用いて通信可能な無線端末であって、
    前記通信装置から、無線ネットワークで通信を行うための接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記無線端末で、他の無線端末が形成している前記無線ネットワークが検知され、前記通信装置から、前記他の無線端末が形成している前記無線ネットワークで通信を行うための前記接続情報が通知された場合、該接続情報を用いて、前記他の無線端末が形成している前記無線ネットワークに接続する無線ネットワーク接続手段と、
    を有する無線端末。
  8. 無線ネットワークを形成するときに前記無線ネットワークで通信を行うための接続情報を変更する前記無線ネットワークの前記接続情報を提供する通信システムであって、
    予め設定された情報を用いて接続可能な通信ネットワークを提供する通信手段と、
    前記通信手段により、無線端末から前記接続情報の取得を要求する取得要求を受付する受付手段と、
    前記取得要求の受付に応じて前記接続情報を生成する生成手段と、
    前記取得要求を送信した無線端末に前記生成手段が生成した前記接続情報を提供する第1の提供手段と、
    前記接続情報を提供した第1の無線端末が、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を用いて前記無線ネットワークを形成したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記第1の無線端末が前記無線ネットワークを形成したことを検知した場合、前記取得要求を送信した第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する第2の提供手段と、
    を有し、
    前記第2の提供手段は、
    前記第1の提供手段が提供した前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークの情報を前記第2の無線端末に通知し、
    前記第2の無線端末から、前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークに接続することを示す情報を受け付けたとき、前記第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する、通信システム。
  9. 無線ネットワークを形成するときに前記無線ネットワークで通信を行うための接続情報を変更する前記無線ネットワークの前記接続情報を提供する通信装置を、
    予め設定された情報を用いて接続可能な通信ネットワークを提供する通信手段と、
    前記通信手段により、無線端末から前記接続情報の取得を要求する取得要求を受付する受付手段と、
    前記取得要求の受付に応じて前記接続情報を生成する生成手段と、
    前記取得要求を送信した無線端末に前記生成手段が生成した前記接続情報を提供する第1の提供手段と、
    前記接続情報を提供した第1の無線端末が、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を用いて前記無線ネットワークを形成したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記第1の無線端末が前記無線ネットワークを形成したことを検知した場合、前記取得要求を送信した第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する第2の提供手段と、
    として機能させ
    前記第2の提供手段は、
    前記第1の提供手段が提供した前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークの情報を前記第2の無線端末に通知し、
    前記第2の無線端末から、前記接続情報を用いて形成された前記無線ネットワークに接続することを示す情報を受け付けたとき、前記第2の無線端末に、前記第1の無線端末に提供した前記接続情報を提供する、プログラム。
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